JPS6140138Y2 - - Google Patents
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- JPS6140138Y2 JPS6140138Y2 JP4773780U JP4773780U JPS6140138Y2 JP S6140138 Y2 JPS6140138 Y2 JP S6140138Y2 JP 4773780 U JP4773780 U JP 4773780U JP 4773780 U JP4773780 U JP 4773780U JP S6140138 Y2 JPS6140138 Y2 JP S6140138Y2
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- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は収納庫用害虫防除具に関する。
従来、自動販売機につく害虫（アリ、ゴキブリ
等）の防除には、殺虫剤等を噴霧したり、あるい
は物理的な防除が試みられてきたが、十分な防除
効果が得られず、好ましいものがいまだ提供され
使用されたことがなかつた。
等）の防除には、殺虫剤等を噴霧したり、あるい
は物理的な防除が試みられてきたが、十分な防除
効果が得られず、好ましいものがいまだ提供され
使用されたことがなかつた。
本考案は上記従来の問題点を一掃することを目
的としてなされたもので、即ち、本考案は、割環
型であつて保有弾性に抗して割目を押し開き、収
納庫の脚部に取付けるための取付け部と、該取付
け部の周囲より外方へ水平に張出されていて、取
付け部の割目に連続する割目を有する弾性フラン
ジ部を具備し、フランジ部の少なくとも下面は薬
剤処理されていることを特徴とする収納庫用害虫
防除具に係る。
的としてなされたもので、即ち、本考案は、割環
型であつて保有弾性に抗して割目を押し開き、収
納庫の脚部に取付けるための取付け部と、該取付
け部の周囲より外方へ水平に張出されていて、取
付け部の割目に連続する割目を有する弾性フラン
ジ部を具備し、フランジ部の少なくとも下面は薬
剤処理されていることを特徴とする収納庫用害虫
防除具に係る。
本考案害虫防除具は上述の如き構造を有してい
るので、使用に際し自動販売機等の収納庫の脚部
にワンタツチで取付けることができ、使用が極め
て簡便であり、ゴキブリ、アリ等の害虫のはい上
がりを防止できると共にフランジ部下面の薬剤処
理部に於て、粘着捕獲、殺虫、忌避などの効果を
発揮し、害虫の防除を効果的に行い得る。また一
般に収納の脚部は短く、従つてフランジ部が下向
きに傾斜しているような場合には、フランジ部の
外周縁と床面などとの間の距離を充分大きくとる
ことができないので、例えばクロゴキブリのよう
に比較的体躯の大きいゴキブリに於ては、床面よ
り直接フランジ部の上面へはい上つてしまい、こ
れでは防除効果を低下し更には消失することにな
る。本考案では、フランジ部を水平に張出し、も
つてフランジ部外周縁と床面などとの距離を充分
に大きくとり得るような構成となし、ゴキブリの
直接的なはい上がりを防止している。尚フランジ
部を上方へ傾斜させれば床面との距離には大きく
なるが、例えば屋外設置の収納庫に適用するよう
な場合には、フランジ部下面の薬剤処理面が雨で
濡れ有効成分が流失し易くなるのでこのような上
向き傾斜は好ましくない。
るので、使用に際し自動販売機等の収納庫の脚部
にワンタツチで取付けることができ、使用が極め
て簡便であり、ゴキブリ、アリ等の害虫のはい上
がりを防止できると共にフランジ部下面の薬剤処
理部に於て、粘着捕獲、殺虫、忌避などの効果を
発揮し、害虫の防除を効果的に行い得る。また一
般に収納の脚部は短く、従つてフランジ部が下向
きに傾斜しているような場合には、フランジ部の
外周縁と床面などとの間の距離を充分大きくとる
ことができないので、例えばクロゴキブリのよう
に比較的体躯の大きいゴキブリに於ては、床面よ
り直接フランジ部の上面へはい上つてしまい、こ
れでは防除効果を低下し更には消失することにな
る。本考案では、フランジ部を水平に張出し、も
つてフランジ部外周縁と床面などとの距離を充分
に大きくとり得るような構成となし、ゴキブリの
直接的なはい上がりを防止している。尚フランジ
部を上方へ傾斜させれば床面との距離には大きく
なるが、例えば屋外設置の収納庫に適用するよう
な場合には、フランジ部下面の薬剤処理面が雨で
濡れ有効成分が流失し易くなるのでこのような上
向き傾斜は好ましくない。
本考案に於て、収納庫とは脚を有する形式のも
ので、家具、冷蔵庫、食器棚、自動販売機等物品
を収納しうるものをいう。
ので、家具、冷蔵庫、食器棚、自動販売機等物品
を収納しうるものをいう。
本考案に於て、フランジ部に処理される薬剤と
しては、従来より殺虫剤、忌避剤、捕獲用粘着剤
等の目的に使用されている各種の薬剤を単独又は
併用して使用できる。
しては、従来より殺虫剤、忌避剤、捕獲用粘着剤
等の目的に使用されている各種の薬剤を単独又は
併用して使用できる。
上記薬剤には通常用いられる効力増強剤、揮散
率向上剤、消臭剤、香料、老化防止剤、防塵剤等
の各種添加物を任意に添加できる。
率向上剤、消臭剤、香料、老化防止剤、防塵剤等
の各種添加物を任意に添加できる。
本考案に於て取付け部の材質は、天然ゴム、合
成ゴム、弾性合成樹脂など弾性があるものであれ
ばよく、またフランジ部の平面形状は通常は円板
状であるが、楕円板状、角板状などであつてもよ
い。
成ゴム、弾性合成樹脂など弾性があるものであれ
ばよく、またフランジ部の平面形状は通常は円板
状であるが、楕円板状、角板状などであつてもよ
い。
以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
第１図Ａは本考案の一実施例を示す縦断面図で
あり、取付け部３は円筒状を有し、外周面の下端
部から下方に円板状のフランジ部１が水平に張出
され、フランジ部１の下面は薬剤２により処理さ
れている。このような取付け部３及びフランジ部
１は弾性プラスチツク材料、ゴム等から成形さ
れ、弾性を有している。
あり、取付け部３は円筒状を有し、外周面の下端
部から下方に円板状のフランジ部１が水平に張出
され、フランジ部１の下面は薬剤２により処理さ
れている。このような取付け部３及びフランジ部
１は弾性プラスチツク材料、ゴム等から成形さ
れ、弾性を有している。
取付け部３及びフランジ部１には、連続するよ
うに割目４及び４′が形成され、この割目４及び
４′の部分を保有弾性に抗して押し開き得るよう
な構成になつている。
うに割目４及び４′が形成され、この割目４及び
４′の部分を保有弾性に抗して押し開き得るよう
な構成になつている。
第１図Ｂは本考案品の一使用状況を示す正面図
であり、収納庫の脚部Ａに本考案品が取付けられ
ている。
であり、収納庫の脚部Ａに本考案品が取付けられ
ている。
脚部Ａへの本考案品の取付けは、割目４及び
４′の部分を保有弾性に抗して押し開き、押し開
かれた割目４及び４′を通じ、取付け部３を脚部
Ａに側方より嵌め付ければよい。
４′の部分を保有弾性に抗して押し開き、押し開
かれた割目４及び４′を通じ、取付け部３を脚部
Ａに側方より嵌め付ければよい。
このような取付け使用状態に於ては、外方へ水
平に張出されたフランジ部１の通過なしには、害
虫はこれより上方へはい上れないので、この通過
時に薬剤２の種類に応じた薬効、例えば粘着捕
獲、殺虫、忌避等が発揮され、害虫防除の目的を
確実に達成できる。
平に張出されたフランジ部１の通過なしには、害
虫はこれより上方へはい上れないので、この通過
時に薬剤２の種類に応じた薬効、例えば粘着捕
獲、殺虫、忌避等が発揮され、害虫防除の目的を
確実に達成できる。
更にフランジ部１は水平に張出されているの
で、その外周縁と床面、地面等害虫の這行面との
間に充分な距離をとることができ、這行面よりフ
フランジ部１上面への直接的な害虫の這い上がり
を確実に防止できる。
で、その外周縁と床面、地面等害虫の這行面との
間に充分な距離をとることができ、這行面よりフ
フランジ部１上面への直接的な害虫の這い上がり
を確実に防止できる。
更にフランジ部１は水平であつて、その下面に
薬剤処理されているので、薬剤へのほこりなどの
附着汚染が少ないことに加え屋外設置の場合でも
雨に濡れ薬剤成分が流失するなどの虞れがなく、
薬効を長期間持続保持できる。
薬剤処理されているので、薬剤へのほこりなどの
附着汚染が少ないことに加え屋外設置の場合でも
雨に濡れ薬剤成分が流失するなどの虞れがなく、
薬効を長期間持続保持できる。
更に取付け部３とフランジ部１との組合せ構造
であつて、構造的に極めて簡素であるので、大量
生産性に富み、安価に製造できる。
であつて、構造的に極めて簡素であるので、大量
生産性に富み、安価に製造できる。
このように本考案による害虫防除具は収納庫の
脚部という極く狭い限られた空間部分への適用で
あるに拘らず、使用簡便にして優れた害虫効果を
長期間低下なしに発揮でき、品質、性能のよいこ
の種製品を安価に提供できる特長を有する。
脚部という極く狭い限られた空間部分への適用で
あるに拘らず、使用簡便にして優れた害虫効果を
長期間低下なしに発揮でき、品質、性能のよいこ
の種製品を安価に提供できる特長を有する。
第１Ａ図は本考案の一実施例を示す縦断面図、
第１Ｂ図はその一使用状況を示す正面図である。 図に於て、１はフランジ部、２は薬剤、３は取
付け部である。
第１Ｂ図はその一使用状況を示す正面図である。 図に於て、１はフランジ部、２は薬剤、３は取
付け部である。
Claims (1)
- 割環型であつて保有弾性に抗して割目を押し開
き、収納庫の脚部に取付けるための取付け部と、
該取付け部の周囲より外方へ水平に張出されてい
て、取付け部の割目に連続する割目を有する弾性
フランジ部を具備し、フランジ部の少なくとも下
面は薬剤処理されていることを特徴とする収納庫
用害虫防除具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4773780U JPS6140138Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4773780U JPS6140138Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56147878U JPS56147878U (ja) | 1981-11-07 |
| JPS6140138Y2 true JPS6140138Y2 (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=29642728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4773780U Expired JPS6140138Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6140138Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58139084U (ja) * | 1982-03-13 | 1983-09-19 | ア−ス製薬株式会社 | 火災報知器用害虫防除材 |
| WO2006095710A1 (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Nix, Inc. | 害虫防止用部材 |
-
1980
- 1980-04-08 JP JP4773780U patent/JPS6140138Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56147878U (ja) | 1981-11-07 |
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