JPS646705Y2 - - Google Patents

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JPS646705Y2
JPS646705Y2 JP4377883U JP4377883U JPS646705Y2 JP S646705 Y2 JPS646705 Y2 JP S646705Y2 JP 4377883 U JP4377883 U JP 4377883U JP 4377883 U JP4377883 U JP 4377883U JP S646705 Y2 JPS646705 Y2 JP S646705Y2
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JP
Japan
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sheet
adhesive
edges
bent
spacer
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JP4377883U
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JPS59150282U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は戸外用害虫捕獲具に関し、特に、森林
主として松林などに寄生するカミキリ虫の捕獲に
有用なものである。
松クイ虫による松の立ち枯れ予防にはマツノザ
イセイチユウを運搬するマツノマダラカミキリな
どのカミキリ虫を駆除することが必要であるが、
殺虫剤の空中散布では他の有益な虫類、鳥類に被
害を及ぼす不具合がある。
このため、本出願人は、カミキリ虫誘引剤を添
加した捕獲用粘着剤を塗布せる捕獲具を松の木に
取付け、この捕獲具によりカミキリ虫を捕獲する
ことを提案した。
第1図Aは本出願人が提案した戸外用害虫捕獲
具(実願昭55−93388号、実公昭57−60697号)を
示し、1′は耐水性に秀れたシート、2′はシート
1′上にシート周辺部を残して塗布せる害虫類捕
獲用粘着剤、3′は箱型カバーであり、多数本の
リブ31′,31′…が設けられている。上記カバ
ー3′は捕獲具を重ねて保存するときの粘着剤面
の接着防止に必要とされるものであるが、第1図
Bに示すように、粘着シートを松の木A′に配す
るときの支持体B′としても有用である。
しかしながら、上記戸外用害虫捕獲具の平面寸
法はその使用条件上30cm×30cm以上であり、上記
カバーの寸法もそれに伴い大とされている。而る
にカバーには通常、プラスチツクの射出成形品が
使用されており、上記補強リブの存在もあつて、
カバーの強度が大であり、カバーを切き裂くこと
がやつかいであり、その結果、捕獲具をその使用
済み後に捨てるときにカバーを切り裂かないでそ
のまゝ捨てる者が多く、ゴミ量の増大によるゴミ
処理上の問題が生じている。
本考案に係る害虫捕獲具は上記の不利を解消し
得る構成であり、耐候性シートの片面に少くとも
周辺部を残して耐候性を有する害虫類捕獲用粘着
剤が塗布され、該シートが粘着面を対向させるよ
うに折曲げられ、一方の折曲げ片の三方縁にスペ
ーサが着脱自在に嵌着され、しかも、上記三方縁
には折返した耳部が存在することを特徴とするも
のである。
以下、図面により本考案を説明する。
第2図Aは本考案捕獲具を示す縦断面説明図、
第2図Bは同捕獲具の展開状態を示す平面説明図
である。
第2図A並びに第2図Bにおいて、1は耐水性
シート、例えば、耐水紙、プラスチツクまたは金
属シートであり、中間には折曲線11,11(例
えばミシン目、V溝)が設けられている。2は耐
水性に秀れた害虫類捕獲用粘着剤であり松クイ虫
誘引剤が添加されている。この粘着剤2はシート
1の周辺部を除いて塗布されており、上記中間の
折曲線近傍の塗布も省略可能である。2A並びに
2Bは粘着面を対向させるように折曲げられた折
曲片である。12,…は一方の折曲片2Aの三方
縁に設けた折返し可能な耳片であり、他方の折曲
片2Bにも設けてもよい(第2図Bにおいて、点
線で示している。この折曲片2Bの耳部の折返し
は適宜に行えばよい)。各縁における耳片は、通
常各縁の全長に亘つて設けるが、その全長の両端
部においては省略することもできる。3,…は嵌
合用スリツト31を有するスペーサであり、上記
一方の折曲片2Aの三方縁にスリツト31におい
て嵌着されている。折曲片2Aの三方縁の上記し
た耳12は弾性的に折曲げられており、その弾性
反力でスペーサ3の固定性が増大されている。ス
ペーサには防水紙、プラスチツク、金属などのか
なりの弾性を有するものが使用されている。スペ
ーサ3は第3図に示すように一体のコ字状体とす
ることもできる。
第4図Aは本考案に係る戸外用害虫捕獲具(各
折曲片2A,2Bの三方縁に耳部が存在する)の
使用状態を示しており、針金等のL型保持具4,
4(41,…は保持具掛止孔である)によつてL
型に保持し、バインド線5によつて松の木Aに取
付けてある。折曲片2Bの三方縁に耳部を設けな
い場合は、第5図に示すようなプロテクター
(6,…は糸、71,72はフツク)を第4図B
に示すようにフツク71,72において、L型の
両端に係止すればよい。
上記第2図Aは本考案捕獲具を多数重ねて保存
等するときの状態に相当し、スペーサ3の存在の
ために粘着剤2同志の接着を防止できる。
また第4図Aの使用状態において、スペーサ
3,…は水平シート片2Aのたわみに対する補強
材として作用し、松クイ虫の多量捕獲等のため
に、水平シート片2Aに荷重が加わつても、水平
シート片2Aのたわみをよく防止できる。
本考案に係る戸外用害虫捕獲具は粘着剤接着防
止のための間隔材、使用時での水平プレート片に
対する補強材としてのスペーサを上述した通り、
一方の折曲片の三方縁のみに嵌着する小寸法のも
のとしたから、捕獲具使用済み時でのゴミのかさ
を小さくでき、既述したゴミ処理上の問題を解消
できる。
また、折曲げた耳部のためにスペーサの装着状
態を安定化でき、プレート片の撓みに対するスペ
ーサの補強機能を風がふいてもよく維持でき、松
クイ虫の多量捕獲が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来の戸外用害虫捕獲具を示す縦断
面説明図、第1図Bは従来の戸外用害虫捕獲具の
使用状態を示す説明図、第2図A並びに第2図B
は本考案に係る戸外用害虫捕獲具を示す縦断面説
明図並びに平面説明図(展開図)、第3図は本考
案において使用するスペーサの一例を示す斜視説
明図、第4図A並びに第4図Bは本考案捕獲具の
使用状態をそれぞれ示す斜視説明図、並びに縦断
面説明図、第5図は第4図Bにおけるプロテクタ
ーを示す平面説明図である。 図において、1は耐候性シート、2は粘着剤、
2A並びに2Bは折曲片、3はスペーサ、12,
…は耳部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐候性シートの片面に少なくとも周辺部を残し
    て耐候性を有する害虫類捕獲用粘着剤が塗布さ
    れ、該シートが粘着面を対向させるように折曲げ
    られ、一方の折曲片の三方縁にスペーサが着脱自
    在に嵌着され、しかも、上記三方縁には折返した
    耳部が存在することを特徴とする戸外用害虫捕獲
    具。
JP4377883U 1983-03-25 1983-03-25 戸外用害虫捕獲具 Granted JPS59150282U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4377883U JPS59150282U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 戸外用害虫捕獲具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4377883U JPS59150282U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 戸外用害虫捕獲具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59150282U JPS59150282U (ja) 1984-10-08
JPS646705Y2 true JPS646705Y2 (ja) 1989-02-21

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ID=30174314

Family Applications (1)

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JP4377883U Granted JPS59150282U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 戸外用害虫捕獲具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164088B2 (ja) * 2018-09-25 2022-11-01 株式会社ネクストセンチュリー 蜂捕獲具
JP2021029489A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 大協技研工業株式会社 異物の吸着捕獲具

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Publication number Publication date
JPS59150282U (ja) 1984-10-08

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