JPS61276314A - 化合物半導体の液相エピタキシヤル成長方法 - Google Patents

化合物半導体の液相エピタキシヤル成長方法

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JPS61276314A
JPS61276314A JP60118210A JP11821085A JPS61276314A JP S61276314 A JPS61276314 A JP S61276314A JP 60118210 A JP60118210 A JP 60118210A JP 11821085 A JP11821085 A JP 11821085A JP S61276314 A JPS61276314 A JP S61276314A
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JP
Japan
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alinas
ingaas
forbidden band
band width
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Pending
Application number
JP60118210A
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Inventor
Susumu Yamazaki
進 山崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 InPと格子整合するInGaAa上°にAJ I n
Asを成長する方法であって、両者の中間の禁制帯幅の
半導体中間層をInGaAsとAlInAsの間に挾ん
で液相エピタキシャル成長することによシ、良好な半導
体結晶構造を得る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は液相エピタキシャル成長法(LPg法)に係り
、4IK111Pと格子整合するInGaAs層上にA
lInAsの良好な結晶層を成長せしめる方法に関する
〔従来の技術〕
最近、1μmW受光素子として% InPに格子整合す
るInGaAsを光吸収層とし、AlInAsを増倍層
トスるアバランシェ・フォト・ダイオード(APD)が
提案されている。
第5図にその要部断面図を表わしてあシ、n+−InP
基板51上に、光吸収層52のn −InGaAa層、
キャリア増倍層8のn  AlInAs層が順に成長さ
れておυ、pfl接合形成のためCd等のp+形拡散層
団が形成しである。
第5図のAJFInAsを増倍層とする構造は、特にノ
イズ特性改善の可能性を有することが注目されている。
APDのノイズ特性は、増倍層の半導体のイオン化率に
よシそのノイズレベルが決まシ、普通に用いられている
InPを増倍層とする素子では、ノイズ特性の改善は限
界に達している。これに対して、AlInAsはInP
よりバンドギャップも広く、イオン化率も異なるものと
考えられ、ノイズレベルを低下せしめる可能性がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来、光デバイスの作製において一般的であ
る液相成長法(LPE )でInGaAs上にAlIn
Asを直接成長させようとすると、AjInAaを成長
する溶液中にInGaAsが溶は込んでしまい、高品質
なAt I nAs / I nGaAa構造を得るこ
とが困難であった。
そのため、第5図の構造を作製するのに、MHI(分子
ビームエピタキシャル)法等でAlInAsの結晶成長
を行なわなければならず、量産上問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明においては、上記問題点を解決するために、In
GaA1上にAJ I nA aを成長させるKあた9
、中間層としてInGaAsとAlInAsの中間の禁
制帯幅を有する半導体層を介在せしめ、AJInAaの
成長を液相成長法(LPE )で行なう。
〔作用〕
禁制帯幅が小なる化合物半導体層上に禁制帯幅が大なる
化合物半導体層を液相成長法で形成する場合、前者が後
者の成長用メルト中に溶は込む速度が大きい傾向があシ
、直接成長するのは困難である。
本発明のように、あらかじめ禁制帯幅が小なるInGa
As上に、成長すべき、禁制帯幅が大なるAlInAs
+との中間の禁制帯幅の中間層を設け、その後、AlI
nAs O液相成長を行なうようにすると、該中間層が
アンチメルトバック層として作用し、高品質な半導体構
造を得ることができる。
〔実施例〕
第1図に本発明の第1の実施例の断面図を表わしている
。第1図において、InP基板(この例では(111)
 A面を用いている)1上に、これと格子整合するIn
GaAa層2がエピタキシャル成長され、その上に前述
の中間層3が、ま九その上にAJInAII層4が液相
エピタキシャル成長されている。
InP基板を用いる場合、それと格子整合可能な材料系
としてInGaAsP (InP+ InGaAsを含
む)及びAjGaInAs (AlInAs、 InG
aA1上を含む)等が知られている。従ってInGaA
sとAJInAaの中間に形成する層としてはこれらの
中から選択すれば良いことになる。そしてこれらの材料
の内、禁制帯幅の点からするとInGaAsが最も小さ
く(Ig=0.7J)eV) 、 AlInAsが最も
大きい(1,45eV )。
一般的に、液相成長法(LPE法)では、エネルギギャ
ップ(禁制帯幅)差の大きな場合には直接成長するのが
困難であるが、本実施例では中間層3としてAJGaI
nAs (Eg :1.1 eV )を設けたところ、
高品質なAJ I nAs/ I nGaAa構造が得
られた。
第3図に、本実施例の具体的な成長工程を表わしてあシ
、(A)は液相成長に用いるスライドボートであり、諺
がメルト溜め、31がInP基板1が装着されたボート
であシ、矢印方向に摺動される。
メルト溜め諺のメル)1〜■は次の通りである。
!のメルト:メルトバック用のメルトで、InP基板1
の表面のダメイジを除く ■のメルト: InGaAs成長用メルト■のメルト:
中間層成長用メルト Wのメル) : 、AlInAsの成長用メルト第3図
(B)に液相成長の温度プログラムを示しである。本実
施例ではアバランシェ・フォト・ダイオード(APD 
)を考えているので、増倍層としてAlInAsは約2
μmの厚さが必要となる。そのため、成長開始温度を7
90℃とかなシ高くしている゛(通常は650℃位)。
最初、810℃位でメルトを形成しておき、冷却速度α
=0.6℃/minで冷却し、790℃位になったとこ
ろでメルト■とInP基板1とを接触し、はんのわずか
メルトバックし、790℃でInP基板1とメル)II
を接触し、InGaAaを成長せしめ、2℃落ちたとこ
ろの788℃でメル)IIIと接触してAJGaInA
sを成長せしめ、1℃落としたところでメルト■と接触
せしめ、787℃からAlInAsの成長を行ない、u
℃落ちた775℃でメルト■と基板を離して成長を終了
する。
なお、本実施例ではInP基板1は(111) A面を
用いているが、これは他の面、例えば(111) B面
或いは(ioo)面等よシ基板がメルトに溶けにくく、
良好な結晶成長を行ない易い九めである。
以上、一実施例を示したが、中間層3としては、InG
aAsとAlInAs間のエネルギギャップ差を小さく
するものであれば、他のInPと格子整合する半導体が
使える。
第2図に第2の実施例を表わしてあり、第1図と異なる
のは中間層がInGaAsP層3とInP層3′の二層
でなる点である。この時、InGaAsPの禁制帯幅E
gさ1.1 eVとしている。或いは、中間層がInG
aAsP一層でも良い。
ま念、第3の実施例として、第1図の構造において、中
間層3のAlGaInAsを組成を順次InGaAsか
らAlInAsに制御した層としても良い。
次に、第4図に、本発明を適用したAPDの要部断面構
造を示している。1はn”−InP基板であシ(111
) A面を用いている。以下次の各層が液相成長法で形
成されている。
成長層     キャリア濃度  厚み光吸収層2−’
  n−In、s、Ga0.4.As+  nylXl
o”am−’+ 42μm(エネルギギャップEg z
 O,74aV )中間層3 =  n−AA’xGa
yIn、−x−yAs、 n=1刈0’6cm六d;0
.5都(ここで、エネルギギャップEg=1.1eVと
している)増倍層4−・・n−AIInAa+    
  n=1.5XlO’−シd:2μ。
(エネルギギャップEg = 1.45 eV )その
後、Cd (カドミウム)を拡散せしめて p +−A
lInAs領域5を形成している。このp+領領域深さ
は0.5μm位としておシ、n−AlInAsの増倍層
としての実効的な厚みはd 21.5μmである。
〔発明の効果〕
以上のことから明らかなように、本発明によればInG
aAm上にAlInAsを成長する場合に、中間層とし
てInGaAsとAlInAsの中間の禁制帯幅を有す
る半導体層を形成することにより、光半導体素子の作製
上の一般的な液相成長法で良好な半導体構造を得ること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の断面図、第2図は本発
明の第2の実施例の断面図、第3図(A)、 (B)は
本発明の実施例の結晶成長方法の説明図、 第4図は本発明を適用したAPDの要部断面図、第5図
は従来例の要部断面図である。 1・・・n”−InP基板 2− n−InGaAa層 3 、3’ ・・・中間層(InGaAaP又はAll
GaInAs又はInP)4− n−AJInA+s層 5・・・Cd拡散層 31・・・基板保持台 32・・・メルト溜 51・・・基板 52・・・光吸収層 シ・・・増倍層 団・・・p+形拡散層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 InPと格子整合するInGaAs層上に、InPと格
    子整合するAlInAs層を成長する化合物半導体の液
    相エピタキシャル成長方法において、 該InGaAs層上に、InGaAsとAlInAsの
    それぞれの禁制帯幅の中間の禁制帯幅を有しInPと格
    子整合する半導体層を成長せしめ、その後、AlInA
    s層を成長することを特徴とする化合物半導体の液相エ
    ピタキシャル成長方法。
JP60118210A 1985-05-31 1985-05-31 化合物半導体の液相エピタキシヤル成長方法 Pending JPS61276314A (ja)

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JPS61276314A true JPS61276314A (ja) 1986-12-06

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ID=14730931

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01194352A (ja) * 1988-01-28 1989-08-04 Fujitsu Ltd 受光素子及び集積化受信器

Cited By (1)

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