JPH0227910B2 - - Google Patents
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- JPH0227910B2 JPH0227910B2 JP56111204A JP11120481A JPH0227910B2 JP H0227910 B2 JPH0227910 B2 JP H0227910B2 JP 56111204 A JP56111204 A JP 56111204A JP 11120481 A JP11120481 A JP 11120481A JP H0227910 B2 JPH0227910 B2 JP H0227910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zero
- crossing
- output
- signal
- counter
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/08—Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
- H02M1/083—Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters for the ignition at the zero crossing of the voltage or the current
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電力線搬送システムの受信器に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術]
第1図は電力線搬送システムの基本概略回路ブ
ロツク図を示し、かかるシステムでは例えば
AC100Vの電力線1に送信器T1,T2…と受信器
R1,R2…を接続し、送信器T1,T2…からは例え
ば120KHzの搬送波に乗せた制御信号を電力線1
に重畳させて伝送するようになつている。一方受
信器R1,R2…は制御信号を受信して、負荷制御
を行なうようになつており、その負荷制御の方法
としてはリレー接点によつて負荷3をオン、オフ
したり、或いはトライアツクのようなスイツチン
グ素子により負荷たるランプの調光を行なう方法
があり、第1図回路では負荷2として用いたラン
プを調光するようなつている。
ロツク図を示し、かかるシステムでは例えば
AC100Vの電力線1に送信器T1,T2…と受信器
R1,R2…を接続し、送信器T1,T2…からは例え
ば120KHzの搬送波に乗せた制御信号を電力線1
に重畳させて伝送するようになつている。一方受
信器R1,R2…は制御信号を受信して、負荷制御
を行なうようになつており、その負荷制御の方法
としてはリレー接点によつて負荷3をオン、オフ
したり、或いはトライアツクのようなスイツチン
グ素子により負荷たるランプの調光を行なう方法
があり、第1図回路では負荷2として用いたラン
プを調光するようなつている。
第2図は電力線1に乗せる制御信号を模式的に
示すもので、50或いは60Hzの交流電源波形に
120KHzの信号が重畳されて、制御信号が構成さ
れ、図示する信号形式では電源波形の半波に1ビ
ツトの情報を乗せている。そして該半波の区間を
4分割し、その1分割区間ごとを1サブビツトと
しており、サブビツトの組み合せで、データ
“S”、データ“φ”、データ“1”を表わしてい
る。そして図においてはデータ“S”、即ちスタ
ートマークSは“0101”、データ“φ”は
“0100”、データ“1”は“0111”と夫々サブビツ
トを組合せて構成されている。
示すもので、50或いは60Hzの交流電源波形に
120KHzの信号が重畳されて、制御信号が構成さ
れ、図示する信号形式では電源波形の半波に1ビ
ツトの情報を乗せている。そして該半波の区間を
4分割し、その1分割区間ごとを1サブビツトと
しており、サブビツトの組み合せで、データ
“S”、データ“φ”、データ“1”を表わしてい
る。そして図においてはデータ“S”、即ちスタ
ートマークSは“0101”、データ“φ”は
“0100”、データ“1”は“0111”と夫々サブビツ
トを組合せて構成されている。
第3図は送信器T1,T2…が送る制御信号の信
号形式を示したもので、スタートデータが1ビツ
ト、モードデータが4ビツト、アドレスデータが
4ビツト、調光データが4ビツト、チエツクサム
データが4ビツトの計17ビツトによつて制御信号
は構成される。そしてモードデータは信号の内容
を示すもので、オンモード、オフモード、調光モ
ード等のデータがある。またアドレスデータは
送、受信器T、Rの組合わせに当てられたチヤン
ネルデータを示すもので、4ビツトであれば16組
が個別に制御できる。調光データは調光モード時
に調光レベルを指定するデータで16段の調光レベ
ルを指定することができる。チエツクサムデータ
は信号の誤り検出のためモード、アドレス、調光
の各データの和を4ビツトのデータとして送るも
のである。
号形式を示したもので、スタートデータが1ビツ
ト、モードデータが4ビツト、アドレスデータが
4ビツト、調光データが4ビツト、チエツクサム
データが4ビツトの計17ビツトによつて制御信号
は構成される。そしてモードデータは信号の内容
を示すもので、オンモード、オフモード、調光モ
ード等のデータがある。またアドレスデータは
送、受信器T、Rの組合わせに当てられたチヤン
ネルデータを示すもので、4ビツトであれば16組
が個別に制御できる。調光データは調光モード時
に調光レベルを指定するデータで16段の調光レベ
ルを指定することができる。チエツクサムデータ
は信号の誤り検出のためモード、アドレス、調光
の各データの和を4ビツトのデータとして送るも
のである。
第4図は送信器(受信器)のブロツク図を示し
たもので、送信器T(受信器R)は信号線である
電力線1に制御信号を搬送信号として乗せ、また
電力線1上の信号を復調し、ロジツク回路部へ送
り込む変復調部3、受信した信号の周波数を検定
し、120KHzの搬送信号のみを取出すカウンタと
ゲートとよりなる受信周波数検定部4、受信した
信号のサブビツト構成から、データ“S”、デー
タ“φ”、データ“1”を再生するシフトレジス
タ、ゲートよりなる受信データ再生部5、モー
ド、アドレス等を検定できるように受信データを
シリアル−パラレル変換する、シストレジスタ、
ゲート、加算器、ラツチよりなる受信シフトレジ
スタ部6、受信した信号のモードを検定分類する
ゲート、ラツチよりなるモード分類部7、ON/
OFF、UP/DOWN等のキーk1…の入力データ
によつて送信データを作るキー入力部8、キーk1
…入力により、調光時の調光レベルを決定するカ
ウンタよりなる調光データ作成部9、送信データ
をパラレル−シリアルに変換するシフトレジス
タ、ゲート、加算器、ラツチよりなる送信シフト
レジスタ部10、この送信シフトレジスタ部10
より出力される“1”データ、“φ”データより
サブビツト構成の信号を作成する送信データ作成
部11、送信データと受信データとを比較し電力
線1上のノイズなどによるエラーを検出するゲー
トよりなる伝送エラー検出器12、基本クロツク
に従い、送、受信のタイミングを決める送受タイ
ミングコントロール部13、同期信号である商用
電源のゼロクロスを検出するゲート等の回路より
なるゼロクロス検定部14、ゼロクロスに基いて
回路内で必要な多相クロツクを発生するカウン
タ、ゲートよりなるゼロクロス同期パルス発生回
路15から基本的に構成され、受信器Rではこの
ほかにモード分類部7の出力に応じて、負荷2の
オン、オフ等の制御を行なうリレーRyのリレー
ドライブ回路16が設けられている。
たもので、送信器T(受信器R)は信号線である
電力線1に制御信号を搬送信号として乗せ、また
電力線1上の信号を復調し、ロジツク回路部へ送
り込む変復調部3、受信した信号の周波数を検定
し、120KHzの搬送信号のみを取出すカウンタと
ゲートとよりなる受信周波数検定部4、受信した
信号のサブビツト構成から、データ“S”、デー
タ“φ”、データ“1”を再生するシフトレジス
タ、ゲートよりなる受信データ再生部5、モー
ド、アドレス等を検定できるように受信データを
シリアル−パラレル変換する、シストレジスタ、
ゲート、加算器、ラツチよりなる受信シフトレジ
スタ部6、受信した信号のモードを検定分類する
ゲート、ラツチよりなるモード分類部7、ON/
OFF、UP/DOWN等のキーk1…の入力データ
によつて送信データを作るキー入力部8、キーk1
…入力により、調光時の調光レベルを決定するカ
ウンタよりなる調光データ作成部9、送信データ
をパラレル−シリアルに変換するシフトレジス
タ、ゲート、加算器、ラツチよりなる送信シフト
レジスタ部10、この送信シフトレジスタ部10
より出力される“1”データ、“φ”データより
サブビツト構成の信号を作成する送信データ作成
部11、送信データと受信データとを比較し電力
線1上のノイズなどによるエラーを検出するゲー
トよりなる伝送エラー検出器12、基本クロツク
に従い、送、受信のタイミングを決める送受タイ
ミングコントロール部13、同期信号である商用
電源のゼロクロスを検出するゲート等の回路より
なるゼロクロス検定部14、ゼロクロスに基いて
回路内で必要な多相クロツクを発生するカウン
タ、ゲートよりなるゼロクロス同期パルス発生回
路15から基本的に構成され、受信器Rではこの
ほかにモード分類部7の出力に応じて、負荷2の
オン、オフ等の制御を行なうリレーRyのリレー
ドライブ回路16が設けられている。
ここでこのような構成の電力線搬送システムに
おいて交流電源ACのゼロクロスに同期したゼロ
クロスパルスφ0を得るゼロクロス検定部14の
具体回路を第5図に示す。即ちゼロクロス検定部
14では交流電源ACをダイオードブリツジ20
で両波整流し、抵抗17,18で分圧した後、ゲ
ート19で波形整形する。第6図a,bは交流電
源ACの全波整流波形と、ゲート19のスレツシ
ヨルド以下の部分のHレベルとなつて得られたパ
ルス信号を示す。このパルス信号がゼロクロスパ
ルスφ0となるのである。このゼロクロスパルス
φ0を基にしてゼロクロス同期パルス発生回路1
5で第7図のようにゼロクロスパルスに同期した
多相のクロツクパルスφ1,φ2…φnを作成するの
である。第8図はゼロクロス同期パルス発生回路
15の従来の回路例を示す。この回路では5ビツ
トのカウンタ15aとデコーダ15bより構成さ
れ、ゼロクロスパルスφ0はカウンタ15aのリ
セツト端RSTに入力され、クロツク端子CKには
ゼロクロスパルスφ0より高速の内部クロツクCP
が入力される。カウンタ15aはゼロクロスパル
スφ0の入力ごと、即ち交流電源ACのゼロクロス
ごとにリセツトされるので、カウンタ15aの出
力をデコーダ15bでデコードすればゼロクロス
から決まつた時間後に常にクロツクパルスφ1,
φ2…φnを出すことができるのである。そしてデ
コードする数を変えることにより多相クロツクを
得ることができるのである。
おいて交流電源ACのゼロクロスに同期したゼロ
クロスパルスφ0を得るゼロクロス検定部14の
具体回路を第5図に示す。即ちゼロクロス検定部
14では交流電源ACをダイオードブリツジ20
で両波整流し、抵抗17,18で分圧した後、ゲ
ート19で波形整形する。第6図a,bは交流電
源ACの全波整流波形と、ゲート19のスレツシ
ヨルド以下の部分のHレベルとなつて得られたパ
ルス信号を示す。このパルス信号がゼロクロスパ
ルスφ0となるのである。このゼロクロスパルス
φ0を基にしてゼロクロス同期パルス発生回路1
5で第7図のようにゼロクロスパルスに同期した
多相のクロツクパルスφ1,φ2…φnを作成するの
である。第8図はゼロクロス同期パルス発生回路
15の従来の回路例を示す。この回路では5ビツ
トのカウンタ15aとデコーダ15bより構成さ
れ、ゼロクロスパルスφ0はカウンタ15aのリ
セツト端RSTに入力され、クロツク端子CKには
ゼロクロスパルスφ0より高速の内部クロツクCP
が入力される。カウンタ15aはゼロクロスパル
スφ0の入力ごと、即ち交流電源ACのゼロクロス
ごとにリセツトされるので、カウンタ15aの出
力をデコーダ15bでデコードすればゼロクロス
から決まつた時間後に常にクロツクパルスφ1,
φ2…φnを出すことができるのである。そしてデ
コードする数を変えることにより多相クロツクを
得ることができるのである。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら第8図図示の回路では次のような
問題点があつた。即ち停電によつて交流電源AC
電圧がなくなつた場合、第5図のゲート19の入
力はLレベルとなり、ゼロクロスパルスφ0出力
は連続的にHレベルとなる。従つて第8図の回路
においてはカウンタ15aに連続してリセツトが
かけられてしまい、その結果として、φ1〜φnの
クロツク出力は停止してしまう。ここで回路全体
が停止する場合は問題が少ないが、回路電源をバ
ツクアツプして回路の電源が落ちない場合、遂次
処理するべき動作が途中で停止してしまう。その
例を第9図回路によつて示す。この回路図はリレ
ードライブ回路16を示し、図中16aはリレー
Ryをドライブするか否かを決定する論理部で、
この論理部16aの出力によつてラツチ16bを
介してトランジスタ16cを制御し、リレーRy
のコイルを励磁するのである。ところで正常動作
時にはクロツクφ1に同期したタイミングでラツ
チ16bがセツトされ、クロツクφnでリセツト
される。一方リレーRyはφ1〜φnのクロツクパル
ス発生期間中励磁される。ここで例えばφ1,φ2
のクロツクパルス発生期間で、クロツクパルスの
発生が停止すると、ラツチ16bはセツトされた
ままとなり、リレーRyは連続的に励磁されるこ
とになる。ここでリレーRyがラツチングリレー
のようにパルスドライブのため定格以上の電流を
流している場合、リレーコイルが焼損するという
恐れがあつた。このリレードライブ回路16の例
のように電流が供給されている状態でクロツク
φ1〜φnが停止することにより種々のトラブルが
発生する可能性があつた。
問題点があつた。即ち停電によつて交流電源AC
電圧がなくなつた場合、第5図のゲート19の入
力はLレベルとなり、ゼロクロスパルスφ0出力
は連続的にHレベルとなる。従つて第8図の回路
においてはカウンタ15aに連続してリセツトが
かけられてしまい、その結果として、φ1〜φnの
クロツク出力は停止してしまう。ここで回路全体
が停止する場合は問題が少ないが、回路電源をバ
ツクアツプして回路の電源が落ちない場合、遂次
処理するべき動作が途中で停止してしまう。その
例を第9図回路によつて示す。この回路図はリレ
ードライブ回路16を示し、図中16aはリレー
Ryをドライブするか否かを決定する論理部で、
この論理部16aの出力によつてラツチ16bを
介してトランジスタ16cを制御し、リレーRy
のコイルを励磁するのである。ところで正常動作
時にはクロツクφ1に同期したタイミングでラツ
チ16bがセツトされ、クロツクφnでリセツト
される。一方リレーRyはφ1〜φnのクロツクパル
ス発生期間中励磁される。ここで例えばφ1,φ2
のクロツクパルス発生期間で、クロツクパルスの
発生が停止すると、ラツチ16bはセツトされた
ままとなり、リレーRyは連続的に励磁されるこ
とになる。ここでリレーRyがラツチングリレー
のようにパルスドライブのため定格以上の電流を
流している場合、リレーコイルが焼損するという
恐れがあつた。このリレードライブ回路16の例
のように電流が供給されている状態でクロツク
φ1〜φnが停止することにより種々のトラブルが
発生する可能性があつた。
本発明の上述の欠点に鑑みて為されたもので、
その目的とするところはゼロクロスする電流の停
電やシヨート等が起きてもバツクアツプがある間
正常状態と同様なクロツクパルスが確保できてク
ロツクの停止によるトラブルの発生を防止できる
電力線搬送システム用のゼロクロス同期パルス発
生回路を提供するにある。
その目的とするところはゼロクロスする電流の停
電やシヨート等が起きてもバツクアツプがある間
正常状態と同様なクロツクパルスが確保できてク
ロツクの停止によるトラブルの発生を防止できる
電力線搬送システム用のゼロクロス同期パルス発
生回路を提供するにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は電力線搬送システムの受信器におい
て、ゼロクロス同期パルス発生回路として通常時
は交流電源より得た電源で、停電中はバツクアツ
プ電源で駆動されるゼロクロス同期パルス発生回
路を用いるとともに、該ゼロクロス同期パルス発
生回路には交流電源のゼロクロスに同期してゼロ
クロス検定部より出力するゼロクロスパルスの立
上がりを検出する立ち上がり検出部と、ゼロクロ
スパルスの周期より短い周期の内部クロツクにて
カウント動作するカウンタと、このカウンタのカ
ウンタ出力をデコードして多相のクロツクを発生
するとともにゼロクロスパルスの入力タイミング
より遅れて停電中信号を発生するデコーダとを備
え、前記立ち上がり検出部の出力と停電中信号と
の論理和出力でカウンタのリセツトをかけるよう
にしたものである。
て、ゼロクロス同期パルス発生回路として通常時
は交流電源より得た電源で、停電中はバツクアツ
プ電源で駆動されるゼロクロス同期パルス発生回
路を用いるとともに、該ゼロクロス同期パルス発
生回路には交流電源のゼロクロスに同期してゼロ
クロス検定部より出力するゼロクロスパルスの立
上がりを検出する立ち上がり検出部と、ゼロクロ
スパルスの周期より短い周期の内部クロツクにて
カウント動作するカウンタと、このカウンタのカ
ウンタ出力をデコードして多相のクロツクを発生
するとともにゼロクロスパルスの入力タイミング
より遅れて停電中信号を発生するデコーダとを備
え、前記立ち上がり検出部の出力と停電中信号と
の論理和出力でカウンタのリセツトをかけるよう
にしたものである。
[作用]
而して本発明によれば停電が起きても、バツク
アツプ電源があるかぎり、正常時と同様なゼロク
ロスに同期したクロツクを発生させることがで
き、クロツクを用いてセツト信号、リセツト信号
を得る負荷駆動手段においても、停電がおきて負
荷駆動が継続されるようなことがなく、確実にリ
セツトできるから、負荷動作によるトラブルの発
生を無くすことができるのである。
アツプ電源があるかぎり、正常時と同様なゼロク
ロスに同期したクロツクを発生させることがで
き、クロツクを用いてセツト信号、リセツト信号
を得る負荷駆動手段においても、停電がおきて負
荷駆動が継続されるようなことがなく、確実にリ
セツトできるから、負荷動作によるトラブルの発
生を無くすことができるのである。
以下本発明を実施例図によつて説明する。第1
0図は実施例の回路図を示し、21はゼロクロス
同期パルス発生回路で、第4図のゼロクロス同期
パルス発生回路15と対応するものであり、2個
のD型フリツプフロツプ22a,22bとアンド
ゲート23からなる立上がり検出部24、カウン
タ25、ゲート回路からなるデコーダ26及びオ
アゲート27から構成される。立上がり検出部2
4は第5図で示したゼロクロス検定部14と同様
なゼロクロス検定部14′よりゼロクロスパルス
φ0を1段目のD型フリツプフロツプ22aのD
端子に入力して、このD型フリツプフロツプ22
aにおいてゼロクロスパルスφ0より十分速い内
部クロツクCPでサンプリングし、更に2段目の
D型フリツプフロツプ22bのD端子へ第11図
aの1段目のQ1出力を入力してこのD型フリツ
プフロツプ22bの2出力(第11図b)と前
記Q1出力とを第11図cで示すようにアンドを
とることにより、ゼロクロスパルスの立上がりを
取出すことができるのである。そのため第11図
aの○イの部分のようにパルスがHレベルのままに
なつても立上がり部分のみパルルが出て通常はL
レベル出力となる。アンドゲート23の出力パル
スはオアゲート27を通り、カウンタ25をリセ
ツトする。このカウンタ25は第8図回路のカウ
ンタ15aと同じく、速いクロツクCPによつて
カウント動作しており、カウンタ25の出力を適
当なゲートの組合わせ回路からなるデコーダ26
でデコードすることによつて第12図aで示すゼ
ロクロスパルスφ0と任意の間隔を持つたφ1〜φn
なるn相のクロツクを得ることができるのであ
る。この様子は第12図b〜dに示す。ここでデ
コーダ26の出力に停電中信号SPを出しており、
この信号はカウンタ25にリセツトがかかつてか
らゼロクロスパルスφ0の周期以上の時間が経過
してから出るようにデコードしておく。従つて通
常ゼロクロスが入力されている間は停電中信号
SPがデコードされる以前に次のゼロクロスパル
スφ0の立上がりに同期してカウンタ25はリセ
ツトされ、そのため停電中信号SPが出ることは
ない(第12図e)。しかし一旦停電が起こり、
バツクアツプ電源に切替つてゼロクロスパルス
φ0の入力が停止すると、アンドゲート23の出
力はLレベルとなり、カウンタ25のリセツトが
かからなくなる。そのため停電中信号SPがデコ
ーダ26でデコードされるようになつて、第12
図eの後半で示すように停電中信号SPが出力さ
れると、これによりカウンタ26がリセツトさ
れ、再びカウンタ26はゼロよりカウントを始め
φ1〜φnのクロツクを出力することになる。そし
て停電中信号SPによつてカウンタ26をリセツ
トするという過程が連続して起きる。このことに
より、停電時でも回路のバツクアツプ電源から供
給される間はクロツクφ1〜φnが停止することは
ない。ここで停電中信号SPの出るタイミングを
ゼロクロスパルスφ0の入力されるタイミングの
直後に設定しておくと、停電中信号SPは疑似ゼ
ロクロスパルスとみなすことができφ1〜φnのク
ロツクは正常時と大差ないものが得られることに
なる。
0図は実施例の回路図を示し、21はゼロクロス
同期パルス発生回路で、第4図のゼロクロス同期
パルス発生回路15と対応するものであり、2個
のD型フリツプフロツプ22a,22bとアンド
ゲート23からなる立上がり検出部24、カウン
タ25、ゲート回路からなるデコーダ26及びオ
アゲート27から構成される。立上がり検出部2
4は第5図で示したゼロクロス検定部14と同様
なゼロクロス検定部14′よりゼロクロスパルス
φ0を1段目のD型フリツプフロツプ22aのD
端子に入力して、このD型フリツプフロツプ22
aにおいてゼロクロスパルスφ0より十分速い内
部クロツクCPでサンプリングし、更に2段目の
D型フリツプフロツプ22bのD端子へ第11図
aの1段目のQ1出力を入力してこのD型フリツ
プフロツプ22bの2出力(第11図b)と前
記Q1出力とを第11図cで示すようにアンドを
とることにより、ゼロクロスパルスの立上がりを
取出すことができるのである。そのため第11図
aの○イの部分のようにパルスがHレベルのままに
なつても立上がり部分のみパルルが出て通常はL
レベル出力となる。アンドゲート23の出力パル
スはオアゲート27を通り、カウンタ25をリセ
ツトする。このカウンタ25は第8図回路のカウ
ンタ15aと同じく、速いクロツクCPによつて
カウント動作しており、カウンタ25の出力を適
当なゲートの組合わせ回路からなるデコーダ26
でデコードすることによつて第12図aで示すゼ
ロクロスパルスφ0と任意の間隔を持つたφ1〜φn
なるn相のクロツクを得ることができるのであ
る。この様子は第12図b〜dに示す。ここでデ
コーダ26の出力に停電中信号SPを出しており、
この信号はカウンタ25にリセツトがかかつてか
らゼロクロスパルスφ0の周期以上の時間が経過
してから出るようにデコードしておく。従つて通
常ゼロクロスが入力されている間は停電中信号
SPがデコードされる以前に次のゼロクロスパル
スφ0の立上がりに同期してカウンタ25はリセ
ツトされ、そのため停電中信号SPが出ることは
ない(第12図e)。しかし一旦停電が起こり、
バツクアツプ電源に切替つてゼロクロスパルス
φ0の入力が停止すると、アンドゲート23の出
力はLレベルとなり、カウンタ25のリセツトが
かからなくなる。そのため停電中信号SPがデコ
ーダ26でデコードされるようになつて、第12
図eの後半で示すように停電中信号SPが出力さ
れると、これによりカウンタ26がリセツトさ
れ、再びカウンタ26はゼロよりカウントを始め
φ1〜φnのクロツクを出力することになる。そし
て停電中信号SPによつてカウンタ26をリセツ
トするという過程が連続して起きる。このことに
より、停電時でも回路のバツクアツプ電源から供
給される間はクロツクφ1〜φnが停止することは
ない。ここで停電中信号SPの出るタイミングを
ゼロクロスパルスφ0の入力されるタイミングの
直後に設定しておくと、停電中信号SPは疑似ゼ
ロクロスパルスとみなすことができφ1〜φnのク
ロツクは正常時と大差ないものが得られることに
なる。
而して受信器Rに用いられる第9図の負荷駆動
手段である回路のラツチ16bのリセツト信号、
セツト信号として上述のように構成したゼロクロ
ス同期パルス発生回路21のクロツクφ1,φnを
用いた場合でも、停電時にトラブル発生が起きな
いのである。
手段である回路のラツチ16bのリセツト信号、
セツト信号として上述のように構成したゼロクロ
ス同期パルス発生回路21のクロツクφ1,φnを
用いた場合でも、停電時にトラブル発生が起きな
いのである。
[発明の効果]
本発明は上述のように構成してあるので、交流
電源の停電やシヨートによつてゼロクロスパルス
が検出できなくても、停電中信号によつてバツク
アツプ電源があるかぎり、カウンタを所定周期で
リセツトすることができるから正常時と同様なゼ
ロクロスに同期したクロツクを発生させることが
できるものであつて、例えばゼロクロスパルスに
同期したクロツクを用い停電中にはバツクアツプ
電源で動作する負荷駆動手段のトラブルの発生を
防ぐことができ、特に電力線搬送システムのよう
に相互の送、受信器間で伝送を行なうものでは相
互の伝送が停電によつて停止しても各々の機器で
の処理を継続させて行なうことが可能となるとい
う優れた効果を奏し、またカウンタ、立上がり検
出部、デコーダ、オアゲートというような従来の
回路に部品を付加えた簡単な回路構成で実現でき
るという効果を奏す。
電源の停電やシヨートによつてゼロクロスパルス
が検出できなくても、停電中信号によつてバツク
アツプ電源があるかぎり、カウンタを所定周期で
リセツトすることができるから正常時と同様なゼ
ロクロスに同期したクロツクを発生させることが
できるものであつて、例えばゼロクロスパルスに
同期したクロツクを用い停電中にはバツクアツプ
電源で動作する負荷駆動手段のトラブルの発生を
防ぐことができ、特に電力線搬送システムのよう
に相互の送、受信器間で伝送を行なうものでは相
互の伝送が停電によつて停止しても各々の機器で
の処理を継続させて行なうことが可能となるとい
う優れた効果を奏し、またカウンタ、立上がり検
出部、デコーダ、オアゲートというような従来の
回路に部品を付加えた簡単な回路構成で実現でき
るという効果を奏す。
第1図は本発明を用いる電力搬送システムの概
略回路ブロツク図、第2図は同上に使用する制御
信号の模式図、第3図は制御信号の構成説明図、
第4図は同上に用いる送(受)信器の回路ブロツ
ク図、第5図は同上に用いるゼロクロス検定部の
回路図、第6図a,bは同上のゼロクロス検定部
の動作説明用のタイムチヤート、第7図は同上の
ゼロクロス同期パルス発生回路の多相クロツクと
ゼロクロスパルスの関係説明図、第8図は同上の
従来使用せるゼロクロス同期パルス発生回路の回
路図、第9図は同上のリレードライブ回路の具体
回路図、第10図は本発明の一実施例の回路図、
第11図a〜cは同上の立上がり検出部の動作説
明用のタイムチヤート、第12図a〜eは同上の
動作説明用のタイムチヤートであり、14′はゼ
ロクロス検定部、21はゼロクロス同期パルス発
生回路、22a,22bはD型フリツプフロツ
プ、23はアンドゲート、24は立上がり検出
部、25はカウンタ、26はデコーダ、SPは停
電中信号、CPは内部クロツク、φ0はゼロクロス
パルス、φ1〜φnは多相クロツクである。
略回路ブロツク図、第2図は同上に使用する制御
信号の模式図、第3図は制御信号の構成説明図、
第4図は同上に用いる送(受)信器の回路ブロツ
ク図、第5図は同上に用いるゼロクロス検定部の
回路図、第6図a,bは同上のゼロクロス検定部
の動作説明用のタイムチヤート、第7図は同上の
ゼロクロス同期パルス発生回路の多相クロツクと
ゼロクロスパルスの関係説明図、第8図は同上の
従来使用せるゼロクロス同期パルス発生回路の回
路図、第9図は同上のリレードライブ回路の具体
回路図、第10図は本発明の一実施例の回路図、
第11図a〜cは同上の立上がり検出部の動作説
明用のタイムチヤート、第12図a〜eは同上の
動作説明用のタイムチヤートであり、14′はゼ
ロクロス検定部、21はゼロクロス同期パルス発
生回路、22a,22bはD型フリツプフロツ
プ、23はアンドゲート、24は立上がり検出
部、25はカウンタ、26はデコーダ、SPは停
電中信号、CPは内部クロツク、φ0はゼロクロス
パルス、φ1〜φnは多相クロツクである。
Claims (1)
- 1 電力線に印加される交流電流のゼロクロスを
検定するゼロクロス検定手段と、該ゼロクロス検
定手段で検出されたゼロクロスに基づいて必要な
多相クロツクを発生するゼロクロス同期パルス発
生回路と、該ゼロクロス同期パルス発生回路から
のクロツクに基づいたタイミングで電力線上に重
畳される搬送信号を受信復調する受信復調手段
と、受信復調された信号内容に基づき上記多相ク
ロツク内の2つのクロツクをセツト信号、リセツ
ト信号として利用してラツチ回路の出力を反転さ
せるとともに、セツトされてからリセツトされる
までの間の上記ラツチ回路の出力で負荷を駆動す
る駆動手段とを少なくとも備えた電力線搬送シス
テムの受信器において、上記ゼロクロス同期パル
ス発生回路として通常時は交流電源より得た電源
で、停電中はバツクアツプ電源で駆動されるゼロ
クロス同期パルス発生回路を用いるとともに、該
ゼロクロス同期パルス発生回路には交流電源のゼ
ロクロスに同期してゼロクロス検定部より出力す
るゼロクロスパルスの立ち上がりを検出する立ち
上がり検出部と、ゼロクロスパルスの周期より短
い周期の内部クロツクにてカウント動作するカウ
ンタと、このカウンタのカウンタ出力をデコード
して多相のクロツクを発生するとともにゼロクロ
スパルスの入力タイミングより遅れて停電中信号
を発生するデコーダとを備え、上記立ち上がり検
出部の出力と停電中信号との論理和出力でカウン
タのリセツトをかけるようにしたことを特徴とす
る電力線搬送システムの受信器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56111204A JPS5812568A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 電力線搬送システムの受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56111204A JPS5812568A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 電力線搬送システムの受信器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5812568A JPS5812568A (ja) | 1983-01-24 |
JPH0227910B2 true JPH0227910B2 (ja) | 1990-06-20 |
Family
ID=14555141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56111204A Granted JPS5812568A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 電力線搬送システムの受信器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812568A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351899Y2 (ja) * | 1985-11-06 | 1991-11-08 | ||
JP2642950B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1997-08-20 | 富士通株式会社 | 半導体集積回路 |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP56111204A patent/JPS5812568A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5812568A (ja) | 1983-01-24 |
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