JPS6235521B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6235521B2 JPS6235521B2 JP56131701A JP13170181A JPS6235521B2 JP S6235521 B2 JPS6235521 B2 JP S6235521B2 JP 56131701 A JP56131701 A JP 56131701A JP 13170181 A JP13170181 A JP 13170181A JP S6235521 B2 JPS6235521 B2 JP S6235521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- pressure
- valve
- hydraulic actuator
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高い作動圧で働く第1油圧アクチユ
エータの作動を制御する制御弁を接続してある第
1油圧制御回路と、前記第1油圧アクチユエータ
よりも低い作動圧で働く第2油圧アクチユエータ
の作動を制御する第2油圧制御回路とを備え、前
記第1油圧制御回路において、前記制御弁を操作
する人為操作具の操作量に応じた量だけ第1油圧
アクチユエータが作動したことの検出結果に基づ
いて前記制御弁を自動的に切換え、第1油圧アク
チユエータの作動を停止させるように構成してあ
る農機における油圧制御装置に関する。
エータの作動を制御する制御弁を接続してある第
1油圧制御回路と、前記第1油圧アクチユエータ
よりも低い作動圧で働く第2油圧アクチユエータ
の作動を制御する第2油圧制御回路とを備え、前
記第1油圧制御回路において、前記制御弁を操作
する人為操作具の操作量に応じた量だけ第1油圧
アクチユエータが作動したことの検出結果に基づ
いて前記制御弁を自動的に切換え、第1油圧アク
チユエータの作動を停止させるように構成してあ
る農機における油圧制御装置に関する。
冒記した油圧制御装置によれば、人為操作具を
任意の量操作するだけで、高い作動圧で働く第1
油圧アクチユエータをその操作量に応じた量だけ
作動させ、かつ、その状態に保持できるのである
が、例えば第1図に示す農用トラクタにおいては
作業機昇降用のリフトアーム5を油圧シリンダ4
で駆動するとともに、このリフトアーム5に連結
支持されたロータリ耕耘装置3に装備した補助作
業器取付用フレーム6を油圧シリンダ8で昇降可
能に構成し、操縦部に設けた2本の油圧操作レバ
ー9,10でリフトアーム5と補助作業器取付用
フレーム6を自由に調節できるようにしたものが
ある。この場合、リフトアーム用油圧シリンダ4
の作動圧は高く、フレーム用油圧シリンダ8の作
動圧は低いものとなり、このため油圧制御回路に
作動圧の異なる2種のリリーフ弁が必要であつ
た。
任意の量操作するだけで、高い作動圧で働く第1
油圧アクチユエータをその操作量に応じた量だけ
作動させ、かつ、その状態に保持できるのである
が、例えば第1図に示す農用トラクタにおいては
作業機昇降用のリフトアーム5を油圧シリンダ4
で駆動するとともに、このリフトアーム5に連結
支持されたロータリ耕耘装置3に装備した補助作
業器取付用フレーム6を油圧シリンダ8で昇降可
能に構成し、操縦部に設けた2本の油圧操作レバ
ー9,10でリフトアーム5と補助作業器取付用
フレーム6を自由に調節できるようにしたものが
ある。この場合、リフトアーム用油圧シリンダ4
の作動圧は高く、フレーム用油圧シリンダ8の作
動圧は低いものとなり、このため油圧制御回路に
作動圧の異なる2種のリリーフ弁が必要であつ
た。
例えば第4図はリフトアーム用油圧シリンダ4
をレバー9でポジシヨン制御するとともに、フレ
ーム昇降用油圧シリンダ8を別のレバー10でオ
ン、オフ制御するよう構成するとともに、両油圧
シリンダ4,8の各油圧回路への圧油供給を切換
弁25で選択するようにしたものであり、リフト
アーム用油圧回路には高圧のリリーフ弁26、フ
レーム昇降用油圧回路には低圧のリリーフ弁27
を組込む必要があつた。又、第5図は上記油圧制
御回路における切換弁25を省略するためにフレ
ーム昇降用制御バルブ12の中立排油をリフトア
ーム用油圧回路に供給するように構成したもので
あるが、これにおいてもやはり高圧リリーフ弁2
6と低圧リリーフ弁27が必要となつていた。
をレバー9でポジシヨン制御するとともに、フレ
ーム昇降用油圧シリンダ8を別のレバー10でオ
ン、オフ制御するよう構成するとともに、両油圧
シリンダ4,8の各油圧回路への圧油供給を切換
弁25で選択するようにしたものであり、リフト
アーム用油圧回路には高圧のリリーフ弁26、フ
レーム昇降用油圧回路には低圧のリリーフ弁27
を組込む必要があつた。又、第5図は上記油圧制
御回路における切換弁25を省略するためにフレ
ーム昇降用制御バルブ12の中立排油をリフトア
ーム用油圧回路に供給するように構成したもので
あるが、これにおいてもやはり高圧リリーフ弁2
6と低圧リリーフ弁27が必要となつていた。
そこで、リリーフ弁の数を1個にして回路構成
を簡略化する為に、第5図の油圧制御回路におい
て、フレーム昇降用制御バルブ12の圧油供給方
向において上手側に設けた高圧用のリリーフ弁2
6を、リリーフ作動圧を高低に切換えることので
きる可変リリーフ弁に置き換え、この可変リリー
フ弁のリリーフ作動圧をフレーム昇降用制御バル
ブ12の操作に連動して高低に切換える構成、又
は、リフトアーム用油圧シリンダ4をポジシヨン
制御する人為操作レバー9の操作に連動して高低
に切換える構成が考えられる。
を簡略化する為に、第5図の油圧制御回路におい
て、フレーム昇降用制御バルブ12の圧油供給方
向において上手側に設けた高圧用のリリーフ弁2
6を、リリーフ作動圧を高低に切換えることので
きる可変リリーフ弁に置き換え、この可変リリー
フ弁のリリーフ作動圧をフレーム昇降用制御バル
ブ12の操作に連動して高低に切換える構成、又
は、リフトアーム用油圧シリンダ4をポジシヨン
制御する人為操作レバー9の操作に連動して高低
に切換える構成が考えられる。
しかし、前者の構成によれば、フレーム昇降用
制御バルブ12が中立位置にあるときは、リフト
アーム用油圧シリンダ4の作動の如何にかかわら
ず、常にリリーフ作動圧が高圧に設定されること
になるから、ポンプの駆動負荷が大きく、圧力損
失も大きくなる欠点が生じ、後者の構成によれ
ば、人為操作レバー9が任意の量操作されてその
位置に保持されることにより、リフトアーム用油
圧シリンダ4が操作量に応じた量だけ作動したこ
との検出結果に基づいて制御弁14を自動的に切
換え、人為操作レバー9を元の位置に操作するこ
となくリフトアーム用油圧シリンダ4の作動が停
止されるものであるから、可変リリーフ弁のリリ
ーフ作動圧が高圧に切換えられたままとなり、こ
の状態でフレーム昇降用制御バルブ12を操作す
ると高圧の作動油がフレーム昇降用油圧シリンダ
8に供給されてしまうおそれがある。
制御バルブ12が中立位置にあるときは、リフト
アーム用油圧シリンダ4の作動の如何にかかわら
ず、常にリリーフ作動圧が高圧に設定されること
になるから、ポンプの駆動負荷が大きく、圧力損
失も大きくなる欠点が生じ、後者の構成によれ
ば、人為操作レバー9が任意の量操作されてその
位置に保持されることにより、リフトアーム用油
圧シリンダ4が操作量に応じた量だけ作動したこ
との検出結果に基づいて制御弁14を自動的に切
換え、人為操作レバー9を元の位置に操作するこ
となくリフトアーム用油圧シリンダ4の作動が停
止されるものであるから、可変リリーフ弁のリリ
ーフ作動圧が高圧に切換えられたままとなり、こ
の状態でフレーム昇降用制御バルブ12を操作す
ると高圧の作動油がフレーム昇降用油圧シリンダ
8に供給されてしまうおそれがある。
本発明は上記実状に鑑みて為されたものであつ
て、高圧の作動油が必要なときにのみリリーフ作
動圧を高圧に変更できるようにして、ポンプの駆
動負荷並びに圧力損失を極力抑制しながら、回路
構成の簡素化を図ることを目的とする。
て、高圧の作動油が必要なときにのみリリーフ作
動圧を高圧に変更できるようにして、ポンプの駆
動負荷並びに圧力損失を極力抑制しながら、回路
構成の簡素化を図ることを目的とする。
以下本発明を農用トラクタに適用した場合を例
にとつてその実施例を図面に基づいて説明する。
にとつてその実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は水田耕耘作業状態を示し、トラクタ1
の後部に2点リンク機構2にて連結したロータリ
耕耘装置3を、単動型の油圧シリンダ4で駆動さ
れるリフトアーム5で駆動上昇、自重下降させる
ように支持するとともに、この耕耘装置3の後部
に上下揺動自在に取付けた補助作業器取付用フレ
ーム6に左右一対の接地尾輪7を装着し、且つこ
のフレーム6を複動型の油圧シリンダ8で上下駆
動できるように構成されている。
の後部に2点リンク機構2にて連結したロータリ
耕耘装置3を、単動型の油圧シリンダ4で駆動さ
れるリフトアーム5で駆動上昇、自重下降させる
ように支持するとともに、この耕耘装置3の後部
に上下揺動自在に取付けた補助作業器取付用フレ
ーム6に左右一対の接地尾輪7を装着し、且つこ
のフレーム6を複動型の油圧シリンダ8で上下駆
動できるように構成されている。
前記リフトアーム用油圧シリンダ4は、人為操
作具の一例としてのトラクタ1の操縦席脇に設け
たレバー9の操作位置に応じた高さまでリフトア
ーム5を上下動させると自動停止するようなポジ
シヨン制御され、又、前記尾輪用の油圧シリンダ
8は、操縦席脇に設けた別のレバー10の3位置
切換えによつて伸縮駆動及び油圧ロツクされたも
のであり、これら油圧シリンダ4,8が1つの制
御弁ユニツト11に接続されている。
作具の一例としてのトラクタ1の操縦席脇に設け
たレバー9の操作位置に応じた高さまでリフトア
ーム5を上下動させると自動停止するようなポジ
シヨン制御され、又、前記尾輪用の油圧シリンダ
8は、操縦席脇に設けた別のレバー10の3位置
切換えによつて伸縮駆動及び油圧ロツクされたも
のであり、これら油圧シリンダ4,8が1つの制
御弁ユニツト11に接続されている。
第2図は両油圧シリンダ4,8の油圧制御回路
を示し、前記制御弁ユニツト11には、前記レバ
ー10によつて3位置に切換えられるフレーム昇
降用バルブ12、ポジシヨン制御リンク機構13
を介して操作されるポジシヨン制御バルブ14、
このバルブ14と一体作動するドレンチエツクバ
ルブ15、ポジシヨン制御バルブ14の切換えに
伴つて作動するアンロードバルブ16、及びメイ
ンリリーフバルブ17が組込まれている。そし
て、前記フレーム昇降用バルブ12はポジシヨン
制御弁用回路の上手に直列に接続されていて、フ
レーム昇降作動が優先するよう構成されている。
を示し、前記制御弁ユニツト11には、前記レバ
ー10によつて3位置に切換えられるフレーム昇
降用バルブ12、ポジシヨン制御リンク機構13
を介して操作されるポジシヨン制御バルブ14、
このバルブ14と一体作動するドレンチエツクバ
ルブ15、ポジシヨン制御バルブ14の切換えに
伴つて作動するアンロードバルブ16、及びメイ
ンリリーフバルブ17が組込まれている。そし
て、前記フレーム昇降用バルブ12はポジシヨン
制御弁用回路の上手に直列に接続されていて、フ
レーム昇降作動が優先するよう構成されている。
尚、リフトアーム5とポジシヨン制御リンク機
構13とはフイードバツクリンク18にて連係さ
れていて、レバー9を(U)方向操作で上昇、(D)
方向操作で下降が行われるようになつている。
構13とはフイードバツクリンク18にて連係さ
れていて、レバー9を(U)方向操作で上昇、(D)
方向操作で下降が行われるようになつている。
又、図中19はリフトアーム油圧シリンダ4へ
の圧油供給路に設けた逆流阻止用チエツク弁であ
る。
の圧油供給路に設けた逆流阻止用チエツク弁であ
る。
前記メインリリーフ弁17の作動圧設定用バネ
20は、パイロツト圧にて変位する可動ピストン
21に支持されていて、パイロツト圧印加時には
バネ荷重が強められて高いリリーフ作動圧に切換
わるように構成されている。そして、このピスト
ン21を支持したシリンダ22から導出したパイ
ロツト油路23がアンロードバルブ16を閉じ作
動させるためのパイロツト油路24に連通されて
いる。
20は、パイロツト圧にて変位する可動ピストン
21に支持されていて、パイロツト圧印加時には
バネ荷重が強められて高いリリーフ作動圧に切換
わるように構成されている。そして、このピスト
ン21を支持したシリンダ22から導出したパイ
ロツト油路23がアンロードバルブ16を閉じ作
動させるためのパイロツト油路24に連通されて
いる。
尚、第3図は前記構成の制御ユニツト11の具
体構造を示すものであり、図中Pはポンプポー
ト、aはリフトアーム用油圧シリンダ4への接続
ポート、b,cはフレーム昇降用油圧シリンダ8
への接続ポートである。
体構造を示すものであり、図中Pはポンプポー
ト、aはリフトアーム用油圧シリンダ4への接続
ポート、b,cはフレーム昇降用油圧シリンダ8
への接続ポートである。
上記構成によると、アンロードバルブ16が閉
じられていないとき、つまりリフトアーム用油圧
シリンダ4が圧油供給駆動されていない間は、リ
リーフ弁17の作動圧は低くセツトされており、
この作動圧がフレーム昇降用油圧シリンダ8に適
した値(例えば55Kg/cm2)に設定されている。そ
して、ポジシヨン制御バルブ14が上昇位置に切
換えられ、パイロツト油路24に圧が立つてアン
ロードバルブ16が閉じられ、油圧シリンダ4に
圧油供給がなされると、バネ受け21がパイロツ
ト圧で変位されて高いリリーフ作動圧に切換えら
れ、この作動圧が油圧シリンダ4に適した値(例
えば135Kg/cm2)に設定されている。
じられていないとき、つまりリフトアーム用油圧
シリンダ4が圧油供給駆動されていない間は、リ
リーフ弁17の作動圧は低くセツトされており、
この作動圧がフレーム昇降用油圧シリンダ8に適
した値(例えば55Kg/cm2)に設定されている。そ
して、ポジシヨン制御バルブ14が上昇位置に切
換えられ、パイロツト油路24に圧が立つてアン
ロードバルブ16が閉じられ、油圧シリンダ4に
圧油供給がなされると、バネ受け21がパイロツ
ト圧で変位されて高いリリーフ作動圧に切換えら
れ、この作動圧が油圧シリンダ4に適した値(例
えば135Kg/cm2)に設定されている。
尚、本発明は農用トラクタのみならず他の農機
の油圧制御装置にも適用可能であり、例えばコン
バインの刈取部昇降用の油圧シリンダ(高圧作
動)と扱深さ調節用の油圧シリンダ(低圧作
動)、などの制御装置にも利用できる。
の油圧制御装置にも適用可能であり、例えばコン
バインの刈取部昇降用の油圧シリンダ(高圧作
動)と扱深さ調節用の油圧シリンダ(低圧作
動)、などの制御装置にも利用できる。
又、油圧アクチユエータとしては油圧シリン
ダ、油圧モータなど適当な機能のものを選択して
使用すればよい。
ダ、油圧モータなど適当な機能のものを選択して
使用すればよい。
以上説明したように本発明は、冒記した農機に
おける油圧制御装置において、前記第1油圧制御
回路への圧油供給路を前記第2油圧制御回路の中
立排油路に接続して、第2油圧アクチユエータ8
を第1油圧アクチユエータ4に対して優先作動さ
せるように構成し、前記第2油圧制御回路への圧
油供給路にリリーフ弁17を接続するとともに、
このリリーフ弁17を、前記第1油圧アクチユエ
ータ4の作動圧をパイロツト圧としてリリーフバ
ネ荷重を変更してリリーフ作動圧を高圧側に自動
的且つ可逆的に切換えるパイロツト式の可変リリ
ーフ弁に構成することによつて、作動圧の異なる
二種のリリーフ弁を装備することなく、高圧作動
する第1油圧アクチユエータ4及び低圧作動する
第2油圧アクチユエータ8を適確に保護すること
ができ、しかも、高圧側へのリリーフ作動圧の切
換えが、第1油圧アクチユエータ8の作動時にの
み行われるので、ポンプの駆動負荷並びに圧力損
失を極力抑制しながら、制御装置全体の回路構成
を簡略化できるに至つた。
おける油圧制御装置において、前記第1油圧制御
回路への圧油供給路を前記第2油圧制御回路の中
立排油路に接続して、第2油圧アクチユエータ8
を第1油圧アクチユエータ4に対して優先作動さ
せるように構成し、前記第2油圧制御回路への圧
油供給路にリリーフ弁17を接続するとともに、
このリリーフ弁17を、前記第1油圧アクチユエ
ータ4の作動圧をパイロツト圧としてリリーフバ
ネ荷重を変更してリリーフ作動圧を高圧側に自動
的且つ可逆的に切換えるパイロツト式の可変リリ
ーフ弁に構成することによつて、作動圧の異なる
二種のリリーフ弁を装備することなく、高圧作動
する第1油圧アクチユエータ4及び低圧作動する
第2油圧アクチユエータ8を適確に保護すること
ができ、しかも、高圧側へのリリーフ作動圧の切
換えが、第1油圧アクチユエータ8の作動時にの
み行われるので、ポンプの駆動負荷並びに圧力損
失を極力抑制しながら、制御装置全体の回路構成
を簡略化できるに至つた。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る農機における油圧制御装置
の実施例を示し、第1図は湿田耕耘作業状態の農
用トラクタの全体側面図、第2図は油圧制御回路
図、第3図は油圧ユニツトの縦断展開図、第4図
及び第5図は夫々比較例の油圧制御回路図であ
る。 4……第1油圧アクチユエータ、8……第2油
圧アクチユエータ、9……操作具、14……制御
弁、17……リリーフ弁。
の実施例を示し、第1図は湿田耕耘作業状態の農
用トラクタの全体側面図、第2図は油圧制御回路
図、第3図は油圧ユニツトの縦断展開図、第4図
及び第5図は夫々比較例の油圧制御回路図であ
る。 4……第1油圧アクチユエータ、8……第2油
圧アクチユエータ、9……操作具、14……制御
弁、17……リリーフ弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高い作動圧で働く第1油圧アクチユエータ4
の作動を制御する制御弁14を接続してある第1
油圧制御回路と、前記第1油圧アクチユエータ4
よりも低い作動圧で働く第2油圧アクチユエータ
8の作動を制御する第2油圧制御回路とを備え、
前記第1油圧制御回路において、前記制御弁14
を操作する人為操作具9の操作量に応じた量だけ
第1油圧アクチユエータ4が作動したことの検出
結果に基づいて前記制御弁14を自動的に切換
え、第1油圧アクチユエータ4の作動を停止させ
るように構成してある農機における油圧制御装置
において、前記第1油圧制御回路への圧油供給路
を前記第2油圧制御回路の中立排油路に接続し
て、第2油圧アクチユエータ8を第1油圧アクチ
ユエータ4に対して優先作動させるように構成
し、前記第2油圧制御回路への圧油供給路にリリ
ーフ弁17を接続するとともに、このリリーフ弁
17を、前記第1油圧アクチユエータ4の作動圧
をパイロツト圧としてリリーフバネ荷重を変更し
てリリーフ作動圧を高圧側に自動的且つ可逆的に
切換えるパイロツト式の可変リリーフ弁に構成し
てあることを特徴とする農機における油圧制御装
置。 2 前記第1油圧アクチユエータ4は農用トラク
タ1のリフトアーム5を昇降駆動する油圧シリン
ダであり、前記第2油圧アクチユエータ8は、前
記リフトアーム5で昇降されるロータリ耕耘装置
3に装備した補助作業器取付用フレーム6を昇降
駆動する油圧シリンダであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の農機における油圧制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56131701A JPS5834204A (ja) | 1981-08-22 | 1981-08-22 | 農機における油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56131701A JPS5834204A (ja) | 1981-08-22 | 1981-08-22 | 農機における油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5834204A JPS5834204A (ja) | 1983-02-28 |
JPS6235521B2 true JPS6235521B2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
ID=15064176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56131701A Granted JPS5834204A (ja) | 1981-08-22 | 1981-08-22 | 農機における油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834204A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6087702A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-17 | 井関農機株式会社 | トラクタの油圧制御装置 |
JP6144080B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-06-07 | 日本車輌製造株式会社 | チュービング装置 |
-
1981
- 1981-08-22 JP JP56131701A patent/JPS5834204A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5834204A (ja) | 1983-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7168226B2 (en) | Independent hydraulic header lift and flotation system | |
US5822960A (en) | Reel mower | |
JPS6083505A (ja) | トラクタ用作業機の昇降制御装置 | |
JPS6235521B2 (ja) | ||
JPS6235522B2 (ja) | ||
JP5160289B2 (ja) | 作業車両の昇降装置 | |
JPH02236002A (ja) | 作業車の昇降用油圧回路 | |
JPH0234250Y2 (ja) | ||
JP4316068B2 (ja) | 作業用走行車 | |
JPH062484Y2 (ja) | 作業機の位置自動制御装置 | |
US20230354733A1 (en) | Hydraulic adjustment device | |
JPH05184206A (ja) | 農作業機の油圧駆動装置 | |
JPS624002Y2 (ja) | ||
JPS6316082B2 (ja) | ||
JPH0151962B2 (ja) | ||
JPS6261504A (ja) | トラクタにおける油圧制御装置 | |
JPH07143802A (ja) | トラクターの作業機昇降制御機構 | |
JPH018593Y2 (ja) | ||
JP2005065503A (ja) | 作業車 | |
JPH017841Y2 (ja) | ||
JPH05164105A (ja) | 油圧制御シリンダの油圧回路 | |
JP2669950B2 (ja) | バックホウの旋回台駆動用油圧回路 | |
JPH0560211U (ja) | 農用トラクタのリフトコントロール装置 | |
JPH0739201A (ja) | トラクタの油圧ケース | |
JPS639633Y2 (ja) |