JPS6232913Y2 - - Google Patents

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JPS6232913Y2
JPS6232913Y2 JP15433980U JP15433980U JPS6232913Y2 JP S6232913 Y2 JPS6232913 Y2 JP S6232913Y2 JP 15433980 U JP15433980 U JP 15433980U JP 15433980 U JP15433980 U JP 15433980U JP S6232913 Y2 JPS6232913 Y2 JP S6232913Y2
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JP
Japan
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lock
teeth
pitch
lock plate
upper rail
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JP15433980U
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JPS5776144U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シートスライド装置に関する。
従来のシートスライド装置としては、例えば第
1図,第2図(特公昭50−20733号公報)に示す
ようなものがある。
図面において、1は車輌の運転室の床面11に
固着した下部レールであつて、その上面には断面
略C形状の上部レール2が前後方向へ摺動自在に
嵌合されている。一対のロツクレバー31と32
はそれぞれの爪部31aと32aが互いに相対応
して位置するように対称的に形成されていて、そ
れぞれ上部レール2の上面に固着された支持板1
2の両側にて水平方向へ回動自在に枢着13,1
3され、かつ一方のロツクレバー31には操作レ
バー4が取付けられている。連動リンク33は一
方のロツクレバー31にその一端を枢着34し、
その他端に嵌設した長穴33a内に他方のロツク
レバー32に植設したピン35を摺動自在に嵌入
せしめてなるもので、この連動リンク33によつ
て両ロツクレバー31と32が相対向して開閉す
るように連結されている。引張りスプリング36
と37はそれぞれ両ロツクレバー31,32に突
設した係止片31b,32bと上部レール2の上
面に突設した係止片21との間に張設されてい
て、常にロツクレバー31と32を互いに内方に
向けて付勢している。ロツクプレート5は上部レ
ール2の両側に位置する側壁板5aと5bを有す
るように断面U字形状に形成されていて下部レー
ル1の下面に固着されているもので、それぞれの
側壁板5aと5bには多数のロツク孔51a〜5
1a並びに52a,52aが相互に半ピッチづつ
位相して穿設されている。
上記のように構成されているから、操作レバー
4を第1図の矢印方向へ回動せしめると、一方の
ロツクレバー31が第2図の図示反時計方向へ回
動されてその爪部31aがロツク孔51aより引
抜かれる。このとき、ロツクレバー31に枢着さ
れた連動リンク33の長穴33aの一端を介して
他方のロツクレバー32が図示時計方向へ若干量
回動されてその爪部32aがロツクプレート5の
無孔部より若干離されるため、上部レール2と共
に図示しないシートが所望の位置まで前後方向へ
簡単に移動され得る。
そこで、操作レバー4を解放したとき、ロツク
レバー32の爪部32aがロツクプレート5の一
側のロツク孔52aの一つに適合すればスプリン
グ37によつてロツクレバー32の爪部32aの
みが当該ロツク孔52a内に突入してロツクされ
る。なお、このとき他方のロツクレバー31の爪
部31aはロツクプレート5の無孔部に当接され
る。
また、上述したように操作レバー4を解放した
とき、両ロツクレバー31,32の各爪部31
a,32aが共にロツクプレート5の両側の無孔
部に一対に当接したときは、上部レール2を前後
方向へ約1/4ピツチ移動するのみで、両ロツクレ
バー31,32のいずれか一方の爪部31a,3
2aが自動的にロツク孔51a又は52aの一つ
にロツクされるため、本従来装置によれば図示し
ないシートの位置を殆んど無段階的に微調整する
ことができる。
しかしながら、このような従来のシートスライ
ド装置にあつては、互いに偏位する位置に所定ピ
ツチで多数のロツク孔51a,52aを穿設して
あるロツクプレート5と、互いに相対向して内方
に向つて回動自在に枢着された一組のロツクレバ
ー31,32とによりなる構成であるため、ロツ
クプレート5が大きくなり、そのためシートスラ
イド装置として重くなり、コスト的にも不利であ
る。またロツクレバー31,32については、互
いに相対向し、回動自在となつているため機構が
複雑であるという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、所定のピツチの多数のロツク
歯をロツクプレートの片側一方のみとしロツクレ
バーについても、ロツクプレートの片側位置のみ
とし、さらにロツクレバーに複数個の爪部(爪の
ピツチは、前記ロツクプレートに穿設されたロツ
ク歯のピツチとは異なる)を持つた機構とするこ
とにより、上記問題点を解決することを目的とし
ている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第3図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。
まず構成を説明すると、100はロアレールで
あり、フロア110に固定される。120はアツ
パーレールであり、ロアレール100と共に前後
方向に摺動自在に嵌合されている。130はロツ
クプレートであり、ロアレール100の下面に固
着されている。140はブラケツト150を介し
てアツパーレール120に回転自在に保持されて
いるシヤフトである。141,142は、ロツク
プレート130のツース131,132……にか
みあう第1,第2ロツクレバーであり、前記シヤ
フト140に対し回転自在に保持されている。1
43,144はシヤフト140に突設されたピン
で第1,第2ロツクレバー141,142の切欠
き開口145,146内に挿入されている。14
7はシヤフト140に巻装された第1バネで、該
第1バネ147はシヤフト140に常に一方向の
トルクを与え、ハンドル149を操作した時の節
度感を出す。148は第1,第2ロツクレバー1
41,142間のシヤフト140に巻装された第
2バネで、該第2バネ148は第1,第2ロツク
レバー141,142に常に一方向、換言すると
第1,第2ロツクレバー141,142がロツク
プレート130のツース131,132,……に
噛み合う方向のトルクを与えている。
次に作用を説明する。
第4図は第3図のロツクレバー141,142
付近のー線断面説明図である。第1ロツクレ
バー141はロツクプレート130のツース13
3にかみ合い、スライドの前後方向の移動を規制
している。
また第2ロツクレバー142はロツクプレート
130のツース135と接触しているためかみあ
わずロツクしていない。この状態でロツクプレー
ト130のツース133から第1ロツクレバー1
41を離脱させアツパーレール120を後の方に
動かすと、今度は第2のロツクレバー142がロ
ツクプレート130のツース136にかみ合いス
ライドの前後方向がロツクする。ここで第4図か
ら明らかなようにロツクレバー141,142が
ロツクするのに必要な移動量は、ロツクプレート
130のツース131,132……136の1ピ
ツチ(dmm)より短かくなるという特徴を有す
る。さらにまたロツクレバー141,142をツ
ース131,……136から後の方向に動かす
と、今度は第1ロツクレバー141がツース13
5にロツクする。この時の移動量は前記1ピツチ
(dmm)より少なくなる。
上記の理由は、第1ロツクレバー141と第2
ロツクレバー142との1ピツチ長(=Dmm)
と、ロツクプレート130のツース133とツー
ス134,ツース134とツース135,……の
1ピッチ長(=Dmm)の関係を下記の様に設定
したからである。
D≠nd(n=1,2,3,……) ピン143,144はロツクを解除させる時、
第1,第2ロツクレバー141,142の切欠部
145,146に接触して第1,第2ロツクレバ
ー141,142をハンドル149の回す方向に
動かす働きをする。
第5図A,Bは夫々第3図の状態にある第1,
第2ロツクレバー141,142とロツクプレー
ト130のツース131,……136の関係を示
す断面図である。
このスライドレール装置を縦置型にしてもよい
ことは勿論である。たとえば、第6図に示すよう
にシートクツシヨン200の側部にロアレール1
00をボルト101で固定しアツパーレール12
0にブラケツト201,202を介して床110
に固定する構造でスライドロツク機構は前記説明
と同一又は均等のため符号のみ付し、説明を省略
する。
以上説明してきたように、この考案によれば、
その構成をロツクプレートのピツチ(=d)とロ
ツクレバーのピツチ(=D)の関係を D≠nd(n=1,2,3……) とし、かつ従来技術に対して、ロツクプレートの
ロツク歯を片側だけとし、さらにロツクレバーの
機構を簡略化し、ロツクプレートのピツチを大き
くしても、従来と同様なスライドロツクピツチが
得られるため、ロツクプレートのピツチを大きく
した分だけロツク歯の断面積が大きくなり強度を
おとすことなく板厚をうすくする事ができるた
め、従来技術に対し機構的にも簡単であり、軽量
化でき性能的にも全然かわらないものであり、乗
員の希望するポジシヨンにきめ細く対応できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の斜視説明図、第2図は第1
図の部分断面平面図、第3図は本考案の一実施例
に係る斜視説明図、第4図,第5図A,Bは夫々
第3図の−線、VA線、VB線断面説明図、第
6図は本考案の他の実施例を示す分解斜視図であ
る。 100……ロアレール、110……フロア、1
20……アツパーレール、130……ロツクプレ
ート、131〜136……ツース、141,14
2……ロツクレバー、147……第1バネ(バネ
手段)、148……第2バネ(バネ手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに摺動自在なるよう嵌合され且つ左右に並
    設されたアツパーレールおよびロアレールと、該
    ロアレールの一方もしくは、フロア等に固着さ
    れ、かつ所定のピツチで多数のツースを片側にも
    つロツクプレートと、前記アツパーレールに回動
    自在に枢着され、前記ロツクプレートのツースの
    いずれかに係合する事ができ、かつそれぞれの爪
    部のピツチが前記ロツクプレートのツースのピッ
    チとは異なる寸法で固定された複数個のロツクレ
    バーと、前記ロツクレバーに常に一方向に力を与
    えるバネ手段とよりなり、前記アツパーレールを
    前記ロアレールに対して前記ツースのピツチより
    小さなピツチにてロツクし得るように、前記ロツ
    クレバーのいずれか一個のみを前記ツースに噛み
    合わす構造とした事を特徴とするシートスライド
    装置。
JP15433980U 1980-10-28 1980-10-28 Expired JPS6232913Y2 (ja)

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JP15433980U JPS6232913Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

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JP15433980U JPS6232913Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

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Publication Number Publication Date
JPS5776144U JPS5776144U (ja) 1982-05-11
JPS6232913Y2 true JPS6232913Y2 (ja) 1987-08-22

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ID=29513565

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JP15433980U Expired JPS6232913Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645320B2 (ja) * 1985-05-11 1994-06-15 本田技研工業株式会社 シ−トスライド装置のためのロツク構造
JPH0645321B2 (ja) * 1985-05-11 1994-06-15 本田技研工業株式会社 シ−トスライド装置のためのロツク構造

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JPS5776144U (ja) 1982-05-11

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