JPS6250009B2 - - Google Patents

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JPS6250009B2
JPS6250009B2 JP57150872A JP15087282A JPS6250009B2 JP S6250009 B2 JPS6250009 B2 JP S6250009B2 JP 57150872 A JP57150872 A JP 57150872A JP 15087282 A JP15087282 A JP 15087282A JP S6250009 B2 JPS6250009 B2 JP S6250009B2
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JP
Japan
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signal
transmission
phase
section
receiver
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JP57150872A
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Osamu Tanaka
Hitoshi Fukagawa
Yoshuki Komoda
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6250009B2 publication Critical patent/JPS6250009B2/ja
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    • H04B3/542Systems for transmission via power distribution lines the information being in digital form
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3相交流の電力線上に搬送波を重畳
し、受信器側の制御及び監視を行うようにした電
力線搬送制御装置に関するものである。
電力線搬送システムは、一般の電力線1を信号
線として遠隔制御監視等を行なうものであり、ま
ず単相用の従来システムのモデル図を第1図に示
す。この第1図において、電力線1に送信器2
,2及び受信器3,3が接続され、両受
信器3,3には負荷9,9が接続されて
いる。今例えば送信器2より信号が送信される
と、受信器3がこれを受信し、リレー接点等を
動して、負荷(9,9オン/オフ制御する。
即ちこの例では送信器2で受信器3を送信器
で受信器3を夫々制御するようにしてあ
る。このように複数組の送受信器2…3…が
存在する場合を考え、一般に各送受信器2…3
…にはアドレスコードが与えられる。これを用
いた信号形式の例が第2図であり、この第2図中
の中央のアドレスコード4ビツトがそれで、この
場合、16の組が同時に存在できる。また同図中先
頭の1ビツトのSはスタートマークであり、これ
は送受信器2…3…間の同期をとるのに用い
られ、モードコードの4ビツトは制御する信号内
容を示すもので、例えばオンなら“0000”,オフ
なら“0001”,調光する時は“1000”というよう
決めておく。さらに最後のコントロールコードの
4ビツトは付加的な情報、例えば調光時の調光レ
ベルなどの送信に用いられる。
第3図aはこの1ビツトの内容(構造)の例を
示したものであり、ここで伝送信号は電力線1の
電源周波数に同期して送られ、電源波形の半波の
間に1ビツトの情報を伝送するものであり、同期
信号としては第3図bに示すようなゼロクロスパ
ルスを電源波形よりとり出して使用する。第3図
aは実際に伝送信号の乗つた電力線1の波形を示
すもので電源の交流波形イ搬送信号ロが重畳され
た形となる。またこの第3図では半波の区間を4
分割し、その4つのデータが、“0101”のときス
タートマーク、“0100”のときデータ“0”,
“0111”のときデータ“1”をあらわすようにし
て信頼性を上げた1ビツトの信号形式である。
第4図は通常の使用における入出力を示すもの
で、送信器2にはオンスイツチ10及びオフスイ
ツチ11或いはアツプスイツチやダウンスイツチ
などがプツシユオンタイプのスイツチとして接続
され、受信器3のリレーのオン巻線12ON又はオ
フ巻線12OFFの励磁あるいは調光用のトライア
ツクTRのトリガパルスの位置を変えたりする。
またこの第4図回路ではリレーは2巻線ラツチン
グタイプのものが用いられる例を示している。第
5図は第4図回路の動作時のタイミングチヤート
を示すもので、同図aに示す一連の伝送信号が終
了すると、受信器3は同図bのようなリレー用の
SCRトリガ信号や同図Cのようなトライアツク
TRのトリガ信号を出力する。
第6図は送受信器2,3の主要回路部のブロツ
ク図を示すものであつて、これら送受信器2,3
の送受信部は、マイコンやLSI等で作られ、しか
も送信器2は電力線1上の信号を監視し、信号の
ない時のみ送信する方式をとるため送受信機能が
あることから、送受信器2,3とも共通の回路構
成をとつているものである。以下各部の機能を簡
単に説明する。第6図回路において、変復調部1
3は電力線1上の搬送信号をロジツクレベルの信
号に変換しまた送信データ搬送波を変調し電力線
1上に重畳する。CK発生部14は電源波形のゼ
ロクロスを検出して形成したゼロクロスパルスを
基に各部で必要なクロツクパルスを作成する。受
信々号検定部15は受信した変調信号をデータ
“1”,“0”,スタートマーク等に分類する。受信
シフトレジスタ16は受信々号検定部15からの
1/0データを並列データに変換し、モードコー
ド、アドレスコード、コントロールコードに分解
する。アドレス検定部17は受信々号のアドレス
コードが自分のアドレスと一致しているかの検定
を行なう。モード検定部18は受信々号のモード
コードが何であるかを検定する。リレードライブ
トライアツクトリガ部19はモードコードの内容
に従い、リレードライブ出力にはリレーのオン、
オフ巻線12ON,12OFF用のドライブパルスを
出力し、また、調光用のトライアツクトリガ出力
にはコントロールコードに従い位相制御用のトリ
ガパルスを出力する。調光データ再生部20は調
光モードの受信時にコントロールコードの内容を
読みとり、トライアツクトリガパルスの位置を決
定する。次にキー入力部21はオン,オフ操作等
のキー入力を受けつけると共にアドレスデータ、
調光データ等送信データを入力し、ロジツク信号
とする。送信データ作成部22はキー入力部21
から入力されたデータと送受設定状態等により送
信する並列データを作成する。スタートパルス発
生部23はキー入力があつた場合に送信動作を開
始させるスタートパルスを作る。送信シフトレジ
スタ24は送信用の並列データを直列に変換する
ものであり、送信々号作成部25は送信シフトレ
ジスタ24よりの直列データを1ビツトづつ出力
し最終の変復調部13への入力信号を作成するも
のであり、又、送信々号の終わりで伝送終了信号
を出力するようにしてある。エラー検出部26は
誤つたモードのコードや自分以外のアドレスのコ
ードを受信した場合、或いは、送信中に送信々号
とこの送信々号を受信した受信々号とが異なる場
合に送受信動作を停止し元の状態で待機させる動
作を行うものであり、ビジー検出部27は送信し
ようとする時に電力線1上にすでに信号あるいは
ノイズがある場に一旦信号送出を待機し、一定時
間後に再度送信を開始させるための信号を出力す
る。また送受信タイミングコントロール部28は
送受信のタイミングをとり、クロツク信号に従つ
て各部を動作せるものであり、さらに前述のエラ
ー信号が発生した場合、伝送をストツプさせ一定
時間待機後に再送信させる動作を行う。かくて以
上の構成の送受信器よりなる電力線搬送制御装置
は次のような機能をもつ。即ちモードコードに従
い受信器3はリレーをオン,オフ制御でき、また
受信器3は送信器2からの信号(コントロールコ
ード)に応じ調光をすることができるものであ
り、さらに送信時エラーが起きると最初から再送
信制御をすることになる。また信号伝送ラインで
ある電力線1上に他の信号が乗つていない時のみ
送信をするようにしてある。
次に第7図は第6図に示した回路に4ビツトの
双方向伝送機能を追加した従来回路のブロツク図
を示すものである。この第7図回路が第6図回路
と異なる点は、送信部にコントロールデータの入
力があることと、コントロールデータ出力部29
を設けてこれにより4ビツト並列出力があること
と、コントロールデータ出力部29にモード検定
部18の出力がはいつていることである。なお図
中30はモードデータ出力部、21′はデータ入
力部である。第8図aは受信部の制御データ4ビ
ツトを出力するコントロールデータ出力部29付
近を、また同図bは送信部のコントロールデータ
やモードデータの入力部付近の回路例を夫々示し
たものである。まず第8図の回路についての説明
を行なう。第8図aの受信シフトレジスタ16の
入力は伝送信号が1/0信号となつて電源のゼロク
ロスパルスに同期して入力される。従つて信号の
受信が終わると受信シフトレジスタ16には受
信々号がすべて並ぶことになる。ここで、受信シ
フトレジスタ16のQ1〜Q4にコントロールコー
ド、Q5〜Q8にアドレスコード、Q9〜Q12にモード
コードが夫々並ぶことになる。ここでアドレスコ
ードはアドレス検定部17で自分のアドレスとの
一致が検定される。コントロールコードは4ビツ
トラツチよりなるコントロールデータ出力部29
に入力されラツチされる。しかしこのラツチの
CKとしては送受信タイミングコントロール部2
8より出力されるデータラツチパルスとモード検
定部18出力のモードコードとのアンドがとられ
ている。ここでデータラツチパルスは信号受信終
了後に出力されるものでQ1〜Q4にコントロール
コードが並んだ後に発生する。また、データラツ
チモード切換スイツチ31を上側にした時は
“000X”(Xは何でもよい、Q12より順)の時、コ
ントロールデータ出力部29にコントロールコー
ドがラツチされ、上記切換スイツチ31を図中下
にするとモード“0100”でラツチされる。次に同
図bの送信部であるが、ここでは送信シフトレジ
スタ24にモード、アドレス,コントロールの12
ビツトの並列データを入れた後、ゼロクロス信号
(クロツク)に同期して直列データに変換し送り
出される。モードデータの入力端子P9〜P12のう
ち、上から2ビツト目の入力に接続されているデ
ータラツチモード切換スイツチ32によりモード
を“000X”と“010X”に切換えて送信すること
ができる。
かくてこれらの回路を付加した送受信器2,3
を第9図のように信号ラインたる電力線1に接続
する。ここで2は送信器、3は受信器であり、9
〜9は制御対象たる負荷である。しかして第
9図に示すシステムは4制御4監視のシステム
で、送信器2からは制御用の信号、つまり制御信
号が送信され、受信器3側ではこれを受信し、負
荷9〜9を制御する。一方受信器側3側は逆
に負荷9〜9やその他外部の状態をセンサ等
で監視し、それを監視信号として送信器2へ送り
返し、送信器2ではこの監視状態を出力し表示等
を行うことになる。ここで送信器2側が制御信号
を送信する時は第10図aのようにモードコード
を“0000”として制御内容をコントロールコード
の部分に乗せて送信する。また受信器3側では、
モードコードが“000X”の時、コントロールコ
ードをラツチするように設定しておくと、制御信
号は受信器3のコントロールデータの4ビツト出
力に現われ、負荷9〜9を制御する。さら
に、受信器3で行なつた監視による監視信号は受
信器2の監視入力より入力され、これは第10図
bのようにモードコード“0100”でコントロール
コードの部分に監視信号を乗せ、アドレスコード
は送信器2より受信器3への時と同じアドレスで
送信する。送信器2の受信部分はモードコード
“010X”の時にコントロールデータ出力としてラ
ツチされるように設定しておくと、送信器2には
監視信号が出力されることになる。ここで、送信
器2が送信しても送信器2の送信部は、モード
“000X”のコントロールデータ部分はラツチしな
いので、送信器2からは常に監視信号が出力さ
れ、同様に受信器3よりは常にコントロールデー
タのみが出力される。
第7図、第9図回路のものにあつては、上述の
ように構成したものであるから、複数の負荷9
,9を同時に制御できるだけでなく、同一ア
ドレスで制御信号と監視信号とを混同することな
く伝送できる他、制御及び監視を共に同一の従来
からの信号形式を用いることができ、従来から持
つていた機能をそこなつたり、周辺の回路の変更
を要したりするようなことがなく、また全体とし
ての回線の使用効率が向上するものである。
ところで、上述の電力線搬送制御装置は単相交
流の電力線1に送受信器2,3を接続した場合の
例であり、3相交流の電力線1R,1S,1Tに送
受信器2…3…を接続した場合にも基本的に
同様の動作を行うことになるものの、3相回路特
有の問題がある。第11図は3相の電力線1R
S,1Tに送受信器2…3…を接続した場合
のモデル図を示し、この図のように送信器2
及び受信器3…が複数台あり、どの相から送信
するかが限定できない場合には、第12図に示す
ように正しく信号の受信ができない問題がある。
即ち3相交流の電力線1R,1S,1T上の3相交
流のR,S,T各相の電源波形を第12図aとし
て、このときR相の電力線1Rに送信器2…を
接続し同図bのように搬送波イを送り出した場
合、このR相からの送信はR相におけるゼロクロ
スタイミングに同期して行なわれているため、受
信器3…を例えばS相の電力線1Sに接続した
場合には、このS相のゼロクロスタイミングに同
期して受信が行なわれることになり、同図cに示
すように別異の受信パターンが得られることにな
るものであり、同様にT相の電力線1Tに受信器
…を接続した場合にも同図dのように正常は
受信動作が得られないことになるのである。そこ
で3相用の電力線搬送制御装置においては送受信
間の位相関係を示す3相同期信号を第13図に示
すように通常の伝送信号に先立つて送り、受信器
…側ではこの信号より送信器2…側の位相
が自己のそれより進んでいるか遅れているかを判
断し、自分が電源波形から検出作成したゼロクロ
スパルスを上記判断の結果に基き進めるか遅らせ
るかをし、送信器2…側との同期を取るように
し、もつて送受信器2…3…間の正確な情報
の送受を可能にしていた。
以下送信器2…がR相に、受信器3…がS
相又はT相に接続された場合の例について、具体
的な動作を説明する。今第13図に示す3相同期
信号として第12図bに示すような“0111”の繰
返し信号を送信したとすると、受信器3…側で
は、交流半波を細分(図示の例では8分割)した
各分割点毎に搬送波信号の有無をチエツクする。
するとこのチエツク結果のデータには、第12図
c,dに示すように各相毎に夫々一定の検出パタ
ーンが生じ、この検出パターンに基き、自局が送
信器1…に対してどのような位相関係を持つた
電力線1R,1S,1Tに接続されているかが判断
され、その判断結果に応じて自局が電源波形から
検出した真のゼロクロスパルスの位置を0゜,60
゜,120゜ずらしたゼロクロスパルスを作成し、
このゼロクロスパルスにより信号の受信再生を行
うことになるものであり、これにより3相のどの
相に送受信器2…3…が接続されていても同
期がとれ、正確な信号の送受ができることにな
る。また一般に第13図に示す伝送信号のデータ
の中には、3相同期信号と同一のパターンのもの
が含まれており、このデータを検出することによ
る誤動作を防止するため、3相同期信号により一
度ロツクすると、電力線1R…上の信号が無信号
となるまでロツクを解除しないようにしてあり、
さらに信号伝送の信頼性を向上するため、信号伝
送を2回伝送とし、かつ1回目の送信と2回目の
送信との間に無信号期間を挿入するようにしてい
る。
第14図は上述のような形式の伝送信号を送信
するための送信器2…のブロツク図であり、オ
ンスイツチやオフスイツチのような操作スイツチ
4をオンすると、送信々号制御部5が作動し、自
局が検出したゼロクロスパルスを基準として送信
信号のタイミング信号を作成する。かくてこの送
信々号制御部5は信号切換スイツチ6をまずb端
子に接続し、第12図bに示すようなデータパタ
ーンよりなる3相同期信号を3相同期信号発生部
7から変復調部13に転送し、伝送ラインたる電
力線1R,1S,1T上へ送出する。次に送信々号
制御部5は信号切換スイツチ6をc端子に切換
え、制御信号作成部8で作成された単相用の場合
と同様の送信々号を変復調部13に転送し、送出
することになるものであり、これにより電力線1
R,1S,1T上には第13図に示すような伝送信
号が送出される。この後送信々号制御部5は信号
切換スイツチ6をa端子にして無信号期間を作成
し、さらに2回目の送信動作としてb,c端子に
順次切換え、上述の動作を再度行うものである。
第15図は上述のようにして電力線1R,1S
T上に送出された伝送信号を受信するための受
信器3…のブロツク図を示し、電力線1R…上
の伝送信号は変復調部13で復調され、信号検定
部32、3相ロツク検出部33、3相ロツク解除
検出部34に夫々入力される。まず3相ロツク検
出部33は、前述のようにして3相同期信号を検
出してゼロクロスパルスをどれだけずらせば要い
かを示す信号を作成し、この信号をタイミング信
号作成部35に入力する。タイミング信号作成部
35はこの受信器3…が自局で検出した真のゼ
ロクロスパルスの位相を、上記3相ロツク検出部
33の出力に応じてずらし、受信用のゼロクロス
パルスを作成するものであり、この後信号検定部
32はこの受信用のゼロクロスパルスを基準信号
として、前述の単相用の場合と同様の信号検定動
作をし、リレードライブトライアツクトリガ部1
9を作動し、出力回路36を作動することにな
る。一方3相ロツク解除部34は、変復調部13
の出力が一定時間なくなり、電力線1R…上に搬
送波がない無信号区間が生じたのを検出し、3相
ロツクを解除する信号をタイミング信号作成部3
5に入力するものであり、これにより3相ロツク
状態が解除され、初期状態が復元される。この後
2回目の送信による伝送信号の受信に際しては、
1回目と2回目の伝送信号の間に無信号期間が挿
入されているため、一旦3相ロツクが解除され、
再び3相ロツク検出から動作が繰返されて信号伝
送の信頼性が高められているものである。
かくて上述の第14図及び第15図の回路のも
のにあつては、3相同期信号が入力される前に必
ず3相ロツクが外れた状態になるように、1回送
信する毎に無信号期間を設けているため、1回目
の3相ロツク信号にノイズが混入し、誤つた相に
3相ロツクをしたような場合においても、2回目
の送信の際には正しい相にロツクを行うことがで
き、正確なデータの転送ができるものである。な
お第16図は第7図従来例回路のものにさらに第
14図,第15図回路の機能を付加したより詳細
なブロツク図であり、この回路の各部の機能動作
は前述の通りである。
ところで上述のような電力線搬送制御装置にあ
つては、一定期間内における周波数をカウントす
ることにより搬送波信号の判別しているが、この
周波数カウント数は、本来カウントされるべき数
に対して余裕を取つており、この余裕は例えば±
10%に設定され、この範囲内で信号の有無を調べ
ている。従つて搬送波信号の周波数が高い方が、
一定期間内における周波数カウントのカウント数
が多いため、搬送波信号の周波数が低い場合に比
べて大きな余裕が取れ、ノイズに対して優位性が
ある。しかし搬送周波数が高い場合、信号伝送距
離が短かくなる問題があり、長距離伝送を行うた
めにはどうしても搬送波信号の周波数を低くしな
ければならなくなる。
そこで信号伝送のための同期信号のゼロクロス
パルスを1/n分周しかつ搬送周波数を1/n分
周すれば、従前の周波数カウント方式のものの場
合と同等のノイズに対する優位性が保もてると考
えられるものであり、この場合の具体回路例を第
17図に示す。即ち第17図において本体回路部
Xは、第16図回路中のCK発生部14と変復調
部13とを除いた全ての回路部分を含むものであ
る。ところがこの第17図のような回路構成の場
合、ゼロクロスパルスとして1/n分周した信号
を同期信号として使用するため、送受信器2
…間の同期が取れない場合が生じる。即ち第
18図に示すように、同図aの電源波形に対する
ゼロクロスパルスは同図bに示すようになり、こ
の1/3分周による同期信号は同図c〜eのいずれ
かとなる。このため送信器2…及び受信器3
…はこれらc〜eの1/3分周による同期信号のい
ずれかに同期しているものであり、送,受信器2
…3…間の同期が確実にとれるとは限らない
ため、送,受信器2…3…間で正常な信号伝
送ができない場合を生じる問題があつた。なお第
17図中42,43は1/n分周回路であり、
夫々ゼロクロス検出部37及び搬送波発生部39
の出力を1/nに分周する。
本発明は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、搬送波信号の周波数を低下して長距離伝送を
可能としたものにおいてしかも送受信器間の同期
を確実に取つて正確な情報伝送を可能とする電力
線搬送制御装置を提供することを目的とするもの
である。
以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
第19図は本発明一実施例のブロツク図を示し、
ゼロクロス検出部37の出力を1/3分周回路38
で1/3に分周した出力を本体回路部Xにクロツク
発生部からの入力として入力するとともに、搬送
波発生部39の出力を1/3分周回路40で1/3に分
周した出力を変復調部13に入力し搬送波信号の
周波数を従前のものの1/3に設定している。また
3相設定スイツチ41をオンすることにより回路
は3相状態にセツトされ、前述の3相用の従来回
路と同様の動作機能が得られることになる。
かくてこの実施例回路にあつては、回路の基準
クロツクの周波数を従前のゼロクロスパルスの周
波数の1/3に設定することにより、搬送波の周波
数をカウントする時間が3倍となり、従つて搬送
波の周波数を1/3に設定して長距離伝送を可能に
しても信号伝送の信頼性が低下するようなことが
ないものである。ここでゼロクロスパルスを1/3
分周したものを同期信号として使用しているた
め、この1/3分周された同期信号だけに注目して
伝送信号の1又は0の状態を判別するようにして
いるが、これは3相交流での使用状態と全く同じ
となり、前述の従来例と同様に3相交流における
信号伝送が行なわれることになるものである。
本発明は上述のように信号伝送をゼロクロスパ
ルスの発生周期に対して3倍の周期で発生させる
信号に同期させて行うとともに、ゼロクロスパル
スの発生周期に対して3倍の周期で発生させる基
準クロツク信号を信号受信のタイミング信号の基
本信号としたため、搬送波信号の周波数を1/3に
分周した信号を使用しても信号伝送の信頼性が損
なわれるようなことがなく、従つてゼロクロスパ
ルスに同期させて送信を行う場合の搬送波信号の
搬波数の1/3というように低くして信号伝送距離
を長くすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な電力線搬送制御装置の概略ブ
ロツク図、第2図は同上の伝送信号の構成図、第
3図a,bは同上の伝送波形の説明図、第4図は
同上の送信器から受信器への制御動作の説明図、
第5図a〜cは同上のタイミングチヤート、第6
図は従来の送受信器回路のブロツク図、第7図は
他の従来例の送受信器回路のブロツク図、第8図
a,bは同上の受信部及び送信部の回路例図、第
9図は監視入力返送機能を有する第7図の従来例
のブロツク図、第10図a,bは夫々同上回路に
おける送信器から受信器へ、及び受信器から送信
器への伝送信号の構成図、第11図は3相交流回
路に使用する場合における一般的な電力線搬送制
御装置の概略ブロツク図、第12図a〜dは同上
の動作説明図、第13図は同上の伝送信号の概略
図、第14図は同上の送信部のブロツク図、第1
5図は同上の受信部のブロツク図、第16図は同
上の送受信器回路の詳細ブロツク図、第17図は
ゼロクロスパルス及び搬送波信号を1/n分周を
行う場合の回路構成例を示すブロツク図、第18
図a〜eは第17図回路の動作説明図、第19図
は本発明一実施例のブロツク図であり、1,1
R,1S,1Tは電力線、2,2,2…は送信
器、3,3,3…は受信器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 3相交流の電力線に送信器と受信器とを接続
    し、電力線上に電源波形のゼロクロスに同期した
    搬送波信号を重畳して送信器より受信器の制御及
    び監視を行うに際し、送信器側から受信器側へど
    の相から送信しているかを知らせる3相同期信号
    を送り受信器側でこの3相同期信号を受信し同期
    用のゼロクロスパルスの位置を+60゜,0゜,−
    60゜に切換的に移行して送受信器間の信号伝送の
    同期を取るようにした電力線搬送制御装置におい
    て、信号伝送をゼロクロスパルスの発生周期に対
    して3倍の周期で発生させる信号に同期させて行
    うとともに、ゼロクロスパルスの発生周期に対し
    て3倍の周期で発生させる基準クロツク信号を信
    号受信のタイミング信号の基本信号としたことを
    特徴とする電力線搬送制御装置。
JP57150872A 1982-08-31 1982-08-31 電力線搬送制御装置 Granted JPS5940728A (ja)

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KR101217317B1 (ko) * 2005-10-05 2012-12-31 파나소닉 주식회사 통신 시스템간의 공존을 가능하게 하는 통신 장치 및 공존 방법

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