JPS6234882A

JPS6234882A - 自動二輪車の車体フレ−ム

Info

Publication number: JPS6234882A
Application number: JP17310285A
Authority: JP
Inventors: 伊藤　法彦
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-08-08
Filing date: 1985-08-08
Publication date: 1987-02-14
Anticipated expiration: 2010-09-13
Also published as: JPH0784191B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】り棗上二且ユ±１本発明は、前、後車輪間に位置する低床式足載せ部を有
する自動二輪車の車体フレームに関するものである。

更米且Ｉ低床式足載せ部を有する自動二輪車（例、スクータ−）
においては、比較的大径の鋼管、鋼板製プレス成形品、
あるいはそれ等を組合せて低床部分のフレーム月になし
、これを車体中心線上に単一部材として配設することに
より、車体の軽量化、製作経費の低減化等を計っていた
。

ｋ　　　　’ｔ、Ｊ：うとする【１しかしながら、低床式足載ゼ部を有する自動二輪車の前
、後車軸間距離を長大化する場合、前記車体フレーム構
造を採用すると、特に低床部分のフレーム材を大径化し
なければならず、車体！Ｉｆｆｆｉが過大になる。

、１−を　１するための−ｒ本発明の目的は、車体重量の著しい増大を招くことなく
、前、後車軸間距離の長大化を計ることが可能な低床式
足載せ部を有する自動二輪車の車体フレームを提供する
点にある。

この目的は、前、後車輪間に位置する低床式足載せ部を
有する自動二輪車において、ヘッドパイプに連なって下
方へ彎曲して低床ａｌｌを形成し、車体後方に向って伸
長する主車体フレームを、三角形の頂点に位置する形態
で相互に離隔する左、右二本の下位主フレームおよび一
本の下位主フレームで形成し、これ等名主フレームを、
前記音曲部近傍位置にて、剛性部材で連結することによ
って達成される。

支」Ｌ亘以下、第１図ないし第６図に示した本発明の一実施例に
ついて説明する。

第°１図は、低床式足載せ部Δを有する自動二輪車１０
を示す概略左側面図であり、第２図は、その要部平面図
である。

自動二輪車１０の鋼管製車体フレームは、その下端に前
車輪［−を担持するハンドル回転＠１１を回転自在に支
持りるヘッドパイプ１２と、ヘッドパイプ１２に連なっ
て下方へ彎曲した形状で車体後方に向って伸長する主車
体フレーム１４とを主部材として形成され、さらに該主
車体フレーム１４は、第４図に示す如く、三角形の頂点
に位置する形態で相ａに離隔する左、右二本の下位主フ
レーム１６および一本の上位主フレーム１８にて形成さ
れている。上位主フレーム１８は、車体中心線上に位置
しており、左、右の下位１：フレーム１６を、その立上
り部１７にて相Ｕに連結する（■１１連η１フレーム２
０に対して、該上位主フレーム１８の（多端が溶接接続
されている。

また、低床式５Ｐ載せ部への前、後部三箇所において、
各主フレーム１６．１６．１８を相互に連結して三角形
鋼板２２．２４が溶接固定され三角形鋼板２２の前方に
位置して、上位主フレーム１８と左、右の下位主フレー
ム１６をそれぞれ連結する？ＩＩｉ強フレ一フレーム１
９Ａ、ｔ３、右の下位主フレーム１Ｇを４通して両者を
相ｎに連結づる補強フレーム１９［３が付設されている
。

さらに、下位主フレーム１６の立上り部１７には、Ｕ字
状の座席支持フレーム２６が水平姿勢で溶接されるとと
もに該座席支持フレーム２６を左、右で支える一対の補
強材２８が傾斜姿勢で溶接されており、座席支持フレー
ム２６オよび下位主フレーム１６の後端部上に二人乗り
用座席Ｓが載置される。

また、左、右の下位主フレーム１６の立上り部１７に溶
接固定された一対の補強板３０に支＠３２が取着され、
該支軸３２に一対のリンク３４を介してパワー・ユニッ
ト３６が傾動可能に支持され、該パワー・ユニット３６
の出力軸に後車輪Ｒ１４および消音器（マフラー）３８
が支持されるとともに、左、右の下位主フレーム１６を
後端部で連結する横連結フレーム１６Ａとパワー・ユニ
ット３６の間に左側緩衝装置４０が介装され、横連結フ
レーム１６Ａと消音器３８の間に右側緩衝装置４２が介
装されている。

そして、燃料タンク５０は、前、後の三角形鋼板２２、
２４および各主フレーム１６．１６．１８で包囲される
空間部に位置して、左、右の）位置フレーム１６を連結
する形態で該下位主フレーム１６にＦＢＭされた溝型横
架材４４．４ｅｍ、前、後各一対の螺子４８をもって固
定されている。

自動二輪車１０の車体カバー５２は、低床式足載せ部Ａ
において、第４図に示す様に、断面はぼ帽子状をなして
燃料タンク５０および主車体フレーム１４を上方から覆
っており、その左、右部分が、足載せ板５４として形成
され、法定載せ板５４部分は、前、後二箇所Ｂ、Ｃ点に
おいて、小体フレーム側の部材に螺着固定されている。

この固定関係は、第３図、第５図、第６図に示されてい
る。すなわち、左、右の下位主フレーム１６を貫通して
その両端が外方に突出する補強フレーム１９Ｂ、および
三角形鋼板２４の両側辺に突設された突片２５に、車体
前方側にて緩やかな傾斜で立上る形状になされたＵ字状
折曲管である車体カバー支持バイブロ４ど、該車体カバ
ー支持バイブロ４の間隔を相持する連結板６６、　（＋
８とより成る組立体が螺子を用いて固定されており、該
組立体に対して足載せ板５４が固着されている。そして
、この足載せ板５４には、三角形鋼板２４の近傍におい
て、楯乗者用足冒ぎ突起５５が突設されている。

また、燃料タンク５０の注入口５１部を開閉可能に覆う
蓋５６が、蝶番５８を介して、車体カバー５２に形成さ
れた窓部に取着され、開成状態では、その自由端部に付
された錠止具６０部にて、錠止される様になっている。

本実施例は、前記の様に構成されており、長大化された
前、後車軸間距離に対応して、低床式足載せ部Ａにおけ
る主車体フレーム１４の前後長が大きくなされているが
、大きな三角形状空間を１而成する５手位主フレーム１
６．１６．上位主フレーム１８にて主車体フレーム１４
を形成し、各主フレーム１６゜１６、１８を三角形鋼板
２２．２４、および補強フレーム１９Ａ、　１９Ｂで連
結した該低床弐足載せ部Ａの構造は、曲げ剛性、捩り剛
性が十分大きく、走行時に車体フレームに作用する大き
な曲げモーメント、捩りモーメントに効果的に対抗する
ことができる。

しかも、重湯の大きな燃料タンク５０を、座席直下では
なく、低床式足載せ部Ａにおける各主フレーム１８．１
８．１６間に配置することにより、走行の際に燃料タン
ク５０の慣性力に起因して主車体フレーム１４に作用す
る捩りモーメントが著滅するため、各主フレーム１８．
１８．１６を必要以上に大径化せずとも良く、車体重量
の増大を抑制しつつ、高強度、高剛性の車体フレームを
得ることができる。

さらに、従来座席直下に配置していた燃料タンク５０を
下位フレーム間に配置することにより、車体の低重心化
を計り得るが、同時に、燃料タンク５０に制約されるこ
となく座席Ｓを低位に配置することができるため、乗員
の重心位置も低くなり、走行の際に乗員の体重に起因し
て主車体フレーム１４に作用する捩りモーメントも低減
化される利点があり、この点においても各主フレーム１
６．１６゜１８の小径化と、それに伴う軽量化を訓るこ
とができる。

また、燃料タンク５０は、下位主フレーム１６．１６゜
上位主フレーム１８によって包囲されているため外力を
受は難く、かつ後方に位置する三角形鋼板２４は、パワ
ー・ユニツ１〜３６に対する遮熱板としてもｎ能する。

なお、座席Ｓの直下には、燃料タンクが存在しないため
、その空間をバッテリー等、装備品収蔵用空間として、
あるいは小物入れ用字１ｍとして利用することができる
。

ｌｌ豊１浬以上の説明から明らかな様に、本発明の低床式足載せ部
を有する自動二輪車では、ヘッドパイプに連な、って下
方へ彎曲した形状で小体後方に向って伸長する主車体フ
レームを、三角形の頂点に位置する形態で相豆に離隔す
る左、右二本の下位主フレームおよび一本の上位主フレ
ームで形成し、それ等名主フレームを、低床部分の前、
後位置にて、三角形状の剛性板で連結したため、低床部
分における主車体フレームの曲げ剛性、捩り剛性が十分
大きく、車体フレームの重量層を抑シリしつつ、低床部
分の前後長を増大して、車体の大型化を計ることができ
る。また、従来座席直下に配置した燃料タンクを左、右
の下位フレームおよび一本の上位主フレームで加勢され
る空間部に配置することができ、重重の大きな燃料タン
クに起因して低。

体部分に作用する捩りモーメントを大幅に低減化し得る
ため、各主フレームを必要以上に大径化せずども良く、
この点においても軽量化を計ることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る車体フレームを採用し
た自動二輪車の概略左側面図、第２図はその要部平面図
、第３図は前記自動二輪車の要部拡大右側面図、第４図
、第５図、第６図はそれぞれ第３図に：　ｔ３１．ｆ　
ルＩＶ　−ＴＶ線、ｖ−Ｖ線、ｖｒ−ｖｒａ概略断面図
である。１０・・・自動二輪車、１１・・・ハンドル回転軸、１
２・・・ヘッドパイプ、１４・・・主車体フレーム、１
６・・・下位主フレーム、１７・・・立上り部、１８・
・・上位主フレーム、２０・・・横連結フレーム、２２
・・・三角形鋼板、２４・・・三角形鋼板、２５・・・
突片、２６・・・座席支持フレーム、２８・・・補強材
、３０・・・補強板、３２・・・支軸、３４・・・リン
ク、３６・・・パワー・ユニット、３８・・・排気管、
４０・・・左側緩衝装置、４２・・・右側緩！！ｉ装置
、４４・・・溝型横架材、４６・・・溝型横架材、４８
・・・螺子、５０・・・燃料タンク、５１・・・注入口
、５２・・・車体カバー、５４・・・足載せ板、５５・
・・添乗者用足置き突起、５６・・・蓋、６０・・・錠
止具、６２・・・突片、６４・・・車体カバー支持バイ
ブ、６６・・・連結板、６８、連結板、Ｓ・・・座席。

Claims

【特許請求の範囲】前、後車輪間に位置する低床式足載せ部を有する自動二
輪車において、ヘッドパイプに連なって下方へ彎曲して低床部を形成し
、車体後方に向って伸長する主車体フレームを、三角形
の頂点に位置する形態で相互に離隔する左、右二本の下
位主フレームおよび一本の上位主フレームで形成し、該上、下位主フレームを、前記彎曲部近傍位置にて、剛
性部材で連結したことを特徴とする自動二輪車の車体フ
レーム。