JPH0583656A - 音声ミユート信号発生回路 - Google Patents
音声ミユート信号発生回路Info
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- JPH0583656A JPH0583656A JP3242960A JP24296091A JPH0583656A JP H0583656 A JPH0583656 A JP H0583656A JP 3242960 A JP3242960 A JP 3242960A JP 24296091 A JP24296091 A JP 24296091A JP H0583656 A JPH0583656 A JP H0583656A
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- JP
- Japan
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- signal
- frame pulse
- circuit
- counter
- output
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Abstract
(57)【要約】
【目的】伝送信号のC/Nが低下した場合、音声ミュー
トが早目に実行されノイズの出力をできる限り防止す
る。 【構成】タイミング発生回路14はシステムカウンタ1
3の出力を用いて各種タイミング信号及び内部フレーム
パルスを作成する。フレームパルス検出回路11は到来
するフレームパルス信号のパターンを検出し検出フレー
ムパルスを発生する。モニタカウンタ19等は検出フレ
ームパルスと内部フレームパルスがNフレーム期間連続
して不一致のとき不一致検出信号を出力する。ナンド回
路20は不一致検出信号が得らたときに、検出フレーム
パルスを通過させてシステムカウンタを強制同期させ
る。音声信号処理回路21に対するミュート制御信号
は、不一致検出信号が得られるのに先行して、前記モニ
タカウンタ23から得られる。
トが早目に実行されノイズの出力をできる限り防止す
る。 【構成】タイミング発生回路14はシステムカウンタ1
3の出力を用いて各種タイミング信号及び内部フレーム
パルスを作成する。フレームパルス検出回路11は到来
するフレームパルス信号のパターンを検出し検出フレー
ムパルスを発生する。モニタカウンタ19等は検出フレ
ームパルスと内部フレームパルスがNフレーム期間連続
して不一致のとき不一致検出信号を出力する。ナンド回
路20は不一致検出信号が得らたときに、検出フレーム
パルスを通過させてシステムカウンタを強制同期させ
る。音声信号処理回路21に対するミュート制御信号
は、不一致検出信号が得られるのに先行して、前記モニ
タカウンタ23から得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、従来の信号形式とは
異なった形式で伝送されてくるテレビジョン信号等のデ
コーダに使用される音声ミュート信号発生回路に関す
る。
異なった形式で伝送されてくるテレビジョン信号等のデ
コーダに使用される音声ミュート信号発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】我国における高品位テレビジョン放送方
式の1つとして、MUSE(multiplesub-Nyquist samp
ling encoding )方式がある。MUSE方式の信号伝
送フォーマットは、図8に示すようなフォーマットであ
り、同期信号としては、HD信号、フレームパルスがあ
る。図9はそのうちのフレームパルスを部分を取り出し
てその波形を示している。フレームパルス(FP)信号
は、第1ライン及び第2ラインの後半部に挿入されてお
り、映像信号振幅に等しい2値の変化をとる信号であ
る。フレームパルスは、4クロック毎にハイレベル
“H”とローレベル“L”を繰り返すパターンであり、
第1ラインと第2ラインでは反転した関係にある。HD
信号は水平同期をとる信号であり映像信号の前半部でか
つ各ラインに台形波の形で挿入されている。但し、ライ
ン間では反転した関係にある。さらに送信側と受信側の
信号レベルの基準を与えるものとして、MUSE信号の
各フィールドの終りのラインには、クランプレベル信号
が挿入されている。このクランプレベル信号により設定
されたレベルは、映像信号の中点振幅を示している。次
に、MUSE信号を受信して映像や音声を再生する場合
は、上述したような同期信号の位置を検出してシステム
の同期をかける必要がある。この同期回路として、フレ
ームパルス同期回路が設けられるが、これに関連して音
声ミュート回路も設けられる。つまり、システムの同期
が確立していないときは、音声出力もノイズとなってあ
らわれるからである。図6及び図7を参照して、フレー
ムパルス信号検出と音声ミュート回路を説明する。
式の1つとして、MUSE(multiplesub-Nyquist samp
ling encoding )方式がある。MUSE方式の信号伝
送フォーマットは、図8に示すようなフォーマットであ
り、同期信号としては、HD信号、フレームパルスがあ
る。図9はそのうちのフレームパルスを部分を取り出し
てその波形を示している。フレームパルス(FP)信号
は、第1ライン及び第2ラインの後半部に挿入されてお
り、映像信号振幅に等しい2値の変化をとる信号であ
る。フレームパルスは、4クロック毎にハイレベル
“H”とローレベル“L”を繰り返すパターンであり、
第1ラインと第2ラインでは反転した関係にある。HD
信号は水平同期をとる信号であり映像信号の前半部でか
つ各ラインに台形波の形で挿入されている。但し、ライ
ン間では反転した関係にある。さらに送信側と受信側の
信号レベルの基準を与えるものとして、MUSE信号の
各フィールドの終りのラインには、クランプレベル信号
が挿入されている。このクランプレベル信号により設定
されたレベルは、映像信号の中点振幅を示している。次
に、MUSE信号を受信して映像や音声を再生する場合
は、上述したような同期信号の位置を検出してシステム
の同期をかける必要がある。この同期回路として、フレ
ームパルス同期回路が設けられるが、これに関連して音
声ミュート回路も設けられる。つまり、システムの同期
が確立していないときは、音声出力もノイズとなってあ
らわれるからである。図6及び図7を参照して、フレー
ムパルス信号検出と音声ミュート回路を説明する。
【0003】入力端子10にはMUSE信号が供給さ
れ、そのうちのMSBが供給され、フレームパルス検出
回路11に入力される。フレームパルス検出回路11
は、フレームパルス信号の所定のパターンからフレーム
パルス(FP)の到来を検出し、検出FP(A)を出力
する。この検出FP(A)はラッチ回路12、ナンド回
路17に供給される。ラッチ回路12は、検出FPをラ
ッチして出力する(ラッチ出力(B))。ラッチ回路1
2の出力(B)は、ナンド回路20に入力される。ナン
ド回路20は、ラッチ回路12の出力(B)とモニタカ
ウンタ19のキャリー出力(H)とを位相比較してい
る。キャリー出力(H)がローレベル“L”のときは、
ナンド回路20の出力は常にハイレベル“H”となり、
システムカウンタ13がクリアされることはない。逆
に、モニタカウンタ13のキャリー出力(H)がハイレ
ベルル“H”のときは、ナンド回路20からはラッチ回
路12の出力(B)のタイミングでリセットパルスが出
力され、システムカウンタ13をクリアすることにな
る。
れ、そのうちのMSBが供給され、フレームパルス検出
回路11に入力される。フレームパルス検出回路11
は、フレームパルス信号の所定のパターンからフレーム
パルス(FP)の到来を検出し、検出FP(A)を出力
する。この検出FP(A)はラッチ回路12、ナンド回
路17に供給される。ラッチ回路12は、検出FPをラ
ッチして出力する(ラッチ出力(B))。ラッチ回路1
2の出力(B)は、ナンド回路20に入力される。ナン
ド回路20は、ラッチ回路12の出力(B)とモニタカ
ウンタ19のキャリー出力(H)とを位相比較してい
る。キャリー出力(H)がローレベル“L”のときは、
ナンド回路20の出力は常にハイレベル“H”となり、
システムカウンタ13がクリアされることはない。逆
に、モニタカウンタ13のキャリー出力(H)がハイレ
ベルル“H”のときは、ナンド回路20からはラッチ回
路12の出力(B)のタイミングでリセットパルスが出
力され、システムカウンタ13をクリアすることにな
る。
【0004】システム電源がオンした直後は、モニタカ
ウンタ19のカウント値は不定である。またシステムカ
ウンタ13もカウントを開始し、タイミング発生回路1
4はシステムカウンタ13のカウント値に応じて、各種
タイミング信号を発生する。このうち内部FP(D)
は、ラッチ回路15及びナンド回路17に与えられてい
る。システムが同期状態にあるときは、内部FP(D)
とフレームパルス検出回路11から出力される検出FP
の位相が一致するように設計されている。そして、この
ときはパルス(F)が得られ、モニタカウンタ19がク
リアされるようになっている。
ウンタ19のカウント値は不定である。またシステムカ
ウンタ13もカウントを開始し、タイミング発生回路1
4はシステムカウンタ13のカウント値に応じて、各種
タイミング信号を発生する。このうち内部FP(D)
は、ラッチ回路15及びナンド回路17に与えられてい
る。システムが同期状態にあるときは、内部FP(D)
とフレームパルス検出回路11から出力される検出FP
の位相が一致するように設計されている。そして、この
ときはパルス(F)が得られ、モニタカウンタ19がク
リアされるようになっている。
【0005】システム電源がオンした直後、あるいはチ
ャンネルが切換えられた直後で上記の同期状態が得られ
ていない場合(非同期状態)は、アンド回路17から
は、上記のクリアパルス(F)が得られない。このため
にモニタカウンタ19はカウントを継続し、キャリー出
力(H)が発生するようになる。
ャンネルが切換えられた直後で上記の同期状態が得られ
ていない場合(非同期状態)は、アンド回路17から
は、上記のクリアパルス(F)が得られない。このため
にモニタカウンタ19はカウントを継続し、キャリー出
力(H)が発生するようになる。
【0006】即ち非同期状態で、モニタカウンタ19が
クリアされない状態では、ラッチ回路15、アンド回路
16による微分回路が、内部FP(D)の立上がりエッ
ジを検出し、これをイネーブル制御信号(E)とし当該
モニタカウンタ19のイネーブル端子に与えるようにな
る。すると、モニタカウンタ19は、内部FP(フレー
ムパルス)(D)が発生される毎に、図7の(G)の如
くカウントアップすることになる。そして例えば、15
(FH)になると、キャリー出力(H)が得られ、これ
が、反転器18を通してアンド回路16にフィードバッ
クされる。このためにモニタカウンタ19は、非同期を
示すキャリー出力(H)を保持したまま、動作を停止す
ることになる。
クリアされない状態では、ラッチ回路15、アンド回路
16による微分回路が、内部FP(D)の立上がりエッ
ジを検出し、これをイネーブル制御信号(E)とし当該
モニタカウンタ19のイネーブル端子に与えるようにな
る。すると、モニタカウンタ19は、内部FP(フレー
ムパルス)(D)が発生される毎に、図7の(G)の如
くカウントアップすることになる。そして例えば、15
(FH)になると、キャリー出力(H)が得られ、これ
が、反転器18を通してアンド回路16にフィードバッ
クされる。このためにモニタカウンタ19は、非同期を
示すキャリー出力(H)を保持したまま、動作を停止す
ることになる。
【0007】キャリー出力(H)がハイレベルになると
いうことは、ナンド回路20は最初に入力した検出FP
を通過させるということであり、この検出FPが入力す
ると、今まで独自にカウントを行っていたシステムカウ
ンタ13が強制的にクリアされることになる。これによ
り、初めてシステムが強制的にフレームパルス信号に同
期する。
いうことは、ナンド回路20は最初に入力した検出FP
を通過させるということであり、この検出FPが入力す
ると、今まで独自にカウントを行っていたシステムカウ
ンタ13が強制的にクリアされることになる。これによ
り、初めてシステムが強制的にフレームパルス信号に同
期する。
【0008】図7に示すように、検出FPと内部FPの
位相が一致していた関係から位相ずれが生じると、上記
したようにモニタカウンタ19がクリアされないように
なる。そして、内部FPの立上がりでモニタカウンタ1
9がカウントアップされ、キャリー出力(図7(H))
がハイレベルになり、非同期であることを示すようにな
る。そしてその後最初に検出された検出FPによりシス
テムカウンタ13がリセットされ、同期がかかることに
なる。また一度システムカウンタ13のリセットが行わ
れた後は、内部FPと外部FPと位相が一致するように
設計されているのでナンド回路17を通してモニタカウ
ンタ19はリセットされ続けるので、キャリー出力は
“L”となる。そしてシステムカウンタ13は同期状態
を維持して巡回カウントを行うことになる。
位相が一致していた関係から位相ずれが生じると、上記
したようにモニタカウンタ19がクリアされないように
なる。そして、内部FPの立上がりでモニタカウンタ1
9がカウントアップされ、キャリー出力(図7(H))
がハイレベルになり、非同期であることを示すようにな
る。そしてその後最初に検出された検出FPによりシス
テムカウンタ13がリセットされ、同期がかかることに
なる。また一度システムカウンタ13のリセットが行わ
れた後は、内部FPと外部FPと位相が一致するように
設計されているのでナンド回路17を通してモニタカウ
ンタ19はリセットされ続けるので、キャリー出力は
“L”となる。そしてシステムカウンタ13は同期状態
を維持して巡回カウントを行うことになる。
【0009】上記したように従来の同期検出回路による
と、モニタカウンタ19及びその周辺制御回路により、
一度システムカウンタ13が外部FPに位相同期される
と、その後は、伝送C/Nの低下等により連続して(1
5フレーム期間)外部FPが検出されないような場合以
外は、同期状態として動作している。15フレーム期間
のうち1度でも外部FPが検出されると、モニタカウン
タ19がリセットされるので、同期状態として判断して
いる。
と、モニタカウンタ19及びその周辺制御回路により、
一度システムカウンタ13が外部FPに位相同期される
と、その後は、伝送C/Nの低下等により連続して(1
5フレーム期間)外部FPが検出されないような場合以
外は、同期状態として動作している。15フレーム期間
のうち1度でも外部FPが検出されると、モニタカウン
タ19がリセットされるので、同期状態として判断して
いる。
【0010】このように、ノイズなどの影響で外部FP
がたまたま検出されないような場合であっても、安定し
て同期状態を維持することができる。この同期回路にお
けるキャリー出力(H)は、同時に音声ミュート制御信
号としても利用できる。即ち、入力端子10のMUSE
信号(9ビット)は、音声信号処理回路21にも供給さ
れている。音声信号処理回路21は、MUSE信号の音
声データを復調して出力しているのであるが、キャリー
出力(H)がハイレベル(非同期)になと、音声出力を
停止する。音声信号処理回路21においては、タイミン
グ発生回路14からの水平(HD)、垂直(FP)タイ
ミングパルスに基づいて、映像信号から音声信号を抽出
し、抽出した信号から同期再生、制御系信号の再生を行
い、その他時間伸張等を行っている。
がたまたま検出されないような場合であっても、安定し
て同期状態を維持することができる。この同期回路にお
けるキャリー出力(H)は、同時に音声ミュート制御信
号としても利用できる。即ち、入力端子10のMUSE
信号(9ビット)は、音声信号処理回路21にも供給さ
れている。音声信号処理回路21は、MUSE信号の音
声データを復調して出力しているのであるが、キャリー
出力(H)がハイレベル(非同期)になと、音声出力を
停止する。音声信号処理回路21においては、タイミン
グ発生回路14からの水平(HD)、垂直(FP)タイ
ミングパルスに基づいて、映像信号から音声信号を抽出
し、抽出した信号から同期再生、制御系信号の再生を行
い、その他時間伸張等を行っている。
【0011】さて、上記したように、同期確立に関し
て、電源のオン時、チャンネル切換え時の場合、同期の
再リセットが行われるまでには、最大15フレーム期間
待つ必要があるが、このために、音声信号処理回路21
において音声ミュートが実行されるまでには、時間がか
かりその間は、ノイズが出力される(図7(I))こと
になる。
て、電源のオン時、チャンネル切換え時の場合、同期の
再リセットが行われるまでには、最大15フレーム期間
待つ必要があるが、このために、音声信号処理回路21
において音声ミュートが実行されるまでには、時間がか
かりその間は、ノイズが出力される(図7(I))こと
になる。
【0012】また、音声系統の同期再生限界能力は、映
像信号のそれよりも弱いために現状の方式では伝送信号
のC/Nが低下した場合、音声の制御系信号がエラーを
生じたインパルス状のノイズが出力される。
像信号のそれよりも弱いために現状の方式では伝送信号
のC/Nが低下した場合、音声の制御系信号がエラーを
生じたインパルス状のノイズが出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声ミュート信
号発生回路によると、非同期時において音声ミュート開
始時点が遅れるという問題がある。また、C/N低下時
の音声エラー訂正能力が映像系の同期再生限界能力より
も弱いために、伝送信号のC/Nが低下した場合、音声
ミュートがかかる前に音声制御系信号までがエラーした
インパルス状のノイズを出力している。
号発生回路によると、非同期時において音声ミュート開
始時点が遅れるという問題がある。また、C/N低下時
の音声エラー訂正能力が映像系の同期再生限界能力より
も弱いために、伝送信号のC/Nが低下した場合、音声
ミュートがかかる前に音声制御系信号までがエラーした
インパルス状のノイズを出力している。
【0014】そこでこの発明は、伝送信号のC/Nが低
下した場合に、音声ミュートが早目に実行され、音声の
制御系信号がエラーを生じたときのインパルス状のノイ
ズの出力を防止できる音声ミュート信号発生回路を提供
することを目的とする。
下した場合に、音声ミュートが早目に実行され、音声の
制御系信号がエラーを生じたときのインパルス状のノイ
ズの出力を防止できる音声ミュート信号発生回路を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、システムカ
ウンタの巡回カウント出力を用いて、システムに必要な
各種タイミング信号及び内部フレームパルスを作成する
タイミング発生手段と、外部から到来するフレームパル
ス信号の特定パターンを検出することにより検出フレー
ムパルスを発生するフレームパルス検出手段と、前記検
出フレームパルスと内部フレームパルスの位相比較情報
としての一致、不一致を検出し、N(Nは整数)フレー
ム期間連続して不一致の場合は不一致検出信号を出力す
るモニタ手段と、前記不一致検出信号が得られていると
きに、前記検出フレームパルスを通過させて前記システ
ムカウンタにクリア信号として供給しシステムを強制同
期させるゲート手段とを具備した同期検出回路と、前記
モニタ手段の位相比較情報を用いて、不一致がM(M<
N)フレーム期間連続した場合に音声ミュート制御信号
を出力し、音声処理回路に供給する手段とを備えるもの
である。
ウンタの巡回カウント出力を用いて、システムに必要な
各種タイミング信号及び内部フレームパルスを作成する
タイミング発生手段と、外部から到来するフレームパル
ス信号の特定パターンを検出することにより検出フレー
ムパルスを発生するフレームパルス検出手段と、前記検
出フレームパルスと内部フレームパルスの位相比較情報
としての一致、不一致を検出し、N(Nは整数)フレー
ム期間連続して不一致の場合は不一致検出信号を出力す
るモニタ手段と、前記不一致検出信号が得られていると
きに、前記検出フレームパルスを通過させて前記システ
ムカウンタにクリア信号として供給しシステムを強制同
期させるゲート手段とを具備した同期検出回路と、前記
モニタ手段の位相比較情報を用いて、不一致がM(M<
N)フレーム期間連続した場合に音声ミュート制御信号
を出力し、音声処理回路に供給する手段とを備えるもの
である。
【0016】
【作用】上記の手段により、検出フレームパルスと内部
フレームパルスの位相の不一致が検出されると、フレー
ム非同期判定よりも早めに音声ミュートをかけることが
でき、ノイズ音が出力される期間を少なくでき、また音
声の制御系信号までがエラーを生じたとにでるインパル
ス状ノイズの出力を防止できる。
フレームパルスの位相の不一致が検出されると、フレー
ム非同期判定よりも早めに音声ミュートをかけることが
でき、ノイズ音が出力される期間を少なくでき、また音
声の制御系信号までがエラーを生じたとにでるインパル
ス状ノイズの出力を防止できる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0018】図1はこの発明の一実施例である。図1は
この発明の一実施例であり、図2はその動作を説明する
ために示したタイミングチャートである。図1において
図6の構成と同一部分には、同一符号を付している。従
来の回路と異なる部分は、モニタカウンタ19は、ナン
ド回路17からクリアパルスが得られなくなった時点
(内部FPと検出FPの位相が不一致となった時点)か
ら15フレームが連続経過するとキャリー出力(H)を
得てるが、この出力(H)はこの実施例では、音声ミュ
ート制御信号として採用されていない。音声ミュート制
御信号としては、モニタカウンタ19が、クリアされな
く時点から例えば連続4フレーム期間が経過したとき
に、当該モニタカウンタ19から得られるパルス信号
(J)が採用される。
この発明の一実施例であり、図2はその動作を説明する
ために示したタイミングチャートである。図1において
図6の構成と同一部分には、同一符号を付している。従
来の回路と異なる部分は、モニタカウンタ19は、ナン
ド回路17からクリアパルスが得られなくなった時点
(内部FPと検出FPの位相が不一致となった時点)か
ら15フレームが連続経過するとキャリー出力(H)を
得てるが、この出力(H)はこの実施例では、音声ミュ
ート制御信号として採用されていない。音声ミュート制
御信号としては、モニタカウンタ19が、クリアされな
く時点から例えば連続4フレーム期間が経過したとき
に、当該モニタカウンタ19から得られるパルス信号
(J)が採用される。
【0019】以下全体構成について説明する。入力端子
10にはMUSE信号が供給される。MUSE信号のM
SBは、フレームパルス検出回路11に供給されてい
る。フレームパルス検出回路11の出力端は、ナンド回
路17及びラッチ回路12に接続されている。ラッチ回
路12の出力端は、ナンド回路20に接続され、ナンド
回路20の出力端は、システムカウンタ13のクリアパ
ルス入力端に接続されている。システムカウンタ13の
カウント出力は、タイミング発生回路14に入力されて
いる。タイミング発生回路14は、システムに必要な各
種タイミング信号を作成するとともに内部フレームパル
ス(内部FP)を作成している。内部FPは、ナンド回
路17、ラッチ回路15、アンド回路16に入力され
る。ナンド回路17の出力は、モニタカウンタ19のク
リア端子に入力される。またモニタカウンタ19のキャ
リー出力は、ナンド回路20に入力されるとともに、反
転器18を介してアンド回路16に入力されている。こ
のアンド回路16の出力はモニタカウンタ19のイネー
ブル端子に入力されている。
10にはMUSE信号が供給される。MUSE信号のM
SBは、フレームパルス検出回路11に供給されてい
る。フレームパルス検出回路11の出力端は、ナンド回
路17及びラッチ回路12に接続されている。ラッチ回
路12の出力端は、ナンド回路20に接続され、ナンド
回路20の出力端は、システムカウンタ13のクリアパ
ルス入力端に接続されている。システムカウンタ13の
カウント出力は、タイミング発生回路14に入力されて
いる。タイミング発生回路14は、システムに必要な各
種タイミング信号を作成するとともに内部フレームパル
ス(内部FP)を作成している。内部FPは、ナンド回
路17、ラッチ回路15、アンド回路16に入力され
る。ナンド回路17の出力は、モニタカウンタ19のク
リア端子に入力される。またモニタカウンタ19のキャ
リー出力は、ナンド回路20に入力されるとともに、反
転器18を介してアンド回路16に入力されている。こ
のアンド回路16の出力はモニタカウンタ19のイネー
ブル端子に入力されている。
【0020】入力信号が切り替わることなく連続して前
記入力信号を受信している基本的な動作は、先に説明し
た従来の回路と同様に、モニタカウンタ19の出力は、
ローレベルである。またナンド回路17の出力により、
検出FPと同期した内部FP(D)が得られる毎にクリ
アされ、キャリー出力(H)はローレベルを維持し続け
る。しかし連続して例えば15フレーム期間、検出FP
が得られないような場合は、モニタカウンタ17のキャ
リー出力(H)がハイレベルとなり、ナンド回路20
は、システムカウンタ13を強制同期させるための準備
態勢となる。
記入力信号を受信している基本的な動作は、先に説明し
た従来の回路と同様に、モニタカウンタ19の出力は、
ローレベルである。またナンド回路17の出力により、
検出FPと同期した内部FP(D)が得られる毎にクリ
アされ、キャリー出力(H)はローレベルを維持し続け
る。しかし連続して例えば15フレーム期間、検出FP
が得られないような場合は、モニタカウンタ17のキャ
リー出力(H)がハイレベルとなり、ナンド回路20
は、システムカウンタ13を強制同期させるための準備
態勢となる。
【0021】そして最初に到来した検出FP(ラッチ回
路12から導出される)を導出可能となり、システムカ
ウンタ13を強制的にクリアする。これによりシステム
は、キャリー出力がハイレベルになった後、最小に到来
した検出FPに同期させられることになる。
路12から導出される)を導出可能となり、システムカ
ウンタ13を強制的にクリアする。これによりシステム
は、キャリー出力がハイレベルになった後、最小に到来
した検出FPに同期させられることになる。
【0022】ここでこの実施例では、システムカウンタ
13が強制同期されるまえに、モニタカウンタ19から
はミュート制御信号が導出され、音声信号処理回路21
の出力が停止される。つまりモニタカウンタ19がクリ
アされなくなり、例えば連続4フレーム期間が経過した
ときにモニタカウンタ19から得られるパルス信号
(J)が制御信号として利用され、早い時期にミュート
がかかることになる。これにより、音声の制御系信号ま
でエラーが発生したことにより生じるインパルス状ノイ
ズの出力が防止される。この発明は上記の実施例に限定
されるものではない。
13が強制同期されるまえに、モニタカウンタ19から
はミュート制御信号が導出され、音声信号処理回路21
の出力が停止される。つまりモニタカウンタ19がクリ
アされなくなり、例えば連続4フレーム期間が経過した
ときにモニタカウンタ19から得られるパルス信号
(J)が制御信号として利用され、早い時期にミュート
がかかることになる。これにより、音声の制御系信号ま
でエラーが発生したことにより生じるインパルス状ノイ
ズの出力が防止される。この発明は上記の実施例に限定
されるものではない。
【0023】図3はこの発明の他の実施例である。先の
実施例では、音声信号処理回路21に対するミュート制
御信号として、モニタカウンタ19の一部の信号を直接
用いたが、この実施例ではモニタカウンタ19の一部の
信号(A1)を比較器22に入力し、比較用値(B1)
と比較し、A1>B1となったときに初めてミュート制
御信号(J)が得られるようになっている。他の部分
は、図1の実施例と同じであるから説明は省略する。こ
の実施例によると比較用値(B1)の内容を任意に選定
して与えることにより、非同期状態になってから音声ミ
ュートが実行されるまでの期間を細かく調整することが
できる。
実施例では、音声信号処理回路21に対するミュート制
御信号として、モニタカウンタ19の一部の信号を直接
用いたが、この実施例ではモニタカウンタ19の一部の
信号(A1)を比較器22に入力し、比較用値(B1)
と比較し、A1>B1となったときに初めてミュート制
御信号(J)が得られるようになっている。他の部分
は、図1の実施例と同じであるから説明は省略する。こ
の実施例によると比較用値(B1)の内容を任意に選定
して与えることにより、非同期状態になってから音声ミ
ュートが実行されるまでの期間を細かく調整することが
できる。
【0024】図4はさらにまたこの発明の他の実施例で
ある。この実施例は、先の図3の実施例に加えて、比較
器22と音声信号処理回路21の制御端子との間に、さ
らにミュート信号幅変換回路23を設けている。そし
て、ミュート信号幅変換回路23としては、例えばモノ
ステーブルマルチバイブレータが用いられる。この実施
例の動作を図5を参照して説明すると以下のようにな
る。
ある。この実施例は、先の図3の実施例に加えて、比較
器22と音声信号処理回路21の制御端子との間に、さ
らにミュート信号幅変換回路23を設けている。そし
て、ミュート信号幅変換回路23としては、例えばモノ
ステーブルマルチバイブレータが用いられる。この実施
例の動作を図5を参照して説明すると以下のようにな
る。
【0025】例えば、比較器22の比較用値の内容とし
て2を設定したとする。ナンド回路17に入力する検出
FPと内部FPの位相が伝送C/Nの低下により、連続
して3フレーム不一致であると、内部FPの立上がりに
より得られるイネーブル信号図5(5A)により、モニ
タカウンタ19の出力値は3になり比較器22からミュ
ート信号が得られる。ところが、3フレーム連続して不
一致の直後に、アンド回路17に入力する内部FPと検
出PFとの位相が一致すると、ただちにモニタカウンタ
19はリセットされることになり、音声ミュートも解除
される(図3の実施例)。その後、再び内部FPと検出
FPの位相が不一致となり3フレーム連続すると再度ミ
ュート信号が出力される。
て2を設定したとする。ナンド回路17に入力する検出
FPと内部FPの位相が伝送C/Nの低下により、連続
して3フレーム不一致であると、内部FPの立上がりに
より得られるイネーブル信号図5(5A)により、モニ
タカウンタ19の出力値は3になり比較器22からミュ
ート信号が得られる。ところが、3フレーム連続して不
一致の直後に、アンド回路17に入力する内部FPと検
出PFとの位相が一致すると、ただちにモニタカウンタ
19はリセットされることになり、音声ミュートも解除
される(図3の実施例)。その後、再び内部FPと検出
FPの位相が不一致となり3フレーム連続すると再度ミ
ュート信号が出力される。
【0026】このように、C/Nの低下により音声ミュ
ート信号が、チャタリング現象のように出力される場合
があるので、比較器22の出力を図4の実施例のように
ミュート信号幅変換回路23に通すことにより、このよ
うな現象を防止することができる、音声ミュート動作の
安定性を得ている。図5の(5A)〜(5F)は上記し
た説明をタイミングチャートで示している。
ート信号が、チャタリング現象のように出力される場合
があるので、比較器22の出力を図4の実施例のように
ミュート信号幅変換回路23に通すことにより、このよ
うな現象を防止することができる、音声ミュート動作の
安定性を得ている。図5の(5A)〜(5F)は上記し
た説明をタイミングチャートで示している。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、伝送信
号のC/Nが低下した場合に、音声ミュートが早目に実
行され、音声の制御系信号がエラーを生じたときのイン
パルス状のノイズの出力を防止できる。
号のC/Nが低下した場合に、音声ミュートが早目に実
行され、音声の制御系信号がエラーを生じたときのイン
パルス状のノイズの出力を防止できる。
【図1】この発明の一実施例を示す回路図。
【図2】図1の回路の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図3】この発明の他の実施例を示す図。
【図4】この発明のさらに他の実施例を示す図。
【図5】図4の回路の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図6】従来の音声ミュート信号発生回路を示す図。
【図7】図6の回路の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図8】MUSE信号の伝送フォーマットを示す説明
図。
図。
【図9】フレームパルス信号の波形を示す図。
11…フレームパルス検出回路、12、15…ラッチ回
路、13…システムカウンタ、14…タイミング発生回
路、16…アンド回路、17…ナンド回路、18…反転
器、21…音声信号処理回路、22…比較器、23…ミ
ュート信号幅変換回路。
路、13…システムカウンタ、14…タイミング発生回
路、16…アンド回路、17…ナンド回路、18…反転
器、21…音声信号処理回路、22…比較器、23…ミ
ュート信号幅変換回路。
Claims (1)
- 【請求項1】システムカウンタの巡回カウント出力を用
いて、システムに必要な各種タイミング信号及び内部フ
レームパルスを作成するタイミング発生手段と、 外部から到来するフレームパルス信号の特定パターンを
検出することにより検出フレームパルスを発生するフレ
ームパルス検出手段と、 前記検出フレームパルスと内部フレームパルスの位相比
較情報としての一致、不一致を検出し、N(Nは整数)
フレーム期間連続して不一致の場合は不一致検出信号を
出力するモニタ手段と、 前記不一致検出信号が得られているときに、前記検出フ
レームパルスを通過させて前記システムカウンタにクリ
ア信号として供給しシステムを強制同期させるゲート手
段とを具備した同期検出回路と、 前記モニタ手段の位相比較情報を用いて、不一致がM
(M<N)フレーム期間連続した場合に音声ミュート制
御信号を出力し、音声信号処理回路に供給する手段とを
具備したことを特徴とする音声ミュート信号発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242960A JPH0583656A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 音声ミユート信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242960A JPH0583656A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 音声ミユート信号発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583656A true JPH0583656A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17096794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3242960A Pending JPH0583656A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 音声ミユート信号発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583656A (ja) |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3242960A patent/JPH0583656A/ja active Pending
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