JPS6229970A - 植物培養細胞 - Google Patents
植物培養細胞Info
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- JPS6229970A JPS6229970A JP61042738A JP4273886A JPS6229970A JP S6229970 A JPS6229970 A JP S6229970A JP 61042738 A JP61042738 A JP 61042738A JP 4273886 A JP4273886 A JP 4273886A JP S6229970 A JPS6229970 A JP S6229970A
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- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
らの培養方法に関する。
町股座核術
チトメグザは古来から血止草と呼ばれ、この葉を傷口に
はれば血が11−よるということで民間で用いられてい
る(牧野5「新1」本植物図鑑」433頁(北隆館発行
))。ヂドメクザは、多年生のi!;+木であり、人家
や庭園、野原に自生しているが、費通高さl0cm以下
の小草本で、血液凝固成分を大量に採取できるほどの量
の確保は難しい。先に本発明者の一人(J、このチドメ
グサの血液凝固成分の1種が下記構造式を有する克−セ
ザミンであることを確認したが、これから明らかなよう
に!−セザミンは構造が複雑であると共に光学活性体で
あるので、化学合成的手段によっても大量生産(」困難
である 。
はれば血が11−よるということで民間で用いられてい
る(牧野5「新1」本植物図鑑」433頁(北隆館発行
))。ヂドメクザは、多年生のi!;+木であり、人家
や庭園、野原に自生しているが、費通高さl0cm以下
の小草本で、血液凝固成分を大量に採取できるほどの量
の確保は難しい。先に本発明者の一人(J、このチドメ
グサの血液凝固成分の1種が下記構造式を有する克−セ
ザミンであることを確認したが、これから明らかなよう
に!−セザミンは構造が複雑であると共に光学活性体で
あるので、化学合成的手段によっても大量生産(」困難
である 。
ΣI社外(17!旨よ一すジニーかよ−−る」M便意一
本発明者らはざらにチドメグサ属また(Jツホクザ属に
属する植物が向神経性痙慴剤としての作用を有すること
を見出し、ざらにこれらの血液凝固作用および向神経性
痙幸を鎮静する作用は、ヂドメク゛ザ属、ツポクザ属に
属する植物の培養組織および培養細胞にも存在すること
を究明1.た。
本発明者らはざらにチドメグサ属また(Jツホクザ属に
属する植物が向神経性痙慴剤としての作用を有すること
を見出し、ざらにこれらの血液凝固作用および向神経性
痙幸を鎮静する作用は、ヂドメク゛ザ属、ツポクザ属に
属する植物の培養組織および培養細胞にも存在すること
を究明1.た。
植物組織培養(J、年jli位あるい(J月Qe、位で
生育オろ天然植物に比べ、(」るかに速い速度でらって
生育することから、短時間に目的とする成分を生産する
ことが可能であり、また天然栽培と(」異なり天候等の
影響を受(りす、採取にも多くの人手を煩わすことなく
、しかも工業的規模で計画的生産が可能であるという利
点を有する。
生育オろ天然植物に比べ、(」るかに速い速度でらって
生育することから、短時間に目的とする成分を生産する
ことが可能であり、また天然栽培と(」異なり天候等の
影響を受(りす、採取にも多くの人手を煩わすことなく
、しかも工業的規模で計画的生産が可能であるという利
点を有する。
従来、チドメグサ属またはツポクザ属の植物組織から得
られる植物培養細胞または植物培養組織、これらの培養
方法およびこのような植物培養細胞または植物培養組織
に一1―記のごどき有用性のあることについては全く知
られていない。
られる植物培養細胞または植物培養組織、これらの培養
方法およびこのような植物培養細胞または植物培養組織
に一1―記のごどき有用性のあることについては全く知
られていない。
罰斌怠奇yり友す−ろ太衿−の−f段
4一
本発明はヂトメグザ属またはツポクザ属に属する植物の
組織または細胞から誘導される植物培養細胞、並びにチ
ドメグサ属また(Jツボクサ属に属する植物の組織また
は細胞を培地で培養することを特徴とする培養植物細胞
の培養方法を提供する。
組織または細胞から誘導される植物培養細胞、並びにチ
ドメグサ属また(Jツボクサ属に属する植物の組織また
は細胞を培地で培養することを特徴とする培養植物細胞
の培養方法を提供する。
本発明の植物培養細胞(Jチドメグサ属圭た(Jツボク
サ属に属する植物を原l]と1−で得ることができる。
サ属に属する植物を原l]と1−で得ることができる。
これら植物の具体例と1.ではチドメグサ(Hydro
cotyle 5ibthorpioides)、ノチ
ドメ(I−Lmaritima)、ミャマチドメグサ(
T1.japonica)、オオヂドメ(H,rami
flora) 、オオバチドメグサ(T−1nepal
ensis)、ツボクサ(Centella asia
Lica)などが挙げられる。
cotyle 5ibthorpioides)、ノチ
ドメ(I−Lmaritima)、ミャマチドメグサ(
T1.japonica)、オオヂドメ(H,rami
flora) 、オオバチドメグサ(T−1nepal
ensis)、ツボクサ(Centella asia
Lica)などが挙げられる。
本発明による培養細胞の原料はチトメグザ属またはツボ
クサ属に属する植物の全組織であり、分裂組織および節
組織のいずれであってもよいが、一般的には後者から誘
導される培養細胞また(J培養組織の増殖速度の方が速
い。
クサ属に属する植物の全組織であり、分裂組織および節
組織のいずれであってもよいが、一般的には後者から誘
導される培養細胞また(J培養組織の増殖速度の方が速
い。
「分裂組織」とは植物体中の組織の中で細胞分裂をして
生長に関与する組織を意味し、好ましくは頂芽または側
芽である。
生長に関与する組織を意味し、好ましくは頂芽または側
芽である。
1面組織」と(1葉が01着しているもしll:(”1
着していたところの茎であり、節間組織と対比される組
織を音吐する。
着していたところの茎であり、節間組織と対比される組
織を音吐する。
植物培養細胞とは、植物の組織または細胞から誘導され
、人工的な容器内で培養された植物細胞を意味する。植
物培養細胞には、組織培養カルス、分化組織、培養器官
などが含まれろ。組織培養カルス(カルスと略す)は、
植物ホルモンを含む固体培地」−で、または液体培地中
で増殖する無定形の未分化細胞のみから成る植物細胞塊
をいう。分化組織(」、分化した組織、例えば根、芽や
あろい(:ll茎葉などと未分化細胞からなる植物細胞
塊をいう。
、人工的な容器内で培養された植物細胞を意味する。植
物培養細胞には、組織培養カルス、分化組織、培養器官
などが含まれろ。組織培養カルス(カルスと略す)は、
植物ホルモンを含む固体培地」−で、または液体培地中
で増殖する無定形の未分化細胞のみから成る植物細胞塊
をいう。分化組織(」、分化した組織、例えば根、芽や
あろい(:ll茎葉などと未分化細胞からなる植物細胞
塊をいう。
例えば、不定芽(芽組織と未分化細胞から成る)、不定
根(根組織と未分化細胞から成る)、茎葉培養組織(茎
葉組織と未分化細胞から成る)を挙げることができる。
根(根組織と未分化細胞から成る)、茎葉培養組織(茎
葉組織と未分化細胞から成る)を挙げることができる。
培養器官(J、分化した組織のろから成る植物細胞塊で
あり、例えば培養根、培養茎葉などを挙げることができ
る。
あり、例えば培養根、培養茎葉などを挙げることができ
る。
以下、ノヂドメを例にとり、その培養細胞を得る方法を
具体的に説明するが、上に例示した他のチドメグサ属ま
たはツボクサ属の植物についても同様に実施することが
出来る。
具体的に説明するが、上に例示した他のチドメグサ属ま
たはツボクサ属の植物についても同様に実施することが
出来る。
先ず、ノヂドメの葉柄または頂芽を含む茎を脱イオン水
で充分洗浄した後、70%エタノールに5〜10分間、
次いで10%さらし粉溶液に5〜10分間浸漬して表面
にイ」いている雑菌を殺菌した後、無菌蒸留水で残存殺
菌剤を洗浄除去する。
で充分洗浄した後、70%エタノールに5〜10分間、
次いで10%さらし粉溶液に5〜10分間浸漬して表面
にイ」いている雑菌を殺菌した後、無菌蒸留水で残存殺
菌剤を洗浄除去する。
次に、殺菌した葉柄を適当な大きさに滅菌メスで切断し
て小片とし、または茎から滅菌メスと滅菌ピンセットを
用いて頂芽部分を切り出し、好ま1、<はオーキシン作
用物質を含む無機合成培地1−に置床し、培養する。
て小片とし、または茎から滅菌メスと滅菌ピンセットを
用いて頂芽部分を切り出し、好ま1、<はオーキシン作
用物質を含む無機合成培地1−に置床し、培養する。
培養に用いる植物組織または細胞は葉柄や頂芽だはでな
く、側芽、葉、茎、あるい(J根などの分裂組織および
面組織のいずれでもよく、またこれら組織を処理して得
られた細胞、例えばプロトプラストでもかまイっない。
く、側芽、葉、茎、あるい(J根などの分裂組織および
面組織のいずれでもよく、またこれら組織を処理して得
られた細胞、例えばプロトプラストでもかまイっない。
さらに培養組織また(J培養細胞自体を原ネ1として用
いてもよい。
いてもよい。
植物組織の培養のための培地としては、各種数−7=
知の無機合成寒天培地を基本とし、これにWi量有機物
、炭素源、各種天然抽出物などを添加したものにオーキ
シン作用物質および/また(jザイトカイニン作用物質
を添加したものが用いられろ。
、炭素源、各種天然抽出物などを添加したものにオーキ
シン作用物質および/また(jザイトカイニン作用物質
を添加したものが用いられろ。
−1−記無機合成寒天培地の代表例としては、ホワイト
培地、ヒルデブランド培地、リンスマイヤー−スクーグ
培地、ムラシゲ−スクーグ培地等が挙げられる。その池
、これらの培地の組成を適宜に改良したものも使用する
ことができる。
培地、ヒルデブランド培地、リンスマイヤー−スクーグ
培地、ムラシゲ−スクーグ培地等が挙げられる。その池
、これらの培地の組成を適宜に改良したものも使用する
ことができる。
」二記微m有機物としてはヂアミン塩酸塩、ピリドギシ
ン塩酸塩、ニコチン酸等のビタミン、グリシン、アスパ
ラギン等のアミノ酸、イノソット、ソルビット等の6価
アルコールなどを挙げることができるが、」1記微量有
機物を培地に添加しなくても良好な生育を示す場合もあ
る。
ン塩酸塩、ニコチン酸等のビタミン、グリシン、アスパ
ラギン等のアミノ酸、イノソット、ソルビット等の6価
アルコールなどを挙げることができるが、」1記微量有
機物を培地に添加しなくても良好な生育を示す場合もあ
る。
」二記炭素卸としては、炭水化物(ショ糖、ブドウ糖、
麦芽糖など)、有機酸(酢酸など)、アルコール類(メ
タノール、グリセロールなど)などが使用可能であるが
、ショ糖、ブドウ糖などの糖類を用いる方が生育も早く
望まし可使用濃度は、1〜10%w/v、好ましくは3
〜5%w/vである。
麦芽糖など)、有機酸(酢酸など)、アルコール類(メ
タノール、グリセロールなど)などが使用可能であるが
、ショ糖、ブドウ糖などの糖類を用いる方が生育も早く
望まし可使用濃度は、1〜10%w/v、好ましくは3
〜5%w/vである。
」−記オーキシン作用物質として(J、2.4−ジクロ
ルフェノキシ酢酸(2,/I−D)、β−インドール酢
酸(JAA)、α−ナフタレン酢酸CNAΔ)等を10
−’MM以下好ましくはI O−’ M以下、就中10
−7〜I O−5Mの濃度で単独また(J組合せて用い
る。ザイトカイニン作用物質としてはカイネチン、ベン
ジルアデニン等があり、に記聞様10−’M以下、好ま
しくはI O−’ M以下、就中10−7〜10−5の
濃度でjlt独または相ゐ合イつせて用いる。
ルフェノキシ酢酸(2,/I−D)、β−インドール酢
酸(JAA)、α−ナフタレン酢酸CNAΔ)等を10
−’MM以下好ましくはI O−’ M以下、就中10
−7〜I O−5Mの濃度で単独また(J組合せて用い
る。ザイトカイニン作用物質としてはカイネチン、ベン
ジルアデニン等があり、に記聞様10−’M以下、好ま
しくはI O−’ M以下、就中10−7〜10−5の
濃度でjlt独または相ゐ合イつせて用いる。
−1−記各種天然抽出物として(J、カゼイン加水分解
物(0’、O]〜2%w/v)、ココナツツミルク(5
〜20%w/v)、酵母エキス(0,01〜2%w/v
)、麦芽エキス(0,01〜2%w/v)等を単独また
は適当に組合せて用いることが生育を促進するのに好ま
しい。培養は好ましくは光照射下、特に照度1000ル
ツクス以」二で1日16時間以上の光照射下でおこなう
。
物(0’、O]〜2%w/v)、ココナツツミルク(5
〜20%w/v)、酵母エキス(0,01〜2%w/v
)、麦芽エキス(0,01〜2%w/v)等を単独また
は適当に組合せて用いることが生育を促進するのに好ま
しい。培養は好ましくは光照射下、特に照度1000ル
ツクス以」二で1日16時間以上の光照射下でおこなう
。
培養に用いる植物組織の種類やオーギシン作用物質とザ
イトカイニン物質との組み合わせ等により、得られる培
養細胞(J組織培養カルスであったり、分化組織であっ
たりオろ。通常、カルスが得られる条件が最も広いが、
組織として分裂組織、特に頂芽や側芽などを用いた場合
や、オーキシン作用物質としてイン)・−氷酢酸やナフ
タレン酢酸を用いた場合、光照射は、CIに5000ル
ックス以上116時間以」−で光照射しノこ場合などで
は分化組織、特に茎葉培養組織が得られる。
イトカイニン物質との組み合わせ等により、得られる培
養細胞(J組織培養カルスであったり、分化組織であっ
たりオろ。通常、カルスが得られる条件が最も広いが、
組織として分裂組織、特に頂芽や側芽などを用いた場合
や、オーキシン作用物質としてイン)・−氷酢酸やナフ
タレン酢酸を用いた場合、光照射は、CIに5000ル
ックス以上116時間以」−で光照射しノこ場合などで
は分化組織、特に茎葉培養組織が得られる。
組織培養カルスからの不定芽の分化誘導は、前述のオー
キシン作用物質と、ザイトカイニン作用物質の配合量や
光照射条件に依存し、特に0〜10−6Mのオーキシン
作用物質(例えば2.4−D)とO〜10−’Mのザイ
トカイニン作用物質(例えばカイネチン)との組み合わ
l−を使用し、5000ルックス以上の光照射を16時
間以」二にイつたって行うのが好ましい。
キシン作用物質と、ザイトカイニン作用物質の配合量や
光照射条件に依存し、特に0〜10−6Mのオーキシン
作用物質(例えば2.4−D)とO〜10−’Mのザイ
トカイニン作用物質(例えばカイネチン)との組み合わ
l−を使用し、5000ルックス以上の光照射を16時
間以」二にイつたって行うのが好ましい。
組織培養カルスから不定根の分化誘導は、前述のオーキ
シン作用物質とザイ)・カイニン作用物質のi配合量に
依存し、特に、0〜10−6Mのオーキシン作用物質、
好ましくはインドール酪酸やナフタレン酢酸と0〜10
−6Mのザイトカイニン作用物質との組み合わせを使用
して行うのか好ま)7い。
シン作用物質とザイ)・カイニン作用物質のi配合量に
依存し、特に、0〜10−6Mのオーキシン作用物質、
好ましくはインドール酪酸やナフタレン酢酸と0〜10
−6Mのザイトカイニン作用物質との組み合わせを使用
して行うのか好ま)7い。
培養根の誘導は、通常前述の不定根を用いて、その成長
点を含む先端部を無菌的にメス剪で切り取り、寒天培地
に置床、あるいは液体培地に投入して培養することによ
り行う。不定根ばかりでなく、無菌的に種子から発根さ
且た根、あろい(J植物体にアグロバクテリウム・リゾ
ゲネースを接種し、人為的に発根させた根を用いること
もできる3゜培地は前述のオーキシン作用物質とザイト
カイニン作用物質を適宜配合して用いるが、特に0〜1
0−6Mのオーキシン作用物質、好ま1.<はインドー
ル酢酸やナフタレン酢酸と0〜10−6Mのザイトカイ
ニン作用物質との絹み合わせが望ましい。培養は20〜
30℃の暗所で、また液体培地を用いる場合は50〜I
50 rpmの振盪機上で行うが、必ずしもこの範囲
にとられれない。
点を含む先端部を無菌的にメス剪で切り取り、寒天培地
に置床、あるいは液体培地に投入して培養することによ
り行う。不定根ばかりでなく、無菌的に種子から発根さ
且た根、あろい(J植物体にアグロバクテリウム・リゾ
ゲネースを接種し、人為的に発根させた根を用いること
もできる3゜培地は前述のオーキシン作用物質とザイト
カイニン作用物質を適宜配合して用いるが、特に0〜1
0−6Mのオーキシン作用物質、好ま1.<はインドー
ル酢酸やナフタレン酢酸と0〜10−6Mのザイトカイ
ニン作用物質との絹み合わせが望ましい。培養は20〜
30℃の暗所で、また液体培地を用いる場合は50〜I
50 rpmの振盪機上で行うが、必ずしもこの範囲
にとられれない。
培養茎葉の誘導は、通常前述の茎葉培養組織を一11=
無
用いてその茎葉を含む先端部)f %m的にメス等で切
り取り、寒天培地に置床、あるいは液体培地に投入して
培養することにより行う。培地は前述のオーキシン作用
物質とザイトカイニン作用物質を適宜配合して用いるが
、特に0〜10−6Mのオーキシン作用物質と0〜10
−”Mのザイトカイニン作用物質との組み合わせが望ま
しい。培養は20〜30°Cの暗所で、また液体培地を
用いる場合、50〜+ 50 rpmの振盪機」二で行
う。光照射は5000ルツクス以」二、16時間以上に
わたって行なうのが好ましい。
り取り、寒天培地に置床、あるいは液体培地に投入して
培養することにより行う。培地は前述のオーキシン作用
物質とザイトカイニン作用物質を適宜配合して用いるが
、特に0〜10−6Mのオーキシン作用物質と0〜10
−”Mのザイトカイニン作用物質との組み合わせが望ま
しい。培養は20〜30°Cの暗所で、また液体培地を
用いる場合、50〜+ 50 rpmの振盪機」二で行
う。光照射は5000ルツクス以」二、16時間以上に
わたって行なうのが好ましい。
なお、より工業的規模で培養細胞を得るには、−I−記
培養細胞を一般微生物の培養と同じ操作で静置培養法ま
たはif体培養法を採用して培養増殖させればよい。液
体培養法については、振とう式培養機」二で培養する振
とう培養法、あるいはガラス、金属等の密閉した槽に無
菌空気を通気して培養する方法などを目的に応じて適宜
選択する。
培養細胞を一般微生物の培養と同じ操作で静置培養法ま
たはif体培養法を採用して培養増殖させればよい。液
体培養法については、振とう式培養機」二で培養する振
とう培養法、あるいはガラス、金属等の密閉した槽に無
菌空気を通気して培養する方法などを目的に応じて適宜
選択する。
次に、以上のようにして培養増殖した培養細胞または組
織から血液凝固成分および該成分の1種である!−セザ
ミンを分離採取する方法について説明する。この方法は
例示的なものであって限定的に解すべきでない。
織から血液凝固成分および該成分の1種である!−セザ
ミンを分離採取する方法について説明する。この方法は
例示的なものであって限定的に解すべきでない。
先ず、該培養細胞または組織を60℃で24時間あるい
は110℃で3時間乾燥させ、水分を除去する。次いで
、秤量後、ソックスレー抽出法、温浸法または冷浸法で
アセトン抽出を行う。この場合、アセトン以外の有機溶
媒(例えばメタノール、エタノール)も使用できる。得
られるアセトン抽出液からアセトンを留去させることに
よって血液凝固成分が濃縮された粗製物を得る。
は110℃で3時間乾燥させ、水分を除去する。次いで
、秤量後、ソックスレー抽出法、温浸法または冷浸法で
アセトン抽出を行う。この場合、アセトン以外の有機溶
媒(例えばメタノール、エタノール)も使用できる。得
られるアセトン抽出液からアセトンを留去させることに
よって血液凝固成分が濃縮された粗製物を得る。
得られた凝縮物中には!−セザミンが含有されることも
あり、あるいは殆んど含有されないこともある。その理
由は明らかでないが、原1:゛1となる個体差によると
ころが多いと思われる。いずれの場合も血液凝固作用を
有している。!−セザミンを工業的に確実に得るために
は!−セザミン生産能のあることの明らかな培養組織ま
たは培養細胞を原料とすればよい。
あり、あるいは殆んど含有されないこともある。その理
由は明らかでないが、原1:゛1となる個体差によると
ころが多いと思われる。いずれの場合も血液凝固作用を
有している。!−セザミンを工業的に確実に得るために
は!−セザミン生産能のあることの明らかな培養組織ま
たは培養細胞を原料とすればよい。
更に血液凝固成分の1種である!〜セザミンを(Qjろ
に(」該アセトン抽出物を先ず水と酢酸エチルに分配す
る。この場合、酢酸エチル以外の有機溶媒(例えばクロ
ロホルム、二塩化メヂレン、n−ヘキサジ、エチルエー
テル、ベンゼン、酢酸メチル、 n−ペンタン、シクロ
ヘキザン、石/lIJエーテル)も使用できろ。次いで
、酢酸エチル層と水層とに分i!IIU L、得られる
酢酸エチル層から酢酸エチルを留去し、酢酸エチル抽出
性を得る。この酢酸エチル抽出性をカラムクロマトグラ
フィーを用いて分離ずれば、[1的とオろ免−セザミン
の粗製物を得ることができる。この場合、カラムクロマ
)・グラフィー以外の精製法、例えば薄層クロマトグラ
フィー等を用いても目的とする!−セサミンを得ろこと
ができる。
に(」該アセトン抽出物を先ず水と酢酸エチルに分配す
る。この場合、酢酸エチル以外の有機溶媒(例えばクロ
ロホルム、二塩化メヂレン、n−ヘキサジ、エチルエー
テル、ベンゼン、酢酸メチル、 n−ペンタン、シクロ
ヘキザン、石/lIJエーテル)も使用できろ。次いで
、酢酸エチル層と水層とに分i!IIU L、得られる
酢酸エチル層から酢酸エチルを留去し、酢酸エチル抽出
性を得る。この酢酸エチル抽出性をカラムクロマトグラ
フィーを用いて分離ずれば、[1的とオろ免−セザミン
の粗製物を得ることができる。この場合、カラムクロマ
)・グラフィー以外の精製法、例えば薄層クロマトグラ
フィー等を用いても目的とする!−セサミンを得ろこと
ができる。
このようにして得られる兇−セザミンは、122℃而後
の面点を有し、各種溶媒系、例えばクロ「1ホルム/酢
酸エチル−9/1やn−ヘギザン/酢酸エヂルー7/3
等により、シリカゲルG薄層りロマトグラフィーを行う
と、ノヂドメ原植物よりえた標品!−セザミンのスポッ
トと完全に一致する。また、赤外吸収スペクトルおよび
核磁気共鳴スペクI・ルも標品のスペクトルと一致する
。この結果、!−セザミンであると同定できる。
の面点を有し、各種溶媒系、例えばクロ「1ホルム/酢
酸エチル−9/1やn−ヘギザン/酢酸エヂルー7/3
等により、シリカゲルG薄層りロマトグラフィーを行う
と、ノヂドメ原植物よりえた標品!−セザミンのスポッ
トと完全に一致する。また、赤外吸収スペクトルおよび
核磁気共鳴スペクI・ルも標品のスペクトルと一致する
。この結果、!−セザミンであると同定できる。
更−亀−準1−
火胤鯉t
ノヂドメの頂芽を含む長さ3cmの茎を充分に水洗し、
次いで、70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%
さらし粉溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌
蒸留水中に数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除
去した。この茎を滅菌メスと滅菌ピンセットを用いて実
体顕微鏡下で長ざ0゜5〜1mm程度の頂芽を含む小片
とした。このようにして得られたノチドメの無菌小片を
下記組成を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。培
地としては、ムラシゲ−スクーグの無機塩培地に、シヨ
糖3%vt/v、a−ナフタレン酢酸10−0M、ヂア
ミン塩酸塩0 、1 ppm 、ピリドキシン塩酸塩0
゜5ppm、=クチジ酸0.5ppm、グリンン2p’
r)m%イノシトール1100ppを加えてptr 6
、0に調整し、寒天08%w/vを加え、常法通り殺
菌した培地を用いた。
次いで、70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%
さらし粉溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌
蒸留水中に数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除
去した。この茎を滅菌メスと滅菌ピンセットを用いて実
体顕微鏡下で長ざ0゜5〜1mm程度の頂芽を含む小片
とした。このようにして得られたノチドメの無菌小片を
下記組成を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。培
地としては、ムラシゲ−スクーグの無機塩培地に、シヨ
糖3%vt/v、a−ナフタレン酢酸10−0M、ヂア
ミン塩酸塩0 、1 ppm 、ピリドキシン塩酸塩0
゜5ppm、=クチジ酸0.5ppm、グリンン2p’
r)m%イノシトール1100ppを加えてptr 6
、0に調整し、寒天08%w/vを加え、常法通り殺
菌した培地を用いた。
このような培地に置床したノチドメの小片を培養温度2
5°C15000ルツクスの連続光照射下で培養した。
5°C15000ルツクスの連続光照射下で培養した。
3週間日頃に小片から茎葉培養組織が生じた。1ケ月後
大きく生長した茎葉培養組織を分割し、誘導の際と同一
の組成を有する培地に無菌的に移植し、培養温度25℃
で培養を続けた。
大きく生長した茎葉培養組織を分割し、誘導の際と同一
の組成を有する培地に無菌的に移植し、培養温度25℃
で培養を続けた。
同様の操作を2週間毎に繰返I7、安定した茎葉培養組
織を得た。
織を得た。
斐煮彰」一
実施例Iにおいて増殖したノチドメの茎葉培養組織を固
形培地から分離し、60℃で24時間乾燥させ、乾燥物
logを得た。乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器でア
セトンにより8時間の抽出を3回繰返した。得られるア
セトン抽出液を50m!程度に濃縮し、分液ロー トに
移し、同容の水と100Jの酢酸エチルを加え、振とう
後、酢酸エチル層を分離した。数回抽出操作を繰返し、
集ぬられた酢酸エチル抽出液を濃縮して酢酸エチルを留
去し、酢酸エチル抽出性を得た。次いで、ンー16〜 リカゲルカラムクロマトグラフィーに上り分取l2、児
−セザミン15+ngを得た。
形培地から分離し、60℃で24時間乾燥させ、乾燥物
logを得た。乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器でア
セトンにより8時間の抽出を3回繰返した。得られるア
セトン抽出液を50m!程度に濃縮し、分液ロー トに
移し、同容の水と100Jの酢酸エチルを加え、振とう
後、酢酸エチル層を分離した。数回抽出操作を繰返し、
集ぬられた酢酸エチル抽出液を濃縮して酢酸エチルを留
去し、酢酸エチル抽出性を得た。次いで、ンー16〜 リカゲルカラムクロマトグラフィーに上り分取l2、児
−セザミン15+ngを得た。
この結晶の赤外吸収スペクトルおよび核磁気」(鳴スペ
クトルは、標品!−セザミンのスペクトルと一致、また
クロロホルム/酢酸エチル−9/1あるいはn−ヘキサ
ジ/酢酸エチル−7/3の展開溶媒によるシリカゲルG
薄層りロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品!
−セザミンと−・致することがら、この結晶をL−セザ
ミンと同定し)こ。
クトルは、標品!−セザミンのスペクトルと一致、また
クロロホルム/酢酸エチル−9/1あるいはn−ヘキサ
ジ/酢酸エチル−7/3の展開溶媒によるシリカゲルG
薄層りロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品!
−セザミンと−・致することがら、この結晶をL−セザ
ミンと同定し)こ。
実施例2
ノヂドメに代えてチドメグサを用いる以外は実施例Iと
同様に操作して、チドメグサの茎葉培養組織を得、これ
から!−セザミンが採取できた。
同様に操作して、チドメグサの茎葉培養組織を得、これ
から!−セザミンが採取できた。
′実施例3
ノヂドメに代えてオオバチドメグサを用いる以外は実施
例1と同様に操作して、オオバチドメグサの茎葉培養組
織を得た。この組織から!−セザミンが採取できた。
例1と同様に操作して、オオバチドメグサの茎葉培養組
織を得た。この組織から!−セザミンが採取できた。
実施例4
ノチドメに代えてミャマチドメグサを用いろ以外は実施
例Iと同様に操作して、ミャマチドメグサの茎葉培養組
織を得た。これから!−セザミンが採取された。
例Iと同様に操作して、ミャマチドメグサの茎葉培養組
織を得た。これから!−セザミンが採取された。
夫廊烈手−
ノチドメに代えてオオヂトメを用いろ以外は実施例1と
同様に操作して、オオチトメの茎葉■γつ養組織を得た
。これから!−セザミンが採取できた。
同様に操作して、オオチトメの茎葉■γつ養組織を得た
。これから!−セザミンが採取できた。
啜rin−(!al C2〜
ノヂドメに代えてツボクサを用いる以外は実施例1と同
様に操作して、ツボクサの茎葉培養組織を得、これから
兇−セザミンが採取できた。
様に操作して、ツボクサの茎葉培養組織を得、これから
兇−セザミンが採取できた。
犬輿例−L
ノヂトメの節組織を含む茎切片を充分に水洗し、次いで
70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%さらし粉
溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌蒸留水中
に数回浸漬1.て洗浄し、充分に残存殺菌剤を除去I刃
こ。この茎切片を滅菌メスを用いて長さ0.5〜1mm
程度の節組織を含む小片とした。このようにして得られ
たノチドメの無菌小片を下記組成を何する合成寒天培地
に)1[〔閉面に置床した。培地として(J、ムランゲ
ースクーグの無機塩培地に、ンヨ糖3%w/v、カイネ
チン10−5M、2.4−ジクロルフエノギシ酢酸In
−’M、チアミン塩酸塩0 、 I ppm 、ピリド
ギンン塩酸塩0.5ppm、ニコチン酸0.5ppm、
グリシン2ppm 、イノシトールl OOppmを加
えてptT 6 。
70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%さらし粉
溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌蒸留水中
に数回浸漬1.て洗浄し、充分に残存殺菌剤を除去I刃
こ。この茎切片を滅菌メスを用いて長さ0.5〜1mm
程度の節組織を含む小片とした。このようにして得られ
たノチドメの無菌小片を下記組成を何する合成寒天培地
に)1[〔閉面に置床した。培地として(J、ムランゲ
ースクーグの無機塩培地に、ンヨ糖3%w/v、カイネ
チン10−5M、2.4−ジクロルフエノギシ酢酸In
−’M、チアミン塩酸塩0 、 I ppm 、ピリド
ギンン塩酸塩0.5ppm、ニコチン酸0.5ppm、
グリシン2ppm 、イノシトールl OOppmを加
えてptT 6 。
0に調整し、寒天08%w/vを加え、常法通り殺菌し
た培地を用いた。
た培地を用いた。
このような培地に置床したノチドメの小片を培養温度2
5℃で培養した。1週間日頃に切[]k辺から黄白色の
カルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細か
く分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地に
無菌的に移1i[i L、培養温度25°Cで培養を続
けた。同様の操作を2〜3週間毎に繰返し、安定したカ
ルスを得た。
5℃で培養した。1週間日頃に切[]k辺から黄白色の
カルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細か
く分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地に
無菌的に移1i[i L、培養温度25°Cで培養を続
けた。同様の操作を2〜3週間毎に繰返し、安定したカ
ルスを得た。
得られたカルスの2週間増殖比を以下の表−1に示す。
」1記培養カルスを固形培地から分離し、60℃で24
時間乾燥し、得られた乾燥カルスを乳鉢で=19− 磨砕後、ソックスレー抽出器でアセトンにより8時間抽
出した。この抽出操作を3回繰返した後アセトンを留去
し、エキス15gを得た。このエキスは血液凝固作用を
有していた。
時間乾燥し、得られた乾燥カルスを乳鉢で=19− 磨砕後、ソックスレー抽出器でアセトンにより8時間抽
出した。この抽出操作を3回繰返した後アセトンを留去
し、エキス15gを得た。このエキスは血液凝固作用を
有していた。
さらにこのエキス200mgを溶解したトリオレイン(
5m克)を注入したバナナをアルコール中毒症を示すザ
ル(体重2.N(g)に7日間食へさH−たところ、筋
肉の痙申硬直などのアルコール中毒症状全般に対して改
善効果が認められた。
5m克)を注入したバナナをアルコール中毒症を示すザ
ル(体重2.N(g)に7日間食へさH−たところ、筋
肉の痙申硬直などのアルコール中毒症状全般に対して改
善効果が認められた。
失施彰−町
ノヂドメに代えてツボクサを用いる以外は実施例1と同
様に操作して、ツボクサのカルスを得た。
様に操作して、ツボクサのカルスを得た。
得られたカルスの2週間増殖比を以下の表−Iに示す。
このカルスのアセトン抽出エキスは血液凝固作用および
アルコール中毒作用の改善効果がみられた。
アルコール中毒作用の改善効果がみられた。
バー(1−
節組織に代えて部間組織を用いる以外は実施例7と同様
に操作してノチドメの部間組織由来のカルスを得た。
に操作してノチドメの部間組織由来のカルスを得た。
得られたカルスの2週間増殖比を以下の表−1に示す。
実施例10
節組織に代えて部間組織を用いる以外は実施例8と同様
に操作してツボクサの部間組織由来のカルスを得た。
に操作してツボクサの部間組織由来のカルスを得た。
得られたカルスの2週間増殖比を以下の表−1に示す。
表−1
実施例11
ノチドメの葉柄を充分に水洗し、次いで70%エタノー
ルに5分間浸漬し、次に10%さらし粉溶液に10分間
浸漬して殺菌処理1.た後、無菌箱内で無菌蒸留水中に
数回浸漬して洗浄L7、充分に残存殺菌剤を除去I7た
。この葉柄部を滅菌メスを用いて長さ0.5〜Icm程
度の小片に切断l刀こ。
ルに5分間浸漬し、次に10%さらし粉溶液に10分間
浸漬して殺菌処理1.た後、無菌箱内で無菌蒸留水中に
数回浸漬して洗浄L7、充分に残存殺菌剤を除去I7た
。この葉柄部を滅菌メスを用いて長さ0.5〜Icm程
度の小片に切断l刀こ。
このようにして得られるノヂドメの無菌小片を下記組成
を(fする合成寒天培地に無菌的に置床した。
を(fする合成寒天培地に無菌的に置床した。
培地としては、ムラノケースタ−りの無機塩培地に、シ
ョ糖3%w/v、カイネチンIn−5M。
ョ糖3%w/v、カイネチンIn−5M。
2、.1−−ジクロルフエノニ)−ノ酢酸10−6M、
ヂアミン塩酸塩0 、 I pl)m 、ピリドギンン
塩酸塩O5ppm、ニコチン酸0.5ppm、グリシン
2ppm。
ヂアミン塩酸塩0 、 I pl)m 、ピリドギンン
塩酸塩O5ppm、ニコチン酸0.5ppm、グリシン
2ppm。
イノ7トール] 00 ppmを加えてpl−■6 、
0に調整し、寒天08%w/vを加え、常法通り殺菌し
た培地を用いた。
0に調整し、寒天08%w/vを加え、常法通り殺菌し
た培地を用いた。
このような培地に置床1刀こノヂドメの小片を培養温度
25°Cで培養した。1週間日頃に切口周辺から黄白色
のカルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細
かく分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地
に無菌的に移植し、培養温度25°Cで培養を続+Jた
。同様の操作を4〜6週間毎に繰返し、安定したカルス
を得た。
25°Cで培養した。1週間日頃に切口周辺から黄白色
のカルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細
かく分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地
に無菌的に移植し、培養温度25°Cで培養を続+Jた
。同様の操作を4〜6週間毎に繰返し、安定したカルス
を得た。
次に、増殖したノヂドメのカルスを固形培地から分離し
、60℃で24時間乾燥させ、乾燥カルス30gを得た
。乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器でアセトン?こよ
り8時m1の抽出を3回繰返した。得られたアセトン抽
出液を50m児程度に濃縮し、分液ロートに移し、同容
の水と100mJlの酢酸エチルを加え、振とう後、酢
酸エチル層を分離した。数回抽出操作を繰返し、集めら
れた酢酸エチル抽出液を濃縮して酢酸エチルを留去し、
酢酸エチル抽出性を得た。次いで、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより分取し、!−セザミン12mg
(乾燥カルス重量に対して0.04%)を得た。
、60℃で24時間乾燥させ、乾燥カルス30gを得た
。乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器でアセトン?こよ
り8時m1の抽出を3回繰返した。得られたアセトン抽
出液を50m児程度に濃縮し、分液ロートに移し、同容
の水と100mJlの酢酸エチルを加え、振とう後、酢
酸エチル層を分離した。数回抽出操作を繰返し、集めら
れた酢酸エチル抽出液を濃縮して酢酸エチルを留去し、
酢酸エチル抽出性を得た。次いで、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより分取し、!−セザミン12mg
(乾燥カルス重量に対して0.04%)を得た。
この結晶の赤外吸収スペクトルおよび核磁気共鳴スペク
トルは、標品克=セザミンのスペクトルと一致、またク
ロロホルム/酢酸エチル−971あるいはn−ヘギザン
/酢酸エヂルー7/3の展開溶媒によるシリカゲルG薄
層クロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品!−
セザミンと一致することから、この結晶を!−セザミン
と同定−23へ し ノこ。
トルは、標品克=セザミンのスペクトルと一致、またク
ロロホルム/酢酸エチル−971あるいはn−ヘギザン
/酢酸エヂルー7/3の展開溶媒によるシリカゲルG薄
層クロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品!−
セザミンと一致することから、この結晶を!−セザミン
と同定−23へ し ノこ。
実施例12
実施例I+によって得られパノヂドメカルスを11ラン
ゲースクーグの無機塩培地に、シヨ糖3%W/V、カイ
ネチン10−’M、α−ナフタレン酢酸10−’M、ヂ
アミン塩酸塩0 、1 ppm 、ピリドギンン塩酸塩
0.5ppm 、 二:Iチン酸0.5ppm。
ゲースクーグの無機塩培地に、シヨ糖3%W/V、カイ
ネチン10−’M、α−ナフタレン酢酸10−’M、ヂ
アミン塩酸塩0 、1 ppm 、ピリドギンン塩酸塩
0.5ppm 、 二:Iチン酸0.5ppm。
グリシン2ppm、イノ7トール]00ppmを加え、
pT−16、0に調整し、寒天0.8%w/vを加え、
常法通り殺菌した培地に移植した。25℃、7500ル
ツクスの連続的光照射下で培養したところ、1週間後に
不定芽が分化12だ。
pT−16、0に調整し、寒天0.8%w/vを加え、
常法通り殺菌した培地に移植した。25℃、7500ル
ツクスの連続的光照射下で培養したところ、1週間後に
不定芽が分化12だ。
得られた不定芽を実施例11と同様の方法で処理[7,
11111−セザミン(8mg、乾燥培養物重量に対し
0805%)を得た。
11111−セザミン(8mg、乾燥培養物重量に対し
0805%)を得た。
宋−j鹿−例上−影ご」J
ノヂドメの代わりにヂトメク゛ザ、オオバチドメグサ、
オオチドメ、ミャマヂドメまたはツボクサを用いる以外
(J実施例12と同様に処理を行い不定芽を得た。
オオチドメ、ミャマヂドメまたはツボクサを用いる以外
(J実施例12と同様に処理を行い不定芽を得た。
24一
実施例18
実施例11によって得られたノヂドメヵルスと実施例1
2のカイネチン、α−ナフタレン酢酸の代わりにインド
ール酢酸10−’Mを入れた液体培地に移植し、25°
Cで暗所で12orpmで液体培養したところ、2週間
に不定根を得た。
2のカイネチン、α−ナフタレン酢酸の代わりにインド
ール酢酸10−’Mを入れた液体培地に移植し、25°
Cで暗所で12orpmで液体培養したところ、2週間
に不定根を得た。
実施例19〜23
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オヂドメ、ミャマヂドメま)二(まツボ゛クザを用いる
以外は実施例18と同様にして処理を行い不定根を得た
。
オヂドメ、ミャマヂドメま)二(まツボ゛クザを用いる
以外は実施例18と同様にして処理を行い不定根を得た
。
実施例24
実施例18によって得られた不定根の先端部を無菌的に
切り取り、実施例18と同様に培養し、伸長、分枝増殖
能を有する培養根を得た。
切り取り、実施例18と同様に培養し、伸長、分枝増殖
能を有する培養根を得た。
実施例25〜2つ
ノヂドメ不定根の代わりにチドメクザ、オオバチドメグ
サ、オオヂドメ、ミャマヂドメまたはツボクサの不定根
を用いる以外は実施例24と同様に1.て処理を行い培
養根を得た。
サ、オオヂドメ、ミャマヂドメまたはツボクサの不定根
を用いる以外は実施例24と同様に1.て処理を行い培
養根を得た。
四旅剋30一
実施例1によって得られノこ茎葉培養組織の茎葉から成
る先端部を無菌的に切り取り、実施例Iと同様の液体培
地に移植し、I 2 Orpm、25°c15000ル
ツクスの連続光照射下で培養し、伸長、分枝増殖能を何
する培養茎葉を?7た。
る先端部を無菌的に切り取り、実施例Iと同様の液体培
地に移植し、I 2 Orpm、25°c15000ル
ツクスの連続光照射下で培養し、伸長、分枝増殖能を何
する培養茎葉を?7た。
火檄鯉−亀」〜35
ノチドメ茎葉培養組織の代わりにチドメグサ、オオバチ
ドメグサ、オオチドメ、ミャマヂドメまたはツボクサの
茎葉培養組織を用いる以外は実施例30と同様にして処
理を行い培養茎葉を得た。
ドメグサ、オオチドメ、ミャマヂドメまたはツボクサの
茎葉培養組織を用いる以外は実施例30と同様にして処
理を行い培養茎葉を得た。
実施例36
ノヂトメに代えてチドメグサを用いる以外は実施例11
と同様に操作して、チドメグサの組織培養カルスを得、
これからρ−セザミンを採取した。
と同様に操作して、チドメグサの組織培養カルスを得、
これからρ−セザミンを採取した。
u−1川
ノヂドメに代えてオオバチドメグサを用いる以外は実施
例11と同様に操作して、オオバチドメグサの組織培養
カルスを得、これからρ−セザミンを採取した。
例11と同様に操作して、オオバチドメグサの組織培養
カルスを得、これからρ−セザミンを採取した。
〜27−
ザミンの原木:1として極めて有用である。
火檄鰺影6−
フチ1ζメに代えてミヤマチドメグサを用いる以外は実
施例11と同様に操作して、ミャマチドメグサの組織培
養カルスを得、これからターセザミンを採取した。
施例11と同様に操作して、ミャマチドメグサの組織培
養カルスを得、これからターセザミンを採取した。
実施例39
ノチドメに代えてオオヂドメを用いる以外は実施例11
と同様に操作して、オオヂドメの組織培養カルスを得、
これからQ−セザミンを採取した。
と同様に操作して、オオヂドメの組織培養カルスを得、
これからQ−セザミンを採取した。
実嵐桝±悲
ノヂドメに代えてツボクサを用いる以外は実施例11と
同様に操作して、ツボクサの組織培養カルスを得、これ
からρ−セザミンを採取した。
同様に操作して、ツボクサの組織培養カルスを得、これ
からρ−セザミンを採取した。
発明の効果
本発明で得られる植物培養細胞はそれ自体血液凝固作用
や向神経性痙牽剤としての作用を有し、あるい(Jこれ
を適当な手段を用いて抽出することにより、血液凝固剤
や向神経性痙牽剤を得ることができる。また、天然の植
物体に比べ組織培養技術により人里かつ安定に供給でき
るため、!−セ=28−
や向神経性痙牽剤としての作用を有し、あるい(Jこれ
を適当な手段を用いて抽出することにより、血液凝固剤
や向神経性痙牽剤を得ることができる。また、天然の植
物体に比べ組織培養技術により人里かつ安定に供給でき
るため、!−セ=28−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、チドメグサ属またはツボクサ属に属する植物の組織
または細胞から誘導される植物培養細胞。 2、チドメグサ属またはツボクサ属に属する植物がチド
メグサ、ノチドメ、ミヤマチドメグサ、オオチドメ、オ
オバチドメグサまたはツボクサである第1項記載の植物
培養細胞。 3、植物組織が頂芽または側芽である第1項記載の植物
培養細胞。 4、植物組織が節組織である第1項記載の植物培養細胞
。 5、培養細胞が組織培養カルスである第1項記載の植物
培養細胞。 6、培養細胞が分化組織である第1項記載の植物培養細
胞。 7、分化組織が不定芽である第6項記載の植物培養細胞
。 8、分化組織が不定根である第6項記載の植物培養細胞
。 9、分化組織が茎葉培養組織である第6項記載の植物培
養細胞。 10、培養細胞が培養器官である第1項記載の植物培養
細胞。 11、培養器官が培養根である第10項記載の植物培養
細胞。 12、培養器官が培養茎葉である第10項記載の植物培
養細胞。 13、チドメグサ属またはツボクサ属に属する植物の組
織または細胞を培地で培養することを特徴とする植物培
養細胞の培養方法。 14、チドメグサ属またはツボクサ属に属する植物がチ
ドメグサ、ノチドメ、ミヤマチドメグサ、オオチドメ、
オオバチドメグサまたはツボクサである第13項記載の
培養方法。 15、植物組織が頂芽または側芽である第13項記載の
培養方法。 16、植物組織が節組織である第13項記載の培養方法
。 17、培養細胞がカルスである第13項記載の培養方法
。 18、培養細胞が茎葉培養組織である第13項記載の培
養方法。 19、培地がオーキシン作用物質および/またはサイト
カイニン作用物質を含有する培地である第13項記載の
培養方法。 20、オーキシン作用物質またはサイトカイニン作用物
質の濃度が10^−^5M以下である第19項記載の培
養方法。 21、培養を光照射下でおこなう第13項記載の培養方
法。 22、1000ルックス以上の光を1日当16時間以上
照射する第21項記載の培養方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019860002580A KR930009510B1 (ko) | 1985-04-06 | 1986-04-04 | 배양 식물 세포 및 그의 제조방법 |
EP91105639A EP0442537B1 (en) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | A mental disease therapeutic agent |
DE3650451T DE3650451T2 (de) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Geisteskrankheittherapeutisches Mittel |
EP91105640A EP0443635B1 (en) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Method for producing l-sesamin using plant cell cultures |
DE3689383T DE3689383T2 (de) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Pflanzenkulturzelle und ihre Verwendung. |
DE3650445T DE3650445T2 (de) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Verfahren um 1-sesamin zu produzieren mittels Pflanenzellkulturen. |
EP86104662A EP0197525B1 (en) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Plant culture cell and use thereof |
US07/283,934 US4970151A (en) | 1985-04-06 | 1988-12-12 | Plant culture cell and use thereof |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60-73220 | 1985-04-06 | ||
JP7322085 | 1985-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229970A true JPS6229970A (ja) | 1987-02-07 |
JP2545359B2 JP2545359B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=13511860
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61042739A Pending JPS6230723A (ja) | 1985-04-06 | 1986-02-26 | 血液凝固成分 |
JP61042738A Expired - Lifetime JP2545359B2 (ja) | 1985-04-06 | 1986-02-26 | 植物培養細胞 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61042739A Pending JPS6230723A (ja) | 1985-04-06 | 1986-02-26 | 血液凝固成分 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (2) | JPS6230723A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59213393A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-03 | Kanebo Ltd | 精油の製造方法 |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP61042739A patent/JPS6230723A/ja active Pending
- 1986-02-26 JP JP61042738A patent/JP2545359B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59213393A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-03 | Kanebo Ltd | 精油の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6230723A (ja) | 1987-02-09 |
JP2545359B2 (ja) | 1996-10-16 |
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