JPS6240721A - 液相成長方法 - Google Patents
液相成長方法Info
- Publication number
- JPS6240721A JPS6240721A JP60180805A JP18080585A JPS6240721A JP S6240721 A JPS6240721 A JP S6240721A JP 60180805 A JP60180805 A JP 60180805A JP 18080585 A JP18080585 A JP 18080585A JP S6240721 A JPS6240721 A JP S6240721A
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- JP
- Japan
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- crystal
- substrate
- grown
- solute
- alxga1
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- Pending
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- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
ガリウムアンチモン(GaSb)基板上にアルミニウム
ガリウムアンチモン(A I XGa I −X5b)
結晶を、特にアンチモン(Sb)溶液より成長させる際
、基板と成長層との界面に生ずる溶質インクルージヨン
の発生を阻止するため、基板に格子整合し、かつ偏析係
数が大きい砒素(As)を混入したアルミニウムガリウ
ム砒素アンチモン (A1.Ga1−XAs、5bl−、)結晶層を界面に
挟んで成長させる方法を提案する。
ガリウムアンチモン(A I XGa I −X5b)
結晶を、特にアンチモン(Sb)溶液より成長させる際
、基板と成長層との界面に生ずる溶質インクルージヨン
の発生を阻止するため、基板に格子整合し、かつ偏析係
数が大きい砒素(As)を混入したアルミニウムガリウ
ム砒素アンチモン (A1.Ga1−XAs、5bl−、)結晶層を界面に
挟んで成長させる方法を提案する。
本発明は、溶質インクルージヨンを発生させないで、G
aSb基板上にAlXGal−XSb結晶を、特にsb
溶液より成長させる液相成長方法に関する。
aSb基板上にAlXGal−XSb結晶を、特にsb
溶液より成長させる液相成長方法に関する。
AlxGat−、Sb結晶で作成したAPD (Ava
1anchePhotodiode)は1.3〜1.
5μm帯の光通信用受光素子として期待されている。
1anchePhotodiode)は1.3〜1.
5μm帯の光通信用受光素子として期待されている。
この帯域の受光素子としてInP系の結晶も利用されて
いるが、イオン化率比β/α(ここで、βは正孔の、α
は電子のイオン化率である)が、InP系の結晶では β/α#2.3゜ に対し、AlxGa、、、Sb結晶では、β/α?20
゜ と極めて太きく APDの雑音特性を改良をし、有利で
ある。
いるが、イオン化率比β/α(ここで、βは正孔の、α
は電子のイオン化率である)が、InP系の結晶では β/α#2.3゜ に対し、AlxGa、、、Sb結晶では、β/α?20
゜ と極めて太きく APDの雑音特性を改良をし、有利で
ある。
へIxGa、−xSb結晶成長は他の混晶半導体結晶と
同様に液相成長により、その際素子特性を劣化させる原
因となっている溶質インクルージヨンの発生を阻止する
方法の開発が望まれている。
同様に液相成長により、その際素子特性を劣化させる原
因となっている溶質インクルージヨンの発生を阻止する
方法の開発が望まれている。
従来のAlxGa+−xsEl結晶の成長方法はガリウ
ム(Ga)溶液からの成長がほとんどであり、この場合
は混晶比Xが0.3程度以下、すなわちアルミニウム(
A1)量が少ないときは、基板と成長層界面に生ずる溶
質インクルージヨンは少なかった。
ム(Ga)溶液からの成長がほとんどであり、この場合
は混晶比Xが0.3程度以下、すなわちアルミニウム(
A1)量が少ないときは、基板と成長層界面に生ずる溶
質インクルージヨンは少なかった。
Ga溶液は、約90%のGaを溶媒とし、AI、 Sb
を溶質とする。この溶液を使用した場合の成長温度は4
00〜550’Cである。
を溶質とする。この溶液を使用した場合の成長温度は4
00〜550’Cである。
この場合の溶質インクルージヨンはAI、 Sbを主成
分とした塊状の析出物質よりなる。
分とした塊状の析出物質よりなる。
上記のように、Ga溶液を用いると混晶比Xが0.3程
度以下のときは溶質インクルージヨンは少ないが、Ga
は融点が約29°Cと低くバッチメルト(大量にメルト
を溶解して溶けた状態で少量ずつ分けて冷却凝固して均
質な多数のメルト素材を作成し、成長の都度使用できる
ようにする)化が難しく、成長結晶の組成、キャリア濃
度の再現性に問題があるため、最近sb温溶液使用した
成長が試みられるようになった。
度以下のときは溶質インクルージヨンは少ないが、Ga
は融点が約29°Cと低くバッチメルト(大量にメルト
を溶解して溶けた状態で少量ずつ分けて冷却凝固して均
質な多数のメルト素材を作成し、成長の都度使用できる
ようにする)化が難しく、成長結晶の組成、キャリア濃
度の再現性に問題があるため、最近sb温溶液使用した
成長が試みられるようになった。
sb温溶液、約80%のsbを溶媒とし、八】、Gaを
溶質とする。成長温度は600℃以上とGa溶液より高
温である。
溶質とする。成長温度は600℃以上とGa溶液より高
温である。
この場合の溶質インクルージヨンはAI、 Gaを主成
分とした塊状の析出物質よりなる。
分とした塊状の析出物質よりなる。
上記のように、sb温溶液用いると混晶比Xが0.3程
度以下のと′きでも溶質インクルージヨンが比較的多い
という欠点があり、半導体デバイスを作成する上で大き
な問題であった。
度以下のと′きでも溶質インクルージヨンが比較的多い
という欠点があり、半導体デバイスを作成する上で大き
な問題であった。
第2図は従来例によるsb温溶液らGaSb基板上へA
lXGa+−xSb結晶を成長する方法を説明する断面
図である。
lXGa+−xSb結晶を成長する方法を説明する断面
図である。
図において、21は面指数(100)のGaSb基板(
GaSb Sub、)で、この上に通常の液相エピタキ
シャル成長(LPE)法によりAlxGa+−、Sb結
晶層22を成長する。
GaSb Sub、)で、この上に通常の液相エピタキ
シャル成長(LPE)法によりAlxGa+−、Sb結
晶層22を成長する。
この際、基板と成長層との界面近傍に相当数の溶質イン
クルージヨン23が発生する。
クルージヨン23が発生する。
従来例による、GaSb基板上にAlXGa+−xSb
結晶を、特にsb温溶液り成長させる液相成長方法にお
いては、基板と成長層との界面近傍に多数の溶質インク
ルージヨンが発生し、素子特性を劣化させる原因となる
。
結晶を、特にsb温溶液り成長させる液相成長方法にお
いては、基板と成長層との界面近傍に多数の溶質インク
ルージヨンが発生し、素子特性を劣化させる原因となる
。
上記問題点の解決は、ガリウムアンチモン(GaSb)
基板(1)上にアルミニウムガリウムアンチモン(AI
xGa+−xSb)結晶層(2)を成長させる際に、該
ガリウムアンチモン基板(1)上に、該ガリウムアンチ
モン基板+11に格子整合したアルミニウムガリウム砒
素アンチモン(AlyGa+−JSySb+−y)結晶
層(3)を成長し、該アルミニウムガリウム砒素アンチ
モン結晶層(3)上に該アルミニウムガリウムアンチモ
ン結晶層(2)を成長させる本発明による液相成長方法
により達成される。
基板(1)上にアルミニウムガリウムアンチモン(AI
xGa+−xSb)結晶層(2)を成長させる際に、該
ガリウムアンチモン基板(1)上に、該ガリウムアンチ
モン基板+11に格子整合したアルミニウムガリウム砒
素アンチモン(AlyGa+−JSySb+−y)結晶
層(3)を成長し、該アルミニウムガリウム砒素アンチ
モン結晶層(3)上に該アルミニウムガリウムアンチモ
ン結晶層(2)を成長させる本発明による液相成長方法
により達成される。
Asを含んだAlGaAsSbの4元系溶液からGaS
b基板上に、基板に格子整合したAlXGa+−xAs
ySb+−y結晶を成長させる場合には、Asの偏析係
数が大きいため、固相側(基板側)からの溶解が起こら
ないため、溶質インクルージヨンを含まない結晶が成長
する。
b基板上に、基板に格子整合したAlXGa+−xAs
ySb+−y結晶を成長させる場合には、Asの偏析係
数が大きいため、固相側(基板側)からの溶解が起こら
ないため、溶質インクルージヨンを含まない結晶が成長
する。
つぎに、A 1.Ga 1− XAs 、sb I −
yの4元系結晶上にA 1xGa 1− XSb結晶を
成長する場合は、固相側(4元系結晶側)に不安定性は
ない。
yの4元系結晶上にA 1xGa 1− XSb結晶を
成長する場合は、固相側(4元系結晶側)に不安定性は
ない。
本発明は、このような作用にもとすいて、基板界面に溶
質インクルージヨンを含まない結晶を成長するようにし
たものである。
質インクルージヨンを含まない結晶を成長するようにし
たものである。
第1図は本発明によるsb温溶液らGaSb基板上へA
lxGa+−・sb結晶を成長する方法を説明する断面
図である。
lxGa+−・sb結晶を成長する方法を説明する断面
図である。
図において、1は面指数(100)のn型G a S
b % 板(n−GaSb Sub、)で、この上に通
常のLPE法によりAlo、 Q’1caO,qtsb
結晶層Zを約3pm成長する場合について説明する。
b % 板(n−GaSb Sub、)で、この上に通
常のLPE法によりAlo、 Q’1caO,qtsb
結晶層Zを約3pm成長する場合について説明する。
まず、八lXGa+−JsySb+−yの4元系結晶M
3をGaSb基板1上に成長する。
3をGaSb基板1上に成長する。
成長条件は、溶液組成として
XLAt= 3X10−”、 X’G!=0.11
2゜X’5b=0.8848. X’as= l
Xl0−’。
2゜X’5b=0.8848. X’as= l
Xl0−’。
の溶液を用い、成長温度T 9 = 620°Cから冷
却率0.35℃/minで冷却し八Io、 5Gao、
7AS(1,onsbo、 qbの4元系結晶層3を
約0.5μm成長させる。
却率0.35℃/minで冷却し八Io、 5Gao、
7AS(1,onsbo、 qbの4元系結晶層3を
約0.5μm成長させる。
つぎに、この層の上にAlXGa+−xSb結晶層2を
成長する。
成長する。
成長条件は、650°Cで3時間水素(I+□)ガス中
で熱処理したsbを溶媒に用い、溶液組成としてX’A
L=8.537 Xl0−’、 X’ca=0.1
474゜X ’ Sb = 0.8518゜ の溶液を用い、成長温度T、=615.5℃から冷却率
0.35℃/minで1分間冷却し、八Io、 07に
ao、 qzsb結晶層2をめ3μm成長させる。
で熱処理したsbを溶媒に用い、溶液組成としてX’A
L=8.537 Xl0−’、 X’ca=0.1
474゜X ’ Sb = 0.8518゜ の溶液を用い、成長温度T、=615.5℃から冷却率
0.35℃/minで1分間冷却し、八Io、 07に
ao、 qzsb結晶層2をめ3μm成長させる。
この際、基板と成長層とのへテロ界面に溶質インクルー
ジヨンのない、平滑な界面を有する結晶が得られた。
ジヨンのない、平滑な界面を有する結晶が得られた。
以上詳細に説明したように本発明によれば、ペテロ界面
に溶質インクルージヨンのない結晶が得られるため、フ
ォトダイオード、またはAPD用材料として優れた特性
を有する結晶を提供することができる。
に溶質インクルージヨンのない結晶が得られるため、フ
ォトダイオード、またはAPD用材料として優れた特性
を有する結晶を提供することができる。
第1図は本発明によるsb溶液からGaSb基板上へA
1.Ga+−、Sb結晶を成長する方法を説明する断面
図、 第2図は従来例によるsb溶液からGaSb基板上へA
1.Ga1−、Sb結晶を成長する方法を説明する断面
図である。 図において、 1はn−GaSb基板、 2はAlxGa、−、Sb結晶層、 3はAlxGa+−xAsysb+−y結晶層十苓i日
y」σ2f’j’kiシェフ)シ太と1シ弓へ 日λヨ
弓−:519th 図第1図 蔓来例っ鈎妨法と悦a833断1回 第 2図
1.Ga+−、Sb結晶を成長する方法を説明する断面
図、 第2図は従来例によるsb溶液からGaSb基板上へA
1.Ga1−、Sb結晶を成長する方法を説明する断面
図である。 図において、 1はn−GaSb基板、 2はAlxGa、−、Sb結晶層、 3はAlxGa+−xAsysb+−y結晶層十苓i日
y」σ2f’j’kiシェフ)シ太と1シ弓へ 日λヨ
弓−:519th 図第1図 蔓来例っ鈎妨法と悦a833断1回 第 2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ガリウムアンチモン(GaSb)基板(1)上にアルミ
ニウムガリウムアンチモン(Al_xGa_1_−_x
Sb)結晶層(2)を成長させる際に、 該ガリウムアンチモン基板(1)と該アルミニウムガリ
ウムアンチモン結晶層(2)間にアルミニウムガリウム
砒素アンチモン(Al_xGa_1_−_xAs_yS
b_1_−_y)結晶層(3)を介在させて成長するこ
とを特徴とする液相成長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180805A JPS6240721A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 液相成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60180805A JPS6240721A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 液相成長方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240721A true JPS6240721A (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=16089652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60180805A Pending JPS6240721A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 液相成長方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240721A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03265030A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-26 | Oki Farm Wear Syst:Kk | コンピュータ搭載装置 |
CN109755334A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-14 | 苏州焜原光电有限公司 | 一种AlGaAsSb四组分材料的生长方法 |
-
1985
- 1985-08-17 JP JP60180805A patent/JPS6240721A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03265030A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-26 | Oki Farm Wear Syst:Kk | コンピュータ搭載装置 |
CN109755334A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-14 | 苏州焜原光电有限公司 | 一种AlGaAsSb四组分材料的生长方法 |
CN109755334B (zh) * | 2018-12-29 | 2020-10-13 | 苏州焜原光电有限公司 | 一种AlGaAsSb四组分材料的生长方法 |
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