JPS6359261A - 無入力検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 映像信号入力から同期信号を抽出し、その時間間隔を検
出してそれが所定の時間を超えたことが判定されたこと
によって、映像信号入力の断を検出するようにしたもの
である。

〔産業上の利用分野〕

本発明は映像信号の無入力検出回路に係シ、特に映像信
号中における同期信号の周期を検出することによって、
映像信号入力の断を検出する、無入力検出回路に関する
ものである。

映像信号を符号化する画像符号化装置では、入力信号が
断になると予測されない動作を行うため、出力画面に雑
音として乱雑な映像が現れるようになる。そこで映像信
号の無入力状態を検出して、これによって画面の消去等
の処理を行うことができるようにすることが必要であシ
、そのため映像信号の無入力状態を検出する無入力検出
回路が求められている。

〔従来の技術〕

第４図は従来の無入力検出回路の構成例を示したもので
あって、アナログ処理によって映像信号の無入力を検出
する画像伝送装置を例示している。

また第５図は同期信号を含むアナログ画像の映像信号入
力の波形を示したものであって、横軸に時間を示し、縦
軸に信号レベルを示している。

第４図において、アナログ画像の入力映像信号はアナロ
グ／ディジタル（Ａ／Ｄ　）変換部１に入力され、一定
周期でサンプリングして、アナログ値をディジタル値に
変換するディジタル化処理によって、例えば８ビツトの
並列ディジタル信号に符号化される。

符号化処理部２はＡ／Ｄ変換部１からのディジタル化さ
れた映像信号に対して、例えば帯域圧縮等の処理を行っ
て、図示されないラインインタフェース部を介して伝送
路に送出する。

一方、アナログ画像の映像信号入力は同期信号分離部３
に加えられて、第５図にＳで示す同期信号を分離され、
その底部のレベルを示す電圧値を抽出される。アナログ
比較器４は同期信号分離部３からの同期信号の底部電圧
値の入力ｇと内部基準電圧りとを比較し、入力ｇが基準
電圧りよシ小さくなったとき、検出出力を発生する。

この場合の基準電圧りは、同期信号の底部の電圧値の約
１７２の電圧を有し、従って比較器４からの検出出力の
発生によって、入力映像信号の断を検出することができ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら従来のようにアナログ画像から分離した同
期信号の底部の電圧値を基準値と比較することによって
、映像信号の無入力状態を検出する方法では、基準値を
発生するための直流電源回路に抵抗や大容量のコンデン
サ等のディスクリートな回路部品を必要とし、小型化の
上で障害となるだけでなく、これらの回路素子の値が温
度変動等に伴って変化する。上述の同期信号の底部の電
圧値は比較的小さい値でアシ、従って基準電圧値の変化
によって無入力状態の検出を確実に行うことができなく
なるという問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

このような従来技術の問題点を解決するため、本発明の
無入力検出回路は、同期信号分離手段１１と、時間間隔
検出手段１３と、比較手段１４とを具える。

同期信号分離手段１１は、映像信号入力から同期信号の
部分を分離抽出する。

時間間隔検出手段１３はカウンタからなυ、同期信号分
離手段１１で分離された同期信号の時間間隔を計数して
出力する。

比較手段１４は、時間間隔検出手段１３で検出された時
間間隔の計数値を、同期信号周期よυや＼長い基準の時
間間隔に対応する値と比較し、これを超えたことが判定
されたとき出力を発生する。

〔作用〕

映像信号から分離された同期信号の時間間隔を検出して
、これが基準値を超えたとき比較手段１４から出力を発
生するが、映像信号が正常に入力していればこれから分
離された同期信号は一定の間隔を有しているので、比較
手段１４における基準値を同期信号周期よυや＼長く設
定しておくことによって、同期信号が正常に発生しなか
ったことを比較手段１４の出力によって検出することが
でき、従ってこの出力から映像信号の無入力状態を検出
することができる。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を示すブａツク図であシ、各
部において第１図の原理的構成と対応する部分を同じ番
号で示している。

また第３図は第２図の構成における各部信号を示すタイ
ムチャートであって、各部信号を示す符号■〜■は第２
図中において同じ符号によって対応する位置に示されて
いる。

第２図において、同期信号分離回路１１は映像信号人力
■から水平同期信号の部分を分離して、（ルで示す信号
を発生する。微分回路ルは信号■を微分して、例えば同
期信号の立上シに対応するパルスからなる信号◎を発生
する。カウンタ１３は一定周期のクロックによってカウ
ントアツプするが、微分回路１２の信号■をクリア入力
として加えられているのでそのパルスごとにクリアされ
、カウント値の信号■は正常時には０と同期信号周期に
対応する一定数との間を周期的に変化している。

比較器１４はカウント値の信号＠と設定値■の信号とを
比較し、信号（Ｄ）が設定値■を超えたときハイレベル
となる出力信号■を発生するが、設定値■は同期信号の
１周期に対応する値よシ多少大きく選ばれているので、
正常時には信号■は設定値■を超えることはなく、従っ
て信号［Ｆ］はローレベルに保たれる。

いま映像信号入力が無入力状態になると、同期信号分離
回路１１から同期信号出力■が発生せず、従ってカウン
タ１３はクリアされることなく引き続きカウントアツプ
する。比較器１４はカウント値■が設定値■を超え九こ
とを検出してハイレベルの出力信号■を発生する。微分
回路１５は信号■の立上シを検出してパルス出力信号＠
を発生する。フリップフロップ（ＦＦ）　１６は信号＠
をセット人力Ｓに加えられておシ、信号＠の発生によっ
てセットしてハイレベルの出力信号■を発生する。信号
■は映像信号の無入力検出信号であシ、信号■の発生に
よって例えば画面消去等の処理が行われる。

映像信号入力が復旧し、同期信号分離回路１１から再び
同期信号出力■が発生するようになると、微分回路ルか
らのパルス信号◎によってカウンタ１３はクリアされて
新たにカウントを開始する。これと同時にパルス信号＠
がＦＦ　１６のリセット人力Ｒに加えられることによっ
てＦＦ　１６もリセットされ、無入力検出信号■は消滅
する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、映像信号入力から
同期信号を抽出してその時間間隔を検出し、それが同期
信号周期より長い一定時間を超えたとき、映像信号入力
の断を検出する信号を発生するようにしたので、抵抗、
コンデンサ等のディスクリート部品を使用することなく
無入力検出回路を構成することができ、小型化が可能に
なるとともに使用部品の温度変動等によって無入力状態
の検出が確実に行われなくなる怖れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成を示す図、第２図は本発明
の一実施例の構成を示すブロック図、 第３図は第２図の実施例における各部信号を示すタイム
チャート、 第４図は従来の無入力検出回路の構成例を示す図、 第５図はアナログ画像の映像信号入力の波形を示す図で
ある。 １１・・・同期信号分離回路 １２　、１５・・・微分回路 １３・・・カウンタ １４・・・比較器

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号入力から同期信号を分離する同期信号分離手段
   （１１）と、 該分離された同期信号の時間間隔を検出する時間間隔検
   出手段（１３）と、 該検出された時間間隔が基準値を超えたことを検出して
   出力を発生する比較手段（１４）とを具え、該比較手段
   （１４）の出力発生によつて前記映像信号の無入力を検
   出することを特徴とする無入力検出回路。