JPS6243267B2 - - Google Patents

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JPS6243267B2
JPS6243267B2 JP52079246A JP7924677A JPS6243267B2 JP S6243267 B2 JPS6243267 B2 JP S6243267B2 JP 52079246 A JP52079246 A JP 52079246A JP 7924677 A JP7924677 A JP 7924677A JP S6243267 B2 JPS6243267 B2 JP S6243267B2
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pulse
pulses
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circuit
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JP52079246A
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JPS5413313A (en
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Yasumasa Sugihara
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Priority to US05/921,178 priority patent/US4219890A/en
Priority to GB7828550A priority patent/GB2011227B/en
Priority to DE2829175A priority patent/DE2829175C3/de
Publication of JPS5413313A publication Critical patent/JPS5413313A/ja
Publication of JPS6243267B2 publication Critical patent/JPS6243267B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4906Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は変調されたデジタル信号の平均値を調
整するための処理方法に関するものである。デジ
タルのデータを取り扱う際に記号をデータのまま
で使用する場合と、システムの性質によつてデジ
タルのデータで変調したパルス列を作り、これを
伝送したり記録したりして、再生に際しては復調
回路を経て元のデジタル信号を得る方法がとられ
ている。デジタル通信においても、またテープや
デイスクによる記録、再生の場合(例えば多チヤ
ンネルの音声信号、映像と音声の多重信号)にも
後者の変復調方式が採用されている場合が多い。
このような伝送系や記録再生系では通過帯域が狭
い場合が多く、一般にデジタル信号のように占有
周波数帯域の広い場合には不都合を生ずることが
ある。そのひとつに被変調デジタル信号の平均値
がデータによつてたえず変動するような変調方式
を採用したような場合には低域通過帯域を極めて
広くとらないとパルス列の上下のレベルが不揃い
になつてシステムの良好な動作に支障を生ずる恐
れがある。本発明は平均値がデータによつて変動
するような変調方法の特定の一形式のものについ
て、さらに付加した処理回路によつて平均値を調
整する処理方法について提案したものである。
デジタル信号の変調方式については既に多くの
提案がなされ、実用に供されている。これらの公
知の方式については既に多くの文献がある。例え
ば「ラジオ技術」1976年10月号の主題「PCMレ
コーダの試作」の記事の130頁より132頁まで、ま
た工業技術振興会主催による1977年3月14、15日
に行なわれた講習会「最近の磁気記録技術」のテ
キストの4−5から4−18までに詳細に紹介され
ている。各方式を列記するとRZ方式、RB方式、
NRZ方式、NRZ−I方式、FM(またはDF)方
式、そしてMFM(またはTM)方式等がある。
これらの中でデータに無関係に平均値がほぼ一定
値をとるのはPM(またはPE)方式のみである。
理解し易くするために図面を用いて本発明の意
図するところを説明する。いまクロツク周波数を
f0、その周期をT0とするとf0=1/T0の関係にあ
る。第1図において1はデジタルで表わしたデー
タであり、2はそのビツト情報を示す。3は
MFM方式によつて変調した被変調デジタル波形
であるが、その平均レベルをとると点線のように
変動している。従つて通過帯域がこの変動分も伝
送できるように充分に下限を広くしておかないと
出力のパルスの山が不揃いになる。言い換えると
MFM変調波は占有周波数帯域が非常に広くなる
欠点がある。第1図のMFM方式変調デジタル波
形3の7,8間のレベル変動をみると約1/
8.5f0の低周波成分を含むことになる。つぎにPM
変調方式について考察してみよう。第1図の4が
データ1をPM変調した波形であり、この波形4
において9から13までは正負に等間隔に対をな
してパルスが配列されているので平均値の変動は
生じないと見なせる。また10から13の間をと
つても全体としては平均値は零と見なすことがで
きる。しかしさらに細分して10,11、11,
12、12,13の間隔をみると11,12間は
平均値は零であるが10,11、12,13間は
零にならない。しかし、10,11間の偏移と1
2,13間の偏移は大きさが等しく極性が反対に
なるので相殺して前述のように10,13間では
平均値が零となつて低周波成分についてはMFM
変調の場合と本質的に異つていて殆んど無視でき
る程度で通過帯域特性の下限の周波数を1/2f0
近付けることができる。
公知のように通過帯域の上限周波数が一定の場
合にはMFM変調の方がPM変調の記録密度の約2
倍とれるので有利である。しかし乍ら上述したよ
うに通過帯域の下限周波数についてはPM変調の
方がMFM変調の場合より高くとることができて
有利である。そこでMFM変調方法において平均
値を一定に保つような修正ができるならば、両者
の長所を備えた新しいデイジタル信号の変調方法
ということができる。本発明はこのような目的を
達成するためMFM変調方法によつて変調された
デジタル情報のパルス列の平均値を調整するため
の処理方法について提案するものである。
MFM変調方法というのは既に公知のようにつ
ぎのようになつている。即ち、0と1の2値のデ
ジタル信号をMFM変調する場合に、1のところ
で極性の反転があり、0が2個以上続くときには
セルの位置で極性の反転が起る。但し0が1個の
ときには極性の反転が起らないという法則に従つ
て変換されたパルス列がMFM変調デジタル信号
である。
このMFM変調波を仔細に調べてみるとつぎの
ような時質をもつている。上述では0と1の2値
のパルス列で説明したが+1と−1の2値のパル
ス列で中心に零レベルを考えた方が説明し易いの
で以後+1、−1の2値のパルス列で説明する。
内容は0、1の2値のパルス列と全く同じであ
る。第1図の3は+1と−1の2値で表わした
MFM変調波であるが正極性のパルスも負極性の
パルスもパルス巾がT0か3/2T0か2T0の3種の内
の何れかの一つである。順序配列は規則である
が、この3種類以外のパルス巾のものは使用され
ていない。
低周波成分が発生するのは最小パルス巾T0
対して3/2T0あるいは2T0のパルス巾のパルスが
T0のパルス巾のパルスの振巾と等しい振巾であ
るためである。従つて低周波成分を減少するため
には正、負極性に抱らず3/2T0および2T0のパル
スに対してはその振巾の絶対値を1より小さくし
てやればよく、平均値を零にするには理論的には
3/2T0のパルスは2/3に2T0のパルスは1/2の振巾
にすればよい。即ち第1図の5のようにT0のパ
ルス14を基準にして15,16,17,18の
面積と等しくなるようにすればよい。そのために
は第1図の6のような補正用パルス19,20,
21,22を作つて第1図の3に加算すればよ
い。
第1図の5のように3/2T0と2T0のパルス巾の
パルスのレベルを調整する方法は多く考えられる
がその内の一つの具体例について説明する。まず
原理的にはMFM変調波においてはパルス巾が
T0、3/2T0、2T0の3種類に限られているので、
正、負極性の任意のパルスのパルス巾がこの3種
のパルス巾のどれに相等するかを検知して3/2T0
と2T0のパルスに対して各々同じパルス巾の補正
用のパルスを発生して原信号に加算すればよい。
つぎに任意のパルスがT0か3/2T0か2T0かを検
知するためには先ず正極性のパルスに着目して立
上りと立下り位置を示すパルスを別々に発生し、
ひとつの立上り位置パルスに対してつぎの最初に
現れる立下り位置パルスがT0の間隔をもつて現
れるか、3/2T0あるいは2T0の間隔をもつて現れ
るかを適当な巾をもつたゲートパルスと遅延回路
とゲート回路の組み合わせによつて検知すること
ができる。同様にして負極性のパルスに着目して
同様の方法によつてパルス巾を識別することがで
きる。このようにして正、負の各パルスのパルス
巾が識別できるので3/2T0と2T0のパルスに対し
ては同じ巾の補正用パルスを発生して原信号に加
算する。
このようにしてレベル調整して作つたパルス波
形は第1図の5の点線で示したように平均値が一
定値になるためにどんなデータによる変調であつ
てもf0/4、以下の低周波成分は殆んど含まれな
くなるので、通過帯域巾の下限をf0/4の近くま
で高くすることができる。即ち従来のままの
MFM変調波は第2図のaのように低域は非常に
広くとる必要があり、できれば直流分まで伝送す
ることが望ましかつた。本発明によるレベル調整
をすれば第2図のbのように1/4f0で平担特性に
してそれ以下は適当な遮断特性をもたせることが
できる。従つて通過帯域巾を非常に狭くすること
ができるので装置の設計が容易になる。また第2
図のbのf1で示したようにMFM変調波の通過帯
域より下の部分に別の独立した信号を多重するこ
とも可能となり、装置の多機能化のために効果が
あり、本発明によつて生ずる特徴のひとつであ
る。
つぎに通過帯域の高域部分について考慮してみ
る。衆知のようにデジタル信号は矩形波で構成さ
れているために高次までの高調波成分を多く含ん
でいるので高域部分についてもできるだけ広いこ
とが望ましいのであるが装置のもつ特性や経済的
な理由から許容される範囲内で狭い帯域で設計す
るのが常である。いま図2のaまたはbに示した
カツトオフ周波数f2が2/3f0とした自乗正弦波ロー
パスフイルターに第1図の3のMFM変調波を通
すと第3図の23のような出力波形を得る。この
図のようにT0、3/2T0、そして2T0の各パルス巾
の違いによつて出力の振巾が異なつてくる。この
ようなレベル変動は特定の装置にとつては好まし
くないことがある。といつて高域を広くすること
も困難な場合に本発明を適用することによつて解
決することができる。ローパスフイルターの特性
に合わせて本発明の3/2T0と2T0のパルスのレベ
ルを予め自動的に調整されるように設計すれば第
3図の24のように各パルスの振巾をほぼ一定に
することができる。フイルターを通つたあとの振
巾を設計者の意図する値に調整するということの
みに着目するならば補正用のパルスの振巾は前述
したような3/2T0のパルスに対して1/3、2T0のパ
ルスに対して1/2という数値に拘束される必要は
なく任意に選ぶことができる。しかしその場合に
は平均値が一定になるということは保証されない
ことになる。そこで更にきめの細い設計によつて
ローパスフイルターのカツトオフ周波数ならびに
減衰特性を調整して平均値をほぼ一定にすると同
時にフイルターを通つたあとの各パルスの振巾を
ほぼ一定に保つようにすることができる。このよ
うに本発明を適用することによつて狭い通過帯域
特性をもつた装置において平均値を一定にすると
同時に出力信号の振巾も一定にすることができ
る。
この明細書の説明においてはMFM変調波を引
用して説明したが本発明は+1と−1の2値のパ
ルス列において正極性のパルスも負極性のパルス
もパルス巾がT0、3/2T0そして2T0の3種の内の
いずれか一つであつて任意の組み合わせのものに
適用することができる。MFM変調波は前記の特
性をもつたパルス列の一種類である。
本発明の特徴とするところは+1と−1の2値
で表現できるパルス列であつて、正および負極性
のパルスのパルス巾がT0、3/2T0、そして2T0
3種の内のいずれか一つであつて、任意の組み合
わせをもつたパルス列において、パルス巾が3/2
T0と2T0のパルスを別々に検知して、同パルスに
パルス巾が3/2T0と2T0の補正用パルスをそれぞ
れ加算して、上記パルス列の3/2T0と2T0のパル
スの振幅を別々に調整する信号の処理方法であ
る。
本発明の他の一つの特徴はデジタル信号の
MFM変調波を上記処理方法によつて平均値が零
になるように3/2T0と2T0のパルスの振幅を調整
し通過帯域の低域の下限をf0/4近くまでせばめ
ることによつて、別の信号を帯域外の低域部分に
多重することができる。
本発明のさらに他の一つの特徴はデジタル信号
のMFM変調波に本発明の処理方法を適用するこ
とによつて通過帯域の狭いローパスフイルターを
通した出力の振幅の不揃いを調整することができ
る。
つぎに本発明の具体的実施例について図面を用
いて説明すると、各図面間に示す同じ番号の図中
番号は各々回路中の波形を対応させたものであ
り、第1図は本発明の主旨を説明するための波形
図、第2図は通過帯域特性の一例を示した図、第
3図は23が本発明による処理前のパルス列がロ
ーパスフイルターを通過した出力波形、第3図の
24は処理後のパルス列がローパスフイルターを
通過した出力波形、第4図、第6図は実施例のブ
ロツクダイヤグラム、第5図、第7図は実施例の
動作を説明するための波形図、ならびにタイムチ
ヤートである。第4図において24は帯域増幅
器、25は遅延回路でシフトレジスタで構成され
る。26は立上り位置検出回路、27は単安定マ
ルチバイブレータ、28は立下り位置検出回路、
29はゲート回路、30は立上り位置検出回路、
31は単安定マルチバイブレータ、32はゲート
回路、33はT0/2の遅延回路、34は単安定
マルチバイブレータ、35はゲート回路、36は
単安定マルチバイブレータ、37は立下り位置検
出回路、38は単安定マルチバイブレータ、39
は立上り位置検出回路、40はゲート回路、41
は立下り位置検出回路、42は単安定マルチバイ
ブレータ、43はゲート回路、44はT0/2の
遅延回路、45は単安定マルチバイブレータ、4
6はゲート回路、47は単安定マルチバイブレー
タ、48はマトリツクス回路である。
いまMFM変調波が入力端子49に加えられ、
雑音成分を取除く帯域増幅器24を通つて遅延回
路25、検出回路28,39に加えられる。その
原信号波形を第5図の50に示す。遅延回路25
はT0/2、T0そして2T0遅延した信号を第5図の
51,52,53に示すようにそれぞれ第4図の
51,52,53に導き出す。この回路25はシ
フトレジスターで構成して2f0の周波数のシフト
パルス70によつて容易に作ることができる。
T0/2遅延した信号51が立上り位置検出回路
26に加えられ、該回路26を構成する微分回
路、パルス成形回路によつて立上り位置を示すパ
ルスを導出すると、第5図の54のパルスを得
る。このパルス54で単安定マルチバイブレータ
27をトリガーして約3/4T0のパルス幅のゲート
パルスを発生すると第5図の55に示す波形を得
る。別に50の原信号を立下り位置検出回路28
に加え回路26と同様にして立下り位置を示すパ
ルス第5図の56を発生する。該パルス55とパ
ルス56とをアンドゲート回路29に加えると第
5図のパルス57を得る。このパルス57は正極
性のパルスのパルス幅の情報をもつパルス56の
パルス列の中からT0のパルス幅の情報をもつパ
ルスを除去したもので、3/2T0と2T0のパルス幅
の情報をもつパルスである。つぎに3/2T0である
か2T0であるかの判別をすればよい。立上り位置
検出回路30、単安定マルチバイブレータ31、
遅延回路33、ゲート回路32,35がそのため
の回路である。タイミングがT0/2おくれてい
るだけで動作は殆んど前述の回路26〜29と同
様である。即ち信号51よりもさらにT0/2、
原信号50からT0おくれた信号52が検出回路
30に加えられて前述の検出回路26と同様な手
段によつて立上り位置を示すパルスを発生する。
それによつて単安定マルチバイブレータ31をト
リガーして3/4T0のパルス幅をもつゲートパルス
第5図の58を発生する。このパルス58とパル
ス57の両パルスをアンドゲート回路32に加え
ると3/2T0のパルス幅の情報をもつパルス第5図
の59を出力する。このパルス59は最後に各補
正パルスをマトリツクスするときのタイミングを
合わせるために遅延回路33によつてT0/2だ
け遅延されて、単安定マルチバイブレータ34を
トリガーして3/2T0のパルス幅のパルス第5図の
60を発生する。つぎに2T0のパルス幅の情報を
もつパルスを分離するために57のパルスと58
の逆極性のパルスをゲート回路29と単安定マル
チバイブレータ31より得てアンドゲート回路3
5に加えるとパルス第5図の61を得る。このパ
ルス61は2T0のパルス幅の情報をもつパルスで
時間調整の必要もないので単安定マルチバイブレ
ータ36をトリガーして2T0のパルス幅のパルス
第5図の62を発生する。第5図に示す60と6
2が正極性のパルスに対する補正パルスである。
一方上記と同様の方法で負極性のパルスに対す
る補正パルスを作ることができる。
前述の立下り位置検出回路28が立下り位置パ
ルスに対してパルス56を発生したように、立上
り位置検出回路39で立上りパルス位置のパルス
64を発生せしめ、前述の検出回路26,30が
立上り位置パルスに対応したように、検出回路3
7,41が立下り位置パルスをそれぞれ発生す
る。
前述のマルチバイブレータ27,31に対応し
て、単安定マルチバイブレータ38,42が第5
図の63,66に示すゲートパルス波形を第4図
の63,66にそれぞれ発生せしめ、前述のゲー
ト回路29,32、遅延回路33、単安定マルチ
バイブレータ34に対応して、同様にゲート回路
40,43、T0/2の遅延回路44、単安定マ
ルチバイブレータ45が、3/2T0幅の補正パルス
第5図の67を該単安定マルチバイブレータ第4
図の45の出力端67に得る。第4図のゲート回
路40の出力端65のパルス波形は第5図の65
に表わしてある。
前述のゲート回路35、単安定マルチバイブレ
ータ36に対応して、同様にゲート回路46、単
安定マルチバイブレータ47により2T0幅の補正
パルス第4,5図の68を作る。
最後にマトリツクス回路48において、2T0
延した原信号53に4種類の補正パルス60,6
2,67,68を適当な極性で加算することによ
つて第5図に示すような出力波形69を得る。
前述したように補正パルスの振幅をどのように
選ぶかは設計者にまかせられた問題であるが、第
5図の69に於いては、平均値として一定値にな
るよう補正パルス60,62,67,68の極性
および振幅が選んである。
第4図に示す方法は、上述の説明のとおり、正
負のパルスに別々に着目して3/2T0と2T0のパル
ス幅のパルスを判別したが、第4図における方法
を少し修正すれば、正、負のパルスを同時に3/2
T0と2T0のパルスを判別した後で極性を判別する
方法が考えられる。それを第6図と第7図を用い
て説明する。
第6図において、24,25は第4図と同じく
帯域増幅器、遅延回路、71は立上り立下り位置
パルス発生器、72は約T0/4の遅延回路、7
3は単安定マルチバイブレータ、74は立上り立
下り位置パルス発生器、75はゲート回路、76
は単安定マルチバイブレータ、77はゲート回
路、78は遅延回路、79はゲート回路、80は
極性反転回路、81,82,83,84はゲート
回路、36,34,47,45は第4図と同様単
安定マルチバイブレータ、48はマトリツクス回
路である。
簡単に動作を説明すると、遅延回路25で
T0/2おくれた信号51が立上り立下り位置パ
ルス発生器71に加えられ第7図の85に示すパ
ルスを得る。これを約T0/4の遅延回路72に
より遅延させてパルス87とのタイミングを合わ
せた後、単安定マルチバイブレータ73に加えて
T0/2のパルス幅のゲートパルスを作り、第6
図の74の立上り立下り位置パルス発生器の出力
第6図の87に得られるパルス第7図の87と共
にアンドゲート回路75に加えると3/2T0と2T0
の正負のパルス幅の情報をもつパルス第7図の8
8が分離される。さらに第7図86のパルスの立
上り位置パルスでトリガーされる単安定マルチバ
イブレータ76によりT0/2のパルス幅をもつ
ゲートパルス89を得てパルス88と共にアンド
ゲート回路77に加えると3/2T0の情報をもつた
パルス90を得る。これを遅延回路78でT0
2遅延させてT0おくれた原信号第7図52と共
にアンドゲート回路82に加えると正極性の3/2
T0のパルス幅の情報をもつパルスが得られる。
また極性反転回路80でT0おくれた原信号第7
図52の逆極性の信号を作り遅延回路78の出力
とともにアンドゲート回路84に加えると負極性
の3/2T0のパルス幅の情報をもつたパルスが得ら
れる。さらにゲートパルス89の逆極性のゲート
パルスとパルス88をアンドゲート回路79に加
えると正負の2T0のパルス幅の情報をもつたパル
ス91が得られるので3/2T0の場合と同様に処理
するとゲート回路81及びゲート回路83にそれ
ぞれ正、負の2T0のパルス幅の情報をもつたパル
スが得られる。あとは第4図の場合と同様にして
アンドゲート回路81,82,83,84の出力
により起動する単安定マルチバイブレータ34,
36,45,47によつて補正パルス第5図の6
0,62,67,68を発生し、2T0遅れた原信
号53とともにマトリツクス回路48に加えると
出力として第5図の69が得られる。
本明細書の本文ならびに実施例においてはT0
3/2T0、および2T0の3種類のパルス幅の内T0
基準にして3/2T0と2T0のパルス幅のパルスを検
知してその振幅を調整することについて述べてき
たが、T0と3/2T0のパルス幅のパルスを検知して
2T0のパルスを基準にして振幅調整しても全く同
じ効果が得られる。同様にしてT0と2T0のパルス
幅のパルスを検知して3/2T0のパルスを基準にし
て振幅調整しても本発明の主旨を変えることなく
同じ効果が得られる。
また任意の2種類のパルス幅のパルスを検出す
ることはこの原パルス列のパルス幅の種類が3種
類であつて、3種類に限られるものであるから、
残りの1種類のパルス幅のパルスも検出されたこ
とと同じ結果になる。
装置の要求する性能の程度や経済的な理由によ
つて3種類のパルス幅の1種類のパルス幅のパル
スのみ補正することもあるが、本発明はこのよう
な特殊な場合も含めて適用できることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主旨を説明するためのデジタ
ルのデータ、PM変調波形およびMFM変調波形図
である。第2図は本発明を適用する装置の通過帯
域特性の説明図、第3図はMFM変調波および振
幅調整されたMFM変調波がローパスフイルター
を通つた出力波形図、第4図は本発明にかかわる
実施例のブロツクダイヤグラム、第5図は第4図
にかかわる動作説明のためのパルス波形図とタイ
ムチヤート、第6図は本発明にかかわる他の実施
例のブロツクダイヤグラム、第7図は第6図にか
かわる動作説明をするためのパルス波形図とタイ
ムチヤートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1と−1の2値で表現できるパルス列であつ
    て、正および負極性の任意の1つのパルスのパル
    ス幅がT0、3/2T0および2T0の3種類の内のいず
    れか1つであつて、前記3種類のパルス幅のパル
    スの任意の配列から成つているパルス列の内、前
    記T0を除く特定の2種類のパルス幅をもつパル
    スの位置を夫々に検出し、該特定の2種類のパル
    スのパルス幅と夫々にほぼ等しいパルス幅をもつ
    補正パルスを前記パルス列に加算せしめることに
    より、原パルス列のパルス幅を変えることなく、
    パルス列の平均値がほぼ零となるようにしたこと
    を特徴とするデジタル信号の処理方法。ここに周
    期T0は、クロツク周波数f0と、f0=1/T0の関係
    にある。 2 特定のパルス幅をもつパルスの位置を検出す
    る際、正極性の任意の一つのパルスの立上りから
    立下りまでの時間がT0、3/2T0および2T0の3種
    類のパルス幅のいづれの一つに相当するかと、負
    極性の任意の一つのパルスの立下りから立上りま
    での時間が前記3種類のパルスのいづれの一つに
    相当するかとを、別々に判別することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のデジタル信号の処
    理方法。 3 特定のパルス幅をもつパルスを検出する際、
    任意の一つのパルスの立上りまたは立下りから立
    下りまたは立上りまでの時間がT0、3/2T0および
    2T0の3種類のパルス幅のいづれの一つに相当す
    るかを判別した後、更に前記任意の一つのパルス
    の極性を判別することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のデジタル信号の処理方法。 4 特定のパルス幅をもつパルスの位置を判別す
    るために、原信号の立上りおよび立下り位置のパ
    ルス、ゲートパルス、遅延回路そしてゲート回路
    を用いることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載のデジタル信号の処理方法。
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