JPH0142197B2 - - Google Patents

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JPH0142197B2
JPH0142197B2 JP8041383A JP8041383A JPH0142197B2 JP H0142197 B2 JPH0142197 B2 JP H0142197B2 JP 8041383 A JP8041383 A JP 8041383A JP 8041383 A JP8041383 A JP 8041383A JP H0142197 B2 JPH0142197 B2 JP H0142197B2
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JP
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signal
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JP8041383A
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JPS59205897A (ja
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Tsutomu Ookubo
Shinichi Tanaka
Hitoshi Fukagawa
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C25/00Arrangements for preventing or correcting errors; Monitoring arrangements
    • G08C25/02Arrangements for preventing or correcting errors; Monitoring arrangements by signalling back receiving station to transmitting station

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、遠隔制御システム、例えば電力線搬
送制御システムにおいて、受信器が監視信号を送
信器に送信する際の返送方式に関するものであ
る。
〔背景技術〕
遠隔制御システムとしては、専用の信号伝送線
を有するものと、電力線搬送により信号伝送を行
うものとの2種があるが、以下では電力線搬送方
式によるシステムの例について説明する。即ち電
力線搬送システムは、一般の電力線1を信号線と
して遠隔制御監視等を行なうものであり、従来シ
ステムのモデル図を第1図に示す。この第1図に
おいて、電力線1に送信器21,22及び受信器3
,32が接続され、両受信器31,32には負荷9
,92が接続されている。今例えば送信器21
り信号が送信されると、受信器31がこれを受信
し、リレー接点等を動して、負荷91をオン/オ
フ制御する。即ちこの例では送信器21で受信器
1を、送信器22で受信器32を夫々制御するよ
うにしてある。このように複数組の送受信器21
…31…が存在する場合を考え、一般に各送受信
器21…31…にはアドレスコードが与えられる。
これを用いた信号形式の例が第2図であり、この
第2図中の中央のアドレスコード4ビツトがそれ
で、この場合、16の組が同時に存在できる。また
同図中先頭の1ビツトのSはスタートマークであ
り、これは送受信器21…31…間の同期をとるの
に用いられ、モードコードの4ビツトは制御する
信号内容を示すもので、例えばオンなら“0000”、
オフなら“0001”、調光するときは“1000”とい
うよう決めておく。さらに最後のコントロールコ
ードの4ビツトは付加的な情報、例えば調光時の
調光レベルなどの送信に用いられる。
第3図aはこの1ビツトの内容(構造)の例を
示したものであり、ここで伝送信号は電力線1の
電源周波数に同期して送られ、電源波形の半波の
間に1ビツトの情報を伝送するものであり、同期
信号としては第3図bに示すようなゼロクロスパ
ルスを電源波形よりとり出して使用する。第3図
aは実際に伝送信号の乗つた電力線1上の波形を
示すもので電源の交流波形イに搬送信号ロが重畳
された形となる。またこの第3図では半波の区間
を4分割し、その4つのデータが、“0101”のと
きスタートマーク、“0100”のときデータ“0”、
“0111”のときデータ“1”をあらわすようにし
て信頼性を上げた1ビツトの信号形式である。
第4図は通常の使用における入出力を示すもの
で、送信器2にはオンスイツチ10及びオフスイ
ツチ11或いはアツプスイツチやダウンスイツチ
などがプツシユオンタイプのスイツチとして接続
され、受信器3のリレーのオン巻線12ON又はオ
フ巻線12OFFの励磁あるいは調光用のトライア
ツクTRのトリガパルスの位置を変えたりする。
またこの第4図回路ではリレーは2巻線ラツチン
グタイプのものが用いられる例を示している。第
5図は第4図回路の動作時のタイミングチヤート
を示すもので、同図aに示す一連の伝送信号が終
了すると、受信器3は同図bのようなリレー用の
SCRトリガ信号が同図cのようなトライアツク
TRのトリガ信号を出力する。
第6図は送受信器2,3の主要回路部のブロツ
ク図を示すものであつて、これら送受信器2,3
の送受信部は、マイコンやLSI等で作られ、しか
も送信器2は電力線1上の信号を監視し、信号の
ない時のみ送信する方式をとるため送受信機能が
あることから、送受信器2,3とも共通の回路構
成をとつているものである。以下各部の機能を簡
単に説明する。第6図回路において、変復調部1
3は電力線1上の搬送信号をロジツクレベルの信
号に変換しまた送信データ信号で搬送波を変調し
電力線1上に重畳する。CK発生部14は電源波
形のゼロクロスを変復調部13で検出して形成し
たゼロクロスパルスを基に各部で必要なクロツク
パルスを作成する。受信々号検定部15は受信し
た変調信号をデータ“1”、“0”、スタートマー
ク等に分類する。受信シフトレジスタ16は受
信々号検定部15からの1/0データを並列デー
タに変換し、モードコード、アドレスコード、コ
ントロールコードに分解する。アドレス検定部1
7は受信々号のアドレスコードが自分のアドレス
と一致しているかの検定を行なう。モード検定部
18は受信々号のモードが何であるかを検定す
る。リレードライブトライアツクトリガ部19は
モードコードの内容に従い、リレードライブ出力
にはリレーのオン、オフ巻線12ON,12OFF用の
ドライブパルスを出力し、また、調光用のトライ
アツクトリガ出力には後述のコントロールコード
の内容に従い位相制御用のトリガパルスを出力す
る。調光データ再生部20は調光モードの受信時
にコントロールコードの内容を読みとり、トライ
アツクトリガパルスの位置を決定する。次にデー
タ入力部21は、例えば送信器に使用するときオ
ン、オフ操作のキー入力を又は調光用のストロー
ブ入力を受けつけると共にアドレスデータの他調
光データ等の送信データを入力してロジツク信号
とし、また受信器に使用するとき監視入力のデー
タをデータ入力とする。送信データ作成部22は
キー入力部21から入力されたデータと送受設定
状態等により送信する並列データを作成する。ス
タートパルス発生部23はキー入力があつた場合
に送信動作を開始させるスタートパルスを作る。
送信シフトレジスタ24は送信用の並列データを
直列に変換するものであり、送信々号作成部25
は送信シフトレジスタ24よりの直列データを1
ビツトづつ出力し最後の変復調部13への入力信
号を作成するものであり、又、送信々号の終わり
で伝送終了信号を出力するようにしてある。エラ
ー検出部26は誤つたモードのコードや自分以外
のアドレスのコードを受信した場合、或いは、送
信中に送信々号とこの送信々号を受信した受信々
号とが異なる場合に送受信動作を停止し元の状態
で待機させる動作を行うものであり、ビジー検出
部27は送信しようとする時に電力線1上にすで
に信号あるいはノイズがある場合に一旦信号送出
を待機し、一定時間後に再度送信を開始させるた
めの信号を出力する。また送受信タイミングコン
トロール部28は送受信のタイミングをとり、ク
ロツク信号に従つて各部を動作せるものであり、
さらに前述のエラー信号が発生した場合、伝送を
ストツプさせ一定時間待機後に再送信させる動作
を行う。制御データ出力部29は4ビツトのデー
タ出力を有し、受信シフトレジスタ16の出力及
びモード検定部18の出力を入力し、これを受信
器に使用するとき上記のデータ出力が制御出力と
なる。また図中30はモードデータ出力部であ
り、さらにスイツチイングフラグ出力部31はデ
ータ入力部21にキー入力があつたとき、これに
よる信号伝送が終了するまで“H”レベルとなる
信号を出力する。かくて以上の構成の送受信器よ
りなる電力線搬送制御装置は次のような機能をも
つ。即ちモードコードに従い受信器3はリレーを
オン又はオフ制御でき、また送信器2からの信号
(コントロールコード)に応じ調光をすることが
できるものであり、さらに送信時エラーが起きる
と最初から再送信制御をすることになる。また信
号伝送ラインである電力線1上に他の信号が乗つ
ていない時のみ送信をするようにしてあり、制御
データ出力部29からは調光データ再生部20に
調光用のデータを出力するとともに、データ出力
から受信されたコントロールコードの内容を出力
するようにしてある。第6図の回路を受信器3に
用いた場合において、送信器2からの制御信号を
受信した場合には、この制御信号中のコントロー
ルコードの内容を制御出力として出力し、またこ
の受信器3自体が返送信号を返送する場合にはこ
の返送信号をモニタ4(再受信)し、この返送信
号のモードコードが“1000”即ち調光用のモード
に設定されているとき、返送信号中のコントロー
ルコードの内容を制御出力として出力することに
なるものであり、返送信号においては、データ入
力部21にデータ入力として入力される監視入力
の内容をコントロールコードに乗せているため、
返送信号のモードコードが“1000”のときには返
送が適切に行なわれたとき、監視入力の内容と上
記制御出力の内容とは一致することになる。
第7図aは受信部の制御出力4ビツトを出力す
る制御データ出力部29付近を、また同図bは送
信部のコントロールコードやモードコードの入力
部付近の回路例を夫々示したものである。まず第
7図の回路についての説明を行なう。第7図aの
受信シフトレジスタ16の入力は伝送信号が1/
0信号となつて電源のゼロクロス信号に同期して
入力される。従つて信号の受信が終わると受信シ
フトレジスタ16には受信々号がすべて並ぶこと
になる。ここで、受信シフトレジスタ16のQ1
はパリテイであつて、Q2〜Q5にコントロールコ
ード、Q6〜Q9にアドレスコード、Q10〜Q13にモ
ードコードが夫々並ぶことになる。ここでアドレ
スコードはアドレス検定部17で自分のアドレス
との一致が検定される。コントロールコードは4
ビツトラツチよりなる制御データ出力部29に入
力されラツチされる。しかしこのラツチのCKと
しては、送受信タイミングコントロール部28よ
り出力されるデータラツチパルスと受信シフトレ
ジスタ16出力のモードコードとのアンドをとつ
た信号が生じ、かつエラー検出部26でパリテイ
チエツクした信号が“H”となつたとき、入力さ
れるようにしている。ここでデータラツチパルス
は信号受信終了後に出力されるものでQ2〜Q5
コントロールコードが並んだ後に発生する。ま
た、データラツチモード切換スイツチ31を上側
にした時は“000X”(Xは何でもよい、Q12より
順)の時、アンド回路33に出力を生じて制御デ
ータ出力部29にコントロールコードがラツチさ
れ、上記切換スイツチ31を図中下にするとモー
ド“0100”でアンド回路34に出力が生じて、ラ
ツチされる。さらにモードコードが“1000”のと
き即ち調光モードのときアンド回路35に出力を
生じ、上記切換スイツチ31の設定状態に関係な
く、換言するとこの端末が送信器2として設定さ
れているか受信器3として設定されているかに関
係なく、コントロールコードがラツチされること
になる。かくてアンド回路35及びアンド回路3
3又は34の出力が“H”になると、オア回路3
6に出力を生じ、このときエラー検出部26でパ
リテイチエツクを行つた結果が“H”であると、
アンド回路37が開き、制御データ出力部29に
コントロールコードがラツチされるのである。な
お第7図aの回路において、エラー検出部26
は、コントロールコード4ビツトの後にパリテイ
1ビツトを設け、Q1〜Q13の“H”信号の数が奇
数になるように上記パリテイを送ることにより、
エラー発生の有無が検知できるようにしてある。
次に同図bの送信部であるが、ここでは送信シフ
トレジスタ24にモード、アドレス、コントロー
ルの各コードの12ビツトの並列データを入れた
後、ゼロクロス信号(クロツク)に同期して直列
データに変換し送り出す。モードコードの入力端
子P9〜P12のうち、上から2ビツト目の入力に接
続されているデータラツチモード切換スイツチ3
2によりモードを“000X”と“010X”に切換え
て送信することができる。さらに調光用モードで
の送信を行うとき(これはデータ入力部21のス
トローブ信号入力Bにストローブ入力を与えるこ
とにより設定される)、モードコードは“1000”
に自動的に設定される。なおストローブ信号入力
Aには、オン乃至オフ用のキー操作を行つたとき
ストローブ入力が与えられることになるものであ
り、このときはオン、オフモード設定スイツチ3
8によりオン用及びオフ用のモードが切換的に設
定される。
かくてこれらの回路を付加した送受信器2,3
を第8図のように信号ラインたる電力線1に接続
する。ここで2は送信器、3は受信器であり、9
〜94は制御対象たる負荷である。しかして第8
図に示すシステムは4制御4監視のシステムで、
送信器2からは制御用の信号、つまり制御信号が
送信され、受信器3側ではこれを受信し、負荷9
〜94を制御する。一方受信器側3側は逆に負荷
1〜94やその他外部の状態をセンサ等で監視
し、それを監視信号として送信器2へ送り返し、
送信器2ではこの監視状態を出力し表示等を行う
ことになる。ここで送信器2側が制御信号を送信
する時は第9図aのようにモードコードを
“000X”として制御内容をコントロールコードの
部分に乗せて送信する。また受信器3側では、モ
ードコードが“000X”の時、コントロールコー
ドをラツチするように切換スイツチ31を上側に
設定しておくと、制御信号は受信器3のデータ出
力(制御出力)の4ビツト出力に現われ、モード
コードの内容に従つて負荷91〜94を制御する。
さらに、受信器3で行なつた監視による監視信号
は受信器2の監視入力より入力され、これは第9
図bのようにモードコード“010X”でコントロ
ールコードの部分に監視信号を乗せ、アドレスコ
ードは送信器2より受信器3への時と同じアドレ
スで送信する。送信器2の受信部分はモードコー
ド“010X”の時に制御データ出力部29のデー
タ出力としてラツチされるように設定しておく
と、送信器2には監視信号が出力されることにな
る。
ところで上述のようなシステムにおいて、送信
器2から制御信号の送信を行う場合には、制御内
容の変更を行うときに送信を行うものであるた
め、この制御内容の変更そのものが人為的に行な
われることから送信操作そのものも実質的に人為
的に行なわれることになり、送信操作が確実に行
なわれることについて特に問題を生じることはな
いのであるが、受信器3側で監視動作を無人で行
なうような場合、返送開始を指示するストローブ
パルスをどのように与えるかが問題となる。即ち
従来は第10図に示すような変化検出回路39を
設け、4ビツトの監視入力のいづれか一つにでも
変化が生じたとき、オン、オフ用キー入力のスト
ローブ入力端であるストローブ入力端Aにストロ
ーブを与え、これにより返送信号の送出を行つて
いたのである。ここで第10図において、受信器
3は第6図に示すような回路により構成されてい
るものであり、第10図における4ビツトの監視
入力はデータ入力部21のデータ入力として入力
され、また4ビツトの制御出力は制御データ出力
部29のデータ出力として出力され、変化検出回
路39の出力は、データ入力部21のストローブ
入力端Aに入力される。従つてストローブ入力端
Aにストローブ信号が入力されると、オン、オフ
モード即ちモードコード“010X”の返送信号返
信動作を行ない、ストローブ入力端Aが“H”に
なつてから一定時間後に、監視入力の内容データ
をコントロールコードに乗せて返送することにな
る。かくて受信器3は監視入力が変化する毎に監
視内容を返信することになるのであるが、監視入
力に変化があつた場合においてストローブ入力端
Aにストローブ信号が入力されるのは1回だけで
あり、ノイズなどにより正しいデータの返送が行
なわれない場合にも再送信が行なわれず、信号伝
送の信頼性が悪い問題を有する他、第2図に示す
ような信号形式において、監視データの読み込み
が行なわれるのはアドレスコードの終りのところ
であつて、コントロールコードのところでは既に
監視データがラツチされ送られているものであ
り、またストローブ入力端Aはその性質上一度ス
トローブ入力があるとそのときの返送が完了する
まで次のストローブ入力を受けつけないものであ
り、従つて1つの監視入力に変化が生じて監視信
号の返送を開始した後に、別の入力変化がコント
ロールコードの所で起つてもその情報は全く返送
されないことになるという問題を有していた。
〔発明の目的〕
本発明は監視入力の内容が正確に送信器側に返
送されるまで監視信号を繰返し返送するように
し、信号伝送の信頼性を向上した遠隔制御システ
ムの信号返送方式を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の開示〕
(構成) 本発明は制御信号を受信しそのコントロールコ
ードの内容を制御出力端に出力し、モードコード
の内容に従つて負荷を制御するようにした遠隔制
御システムの受信器3において、監視入力端から
の入力データを監視信号として返送するととも
に、伝送線上のこの返送信号をモニタして監視信
号のデータを制御出力端に出力するように構成
し、この受信器3の制御出力と監視入力とを比較
回路40で常時比較してこれらの両データが不一
致でかつこの受信器3が監視信号の返送状態にな
いとき、この受信器3の監視信号返送機能を起動
するようにしたものである。
(実施例) 第11図は本発明の実施例を示すものであつ
て、前述の第6図乃至第7図に示すようなIC化
された端末回路においては、ストローブ入力端A
にストローブ信号を入力したとき、オン・オフ用
のモードコードによる送信状態となり、この端末
回路を受信器3としたとき前述のような監視入力
データの返信動作を行うのであるが、ストローブ
入力端Bにストローブ信号を入力すると、モード
コードは“1000”の調光モードによる送信状態に
なり、このとき受信されたコントロールコードの
データは、(自己自身の返送信号を再受信したと
きのコントロールコードのデータを含んで)制御
データ出力部29にラツチされ、制御出力として
出力されることを利用し、このときの制御出力と
監視入力とが一致すると、正常に監視入力の返送
が行なわれたものと判断して返信動作を終了さ
せ、上記一致検出が得られないとき、正常な監視
入力の返送が完了していないものと判断して返送
動作を繰返し行うようにしたものである。即ち第
11図に示す実施例回路において、受信器3は第
6図及び第7図に示した従来例と同一の構成を有
するIC化回路であつて、監視入力の入力データ
と制御出力の出力データとを比較回路40に入力
してこれらが不一致のとき比較回路40から
“H”出力が出力されるようにし、また第6図の
スイツチインフラグ出力部31から出力されるス
イツチインフラグ出力をインバータ41で反転
し、上記比較回路40出力とインバータ41出力
とのアンド回路42によるアンド出力をストロー
ブ入力端Bに入力するようにしてある。ここでス
イツチインフラグ出力は、前述のように監視デー
タの入力から信号送信が完了するまでの間“H”
となるような信号であり、この信号をインバータ
41で反転してアンド回路42に入力しているた
め、監視入力と制御入力とが不一致でかつ返送信
号が送信中でないとき、アンド回路42からスト
ローブ入力端Bにストローブ信号が与えられ、監
視入力の入力データがコントロールコードに乗せ
られて送信器2側に返送される。なお送信器2か
ら受信器3側の負荷91〜94を制御する場合、モ
ードコードの内容に従つてオン用及びオフ用のサ
イリスタトリガが出力を出力し、この出力に従つ
て制御を行うようにし、通常はコントロールコー
ドを使用しないため、前述の制御出力4ビツトは
常に前回の返送信号の内容を示しており、比較回
路40で不一致が検出されたとき、ただちに返送
信号を送信すれば良いものであり、仮にコントロ
ールコードを使用する場合にも、モードコードは
このとき必ずオン又はオフのモードのコードにな
つているから、このコードのデータを検出してス
トローブ入力端Bへのストローブの入力を遮断す
るようにすれば良い。
また第12図の実施例に示すように、リモコン
ブレーカ制御用の回路を構成した場合にあつて
は、監視入力の第1及び第3ビツト目をトリツプ
情報及び接点情報用の入力として用い、また制御
出力の第2及び第4ビツト目をオフ用サイリスタ
トリガ出力との組合せで夫々オフパルス信号及び
オンパルス信号の作成用として使用するような構
成とし、実際にデータの入力がある監視入力2ビ
ツトとこれに対応する制御出力2ビツトとを比較
回路40で比較するように構成しても良いもので
あり、この第12図の実施例はオン用サイリスタ
トリガが出力を使用することに不都合があるた
め、コントロールコードの出力である制御出力と
オフ用サイリスタトリガ出力との組合せで、夫々
オン及びオフパルス信号を作成しているものであ
る。
〔発明の効果〕 本発明は上述のように、受信器の制御出力と監
視入力とを常に比較しこれらの両データが不一致
でかつこの受信器が監視信号の返送状態にないと
き、この受信器の監視信号返送機能を起動するよ
うにしたので、この受信器はそのときの監視入力
の内容の全てが正常に返送されるまでは、何回で
も繰返し監視信号の返送を行うことにより、簡単
な構成の回路を付加するだけでしかも確実に監視
信号返送の信頼性を向上することができ、特に監
視入力の変化後において入力変化が生じても確実
に監視信号返送機能を起動して監視入力の内容を
返送することができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一般的なシステムの概略ブロツ
ク図、第2図は同上の伝送されるべき制御信号の
構造例図、第3図a,bは同上の伝送信号の波形
図及びゼロクロスパルスの波形図、第4図は同上
システムにおける送信器側から受信器側の制御を
説明する概略構成図、第5図a〜cは第4図回路
の動作説明図、第6図は同上の送信器及び受信器
の主要回路部のブロツク図、第7図a,bは夫々
第6図回路の受信シフトレジスタ及び送信シフト
レジスタを中心とした回路部の要部詳細回路図、
第8図は制御機能及び監視機能を有する従来シス
テムの概略ブロツク図、第9図a,bは同上の送
信信号及び返送信号の構造例図、第10図は同上
の監視信号返信用のストローブ入力方式の説明
図、第11図の本発明一実施例のブロツク図、第
12図は同上の他の実施例のブロツク図であり、
1は電力線、2は送信器、3は受信器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送信器と受信器とを伝送線に接続し、送信器
    より受信器へ制御信号を伝送するとともに受信器
    より送信器へ監視信号を返送するようにし、受信
    器は、制御信号を受信してそのデータを制御出力
    端に出力しかつ監視入力端からの入力データを監
    視入力の変化時に監視信号として返送するととも
    に伝送線上のこの返送信号をモニタして監視信号
    のデータを制御出力端に出力するように構成され
    た遠隔制御システムにおいて、受信器の制御出力
    と監視入力とを常に比較しこれらの両データが不
    一致でかつこの受信器が監視信号の返送状態にな
    いときこの受信器の監視信号返送機能を起動する
    ことを特徴とする遠隔制御システムの信号返送方
    式。
JP8041383A 1983-05-09 1983-05-09 遠隔制御システムの信号返送方式 Granted JPS59205897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8041383A JPS59205897A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 遠隔制御システムの信号返送方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP8041383A JPS59205897A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 遠隔制御システムの信号返送方式

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JPS59205897A JPS59205897A (ja) 1984-11-21
JPH0142197B2 true JPH0142197B2 (ja) 1989-09-11

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ID=13717604

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JP8041383A Granted JPS59205897A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 遠隔制御システムの信号返送方式

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