JPS6237585B2 - - Google Patents
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- JPS6237585B2 JPS6237585B2 JP7587877A JP7587877A JPS6237585B2 JP S6237585 B2 JPS6237585 B2 JP S6237585B2 JP 7587877 A JP7587877 A JP 7587877A JP 7587877 A JP7587877 A JP 7587877A JP S6237585 B2 JPS6237585 B2 JP S6237585B2
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- pulse
- digital signal
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 21
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 12
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 11
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は変調されたデジタル信号の平均値を調
整するための処理方法に関するものである。デジ
タルのデータを取り扱う際に記号をデータのまま
で使用する場合と、システムの性質によつてデジ
タルのデータで変調したパルス列を作り、これを
伝送したり記録したりして、再生に際しては復調
回路を経て元のデジタル信号を得る方法がとられ
ている。デジタル通信においても、またテープや
デイスクによる記録、再生の場合(例えば多チヤ
ンネルの音声信号、映像と音声の多重信号)にも
後者の変復調方式が採用されている場合が多い。
このような伝送系や記録再生系では通過帯域が狭
い場合が多く、一般にデジタル信号のように占有
周波数帯域の広い場合には不都合を生ずることが
ある。そのひとつに被変調デジタル信号の平均値
がデータによつてたえず変動するような変調方式
が採用したような場合には低域通過帯域を極めて
広くとらないとパルス列の上下のレベルが不揃い
になつてシステムの良好な動作に支障を生ずる恐
れがある。本発明は平均値がデータによつて変動
するような変調方法の特定の一形式のものについ
て、さらに付加した処理回路によつて平均値を調
整する処理方法について提案したものである。
整するための処理方法に関するものである。デジ
タルのデータを取り扱う際に記号をデータのまま
で使用する場合と、システムの性質によつてデジ
タルのデータで変調したパルス列を作り、これを
伝送したり記録したりして、再生に際しては復調
回路を経て元のデジタル信号を得る方法がとられ
ている。デジタル通信においても、またテープや
デイスクによる記録、再生の場合(例えば多チヤ
ンネルの音声信号、映像と音声の多重信号)にも
後者の変復調方式が採用されている場合が多い。
このような伝送系や記録再生系では通過帯域が狭
い場合が多く、一般にデジタル信号のように占有
周波数帯域の広い場合には不都合を生ずることが
ある。そのひとつに被変調デジタル信号の平均値
がデータによつてたえず変動するような変調方式
が採用したような場合には低域通過帯域を極めて
広くとらないとパルス列の上下のレベルが不揃い
になつてシステムの良好な動作に支障を生ずる恐
れがある。本発明は平均値がデータによつて変動
するような変調方法の特定の一形式のものについ
て、さらに付加した処理回路によつて平均値を調
整する処理方法について提案したものである。
デジタル信号の変調方式については既に多くの
提案がなされ、実用に供されている。これらの公
知の方法については既に多くの文献がある。例え
ば「ラジオ技術」1976年10月号の主題「PCMレ
コーダの試作」の記事の130頁より132頁まで、ま
た工業技術振興会主催による1977年3月14日、15
日に行なわれた講習会「最近の磁気記録技術」の
テキストの4−5から4−18までに詳細に紹介さ
れている。各方式を列記するとRZ方式、RB方
式、NRZ方式、NRZ−I方式、FM(またはDF)
方式、そしてMFM(またはTM)方式等があ
る。これらの中でデータに無関係に平均値がほぼ
一定値をとるのはPM(またはPE)方式のみであ
る。
提案がなされ、実用に供されている。これらの公
知の方法については既に多くの文献がある。例え
ば「ラジオ技術」1976年10月号の主題「PCMレ
コーダの試作」の記事の130頁より132頁まで、ま
た工業技術振興会主催による1977年3月14日、15
日に行なわれた講習会「最近の磁気記録技術」の
テキストの4−5から4−18までに詳細に紹介さ
れている。各方式を列記するとRZ方式、RB方
式、NRZ方式、NRZ−I方式、FM(またはDF)
方式、そしてMFM(またはTM)方式等があ
る。これらの中でデータに無関係に平均値がほぼ
一定値をとるのはPM(またはPE)方式のみであ
る。
理解し易くするために図面を用いて本発明の意
図するところを説明する。いまクロツク周波数を
f0、その周期をT0とするとf0=1/T0の関係にあ
る。第1図において1はデジタルで表わしたデー
タであり、2はそのビツト情報を示す。3は
MFM方式によつて変調した被変調デジタル波形
であるが、その平均レベルをとると点線のように
変動している。従つて通過帯域がこの変動分も伝
送できるように充分に下限を広くしておかないと
出力のパルスの山が不揃いになる。言い換えると
MFM変調波は占有周波数帯域が非常に広くなる
欠点がある。第1図のMFM方式変調デジタル波
形3のab間のレベル変動をみると約1/8.5f0の
低周波成分を含むことになる。つぎにPM変調方
式について考察してみよう。第1図の4がデータ
1をPM変調した波形であり、この波形4におい
てcからdまでは正負に等間隔に対をなしてパル
スが配列されているので平均値の変動は生じない
と見做せる。またdからgの間をとつても全体と
しては平均値は零と見做すことができる。しかし
さらに細分してde、ef、fgの間隔をみるとef間は
平均値は零であるがde、fg間は零にはならない。
しかしde間の偏移とfg間の偏移は大きさが等しく
極性が反対になるので相殺して前述のようにdg
間では平均値が零となつて低周波成分については
MFM変調の場合と本質的に異つていて殆んど無
視できる程度で通過帯域特性の下限の周波数を
1/2f0に近付けることができる。
図するところを説明する。いまクロツク周波数を
f0、その周期をT0とするとf0=1/T0の関係にあ
る。第1図において1はデジタルで表わしたデー
タであり、2はそのビツト情報を示す。3は
MFM方式によつて変調した被変調デジタル波形
であるが、その平均レベルをとると点線のように
変動している。従つて通過帯域がこの変動分も伝
送できるように充分に下限を広くしておかないと
出力のパルスの山が不揃いになる。言い換えると
MFM変調波は占有周波数帯域が非常に広くなる
欠点がある。第1図のMFM方式変調デジタル波
形3のab間のレベル変動をみると約1/8.5f0の
低周波成分を含むことになる。つぎにPM変調方
式について考察してみよう。第1図の4がデータ
1をPM変調した波形であり、この波形4におい
てcからdまでは正負に等間隔に対をなしてパル
スが配列されているので平均値の変動は生じない
と見做せる。またdからgの間をとつても全体と
しては平均値は零と見做すことができる。しかし
さらに細分してde、ef、fgの間隔をみるとef間は
平均値は零であるがde、fg間は零にはならない。
しかしde間の偏移とfg間の偏移は大きさが等しく
極性が反対になるので相殺して前述のようにdg
間では平均値が零となつて低周波成分については
MFM変調の場合と本質的に異つていて殆んど無
視できる程度で通過帯域特性の下限の周波数を
1/2f0に近付けることができる。
つぎに通過帯域特性の上限について考察してみ
る。この上限周波数もできるだけ低い方が望まし
い。いま2f0をカツトオフ周波数にもつ自乗正弦
波フイルターに第1図のPM変調波形4の信号を
通すと第1図の5のような波形になる。即ち正負
の両側において山の高さが不揃いになつて、例え
ばTED方式のビデイオ・デイスク・システムに
おける圧力走査式ピツクアツプを用いて例えば多
チヤンネルの音声信号、映像と音声の多重信号の
伝送等の信号の再生をする場合には極めて不都合
を生ずることになる。そこで出願人は先にこの欠
点を取除いた新しい変調方法として、デジタル信
号を記録または再生に適した形に変調した2値の
パルス列において、該2値パルスのいずれかの側
のパルス幅がすべて一定値T0/2であつて、こ
のパルス列の各パルスを二つのグループに分け、
一方のグループのパルス列はすべてのデジタル情
報を含み、T0/2の2N倍の間隔で配列され、必
要なデジタル情報は2値パルスの立上りにも、2
値パルスの立下りにもいづれの側にも含まれてい
て他のグループのパルス列はデジタル情報を含ま
ないで前記情報を含むパルス列に対してT0/2
の2N+1倍の間隔で挿入され、両者あわせたパ
ルス列全体としては任意の隣接する2個のパルス
の間隔が2T0以上にならないようにしたことを特
徴とするデジタル信号の変調方法。但し、ここに
T0は前記デジタル信号用のクロツクパルスの一
周期Nは正の整数を表わす。(仮称MPM方式)を
「特願昭52−52354」によつて提案した。この
MPM方式による変調波形を第1図の6に示し、
さらに2f0のカツトオフ周波数をもつ自乗正弦波
フイルターを通した波形を第1図の7に示した。
第1図の6,7から解るように同図の6の正側の
パルス幅がT0/2で一定であるため前記フイル
ターを通したあとの同図の7の波形においても正
側の山の高さが揃つているので圧力走査式のピツ
クアツプによつて信号再生する場合に極めて好都
合である。しかしながらこのMPM変調の場合に
は平均値が変動するという不都合を生ずる結果と
なつた。そこで本発明はこのMPM信号のパルス
幅が一定で山が揃つた高さにあるという特徴を残
したまま平均値が変動しないようにするための信
号の処理方法を提案したものである。
る。この上限周波数もできるだけ低い方が望まし
い。いま2f0をカツトオフ周波数にもつ自乗正弦
波フイルターに第1図のPM変調波形4の信号を
通すと第1図の5のような波形になる。即ち正負
の両側において山の高さが不揃いになつて、例え
ばTED方式のビデイオ・デイスク・システムに
おける圧力走査式ピツクアツプを用いて例えば多
チヤンネルの音声信号、映像と音声の多重信号の
伝送等の信号の再生をする場合には極めて不都合
を生ずることになる。そこで出願人は先にこの欠
点を取除いた新しい変調方法として、デジタル信
号を記録または再生に適した形に変調した2値の
パルス列において、該2値パルスのいずれかの側
のパルス幅がすべて一定値T0/2であつて、こ
のパルス列の各パルスを二つのグループに分け、
一方のグループのパルス列はすべてのデジタル情
報を含み、T0/2の2N倍の間隔で配列され、必
要なデジタル情報は2値パルスの立上りにも、2
値パルスの立下りにもいづれの側にも含まれてい
て他のグループのパルス列はデジタル情報を含ま
ないで前記情報を含むパルス列に対してT0/2
の2N+1倍の間隔で挿入され、両者あわせたパ
ルス列全体としては任意の隣接する2個のパルス
の間隔が2T0以上にならないようにしたことを特
徴とするデジタル信号の変調方法。但し、ここに
T0は前記デジタル信号用のクロツクパルスの一
周期Nは正の整数を表わす。(仮称MPM方式)を
「特願昭52−52354」によつて提案した。この
MPM方式による変調波形を第1図の6に示し、
さらに2f0のカツトオフ周波数をもつ自乗正弦波
フイルターを通した波形を第1図の7に示した。
第1図の6,7から解るように同図の6の正側の
パルス幅がT0/2で一定であるため前記フイル
ターを通したあとの同図の7の波形においても正
側の山の高さが揃つているので圧力走査式のピツ
クアツプによつて信号再生する場合に極めて好都
合である。しかしながらこのMPM変調の場合に
は平均値が変動するという不都合を生ずる結果と
なつた。そこで本発明はこのMPM信号のパルス
幅が一定で山が揃つた高さにあるという特徴を残
したまま平均値が変動しないようにするための信
号の処理方法を提案したものである。
つぎにその動作原理を簡単に説明する。まず上
述のMPM変調波は下記のような性質をもつてい
る。即ち1と−1の2値で現わされるパルス列で
あつて正のパルスはすべてパルス幅がT0/2で
あつて、負のパルスのパルス幅はT0/2、T0、
3/2T0の3種類から成つていて、その順序配列
は情報によつて変動する。また正のパルスは情報
を含むパルスと情報を含まないパルスの2群から
成つていて、情報を含む正のパルス列はT0/2
の2N倍の周期で配列され、他方の情報を含まな
い正のパルス列は情報を含むパルス列に対して
T0/2の2N+1倍の周期で配列されていて両者
併せたパルス列の隣接する任意の二つのパルスの
立上りの間隔は2T0を越えないようになつてい
る。
述のMPM変調波は下記のような性質をもつてい
る。即ち1と−1の2値で現わされるパルス列で
あつて正のパルスはすべてパルス幅がT0/2で
あつて、負のパルスのパルス幅はT0/2、T0、
3/2T0の3種類から成つていて、その順序配列
は情報によつて変動する。また正のパルスは情報
を含むパルスと情報を含まないパルスの2群から
成つていて、情報を含む正のパルス列はT0/2
の2N倍の周期で配列され、他方の情報を含まな
い正のパルス列は情報を含むパルス列に対して
T0/2の2N+1倍の周期で配列されていて両者
併せたパルス列の隣接する任意の二つのパルスの
立上りの間隔は2T0を越えないようになつてい
る。
そして情報は上記情報を含むパルス列の立上り
に含まれている。と同時にパルス幅が一定である
から立上りにも含まれていると解釈してもよい。
に含まれている。と同時にパルス幅が一定である
から立上りにも含まれていると解釈してもよい。
ここにNは正の整数である。また極性を反転し
て負のパルスが一定のパルス幅T0/2で正のパ
ルスがT0/2、T0、3/2T0の3種類から成つて
いる場合も全く同様に扱うことができる。
て負のパルスが一定のパルス幅T0/2で正のパ
ルスがT0/2、T0、3/2T0の3種類から成つて
いる場合も全く同様に扱うことができる。
上記のように正のパルスはT0/2のパルス幅
が1種類で、負のパルスはT0/2、T0、3/2T0
の3種類のパルス幅しか存在しない。
が1種類で、負のパルスはT0/2、T0、3/2T0
の3種類のパルス幅しか存在しない。
従つて負のパルスの3種類のパルス幅の内2種
類のパルス幅のパルス振幅を調整することによつ
て容易に平均値を零にすることができる。
類のパルス幅のパルス振幅を調整することによつ
て容易に平均値を零にすることができる。
例えば負のT0/2のパルス幅のパルスはその
直前のT0/2の正のパルスと相殺して平均値が
零になるからパルス幅がT0と3/2T0の負のパル
スの位置を検知して第1図の8のようにT0のパ
ルス幅の負パルスの位置にパルス幅がT0で振幅
が1/4、3/2T0のパルス幅の負パルスの位置
にパルス幅が3/2T0で振幅が1/3のパルス幅
の補正パルスをそれぞれ作つて、第1図のMPM
変調波形6と加算すれば第1図9のように希望す
る平均値が調整された正のパルス幅一定のパルス
波形の信号を得ることができる。
直前のT0/2の正のパルスと相殺して平均値が
零になるからパルス幅がT0と3/2T0の負のパル
スの位置を検知して第1図の8のようにT0のパ
ルス幅の負パルスの位置にパルス幅がT0で振幅
が1/4、3/2T0のパルス幅の負パルスの位置
にパルス幅が3/2T0で振幅が1/3のパルス幅
の補正パルスをそれぞれ作つて、第1図のMPM
変調波形6と加算すれば第1図9のように希望す
る平均値が調整された正のパルス幅一定のパルス
波形の信号を得ることができる。
負のパルスのパルス幅がT0/2であるか、T0
であるか、3/2T0であるかを検知するためには
第1図の6の正のパルスの立上り位置を示す位置
パルスを作り、そのひとつの立上りの位置パルス
からT03/2T0、2T0のいずれの位置につぎの立上
りの位置パルスがあるかによつて判別することが
できる。
であるか、3/2T0であるかを検知するためには
第1図の6の正のパルスの立上り位置を示す位置
パルスを作り、そのひとつの立上りの位置パルス
からT03/2T0、2T0のいずれの位置につぎの立上
りの位置パルスがあるかによつて判別することが
できる。
また別の方法として第1図の6の正のパルスの
立上りと立下りの位置を示す位置パルスを別々に
分離して作り、ひとつの立下りパルスからT0/
2T0、3/2T0のいずれの位置につぎの立上りパ
ルスがあるかを判別することによつて検知するこ
とができる。
立上りと立下りの位置を示す位置パルスを別々に
分離して作り、ひとつの立下りパルスからT0/
2T0、3/2T0のいずれの位置につぎの立上りパ
ルスがあるかを判別することによつて検知するこ
とができる。
後述の具体例については前者の場合について説
明した。
明した。
このようにしてレベル調整して作つたパルス波
形は第1図の9の点線で示したように平均値が一
定値になるためにどんなデータによる変調であつ
てもT0/2以下の低周波成分は殆んど含まれな
くなるので、通過帯域幅の下限をf0/2近くまで
高くすることができる。
形は第1図の9の点線で示したように平均値が一
定値になるためにどんなデータによる変調であつ
てもT0/2以下の低周波成分は殆んど含まれな
くなるので、通過帯域幅の下限をf0/2近くまで
高くすることができる。
即ち従来のままのMPM変調波は第4図のaの
ように低域は非常に広くとる必要があり、できれ
ば直流分まで伝送することが望ましかつた。
ように低域は非常に広くとる必要があり、できれ
ば直流分まで伝送することが望ましかつた。
本発明によるレベル調整をすれば第4図のbの
ように1/2f0で平担特性にしてそれ以下は適当
な遮断特性をもたせることができる。従つて通過
帯域幅を非常に狭くすることができるので装置の
設計が容易になる。
ように1/2f0で平担特性にしてそれ以下は適当
な遮断特性をもたせることができる。従つて通過
帯域幅を非常に狭くすることができるので装置の
設計が容易になる。
また第4図のbのf1で示したようにMPM変調
波の通過帯域より下の部分に別の独立した信号を
多重することも可能となり、装置の多機能化のた
めに効果があり、本発明によつて生ずる特徴のひ
とつである。
波の通過帯域より下の部分に別の独立した信号を
多重することも可能となり、装置の多機能化のた
めに効果があり、本発明によつて生ずる特徴のひ
とつである。
つぎに通過帯域の高域成分について考察してみ
る。衆知のようにデジタル信号は矩形波で構成さ
れているために高次までの高周波成分を多く含ん
でいるので高域成分についてもできるだけ広いこ
とが望ましいのであるが装置のもつ特性や経済的
な理由から許容される範囲内で狭い帯域で設計す
るのが常である。
る。衆知のようにデジタル信号は矩形波で構成さ
れているために高次までの高周波成分を多く含ん
でいるので高域成分についてもできるだけ広いこ
とが望ましいのであるが装置のもつ特性や経済的
な理由から許容される範囲内で狭い帯域で設計す
るのが常である。
いま第4図のaまたはbに示したカツトオフ周
波数f2が2f0とした自乗正弦波ローパスフイルター
に第1図の6のMPM変調波を通すと第1図の7
のような出力波形を得る。
波数f2が2f0とした自乗正弦波ローパスフイルター
に第1図の6のMPM変調波を通すと第1図の7
のような出力波形を得る。
この図のようにT0/2、T0、3/2T0の各パル
ス幅の違いによつて出力の振幅が異つてくる。
ス幅の違いによつて出力の振幅が異つてくる。
このようなレベル変動は特定の装置にとつては
好ましくないことがある。といつて高域周波数成
分を広くすることも困難な場合に本発明を適用す
ることによつて解決することができる。
好ましくないことがある。といつて高域周波数成
分を広くすることも困難な場合に本発明を適用す
ることによつて解決することができる。
ローパスフイルターの特性に合わせて本発明の
方法によつてパルスのレベルを予め自動的に調整
されるように設計すれば各パルスの振幅をほぼ一
定にすることができる。
方法によつてパルスのレベルを予め自動的に調整
されるように設計すれば各パルスの振幅をほぼ一
定にすることができる。
フイルターを通つたあとの振幅を設計者の意図
する値に調整するということのみに着目するなら
ば補正用のパルスの振幅は前述したような3/
2T0のパルスに対して1/3、T0のパルスに対し
て1/4という数値に拘束される必要はなく任意
に選ぶことができる。しかしその場合には平均値
が一定になるということは保証されないことにな
る。
する値に調整するということのみに着目するなら
ば補正用のパルスの振幅は前述したような3/
2T0のパルスに対して1/3、T0のパルスに対し
て1/4という数値に拘束される必要はなく任意
に選ぶことができる。しかしその場合には平均値
が一定になるということは保証されないことにな
る。
そこで更にきめの細い設計によつて、ローパス
フイルターのカツトオフ周波数ならびに減衰特性
を調整して平均値をほぼ一定にすると同時にフイ
ルターを通つたあとの各パルスの振幅をほぼ一定
に保つようにすることができる。
フイルターのカツトオフ周波数ならびに減衰特性
を調整して平均値をほぼ一定にすると同時にフイ
ルターを通つたあとの各パルスの振幅をほぼ一定
に保つようにすることができる。
このように本発明を適用することによつて狭い
通過帯域特性をもつた装置において平均値を一定
にすると同時に出力信号の振幅も一定にすること
ができる。
通過帯域特性をもつた装置において平均値を一定
にすると同時に出力信号の振幅も一定にすること
ができる。
本発明の特徴とするところは1と−1の2値で
表現できるパルス列であつて、正のパルスのパル
ス幅がすべて一定値T0/2であり、負のパルス
のパルス幅はT0/2、T0、3/2T0の3種類であ
つて、個々の負のパルスのパルス幅は前記3種類
のパルス幅のいずれかひとつで構成されているパ
ルス列の負パルスの3種類のパルス幅の内、少な
くとも1種類以上の特定のパルス幅をもつパルス
の振幅を調整する処理方法において、前記特定の
種類のパルス幅を持つパルスの位置を検出する手
段と該パルスのパルス幅とほぼ等しいパルス幅を
もつ補正パルスを発生する手段と、該補正パルス
を前記パルス列に加算する手段とを有するデジタ
ル信号の処理方法である。
表現できるパルス列であつて、正のパルスのパル
ス幅がすべて一定値T0/2であり、負のパルス
のパルス幅はT0/2、T0、3/2T0の3種類であ
つて、個々の負のパルスのパルス幅は前記3種類
のパルス幅のいずれかひとつで構成されているパ
ルス列の負パルスの3種類のパルス幅の内、少な
くとも1種類以上の特定のパルス幅をもつパルス
の振幅を調整する処理方法において、前記特定の
種類のパルス幅を持つパルスの位置を検出する手
段と該パルスのパルス幅とほぼ等しいパルス幅を
もつ補正パルスを発生する手段と、該補正パルス
を前記パルス列に加算する手段とを有するデジタ
ル信号の処理方法である。
本発明の他の一つの特徴はデジタル信号の
MPM変調波を上記処理方法によつて平均値が零
になるように負のパルスの振幅を調整し、通過帯
域の低域の下限をf0/2近くまで狭めることによ
つて、別の信号帯域外の低域部分に多重すること
ができる。
MPM変調波を上記処理方法によつて平均値が零
になるように負のパルスの振幅を調整し、通過帯
域の低域の下限をf0/2近くまで狭めることによ
つて、別の信号帯域外の低域部分に多重すること
ができる。
本発明のさらに他の一つの特徴はデジタル信号
のMPM変調波に本発明の処理方法を適用するこ
とによつて通過帯域の狭いローパスフイルターを
通した出力信号の振幅の不揃いを調整することが
できる。
のMPM変調波に本発明の処理方法を適用するこ
とによつて通過帯域の狭いローパスフイルターを
通した出力信号の振幅の不揃いを調整することが
できる。
つぎに本発明を具体的に実施するための方法の
一例を図面を用いて説明する。第1図はMFM、
PM、MPM変調方式の波形図で本発明の主旨を説
明するために本文に引用したものである。第2図
は具体的な方法を示すブロツクダイヤグラム、第
3図は第2図のブロツクダイヤグラムの動作を説
明するための波形図並びにタイムチヤートであ
る。第4図は信号の通過帯域特性を示す図であ
る。第2図において1は帯域増幅器、2は立上り
パルス検出回路、3はT0/2、T0、3/2T0の遅
延回路でシフトレジスタで構成されている。4,
7は約T0/4の遅延回路、5,8は極性反転回
路、6,9,10はアンドゲート回路、11は
T0/2の遅延回路、12,13は単安定マルチ
バイブレータ、14はマトリツクス回路でレジス
タ3の出力及び単安定マルチバイブレータ12,
13の出力である3つの信号を加算する。
一例を図面を用いて説明する。第1図はMFM、
PM、MPM変調方式の波形図で本発明の主旨を説
明するために本文に引用したものである。第2図
は具体的な方法を示すブロツクダイヤグラム、第
3図は第2図のブロツクダイヤグラムの動作を説
明するための波形図並びにタイムチヤートであ
る。第4図は信号の通過帯域特性を示す図であ
る。第2図において1は帯域増幅器、2は立上り
パルス検出回路、3はT0/2、T0、3/2T0の遅
延回路でシフトレジスタで構成されている。4,
7は約T0/4の遅延回路、5,8は極性反転回
路、6,9,10はアンドゲート回路、11は
T0/2の遅延回路、12,13は単安定マルチ
バイブレータ、14はマトリツクス回路でレジス
タ3の出力及び単安定マルチバイブレータ12,
13の出力である3つの信号を加算する。
伝送系を通つた信号あるいは記録媒体から再生
されたMPM変調デジタル信号が第2図の端子1
5に加えられ帯域増幅器によつて雑音成分が除去
されて第3図の1のような波形が第2図の16に
出る。第2図の2によつて第3図の1のパルスを
第2図の回路2により微分してその立上りパルス
を検出して第3図の2を得る。これが第2図の1
7端子に現われる。第2図の3は遅延回路で2f0
の周波数のシフトパルスとシフトレジスタで構成
されて出力として第2図の端子18,19,20
にそれぞれT0/2T0、3/2T0の遅延した信号が
出力される。各々を第3図の3,4,5に示し
た。第2図の遅延回路4はアンドゲート回路6の
動作を確実にするためにT0/2遅延した信号を
さらに約T0/4遅延させ、第2図の極性反転回
路5で極性を反転させた出力端子22の波形が第
3図の波形6である。第3図の2と6の信号を第
2図のアンドゲート回路6に加えるとその出力端
子23に第3図の7に示す一連のパルスを得る。
このパルスは原信号の負のパルス幅がT0と3/
2T0の位置情報をもつている。これを更にT0と
3/2T0の情報に分離するためにつぎの操作をす
る。第2図の遅延回路3からT0遅延した信号を
前回と同様に動作を確実にするために約T0/4
だけ第2図の遅延回路7によつて遅延させる。即
ち第2図の端子24に第3図の8の信号が現われ
る。この第3図の波形8とパルス波形7とを第2
図のアンドゲート回路10に加えてその出力端子
25に第3図の9のパルスを得る。このパルスが
原信号の負のパルス幅がT0の情報をもつパルス
である。従つて第3図のパルス波形7からパルス
波形9を除けば3/2T0のパルス幅の情報をもつ
パルスが得られる。その方法としてこの実施例に
おいては第3図の8の波形を第2図の回路8によ
つて極性反転して第2図のアンドゲート回路9に
第3図のパルス波形7と共に加えてその出力端子
28に第3図の12のパルスを得た。このパルス
が前述したように原信号の3/2T0のパルス幅の
位置情報をもつパルスである。従つて第2図の単
安定マルチバイブレータ13によつて3/2T0の
パルス幅をもつた補正用のパルスを発生する。出
力端子29に第3図の13が現われる。T0の補
正用パルスは第2図のマトリツクス回路14でタ
イミングを合わせるために前もつて第2図の遅延
回路11によつてT0/2だけ時間をおくらせた
第3図の10のパルスを第2図の単安定マルチバ
イブレータ12に加えてパルスを発生する。従つ
て出力端子27に第3図の11の波形のパルスを
得る。
されたMPM変調デジタル信号が第2図の端子1
5に加えられ帯域増幅器によつて雑音成分が除去
されて第3図の1のような波形が第2図の16に
出る。第2図の2によつて第3図の1のパルスを
第2図の回路2により微分してその立上りパルス
を検出して第3図の2を得る。これが第2図の1
7端子に現われる。第2図の3は遅延回路で2f0
の周波数のシフトパルスとシフトレジスタで構成
されて出力として第2図の端子18,19,20
にそれぞれT0/2T0、3/2T0の遅延した信号が
出力される。各々を第3図の3,4,5に示し
た。第2図の遅延回路4はアンドゲート回路6の
動作を確実にするためにT0/2遅延した信号を
さらに約T0/4遅延させ、第2図の極性反転回
路5で極性を反転させた出力端子22の波形が第
3図の波形6である。第3図の2と6の信号を第
2図のアンドゲート回路6に加えるとその出力端
子23に第3図の7に示す一連のパルスを得る。
このパルスは原信号の負のパルス幅がT0と3/
2T0の位置情報をもつている。これを更にT0と
3/2T0の情報に分離するためにつぎの操作をす
る。第2図の遅延回路3からT0遅延した信号を
前回と同様に動作を確実にするために約T0/4
だけ第2図の遅延回路7によつて遅延させる。即
ち第2図の端子24に第3図の8の信号が現われ
る。この第3図の波形8とパルス波形7とを第2
図のアンドゲート回路10に加えてその出力端子
25に第3図の9のパルスを得る。このパルスが
原信号の負のパルス幅がT0の情報をもつパルス
である。従つて第3図のパルス波形7からパルス
波形9を除けば3/2T0のパルス幅の情報をもつ
パルスが得られる。その方法としてこの実施例に
おいては第3図の8の波形を第2図の回路8によ
つて極性反転して第2図のアンドゲート回路9に
第3図のパルス波形7と共に加えてその出力端子
28に第3図の12のパルスを得た。このパルス
が前述したように原信号の3/2T0のパルス幅の
位置情報をもつパルスである。従つて第2図の単
安定マルチバイブレータ13によつて3/2T0の
パルス幅をもつた補正用のパルスを発生する。出
力端子29に第3図の13が現われる。T0の補
正用パルスは第2図のマトリツクス回路14でタ
イミングを合わせるために前もつて第2図の遅延
回路11によつてT0/2だけ時間をおくらせた
第3図の10のパルスを第2図の単安定マルチバ
イブレータ12に加えてパルスを発生する。従つ
て出力端子27に第3図の11の波形のパルスを
得る。
最後に第2図のマトリツクス回路14にてタイ
ミングを合わせるために3/2T0遅延した原信号
に補正用のパルス幅がT0と3/2T0のパルスを加
算して目的の出力信号を第2図の端子30に得ら
れるが、いま原信号1の大きさに対してT0のパ
ルスを1/4、3/2T0のパルスを1/3として
補整すると第3図の14のように平均値が零の変
動のない信号が得られる。第3図の目的の出力信
号14は1から13までの振幅に対して4倍に伸
張して画いてある。
ミングを合わせるために3/2T0遅延した原信号
に補正用のパルス幅がT0と3/2T0のパルスを加
算して目的の出力信号を第2図の端子30に得ら
れるが、いま原信号1の大きさに対してT0のパ
ルスを1/4、3/2T0のパルスを1/3として
補整すると第3図の14のように平均値が零の変
動のない信号が得られる。第3図の目的の出力信
号14は1から13までの振幅に対して4倍に伸
張して画いてある。
補正パルスの振幅を原信号の振幅に対して1/
4と1/3を用いることは理論値であつて実際の
装置においては伝送系の歪とかピツクアツプの再
生機構による非直線性特性等を考慮しなければな
らないので第2図のマトリツクス回路14におけ
る3つの信号の加算の比率は設計者にまかせるべ
き性質のものである。
4と1/3を用いることは理論値であつて実際の
装置においては伝送系の歪とかピツクアツプの再
生機構による非直線性特性等を考慮しなければな
らないので第2図のマトリツクス回路14におけ
る3つの信号の加算の比率は設計者にまかせるべ
き性質のものである。
上述の実施例においては正のパルスの立上り位
置を基準にしてつぎのパルスの立上り位置を算定
することによつて負のパルス幅を判別したが、全
く同様な手段として正正のパルスの立下りの位置
を基準にしてつぎのパルスの立上りの位置を算定
することによつて負のパルス幅を判別することが
できる。
置を基準にしてつぎのパルスの立上り位置を算定
することによつて負のパルス幅を判別したが、全
く同様な手段として正正のパルスの立下りの位置
を基準にしてつぎのパルスの立上りの位置を算定
することによつて負のパルス幅を判別することが
できる。
本明細書の実施例においてはT0/2、T0、
3/2T0の3種類のパルス幅の内T0/2を基準に
してT0と3/2T0の負のパルスを検出してその振
幅を調整することについて述べてきたが、T0/
2とT0のパルス幅の負のパルスを検知して3/
2T0のパルスを基準にして振幅調整しても全く同
じ効果が得られる。
3/2T0の3種類のパルス幅の内T0/2を基準に
してT0と3/2T0の負のパルスを検出してその振
幅を調整することについて述べてきたが、T0/
2とT0のパルス幅の負のパルスを検知して3/
2T0のパルスを基準にして振幅調整しても全く同
じ効果が得られる。
同様にしてT0/2と3/2T0のパルス幅の負パ
ルスを検知してT0の負パルスを基準にして振幅
調整しても同じ結果が得られる。
ルスを検知してT0の負パルスを基準にして振幅
調整しても同じ結果が得られる。
また任意の2種類のパルス幅のパルスを検出す
ることは、この原パルス列の負パルスはパルス幅
が3種類であるから、残りの1種類も検出された
ことと同じ結果になる。
ることは、この原パルス列の負パルスはパルス幅
が3種類であるから、残りの1種類も検出された
ことと同じ結果になる。
装置の要求する性能の程度や経済的な理由によ
つて3種類のパルス幅の1種類のパルス幅のパル
スの振幅のみ補正することもあるが、本発明はこ
のような特殊な場合も含んでいることは勿論であ
る。
つて3種類のパルス幅の1種類のパルス幅のパル
スの振幅のみ補正することもあるが、本発明はこ
のような特殊な場合も含んでいることは勿論であ
る。
第1図はMFM、PM、MPM変調方式の波形図
で本発明の主旨を説明するための関連の波形図、
第2図は実施例のブロツクダイヤグラム、第3図
は第2図の実施例の動作説明のための波形図とタ
イムチヤートである。第4図a,bは通過帯域特
性を説明する図である。
で本発明の主旨を説明するための関連の波形図、
第2図は実施例のブロツクダイヤグラム、第3図
は第2図の実施例の動作説明のための波形図とタ
イムチヤートである。第4図a,bは通過帯域特
性を説明する図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パルスの山の部分とパルスの谷の部分とが基
準レベルに対して等しい振幅を持ち、同パルスの
山の部分とパルスの谷の部分の一方の部分のパル
ス幅がすべてT0/2であつて、他方の部分の
個々のパルスのパルス幅はT0/2、T0、3/2T0
なる3種類からなり、隣接する任意の2つのパル
スの立上りの間隔は2T0を越えることのないパル
ス列で構成された1と−1の2値で表現できるパ
ルス列のデジタル信号であり、同デジタル信号の
パルス列のパルスの3種類のパルス幅の内、T0
と3/2T0との2種類のパルス幅をもつ第1パル
スの振幅を調整する処理方法であつて、前記パル
ス列を遅延した信号と同パルス列の立上りパルス
の検出信号とから、前記第1パルスの位置を検出
する手段と、同検出手段により得た信号にもとず
き、同第1パルスのパルス幅とほぼ等しいパルス
幅を持つ補正パルスを発生する手段と、同補正パ
ルスを前記デジタル信号のパルス列を遅延したパ
ルス列の第1パルスに加算する手段とから成るこ
とを特徴とするデジタル信号の処理方法。ここに
T0とは繰り返し周波数が一定値f0のパルス列の一
周期を表わす。 2 パルス列が、2値パルスのいずれかの側のパ
ルス幅がすべて一定値であつて、このパルス列の
各パルスを二つのグループに分け、一方のグルー
プのパルス列はすべてのデジタル情報を含み、
T0/2の2N倍の間隔で配列され、必要なデジタ
ル情報は2値パルスの立上りにも、2値パルスの
立下りにもいずれの側にも含まれていて、他のグ
ループのパルス列はデジタル情報を含まないで前
記情報を含むパルス列に対してT0/2の2N+1
倍の間隔で挿入され、両者あわせたパルス列の全
体としては任意の隣接する2個のパルスの間隔が
2T0以上にならないように変調されたデジタル信
号であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のデジタル信号の処理方法。ここにT0は前
記デジタル信号のクロツクパルスの一周期、Nは
正の整数を表わす。 3 パルスの山の部分とパルスの谷の部分とが基
準レベルに対して等しい振幅を持ち、同パルスの
山の部分とパルスの谷の部分の一方の部分のパル
ス幅がすべてT0/2であつて、他方の部分の
個々のパルスのパルス幅はT0/2、T0、3/2T0
なる3種類からなり、隣接する任意の2つのパル
スの立上りの間隔は2T0を越えることのないパル
ス列で構成された1と−1の2値で表現できるパ
ルス列のデジタル信号であり、同デジタル信号の
パルス列のパルスの3種類のパルス幅の内、T0
と3/2T0との2種類のパルス幅をもつ第1パル
スの振幅を調整する処理方法であつて、前記パル
ス列を遅延した信号と同パルス列の立上りパルス
の検出信号とから、前記第1パルスの位置を検出
する手段と、同検出手段により得た信号にもとず
き、同第1パルスのパルス幅とほぼ等しいパルス
幅を持ち、かつ前記デジタル信号の互いに隣接す
るパルスの山の部分と谷の部分との平均値が一定
の基準レベルになるように振幅を調整した補正パ
ルスを発生する手段と、同補正パルスを前記デジ
タル信号のパルス列を遅延したパルス列の第1パ
ルスに加算する手段とから成ることを特徴とする
デジタル信号の処理方法。 ここにT0とは繰り返し周波数が一定値f0のパル
ス列の一周期を表わす。 4 デジタル信号のパルスの谷側の特定のパルス
幅のパルスを検出する手段として、前記デジタル
信号のパルスの山側のパルスの立上り位置を示す
位置パルスを作り、その一つの立上りの位置パル
スからT0、3/2T0、2T0のいずれの位置につぎ
の立上りの位置パルスがあるかによつて判別する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデ
ジタル信号の処理方法。 5 デジタル信号のパルスの谷側の特定のパルス
幅のパルスを検出する手段として、前記デジタル
信号のパルスの山側のパルスの立上りと立下りの
位置を示す位置パルスを別々に分離して作り、そ
の一つの立下りパルスからT0/2、T0、3/2T0
のいずれかの位置につぎの立上りの位置パルスが
あるかを判別することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のデジタル信号の処理方法。 6 デジタル信号を処理された該デジタル信号の
もつ占有周波数帯域より低い周波数帯域に独立し
た別の信号を多重することを特徴とする特許請求
の範囲第3項記載のデジタル信号の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7587877A JPS5410609A (en) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | Method of processing digital signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7587877A JPS5410609A (en) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | Method of processing digital signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5410609A JPS5410609A (en) | 1979-01-26 |
JPS6237585B2 true JPS6237585B2 (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=13588970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7587877A Granted JPS5410609A (en) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | Method of processing digital signal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5410609A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58162154A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-26 | Fujitsu Ltd | 光バイポ−ラ伝送方式 |
JPS58200415A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録装置 |
-
1977
- 1977-06-24 JP JP7587877A patent/JPS5410609A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5410609A (en) | 1979-01-26 |
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