JPS6242706Y2 - - Google Patents

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JPS6242706Y2
JPS6242706Y2 JP1982035673U JP3567382U JPS6242706Y2 JP S6242706 Y2 JPS6242706 Y2 JP S6242706Y2 JP 1982035673 U JP1982035673 U JP 1982035673U JP 3567382 U JP3567382 U JP 3567382U JP S6242706 Y2 JPS6242706 Y2 JP S6242706Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
alarm
pest control
adhesive layer
outer diameter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982035673U
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English (en)
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JPS58139084U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は煙を感知する形式の火災報知器用害虫
防除材に関する。
従来の技術とその問題点 従来、煙を感知する形式の火災報知器は、煙の
通過する小孔が多数、網目状に形成されているた
めに、害虫がこの小孔より侵入しやすく、報知器
内部に害虫が入りこんでしまい、このため火災の
時に報知器が作動しない事態が生じる場合があ
り、又害虫の侵入により誤つて作動するという誤
報の元ともなる等多くの問題点を有していた。こ
のために報知器の煙通過孔の径を小さくすること
により害虫の侵入を防止する試みもあるが、ほこ
りが目づまりを起してしまいかえつて作動せず、
このような方法では十分な効果は得られなかつ
た。また実開昭51−53893号公報にみられるよう
に薬剤を含浸せしめたシート状害虫防除材を火災
報知器に貼着し又は吊下げる試みもあるが、この
方法は防除材より揮散する薬剤成分のうち火災報
知器より離れる方向に向う成分、即ち害虫防除に
実質的に寄与しない成分が相当量あり、薬剤ロス
が大となる欠点に加え、所定の薬効を得るために
は、貼着個所又は吊下げ個所を相当多くしなけれ
ばならず、多大の手数と費用がかかるなどの欠点
があり、あまり好ましい解決策でない。
本考案は、このような従来の問題点を一掃する
ことを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は煙感知式火災報知器の外径と略々同程
度の外径を有する中空リング状本体の内部に、害
虫防除剤を保持せしめた保持体が収納され、上記
本体の上端面に、該本体を上記報知器の下面外周
部に、同心状に着脱自在に取付けるための接着剤
層と、該層の保護膜としての剥離テープが備えら
れ、更に上記本体の内周面に、全周に亘つて多数
の揮散孔が形成されていることを特徴とする火災
報知器用害虫防除材に係る。
本考案において、害虫防除用薬剤としては、こ
の種用途に用いられている各種の殺虫剤、忌避
剤、防虫剤等の薬剤を単独若しくは組合わせて使
用することが出来る。
上記薬剤には従来より使用されている帯電防止
剤(ほこりの付着防止用)、防ジン剤、香料等を
適当に添加してもよい。
本考案に於て上記薬剤を保持させるための保持
体の材質としては紙、布やポレエチレン、ナイロ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリエステルなどの合成樹脂やこれ
ら合成樹脂と無機質の繊維、粉体との混合又は混
紡、合成樹脂と動・植物繊維との混紡や不織布を
挙げうる。
上記保持体に薬剤を保持させる方法としては、
薬剤をそのまま又は有機溶剤にて希釈したり、乳
化液として希釈して、保持体に塗布、含浸滴下す
る方法、さらには合成樹脂に於ては成型時などに
練込むことも可能である。含浸法は非常に容易で
あり、練込みによると徐放性をもたすのに優れ、
特に長期間効果を持続させる本考案の場合に有利
である。
実施例 以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
第1図に本考案の一実施例と、その一使用状況
が示されている。本体1は中空リング状であり、
報知器Aと略々等しい外径を持つている。上記本
体1の内部には、害虫防除剤を保持する保持体2
が収容され、また本体1の上端面1aには、上記
報知器Aの器体aの下面外周部に着脱自在に取付
けるための接着剤層3と、該接着剤層3を保護す
るための剥離テープ4が設けられている。また本
体1の内周面1bには、全周に亘つて多数の揮散
孔5が設けられている。
使用に際しては、剥離テープ4を剥離し、接着
剤層3を露出させた後、報知器Aの器体aの下面
外周部a1に、本体1を上記接着剤層3に於て接着
し同心状に取付ける。
この取付け状態に於ては、本体1が器体aの下
面より下方へ突出する半球状の網目カバーbの周
囲を取り囲み、而して本体1の内周面1bの揮散
孔5…より揮散する薬剤成分は、網目カバーbの
外周部からその中心に向い、その全量が害虫防除
に役立ち、薬剤ロスなしに害虫防除の目的を達成
できる。尚本考案に於ては、取替えの時期には、
本体1はそのままで、上記保持体2だけを取替え
たり、上記保持体2が吸液性素材であれば、害虫
防除用薬液を補充するようにして用いることもで
きる。
効 果 本考案による害虫防除材は本体1がリング状を
有していて、本体1の上端面1aの接着剤層3に
於て火災報知器Aの下面の外周部に同心状に取付
け得るようになつていると共に、同心状の取付け
状態に於て、本体1の内周面1bの多数の揮散孔
5より薬剤を火災報知器Aの中心に向けて集中的
に供給し得るようになつているので、薬剤ロスな
しにしかも単に一個の害虫防除材の取付けによつ
て、火災報知器Aの全周囲に薬剤の雰囲気を形成
でき、害虫防除の目的を、ワンタツチ操作によつ
て、従つて使用簡便に、しかも費用の負担少な
く、達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例及びその一使用状況
を示す縦断面図である。 図に於て、1は本体、2は保持体、3は接着剤
層、4は剥離テープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 煙感知式火災報知器の外径と略々同程度の外径
    を有する中空リング状本体の内部に、害虫防除剤
    を保持せしめた保持体が収納され、上記本体の上
    端面に、該本体を上記報知器の下面外周部に、同
    心状に着脱自在に取付けるための接着剤層と、該
    層の保護膜としての剥離テープが備えられ、更に
    上記本体の内周面に、全周に亘つて多数の揮散孔
    が形成されていることを特徴とする火災報知器用
    害虫防除材。
JP3567382U 1982-03-13 1982-03-13 火災報知器用害虫防除材 Granted JPS58139084U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3567382U JPS58139084U (ja) 1982-03-13 1982-03-13 火災報知器用害虫防除材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3567382U JPS58139084U (ja) 1982-03-13 1982-03-13 火災報知器用害虫防除材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139084U JPS58139084U (ja) 1983-09-19
JPS6242706Y2 true JPS6242706Y2 (ja) 1987-11-02

Family

ID=30047134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3567382U Granted JPS58139084U (ja) 1982-03-13 1982-03-13 火災報知器用害虫防除材

Country Status (1)

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JP (1) JPS58139084U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232377B2 (ja) * 1972-09-07 1977-08-20

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153893U (ja) * 1974-10-21 1976-04-24
JPS5232377U (ja) * 1975-08-29 1977-03-07
JPS6140138Y2 (ja) * 1980-04-08 1986-11-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232377B2 (ja) * 1972-09-07 1977-08-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58139084U (ja) 1983-09-19

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