JPS6241707Y2 - - Google Patents

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JPS6241707Y2
JPS6241707Y2 JP6087481U JP6087481U JPS6241707Y2 JP S6241707 Y2 JPS6241707 Y2 JP S6241707Y2 JP 6087481 U JP6087481 U JP 6087481U JP 6087481 U JP6087481 U JP 6087481U JP S6241707 Y2 JPS6241707 Y2 JP S6241707Y2
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JP
Japan
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cooking
rice
timer
heater
time
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JP6087481U
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JPS57172621U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、炊飯動作終了後のむらし動作中に炊
飯ヒータに再通電して所謂二度炊きを行なうよう
にした炊飯器に関する。
炊飯器にあつては、ご飯をおいしく炊き上げる
ための一手段として二度炊きを行なうことが効果
的であることは良く知られている。そのため従来
の電気式の炊飯器において、炊飯動作終了後に所
定時間のむらし用タイマー動作を実行すると共に
そのむらし用タイマー動作中の所定時期に炊飯ヒ
ータに再通電させて二度炊きを行なわせるタイマ
ー装置を設けた構成のものが共されている。しか
しながら、二度炊きの開始時期は、炊飯容量が大
である場合に遅く且つ小である場合に早いことが
望ましいにも拘らず、上記従来の炊飯器において
は二度炊きの開始時期が常に一定であつたため、
炊飯容量に応じた最適な二度炊きを行なうことが
できず、炊飯容量の大小によりご飯の炊き上がり
具合が変化してしまう問題点があつた。
そこで本考案の目的は、二度炊きの開始時期を
外部手動操作により可変することができて、炊飯
容量に応じた最適な二度炊きを行なうことができ
以てご飯の炊き上がり具合を常に一定化し得る等
の効果を奏する炊飯器を提供するにある。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図乃至第3図にはタイマー装置1の機械的
構成が示されている。即ち、2はモータで、その
回転軸3の回転力は、多数の歯車列から成る減速
機構4を介して駆動軸5に伝達されるようになつ
ていると共に、該減速機構4から分岐された中間
歯車6及び従動歯車7を介しむらし動作用時限軸
8にも伝達されるようになつており、前記駆動軸
5にはその軸方向へ移動可能な駆動歯車9を回り
止め状態で連結している。上記駆動歯車9は、第
3図に二点鎖線で示すように位置した第1の位置
と実線で示すように位置した第2の位置との間で
往復移動できるようになつており、常にはスプリ
ング10によつて第1の位置に保持されて他の歯
車と噛合しないフリー状態になされている。ま
た、むらし動作用時限軸8には第1カム11が連
結されている。12は一端に操作つまみ13を有
する外部手動操作可能な操作体たる補助時限軸
で、これには第2カム14及び従動歯車15を互
に所定間隔を存して連結しており、この従動歯車
15は前記駆動歯車9が第2の位置へ移動した状
態で該駆動歯車9と噛合するように構成されてい
る。
16は第2カム14の駆動歯車9側の一側面に
これと一体回転するように突設したカム突子で、
このカム突子16は、操作つまみ13を回動させ
て行なう時限設定操作により第2カム14が矢印
X方向へ回動されたときにその傾斜カム面16a
によつて駆動歯車9を第2の位置まで移動させて
これを従動歯車15に噛合させると共に、この移
動状態を第2カム14が駆動歯車9により反矢印
X方向へ回動されて原位置に復帰するまで保持す
る構成である。この場合、第2カム14が原位置
に復帰回動するのに要する時間は、操作つまみ1
3が最大量回動されたときで例えば12分に設定さ
れており、従つてその復帰に要する時間は操作つ
まみ13の回動操作量に応じて12分以内の範囲で
適宜に選択できるものである。そして、17及び
18は夫々第1カム11及び第2カム14により
開閉される第1スイツチ及び第2スイツチであ
る。即ち、第1カム11がモータ2により減速機
構4等を介して回転されると、その回転に応じて
第1スイツチ17の接点(f−d)間、(f−
e)間(何れも第5図参照)が第4図のタイムチ
ヤート中斜線帯で示す期間閉成されるというむら
し用タイマー動作が行なわれる。斯かるむらし用
タイマー動作は、具体的には、むらし動作用時限
軸8が例えば16分間で1回転する期間実行され、
そのタイマー動作中の16分間において、第1スイ
ツチ17は最初の1分間接点(f−d)間を閉成
した後に残りの15分間接点(f−e)間を開成す
るように切換わる。一方、第2スイツチ18は、
第2カム14が前述した如く第2の位置にある駆
動歯車9等によつて復帰回動される場合に該第2
カム14が原位置に停止される直前の1分間だけ
接点(g−h)間が閉成される。即ち、第2スイ
ツチ18の接点(g−h)間の閉成開始時期は操
作つまみ13の回動操作量に応じて、むらし用タ
イマー動作開始後0乃至11分の範囲で調節できる
ものであり、第4図のタイムチヤートには操作つ
まみ13の回動操作量が最大の場合の閉成時期を
斜線帯で示した。
しかして、第5図には上記構成のタイマー装置
1を含んで構成された炊飯器の電気回路が示され
ている。即ち、この第5図において、19は図示
しない鍋の温度(以下これを鍋底温度Dと呼ぶ)
を感知するように設けた温度スイツチで、これは
炊飯開始操作に応じてセツトされて接点(c−
a)間を閉成すると共に、鍋底温度Dが所定の炊
き上がり温度例えば130℃に達したときにこれに
応動して接点(c−b)間を閉成する構成であ
る。
また、20は鍋加熱用の炊飯ヒータ、21は保
温ヒータ、22は保温用サーモスイツチ、23は
蓋ヒータ、24は炊飯表示ランプ、25はむらし
表示ランプ、26は保温表示ランプであり、これ
らを前記タイマー装置1、温度スイツチ19等と
共にプラグ27の両端子間に以下に述べる如く接
続している。即ち、プラグ27の一端を母線28
に接続すると共に、この母線28を前記温度スイ
ツチ19の接点(c−a)間及び(c−b)間に
より二分岐して各分岐を夫々一度炊き通電路A及
び二度炊き通電路Bに接続し、他端を母線29に
接続する。そして、一度炊き通電路Aと母線29
との間に炊飯ヒータ20を接続すると共に、この
炊飯ヒータ20と並列に第1スイツチ17の接点
(f−d)間及びモータ2の直列回路を接続し、
さらに第1スイツチ17の固定接点eを二度炊き
通電路Bに接続する。また、第2スイツチ18を
一度炊き通電路Aと二度炊き通電路Bとの間に接
続し、保温ヒータ21及び保温用サーモスイツチ
22の直列回路を温度スイツチ19の接点(c−
a)間と並列に接続し、さらに蓋ヒータ23を母
線28,29間に接続する。そして炊飯表示ラン
プ24及び抵抗30の直列回路を炊飯ヒータ20
と並列に接続すると共に、むらし表示ランプ25
及び抵抗31の直列回路をモータ2と並列に接続
し、さらに保温表示ランプ26及び抵抗32の直
列回路を第1スイツチ17の接点(f−e)間と
並列に接続する。
次に上記構成の作用について第6図に示す鍋底
温度Dの温度特性曲線及び第7図に示すタイムチ
ヤートも参照して説明する。尚、第6図において
は、横軸に示した炊飯時間Tに対応した鍋底温度
D(℃)を縦軸に示し、また第7図においては、
温度スイツチ21、第1及び第2スイツチ17,
18の各閉成状態及び各表示ランプ24乃至26
の点灯期間並びに炊飯ヒータ20の通電期間を斜
線帯にて示した。しかして、鍋内に米及び水を収
納し且つプラグ27を電源コンセントに差し込ん
だ状態で、温度スイツチ19をセツト操作すると
共に、操作つまみ13によりタイマー装置1の補
助時限軸12を回動操作して第2スイツチ18が
むらし用タイマー動作開始から例えば7分後に接
点(g−h)間を閉成するように設定すると、温
度スイツチ19が接点(c−a)間を閉成した状
態に切換わると共に、駆動歯車9が第2の位置へ
移動する。このため、炊飯ヒータ20が接点(c
−a)間を介して通電されて発熱し以て炊飯動作
が開始されると共に、この時点では第1スイツチ
17がその接点(f−d)間を閉成した状態にあ
るから、該接点(f−d)間を介してモータ2に
通電されてタイマー装置1がむらし用タイマー動
作を開始する。そして、このむらし用タイマー動
作開始後1分経過した時刻t1に至ると、第1スイ
ツチ17が接点(f−e)間閉成状態に切換わる
ため、モータ2が断電されて上記むらし用タイマ
ー動作が一時的に中断される。その後、炊飯動作
の継続によつて鍋内の水が沸騰し、この状態で鍋
内の水が残つている間は鍋底温度Dが略100℃に
保たれるが、鍋内の水がなくなつてこれが所謂ド
ライアツプ状態を呈すると鍋底温度Dが急上昇す
る。このため鍋底温度Dが時刻t2にて130℃を越
えるようになると、該鍋底温度Dを感知した温度
スイツチ19が接点(c−b)間を閉成するよう
になるため、炊飯ヒータ20が実質的に断電され
て炊飯動作が終了すると共に、モータ2が接点
(c−b)間、(f−e)間を介して通電されるよ
うになつてタイマー装置1のむらし用タイマー動
作が再開され、以てむらし動作に移行される。こ
のようなむらし動作への移行に伴うタイマー装置
1のむらし用タイマー動作の再開時から6分経過
した時刻t3(即ちむらし用タイマー動作の通算時
間が7分経過した時刻)に至ると、第2スイツチ
18の接点(g−h)間が閉成されるので該接点
(g−h)間を介して炊飯ヒータ20に再通電さ
れ、これにより鍋が再加熱されて所謂二度炊きが
1分間実行される。即ち、斯かる二度炊きの開始
時期は、操作つまみ13の回動操作量に応じてむ
らし用タイマー動作再開後(むらし動作に移行さ
れた後)の0乃至10分の範囲で任意に選択できる
ものであり、炊飯容量の大小に応じて二度炊きの
開始時期を操作つまみ13により予め調節してお
く。さて、前記むらし用タイマー動作再開時から
15分経過すると(時刻t4)、第1スイツチ17が
接点(f−e)間閉成状態から接点(f−d)間
閉成状態に復帰し、以てタイマー装置1は、その
むらし用タイマー動作が終了されて炊飯動作開始
前の状態に復帰される。これ以後において、鍋底
温度Dが所定の保温温度以下まで低下すると保温
用サーモスイツチ22の動作に応じて保温ヒータ
21が通電されるようになり、以て保温動作が行
なわれるようになる。尚、上記のような炊飯動
作、むらし動作及び保温動作時には炊飯表示ラン
プ24、むらし表示ランプ25及び保温表示ラン
プ26が第7図に示す如く点灯され、以て各動作
状態が表示されるようになつている。
尚、上記実施例ではタイマー装置1として機械
式のものを用いたが、これに限らず所謂電子式の
ものを用いても良い。
本考案によれば以上の説明から明らかなよう
に、二度炊きの開始時期を外部手動操作により可
変することができて、炊飯容量に応じた最適な二
度炊きを行なうことができ以てご飯の炊き上がり
具合を常に一定化し得る等の効果を奏する炊飯器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に関するもので、第1
図はタイマー装置をカバー除去状態で示す平面
図、第2図はタイマー装置を一部破断した側面
図、第3図は同タイマー装置要部の拡大横断面
図、第4図はタイマー装置のタイムチヤート、第
5図は炊飯器の電気回路図、第6図及び第7図は
夫々作用説明用の温度特性曲線図及びタイムチヤ
ートである。 図中、1はタイマー装置、2はモータ、12は
補助時限軸(操作体)、20は炊飯ヒータであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯ヒータによる炊飯動作終了後に所定時間の
    むらし用タイマー動作を実行しそのむらし用タイ
    マー動作中に前記炊飯ヒータに一定時間だけ再通
    電して二度炊きを行なうタイマー装置を備えたも
    のにおいて、前記タイマー装置による二度炊きの
    開始時期を外部手動操作可能な操作体により可変
    できるように構成したことを特徴とする炊飯器。
JP6087481U 1981-04-27 1981-04-27 Expired JPS6241707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6087481U JPS6241707Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6087481U JPS6241707Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57172621U JPS57172621U (ja) 1982-10-30
JPS6241707Y2 true JPS6241707Y2 (ja) 1987-10-26

Family

ID=29857142

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6087481U Expired JPS6241707Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27

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JPS57172621U (ja) 1982-10-30

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