JPS6231286A - インタ−レ−スビデオ信号のフイ−ルド判別装置 - Google Patents
インタ−レ−スビデオ信号のフイ−ルド判別装置Info
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- JPS6231286A JPS6231286A JP60170783A JP17078385A JPS6231286A JP S6231286 A JPS6231286 A JP S6231286A JP 60170783 A JP60170783 A JP 60170783A JP 17078385 A JP17078385 A JP 17078385A JP S6231286 A JPS6231286 A JP S6231286A
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- signal
- field
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- synchronizing signal
- synchronization signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、」水平走査期間に関連する時間をデジタル
値で設定することにより、インターレースビデオ信号の
奇数フィールドと偶数フィールドとを容易かつ確実に判
別することができるようにしたインターレースビデオ信
号のフィールド判別装置に関する。
値で設定することにより、インターレースビデオ信号の
奇数フィールドと偶数フィールドとを容易かつ確実に判
別することができるようにしたインターレースビデオ信
号のフィールド判別装置に関する。
[従来の技術]
CRT表示装置等からなるビデオターミナルから、ビデ
オ信号を横取りしてプリントするハードコピープリンタ
装置においては、インターレースビデオ信号の奇数フィ
ールドと偶数フィールドとを判別することが、高品質の
プリントを得る上で欠くことのできない条件である。
オ信号を横取りしてプリントするハードコピープリンタ
装置においては、インターレースビデオ信号の奇数フィ
ールドと偶数フィールドとを判別することが、高品質の
プリントを得る上で欠くことのできない条件である。
第4図はNTSC方式による複合同期信号の信号形式を
示す波形図である。この図から分かるように、奇数フィ
ールドと偶数フィールドとでは映像信号から同期信号へ
の接続タイミングが兄なっている。すなわち、偶数フィ
ールドから奇数フィールドへ移行するときにはIH(H
はl水平走査期間で約63.5μs)、奇数フィールド
から偶数フィールドに移行するのときは0.5Hで、映
像信号と同期信号とが接続されている。このため、偶数
フィールドから奇数フィールドへ移行するときは、等化
パルスの最初のパルスが水平同期信号HSとなり、以後
、奇数番目のパルスが順に水平同期信号[(Sとなるの
に対して、奇数フィールドから偶数フィールドに移行す
るときには、等化パルスの2番目のパルスが水平同期信
号HSとなり、以後、偶数番目の等化パルスが水平同期
信号HSとなる。
示す波形図である。この図から分かるように、奇数フィ
ールドと偶数フィールドとでは映像信号から同期信号へ
の接続タイミングが兄なっている。すなわち、偶数フィ
ールドから奇数フィールドへ移行するときにはIH(H
はl水平走査期間で約63.5μs)、奇数フィールド
から偶数フィールドに移行するのときは0.5Hで、映
像信号と同期信号とが接続されている。このため、偶数
フィールドから奇数フィールドへ移行するときは、等化
パルスの最初のパルスが水平同期信号HSとなり、以後
、奇数番目のパルスが順に水平同期信号[(Sとなるの
に対して、奇数フィールドから偶数フィールドに移行す
るときには、等化パルスの2番目のパルスが水平同期信
号HSとなり、以後、偶数番目の等化パルスが水平同期
信号HSとなる。
このような複合信号から同期信号を抽出するには、コン
パレータ等を用いて、映像信号を除去するのが一般的で
ある。また、水平同期信号と垂直同期信号とを分離する
には、微分回路と積分回路とを用い、パルス幅の違いを
利用して分離している。
パレータ等を用いて、映像信号を除去するのが一般的で
ある。また、水平同期信号と垂直同期信号とを分離する
には、微分回路と積分回路とを用い、パルス幅の違いを
利用して分離している。
一方、フィールドの判別は、水平同期信号と垂直同期信
号の位置関係を利用したり、垂直同期信号の面側または
後側の等化パルスの数によって行っている。後者の例は
、雑誌 「トランジスタ技術」1985年6月号のp4
71〜482に記載されている。
号の位置関係を利用したり、垂直同期信号の面側または
後側の等化パルスの数によって行っている。後者の例は
、雑誌 「トランジスタ技術」1985年6月号のp4
71〜482に記載されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、ビデオターミナルから出力されるインタ
ーレースビデオ信号の形態は、NTSC方式とは限らず
、等化パルスの数が違ったり、垂直同期信号の幅が異な
ったり、水平同期信号の周期が相異したりして、信号形
式がまちまちなため、°同一の装置であらゆるインター
レースビデオ信号に対応することは困難であった。そこ
で、例えばキーボードから数値設定を変えるたけて簡単
に対処できる判別装置が望まれていた。
ーレースビデオ信号の形態は、NTSC方式とは限らず
、等化パルスの数が違ったり、垂直同期信号の幅が異な
ったり、水平同期信号の周期が相異したりして、信号形
式がまちまちなため、°同一の装置であらゆるインター
レースビデオ信号に対応することは困難であった。そこ
で、例えばキーボードから数値設定を変えるたけて簡単
に対処できる判別装置が望まれていた。
この発明は、このような背景の下になされたもので、外
部からの数値設定等によって、各信号形態のインターレ
ースビデオ信号に容易に対応できるインターレースビデ
オ信号のフィールド判別装置を提供することを目的とす
る。
部からの数値設定等によって、各信号形態のインターレ
ースビデオ信号に容易に対応できるインターレースビデ
オ信号のフィールド判別装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するためにこの発明は、奇数フィール
ドと偶数フィールドとを有するインターレースビデオ信
号からいずれか一方のフィールドを抽出するようにした
インターレースビデオ信号のフィールド判別装置におい
て、垂直同期信号と等化パルスとを有する同期信号から
前記垂直同期信号を抽出する垂直同期信号抽出手段と、
前記同期信号から水平同期信号を抽出する水平同期信号
抽出手段と、前記垂直同期信号の後端から次の水平同期
信号が来るまでの時間を計時するプリセット型のカウン
タと、1/2水平走査期間を超える設定時間を前記カウ
ンタにデジタル値でプリセットする設定手段と、前記カ
ウンタの出力の有無によってフィールドの奇数/偶数を
判定する判定手段とを具備することを特徴とする。
ドと偶数フィールドとを有するインターレースビデオ信
号からいずれか一方のフィールドを抽出するようにした
インターレースビデオ信号のフィールド判別装置におい
て、垂直同期信号と等化パルスとを有する同期信号から
前記垂直同期信号を抽出する垂直同期信号抽出手段と、
前記同期信号から水平同期信号を抽出する水平同期信号
抽出手段と、前記垂直同期信号の後端から次の水平同期
信号が来るまでの時間を計時するプリセット型のカウン
タと、1/2水平走査期間を超える設定時間を前記カウ
ンタにデジタル値でプリセットする設定手段と、前記カ
ウンタの出力の有無によってフィールドの奇数/偶数を
判定する判定手段とを具備することを特徴とする。
[作用]
上記構成によれば、等化パルスの数をカウントするので
はなく、さらに根本的な、水平同期信号と垂直同期信号
との位相差によって奇数フィールドの判別を行うので、
等化パルスのない簡易型のもの、あるいは等化パルスの
数が標桑とは異なっているもののフィールド判別を簡単
に行うことかできる。
はなく、さらに根本的な、水平同期信号と垂直同期信号
との位相差によって奇数フィールドの判別を行うので、
等化パルスのない簡易型のもの、あるいは等化パルスの
数が標桑とは異なっているもののフィールド判別を簡単
に行うことかできる。
また、設定時間をデジタル値で設定できるため、条件の
異なるインターレースビデオ信号に対しても、各値を計
算して再度セットするだけでフィールド判別が可能とな
る。
異なるインターレースビデオ信号に対しても、各値を計
算して再度セットするだけでフィールド判別が可能とな
る。
[実施例]
以下、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるインターレースビデ
オ信号のフィールド判別装置の構成を示す回路図である
。
オ信号のフィールド判別装置の構成を示す回路図である
。
図において、11〜15はJ−にフリップフロップであ
り、クロック端Cに供給される信号の立下がりでトリガ
される一方、リセット端Rに供給される信号が“L”レ
ベルのときにリセットされ、出力端Qが“L”レベル、
出力端Qが“H”レベルとなる。ここで、J−にフリッ
プフロップ12以外のJ−にフリップフロップ11.1
3〜15のJ入力端にはプラス電圧Vcc(“H”レベ
ル)が供給され、K入力端にはゼロ電圧(“L”レベル
)が供給されている。また、J−にフリップフロップ1
2のJ入力端には同期信号Sが供給され、K入力端には
インバータ16を介して同期信号Sの反転信号が供給さ
れている。
り、クロック端Cに供給される信号の立下がりでトリガ
される一方、リセット端Rに供給される信号が“L”レ
ベルのときにリセットされ、出力端Qが“L”レベル、
出力端Qが“H”レベルとなる。ここで、J−にフリッ
プフロップ12以外のJ−にフリップフロップ11.1
3〜15のJ入力端にはプラス電圧Vcc(“H”レベ
ル)が供給され、K入力端にはゼロ電圧(“L”レベル
)が供給されている。また、J−にフリップフロップ1
2のJ入力端には同期信号Sが供給され、K入力端には
インバータ16を介して同期信号Sの反転信号が供給さ
れている。
上記同期信号Sは第4図に示すような複合信号から映像
信号を除去したちので、この同期信号Sは、1−にフリ
ップフロップ11.13のクロック端Cに供給されてい
る。また、J−にフリップフロップ14.15のクロッ
ク端Cには、J−にフリップフロップ12の出力端Qか
ら垂直同期信号VSaが供給されている。さらに、J−
にフリップフロップ13の出力端Qは0.2μsのディ
レィライン17を介してオアゲート18の一方の入力端
に供給されている。このオアゲート18の他方の入力端
には同期信号Sが供給されている。
信号を除去したちので、この同期信号Sは、1−にフリ
ップフロップ11.13のクロック端Cに供給されてい
る。また、J−にフリップフロップ14.15のクロッ
ク端Cには、J−にフリップフロップ12の出力端Qか
ら垂直同期信号VSaが供給されている。さらに、J−
にフリップフロップ13の出力端Qは0.2μsのディ
レィライン17を介してオアゲート18の一方の入力端
に供給されている。このオアゲート18の他方の入力端
には同期信号Sが供給されている。
次に、21〜23は8ビツトのプリセット型カウンタで
あり、データ入力端DATAに供給された8ビツトのプ
リセットデータが、プリセット端P Rに供給された“
H”レベルの信号によってプリセットされるようになっ
ている。また、クロック端CLKに供給されたクロック
をアップカウントして、カウント値がプリセット値と等
しくなったときに、イコール端亡から°L”レベルのイ
コール信号EQが出力される。なお、この出力EQはカ
ウント値とプリセット値の2つの値が等しい期間だけ出
力される。更にクリア端Cに“L”レベルの信号が供給
されると、カウント値がゼロにクリアされるとともに、
この間カウント動作が停止される。なお、上記データ端
DATA、プリセット端PRおよびクロック端CLKへ
の信号は図示せぬCPUから供給される。ここで、カウ
ンタ21〜23にプリセットされる各データは、各々1
2μs、40μ5140μsに対応するもので、クロッ
クφの周波数が5 M Hzの本実施例の場合、カウン
タ21,22.23には各々、60.200,200の
プリセット値がセットされる。そして、このプリセット
値は前記CPUに接続されたキーボードから入力され、
このCPUによってカウンタ21〜23にセットされる
ようになっている。なお、カウンタ21〜23は8ビツ
トのカウンタであるから、255までのプリセット値を
セットすることが可能であり、これによって51μsま
での時間をカウントすることができる。また、上記カウ
ンタ23の設定時間40μsは、1/2Hより大きく、
H(63,5μs)より小さい値となっており、これに
よって、奇/偶フィールドの判別を行うが、この動作に
ついては後述する。
あり、データ入力端DATAに供給された8ビツトのプ
リセットデータが、プリセット端P Rに供給された“
H”レベルの信号によってプリセットされるようになっ
ている。また、クロック端CLKに供給されたクロック
をアップカウントして、カウント値がプリセット値と等
しくなったときに、イコール端亡から°L”レベルのイ
コール信号EQが出力される。なお、この出力EQはカ
ウント値とプリセット値の2つの値が等しい期間だけ出
力される。更にクリア端Cに“L”レベルの信号が供給
されると、カウント値がゼロにクリアされるとともに、
この間カウント動作が停止される。なお、上記データ端
DATA、プリセット端PRおよびクロック端CLKへ
の信号は図示せぬCPUから供給される。ここで、カウ
ンタ21〜23にプリセットされる各データは、各々1
2μs、40μ5140μsに対応するもので、クロッ
クφの周波数が5 M Hzの本実施例の場合、カウン
タ21,22.23には各々、60.200,200の
プリセット値がセットされる。そして、このプリセット
値は前記CPUに接続されたキーボードから入力され、
このCPUによってカウンタ21〜23にセットされる
ようになっている。なお、カウンタ21〜23は8ビツ
トのカウンタであるから、255までのプリセット値を
セットすることが可能であり、これによって51μsま
での時間をカウントすることができる。また、上記カウ
ンタ23の設定時間40μsは、1/2Hより大きく、
H(63,5μs)より小さい値となっており、これに
よって、奇/偶フィールドの判別を行うが、この動作に
ついては後述する。
上記J−にフリップフロップ11とカウンタ21および
J−にフリップフロップ13とカウンタ22は、ワンシ
ョットマルチバイブレークと同様の機能を有している。
J−にフリップフロップ13とカウンタ22は、ワンシ
ョットマルチバイブレークと同様の機能を有している。
例えば、カウンタ21は、J−にフリップフロップ11
の出力端Qからの出力Q、1が“H”レベルのときクロ
ックφをカウントするが、12μs経たときにイコール
信号EQを出力してJ−にフリップフロップ11をリセ
ットし、自らもカウントを停止する。この結果、J−に
フリップフロップ11の出力Q、は、同期信号Sの立下
がりで立上がり、12μs後に立下がる形となり、上記
J−にフリップフロップ11とカウンタ21とは、12
μsの復帰時間を有するワンショットマルチバイブレー
クとして動作する。
の出力端Qからの出力Q、1が“H”レベルのときクロ
ックφをカウントするが、12μs経たときにイコール
信号EQを出力してJ−にフリップフロップ11をリセ
ットし、自らもカウントを停止する。この結果、J−に
フリップフロップ11の出力Q、は、同期信号Sの立下
がりで立上がり、12μs後に立下がる形となり、上記
J−にフリップフロップ11とカウンタ21とは、12
μsの復帰時間を有するワンショットマルチバイブレー
クとして動作する。
また、J−にフリップフロップ13とカウンタ22も同
様に40μsの復帰時間を有するワンショットマルチバ
イブレータとして動作する。
様に40μsの復帰時間を有するワンショットマルチバ
イブレータとして動作する。
次に、カウンタ23は、垂直同期信号VSaの後端から
次の水平同期信号HSaが来るまでの間、クロックφを
カウントするものである。すなわち、垂直同期信号VS
aの後端によってJ−にフリップフロップ14がセット
されると、その出力端Qから出力される信号Q +4に
よってアンドゲート19が開放され、カウンタ23のク
ロック端CLKにクロックφが供給される。これによっ
て、カウンタ23は、オアゲート18から次の水平同期
信号H9aが出力されるまで、アップカウントを継続す
る。オアゲート18から“L”レベルの水平同期信号H
S aが出力されると、J−にフリップフロップ14が
リセットされて信号Q 14が“L”レベルとなり、ア
ンドゲート19が閉じられるととらに、カウンタ23が
クリアされてアップカウントが終了する。そして、この
間、上記アップカウントがカウンタ23の設定時間40
μsを超える場合には、イコール信号EQが出力され、
J−にフリップフロップ15がリセットされる一方、ア
ップカウントが40μs以下のときにはイコール信号E
Qが出力されず、J−にフリップフロップ■5はセット
状態を推持する。
次の水平同期信号HSaが来るまでの間、クロックφを
カウントするものである。すなわち、垂直同期信号VS
aの後端によってJ−にフリップフロップ14がセット
されると、その出力端Qから出力される信号Q +4に
よってアンドゲート19が開放され、カウンタ23のク
ロック端CLKにクロックφが供給される。これによっ
て、カウンタ23は、オアゲート18から次の水平同期
信号H9aが出力されるまで、アップカウントを継続す
る。オアゲート18から“L”レベルの水平同期信号H
S aが出力されると、J−にフリップフロップ14が
リセットされて信号Q 14が“L”レベルとなり、ア
ンドゲート19が閉じられるととらに、カウンタ23が
クリアされてアップカウントが終了する。そして、この
間、上記アップカウントがカウンタ23の設定時間40
μsを超える場合には、イコール信号EQが出力され、
J−にフリップフロップ15がリセットされる一方、ア
ップカウントが40μs以下のときにはイコール信号E
Qが出力されず、J−にフリップフロップ■5はセット
状態を推持する。
次に、第2図、第3図の波形図を参照して本実施例の動
作を説明する。
作を説明する。
複合信号から同期信号成分のみを抽出した同期信号Sが
入力端に加えられると、J−にフリップフロップ11は
同期信号Sの立下がりによってセットされ、その出力端
Qからの出力Q zはセット後12μsの間”H”レベ
ルとなる(第2.3図(b))。
入力端に加えられると、J−にフリップフロップ11は
同期信号Sの立下がりによってセットされ、その出力端
Qからの出力Q zはセット後12μsの間”H”レベ
ルとなる(第2.3図(b))。
また、J−にフリップフロップI2は信号Q ++の立
下がりによってトリガされ、等化パルスの間はセット状
態に保たれる一方、垂直同期信号期間に入って12μs
後にリセットされ、垂直同期信号期間終了後12μsで
再びセットされる(第2,3図(C乃。こうして、J−
にフリップフロップ12の出力端Qからは、垂直同期信
号■Saが出力される。なお、この垂直同期信号VSa
は、同期信号Sの中の垂直同期信号とは、12μsの位
相差があるが、以後、信号VSaを垂直同期信号と呼ぶ
。この垂直同期信号VSaは、その立下がりによって、
J−にフリップフロップ14.15をセット状態にする
。
下がりによってトリガされ、等化パルスの間はセット状
態に保たれる一方、垂直同期信号期間に入って12μs
後にリセットされ、垂直同期信号期間終了後12μsで
再びセットされる(第2,3図(C乃。こうして、J−
にフリップフロップ12の出力端Qからは、垂直同期信
号■Saが出力される。なお、この垂直同期信号VSa
は、同期信号Sの中の垂直同期信号とは、12μsの位
相差があるが、以後、信号VSaを垂直同期信号と呼ぶ
。この垂直同期信号VSaは、その立下がりによって、
J−にフリップフロップ14.15をセット状態にする
。
次に、J−にフリップフロップ13の出力端Qからは、
同期信号Sの立下がりから40μsの間“■]”レベル
となる信号Q +3出力され(第2.3図(d)参照)
、これがディレィライン17で0.2μs遅延されてオ
アゲート18に供給される。このディレィライン17の
出力Ds(第2.3図(e))と同期信号Sのオア信号
HS a(第2.3図(f))は水平同期信号に対応す
るもので、この立下がりによってJ−にフリップフロッ
プ14がリセットされるとともに、カウンタ23がクリ
アされ、カウントが停止される。なお、垂直同期期間、
水平同期信号H3aは波形をやや異にするが、これは特
に問題とならない。なぜならば、該水平同期信号H3a
を用いて目的とするビデオターミナルのハードコピーを
行う場合、垂直同期期間には映像信号が含まれないため
、上記波形が異なっても問題とならない。
同期信号Sの立下がりから40μsの間“■]”レベル
となる信号Q +3出力され(第2.3図(d)参照)
、これがディレィライン17で0.2μs遅延されてオ
アゲート18に供給される。このディレィライン17の
出力Ds(第2.3図(e))と同期信号Sのオア信号
HS a(第2.3図(f))は水平同期信号に対応す
るもので、この立下がりによってJ−にフリップフロッ
プ14がリセットされるとともに、カウンタ23がクリ
アされ、カウントが停止される。なお、垂直同期期間、
水平同期信号H3aは波形をやや異にするが、これは特
に問題とならない。なぜならば、該水平同期信号H3a
を用いて目的とするビデオターミナルのハードコピーを
行う場合、垂直同期期間には映像信号が含まれないため
、上記波形が異なっても問題とならない。
上述したように、J−にフリップフロップ14゜15は
垂直同期信号VSaの後端(立下がり)によってセット
される。そして、J−にフリップフロップ14は、水平
同期信号HSaの立下がりによってリセットされるまで
の間、アンドゲート19を開いてカウンタ23のカウン
トを可能にする(第2.3図(h))。カウンタ23は
この間、クロックφをカウントし、40μsの間カウン
トするとイコール信号EQを出力してJ−にフリップフ
ロップ15をリセットする(第2図(i) 、 (D)
。
垂直同期信号VSaの後端(立下がり)によってセット
される。そして、J−にフリップフロップ14は、水平
同期信号HSaの立下がりによってリセットされるまで
の間、アンドゲート19を開いてカウンタ23のカウン
トを可能にする(第2.3図(h))。カウンタ23は
この間、クロックφをカウントし、40μsの間カウン
トするとイコール信号EQを出力してJ−にフリップフ
ロップ15をリセットする(第2図(i) 、 (D)
。
ここで、垂直同期信号VSaの後端BEから次の水平同
期信号H3aまでの時間間隔Tは、第2図の偶数フィー
ルドから奇数フィールドに移る場合は40μsより大き
く(第2図(g乃、第3図の奇数フィールドから偶数フ
ィールドに移る場合は40μsより小さいから(第3図
(g))、前者の場合はイコール信号EQが出力され(
第2図(i))、後者の場合はイコール信号EQが出力
されろ前に、カウンタ23がクリアされる(第3図(g
乃。すなわち、偶数フィールドから奇数フィールドに移
行するときには、イコール信号EQによってJ−にフリ
ップフロップ15がリセットされて、その出力端Qから
の出力Q Isが“H゛レベルなるのに対して(第2図
(j))、奇数フィールドから偶数フィールドに移行す
るときには、J−にフリップフロラ“ブ■5がセット状
態を保ち、出力Q 15が“し”レベルを保持している
(第3図(j))。従って、上記出力Q Isは、奇数
フィールドで“H”レベル、偶数フィールドでL”レベ
ルとなり、フィールドの判別が遂行される。
期信号H3aまでの時間間隔Tは、第2図の偶数フィー
ルドから奇数フィールドに移る場合は40μsより大き
く(第2図(g乃、第3図の奇数フィールドから偶数フ
ィールドに移る場合は40μsより小さいから(第3図
(g))、前者の場合はイコール信号EQが出力され(
第2図(i))、後者の場合はイコール信号EQが出力
されろ前に、カウンタ23がクリアされる(第3図(g
乃。すなわち、偶数フィールドから奇数フィールドに移
行するときには、イコール信号EQによってJ−にフリ
ップフロップ15がリセットされて、その出力端Qから
の出力Q Isが“H゛レベルなるのに対して(第2図
(j))、奇数フィールドから偶数フィールドに移行す
るときには、J−にフリップフロラ“ブ■5がセット状
態を保ち、出力Q 15が“し”レベルを保持している
(第3図(j))。従って、上記出力Q Isは、奇数
フィールドで“H”レベル、偶数フィールドでL”レベ
ルとなり、フィールドの判別が遂行される。
なお、こめ実施例では、NTSC方式の同期信号を例に
とって説明したが、これに限定されることなく、奇数フ
ィールドによって垂直同期信号と水平同期信号との位相
差が異なる同期信号には、カウンタ23のプリセットデ
ータを計算して設定し直すことによって、容易に対処す
ることができる。
とって説明したが、これに限定されることなく、奇数フ
ィールドによって垂直同期信号と水平同期信号との位相
差が異なる同期信号には、カウンタ23のプリセットデ
ータを計算して設定し直すことによって、容易に対処す
ることができる。
また、カウンタ23の設定時間は40μsに限定されず
、1 / 2 Hより太きく Hより小さい値であれば
よい。
、1 / 2 Hより太きく Hより小さい値であれば
よい。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明は、水平同期信号と垂直
同期信号との位相差に対応するデータを数値設定するこ
とにより、各種の信号方式のインターレースビデオ信号
に対処できるようにしたので、条件の異なるビデオ信号
においても奇数フィールドを容易に判別することができ
る。
同期信号との位相差に対応するデータを数値設定するこ
とにより、各種の信号方式のインターレースビデオ信号
に対処できるようにしたので、条件の異なるビデオ信号
においても奇数フィールドを容易に判別することができ
る。
第1図はこの発明の一実施例によるインターレースビデ
オ信号のフィールド判別装置の構成を示す回路図、第2
図は同実施例において偶数フィールドから奇数フィール
ドに移行する場合の各部の波形を示す波形図、第3図は
同実施例において奇数フィールドから偶数フィールドに
移行する場合の各部の波形を示す波形図、第4図はNT
SC方式による複合同期信号の構成を示す波形図である
。 tt−15・・・・・・J−にフリップフロップ、17
・・・・・・ディレィライン、18・・・・・・オアゲ
ート、21〜23・・・・・・カウンタ。 なお、特許請求の範囲の垂直同期信号抽出手段は上記構
成要素11,12.21によって、水平同期信号抽出手
段は上記構成要素13,17,18゜22によって、判
定手段は上記構成要素14.15によって各々構成され
る。また、プリセット型カウンタはカウンタ23に対応
する。
オ信号のフィールド判別装置の構成を示す回路図、第2
図は同実施例において偶数フィールドから奇数フィール
ドに移行する場合の各部の波形を示す波形図、第3図は
同実施例において奇数フィールドから偶数フィールドに
移行する場合の各部の波形を示す波形図、第4図はNT
SC方式による複合同期信号の構成を示す波形図である
。 tt−15・・・・・・J−にフリップフロップ、17
・・・・・・ディレィライン、18・・・・・・オアゲ
ート、21〜23・・・・・・カウンタ。 なお、特許請求の範囲の垂直同期信号抽出手段は上記構
成要素11,12.21によって、水平同期信号抽出手
段は上記構成要素13,17,18゜22によって、判
定手段は上記構成要素14.15によって各々構成され
る。また、プリセット型カウンタはカウンタ23に対応
する。
Claims (1)
- 奇数フィールドと偶数フィールドとを有するインターレ
ースビデオ信号からいずれか一方のフィールドを抽出す
るようにしたインターレースビデオ信号のフィールド判
別装置において、垂直同期信号と等化パルスとを有する
同期信号から前記垂直同期信号を抽出する垂直同期信号
抽出手段と、前記同期信号から水平同期信号を抽出する
水平同期信号抽出手段と、前記垂直同期信号の後端から
次の水平同期信号が来るまでの時間を計時するプリセッ
ト型のカウンタと、1/2水平走査期間を超える設定時
間を前記カウンタにデジタル値でプリセットする設定手
段と、前記カウンタの出力の有無によってフィールドの
奇数/偶数を判定する判定手段とを具備することを特徴
とするインターレースビデオ信号のフィールド判別装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170783A JPS6231286A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | インタ−レ−スビデオ信号のフイ−ルド判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170783A JPS6231286A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | インタ−レ−スビデオ信号のフイ−ルド判別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231286A true JPS6231286A (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=15911284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60170783A Pending JPS6231286A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | インタ−レ−スビデオ信号のフイ−ルド判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6231286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63294084A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-11-30 | Fuji Electric Co Ltd | 画像フレ−ムメモリのデ−タ入出力方式 |
US5831343A (en) * | 1996-07-05 | 1998-11-03 | Yazaki Corporation | Dead weight display apparatus |
US5898135A (en) * | 1996-07-05 | 1999-04-27 | Yazaki Corporation | Dead weight display apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714258A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | Mitsubishi Electric Corp | Field discrimination circuit for television signal |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP60170783A patent/JPS6231286A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714258A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | Mitsubishi Electric Corp | Field discrimination circuit for television signal |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63294084A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-11-30 | Fuji Electric Co Ltd | 画像フレ−ムメモリのデ−タ入出力方式 |
US5831343A (en) * | 1996-07-05 | 1998-11-03 | Yazaki Corporation | Dead weight display apparatus |
US5898135A (en) * | 1996-07-05 | 1999-04-27 | Yazaki Corporation | Dead weight display apparatus |
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