JPH08758B2 - クロムドープ半絶縁性ガリウム・ヒ素単結晶の製造方法 - Google Patents

クロムドープ半絶縁性ガリウム・ヒ素単結晶の製造方法

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JPH08758B2
JPH08758B2 JP63225152A JP22515288A JPH08758B2 JP H08758 B2 JPH08758 B2 JP H08758B2 JP 63225152 A JP63225152 A JP 63225152A JP 22515288 A JP22515288 A JP 22515288A JP H08758 B2 JPH08758 B2 JP H08758B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クロムドープ半絶縁性ガリウム・ヒ素(Ga
As)単結晶の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 横形ボート法を用いて得られるクロム(Cr)ドープ半
絶縁性GaAsウエハは、比抵抗が高い(〜108Ω・cm)、
転位密度が小さい(〜5000cm-3)等の特徴があり、液体
封止引上法(LEC法)を用いて得られるウエハと競合し
て用いられている。GaAsにCrをドープする理由は、石英
ボートから混入する浅いドナーレベルを有するシリコン
(Si)に対し、深いアクセプタレベルを有するCrをより
多く添加することによりSiによる不純物の影響を補償す
るためである。半絶縁性、すなわち比抵抗ρ>106Ω・c
mの関係を得るには(c)式の関係を満足する必要があ
る。
ncr>nsi …(c) 但し、ncr:Crの濃度、nsi:Siの濃度。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように石英ボートを用いて半絶縁性のGaAs単
結晶を製造する場合は、ボートから混入するSiの電子レ
ベルを補償するためCrドープが行なわれているが、混入
するSi量が多い場合はさらに多量のCrを添加しなければ
ならない。しかしCrの偏析係数は約6×10-4と小さいた
め結晶中に混入し難く、Cr濃度が高くなった結晶成長の
後半では濃縮過大となって析出を生じてしまう。
そこで、Siの混入を抑制する必要があるが、現在Siの
量を低減する方法としては、酸素を添加する方法やPBN
(パイロリティック窒化ボロン)ボートを使用する方法
等が採用されている。しかし、酸素を添加する方法にお
いて石英ボートを使用した場合、単結晶後端においてSi
濃度が著しく低下するため、石英ボートと単結晶後端と
の間に「ぬれ」(焼付き現象)を生ずることが確認され
ており、この「ぬれ」の発生はSi濃度nsi≦4.4×1015c
m-3(≒0.1ppma)のときに顕著である。
またSi濃度nsiがnsi≧8.8×1015cm-3(0.2ppma)の
場合は、アニール後表面比抵抗が低下することが知られ
ている。これは、Crが表面から外部拡散(out diffusio
n)することにより、(c)式を満足できない場合が生
じたためである。この傾向はCr濃度ncrが低くなる程顕
著となり、安定した品質が得られない恐れがある。
本発明の目的は、熱的に安定なクロムドープ半絶縁性
ガリウム・ヒ素単結晶の製造方法を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、横形ボート法によりCrドープ半絶縁性GaAs
単結晶の製造方法において、GaAs単結晶中に残留する残
留シリコン濃度nsiに対し、 1×1015cm-3≦nc<nsi …(a) nsi−nc≦4.4×1015cm-3 …(b) の両式を満足する濃度ncとなるのに必要な量のカーボ
ンをドープして製造することにより、熱的に安定なCrド
ープ半絶縁性GaAs単結晶が得られるようにして目的の達
成を計っている。
[作用] 本発明のCrドープ半絶縁性GaAs単結晶の製造方法で
は、浅いアクセプタレベルを有するカーボンCを前記の
(a)式および(b)式を満足するように添加すること
により、CがSiを補償するため、Crの添加量を少なくす
ることができる。
CはSiと同様熱処理により動きにくい元素で、ウエハ
上へのエピタキシャル層形成時に成長層への拡散も少な
いため、熱的に安定なCrドープ半絶縁性GaAs単結晶であ
ると言うことができる。
また、Si量が8.8×1015cm-3以上の場合は石英ボート
との「ぬれ」は発生しにくく、低転位単結晶が得られ易
い。
なお、SiはGaAs結晶中で浅いドナー不純物および浅い
アクセプタ不純物の両方になり得る両性不純物であり、
従ってGaAs中のSiの全ての浅いドナー不純物として扱う
わけにはいかない。すなわち、正確には、浅いドナー不
純物として機能するSi濃度(Si)は、Si=(浅いド
ナーレベルのSi濃度)−(浅いアクセプタレベルのSi濃
度)となり、上述の(a),(b)式中のnsiは、厳密
にはnsiとすべきものである。
また、浅いドナーレベルの不純物nDのほとんどはSi
(nD≒nsi)であり、浅いアクセプターレベルの不純
物nAの場合は、原料から混入するものとしてナトリウム
(Na)、カリウム(Ca)、マンガン(Mn)およびC等が
あげられるが、通常ボート法を用いてGaAs単結晶を製造
する場合のnAの総量は1×1015cm-3以下である。従って
Si量が比較的多量に含まれる結晶(>8.8×1015cm-3
の場合でも前記(a),(b)式を満足するようにCを
添加することにより低転位で熱的に安定なCrドープ半絶
縁性単結晶を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について説明する。
(比較例1) 反応管内の一端に、Ga:1000g、Cr:430mg、酸化ガリウ
ム(Ga2O3):40mgおよび種結晶を入れた石英ボートを置
き、他端にはAs:1110gを配置する。次に、反応管内を5
×10-6Torr以下の圧力で1時間以上真空に吸引した後封
止する。真空状態に封止した反応管を横形二連式電気炉
の中に設置して高温炉の温度を1200℃、低温炉の温度を
610℃まで上昇させこの状態で定温制御を行なう。この
ようにしてボート内でGaAsの合成反応を行なわせた後、
温度勾配一定の状態でGaAs融液に種結晶を若干溶解さ
せ、ボート側温度をこれより高くした状態で一定温度で
降温させて単結晶の成長を行なわせる。単結晶が全部固
化したならば100℃/時の割合で室温まで冷却して取り
出す。
このようにして成長させたGaAs単結晶について固化率
=0.1の部分でスライスしてウエハを取り出し不純物濃
度を測定した結果、ncr=1.3×1016cm-3,nsi=8.8×10
15cm-3,nc<1014cm-3であった。
また、隣接するウエハを取り出し二端子法を用いて比
抵抗ρを測定した結果、アニール前は2×108Ω・cmで
あったが、温度850℃、水素中で30分間FF(face to fac
e)法によりアニールした御は、ρ=5×106Ω・cmとな
り、比抵抗が低下する現象がみられた。
(比較例2) Ga2O3を80mgに増量した以外は比較例1と同一条件で
結晶の成長を行なわせた結果、ncr=1.3×1016cm-3,ns
i=4.4×1015cm-3,nc<1014cm-3のGaAs単結晶が得られ
た。また比抵抗ρは、アニール前が5×108Ω・cm、ア
ニール後が8×107Ω・cmで、比較例1に比べるとアニ
ール後の比抵抗の低下は少なかったが、単結晶が成長す
るとき単結晶とボートとの間に「ぬれ」が発生して結晶
の後端部に割れが生ずる現象がみられた。
(実施例1) この実施例が比較例1,2と異なる点はCを0.1mg添加し
た点にあり、この条件で比較例1と同様の方法で単結晶
を成長させた結果、ncr=1.3×1016cm-3,nsi=8.8×10
15cm-3,nc=4.4×1015cm-3であり、また比抵抗ρはアニ
ール前が5×108Ω・cm、アニール後が7×107Ω・cmで
アニール後僅かに減少している。単結晶とボートとの間
に「ぬれ」は生じていない。
(実施例2) 本実施例は上記実施例1に対しGa2O3を30mgに減少さ
せ、Cを0.14mgに増量して添加した場合である。上記実
施例1と同様にして単結晶を成長させた結果、ncr=1.
3×1016cm-3,nsi=1×1016cm-3,nc=6×1015cm-3であ
り、比抵抗ρはアニール前6×108Ω・cm、アニール後
8×107Ω・cmで、アニール後の比抵抗の減少は僅少で
あった。また単結晶とボートとの間に「ぬれ」は生じて
いない。
第1表および第1図は上記各比較例,実施例の結果を
纏めたものである。第1表から明らかな通り、Cが添加
されその濃度ncが大きい実施例1,2の場合が比抵抗ρの
変化が少なく、また「ぬれ」も発生せず良好な結果が得
られている。
第1図は横軸がSi濃度nsi、縦軸が比抵抗ρを示すも
ので、同図実線はCが無添加の場合、点線がCを添加し
た場合を示す。両者を比較するとC添加の場合の方が明
らかに比抵抗ρの変化が少なく絶縁性に優れていること
が認められる。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば次のような効果が得ら
れる。
(1) Cの添加により結晶中のSiを低減させなくとも
熱的に安定なCrドープ半絶縁性単結晶を得ることができ
る。
(2) 結晶と石英ボートとの間に「ぬれ」が生じない
ので、結晶の割れや歪み、転位等が発生せず高品質の単
結晶を得ることができる。
(3) 品質の向上により製品の歩留りが上昇しコスト
低減を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法による一実施例を示す特性図
で、カーボン添加有りおよび無しの場合におけるシリコ
ン濃度対比抵抗変化特性図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 正義 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社金属研究所内 (56)参考文献 特開 平1−215799(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に種結晶を置き原料であるガリウムま
    たはガリウム・ヒ素多結晶とドーパントであるクロムを
    入れた横形ボートを反応管の一端に配置し、該反応管の
    他端にはヒ素を配置し、前記反応管内を加熱して前記横
    形ボート内にガリウム・ヒ素融液を生成させた後、該ガ
    リウム・ヒ素融液に前記種結晶を接触させつつ冷却して
    前記ガリウム・ヒ素の単結晶を育成するクロムドープ半
    絶縁性ガリウム・ヒ素単結晶の製造方法において、前記
    単結晶中に残留する残留シリコンの濃度nsiに対し、 1×1015cm-3≦nc<nsi …(a) nsi−nc≦4.4×1015cm-3 …(b) の両式を満足する濃度ncとなるのに必要な量のカーボ
    ンをドープすることを特徴とするクロムドープ半絶縁性
    ガリウム・ヒ素単結晶の製造方法。
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