JPS6232690B2 - - Google Patents

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JPS6232690B2
JPS6232690B2 JP57150874A JP15087482A JPS6232690B2 JP S6232690 B2 JPS6232690 B2 JP S6232690B2 JP 57150874 A JP57150874 A JP 57150874A JP 15087482 A JP15087482 A JP 15087482A JP S6232690 B2 JPS6232690 B2 JP S6232690B2
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JP
Japan
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input
data
output
terminal
signal
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JP57150874A
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English (en)
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JPS5941130A (ja
Inventor
Yasukazu Kinekawa
Hitoshi Fukagawa
Osamu Tanaka
Yoshuki Komoda
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP57150874A priority Critical patent/JPS5941130A/ja
Publication of JPS5941130A publication Critical patent/JPS5941130A/ja
Publication of JPS6232690B2 publication Critical patent/JPS6232690B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力線上に搬送波を重畳し、受信器側
の制御及び監視を行うようにした電力線搬送制御
装置に関するものである。
電力線搬送システムは、一般の電力線1を信号
線として遠隔制御監視等を行なうものであり、従
来システムのモデル図を第1図に示す。かくてこ
の第1図において、電力線1に送信器2,2
及び受信器3,3が接続され、両受信器3
,3には負荷9,9が接続されている。
今例えば送信器2より信号が送信されると、受
信器3がこれを受信し、リレー接点等を動し
て、負荷9をオン/オフ制御する。即ちこの例
では送信器2で受信器3を、送信器2で受
信器3を夫々制御するようにしてある。このよ
うに複数組の送受信器2………3………が存
在する場合を考え、一般に各送受信器2………
………にはアドレスコードが与えられる。こ
れを用いた信号形式の例が第2図であり、この第
2図中の中央のアドレスコード4ビツトがそれ
で、この場合、16の組が同時に存在できる。また
同図中先頭の1ビツトのSはスタートマークであ
り、これは送受信器2………3………間の同
期をとるのに用いられ、モードコードの4ビツト
は制御する信号内容を示すもので、例えばオンな
ら“0000”、オフなら“0001”、調光する時は
“1000”というように決めておく。さらに最後の
コントロールコードの4ビツトは付加的な情報、
例えば調光時の調光レベルなどの送信に用いられ
る。
第3図aはこの1ビツトの内容(構造)の例を
示したものであり、ここで伝送信号は電力線1の
電源周波数に同期して送られ、電源波形の半波の
間に1ビツトの情報を伝送するものであり、同期
信号としては第3図bに示すようなゼロクロスパ
ルスを電源波形よりとり出して使用する。第3図
aは実際に伝送信号の乗つた電力線1の波形を示
すもので電源の交流波形イに搬送信号ロが重畳さ
れた形となる。またこの第3図では半波の区間を
4分割し、その4つのデータが、0101のときスタ
ートマーク、0100のときデータ“0”、0111のと
きデータ“1”をあらわすようにして信頼性を上
げた1ビツトの信号形式である。
第4図は通常の使用における入出力を示すもの
で、送信器2にはオンスイツチ10及びオフスイ
ツチ11或いはアツプスイツチやダウンスイツチ
などがプツシユオンタイプのスイツチとして接続
され、受信器3のリレーのオン巻線12ON又はオ
フ巻線12OFFの励磁、あるいは調光用のトライ
アツクTRのトリガパルスの位置を変えたりす
る。またこの第4図回路で出力用のリレーは2巻
線ラツチングタイプのものが用いられる例を示し
ている。第5図は第4図回路の動作時のタイミン
グチヤートを示すもので、同図aに示す一連の伝
送信号が終了すると、受信器3は同図bのような
リレー励磁用のSCRのトリガ信号や同図cのよ
うなトライアツクTRのトリガ信号を出力する。
第6図は送受信器2,3の主要回路部のブロツ
ク図を示すものであつて、これら送受信器2,3
の送受信部は、マイコンやLSI等で作られ、しか
も送信器2は電力線1上の信号を監視し、信号の
ない時のみ送信する方式をとるため送受信機能が
あることから、送受信器2,3とも共通の回路構
成をとつているものである。以下各部の機能を簡
単に説明する。第6図回路において、変復調部1
3は電力線1上の搬送信号をロジツクレベルの信
号に変換しまた送信データ搬送波を変調し電力線
1上に重畳する。CK発生部14は電源波形のゼ
ロクロスを検出して形成したゼロクロスパルスを
基に各部で必要なクロツクパルスを作成する。受
信々号検出部15は受信した変調信号をデータ
“1”、“0”、スタートマーク等に分類する。受信
シフトレジスタ16は受信々号検定部15からの
1/0データを並列データに変換し、モードコー
ド、アドレスコード、コントロールコードに分解
する。アドレス検定部17は受信々号のアドレス
コードが自分のアドレスと一致しているかの検定
を行なう。モード検定部18は受信々号のモード
コードが何であるかを検定する。リレードライブ
トライアツクトリガ部19はモードコードの内容
に従い、リレードライブ出力にはリレーのオン、
オフ巻線12ON,12OFFドライブパルスを出力
し、また、調光用のトライアツクトリガ出力には
コントロールコードに従い位相制御用のトリガパ
ルスを出力する。調光データ再生部20は調光モ
ードの受信時にコントロールコードの内容を読み
とり、トライアツクトリガパルスの位置を決定す
る。次にキー入力部21はオン、オフ操作等のキ
ー入力を受けつけると共にアドレスデータ、調光
データ等送信データを入力し、ロジツク信号とす
る。送信データ作成部22はキー入力部21から
入力されたデータと送受設定状態等とにより送信
すべき並列データを作成する。スタートパルス発
生部23はキー入力があつた場合に送信動作を開
始させるスタートパルスを作る。送信シフトレジ
スタ24は送信用の並列データを直列に変換する
ものであり、送信々号作成部25は送信シフトレ
ジスタ24よりの直列データを1ビツトづつ出力
し最終の変復調部13への入力信号を作成するも
のであり、又、送信々号の終わりで伝送終了信号
を出力するようにしてある。エラー検出部26は
誤つたモードのコードや自分以外のアドレスのコ
ードを受信した場合や、或いは、送信中に送信々
号とこの送信々号を受信した受信々号とが異なる
場合に送受信動作を停止し元の状態で待機させる
動作を行うものであり、ビジー検出部27は送信
しようとする時に電力線1上にすでに信号あるい
はノイズがある場合に一旦信号送出を待機し、一
定時間後に再度送信を開始させるための信号を出
力する。また送受信タイミングコントロール部2
8は送受信のタイミングをとり、クロツク信号に
従つて各部を動作せるものであり、さらに前述の
エラー信号が発生した場合、伝送をストツプさせ
一定時間待機後に再送信させる動作を行う。36
は電源部である。かくて以上の構成の送受信器よ
りなる電力線搬送制御装置は次のような機能をも
つ。即ちモードコードに従い受信器3はリレー1
2をオン、オフ制御でき、また受信器3は送信器
2からの信号(コントロールコード)に応じ調光
をすることができるものであり、さらに送信時エ
ラーが起きると最初から再送信制御をすることに
なる。また信号伝送ラインである電力線1上に他
の信号が乗つていない時のみ送信をするようにし
てある。
第7図は第6図に示した回路に4ビツトの双方
向伝送機能を追加した回路のブロツク図を示すも
のである。この第7図回路が第6図回路と異なる
点は、送信部にコントロールデータの入力がある
ことと、コントロールデータ出力部29を設けて
これより4ビツト並列出力があることと、コント
ロールデータ出力部29にモード検出部18の出
力がはいつていることである。なお図中30はモ
ードデータ出力部、21′はデータ入力部であ
る。第8図aは受信部の制御データ4ビツトを出
力するコントロールデータ出力部29付近を、ま
た同図bは送信部のコントロールデータやモード
データの入力部付近の回路例を夫々示したもので
ある。まず第8図の回路についての説明を行な
う。第8図aの受信シフトレジスタ16の入力は
伝送信号が1/0信号となつて電源のゼロクロス
信号に同期して入力される。従つて信号の受信が
終わると受信シフトレジスタ16には受信信号が
すべて並ぶことになる。ここで、受信シフトレジ
スタ16のQ1〜Q4にコントロールコード、Q5
Q8にアドレスコード、Q9〜Q12にモードコードが
夫々並ぶことになる。ここでアドレスコードはア
ドレス検定部17で自分のアドレスとの一致が検
定される。コントロールコードは4ビツトラツチ
よりなるコントロールデータ出力部29に入力さ
れラツチされる。しかしこのラツチのCKとして
は送受信タイミングコントロール部28より出力
されるデータラツチパルスとモード検出部18出
力のモードコードとのアンドがとられている。こ
こでデータラツチパルスは信号受信終了後に出力
されるものでQ1〜Q4にコントロールコードが並
んだ後に発生する。また、データラツチモード切
換スイツチ31を上側にした時は“000X”(Xは
何でもよい、Q12より順)の時、コントロールデ
ータ出力部29にコントロールコードがラツチさ
れ、上記切換スイツチ31を図中下にするとモー
ド“0100”でラツチされる。次に同図bの送信部
であるが、ここでは送信シフトレジスタ24にモ
ード、アドレス、コントロールの12ビツトの並列
データを入れた後、ゼロクロス信号(クロツク)
に同期して直列データに変換し送り出される。モ
ードデータの入力端子P9〜P12のうち、上から2
ビツト目の入力に接続されているデータラツチモ
ード切換スイツチ32によりモードを“000X”
と“010X”に切換えて送信することができる。
かくてこれらの回路を付加した送受信器2,3
を第9図のように信号ラインたる電力線1に接続
する。ここで2は送信器、3は受信器であり、9
〜9は制御対象たる負荷である。しかして第
9図に示すシステムは4制御4監視のシステム
で、送信器2からは制御用の信号、つまり制御信
号が送信され、受信器3側ではこれを受信し、負
荷9〜9を制御する。一方受信器側3側は逆
に負荷9〜9の状態をセンサ等で監視し、そ
れを監視信号として送信器2へ送り返し、送信器
2ではこの監視状態を出力し表示等を行うことに
なる。ここで送信器2側が制御信号を送信する時
は第10図aのようにモードコードを“0000”と
して制御内容をコントロールコードの部分に乗せ
て送信する。また受信器3側では、モードコード
が“000X”の時、コントロールコードをラツチ
するように設定しておくと、コントロールコード
は受信器3のコントロールデータの4ビツト出力
に現われ、負荷9〜9を制御する。さらに、
受信器3で行なつた監視による監視信号は受信器
2の監視入力より入力される。これは第10図b
のようにモードコード“0100”でコントロールコ
ードの部分に監視信号を乗せ、アドレスコードは
送信器2より受信器3への時と同じアドレスで送
信する。送信器2の受信部分はモードコード
“010X”の時にコントロールコードをラツチしコ
ントロールデータとして出力するように設定して
おくと、送信器2には監視信号が出力されること
になる。ここで、送信器2が送信しても送信器2
の受信部は、モード“000X”のコントロールコ
ード部分はラツチしないので、送信器2からは常
に監視信号が出力され、同様に受信器3よりは常
に制御信号のみが出力される。
第7図乃至第9図回路のものにあつては、上述
のように構成したものであるから、複数の負荷9
,9を同時に制御できるだけでなく、同一ア
ドレスで制御信号と監視信号とを混同することな
く伝送できる他、制御、監視、共に同一の従来か
らの信号形式を用いることができ、従来から持つ
ていた機能をそこなつたり、周辺の回路の変更を
要したりするようなことがなく、また全体として
の回線の使用効率が向上するものである。
第11図は、受信器3への監視入力が1ビツト
変化したときに、送信器2へ監視データを送信す
るようにした受信器3の一従来例の回路図を示
す。第11図従来例回路において、監視入力の各
ビツトに変化があつたか否かを検出する信号変化
検出部4〜4の出力をオア回路5でまとめ、
このオア回路5の出力が“H”レベルになると、
2個のノアゲートで構成したRS型のラツチ33
のセツト入力が“H”レベルとなり、このラツチ
33の正論理出力が“H”となつて受信機回路R
の立上りで動作するオンキー入力端(以下ON端
という)が“H”レベルとなり、信号伝送が始ま
る。この後、受信機回路Rからリレードライブ出
力が生じ、上記ラツチ33はリセツトされる。こ
こで信号変化検出部4〜4は例えば第12図
のように構成されるものであつて、排他オア回路
34の一方に入力信号をそのまま入力するととも
に、他方に抵抗R1,R2、コンデンサCよりなる
積分回路を介した入力信号を入力し、入力信号に
変化が生じたとき、排他オア回路34出力線に
“H”出力を得るものである。図中受信機回路R
は、受信器3の主要回路部分の全てを含むもので
あつて、前述の第6図及び第7図に図示した回路
部分に相当する回路部分を全て含んでいる。
かくて上述のような第11図従来例回路にあつ
ては、監視入力の変化に対して信号伝送が行なわ
れるものであるが、この場合互いに時間的に離れ
て発生した監視入力の変化に対しては、ただちに
夫々の監視入力の変化に対する信号伝送が行なわ
れるのであるが、ある一つの監視入力の変化に基
く信号の伝送途中に生じた次の監視入力の変化に
対しては、これが無視され、送信器2へ監視入力
の変化が伝送されないことになる問題がある。
そこで監視入力に変化があつたときこれを無視
することなく確実に送信器側に伝送することがで
きるようにした第13図のような回路が従来より
提供されている。この第13図回路にあつては、
受信機回路Rのデータ入力に監視データバツフア
6を介して4ビツトの監視データを入力するよう
に構成されており、この監視データバツフア6の
データ入力の各ビツトの変化を変化検出回路7で
検出し、この変化検出回路7の出力を監視データ
バツフア6のストローブパルスとしてシフトイン
入力端(以下SI端という)に入力するようにして
ある。ここで監視データバツフア6は、最初に入
つたデータが最初に出てくるように構成された所
謂FIFOバツフアにより構成され、この実施例の
場合データは4ビツト毎で、内部では最大4ビツ
ト×16のデータを記憶できるようにしてあり、4
ビツトの入力データをラツチするには、第13図
中のSI端にストローブパルスを入力し、また4ビ
ツトのデータを出力するにはシフトアウト入力端
(以下SO端という)にパルスを入力すれば良いも
のであり、さらにデータアウトレデイ出力端(以
下DOR端という)は監視データバツフア6の内
部メモリにデータが入つたならば“H”レベルと
なる。以上要するにFIFOバツフアは4ビツト×
16のメモリと、シフトレジスタ等とにより構成さ
れ、上述のような動作を行うものであつて、第1
3図従来例においては、このFIFOバツフアを監
視データバツフア6として受信機回路Rのデータ
入力部に挿入し、監視入力を監視データバツフア
6のデータ入力D0〜D3に入力するとともに、
この監視データバツフア6のデータ出力Q0〜Q
3を受信機回路Rのデータ入力に入力してある。
さらに監視入力の各ビツトには信号変化検出部4
〜4が接続され、これら信号変化検出部4
〜4の出力をオア回路5でまとめるとともにそ
の出力を積分回路8で積分し、この積分回路8出
力をシユミツト回路31で波形整形した後、微分
回路32で微分し、この微分出力をインバータ3
5で反転してその出力を監視データバツフア6の
シフトイン入力端(以下SI端という)に入力して
あり、監視入力のいづれか1ビツトが変化する
と、そのときの監視入力データをラツチするよう
にしてある。また監視データバツフア6のデータ
アウトレデイ出力端(以下DOR端という)の出
力を受信機回路RのON端に入力し、また受信機
回路RのSF端出力を監視データバツフア6のシ
フトアウト入力端(以下SO端という)に入力し
てある。
かくてこの第13図回路において、受信機回路
Rは、そのオンキー入力用のON端に入力される
パルスの立上がりのタイミングによつて入力端
IN1〜IN4に入力された4ビツト信号を、コント
ロールコードにのせて送信信号として変復調部1
3を介し制御信号線たる電力線1に送出し、又電
力線1より受信した4ビツトデータをOUT1〜
OUT4から出力する機能をもつており、このよう
にして4ビツト情報をやり取りすることによつて
負荷の制御及び端末の監視を行なつている。ここ
で受信機回路Rの入出力信号を第14図に示す。
同図aのようにON端にパルスが入力することに
よつて、受信機回路Rは同図bのように信号を送
信開始すると同時にSF端より“H”を出力す
る。又この実施例では同図bのように同じ信号形
式を2回送信することになつておりSF端は2回
目の送信信号を送信終了した時点で同図cのよう
に“L”になる。コントロールコードにのせる4
ビツトデータは、第14図bに示すような4ビツ
ト入力の読み込みタイミングt0で、IN1〜IN4ポー
トより読み込み、これをコントロールコードとす
る。又受信機回路Rは信号を送信すると同時に、
わずかな時間の遅れで同図dのように受信しモニ
ターする。そして4ビツトデータをOUT1〜
OUT4のポートより出力し、同じタイミングで、
SCRオントリガのポートより同図eのように
“H”を出力する。
ここで監視データバツフア6を構成するFIFO
バツフア(FIFOと略称する)の動作について説
明する。まずFIFOバツフアのタイムチヤートを
第15図に示す。FIFOバツフアは4ビツトの入
力ポートとしてD0〜D3、4ビツト出力ポートと
してQ0〜Q3のポートがあり、その他にSI、
DOR、SOなどがある。この第15図のタイムチ
ヤートでは入力ポートはD0、出力ポートはQ0
けを考える。まず最初に第15図aのようにD0
端が“H”になるとし、ここでSI端に同図bのよ
うにパルスが入力するとその立上がりによつて
“H”が入力され、その時メモリが空であればた
だちにQ0端より同図cのように“H”が出力さ
れ、同時にDOR端からも同図dのように“H”
が出力される。ここでSO端にパルスが同図eの
ように入力するとその立下がりによつて、次にメ
モリされているデータを出力しようとするが次の
データは入力されていないので、出力Q0端は変
化せずDOR端だけが“L”になる。次にD0端が
“L”になり、同じくSI端の立上がりによつてQ0
端からただちに“L”が出力され、DOR端から
は“H”が出力される。ここでSO端の立下がり
が入力されると先の場合と同様DOR端が“L”
になる。次に、D0端から“H”が入力され、Q0
端出力が“H”になり、SO端の立下がりが入力
されるより以前に、D0端の“L”入力とSI端の
入力パルスの立上りとが入力されたとすると、
Q0端及びDOR端は“H”のままであるが内部メ
モリには“L”が記憶されている。ここでSO端
の立下がりが入力されるとDOR端が一瞬“L”
になるが内部に“L”が記憶されているのですぐ
にDOR端は“H”になりQ0端からは“L”が出
力される。SO端の立下がりが入力されることな
しに、SI端の立上がりによつて16回まで入力され
たデータを記憶し、SO端の立下がりを入力させ
ることによつて記憶された順にQ0端より出力す
る。ここまででわかるようにDOR端は、データ
が出力されるたびに“H”となるポートである。
次に第13図の従来例の回路動作について説明
する。今監視入力である入力1〜入力4までが
“L”であるとする。ここで入力1に“H”が入
力したとすると変化検出回路7で変化分を検出
し、これをストローブパルスとしSI端へ入力させ
る。このとき入力端D0には“H”が入力してい
るので、SI端の立上がりによつて“1000”の4ビ
ツト信号がFIFOよりなる監視データバツフア6
に入力し、Q0〜Q4端より“1000”が出力すると
同時にDOR端が“H”になり、受信機回路Rの
ON端はこの立上りの入力によつて送信信号が送
信され始め、これと同時にSF端は“H”とな
る。又受信機回路Rの4ビツト入力ポートIN1〜
IN4には“1000”が入力されているので、送信信
号のコントロールコードには“1000”がのる。送
信が終了するとSF端の出力が“L”になるの
で、監視データバツフア6のSO端の入力は立下
り、DOR端出力は“L”となる。ここまでは入
力1が“H”になつた場合を考えたが、入力2、
入力3、入力4が“H”になつた場合も4ビツト
入力が異なるだけで動作は入力1が“H”になつ
た場合と同様である。又、入力1〜入力4が
“H”から“L”に変化した場合も変化検出回路
7は各ビツトの信号変化分を検出できるので、同
様に受信機回路Rは送信信号を送信することが可
能である。
ところで上述においては、監視データバツフア
6は1組の4ビツト信号が記憶されており、この
1組の4ビツト信号を出力する場合について説明
したが、次に上述の第13図従来例回路において
2組以上の4ビツト信号が記憶されている場合に
ついて考える。今最初の4ビツト信号が監視デー
タバツフア6のQ0〜Q3端から出力され、それと
同時にDOR端から“H”が入力されたとする
と、受信機回路RのON端がこのDOR端出力でた
たかれ、Q0〜Q3端から出力された4ビツト信号
は受信機回路RのIN1〜IN4端に入力しているの
で、送信信号のコントロールコードとなり、制御
信号線たる電力線1上に送信される。又、受信機
回路RのON端に“H”が入力すると同時にSF端
が“H”になり、このSF端は送信信号が送信し
終えた時に“L”になる。一方監視データバツフ
ア6のSO端には立下がりが入力するため、上記
SF端が“L”に反転した瞬間にDOR端は一瞬
“L”になるがこの監視データバツフア6の内部
に次の4ビツト信号が記憶されているのですぐに
“H”になり、同時にQ0〜Q3端から次の信号の出
力されることになる。しかし受信機回路RのON
端の入力はある程度“L”の期間がないと次の
“H”信号の立上がりを検出できないようになつ
ているため、監視データバツフア6に2組以上の
4ビツト信号が記憶されている場合に生じる連続
送信においては、ON端入力を2度目の“H”入
力の前に“L”にしておく必要があり、かかる点
について十分な配慮がなされていない第13図従
来例回路においては、これらのデータを適切に転
送できない問題があつた。
本発明は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、FIFOバツフアよりなる監視データバツフア
に2組以上の並列監視入力データがラツチされて
いる場合においてこれらの各組の並列監視入力デ
ータを順次、誤りなく伝送することができるよう
にした電力線搬送制御装置を提供することを目的
とするものである。
以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
第16図は本発明の一実施例回路を示し、監視デ
ータバツフア6のDOR端を抵抗R6を介して受信
機回路RのON端に接続するとともに、SF端をイ
ンバータ37及び逆接続のダイオードD1を介し
てON端に接続し、さらに受信機回路RのSF端と
監視データバツフア6のSO端とを接続して構成
されている。かくてこの第16図回路の動作を第
17図タイムチヤートに基き説明すると、最初第
17図eに示すようにSF端は“L”であるた
め、同図cに示すDOR端の“H”出力はそのま
ま同図dのようにON端に入力し、受信機回路R
は同図aのように例えばIN1端が“H”になる第
1の4ビツト信号を入力し送信し始める。ところ
がSF端が“H”となると同時に前記インバータ
37の出力は“L”になり、ON端の入力は同図
dのようにダイオードD1の電圧降下分だけの電
圧が入力されることになつて、このON端には
“L”として入力する。この後、SF端が“L”に
なつてSO端がその立下りを検出し次のDOR端
“H”の出力が生じるまでの期間中上記ON端は
“L”が入力しているので、最初のSF端の“H”
が立下りこれによりDOR端が“L”になつて後
再び2組目のデータによりこのDOR端が同図c
のように“H”になつたとき、この“H”信号が
同図dのようにON端に入力するとON端はこの
“H”の立上りを検出し、続けて同図bに示すよ
うな例えばIN2が“H”になる第2の4ビツト信
号を送信することが可能になる。なお第17図タ
イムチヤートにおいて、IN3、IN4端が“L”で
あるとすると、第1回目の送信ではIN1〜IN4に
“1000”が、第2回目ではIN1〜IN4に“1100”が
夫々入力し、これらの信号をコントロールコード
にのせて出力することになる。また上述の説明で
は監視データバツフア6に2組の4ビツトデータ
がラツチされている場合について説明したが、3
組以上の4ビツトデータがラツチされている場合
も同様に連続送信が可能なものである。
本発明は上述のように構成したものであるか
ら、監視データバツフアに2組以上の並列監視入
力データが記憶されている場合に、これら各組の
並列監視入力データを連続出力しかつ受信機回路
から連続的に送信することができるようになつた
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な電力線搬送制御装置のブロツ
ク図、第2図は同上の伝送信号の構成図、第3図
a,bは同上の伝送波形の説明図、第4図は同上
の送信器から受信器への制御動作の説明図、第5
図a〜cは同上のタイミングチヤート、第6図は
従来の送受信器回路のブロツク図、第7図は他の
従来例の送受信器回路のブロツク図、第8図a,
bは同上の受信部及び送信部の回路例図、第9図
は監視入力返送機能を有する第7図の従来例のブ
ロツク図、第10図a,bは同上の送受信器間の
伝送信号の構成図、第11図は同上の受信器のブ
ロツク図、第12図は第11図回路に使用する変
化検出回路図、第13図は別の従来例の受信器の
ブロツク図、第14図a〜eは第13図回路のタ
イムチヤート、第15図a〜eは同上の監視デー
タバツフアの入出力タイムチヤート、第16図は
本発明一実施例のブロツク図、第17図a〜eは
同上のタイムチヤートであり、1は電力線、2,
,2………は送信器、3,3,3……
…は受信器、6は監視データバツフア、R6は抵
抗、37はインバータ、D1はダイオード、Rは
受信機回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電力線に送信器と受信器とを接続し、電力線
    上に電力波形に同期した搬送波信号を重畳して送
    信器より受信器の制御及び監視を行うようにした
    電力線搬送制御装置であつて、並列複数ビツトの
    監視入力のいづれかのビツトに信号変化が生じた
    ときこの変化検出パルスをストローブパルスとし
    てこれらの監視入力のデータをラツチしこのラツ
    チされたデータを出力する毎に“H”となるデー
    タアウトレデイ出力を受信機回路の送信開始制御
    用のオンキー入力端に入力するとともに受信機回
    路が送信動作中に“H”になるスイツチインフラ
    グ出力端の出力をラツチデータ読出し用のシフト
    アウト入力端に入力し出力データを受信機回路の
    監視入力データとするようにした監視データバツ
    フアを設けた電力線搬送制御装置において、監視
    データバツフアのデータアウトレデイ出力を抵抗
    を介して受信機回路のオンキー入力端に入力する
    とともに受信機回路のスイツチインフラグ出力端
    の出力をインバータ及び逆極性のダイオードを介
    してオンキー入力端に入力し、スイツチインフラ
    グ出力端を監視データバツフアのシフトアウト入
    力端に接続して成ることを特徴とする電力線搬送
    制御装置。
JP57150874A 1982-08-31 1982-08-31 電力線搬送制御装置 Granted JPS5941130A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114271U (ja) * 1991-03-22 1992-10-07 株式会社大林組 テレビ共聴用機器の一体化構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04114271U (ja) * 1991-03-22 1992-10-07 株式会社大林組 テレビ共聴用機器の一体化構造

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