JPS6238831Y2 - - Google Patents

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JPS6238831Y2
JPS6238831Y2 JP1305283U JP1305283U JPS6238831Y2 JP S6238831 Y2 JPS6238831 Y2 JP S6238831Y2 JP 1305283 U JP1305283 U JP 1305283U JP 1305283 U JP1305283 U JP 1305283U JP S6238831 Y2 JPS6238831 Y2 JP S6238831Y2
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JP
Japan
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dump
vehicle
driver
seat
rough terrain
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Application number
JP1305283U
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English (en)
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JPS59118644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体前方の枢支部に上下揺動自在に
取付けたダンプ荷台の後方に、オープン型の搭乗
運転部を配置し、その搭乗運転部に、前記ダンプ
荷台の操作具を運転座席よりも車体左右方向内側
に備えさせた不整地用ダンプ車に関する。
従来、上記不整地用ダンプ車において、荷台上
の積載物をダンプ操作により放出した場合、後部
持上がり状態のダンプ荷台自身が視界の遮げとな
つて荷台上の残留積載物を運転部から確認できな
いために、操縦者が運転部から離れて荷台の前方
側から残留積載物を確認するのであるが、残留積
載物をダンプ荷台の上下動操作により落下させる
に、そのダンプ操作の度に運転部と荷台前方との
間を往復することが面倒であるために、第1図に
示すように、操縦者が、運転座席7と同じ側の車
体横側方から持ち上がり状態のダンプ荷台6の下
方を通じてダンプ操作具12を操作する場合があ
り、その操作状態で誤操作等により不測にダンプ
荷台が大きく下降した場合重大な事故を招く危険
性があつた。
本考案の目的は、上述実情にかんがみて、運転
部に対する簡単な改良で、ダンプ操作時の安全性
を向上する点にある。
本考案の特徴構成は、冒記不整地用運搬車にお
いて、前記ダンプ荷台用操作具の前方に、後部持
上げ状態の前記ダンプ荷台に対して、前記運転座
席と同じ側の車体横一側方から下方を通じての前
記操作具の操作を阻止する板状体を設けてある事
にあり、その作用、効果は次の通りである。
つまり、上述板状体を設けるだけの簡単な改良
で、第1図及び第2図に示すように、後部持ち上
がり状態の荷台6の下方を通じての操作具12前
方からの操作具12操作をその板状体21により
阻止することができて、ダンプ放出状態を確認し
ながらのダンプ操作時にも、操縦者を確実に運転
座席にまで戻らせて操作具操作をさせることがで
き、その結果、たとえ誤操作等によりダンプ荷台
が大きく下降したとしてもそれによる事故を回避
することができて、操縦者に対する安全性を大巾
に向上し得るに至つた。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、左右一対のクローラ走行
装置1を備えた機体フレーム2の後端部に、搭乗
運転部3及び原動部4を左右に並べて設けると共
に、機体フレーム2の前部に、その前端側横向き
軸芯Q周りで油圧シリンダ5によりダンプ操作自
在な荷台6を取付け、もつて、不整地現場等で用
いる運搬車を構成してある。
前記運転部3を構成するに、第2図に示すよう
に、運転座席7よりも機体左右中央側に、運転操
作ボツクス8を設け、この操作ボツクス8の上部
に、走行用変速操作レバー9、前後進切換レバー
10、アクセル操作レバー11並びに、荷台ダン
プ操作用レバー12等のレバー類、及び、各種メ
ーター13類やスイツチ14類等の電装品を配設
すると共に、運転座席7よりも前方のステツプ1
5部分に、主クラツチペダル16、ブレーキペダ
ル17等のペダル類、及び、左右一対の操向操作
用レバー18を設けてある。
そして、運転部3の前端側で荷台6との境界部
に位置させる状態で、機体フレーム2から屈曲パ
イプ材により構成したガイドフレーム19を立設
し、荷台6のダンプ動作に対して操縦者の保護を
図つてある。
前記ガイドフレーム19を構成するに、上端部
を後方向きに屈曲形成した3本の支柱部19a,
19b,19cを、それらの配置全巾が運転部3
の外側端から運転ボツクス8の機体内方側端の全
巾にわたる状態で、かつ、機体外側の2本の支柱
部19a,19bの配置巾が運転座席7の横巾程
度となる状態で、夫々平行状に機体左右方向に並
べて配置し、内外両端に位置する2本の支柱部1
9a,19cの屈曲上端部どうしを、それらに一
体形成の横向きフレーム部19dにより連結する
と共に、中央の支柱部19bの屈曲上端を横向き
フレーム部19dの中間に連結してある。
そして、内方端側に位置する支柱部19cの下
端を外方横向きに屈曲形成して中央の支柱部19
bの上下向き部分に連結すると共に、外側に位置
する2本の支柱部19a,19bの下端を夫々機
体フレーム2に連結支持し、もつて、運転座席7
側に近付けた状態に配置した横向きフレーム部1
9dを操縦者の握り支持杆として利用する状態
に、ガイドフレーム19を立設支持してある。
更に、外側に位置する2本の支持部19a,1
9bの上下向き部分どうしにわたつて板状フレー
ム20を取付け、ガイドフレーム19の操縦者保
護機能を一層向上すると共に、内方端側に位置す
る支柱部19cの縦向き部分と、その下端側の横
向き部分、及び、中央に位置する支柱部19bの
縦向き部分との3辺間にわたる状態で操作ボツク
ス8の前方側上方部分と荷台6部分とを隔壁する
遮蔽板21を取付け、もつて、ダンプ放出時にお
いて、残留積載物の確認のために運転部3から離
れた操縦者が、運転部3側の機体横側から後部持
ち上げ状態の荷台6の下方を通じて、残留積載物
放出のためにダンプ操作レバー12を操作するこ
とを遮蔽板21により阻止しそのような誤まつた
操作状態での誤操作等に起因したダンプ荷台6の
不測の不降による事故を未然に防止するように構
成してある。
尚、遮蔽板21を構成するに、板金を用いるに
代えて金網を用いる等、その構成部材は各種の変
更が可能であり、それら遮蔽用板状部材を総称し
て板状体21と称する。
又、その板状体21の取付構造も、板状体21
を操縦者保護用ガードフレーム19に取付けるに
代えて、専用の支柱フレーム等を介して機体に取
付けたり、あるいは、運転操作ボツクス8に直接
的に連結支持する等、各種の構成変更が可能であ
る。
本考案は、オープン型運転部の前方にダンプ荷
台を備えた建設用や農用等の各種不整地用運搬車
を対象とするものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る不整地用運搬車の安全構造
の実施例を示し、第1図は一部切欠き全体側面
図、第2図は運転部を示す斜視図である。 3……搭乗運転部、6……ダンプ荷台、7……
運転座席、12……ダンプ荷台用操作具、21…
…板状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前方の枢支部に上下揺動自在に取付けたダ
    ンプ荷台6の後方に、オープン型の搭乗運転部3
    を配置し、その搭乗運転部3に、前記ダンプ荷台
    6の操作具12を運転座席7よりも車体左右方向
    内側に備えさせた不整地用ダンプ車において、前
    記ダンプ荷台用操作具12の前方に、後部持上げ
    状態の前記ダンプ荷台6に対して、前記運転座席
    3と同じ側の車体横一側方から下方を通じての前
    記操作具12の操作を阻止する板状体21を設け
    てある事を特徴とする不整地用運搬車の安全構
    造。
JP1305283U 1983-01-31 1983-01-31 不整地用運搬車の安全構造 Granted JPS59118644U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1305283U JPS59118644U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 不整地用運搬車の安全構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1305283U JPS59118644U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 不整地用運搬車の安全構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118644U JPS59118644U (ja) 1984-08-10
JPS6238831Y2 true JPS6238831Y2 (ja) 1987-10-03

Family

ID=30144447

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1305283U Granted JPS59118644U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 不整地用運搬車の安全構造

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Publication number Publication date
JPS59118644U (ja) 1984-08-10

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