JPH0211065A

JPH0211065A - フィールド判定回路

Info

Publication number: JPH0211065A
Application number: JP63161592A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Goshima; 五島　昭彦; Hidenobu Hasegawa; 秀信長谷川
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-06-29
Filing date: 1988-06-29
Publication date: 1990-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、テレビジョン受像やビデオテープレコーダに
おけるフィールド判定回路に関するものである。

従来の技術近年、テレビジョン受像機やビデオテープレコーダなど
の画像表示装置では、デジタル機能を応用した付加機能
を持つことが定着しつつある。これらの機能の実現にお
いては、入力映像信号が、第１フィールドか第２フィー
ルドであるかによって、動作が異なるように設計される
場合が多く、フィールド極性の判定回路が必要である。

以下に、従来のフィールド判定回路について説明する。

第３図は、従来のフィールド判定回路の構成を示し、第
４図はそのタイミング波形を示したものである。第３図
において、１は映像信号の入力端子、２は同期分離回路
、３は複合同期信号線、４は水平同期分離回路、５は水
平同期信号線、６は垂直同期分離回路、７は垂直同期信
号線、８はフィールド極性判定用Ｄ−フリップフロップ
回路（以下、Ｄ−ＦＦと略す。）、９はフィールド判定
信号の出力端子である。

まず、映像信号の入力端子１から、映像入力信号を入力
すると、同期分離回路２により、複合同期信号が分離さ
れる。複合同期信号！＋１１３からの信号は水平同期分
離回路４の働きにより、水平走査周期成分のみが分離さ
れ、水平走査周期ＩＨの前半０．５８でロウレベル、後
半０．５Ｈでハイレベルとなるデユーティ−５０％の波
形を持つ水平同期信号が信号線５に発生する。一方、垂
直同期分離回路６の働きにより、垂直同期信号が、信号
線７に分離される。垂直同期信号のタイミングは、第４
図に示すように、入力映像信号の垂直同期パルス立下り
よりも、約０．２５８遅れて、分離されるように設計す
る。第４図に示すタイミングで、Ｄ−ＦＦ８のデータ人
力りに、水平同期信号線５を、トリガー人力に、垂直同
期信号線７を総合してそれぞれを入力すれば、入力映像
信号が、第１フィールドの時は、垂直同期信号の立ち下
り時に、水平同期信号がロウレベルであるので、Ｄ−Ｆ
Ｆ８の出力は、ロウレベルとなる。また、入力映像信号
が、第２フィールドの時は、垂直同期信号の立ち下り時
に、水平同期信号がハイレベルであるので、Ｄ−ＦＦ８
の出力は、ハイレベルで出力される。つまり、入力映像
信号が、第１フィールドであれば、ロウレベルが、第２
フィールドであれば、ハイレベルが、フィールド判定信
号として、それぞれ出力される。以上の動作により、入
力映像信号のフィールド判定を行う。

発明が解決しようとする課題しかしながら、上記従来の構成では、フィールド判定機
能のみであったので、ビデオテープレコーダーの特殊再
生時の映像信号のように、正常なインターレース走査を
行わない信号に対し、通常の映像信号入力時とは、異な
る動作または処理を、画像表示装置で行いたい場合、不
便である。

本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、フィー
ルド判定回路に、正常なインターレース走査を行わない
特殊映像信号を検出する機能を付加することを目的とす
る。

課題を解決するための手段この目的を達成するために、本発明のフィールド判定回
路は、現フィールドのフィールド判定回路の他に、１フ
ィールド前のフィールドのフィールド判定結果を記憶す
るレジスタと、現フィールドと前フィールドのフィール
ド判定結果を、比較する比較回路とによって構成されて
いる。

作用この構成によって、現フィールドと前フィールドのフィ
ールド判定結果を比較し、極性の反転がなければ、検出
信号を出力することにより、正常なインターレース走査
を行わない特殊映像信号を検出できる。

実施例以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明の実施例フィールド判定回路の構成図
、第２図はその要部のタイミング波形を示すものである
。第１図において、１は映像信号の入力端子、２は同期
分離回路、３は複合同期信号線、４は水平同期分離回路
、５は水平同期信号線、６は垂直同期分離回路、７は垂
直同期信号線、８はフィールド判定用Ｄ−ＦＦ、９はフ
ィールド判定信号の出力端子、１０は前フィールドのフ
ィールド判定結果を記憶するレジスタ用り−ＦＦ、１１
は前フィールドと現フィールドのフィールド判定結果を
、比較するための排他的論理和ゲート回路、１．２は特
殊映像信号検出信号の出力端子である。１〜９の構成は
、従来例と同様であり、１０〜１２が、本発明において
、新たに追加されたものである。

まず、映像信号の入力端子１より入力された映像信号は
、従来例の動作と同様に、同期分離回路２、水平同期分
離回路４．垂直同期分離回路６の働きにより、水平同期
信号および垂直同期信号を各信号線５，７に分離した後
、フィールド判定用Ｄ−ＦＦ８により、フィールド判定
信号が出力端子９に出力される。ここで本発明では、現
フィールドのフィールド判定が行われると同時に、前フ
ィールドのフィールド判定結果が、レジスタ用Ｄ−ＦＦ
ＩＯに記憶される。排他的論理和ゲート１１は、フィー
ルド判定用Ｄ−ＦＦ８とレジスタ用Ｄ−ＦＦＩＯとの各
信号を入力し、前フィールドと現フィールドのフィール
ド判定結果が、一致すれば、ロウレベルを、一致しなけ
れば、ハイレベルを出力端子１２に出力する。第２図は
、本実施例のフィールド判定回路における通常映像信号
入力時と、特殊映像信号入力時の動作を示している。通
常の映像信号入力時は、１フィールドごとに第１フィー
ルドと第２フィールドがやってくるので、現フィールド
と前フィールドのフィールド判定結果は、一致せず、排
他的論理和ゲート１１からは、ハイレベルが出力される
。特殊映像信号入力時には、第１フィールドか第２フィ
ールドのどちらか、一方のみが入力されるので、前フィ
ールドと現フィールドのフィールド判定結果が一致し、
排他的論理和ゲート１１から、ロウレベルが出力される
。

つまり、特殊映像信号検出信号は、ロウレベルで出力さ
れる。

以上のように、本実施例は、第３図に示す従来のフィー
ルド判定回路に、前フィールドのフィールド判定結果を
記憶するレジスタ用Ｄ−ＦＦＩＯと、前フィールドのフ
ィールドと現フィールドのフィールド判定結果を比較す
る排他的論理和ゲート１１とを付加して設けることによ
り、正常なインターレース走査を行わない、特殊映像信
号を検出できる。

発明の効果本発明は、前フィールドと現フィールドのフィールド判
定結果を比較する機能を設けることにより、フィールド
判定機能の他に、特殊映像信号を検出する機能もあわせ
持つ、優れたフィールド定回路を実現できるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例フィールド判定回路の１・・・
・・・映像信号の入力端子、２・・・・・・同期分離回
路、４・・・・・・水平同期分離回路、６・・・・・・
垂直同期分離回路、８・・・・・・フィールド判定用Ｄ
−ＦＦ、９・・・・・・フィールド判定信号の出力端子
、１０・・・・・・フィールド判定結果記憶用Ｄ−ＦＦ
、１１・・・・・・・・・フィールド判定結果比較用排
他的論理和ゲート、１２・・・・・・特殊映像信号検出
信号の出力端子。

Claims

【特許請求の範囲】

入力された映像信号から、水平同期信号及び垂直同期信
号を分離する同期分離回路と、前記両同期信号から、前
記入力映像信号が、第１フィールドか第２フィールドか
を判定するフィールド判定回路と、前フィールドのフィ
ールド極性を記憶するレジスタ回路とを有し、前フィー
ルドと現フィールドのフィールド極性を比較することに
より、正常なインターレース走査を行わない特殊映像信
号を検出する機能をそなえたことを特徴とするフィール
ド判定回路。