JPS6234752Y2 - - Google Patents
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- JPS6234752Y2 JPS6234752Y2 JP7166581U JP7166581U JPS6234752Y2 JP S6234752 Y2 JPS6234752 Y2 JP S6234752Y2 JP 7166581 U JP7166581 U JP 7166581U JP 7166581 U JP7166581 U JP 7166581U JP S6234752 Y2 JPS6234752 Y2 JP S6234752Y2
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- shrinkable
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋼管、鋳鉄管等の金属管の接続部の防
食処理に使用される熱収縮性被覆材の改良に関す
るものである。
食処理に使用される熱収縮性被覆材の改良に関す
るものである。
近年ガス、水道水などを供給するための防食被
覆鋼管又は鋳鉄管等の接続部を防食するために熱
収縮性防食シートが、その優れた信頼性と施工の
容易さの点さら使用されているものである。特に
これらの既設管の接続部を補修するために専ら該
熱収縮性防食シートが使用されている。然しなが
らこの接続部を優れた耐食性並に耐久性のものに
て形成することは極めて困難であつた。即ちこれ
らの接続部はその形状において複雑なものが多い
ため通常まず管体側段差部にマスチツク材料を埋
込んで平滑状になした後、その外側に熱収縮性樹
脂シートを包被するものであるが、その被覆部は
機械的に強く結合せしめないと加熱収縮時におい
て管周方向の収縮率が異るため収縮力に差を生じ
該被覆部に引つれたり或は間隙部などが生じ十分
な防食機能を持つた被覆部を形成することが出来
ないものであつた。
覆鋼管又は鋳鉄管等の接続部を防食するために熱
収縮性防食シートが、その優れた信頼性と施工の
容易さの点さら使用されているものである。特に
これらの既設管の接続部を補修するために専ら該
熱収縮性防食シートが使用されている。然しなが
らこの接続部を優れた耐食性並に耐久性のものに
て形成することは極めて困難であつた。即ちこれ
らの接続部はその形状において複雑なものが多い
ため通常まず管体側段差部にマスチツク材料を埋
込んで平滑状になした後、その外側に熱収縮性樹
脂シートを包被するものであるが、その被覆部は
機械的に強く結合せしめないと加熱収縮時におい
て管周方向の収縮率が異るため収縮力に差を生じ
該被覆部に引つれたり或は間隙部などが生じ十分
な防食機能を持つた被覆部を形成することが出来
ないものであつた。
このためステンレス製にして管軸方向のみに可
撓性を有する被覆具を使用するとか或は被覆シー
トの軸方向の合せ部に沿つて予めフアスナーを使
用する等により行つているものである。
撓性を有する被覆具を使用するとか或は被覆シー
トの軸方向の合せ部に沿つて予めフアスナーを使
用する等により行つているものである。
然しながらこれらの方法による場合には何れも
コスト的に高価になると共に作業性に劣るもので
あつた。更に該被覆材は最外面に露出しているた
め、熱収縮性防食シートを加熱せしめて管体にぴ
つたりと密着せしめたとしても、これを土中に埋
設した場合該被覆量は土壌と接触し十分な耐食
性、耐久性を保持することができないものであつ
た。
コスト的に高価になると共に作業性に劣るもので
あつた。更に該被覆材は最外面に露出しているた
め、熱収縮性防食シートを加熱せしめて管体にぴ
つたりと密着せしめたとしても、これを土中に埋
設した場合該被覆量は土壌と接触し十分な耐食
性、耐久性を保持することができないものであつ
た。
本考案はかかる現状に鑑み耐食性並に耐久性に
優れ且つ作業性が容易な被覆部をうるための熱収
縮性被覆材を考案したものである。即ち本考案は
第１〜２図に示した如く所望に応じて予め所定形
状に賦形してなる熱収縮性樹脂シート２，２′の
複合体１からなり、その両端部に断面Ｙ字型の開
口部３，３′が設けられた熱収縮性被覆材であつ
て、該シートの複合体は、その収縮方向に沿つ
て、少くとも１本の先端に係止部５，６を有する
熱収縮性例えばテープ、丸紐などの紐状体４が内
挿配置されており、前記開口部３，３′内に前記
内挿させた熱収縮性紐状体４先端の係止部５，６
が突出配置されていることを特徴とする熱収縮性
被覆材である。
優れ且つ作業性が容易な被覆部をうるための熱収
縮性被覆材を考案したものである。即ち本考案は
第１〜２図に示した如く所望に応じて予め所定形
状に賦形してなる熱収縮性樹脂シート２，２′の
複合体１からなり、その両端部に断面Ｙ字型の開
口部３，３′が設けられた熱収縮性被覆材であつ
て、該シートの複合体は、その収縮方向に沿つ
て、少くとも１本の先端に係止部５，６を有する
熱収縮性例えばテープ、丸紐などの紐状体４が内
挿配置されており、前記開口部３，３′内に前記
内挿させた熱収縮性紐状体４先端の係止部５，６
が突出配置されていることを特徴とする熱収縮性
被覆材である。
なお本考案の被覆材１は、既設管に巻付けるに
際し、密着性を良好にするために、該被覆材の一
面にポリアミド系、ポリオレフイン誘導体系など
のホツトメルト型接着剤またはブチル系、アスフ
アルト−ゴム系、ブタジエンゴム系などの粘着剤
層７が設けられており、また両端部の断面Ｙ字型
開口部内面にも同様な粘着層、接着層が設けられ
る。またこれらの該層７には通常粘着防止のため
の離形紙８が貼着されている。
際し、密着性を良好にするために、該被覆材の一
面にポリアミド系、ポリオレフイン誘導体系など
のホツトメルト型接着剤またはブチル系、アスフ
アルト−ゴム系、ブタジエンゴム系などの粘着剤
層７が設けられており、また両端部の断面Ｙ字型
開口部内面にも同様な粘着層、接着層が設けられ
る。またこれらの該層７には通常粘着防止のため
の離形紙８が貼着されている。
次に上述の如き構造の本考案の熱収縮性被覆材
の一製造を示す。長さ方向加熱収縮率（150℃×
30分）70％，厚さ0.20mm，巾470mmの架橋ポリエ
チレンフイルムを所定太さのマンドレル上に３層
巻し、その上に両面離型紙（厚さ0.15mm，長さ
300mm，巾480mm）を乗せ、この上に厚さ0.8mm，
巾15mmの熱収縮率70％の架橋ポリエチレンテープ
を中央部及び両側縁より70mmの所、計３本を胴胴
巻して配置し、この上に同質同寸法の離型紙を置
き、更にこの上に前記と同一の架橋ポリエチレン
フイルムを３層同様に重ね巻きし、その上に布テ
ープを纒巻した。而して作成した巻装体を230℃
の窒素雰囲気中の加熱炉で２時間加熱し、室温に
冷却后、挿入した離型紙の長さ方向中央部にて軸
方向に切断した。而して両端部に断面Ｙ字形の開
口部を持ち、該開口部内に係止部が突出した状態
の熱収縮性被覆材を得た。次に該被覆材の一面に
ブチルゴム系粘着剤を厚さ1.0mmに設け、巾450mm
になる様に両側縁部を切断した。又、断面Ｙ字型
開口部内面にも同様の粘着層を設けた。
の一製造を示す。長さ方向加熱収縮率（150℃×
30分）70％，厚さ0.20mm，巾470mmの架橋ポリエ
チレンフイルムを所定太さのマンドレル上に３層
巻し、その上に両面離型紙（厚さ0.15mm，長さ
300mm，巾480mm）を乗せ、この上に厚さ0.8mm，
巾15mmの熱収縮率70％の架橋ポリエチレンテープ
を中央部及び両側縁より70mmの所、計３本を胴胴
巻して配置し、この上に同質同寸法の離型紙を置
き、更にこの上に前記と同一の架橋ポリエチレン
フイルムを３層同様に重ね巻きし、その上に布テ
ープを纒巻した。而して作成した巻装体を230℃
の窒素雰囲気中の加熱炉で２時間加熱し、室温に
冷却后、挿入した離型紙の長さ方向中央部にて軸
方向に切断した。而して両端部に断面Ｙ字形の開
口部を持ち、該開口部内に係止部が突出した状態
の熱収縮性被覆材を得た。次に該被覆材の一面に
ブチルゴム系粘着剤を厚さ1.0mmに設け、巾450mm
になる様に両側縁部を切断した。又、断面Ｙ字型
開口部内面にも同様の粘着層を設けた。
本考案の被覆材の使用法は第３図に示す如くた
とえば鋼管９の外周に本考案の被覆材１包被し、
その両端部に設けた相互の開口部３，３′内に端
末片１０，１０′を挿入して嵌合せしめ、且つ開
口部内に突出配置させた一方の係止部５（フツ
ク）に他方の係止部６（リンク）を係合して両端
部を機械的に接続しかつ端末片１０，１０′を積
層一体に密着せしめ、然る後ガスバーナーを使用
して本考案被覆材を加熱して収縮せしめると、上
記Ｙ字型状の開口部は粘着によるシエアストレン
グスと収縮性シートとで結ばれているので該シー
トの収縮力より著しく強くなり積層部がはづれた
り或は局所的にずれをおこすことは全くなく一体
の防食層を形成することが出来る。
とえば鋼管９の外周に本考案の被覆材１包被し、
その両端部に設けた相互の開口部３，３′内に端
末片１０，１０′を挿入して嵌合せしめ、且つ開
口部内に突出配置させた一方の係止部５（フツ
ク）に他方の係止部６（リンク）を係合して両端
部を機械的に接続しかつ端末片１０，１０′を積
層一体に密着せしめ、然る後ガスバーナーを使用
して本考案被覆材を加熱して収縮せしめると、上
記Ｙ字型状の開口部は粘着によるシエアストレン
グスと収縮性シートとで結ばれているので該シー
トの収縮力より著しく強くなり積層部がはづれた
り或は局所的にずれをおこすことは全くなく一体
の防食層を形成することが出来る。
又本考案被覆材を鋳鉄管接続部或は鋼管のフラ
ンジ接続の如く適用すべき接続部が管径に比して
著しく太径の部分に適用する場合には、第４図に
示す如く予め凸状型１１の如く、予め所定の形状
に賦形した被覆材１とすることにより容易に該接
続部の外周を被覆することができる。
ンジ接続の如く適用すべき接続部が管径に比して
著しく太径の部分に適用する場合には、第４図に
示す如く予め凸状型１１の如く、予め所定の形状
に賦形した被覆材１とすることにより容易に該接
続部の外周を被覆することができる。
本考案によれば次の如き効果を有するものであ
る。
る。
(1) 両端部の開口部相互のかみ合せ接合に加え、
内挿した係止部の機械的係合力にて包被せしめ
られているので熱収縮性樹脂シートの被覆部に
おいて、従来の如くずれ或はひきつれを全くお
こすことがない。
内挿した係止部の機械的係合力にて包被せしめ
られているので熱収縮性樹脂シートの被覆部に
おいて、従来の如くずれ或はひきつれを全くお
こすことがない。
(2) 被覆部の外面に金属類等の腐蝕性材料が露出
していないため長期に亘り防蝕性を有する。
していないため長期に亘り防蝕性を有する。
(3) 被覆作業性が極めて簡単に行うことが出来
る。
る。
第１図及び第２図は本考案熱収縮性被覆材の１
例を示すものであり、第１図は斜視図、第２図は
平面図、第３図は本考案熱収縮性被覆材の管体上
への包被して使用する状態を示す概略説明図、第
４図は予め所定形状に賦形した本考案熱収縮性被
覆材の他の例を示す横断面図である。 １……熱収縮性被覆材、２，２′……熱収縮性
樹脂シート、３，３′……開口部、４……熱収縮
性紐状体、５……係止部（リング）、６……係止
部（フツク）、７……接着剤層、８……離型紙
層、９……鋼管、１０，１０′……端末片、１１
……凸状部。
例を示すものであり、第１図は斜視図、第２図は
平面図、第３図は本考案熱収縮性被覆材の管体上
への包被して使用する状態を示す概略説明図、第
４図は予め所定形状に賦形した本考案熱収縮性被
覆材の他の例を示す横断面図である。 １……熱収縮性被覆材、２，２′……熱収縮性
樹脂シート、３，３′……開口部、４……熱収縮
性紐状体、５……係止部（リング）、６……係止
部（フツク）、７……接着剤層、８……離型紙
層、９……鋼管、１０，１０′……端末片、１１
……凸状部。
Claims (1)
- 所望に応じて予め所定形状に賦形してなる、熱
収縮性樹脂シートの複合体からなりその両端部に
断面Ｙ字型の開口部が設けられた熱収縮性被覆材
であつて、該シートの複合体は、その収縮方向に
沿つて少くとも１本の先端に係止部を有する熱収
縮性紐状体が内挿配置されており前記開口部内に
前記内挿された熱収縮性紐状体先端の係止部が突
出配置されていることを特徴とする熱収縮性被覆
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7166581U JPS6234752Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7166581U JPS6234752Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57183128U JPS57183128U (ja) | 1982-11-20 |
| JPS6234752Y2 true JPS6234752Y2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=29867453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7166581U Expired JPS6234752Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6234752Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-18 JP JP7166581U patent/JPS6234752Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57183128U (ja) | 1982-11-20 |
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