JPH0583590A - 同期検出回路 - Google Patents
同期検出回路Info
- Publication number
- JPH0583590A JPH0583590A JP3243232A JP24323291A JPH0583590A JP H0583590 A JPH0583590 A JP H0583590A JP 3243232 A JP3243232 A JP 3243232A JP 24323291 A JP24323291 A JP 24323291A JP H0583590 A JPH0583590 A JP H0583590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frame pulse
- circuit
- detecting
- counter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Synchronizing For Television (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】入力信号の切り替わり時や電源のオン時に、同
期確立が得られるまでの時間を短縮する。 【構成】タイミング発生回路14はシステムカウンタ1
3の出力を用いて各種タイミング信号及び内部フレーム
パルスを作成する。フレームパルス検出回路11は到来
するフレームパルス信号のパターンを検出し検出フレー
ムパルスを発生する。モニタカウンタ19等は検出フレ
ームパルスと内部フレームパルスとが複数フレーム期間
連続して不一致のとき不一致検出信号を出力する。ナン
ド回路20は不一致検出信号が得られているときに、検
出フレームパルスを通過させてシステムカウンタを強制
同期させる。アンド回路21はモニタカウンタ19をロ
ードすることができ、システムの入力信号が切り替わっ
た場合及び電源が投入された場合に応答してモニタカウ
ンタに不一致検出信号を強制的に出力させる。
期確立が得られるまでの時間を短縮する。 【構成】タイミング発生回路14はシステムカウンタ1
3の出力を用いて各種タイミング信号及び内部フレーム
パルスを作成する。フレームパルス検出回路11は到来
するフレームパルス信号のパターンを検出し検出フレー
ムパルスを発生する。モニタカウンタ19等は検出フレ
ームパルスと内部フレームパルスとが複数フレーム期間
連続して不一致のとき不一致検出信号を出力する。ナン
ド回路20は不一致検出信号が得られているときに、検
出フレームパルスを通過させてシステムカウンタを強制
同期させる。アンド回路21はモニタカウンタ19をロ
ードすることができ、システムの入力信号が切り替わっ
た場合及び電源が投入された場合に応答してモニタカウ
ンタに不一致検出信号を強制的に出力させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン信号等
のフレームタイミングを検出する同期検出回路に関す
る。
のフレームタイミングを検出する同期検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】我国における高品位テレビジョン放送方
式の1つとして、MUSE(multiplesub-Nyquist samp
ling encoding)方式がある。MUSE方式の信号伝送
フォーマットは、図5に示すようなフォーマットであ
り、同期信号としては、HD信号、フレームパルスがあ
る。図6はそのうちのフレームパルスを部分を取り出し
てその波形を示している。フレームパルス(FP)信号
は、第1ライン及び第2ラインの後半部に挿入されてお
り、映像信号振幅に等しい2値の変化をとる信号であ
る。フレームパルスは、4クロック毎にハイレベル
“H”とローレベル“L”を繰り返すパターンであり、
第1ラインと第2ラインでは反転した関係にある。HD
信号は水平同期をとる信号であり映像信号の前半部でか
つ各ラインに台形波の形で挿入されている。但し、ライ
ン間では反転した関係にある。さらに送信側と受信側の
信号レベルの基準を与えるものとして、MUSE信号の
各フィールドの終りのラインには、クランプレベル信号
が挿入されている。このクランプレベル信号により設定
されたレベルは、映像信号の中点振幅を示している。次
に、MUSE信号を受信して映像や音声を再生する場合
は、上述したような同期信号の位置を検出してシステム
の同期をかける必要がある。
式の1つとして、MUSE(multiplesub-Nyquist samp
ling encoding)方式がある。MUSE方式の信号伝送
フォーマットは、図5に示すようなフォーマットであ
り、同期信号としては、HD信号、フレームパルスがあ
る。図6はそのうちのフレームパルスを部分を取り出し
てその波形を示している。フレームパルス(FP)信号
は、第1ライン及び第2ラインの後半部に挿入されてお
り、映像信号振幅に等しい2値の変化をとる信号であ
る。フレームパルスは、4クロック毎にハイレベル
“H”とローレベル“L”を繰り返すパターンであり、
第1ラインと第2ラインでは反転した関係にある。HD
信号は水平同期をとる信号であり映像信号の前半部でか
つ各ラインに台形波の形で挿入されている。但し、ライ
ン間では反転した関係にある。さらに送信側と受信側の
信号レベルの基準を与えるものとして、MUSE信号の
各フィールドの終りのラインには、クランプレベル信号
が挿入されている。このクランプレベル信号により設定
されたレベルは、映像信号の中点振幅を示している。次
に、MUSE信号を受信して映像や音声を再生する場合
は、上述したような同期信号の位置を検出してシステム
の同期をかける必要がある。
【0003】このために、MUSEシステムには、フレ
ームパルス信号の所定のパターンを検出してフレームパ
ルス信号が到来したことを検出するフレームパルス検出
回路がある。即ち、フレームパルス信号は、図6に示す
ように、他の映像等のラインと明確に区別できるように
4クロック分の“H”レベルと“L”レベルが交互に1
7ペア繰り返しており、しかも1ライン目と2ライン目
では極性が反転している。この特徴(逆相関)を利用し
てフレームパルス信号の到来が検知される。さらにシス
テムの各種のタイミングを得るタイミング発生回路もあ
る。タイミング発生回路は、フレームパルス検出回路が
フレームパルスを検出するとこれによりリセットされて
同期させられる。
ームパルス信号の所定のパターンを検出してフレームパ
ルス信号が到来したことを検出するフレームパルス検出
回路がある。即ち、フレームパルス信号は、図6に示す
ように、他の映像等のラインと明確に区別できるように
4クロック分の“H”レベルと“L”レベルが交互に1
7ペア繰り返しており、しかも1ライン目と2ライン目
では極性が反転している。この特徴(逆相関)を利用し
てフレームパルス信号の到来が検知される。さらにシス
テムの各種のタイミングを得るタイミング発生回路もあ
る。タイミング発生回路は、フレームパルス検出回路が
フレームパルスを検出するとこれによりリセットされて
同期させられる。
【0004】図3は、フレーム検出回路及びタイミング
発生回路とを関連つける従来の同期検出回路を示してい
る。また図4はこの回路の各部信号のタイミングチャー
トを示している。
発生回路とを関連つける従来の同期検出回路を示してい
る。また図4はこの回路の各部信号のタイミングチャー
トを示している。
【0005】入力端子10にはMUSE信号のMSBが
供給され、フレームパルス検出回路11に入力される。
フレームパルス検出回路11は、フレームパルス信号の
所定のパターンからフレームパルス(FP)の到来を検
出し、検出FP(A)、または(B)を出力する。この
検出FP(A)または(B)はラッチ回路12、ナンド
回路17に供給される。ラッチ回路12は、検出FPを
ラッチして出力する(ラッチ出力(C))。図4には、
入力切り換えタイミング前は、検出FP(A)をラッチ
している様子を示し、入力切り換えタイミング後は、検
出FP(B)をラッチしている様子を示している。ラッ
チ回路12の出力(C)は、ナンド回路20に入力され
る。ナンド回路20は、ラッチ回路12の出力(C)と
モニタカウンタ19のキャリー出力(I)とを位相比較
している。キャリー出力(I)がローレベル“L”のと
きは、ナンド回路20の出力は常にハイレベル“H”と
なり、システムカウンタ13がクリアされることはな
い。逆に、モニタカウンタ13のキャリー出力(I)が
ハイレベル“H”のときは、ナンド回路20からはラッ
チ回路12の出力(C)のタイミングでリセットパルス
(J)が出力され、システムカウンタ13をクリアする
ことになる。
供給され、フレームパルス検出回路11に入力される。
フレームパルス検出回路11は、フレームパルス信号の
所定のパターンからフレームパルス(FP)の到来を検
出し、検出FP(A)、または(B)を出力する。この
検出FP(A)または(B)はラッチ回路12、ナンド
回路17に供給される。ラッチ回路12は、検出FPを
ラッチして出力する(ラッチ出力(C))。図4には、
入力切り換えタイミング前は、検出FP(A)をラッチ
している様子を示し、入力切り換えタイミング後は、検
出FP(B)をラッチしている様子を示している。ラッ
チ回路12の出力(C)は、ナンド回路20に入力され
る。ナンド回路20は、ラッチ回路12の出力(C)と
モニタカウンタ19のキャリー出力(I)とを位相比較
している。キャリー出力(I)がローレベル“L”のと
きは、ナンド回路20の出力は常にハイレベル“H”と
なり、システムカウンタ13がクリアされることはな
い。逆に、モニタカウンタ13のキャリー出力(I)が
ハイレベル“H”のときは、ナンド回路20からはラッ
チ回路12の出力(C)のタイミングでリセットパルス
(J)が出力され、システムカウンタ13をクリアする
ことになる。
【0006】システム電源がオンした直後は、モニタカ
ウンタ19のカウント値は不定である。またシステムカ
ウンタ13もカウントを開始し、タイミング発生回路1
4はシステムカウンタ13のカウント値に応じて、各種
タイミング信号を発生する。このうち内部FP(E)
は、ラッチ回路15及びナンド回路17に与えられてい
る。システムが同期状態にあるときは、内部FP(E)
とフレームパルス検出回路11から出力される検出FP
の位相が一致するように設計されている。そして、この
ときはパルス(G)が得られ、モニタカウンタ19がク
リアされるようになっている。さらにモニタカウンタ1
9のキャリー出力(I)は、システムが同期状態のとき
は、検出FPが得られるタイミングでローレベル“L”
となるように設計されている。
ウンタ19のカウント値は不定である。またシステムカ
ウンタ13もカウントを開始し、タイミング発生回路1
4はシステムカウンタ13のカウント値に応じて、各種
タイミング信号を発生する。このうち内部FP(E)
は、ラッチ回路15及びナンド回路17に与えられてい
る。システムが同期状態にあるときは、内部FP(E)
とフレームパルス検出回路11から出力される検出FP
の位相が一致するように設計されている。そして、この
ときはパルス(G)が得られ、モニタカウンタ19がク
リアされるようになっている。さらにモニタカウンタ1
9のキャリー出力(I)は、システムが同期状態のとき
は、検出FPが得られるタイミングでローレベル“L”
となるように設計されている。
【0007】システム電源がオンした直後、あるいはチ
ャンネルが切換えられた直後で上記の同期状態が得られ
ていない場合(非同期状態)は、アンド回路17から
は、上記のクリアパルス(G)が得られない。このため
にモニタカウンタ19はカウントを継続し、キャリー出
力(I)が発生するようになる。するとナンド回路20
においても、信号(C)と(I)により、システムカウ
ンタ13に対するクリアパルス(J)が得られるように
なる。
ャンネルが切換えられた直後で上記の同期状態が得られ
ていない場合(非同期状態)は、アンド回路17から
は、上記のクリアパルス(G)が得られない。このため
にモニタカウンタ19はカウントを継続し、キャリー出
力(I)が発生するようになる。するとナンド回路20
においても、信号(C)と(I)により、システムカウ
ンタ13に対するクリアパルス(J)が得られるように
なる。
【0008】即ち、非同期状態で、モニタカウンタ19
がクリアされない状態では、ラッチ回路15、アンド回
路16による微分回路が、内部FP(E)の立上がりエ
ッジを検出し、これをイネーブル制御信号(F)とし当
該モニタカウンタ19のイネーブル端子に与えるように
なる。すると、モニタカウンタ19は、内部FP(フレ
ームパルス)(E)が発生される毎に、図4の(H)の
如くカウントアップすることになる。そして例えば、1
5(FH)になると、キャリー出力(J)が得られ、これ
が、反転器18を通してアンド回路16にフィードバッ
クされる。このためにモニタカウンタ19は、非同期を
示すキャリー出力(I)を保持したまま、動作を停止す
ることになる。
がクリアされない状態では、ラッチ回路15、アンド回
路16による微分回路が、内部FP(E)の立上がりエ
ッジを検出し、これをイネーブル制御信号(F)とし当
該モニタカウンタ19のイネーブル端子に与えるように
なる。すると、モニタカウンタ19は、内部FP(フレ
ームパルス)(E)が発生される毎に、図4の(H)の
如くカウントアップすることになる。そして例えば、1
5(FH)になると、キャリー出力(J)が得られ、これ
が、反転器18を通してアンド回路16にフィードバッ
クされる。このためにモニタカウンタ19は、非同期を
示すキャリー出力(I)を保持したまま、動作を停止す
ることになる。
【0009】キャリー出力(I)がハイレベルになると
いうことは、ナンド回路20は最初に入力した検出FP
を通過させるということであり、この検出FPが入力す
ると、今まで独自にカウントを行っていたシステムカウ
ンタ13が強制的にクリアされることになる。これによ
り、初めてシステムが強制的にフレームパルス信号に同
期する。
いうことは、ナンド回路20は最初に入力した検出FP
を通過させるということであり、この検出FPが入力す
ると、今まで独自にカウントを行っていたシステムカウ
ンタ13が強制的にクリアされることになる。これによ
り、初めてシステムが強制的にフレームパルス信号に同
期する。
【0010】図4に示すように、現在の入力信号Aに対
して同期が取れている状態で、入力信号Bに切り替わっ
た場合、図4の(A)と(E)のように検出FPと内部
FPの位相が一致していた関係が、図4(B)と(E)
のように位相ずれが生じると、上記したようにモニタカ
ウンタ19がクリアされないようになる。そして、内部
FPの立上がりでモニタカウンタ19がカウントアップ
され、キャリー出力(図4(I)がハイレベルになり、
非同期であることを示すようになる。そしてその後最初
に検出された入力信号Bによる検出FPによりシステム
カウンタ13がリセットされ、信号Bに対する同期がか
かることになる。また一度システムカウンタ13のリセ
ットが行われた後は、内部FPと外部FPと位相が一致
するように設計されているのでナンド回路17を通して
モニタカウンタ19はリセットされ続けるので、キャリ
ー出力は“L”となる。そしてシステムカウンタ13は
同期状態を維持して巡回カウントを行うことになる。
して同期が取れている状態で、入力信号Bに切り替わっ
た場合、図4の(A)と(E)のように検出FPと内部
FPの位相が一致していた関係が、図4(B)と(E)
のように位相ずれが生じると、上記したようにモニタカ
ウンタ19がクリアされないようになる。そして、内部
FPの立上がりでモニタカウンタ19がカウントアップ
され、キャリー出力(図4(I)がハイレベルになり、
非同期であることを示すようになる。そしてその後最初
に検出された入力信号Bによる検出FPによりシステム
カウンタ13がリセットされ、信号Bに対する同期がか
かることになる。また一度システムカウンタ13のリセ
ットが行われた後は、内部FPと外部FPと位相が一致
するように設計されているのでナンド回路17を通して
モニタカウンタ19はリセットされ続けるので、キャリ
ー出力は“L”となる。そしてシステムカウンタ13は
同期状態を維持して巡回カウントを行うことになる。
【0011】上記したように従来の同期検出回路による
と、モニタカウンタ19及びその周辺制御回路により、
一度システムカウンタ13が外部FPに位相同期される
と、その後は、伝送C/Nの低下等により連続して(1
5フレーム期間)外部FPが検出されないような場合以
外は、同期状態として動作している。15フレーム期間
のうち1度でも外部FPが検出されると、モニタカウン
タ19がリセットされるので、同期状態として判断して
いる。
と、モニタカウンタ19及びその周辺制御回路により、
一度システムカウンタ13が外部FPに位相同期される
と、その後は、伝送C/Nの低下等により連続して(1
5フレーム期間)外部FPが検出されないような場合以
外は、同期状態として動作している。15フレーム期間
のうち1度でも外部FPが検出されると、モニタカウン
タ19がリセットされるので、同期状態として判断して
いる。
【0012】このように、ノイズなどの影響で外部FP
がたまたま検出されないような場合であっても、安定し
て同期状態を維持することができる。しかしこのため
に、上記した例のように、電源のオン時、チャンネル切
換え時の場合、同期の再リセットが行われるまでには、
最大15フレーム期間待つ必要がある。このためにリモ
コンなどによる入力切換え時に応答速度が遅く、リモコ
ンが正常に動作したのかどうか誤認する場合があった。
がたまたま検出されないような場合であっても、安定し
て同期状態を維持することができる。しかしこのため
に、上記した例のように、電源のオン時、チャンネル切
換え時の場合、同期の再リセットが行われるまでには、
最大15フレーム期間待つ必要がある。このためにリモ
コンなどによる入力切換え時に応答速度が遅く、リモコ
ンが正常に動作したのかどうか誤認する場合があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
同期検出回路のシステムであると、入力信号が切り替わ
ったような場合、及び電源がオンされた後では、システ
ムと入力信号との同期が確立するまでに時間がかかると
いう問題がある。そこでこの発明は、入力信号の切り替
わり時、電源のオン時の同期確立までの時間を短縮する
ことができる同期検出回路を提供することを目的とす
る。
同期検出回路のシステムであると、入力信号が切り替わ
ったような場合、及び電源がオンされた後では、システ
ムと入力信号との同期が確立するまでに時間がかかると
いう問題がある。そこでこの発明は、入力信号の切り替
わり時、電源のオン時の同期確立までの時間を短縮する
ことができる同期検出回路を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、システムカ
ウンタの巡回カウント出力を用いて、システムに必要な
各種タイミング信号及び内部フレームパルスを作成する
タイミング発生手段と、外部から到来するフレームパル
ス信号の特定パターンを検出することにより検出フレー
ムパルスを発生するフレームパルス検出手段と、前記検
出フレームパルスと内部フレームパルスの位相の一致、
不一致を検出し、複数フレーム期間連続して不一致の場
合は不一致検出信号を出力するモニタ手段と、前記不一
致検出信号が得られているときに、前記検出フレームパ
ルスを通過させて前記システムカウンタにクリア信号と
して供給しシステムを強制同期させるゲート手段とを具
備した同期検出回路において、前記フレームパルス信号
を含む外部からの入力信号が切り替わったこと及びシス
テム電源が投入されたことに応答して、前記モニタ手段
に前記不一致検出信号を強制的に出力させる手段を具備
するものである。
ウンタの巡回カウント出力を用いて、システムに必要な
各種タイミング信号及び内部フレームパルスを作成する
タイミング発生手段と、外部から到来するフレームパル
ス信号の特定パターンを検出することにより検出フレー
ムパルスを発生するフレームパルス検出手段と、前記検
出フレームパルスと内部フレームパルスの位相の一致、
不一致を検出し、複数フレーム期間連続して不一致の場
合は不一致検出信号を出力するモニタ手段と、前記不一
致検出信号が得られているときに、前記検出フレームパ
ルスを通過させて前記システムカウンタにクリア信号と
して供給しシステムを強制同期させるゲート手段とを具
備した同期検出回路において、前記フレームパルス信号
を含む外部からの入力信号が切り替わったこと及びシス
テム電源が投入されたことに応答して、前記モニタ手段
に前記不一致検出信号を強制的に出力させる手段を具備
するものである。
【0015】
【作用】上記の手段により、入力信号が切り替わるよう
なチャンネル切換え時、及び電源投入時は、不一致検出
信号が直ぐに得られる。よって、システムカウンタの強
制的な同期を得るまでに前記モニタ手段による数フレー
ム期間分の遅延を無くすことができ、迅速なシステム同
期確立を得ることができる。
なチャンネル切換え時、及び電源投入時は、不一致検出
信号が直ぐに得られる。よって、システムカウンタの強
制的な同期を得るまでに前記モニタ手段による数フレー
ム期間分の遅延を無くすことができ、迅速なシステム同
期確立を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0017】図1はこの発明の一実施例であり、図2は
その動作を説明するために示したタイミングチャートで
ある。図1において図3の構成と同一部分には、同一符
号を付している。従来の回路と異なる部分は、モニタカ
ウンタ19のロードパルス入力端子に対して、アンド回
路21からロードパルス(K)が与えられるようになっ
ている。
その動作を説明するために示したタイミングチャートで
ある。図1において図3の構成と同一部分には、同一符
号を付している。従来の回路と異なる部分は、モニタカ
ウンタ19のロードパルス入力端子に対して、アンド回
路21からロードパルス(K)が与えられるようになっ
ている。
【0018】即ち、端子11には、入力信号切換えパル
ス(チャンネル切換え時等に得られる)が入力され、端
子23にはパワーオンリセットパルスが入力される。こ
れらは、アンド回路21に入力される。アンド回路23
の出力端子は、モニタカウンタ19のロードパルス入力
端子に接続されている。他の部分は、先の従来の回路と
同じである。即ち、入力端子10にはMUSE信号のM
SBが供給される。入力端子10は、フレームパルス検
出回路11に接続されている。フレームパルス検出回路
11の出力端は、ナンド回路17及びラッチ回路12に
接続されている。ラッチ回路12の出力端は、ナンド回
路20に接続され、ナンド回路20の出力端は、システ
ムカウンタ13のクリアパルス入力端に接続されてい
る。システムカウンタ13のカウント出力は、タイミン
グ発生回路14に入力されている。タイミング発生回路
14は、システムに必要な各種タイミング信号を作成す
るとともに内部フレームパルス(内部FP)を作成して
いる。内部FPは、ナンド回路17、ラッチ回路15、
アンド回路16に入力される。ナンド回路17の出力
は、モニタカウンタ19のクリア端子に入力される。ま
たモニタカウンタ19のキャリー出力は、ナンド回路2
0に入力されるとともに、反転器18を介してアンド回
路16に入力されている。このアンド回路16の出力は
モニタカウンタ19のイネーブル端子に入力されてい
る。
ス(チャンネル切換え時等に得られる)が入力され、端
子23にはパワーオンリセットパルスが入力される。こ
れらは、アンド回路21に入力される。アンド回路23
の出力端子は、モニタカウンタ19のロードパルス入力
端子に接続されている。他の部分は、先の従来の回路と
同じである。即ち、入力端子10にはMUSE信号のM
SBが供給される。入力端子10は、フレームパルス検
出回路11に接続されている。フレームパルス検出回路
11の出力端は、ナンド回路17及びラッチ回路12に
接続されている。ラッチ回路12の出力端は、ナンド回
路20に接続され、ナンド回路20の出力端は、システ
ムカウンタ13のクリアパルス入力端に接続されてい
る。システムカウンタ13のカウント出力は、タイミン
グ発生回路14に入力されている。タイミング発生回路
14は、システムに必要な各種タイミング信号を作成す
るとともに内部フレームパルス(内部FP)を作成して
いる。内部FPは、ナンド回路17、ラッチ回路15、
アンド回路16に入力される。ナンド回路17の出力
は、モニタカウンタ19のクリア端子に入力される。ま
たモニタカウンタ19のキャリー出力は、ナンド回路2
0に入力されるとともに、反転器18を介してアンド回
路16に入力されている。このアンド回路16の出力は
モニタカウンタ19のイネーブル端子に入力されてい
る。
【0019】入力信号が切り替わることなく連続して前
記入力信号を受信している基本的な動作は、先に説明し
た従来の回路と同様に、モニタカウンタ19の出力は、
ローレベルである。またナンド回路17の出力により、
検出FPと同期した内部FP(E)が得られる毎にクリ
アされ、キャリー出力(I)はローレベルを維持し続け
る。しかし連続して例えば5フレーム期間、検出FPが
得られないような場合は、モニタカウンタ17のキャリ
ー出力(I)がハイレベルとなり、ナンド回路20は最
初に到来した検出FP(ラッチ回路12から導出され
る)を導出可能となり、システムカウンタ13を強制的
にクリアする。これによりシステムは、キャリー出力が
ハイレベルになった後、最初に到来した検出FPに同期
させられることになる。
記入力信号を受信している基本的な動作は、先に説明し
た従来の回路と同様に、モニタカウンタ19の出力は、
ローレベルである。またナンド回路17の出力により、
検出FPと同期した内部FP(E)が得られる毎にクリ
アされ、キャリー出力(I)はローレベルを維持し続け
る。しかし連続して例えば5フレーム期間、検出FPが
得られないような場合は、モニタカウンタ17のキャリ
ー出力(I)がハイレベルとなり、ナンド回路20は最
初に到来した検出FP(ラッチ回路12から導出され
る)を導出可能となり、システムカウンタ13を強制的
にクリアする。これによりシステムは、キャリー出力が
ハイレベルになった後、最初に到来した検出FPに同期
させられることになる。
【0020】一方、入力信号が切換えられた場合や、パ
ワーオンリセットパルスが入力したときは、アンド回路
21からロードパルスが出力される。このときは、モニ
タカウンタ19には15(FH)がロードされるようにな
っている。このために、そのキャリー出力(I)は、ハ
イレベルとなる。この結果、次のフレームで最初に得ら
れたラッチ回路12からの出力(C)、つまり検出FP
は即座にシステムカウンタ13をクリアすべくナンド回
路12を通過可能となる。よって、システムは再リセッ
トがかかり、電源オン時や入力信号切替わり時における
同期確立に遅れが生じない。このために、リモコンなど
の操作による場合も、リモコンの故障等という誤認もな
くなる。
ワーオンリセットパルスが入力したときは、アンド回路
21からロードパルスが出力される。このときは、モニ
タカウンタ19には15(FH)がロードされるようにな
っている。このために、そのキャリー出力(I)は、ハ
イレベルとなる。この結果、次のフレームで最初に得ら
れたラッチ回路12からの出力(C)、つまり検出FP
は即座にシステムカウンタ13をクリアすべくナンド回
路12を通過可能となる。よって、システムは再リセッ
トがかかり、電源オン時や入力信号切替わり時における
同期確立に遅れが生じない。このために、リモコンなど
の操作による場合も、リモコンの故障等という誤認もな
くなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
入力信号の切り替わり時、電源のオン時の同期確立まで
の時間を短縮することができる。
入力信号の切り替わり時、電源のオン時の同期確立まで
の時間を短縮することができる。
【図1】この発明の一実施例を示す回路図。
【図2】図1の回路の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図3】従来の同期検出回路を示す図。
【図4】図3の回路の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図5】MUSE信号の伝送フォーマットを示す説明
図。
図。
【図6】フレームパルス信号の波形を示す図。
11…フレームパルス検出回路、12、15…ラッチ回
路、13…システムカウンタ、14…タイミング発生回
路、16、21…アンド回路、17、20…ナンド回
路、18…反転器。
路、13…システムカウンタ、14…タイミング発生回
路、16、21…アンド回路、17、20…ナンド回
路、18…反転器。
Claims (1)
- 【請求項1】システムカウンタの巡回カウント出力を用
いて、システムに必要な各種タイミング信号及び内部フ
レームパルスを作成するタイミング発生手段と、外部か
ら到来するフレームパルス信号の特定パターンを検出す
ることにより検出フレームパルスを発生するフレームパ
ルス検出手段と、前記検出フレームパルスと内部フレー
ムパルスの位相の一致、不一致を検出し、複数フレーム
期間連続して不一致の場合は不一致検出信号を出力する
モニタ手段と、前記不一致検出信号が得られているとき
に、前記検出フレームパルスを通過させて前記システム
カウンタにクリア信号として供給しシステムを強制同期
させるゲート手段とを具備した同期検出回路において、 前記フレームパルス信号を含む外部からの入力信号が切
り替わったこと及びシステム電源が投入されたことに応
答して、前記モニタ手段に前記不一致検出信号を強制的
に出力させる手段を具備したことを特徴とする同期検出
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3243232A JPH0583590A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 同期検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3243232A JPH0583590A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 同期検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583590A true JPH0583590A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17100804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3243232A Pending JPH0583590A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 同期検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583590A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998036558A1 (fr) * | 1997-02-12 | 1998-08-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif de detection de signal de synchronisation |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3243232A patent/JPH0583590A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998036558A1 (fr) * | 1997-02-12 | 1998-08-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif de detection de signal de synchronisation |
US6069667A (en) * | 1997-02-12 | 2000-05-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Synchronizing signal detecting device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100290851B1 (ko) | 디지털 티브이의 영상 처리 장치 | |
US4860098A (en) | Video discrimination between different video formats | |
KR950003024B1 (ko) | 동기신호 발생장치 | |
CA1287682C (en) | Clamping circuit for clamping video signal | |
JPH02301375A (ja) | 検出器 | |
JPH0583590A (ja) | 同期検出回路 | |
JPH0669214B2 (ja) | クランプパルスの発生回路装置 | |
KR0183671B1 (ko) | 방송방식 판별장치 및 방법 | |
KR960004129B1 (ko) | 프로그램 가능한 수직동기신호 추출회로 | |
JPH0583656A (ja) | 音声ミユート信号発生回路 | |
KR0145891B1 (ko) | 시스템 디텍터를 내장한 색신호 처리 집적회로 | |
JP3618487B2 (ja) | ブランキング信号発生制御回路 | |
KR0169855B1 (ko) | 트리거보드의 리셋신호제어장치 | |
JPH0531352B2 (ja) | ||
JP2793726B2 (ja) | 水平同期信号検出装置 | |
KR0128046Y1 (ko) | 방송 프로그램 예약 시스템에서의 데이터 복원회로 | |
JPH0211065A (ja) | フィールド判定回路 | |
JP2002290769A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH0771199B2 (ja) | 水平同期検出回路 | |
JPH01213074A (ja) | 同期クランプ回路 | |
JPH01143582A (ja) | 無入力検出回路 | |
JPH04227164A (ja) | 垂直同期信号分離回路 | |
JPH04150477A (ja) | 同期判定回路 | |
JPS5812440A (ja) | アンテナ自動切換装置 | |
JPH0514831A (ja) | フイールド周波数判別回路 |