JP2001268390A - 垂直同期分離回路 - Google Patents
垂直同期分離回路Info
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- JP2001268390A JP2001268390A JP2000081695A JP2000081695A JP2001268390A JP 2001268390 A JP2001268390 A JP 2001268390A JP 2000081695 A JP2000081695 A JP 2000081695A JP 2000081695 A JP2000081695 A JP 2000081695A JP 2001268390 A JP2001268390 A JP 2001268390A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、アナログ方式で行っていた、複合同期信
号からの垂直同期信号の分離をディジタル化し、垂直同
期分離回路をディジタルビデオ信号処理回路に組み込む
こと。 【解決手段】垂直同期分離回路を、カウント動作をコン
トロールするイネーブル端子とカウント値をクリアする
クリア端子を持つ第1のカウント手段及び第2のカウン
ト手段の二つのカウント手段と、該第1のカウント手段
の出力値と任意の設定値の大小比較を行う第1の比較手
段及び該第2のカウント手段の出力値と任意の設定値の
大小比較を行う第2の比較手段の二つの比較手段と、該
第1の比較手段と該第2の比較手段の二つの比較手段の
比較結果の論理和をとる論理和手段と、該第1の比較手
段より出力される第1のパルスによりセットされ、該第
2の比較手段より出力される第2のパルスによりリセッ
トされるデータホールド手段とで構成する。
号からの垂直同期信号の分離をディジタル化し、垂直同
期分離回路をディジタルビデオ信号処理回路に組み込む
こと。 【解決手段】垂直同期分離回路を、カウント動作をコン
トロールするイネーブル端子とカウント値をクリアする
クリア端子を持つ第1のカウント手段及び第2のカウン
ト手段の二つのカウント手段と、該第1のカウント手段
の出力値と任意の設定値の大小比較を行う第1の比較手
段及び該第2のカウント手段の出力値と任意の設定値の
大小比較を行う第2の比較手段の二つの比較手段と、該
第1の比較手段と該第2の比較手段の二つの比較手段の
比較結果の論理和をとる論理和手段と、該第1の比較手
段より出力される第1のパルスによりセットされ、該第
2の比較手段より出力される第2のパルスによりリセッ
トされるデータホールド手段とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル化され
たビデオ信号の複合同期信号から垂直同期信号を分離さ
せる技術に関し、特に、ディジタルビデオ信号処理集積
回路において、外部から入力されるディジタル化された
テレビジョン信号の同期信号に同期させてディジタルビ
デオ信号処理集積回路を動作させる為に有効な技術であ
る。
たビデオ信号の複合同期信号から垂直同期信号を分離さ
せる技術に関し、特に、ディジタルビデオ信号処理集積
回路において、外部から入力されるディジタル化された
テレビジョン信号の同期信号に同期させてディジタルビ
デオ信号処理集積回路を動作させる為に有効な技術であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン信号の垂直同期分離
は、まずテレビジョン信号から複合同期信号を分離し、
分離した該複合同期信号をローパスフィルタを通過させ
た後に、アナログコンパレータを通して波形を整えるこ
とによって、垂直同期信号の分離を行っていた。
は、まずテレビジョン信号から複合同期信号を分離し、
分離した該複合同期信号をローパスフィルタを通過させ
た後に、アナログコンパレータを通して波形を整えるこ
とによって、垂直同期信号の分離を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はアナロ
グ方式であるため、垂直同期分離回路とディジタル信号
処理回路を同一のチップ上に配置することができず、回
路規模が大きくなっていた。
グ方式であるため、垂直同期分離回路とディジタル信号
処理回路を同一のチップ上に配置することができず、回
路規模が大きくなっていた。
【0004】本発明の目的は、垂直同期分離回路をディ
ジタル化することにより、垂直同期分離回路とディジタ
ル信号処理回路を同一のチップ上に配し、コンパクトな
ディジタルビデオ信号処理技術を提供することに有る。
ジタル化することにより、垂直同期分離回路とディジタ
ル信号処理回路を同一のチップ上に配し、コンパクトな
ディジタルビデオ信号処理技術を提供することに有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明では、カウント動作をコントロールするイネ
ーブル端子とカウント値をクリアするクリア端子を持つ
第1のカウント手段及び第2のカウント手段の二つのカ
ウント手段と、該第1のカウント手段の出力値と任意の
設定値の大小比較を行う第1の比較手段及び該第2のカ
ウント手段の出力値と任意の設定値の大小比較を行う第
2の比較手段の二つの比較手段と、該第1の比較手段と
該第2の比較手段の二つの比較手段の比較結果の論理和
をとる論理和手段と、該第1の比較手段より出力される
第1のパルスによりセットされ、該第2の比較手段より
出力される第2のパルスによりリセットされるデータホ
ールド手段で構成されるディジタル回路おいて、該第1
のカウント手段と該第2のカウント手段を同時にリセッ
トして、そこから複合同期信号のローレベル期間を該第
1のカウント手段でハイレベル期間を該第2のカウント
手段でそれぞれ個別にカウントさせて、該第1のカウン
ト手段が先に任意の設定値に到達すれば垂直走査期間、
該第2のカウント手段が先に任意の設定値に到達すれば
垂直帰線期間(以降、垂直ブランキングと呼ぶ)と判定
し、同時に該第1のカウント手段と該第2のカウント手
段をリセットするという動作を繰り返して、走査期間と
帰線期間の判定結果を次の判定が行われるまで保持する
ことで、恰も複合同期信号をローパスフィルタに通過さ
せたごとき状況を作り出して垂直ブランキングの検出を
行う。
めに本発明では、カウント動作をコントロールするイネ
ーブル端子とカウント値をクリアするクリア端子を持つ
第1のカウント手段及び第2のカウント手段の二つのカ
ウント手段と、該第1のカウント手段の出力値と任意の
設定値の大小比較を行う第1の比較手段及び該第2のカ
ウント手段の出力値と任意の設定値の大小比較を行う第
2の比較手段の二つの比較手段と、該第1の比較手段と
該第2の比較手段の二つの比較手段の比較結果の論理和
をとる論理和手段と、該第1の比較手段より出力される
第1のパルスによりセットされ、該第2の比較手段より
出力される第2のパルスによりリセットされるデータホ
ールド手段で構成されるディジタル回路おいて、該第1
のカウント手段と該第2のカウント手段を同時にリセッ
トして、そこから複合同期信号のローレベル期間を該第
1のカウント手段でハイレベル期間を該第2のカウント
手段でそれぞれ個別にカウントさせて、該第1のカウン
ト手段が先に任意の設定値に到達すれば垂直走査期間、
該第2のカウント手段が先に任意の設定値に到達すれば
垂直帰線期間(以降、垂直ブランキングと呼ぶ)と判定
し、同時に該第1のカウント手段と該第2のカウント手
段をリセットするという動作を繰り返して、走査期間と
帰線期間の判定結果を次の判定が行われるまで保持する
ことで、恰も複合同期信号をローパスフィルタに通過さ
せたごとき状況を作り出して垂直ブランキングの検出を
行う。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したディジ
タル方式の垂直同期分離回路の第1の実施形態を示すブ
ロック図である。同図において11は第1のカウント手
段のカウンタA、12は第2のカウント手段のカウンタ
B、13は第1の比較手段の比較器A、14は第2の比
較手段の比較器B、15はデータホールド手段のJKフ
リップフロップ、16は論理和手段のORゲート、17
は信号反転手段のインバータを示している。
タル方式の垂直同期分離回路の第1の実施形態を示すブ
ロック図である。同図において11は第1のカウント手
段のカウンタA、12は第2のカウント手段のカウンタ
B、13は第1の比較手段の比較器A、14は第2の比
較手段の比較器B、15はデータホールド手段のJKフ
リップフロップ、16は論理和手段のORゲート、17
は信号反転手段のインバータを示している。
【0007】カウンタAのカウントイネーブル端子に
は、複合同期信号(以降、C.SYNCと呼ぶ)が供給されて
おり、C.SYNCがハイレベルの時にCLOCK入力によってカ
ウントアップされる。これとは対照にカウンタBのカウ
ントイネーブル端子にはC.SYNCのインバート信号である
インバータ17の出力が供給されており、C.SYNCがロー
レベルの時にカウントアップされる。
は、複合同期信号(以降、C.SYNCと呼ぶ)が供給されて
おり、C.SYNCがハイレベルの時にCLOCK入力によってカ
ウントアップされる。これとは対照にカウンタBのカウ
ントイネーブル端子にはC.SYNCのインバート信号である
インバータ17の出力が供給されており、C.SYNCがロー
レベルの時にカウントアップされる。
【0008】該カウンタAのカウント値Qaは比較器A
で任意の設定値と比較され、カウント値Qaが任意の設
定値以上の値になったところで、該比較器Aはハイレベ
ルを出力する。同様に、該カウンタBのカウント値Qb
は比較器Bで任意の設定値と比較され、カウント値Qb
が任意の設定値以上の値になったところで、該比較器B
はハイレベルを出力する。
で任意の設定値と比較され、カウント値Qaが任意の設
定値以上の値になったところで、該比較器Aはハイレベ
ルを出力する。同様に、該カウンタBのカウント値Qb
は比較器Bで任意の設定値と比較され、カウント値Qb
が任意の設定値以上の値になったところで、該比較器B
はハイレベルを出力する。
【0009】該比較器Aの出力Caと該比較器Bの出力
CbはJKフリップフロップに供給されており、該JK
フリップフロップは、Caがハイレベルの時にクロック
入力が入ると出力がハイレベルに、Cbがハイレベルの
時にクロック入力が入ると出力がローレベルに、Ca及
びCbが共にローレベルの時は出力状態を保持する。
CbはJKフリップフロップに供給されており、該JK
フリップフロップは、Caがハイレベルの時にクロック
入力が入ると出力がハイレベルに、Cbがハイレベルの
時にクロック入力が入ると出力がローレベルに、Ca及
びCbが共にローレベルの時は出力状態を保持する。
【0010】また、該比較器Aの出力Caと該比較器B
の出力CbはORゲートにより論理和が取られ、その結
果は、カウンタのクリアパルスとしてカウンタA及びカ
ウンタBのカウントクリア端子に供給されていて、該ク
リアパルスがハイレベルの時に各々カウンタにクロック
入力が入ると各々のカウンタはクリアされる。
の出力CbはORゲートにより論理和が取られ、その結
果は、カウンタのクリアパルスとしてカウンタA及びカ
ウンタBのカウントクリア端子に供給されていて、該ク
リアパルスがハイレベルの時に各々カウンタにクロック
入力が入ると各々のカウンタはクリアされる。
【0011】以上の動作を繰り返し行うことで、本実施
形態の垂直同期分離回路では、垂直ブランキングを検出
する。本垂直同期分離回路の垂直ブランキング検出の様
子は図2を用いて説明する。
形態の垂直同期分離回路では、垂直ブランキングを検出
する。本垂直同期分離回路の垂直ブランキング検出の様
子は図2を用いて説明する。
【0012】図2は、本垂直同期分離回路に垂直ブラン
キング付近の複合同期信号が供給されているときの、複
合同期信号とJKフリップフロップの出力とカウンタA
及びカウンタBのカウント値の関係を示す図である。
キング付近の複合同期信号が供給されているときの、複
合同期信号とJKフリップフロップの出力とカウンタA
及びカウンタBのカウント値の関係を示す図である。
【0013】同図において、1番上の波形はC.SYNCの変
動、2番目の波形はカウンタAの値の変動、3番目の波
形はカウンタBの値の変動、4番目の波形はJKフリッ
プフロップ出力の変動の様子を示している。
動、2番目の波形はカウンタAの値の変動、3番目の波
形はカウンタBの値の変動、4番目の波形はJKフリッ
プフロップ出力の変動の様子を示している。
【0014】いま同図において、入力されているC.SYNC
を垂直ブランキング期間の手前(a区間)、垂直ブラン
キング期間(b区間)、垂直ブランキング期間の後(c
区間)に分けて各区間におけるカウンタA及びカウンタ
Bの値の変動に着目する。a区間でのC.SYNCはローレベ
ル期間よりもハイレベル期間の方が長く、入力されてい
るC.SYNCがNTSCのC.SYNCであるとすれば、其のローレベ
ル期間の長さはNTSC規格で4.7マイクロ秒である。い
ま仮に、本実施形態での駆動周波数を14.3メガヘル
ツとすれば、4.7マイクロ秒という時間は、回路を駆
動するクロックの約67クロック分に相当する。さらに
いまここで比較器A及び比較器Bに供給されている任意
の設定値を130とした時、a区間では必ずカウンタA
の値が先に該任意の設定値である130に到達すること
になり、カウンタBは途中でクリアされてしまう。した
がって、a区間ではJKフリップフロップをハイレベル
にするパルスのみがハイレベルになり、該JKフリップ
フロップの出力はハイレベルの状態で保持される。
を垂直ブランキング期間の手前(a区間)、垂直ブラン
キング期間(b区間)、垂直ブランキング期間の後(c
区間)に分けて各区間におけるカウンタA及びカウンタ
Bの値の変動に着目する。a区間でのC.SYNCはローレベ
ル期間よりもハイレベル期間の方が長く、入力されてい
るC.SYNCがNTSCのC.SYNCであるとすれば、其のローレベ
ル期間の長さはNTSC規格で4.7マイクロ秒である。い
ま仮に、本実施形態での駆動周波数を14.3メガヘル
ツとすれば、4.7マイクロ秒という時間は、回路を駆
動するクロックの約67クロック分に相当する。さらに
いまここで比較器A及び比較器Bに供給されている任意
の設定値を130とした時、a区間では必ずカウンタA
の値が先に該任意の設定値である130に到達すること
になり、カウンタBは途中でクリアされてしまう。した
がって、a区間ではJKフリップフロップをハイレベル
にするパルスのみがハイレベルになり、該JKフリップ
フロップの出力はハイレベルの状態で保持される。
【0015】これとは対照にb区間では、C.SYNCのロー
レベル期間はハイレベルの期間よりも長くなるので、カ
ウンタAよりもカウンタBの値の方が、該任意の設定値
に先に到達する。したがって、b区間におけるJKフリ
ップフロップの出力は、最初にカウンタBの値が該任意
の設定値に到達したところで、ハイレベルからローレベ
ルに切り替わり、以降ローレベルの状態が保持される。
レベル期間はハイレベルの期間よりも長くなるので、カ
ウンタAよりもカウンタBの値の方が、該任意の設定値
に先に到達する。したがって、b区間におけるJKフリ
ップフロップの出力は、最初にカウンタBの値が該任意
の設定値に到達したところで、ハイレベルからローレベ
ルに切り替わり、以降ローレベルの状態が保持される。
【0016】そして、c区間では再び、 C.SYNCのロー
レベル期間よりもハイレベル期間が長くなり、JKフリ
ップフロップの出力としては、最初にカウンタAの値が
該任意の設定値に到達したところでローレベルからハイ
レベルに切り替わり、その後ハイレベル状態が保持され
る。以上のようにして、本実施形態ではC.SYNCから垂直
ブランキングの検出が行われ、垂直同期信号が分離され
る。
レベル期間よりもハイレベル期間が長くなり、JKフリ
ップフロップの出力としては、最初にカウンタAの値が
該任意の設定値に到達したところでローレベルからハイ
レベルに切り替わり、その後ハイレベル状態が保持され
る。以上のようにして、本実施形態ではC.SYNCから垂直
ブランキングの検出が行われ、垂直同期信号が分離され
る。
【0017】図3は、上述の第1の実施の形態での垂直
同期分離回路に、論理積手段であるANDゲート(図中31
と32)及び第2のデータホールド手段(図中33)を追
加した、第2の実施形態の垂直同期分離回路を示してい
る。本実施の形態においてANDゲートと第2のデータホ
ールド手段を追加したことによる利点を、図4を用いて
説明する。
同期分離回路に、論理積手段であるANDゲート(図中31
と32)及び第2のデータホールド手段(図中33)を追
加した、第2の実施形態の垂直同期分離回路を示してい
る。本実施の形態においてANDゲートと第2のデータホ
ールド手段を追加したことによる利点を、図4を用いて
説明する。
【0018】いま、本発明の垂直同期分離回路において
図4の波形(上から2番目)のようなC.SYNC信号が入力さ
れたとする。該C.SYNC信号は水平同期にSKEWのあるテレ
ビジョン信号から生成されたものであり、図中区間aの
先頭部分にSKEWの影響が現れている。この時、SKEWによ
る影響の為にC.SYNCのローレベル期間が伸びている為
に、カウンタBのカウント値が通常の水平ブランキング
期間にカウントされる値よりも大きくなってしまう。こ
の結果、カウンタBのカウント値が任意の設定値(thres
hold)を超えてしまうと比較器Bの出力がハイレベルに
なりJKFF1がリセットされてしまう。この結果該J
KFF1の出力は垂直ブランキング期間の検出を示すロ
ーレベルが出力されることになる。
図4の波形(上から2番目)のようなC.SYNC信号が入力さ
れたとする。該C.SYNC信号は水平同期にSKEWのあるテレ
ビジョン信号から生成されたものであり、図中区間aの
先頭部分にSKEWの影響が現れている。この時、SKEWによ
る影響の為にC.SYNCのローレベル期間が伸びている為
に、カウンタBのカウント値が通常の水平ブランキング
期間にカウントされる値よりも大きくなってしまう。こ
の結果、カウンタBのカウント値が任意の設定値(thres
hold)を超えてしまうと比較器Bの出力がハイレベルに
なりJKFF1がリセットされてしまう。この結果該J
KFF1の出力は垂直ブランキング期間の検出を示すロ
ーレベルが出力されることになる。
【0019】しかしながらこの時点で実際には垂直ブラ
ンキング期間でないのでこれでは垂直ブランキング期間
が誤検出されたことになってしまう。そこで、図3のよ
うに第1のデータホールド手段であるJKFF1の後段
に第2のデーターホールド手段であるJKFF2を設
け、現在の垂直ブランキング判定結果とJKFF1に保
持された一つ前の垂直ブランキング判定結果の論理積
(AND)をとり、その結果をJKFF2で保持し、JK
FF2の出力を本垂直同期分離回路の垂直ブランキング
検出結果として出力する。
ンキング期間でないのでこれでは垂直ブランキング期間
が誤検出されたことになってしまう。そこで、図3のよ
うに第1のデータホールド手段であるJKFF1の後段
に第2のデーターホールド手段であるJKFF2を設
け、現在の垂直ブランキング判定結果とJKFF1に保
持された一つ前の垂直ブランキング判定結果の論理積
(AND)をとり、その結果をJKFF2で保持し、JK
FF2の出力を本垂直同期分離回路の垂直ブランキング
検出結果として出力する。
【0020】これにより、2回以上連続して検出結果が
同じになったときに判定結果を外部に反映することにな
るので、SKEWの発生でC.SYNCの水平ブランキング期間が
偶然に延びてしまった場合における垂直ブランキングの
誤検出を防止することができる。
同じになったときに判定結果を外部に反映することにな
るので、SKEWの発生でC.SYNCの水平ブランキング期間が
偶然に延びてしまった場合における垂直ブランキングの
誤検出を防止することができる。
【0021】図5は、第1の実施形態の垂直同期分離回
路にシフトレジスタ51と多数決回路52を追加した例
である。同図において該シフトレジスタは2段のシフト
レジスタであり、垂直ブランキング検出の判定結果であ
るJKFF15の出力が供給されている。垂直ブランキ
ング検出の判定結果はカウンタA及びBのクリアパルス
の出力毎にシフトレジスタ内でシフトされ、dylay2(2
回前の検出結果)、dylay1(1回前の検出結果)、dyray0
(現在の検出結果)という形で垂直ブランキングの検出結
果が出力される。多数決回路52はシフトレジスタの出
力をもとに過去2回と現在の垂直ブランキングの検出結
果に対して多数決による判定を行ない、その結果垂直ブ
ランキング検出が妥当であると判定されれば垂直ブラン
キングを示す信号を出力する。
路にシフトレジスタ51と多数決回路52を追加した例
である。同図において該シフトレジスタは2段のシフト
レジスタであり、垂直ブランキング検出の判定結果であ
るJKFF15の出力が供給されている。垂直ブランキ
ング検出の判定結果はカウンタA及びBのクリアパルス
の出力毎にシフトレジスタ内でシフトされ、dylay2(2
回前の検出結果)、dylay1(1回前の検出結果)、dyray0
(現在の検出結果)という形で垂直ブランキングの検出結
果が出力される。多数決回路52はシフトレジスタの出
力をもとに過去2回と現在の垂直ブランキングの検出結
果に対して多数決による判定を行ない、その結果垂直ブ
ランキング検出が妥当であると判定されれば垂直ブラン
キングを示す信号を出力する。
【0022】以上により、図5に示した発明の実施の形
態では、図3の発明の実施形態と同様にSKEWの発生でC.
SYNCの水平ブランキング期間が偶然に延びてしまった場
合における垂直ブランキングの誤検出を防止することが
できる。
態では、図3の発明の実施形態と同様にSKEWの発生でC.
SYNCの水平ブランキング期間が偶然に延びてしまった場
合における垂直ブランキングの誤検出を防止することが
できる。
【0023】本発明をビデオカメラシステムに適用した
例を示す。図6は従来のビデオカメラシステム、図7は
本発明を適用したビデオカメラシステムである。図6に
示した従来のビデオカメラシステムにおいては、外部か
ら入力されるビデオ信号を記録する場合に、まず62の
アナログ同期分離ICにてビデオ信号から水平および垂
直の同期信号の分離を行い。61の外部入力付き信号処
理ICにおいて、アナログ同期分離IC供給される同期
信号により、63のタイミングジェネレータの水平およ
び垂直のリセットをかけて、外部入力付き信号処理IC
の水平および垂直のタイミング管理を行って外部入力信
号を処理する構成となっている。
例を示す。図6は従来のビデオカメラシステム、図7は
本発明を適用したビデオカメラシステムである。図6に
示した従来のビデオカメラシステムにおいては、外部か
ら入力されるビデオ信号を記録する場合に、まず62の
アナログ同期分離ICにてビデオ信号から水平および垂
直の同期信号の分離を行い。61の外部入力付き信号処
理ICにおいて、アナログ同期分離IC供給される同期
信号により、63のタイミングジェネレータの水平およ
び垂直のリセットをかけて、外部入力付き信号処理IC
の水平および垂直のタイミング管理を行って外部入力信
号を処理する構成となっている。
【0024】これに対して、図7に示した本発明を適用
したビデオカメラシステムでは、同期分離回路をディジ
タル方式にすることで、同期分離を72のディジタル同
期分離回路として71の同期分離内蔵外部入力付き信号
処理ICに内蔵することが可能になる。このことによ
り、図7に示したビデオカメラシステムにおいては、外
部から入力されるビデオ信号を記録する場合に、ビデオ
信号をダイレクトに同期分離内蔵外部入力付き信号処理
IC供給して、同期分離内蔵外部入力付き信号処理IC
内でA/D変換を行って、ディジタル化されたビデオ信
号から同期信号を分離することが可能になる。
したビデオカメラシステムでは、同期分離回路をディジ
タル方式にすることで、同期分離を72のディジタル同
期分離回路として71の同期分離内蔵外部入力付き信号
処理ICに内蔵することが可能になる。このことによ
り、図7に示したビデオカメラシステムにおいては、外
部から入力されるビデオ信号を記録する場合に、ビデオ
信号をダイレクトに同期分離内蔵外部入力付き信号処理
IC供給して、同期分離内蔵外部入力付き信号処理IC
内でA/D変換を行って、ディジタル化されたビデオ信
号から同期信号を分離することが可能になる。
【0025】この結果、本発明を用いることで、ビデオ
カメラシステムにおいて外部入力機能を備えようとする
場合に、ビデオカメラシステムから従来必要であったア
ナログ方式の同期分離ICおよびその周辺部品を廃する
ことが可能になる。このことにより、基板の実装面積が
削減され、従来のビデオカメラシステムよりもコンパク
トなビデオカメラシステムを構成することができる。
カメラシステムにおいて外部入力機能を備えようとする
場合に、ビデオカメラシステムから従来必要であったア
ナログ方式の同期分離ICおよびその周辺部品を廃する
ことが可能になる。このことにより、基板の実装面積が
削減され、従来のビデオカメラシステムよりもコンパク
トなビデオカメラシステムを構成することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル方式で垂直
同期分離回路を構成することができる。従って、ディジ
タルビデオ信号処理の集積回路内にオンチップで搭載す
ることが可能であり、アナログ方式の垂直同期分離回路
を用いた場合に比べて、その構成をコンパクトにするこ
とができる。
同期分離回路を構成することができる。従って、ディジ
タルビデオ信号処理の集積回路内にオンチップで搭載す
ることが可能であり、アナログ方式の垂直同期分離回路
を用いた場合に比べて、その構成をコンパクトにするこ
とができる。
【図1】図1は、第1の実施形態の垂直同期分離回路を
示す図である。
示す図である。
【図2】図2は、入力される複合同期信号と出力信号お
よび、第1、第2のカウント値の関係を示す図である。
よび、第1、第2のカウント値の関係を示す図である。
【図3】図3は、第2の実施形態の垂直同期分離回路を
示す図である。
示す図である。
【図4】図4は、入力される複合同期信号と出力信号お
よび、第1、第2のカウント値の関係を示す図である。
よび、第1、第2のカウント値の関係を示す図である。
【図5】図4は、第3の実施形態の垂直同期分離回路を
示す図である。
示す図である。
【図6】図6は従来のビデオカメラシステムを示す図で
ある。
ある。
【図7】図7は本発明を適用したビデオカメラシステム
を示す図である。
を示す図である。
11…第1のカウント手段、12…第2のカウント手
段、13…第1の比較手段、14…第2の比較手段、1
5…データホールド手段、16…論理和手段、17…信
号反転手段、31,32…論理積手段、33…第2のデ
ータホールド手段、51…シフトレジスタ手段、52…
多数決回路。
段、13…第1の比較手段、14…第2の比較手段、1
5…データホールド手段、16…論理和手段、17…信
号反転手段、31,32…論理積手段、33…第2のデ
ータホールド手段、51…シフトレジスタ手段、52…
多数決回路。
Claims (5)
- 【請求項1】カウント動作をコントロールするイネーブ
ル端子とカウント値をクリアするクリア端子を持つ第1
のカウント手段及び第2のカウント手段の二つのカウン
ト手段と、該第1のカウント手段の出力値と任意の設定
値の大小比較を行う第1の比較手段及び該第2のカウン
ト手段の出力値と任意の設定値の大小比較を行う第2の
比較手段の二つの比較手段と、該第1の比較手段と該第
2の比較手段の二つの比較手段の比較結果の論理和をと
る論理和手段と、該第1の比較手段より出力される第1
のパルスによりセットされ、該第2の比較手段より出力
される第2のパルスによりリセットされるデータホール
ド手段から構成されるディジタル回路において、テレビ
ジョン信号の走査期間をハイレベル、ブランキング期間
をローレベルの2値の電位で表す複合同期信号の電圧が
ローレベルの時、該第1のカウント手段のカウント動作
を停止、電位がハイレベルの時、該第2のカウント手段
のカウント動作を停止させ、該第1のカウント手段また
は、該第2のカウント手段うちのいずれか一方が上記任
意の設定値を超えた時に該第1のカウント手段及び該第
2のカウント手段の各々のカウント値を上記論理和手段
の出力によりクリアさせることで、該複合同期信号のハ
イレベル期間とローレベル期間の積分を行って、該複号
同期信号のローレベル期間とハイレベル期間の比率によ
って、垂直ブランキング期間を検出し、検出結果を該デ
ータホールド手段により保持することで、垂直ブランキ
ング期間を示す信号を生成する垂直同期分離回路。 - 【請求項2】請求項1に記載の垂直同期分離回路におい
て、データホールド手段を第1のデータホールド手段と
第2のデータホールド手段の2段構成とし、第1及び第
2カウンタにより検出された垂直ブランキング期間の検
出結果を第1のデータホールド手段に保持し、該第1の
データホールド手段に保持された垂直ブランキングの検
出結果と該第1及び第2カウンタにより検出された垂直
ブランキング期間の検出結果の論理積をとり、該第1の
データホールド手段に保持された垂直ブランキングの検
出結果と該第1及び第2カウンタにより検出された垂直
ブランキング期間の検出結果がともに垂直ブランキング
期間を示すときには垂直ブランキング期間、該第1のデ
ータホールド手段に保持された垂直ブランキングの検出
結果と該第1及び第2カウンタにより検出された垂直ブ
ランキング期間の検出結果がともに垂直走査期間を示す
ときには垂直走査期間と判定し、その結果を第2のデー
タホールド手段に保持することで、垂直ブランキング期
間を示す信号を生成する垂直同期分離回路。 - 【請求項3】請求項2に記載の垂直同期分離回路におい
て、データホールド手段をさらに多段構成とした垂直同
期分離回路。 - 【請求項4】請求項1に記載の垂直同期分離回路におい
て、データホールド手段にシフトレジスタを接続し、第
1及び第2のカウンタのリセット毎に第1のデータホー
ルド手段に保持された垂直ブランキング検出結果を、該
デシフトレジスタにおいてシフトさせることで、垂直ブ
ランキング検出結果過去の履歴を残し、多数決により垂
直ブランキング期間を示す信号を生成する垂直同期分離
回路。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の垂直
同期分離回路を用いたことを特徴とするディジタルビデ
オ信号処理集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000081695A JP2001268390A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 垂直同期分離回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000081695A JP2001268390A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 垂直同期分離回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001268390A true JP2001268390A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18598601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000081695A Pending JP2001268390A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 垂直同期分離回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001268390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7321403B2 (en) | 2002-11-11 | 2008-01-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Video signal transmitting/receiving system |
-
2000
- 2000-03-17 JP JP2000081695A patent/JP2001268390A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7321403B2 (en) | 2002-11-11 | 2008-01-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Video signal transmitting/receiving system |
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