JPS624262Y2 - - Google Patents

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JPS624262Y2
JPS624262Y2 JP2984582U JP2984582U JPS624262Y2 JP S624262 Y2 JPS624262 Y2 JP S624262Y2 JP 2984582 U JP2984582 U JP 2984582U JP 2984582 U JP2984582 U JP 2984582U JP S624262 Y2 JPS624262 Y2 JP S624262Y2
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JP
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timer
water
boiling
thermoswitch
circuit
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JP2984582U
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JPS58133028U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は湯沸しヒータへの通電を制御するサー
モスイツチを有する電気ポツトに関する。
この種電気ポツトは一般に湯温が95℃前後に達
するとサーモスイツチが通電制限動作を行い湯沸
しヒータの発熱量を激減させ、以後保温ヒータに
よつて湯温を92℃前後に保つように構成されてい
る。従つて、従来の電気ポツトによれば沸騰水を
得ることができず、沸騰による殺菌効果を期する
ことができないという問題があつた。又インスタ
ントコーヒ、カツプラーメンなどに注湯すると
き、沸騰水を使用したいという使用者の願望を叶
えることもできないという問題があつた。
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。
第1図乃至第4図に示す実施例において、1は
湯温が100℃未満の所定温度、例えば95℃に達し
たとき動作して湯沸しヒータ2への通電を制限す
るサーモスイツチで、例えばサーモスタツトで構
成される。3は保温ヒータで、これに直列に接続
した感温素子(TRS)4により制御され、湯温
を所定温度、例えば92℃に保つ。保温ヒータ3及
び感温素子4は前記サーモスイツチ1に並列に配
設されている。5は湯沸し表示ランプ、6は保温
表示ランプで、共に発光ダイオードで構成されて
いる。7,8は抵抗、9は電源コンセント、30
はメインスイツチである。
10は前記サーモスイツチ1に並列に配したタ
イマー回路である。このタイマー回路10は手動
操作によりタイマー動作時間を設定しうるタイマ
ー11を有し、サーモスイツチ1による湯沸しヒ
ータ2への通電制限動作後にも、湯沸しヒータ2
へ通電しうるように構成されている。
前記タイマー11としては、第3図に示すゼン
マイ式タイマーを使用するとコスト面で有利であ
る。このタイマー11の主軸12の一端にはダイ
ヤル盤13を、他端にはスイツチ押動カム14を
夫々固着すると共に、中間部に計時盤15及び伝
達歯車16を固着している。前記計時盤15には
ダイヤル盤13の回動により捲き締められ、その
後の復元力により計時盤15などを逆転せしめる
ゼンマイ19を係合せしめている。又前記伝達歯
車16にはがんぎ車17、アンクル18などから
なる調速・脱進機構を噛合させている。更に前記
スイツチ押動カム14にはマイクロスイツチ20
のアクチユエータ20aを接触させている。
前記タイマー11はダイヤル盤13を正方向に
回動することにより、所望のタイマー動作時間
(例えば数秒〜3分間)を設定できるようにし、
タイマー設定後ダイヤル盤13が原点に復帰する
までの間前記マイクロスイツチ20を閉成して湯
沸しヒータへ通電できるように構成している。こ
のため前記スイツチ押動カム14の形状を第3図
に示すように形成し、タイマー11の作動中はこ
れにより前記アクチユエータ20aを押して、マ
イクロスイツチ20が閉成し、タイマー11が原
点位置にあるとき、スイツチ押動カム14の凹部
21が前記アクチユエータ20aに対向して、マ
イクロスイツチ20が開成するようにしている。
尚、第1図に示すように、タイマー11、メイ
ンスイツチ30、湯沸し表示ランプ5、保温表示
ランプ6は容器本体22の表面適所に配設し、第
2図に示す回路を構成する部品の内上記以外のも
のは容器本体22の内部適所に配設している。
次に上記実施例の作用を説明する。電源を入
れ、メインスイツチ30を閉成すると、サーモス
イツチ(当初閉成している。)1と湯沸しヒータ
2とにより構成されるメイン回路は通電状態とな
り、湯沸しヒータ2は発熱して、内容器(図示せ
ず)内の水を加熱昇温せしめる。内容器内の水が
昇温し95℃に達するとサーモスイツチ1はこれを
検知して開き、前記メイン回路は非通電状態とな
る。このため湯沸しヒータ2への通電は制限さ
れ、第4図に示す如く、湯温は降下する。湯温が
92℃まで下がると感温素子4の接点が閉じ、保温
ヒータ3が発熱する。この保温回路によつて、湯
温は92℃前後に維持される。尚、前記湯沸し時に
は湯沸し表示ランプ5が点灯し、前記保温時には
保温表示ランプ6が点灯する。
使用者が沸騰水を得たい場合には、タイマー1
1のダイヤル盤20を回わし、そのタイマー動作
時間(例えば2分間)を設定すればよく、これに
より、以後同時間タイマー回路10を閉じ、湯沸
しヒータ2へ通電させることにより、内容器内の
湯を沸騰させることができる。この状態を第4図
に点線で示している。尚、この場合にも湯沸し表
示ランプ5は点灯する。
第5図に示す実施例は、上記実施例に改良を加
えたものであつて、上記実施例と同様の作用を営
むと共に、湯沸し前などにおいて予めタイマー1
1をセツトしておくと、湯沸し行程に引き続き、
自動的に沸騰行程となつて、沸騰水を得られるよ
うに構成したものである。
本実施例は上記実施例と同様のタイマー回路1
0を有し、そのタイマー11の計時盤15にラチ
エツト歯23を設けている。このラチエツト歯2
3には枢軸25により揺動可能に枢支された爪2
4の先端が係脱可能に係合している。爪24,2
4の基端には、ソレノイド26が接続してあり、
ソレノイド26の励磁時のみ爪24が前記ラチエ
ツト歯23に係合して、計時盤15の逆転を阻止
できるようにしている。ソレノイド26の非励磁
時にはスプリング27によつて爪24はラチエツ
ト歯23より離脱した位置に保持され(仮想線で
その状態を示す。)、計時盤15が自由に逆転しう
るようにしている。又前記ソレノイド26はサー
モスイツチ1が閉じているときのみ励磁される。
従つて本実施例によれば、湯沸し前又は湯沸し
途中にタイマー11のダイヤル盤13を回わしタ
イマー動作時間をセツトすると(但しメインスイ
ツチ30を閉成する必要がある。)、すぐにはタイ
マー11は動作せず、前記爪24とラチエツト歯
23との係合により一時停止せしめられる。湯温
が所定温度(例えば95℃)に達し、サーモスイツ
チ1が開くと、これと同時にソレノイド26は非
励磁状態となり、爪24のラチエツト歯23への
係合が解かれるので、タイマー11は始動し、そ
の動作時間中タイマー回路10を通じて湯沸しヒ
ータ2への通電が継続してなされる。
このように本実施例によれば、予めタイマー1
1をセツトすることにより、最初の湯沸し時に一
挙に沸騰水を得ることができるという効果があ
る。勿論本実施例においても、上記実施例同様、
最初の沸騰後温度が下つた湯を、任意のとき再び
沸騰させることができ、又最初の湯沸し時には沸
騰させず、必要に応じて任意のときに沸騰させる
ことができる。尚、本実施例の他の構成は上記実
施例と同様である。
本考案は上記2つの実施例に示す外種々の態様
に構成することができる。例えば上記実施例では
タイマー回路10のタイヤー11としてゼンマイ
式タイマーを採用したが、これに代え手動により
タイマー動作時間を設定しうる電動タイマーを採
用することができる。又上記実施例の保温回路、
湯沸し表示ランプ5、保温表示ランプ6は本考案
必須のものではない。
本考案は上記構成を有するので、使用者がタイ
マー回路のタイマーを手動操作することにより、
任意のときに手軽に沸騰水を得ることができると
いう効果がある。従つて本考案によれば、沸騰に
より殺菌を十分に行つた湯を使用者に提供でき
る。又本考案によれば、急にカツプラーメン用沸
騰水が必要となつたときなどにおいても、タイマ
ーを手動操作し、1〜2分待つことによりこれを
得ることができるので、使用に便利となる。
本考案は上記効果を有する上に、従来品と同様
サーモスタツトなど比較的低コストのサーモスイ
ツチで湯沸し行程をコントロールできると共に、
ゼンマイ式タイマーなど比較的低コストのタイマ
ーを有するタイマー回路で沸騰行程をコントロー
ルできるので、従来品に対してのコストアツプを
低く押えることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の外観を示す斜視図、
第2図はその主要部をなす回路図、第3図は前記
回路中に使用されるタイマーの1例を示す分解斜
視図、第4図は湯温を縦軸に、時間を横軸にとつ
て、内容器内の湯の昇温状態を示すグラフ、第5
図は本考案の他の実施例の主要部をなす回路図で
ある。 1……サーモスイツチ、2……湯沸しヒータ、
10……タイマー回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯沸しヒータへの通電を制御するサーモスイツ
    チを有する電気ポツトにおいて、手動操作により
    タイマー動作時間を設定しうるタイマー回路を前
    記サーモスイツチに並列に配し、サーモスイツチ
    による湯沸しヒータへの通電制限動作後に、前記
    タイマー回路により湯沸しヒータへ通電し、湯を
    沸騰させることができるように構成した電気ポツ
    ト。
JP2984582U 1982-03-03 1982-03-03 電気ポツト Granted JPS58133028U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2984582U JPS58133028U (ja) 1982-03-03 1982-03-03 電気ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2984582U JPS58133028U (ja) 1982-03-03 1982-03-03 電気ポツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58133028U JPS58133028U (ja) 1983-09-07
JPS624262Y2 true JPS624262Y2 (ja) 1987-01-30

Family

ID=30041607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2984582U Granted JPS58133028U (ja) 1982-03-03 1982-03-03 電気ポツト

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080728U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 タイガー魔法瓶株式会社 電気貯湯容器
JPS6080727U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 タイガー魔法瓶株式会社 電気貯湯容器
NL1024204C2 (nl) * 2003-09-01 2005-03-03 Ferro Techniek Holding Bv Inrichting voor het verwarmen van vloeistoffen.

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JPS58133028U (ja) 1983-09-07

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