JP2721691B2 - 水平期間識別装置 - Google Patents

水平期間識別装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばテレビジョン信号のカラーフレーム
検出において使用される、水平期間の奇数番目及び偶数
番目を識別する水平期間識別装置に関するものである。
従来技術 NTSC方式において、従来のカラーフレーム検出回路に
含まれた水平期間識別用の回路は、1つのD型フリップ
フロップ(F/F)を用いている。このD型F/Fは、そのD
入力端子にカラーバーストを整形して得た色副搬送波周
波数3.58MHzの矩形パルス入力が与えられ、そしてその
クロック(CL)端子に15.75KHzの水平同期パルス(矩形
パルスに対し、この矩形パルス周期で90度の位相オフセ
ットが与えられている)が入力され、そしてそのQ出力
端子から水平期間識別用のパルス出力を取出す構成とな
っている。
NTSC方式で規定されているように、映像信号は、その
SC/H(水平同期パルスの50%振幅点における色副搬送波
の位相)が±90度以内の値をとる。これによって、色副
搬送波周波数の上記矩形パルス入力は、50%のデューテ
ィ比を持っている場合、奇数番目の水平期間の開始時に
はハイであり、そして偶数番目の水平期間の開始時には
ローとなることが確保されている。
従って、従来、上記のD型F/F回路によって、1つの
水平同期パルスの前縁時の矩形パルス(90度(位相オフ
セット)±90度(SC/H)の位置、即ち0〜180度の位相
位置)のレベルを検出/保持し、そして次の水平同期パ
ルスの前縁時の矩形パルス(270度±90度(SC/H)の位
置、即ち180〜360度の位相位置)のレベルを同じく検出
/保持した上記の検出用パルス出力を発生するようにし
ている。この結果、その検出用パルス出力の状態が、奇
数番目の水平期間であるのかあるいは偶数番目の水平期
間であるのかを示すようになっている。
解決しようとする課題 上記従来の回路では、各水平期間の識別、従ってカラ
ーフレームの検出の正確さが、矩形パルスのデューティ
比により影響を受ける、という問題がある。
詳しくは、上記従来回路は、ある1つの水平同期パル
スの前縁時の矩形パルスのレベルと、次の水平同期パル
スの前縁時の矩形パルスのレベルとが、常に反転した関
係となることを前提として設計されている。この関係
は、矩形パルスのデューティ比を可能な限り50%にする
ことによりに実現されている。これによって、前述の90
度のオフセットが前記のような±90度の位相シフトによ
りほとんど相殺されるような状態においても、上記のよ
うな関係な保ち、それによって、水平期間識別の誤差を
小さくしようとしている。
しかしながら、高精度の50%デューティ比(例えば、
50±3%以内)の矩形パルスを発生することは、受信時
の映像信号に含まれたカラーバーストから得る色副搬送
波の正弦波自体の変形、並びにその正弦波のしきい値の
シフト等の要因により、困難であるか、あるいはそのよ
うな矩形パルス発生に複雑かつ精密なコンパレータの如
き回路を必要とする。
この問題は、ビデオ編集等においてカラーフレームの
正確な検出がますます必要になってきていることから重
大である。
従って、本発明の目的は、映像信号の奇数番目及び偶
数番目の水平期間の識別を、その色副搬送波矩形パルス
のデューティ比の変動に無関係に行えるようにした水平
期間識別装置を提供することである。
本発明の別の目的は、カラーフレームの検出に使用で
きる上記の水平期間識別装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び作用 上記の目的を達成するため、本発明によれば、映像信
号の奇数番目及び偶数番目の水平期間を識別する水平期
間識別装置は、第1図の概念図に示すように、前記映像
信号の色副搬送波の矩形パルス入力を受けるように接続
されており、前記パルス入力を2分周した分周パルス出
力を発生する分周手段10と、該分周パルス出力と前記映
像信号の水平同期パルスとを受けるように接続された状
態検出/保持手段20であって、前記水平同期パルスに応
答して検出する前記分周パルス出力の状態を示す状態指
示パルス出力を発生する状態検出/保持手段20と、及び
前記状態指示パルス出力を受けるように接続されてお
り、前記状態指示パルス出力を2逓倍して、前記水平期
間の奇数番目及び偶数番目の夫々対応した状態を有する
水平期間識別信号を発生する逓倍手段30と、を備えてい
る。
本発明によれば、前記逓倍手段は、前記状態指示パル
ス出力を受けるように接続されており、該状態指示パル
ス出力を前記水平同期パルスの1周期だけ遅延させた遅
延状態指示パルス出力を発生する遅延手段と、前記状態
指示パルス出力と前記遅延状態指示パルス出力とを受け
るように接続されており、前記水平期間識別信号を発生
する排他的論理和ゲート手段と、から成っている。
以上の本発明の位相検出装置においては、分周手段10
と逓倍手段30の組み合わせにより、矩形パルス入力のデ
ューティ比の変動を無視するように作用する。
実施例 次に、本発明の水平期間識別装置の1実施例につい
て、以下に詳細に説明する。
第2図に示した水平期間識別回路は、第1図の手段1
0、20、30の夫々に対応して、D型F/F12と、D型F/F22
と、D型F/F32及びエクスクルーシブ・オア・ゲート34
と、から成っている。第3図にも示すように、この識別
回路は、2つの入力、即ち色副搬送波の矩形パルス入力
Aと、水平同期パルスBとを受ける端子を有している。
尚、これら入力は、NTSC方式の場合、その周波数比は、
455/2であり、その倍数が奇数という関係を有してい
る。また、前述のように(“解決しようとする課題”を
参照)、この水平期間識別回路に入力される前に、矩形
パルス入力A(図では50%のデューティ比)は、水平同
期パルスBとの間に90度の位相オフセットが与えられて
いる。従って、第3図に示した例では、映像信号の受信
時に、既にΔPのSC/H位相シフトがカラーバースト波と
水平同期パルスとの間に存在していた、と仮定してい
る。
最初のD型F/F12は、矩形パルス入力AをCL(クロッ
ク)端子に受け、そしてその出力端子はそのD入力端
子に接続されて1/2分周器として機能する。このF/F12の
Q出力端子の分周出力Cは、次のD型F/F22のD入力端
子に与えられ、また、このCL端子は、水平同期パルスB
を受けるように接続されている。この接続により、D型
F/F22は、水平同期パルスBの前縁時(L1,L2,L3等)の
矩形パルスAの論理状態をサンプル/ホールドする回路
として機能する。第3のD型F/F32は、D入力端子がそ
の前のD型F/F22のQ出力端子のサンプル/ホールド出
力Dを受けるように接続されており、そしてCL端子は水
平同期パルスBを受けるように接続されている。これ
は、D入力端子に受けた入力を1クロック分、即ち、水
平同期パルスBの1周期分だけ遅延させる遅延回路とし
て機能する。このD型F/F32のQ出力端子の遅延出力E
は、D型F/F22のQ出力端子出力Dと共に、ゲート34の
入力端子に加えられ、このゲート34はその出力端子に水
平期間識別信号Fを発生する。
次に、矩形パルスAのデューティ比が50%から変動し
た時の第2図の識別回路の動作について、説明する。始
めに、矩形パルスAのデューティ比が50%より大きくな
った場合、例えば分かりやすくするため、第3図のパル
スA2の一点鎖線40で示すようなデューティ比75%の場
合、このような場合でも、分周しているため、図示のも
のと同じ識別信号Fを発生することができる(尚、この
ような場合、従来の回路では、L2時の位相検出信号Fは
ローにはならなかった。)。また、デューティ比が小さ
くなった場合でも本識別回路では同様に検出できる。
次に、映像信号受信時に既に存在している前述のSC/H
位相シフトの変動について説明する。もし、この位相シ
フトが+90度に近付いて水平同期パルスB1の前縁L1が矩
形パルスA1の前縁とほぼ一致するようになる場合、従来
の回路では、水平同期パルスB2の前縁L2において、パル
スA2のデューティ比のわずかな変動でも、その影響が識
別信号Fに現れていたが、本識別回路では、そのような
影響を受けず、図示のような識別信号Fを発生すること
ができる。このことは、位相シフトが−90度に近付いた
場合でも同様である。
以上にNTSC方式用の水平期間識別回路の1実施例につ
いて説明したが、本回路は、PAL方式にも使用できる。P
AL方式では、色副搬送波周波数と水平同期パルスの周波
数比は、(1135/4+4/625)であり、4倍すれば、1135
+16/625となり、実質上奇数関係がある。
効果 以上に詳細に述べた本発明の水平期間識別装置によれ
ば、矩形入力パルスのデューティ比の変化に拘わらず、
水平期間の奇数番目及び偶数番目の正確な検出が簡単な
回路で行える。また、カラーフレーム検出回路に使用す
ることにより、より正確なカラーフレーム検出が行え
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の水平期間識別装置の概念図。 第2図は、本発明による水平期間識別回路の1実施例の
回路図。 第3図は、第2図の回路のタイミング図。 [符号説明] 12、22、32:D型フリップフロップ、 34:エクスクルーシブ・オア・ゲート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の奇数番目及び偶数番目の水平期
    間を識別する水平期間識別装置であって、 イ) 前記映像信号のカラーバーストを整形して得た色
    副搬送波周波数の矩形パルス入力を受けるように接続さ
    れており、前記矩形パルス入力を2分周した分周パルス
    出力を発生する分周手段と、 ロ) 該分周パルス出力と、前記映像信号の水平同期パ
    ルスとを受けるように接続された状態検出/保持手段で
    あって、前記水平同期パルスの所定の縁部に応答して検
    出する前記分周パルス出力の論理状態を示す状態指示パ
    ルス出力を発生する状態検出/保持手段と、及び ハ) 前記状態指示パルス出力を受けるように接続され
    ており、前記状態指示パルス出力を2逓倍して、前記水
    平期間の奇数番目及び偶数番目の夫々に対応した状態を
    有する水平期間識別信号を発生する逓倍手段と、 から成る水平期間識別装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の水平期間識別装置にお
    いて、前記逓倍手段は、 イ) 前記状態指示パルス出力を受けるように接続され
    ており、該状態指示パルス出力を前記水平同期パルスの
    1周期だけ遅延させた遅延状態指示パルス出力を発生す
    る遅延手段と、 ロ) 前記状態指示パルス出力と前記遅延状態指示パル
    ス出力とを受けるように接続されており、前記水平期間
    識別信号を発生する排他的論理和ゲート手段と、から成
    ること、を特徴とする水平期間識別装置。
  3. 【請求項3】請求項第1項または第2項のいずれかに記
    載の水平期間識別装置において、前記水平期間識別信号
    は、カラーフレーム検出に使用すること、を特徴とする
    水平期間識別装置。
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