JPS6237856Y2 - - Google Patents

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JPS6237856Y2
JPS6237856Y2 JP1982181619U JP18161982U JPS6237856Y2 JP S6237856 Y2 JPS6237856 Y2 JP S6237856Y2 JP 1982181619 U JP1982181619 U JP 1982181619U JP 18161982 U JP18161982 U JP 18161982U JP S6237856 Y2 JPS6237856 Y2 JP S6237856Y2
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JP
Japan
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base frame
piece
soffit
eaves
frame
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JP1982181619U
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JPS5984127U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は軒天井下地枠取付構造に関するもの
である。
従来より、軒天井は木製の吊り木を介してたる
木へ固定している。ところが、このような吊り木
を用いた場合は、構造が複雑となるため、施工が
繁雑で費用も高価につき、また、木製の吊り木は
温度、湿度の影響を容易に受けて反り等の変形が
生じやすく、軒天井を長年にわたり水平に保てな
いという欠点を有していた。
そこで、精度向上を図り、さらに耐火性向上を
図つた軒構造として、第1図および第2図に示す
ものを提案した。すなわち、下部に屋根勾配に沿
う傾斜フランジ13aをもつ金属枠材で軒先側パ
ネル枠材13を構成した屋根パネル9と、上部に
前記傾斜フランジ13aの突出方向と反対方向に
開口した弾性U字形把持片15aを有するととも
に下部に下部水平片15cを有しU字形把持片1
5aで傾斜フランジ13aを弾性把持して屋根パ
ネル9の軒先側パネル枠材13の下方に並設した
支持金具15と、軒先側端部を支持金具15の下
部水平片15cへ固着具30で固定した軒天井下
地枠22とを備えた軒構造である。
しかし、支持金具15の下部水平片15cの下
面から、下部水平片15c上の軒天井下地枠22
に釘打ちを行うものであるため、上向きの釘打作
業となり、作業性が悪いという問題がある。すな
わち、上向き釘打作業であるため、金づちを持つ
手に力が入れ難いうえ、釘打ちに抗して軒天井下
地枠22を支える作業ができないという問題点が
ある。さらに、下部水平片15cに軒天井下地枠
22を固定する構造であるため、屋根パネル9の
桁行方向に沿う下縁に水平精度が出ていない場合
等に、軒天井下地枠22の高さ調整ができないと
いう問題点がある。
この考案の目的は、軒天井の施工を簡単にかつ
精度良く行え、また長年にわたり精度維持が得ら
れ、さらに耐火性の向上を図つた軒天井下地枠取
付構造を提供することである。
この考案の一実施例を第3図ないし第9図を用
いて説明する。この軒天井下地枠取付構造は、第
3図に示すように、建物6の軒部分7に適用した
もので、つぎの手順で施工する。
(1) 第4図に示すように、壁パネル8の上方に屋
根パネル9を設置し、屋根パネル9の軒先側に
軒樋10を介して軒先化粧材11を取付けると
ともに、壁パネル8にシヤツターボツクス12
を取付ける。この場合、屋根パネル9は、その
軒先側パネル枠材13を溝形金属枠材で構成す
る。また、軒先化粧材11の裏面下部には軒先
下地枠取付用桟木14を所定間隔をあけて固着
する。
(2) ついで、第4図に示すように、支持金具15
の弾性U字形把持片15aを屋根パネル9の軒
先側パネル枠材13の下部フランジ13aへ差
込み、その把持片15aを当て木16を介して
木づち17により前方へ叩き込むことにより下
部フランジ13aを把持片15aの溝奥まで充
分に差込む。また、両支持金具15,15の接
合部はビス18により連結する。
(3) 第5図に示すように、軒先下地枠19を軒先
化粧材11と支持金具15間に取付ける。すな
わち、軒先下地枠19は、第6図に示すように
縦枠材と横枠材を梯子状に枠組して構成し、第
5図に示すように、釘20を縦枠材19aから
桟木14へ打ち込むとともに、他の釘21を支
持金具15の帯状本体15bを貫通して他方の
縦枠材19bへ打ち込むことにより、軒先下地
枠19を取付ける。
(4) 第7図に示すように、支持金具15と壁パネ
ル8間に軒天井下地枠22を取付ける。すなわ
ち、軒天井下地枠22は、第8図に示すよう
に、縦枠材と横枠材を格子状に枠組するととも
に一部にシヤツターボツクス取付用の凹部22
aを形成したもので、第7図に示すように、一
方の縦枠材22bを支持金具15の下部水平片
15c上に係載するとともに、中央の縦枠材2
2cをシヤツターボツクス12の前端上部に配
置し、他方の縦枠材22dを壁パネル8の屋外
面へ対接する。この軒天井下地枠22の固定
は、他方の縦枠材22dを壁パネル8へねじ止
めする。また、中央の縦枠材22cに取付金具
23の溝形部23aを外嵌して木ねじ24で固
定するとともに、取付金具23の斜片23bを
シヤーターボツクス12の屋根面前端に載置し
てリベツト25により固定する。さらに、一方
の縦枠材22bは、上端に弾性U字形把持片2
6aを有する板状の取付金具26により屋根パ
ネル9へ固定する。すなわち、取付金具26の
弾性U字形把持片26aを支持金具15の把持
片15aへ差込み、その把持片26aを木づち
27により前方へ叩き込むことによりその把持
片26a内に支持金具15の把持片15aを充
分に差込む。ついで、取付金具26の下端を軒
天井下地枠22の一方の縦枠材22bの内側面
に対接し、その縦枠材22bを上下方向に若干
移動させてレベル調整した後、釘28を釘穴2
6bに通して縦枠材22bへ打ち込む。
(5) 最後に、第9図に示すように、タツピングね
じ29により、軒天井下地枠22の縦枠材22
bを支持金具15へ連結した後、軒天井下地枠
22および軒先下地枠19の下面に軒天井材
(図示省略)を貼着して、軒先部の施工を完了
する。
このように、軒天井下地枠22の軒先側縦枠材
22bを取付金具26を介して屋根パネル9へ連
結したため、軒構造が極めて簡単となつて、安価
に仕上がる。その上、取付金具26の把持片26
aで支持金具15の把持片15aを介して軒先側
パネル枠材13の下部フランジ13aを把持した
後、取付金具26の下端に軒天井下地枠22の縦
枠材22bを釘止めするだけで、極めて簡単に、
軒天井下地枠22の軒先側端部を固定できる。し
かも、軒天井下地枠22の縦枠材22bをレベル
調整して取付金具26の下端へ釘止めできるた
め、屋根パネル9が所定高さからずれて設置され
た場合でも、軒天井下地枠22を所定高さに位置
決めして精度良く設置できる。また、取付金具2
6を金属部材で構成したため、温度変化や湿度変
化を受けても変形しにくく、軒天井を長年にわた
り水平に精度良く保持することもできる。また、
金属製の支持金具15を屋根パネル9の軒先に沿
つて設けていることから、耐火性が向上する。
以上のように、この考案の軒天井下地枠取付構
造は、次の各効果が得られる。すなわち、支持金
具の下部水平片に軒天井下地枠の枠材を載せてお
き、この枠材の側面を取付金具の下部に固着具で
固定する構成としている。このため、枠材への固
着具の打付作業が横向きとなり、またこのとき枠
材は支持金具の下部水平片に仮置きされた状態で
あり、打付作業が非常に簡単である。取付金具の
上部は支持金具のU字形把持片に弾性的に重なる
U字形把持片で取付けるため、固着具を用いずに
簡単に取付けが行える。さらに、取付金具の側面
に軒天井下地枠を固定する構成であるため、軒天
井下地枠の取付金具に対する高さ調整が可能であ
り、屋根パネルの桁行方向に沿う下縁に水平精度
が出ていない場合にも精度良く軒天井下地枠を設
置することが可能である。取付金具は金属部材で
構成したため、温度変化や湿度変化を受けても変
形しにくく、軒天井を長年にわたり水平に精度良
く保持することもできる。さらに、金属製の支持
金具を屋根パネルの軒先に沿つて設けてあること
から耐火性も向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は軒天井の提案例を示す斜視図、第2図
はその部分断面図、第3図はこの考案の一実施例
の適用位置を示す建物の斜視図、第4図ないし第
9図はこの実施例の施工手順の説明図である。 9……屋根パネル、13……パネル枠材、13
a……傾斜フランジ、15……支持金具、15a
……U字形把持片、15c……下部水平片、22
……軒天井下地枠、22b……縦枠材、26……
取付金具、26a……U字形把持片、28……釘
(固着具)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒先側パネル枠材の下部に屋根勾配に沿う傾斜
    フランジを設けた屋根パネルと、この屋根パネル
    の軒先に沿つて設けられ上部に前記傾斜フランジ
    の突出方向と反対方向に開口した弾性U字形把持
    片を有するとともに下部に内向きに折曲つた下部
    水平片を有しU字形把持片で前記傾斜フランジを
    弾性把持した支持金具と、枠材を前記支持金具の
    前記下部水平片に載置した軒天井下地枠と、前記
    U字形把持片の外側にこのU字形把持片と同じ向
    きに弾性的に重なつたU字形把持片を上部に有し
    下部が前記軒天井下地枠の前記枠材の側面に固着
    具で固定された取付金具とを備えた軒天井下地枠
    取付構造。
JP18161982U 1982-11-29 1982-11-29 軒天井下地枠取付構造 Granted JPS5984127U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18161982U JPS5984127U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 軒天井下地枠取付構造

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JP18161982U JPS5984127U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 軒天井下地枠取付構造

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JPS5984127U JPS5984127U (ja) 1984-06-07
JPS6237856Y2 true JPS6237856Y2 (ja) 1987-09-28

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JP18161982U Granted JPS5984127U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 軒天井下地枠取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57210488A (en) * 1981-12-29 1982-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Jacket

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JPS57210488A (en) * 1981-12-29 1982-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Jacket

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JPS5984127U (ja) 1984-06-07

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