JPS6230723A - 血液凝固成分 - Google Patents
血液凝固成分Info
- Publication number
- JPS6230723A JPS6230723A JP61042739A JP4273986A JPS6230723A JP S6230723 A JPS6230723 A JP S6230723A JP 61042739 A JP61042739 A JP 61042739A JP 4273986 A JP4273986 A JP 4273986A JP S6230723 A JPS6230723 A JP S6230723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cultured
- blood coagulation
- blood
- tissue
- sesamin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、チドメグサ属またはツボクサ属に属する植物
の組織または細胞から誘導される培養細胞から得られる
血液凝固成分に関する。
の組織または細胞から誘導される培養細胞から得られる
血液凝固成分に関する。
従来の技術
血液、特に血清を検査および分析することによって各種
の病状や健康状態に関して豊富なデータが得られるため
に血液検査件数が増大し、これに伴って血液から血清を
効率よく分離するための研究がなされ、血清分離剤(血
清と血液固形分の中間の比重を有する隔壁形成性高分子
材料)と血液凝固促進物質の併用が比較的有効であるこ
とが判明している。
の病状や健康状態に関して豊富なデータが得られるため
に血液検査件数が増大し、これに伴って血液から血清を
効率よく分離するための研究がなされ、血清分離剤(血
清と血液固形分の中間の比重を有する隔壁形成性高分子
材料)と血液凝固促進物質の併用が比較的有効であるこ
とが判明している。
血液凝固促進物質としては例えば珪酸化合物の微粉末や
繊維状物質、カルシウム化合物の微粉末等が使用されて
いるが、これらの血清分離効果は不十分であり、しかも
溶血作用を示す場合もあり、実用上一般的ではなく、効
果的な血液凝固促進物質が要請されている。
繊維状物質、カルシウム化合物の微粉末等が使用されて
いるが、これらの血清分離効果は不十分であり、しかも
溶血作用を示す場合もあり、実用上一般的ではなく、効
果的な血液凝固促進物質が要請されている。
本発明者は古来から、血止草と呼ばれて民間で止血用に
使用されているチドメグサ(牧野、「新日本植物図鑑」
、第433頁、北隆館発行)に含まれる成分が優れた血
液凝固作用を示すことを究明したが、チドメグサは庭園
や野原等に自生する高さ10cm以下の多年土手草本で
あるために、有効成分を大量に採取することが困難であ
った。
使用されているチドメグサ(牧野、「新日本植物図鑑」
、第433頁、北隆館発行)に含まれる成分が優れた血
液凝固作用を示すことを究明したが、チドメグサは庭園
や野原等に自生する高さ10cm以下の多年土手草本で
あるために、有効成分を大量に採取することが困難であ
った。
植物から得られる成分は、種々の作用により分類され、
例えば血液凝固作用を示す成分である血液凝固成分、ま
た精神疾患改善作用を示す精神疾患改善成分などを挙げ
ることができる。このチドメグサの血液凝固成分がどの
ような要素からなっているかについては従来、全く知ら
れていなかったが、先に本発明者の一人は、血液凝固成
分中の要素の1つが下記構造式を有する克−セサミンで
あることを確認した。L−セサミンは構造か複雑である
と共に光学活性体であるので、化学合成的手段によって
も大量生産は困難である。
例えば血液凝固作用を示す成分である血液凝固成分、ま
た精神疾患改善作用を示す精神疾患改善成分などを挙げ
ることができる。このチドメグサの血液凝固成分がどの
ような要素からなっているかについては従来、全く知ら
れていなかったが、先に本発明者の一人は、血液凝固成
分中の要素の1つが下記構造式を有する克−セサミンで
あることを確認した。L−セサミンは構造か複雑である
と共に光学活性体であるので、化学合成的手段によって
も大量生産は困難である。
本発明は上記の如く大型採取もしくは生産が困難視され
ていた血液凝固成分を、近年急速に関心の高まってきた
植物組織培養技術を適用することにより、効率よく大量
に生産することを可能ならしめるに至ったものである。
ていた血液凝固成分を、近年急速に関心の高まってきた
植物組織培養技術を適用することにより、効率よく大量
に生産することを可能ならしめるに至ったものである。
植物組織培養は、年単位あるいは月単位で生育する天然
植物に比べ、はるかに速い速度でもって生育することか
ら、短時間に目的とする成分を生産することが可能であ
り、また天然栽培とは異なり天候等の影響を受けず、採
取にも多くの人手を煩わすことなく、しかも工業的規模
で計画的生産が可能であるという利点を有する。
植物に比べ、はるかに速い速度でもって生育することか
ら、短時間に目的とする成分を生産することが可能であ
り、また天然栽培とは異なり天候等の影響を受けず、採
取にも多くの人手を煩わすことなく、しかも工業的規模
で計画的生産が可能であるという利点を有する。
培養細胞や培養組織から得られる成分は、種々の効能、
例えば染色作用、薬理作用などを有することが知られて
いるが、この成分が血液凝固作用を有することは、従来
全く知られていなかった。
例えば染色作用、薬理作用などを有することが知られて
いるが、この成分が血液凝固作用を有することは、従来
全く知られていなかった。
ましてやチドメグサ属またはツボクサ属の培養細胞また
は培養組織に関する報告は全く存在しないので、これら
の属に属する植物の培養細胞や培養組織から得られる成
分が、血液凝固作用を示すという報告も当然のことであ
るが存在しない。
は培養組織に関する報告は全く存在しないので、これら
の属に属する植物の培養細胞や培養組織から得られる成
分が、血液凝固作用を示すという報告も当然のことであ
るが存在しない。
問題点を解決するための手
本発明はチドメグサ属またはツボクサ属に属する植物の
組織または細胞から誘導される培養細胞から得られる血
液凝固成分を提供する。
組織または細胞から誘導される培養細胞から得られる血
液凝固成分を提供する。
本発明による血液凝固成分はチドメグサ属またはツボク
サ属に属する植物を原料として得ることができる。これ
ら植物の具体例としてはチドメグサ(Hydrocot
yle 5ibthorpioides) Nノチドメ
(H,+++artttma)、ミャマチドメグサ(H
、japonica)、オオチドメ(H,ramifl
ora) 、オオバチドメグサ(H,nepalens
ts)、ツボクサ(Centella asiatic
a)などが挙げられる。
サ属に属する植物を原料として得ることができる。これ
ら植物の具体例としてはチドメグサ(Hydrocot
yle 5ibthorpioides) Nノチドメ
(H,+++artttma)、ミャマチドメグサ(H
、japonica)、オオチドメ(H,ramifl
ora) 、オオバチドメグサ(H,nepalens
ts)、ツボクサ(Centella asiatic
a)などが挙げられる。
植物培養細胞とは、植物の組織または細胞から誘導され
、人工的な容器内で培養された植物細胞を意味する。植
物培養細胞には、組織培養カルス、分化組織、培養器官
などが含まれる。組織培養カルス(カルスと略す)は、
植物ホルモンを含む固体培地上で、または液体培地中で
増殖する無定形の未分化細胞のみから成る植物細胞塊を
いう。分化組織は、分化した組織、例えば根、芽やある
いは茎葉などと未分化細胞からなる植物細胞塊をいう。
、人工的な容器内で培養された植物細胞を意味する。植
物培養細胞には、組織培養カルス、分化組織、培養器官
などが含まれる。組織培養カルス(カルスと略す)は、
植物ホルモンを含む固体培地上で、または液体培地中で
増殖する無定形の未分化細胞のみから成る植物細胞塊を
いう。分化組織は、分化した組織、例えば根、芽やある
いは茎葉などと未分化細胞からなる植物細胞塊をいう。
例えば、不定芽(芽組織と未分化細胞から成る)、不定
根(根組織と未分化細胞から成る)、茎葉培養組織(茎
葉組織と未分化細胞から成る)を挙げることができる。
根(根組織と未分化細胞から成る)、茎葉培養組織(茎
葉組織と未分化細胞から成る)を挙げることができる。
培養器官は、分化した組織のみから成る植物細胞塊であ
り、例えば培養根、培養茎葉などを挙げることができる
。
り、例えば培養根、培養茎葉などを挙げることができる
。
以下、ノチドメを例にとり、その培#紬胞を得る方法を
具体的に説明するが、上に例示した他のチドメグサ属ま
たはツボクサ属の植物についても同様に実施することが
出来る。
具体的に説明するが、上に例示した他のチドメグサ属ま
たはツボクサ属の植物についても同様に実施することが
出来る。
先ず、ノチドメの葉柄を脱イオン水で充分洗浄した後、
70%エタノールに5〜IO分間、次いで10%さらし
粉溶液に5〜lO分間浸漬して表面に付いている雑菌を
殺菌した後、無菌蒸留水で残存殺菌剤を洗浄除去する。
70%エタノールに5〜IO分間、次いで10%さらし
粉溶液に5〜lO分間浸漬して表面に付いている雑菌を
殺菌した後、無菌蒸留水で残存殺菌剤を洗浄除去する。
次に、殺菌した葉柄を適当な大きさに滅菌メスで切断し
て小片とし、好ましくはオーキシン作用物質を含む無機
合成培地上に置床し、培養する。
て小片とし、好ましくはオーキシン作用物質を含む無機
合成培地上に置床し、培養する。
培養に用いる植物の組織または細胞は葉柄や頂芽だけで
なく、側芽、葉、茎あるいは根の分裂組織および面組織
のなどいずれであってもよく、またこれら組織を処理し
て得られた細胞、例えばプロトプラストでもかまわない
。さらに培養組織または培養細胞自体を原料として用い
てもよい。
なく、側芽、葉、茎あるいは根の分裂組織および面組織
のなどいずれであってもよく、またこれら組織を処理し
て得られた細胞、例えばプロトプラストでもかまわない
。さらに培養組織または培養細胞自体を原料として用い
てもよい。
培養のための培地としては、各種既知の無機合成寒天培
地を基本とし、これに微量有機物、炭素源、オーキシン
作用物質やサイトカイニン作用物質、各種天然抽出物な
どを添加したものが用いられる。
地を基本とし、これに微量有機物、炭素源、オーキシン
作用物質やサイトカイニン作用物質、各種天然抽出物な
どを添加したものが用いられる。
上記無機合成寒天培地の代表例としては、ホワイト培地
、ヒルデブランド培地、リンスマイヤー−スクーグ培地
、ムラシゲ−スクーグ培地等が挙げられる。その他、こ
れらの培地の組成を適宜に改良したものも使用すること
ができる。
、ヒルデブランド培地、リンスマイヤー−スクーグ培地
、ムラシゲ−スクーグ培地等が挙げられる。その他、こ
れらの培地の組成を適宜に改良したものも使用すること
ができる。
上記微量有機物としてはチアミン塩酸塩、ピリドキシン
塩酸塩、ニコチン酸等のビタミン、グリシン、アスパラ
ギン等のアミノ酸、イノジット、ソルビット等の6価ア
ルコールなどを挙げることができるが、上記微量有機物
を培地に添加しなくても良好な生育を示す場合もある。
塩酸塩、ニコチン酸等のビタミン、グリシン、アスパラ
ギン等のアミノ酸、イノジット、ソルビット等の6価ア
ルコールなどを挙げることができるが、上記微量有機物
を培地に添加しなくても良好な生育を示す場合もある。
上記炭素源としては、炭水化物(ショ糖、ブドウ糖、麦
芽糖など)、有機酸(酢酸など)、アルコール類(メタ
ノール、グリセロールなど)などが使用可能であるが、
ショ糖、ブドウ糖などの糖類を用いる方が生育も早く望
ましい。使用濃度は、l〜lO%W/V、好ましくは3
〜5%w/vである。
芽糖など)、有機酸(酢酸など)、アルコール類(メタ
ノール、グリセロールなど)などが使用可能であるが、
ショ糖、ブドウ糖などの糖類を用いる方が生育も早く望
ましい。使用濃度は、l〜lO%W/V、好ましくは3
〜5%w/vである。
上記オーキシン作用物質としては、2.4−ジクロルフ
ェノキシ酢酸(2,4−D)、β−インドール酢酸(r
AA)、α−ナフタレン酢酸(NAA)等を10− ’
M以下の濃度で単独または組合せて用いる。サイトカ
イニン作用物質としてはカイネチン、ベンジルアデニン
等があり、上記同様IO″″4M以下の濃度で単独また
は組み合わせて用いる。
ェノキシ酢酸(2,4−D)、β−インドール酢酸(r
AA)、α−ナフタレン酢酸(NAA)等を10− ’
M以下の濃度で単独または組合せて用いる。サイトカ
イニン作用物質としてはカイネチン、ベンジルアデニン
等があり、上記同様IO″″4M以下の濃度で単独また
は組み合わせて用いる。
上記各種天然抽出物としては、カゼイン加水分解物(0
,01〜2%w/v)、ココナツツミルク(5〜20%
w/v)、酵母エキス(0,01〜2%w/v)、麦芽
エキス(0,01〜2%v/v)等を単独または適当に
組合せて用いることが生育を促進するのに好ましい。
,01〜2%w/v)、ココナツツミルク(5〜20%
w/v)、酵母エキス(0,01〜2%w/v)、麦芽
エキス(0,01〜2%v/v)等を単独または適当に
組合せて用いることが生育を促進するのに好ましい。
培養に用いる植物組織の種類やオーキシン作用物質とサ
イトカイニン物質との組み合わせ等により、得られる培
養細胞は組織培養カルスであったり、分化組織であった
りする。通常、カルスが得られる条件が最も広いが、組
織として分裂組織、特に頂芽や側芽などを用いた場合や
、オーキシン作用物質としてインドール酢酸やナフタレ
ン酢酸を用いた場合、先叫財は、特に5000ル、ソク
ス以上、16時間以上で光照射した場合などでは分化組
織、特に茎葉培養組織が得られる。
イトカイニン物質との組み合わせ等により、得られる培
養細胞は組織培養カルスであったり、分化組織であった
りする。通常、カルスが得られる条件が最も広いが、組
織として分裂組織、特に頂芽や側芽などを用いた場合や
、オーキシン作用物質としてインドール酢酸やナフタレ
ン酢酸を用いた場合、先叫財は、特に5000ル、ソク
ス以上、16時間以上で光照射した場合などでは分化組
織、特に茎葉培養組織が得られる。
組織培養カルスからの不定芽の分化誘導は、前述のオー
キシン作用物質と、サイトカイニン作用物質の配合量や
光照射条件に依存し、特に0〜10−@Mのオーキシン
作用物質(例えば2.4−D)とθ〜10−”Mのサイ
トカイニン作用物質(例えばカイネチン)との組み合わ
せを使用し、5000ルックス以上の光照射を16時間
以上にわたって行うのが好ましい。
キシン作用物質と、サイトカイニン作用物質の配合量や
光照射条件に依存し、特に0〜10−@Mのオーキシン
作用物質(例えば2.4−D)とθ〜10−”Mのサイ
トカイニン作用物質(例えばカイネチン)との組み合わ
せを使用し、5000ルックス以上の光照射を16時間
以上にわたって行うのが好ましい。
組織培養カルスから不定根の分化誘導は、前述のオーキ
シン作用物質とサイトカイニン作用物質の配合mに依存
し、特にO〜10−”Mのオーキシン作用物質、好まし
くはインドール酢酸やナフタレン酢酸と0〜10−8M
のサイトカイニン作用物質との組み合わせを使用して行
うのが好ましい。
シン作用物質とサイトカイニン作用物質の配合mに依存
し、特にO〜10−”Mのオーキシン作用物質、好まし
くはインドール酢酸やナフタレン酢酸と0〜10−8M
のサイトカイニン作用物質との組み合わせを使用して行
うのが好ましい。
培養根の誘導は、通常前述の不定根を用いて、その成長
点を含む先端部を無菌的にメス等で切り取り、寒天培地
に置床、あるいは液体培地に投入して培養することによ
り行う。不定根ばかりでなく、無菌的に種子から発根さ
せた根、あるいは植物体にアグロバクテリウム・リゾゲ
ネースを接種し、人為的に発根させた根を用いることも
できる。
点を含む先端部を無菌的にメス等で切り取り、寒天培地
に置床、あるいは液体培地に投入して培養することによ
り行う。不定根ばかりでなく、無菌的に種子から発根さ
せた根、あるいは植物体にアグロバクテリウム・リゾゲ
ネースを接種し、人為的に発根させた根を用いることも
できる。
培地は前述のオーキシン作用物質とサイトカイニン作用
物質を適宜配合して用いるが、特に0〜l0−8Mのオ
ーキシン作用物質、好ましくはインドール酢酸やナフタ
レン酢酸と0−10−”Mのサイトカイニン作用物質と
の組み合わせが望ましい。培養は20〜30℃の暗所で
、また液体培地を用いる場合は50〜150 rpmの
振盪機上で行うが、必ずしもこの範囲にとられれない。
物質を適宜配合して用いるが、特に0〜l0−8Mのオ
ーキシン作用物質、好ましくはインドール酢酸やナフタ
レン酢酸と0−10−”Mのサイトカイニン作用物質と
の組み合わせが望ましい。培養は20〜30℃の暗所で
、また液体培地を用いる場合は50〜150 rpmの
振盪機上で行うが、必ずしもこの範囲にとられれない。
培養茎葉の誘導は、通常前述の茎葉培養組織を用いてそ
の茎葉を含む先端部を無菌的にメス等で切り取り、寒天
培地に置床、あるいは液体培地に投入して培養すること
により行う。培地は前述のオーキシン作用物質とサイト
カイニン作用物質を適宜配合して用いるが、特に0〜1
0−@Mのオーキシン作用物質と0〜10″″6Mのサ
イトカイニン作用物質との組み合わせが望ましい。培養
は20〜30℃の暗所で、また液体培地を用いる場合、
50〜150 rpmの振盪機上で行う。光照射は50
00ルックス以上、16時間以上にわたって行なうのが
好ましい。
の茎葉を含む先端部を無菌的にメス等で切り取り、寒天
培地に置床、あるいは液体培地に投入して培養すること
により行う。培地は前述のオーキシン作用物質とサイト
カイニン作用物質を適宜配合して用いるが、特に0〜1
0−@Mのオーキシン作用物質と0〜10″″6Mのサ
イトカイニン作用物質との組み合わせが望ましい。培養
は20〜30℃の暗所で、また液体培地を用いる場合、
50〜150 rpmの振盪機上で行う。光照射は50
00ルックス以上、16時間以上にわたって行なうのが
好ましい。
なお、より工業的規模で培養細胞を得るには、上記培養
細胞を一般微生物の培養と同じ操作で静置培養法または
液体培養法を採用して培養増殖させればよい。液体培養
法については、振とう式培養機上で培養する振とう培養
法、あるいはガラス、金属等の密閉した槽に無菌空気を
通気して培養する方法などを目的に応じて適宜選択する
。
細胞を一般微生物の培養と同じ操作で静置培養法または
液体培養法を採用して培養増殖させればよい。液体培養
法については、振とう式培養機上で培養する振とう培養
法、あるいはガラス、金属等の密閉した槽に無菌空気を
通気して培養する方法などを目的に応じて適宜選択する
。
以上のようにして培養増殖した培養細胞から血液凝固成
分を得るには、自体公知の分離手段を採用して行えばよ
い。例えば、抽出による方法や加熱による方法が挙げら
れる。なかでも抽出により得られた血液凝固成分の作用
が強い。抽出による方法には各種溶媒で抽出する方法が
あり、血液凝固成分を得る場合、ノチドメの培養細胞を
例にとってその操作手順を説明すれば以下の通りである
。
分を得るには、自体公知の分離手段を採用して行えばよ
い。例えば、抽出による方法や加熱による方法が挙げら
れる。なかでも抽出により得られた血液凝固成分の作用
が強い。抽出による方法には各種溶媒で抽出する方法が
あり、血液凝固成分を得る場合、ノチドメの培養細胞を
例にとってその操作手順を説明すれば以下の通りである
。
先ず、該培養細胞を凍結乾燥させるか、あるいは60℃
で24時間あるいは110℃で3時間乾燥させ、水分を
除去する。次いで、秤量後、ソックスレー抽出法、温浸
法メたは冷浸法でアセトン抽出を行う。この場合、アセ
トン以外の有機溶媒(例えばメタノール、エタノール)
も使用できる。
で24時間あるいは110℃で3時間乾燥させ、水分を
除去する。次いで、秤量後、ソックスレー抽出法、温浸
法メたは冷浸法でアセトン抽出を行う。この場合、アセ
トン以外の有機溶媒(例えばメタノール、エタノール)
も使用できる。
得られるアセトン抽出液をアセトン留去によって濃縮す
ることによって血液凝固促進効果および止血効果の高い
アセトン抽出エキスが得られる。血液凝固成分の1要素
である克−セサミンを分離するには自体公知の手段を用
いるが、好ましくは上記エキスを利用する。さらに次の
処理をおこなう。
ることによって血液凝固促進効果および止血効果の高い
アセトン抽出エキスが得られる。血液凝固成分の1要素
である克−セサミンを分離するには自体公知の手段を用
いるが、好ましくは上記エキスを利用する。さらに次の
処理をおこなう。
濃縮液を水と酢酸エチルに分配する。この場合、酢酸エ
チル以外の有機溶媒(例えばクロロホルム、二塩化メチ
レン、n−ヘキサン、エチルエーテル、ベンゼン、酢酸
メチル、n−ペンタン、シクロヘキサン、石油エーテル
)も使用できる。次いで、酢酸エチル層と水層とに分離
し、得られる酢酸エチル層から酢酸エチルを留去し、酢
酸エチル抽出分を得る。この酢酸エチル抽出分をカラム
クロマトグラフィーを用いて分離すれば、目的とする克
−セサミンの粗製物を得ることができる。この場合、カ
ラムクロマトグラフィー以外の精製法、例えば薄層クロ
マトグラフィー等を用いても目的とする克−セサミンを
得ることができる。
チル以外の有機溶媒(例えばクロロホルム、二塩化メチ
レン、n−ヘキサン、エチルエーテル、ベンゼン、酢酸
メチル、n−ペンタン、シクロヘキサン、石油エーテル
)も使用できる。次いで、酢酸エチル層と水層とに分離
し、得られる酢酸エチル層から酢酸エチルを留去し、酢
酸エチル抽出分を得る。この酢酸エチル抽出分をカラム
クロマトグラフィーを用いて分離すれば、目的とする克
−セサミンの粗製物を得ることができる。この場合、カ
ラムクロマトグラフィー以外の精製法、例えば薄層クロ
マトグラフィー等を用いても目的とする克−セサミンを
得ることができる。
このようにして得られる兇−セサミンは、122℃前後
の融点を有し、次に各種溶媒系、例えばクロロホルム/
酢酸エチル=9/lやn−ヘキサン/酢酸エチル=7/
3等により、シリカゲルG薄層クロマトグラフィーを行
うと、ノチドメ原植物よりえた標品l−セサミンのスポ
ットと完全に一致する。また、赤外吸収スペクトルおよ
び核磁気共鳴スペクトルも標品のスペクトルと一致する
。
の融点を有し、次に各種溶媒系、例えばクロロホルム/
酢酸エチル=9/lやn−ヘキサン/酢酸エチル=7/
3等により、シリカゲルG薄層クロマトグラフィーを行
うと、ノチドメ原植物よりえた標品l−セサミンのスポ
ットと完全に一致する。また、赤外吸収スペクトルおよ
び核磁気共鳴スペクトルも標品のスペクトルと一致する
。
この結果、克−セサミンであると同定できる。
本発明による血液凝固成分は、例えば血清検査のために
短時間で収率よく全血から血清を分離させる目的、血液
凝固検査における凝固時間測定を短時間でおこなう目的
、または生体からの出血を止める目的等に使用される。
短時間で収率よく全血から血清を分離させる目的、血液
凝固検査における凝固時間測定を短時間でおこなう目的
、または生体からの出血を止める目的等に使用される。
本発明による血液凝固成分は実用に際しては例えば粉末
または水性懸濁液として血液等の被検体に加えてもよく
、また適当な溶剤もしくはバインダーに溶解もしくは分
散させて血清分離用容器内壁に塗布するか、ガラスピー
ズ等の担体に塗布して試験管内に入れて使用してもよい
。使用量は特に限定的ではないが、例えばアセトン抽出
エキスの場合、血液1 mi、、あたり0.01〜5
00mgで十分な血液凝固効果が得られる。
または水性懸濁液として血液等の被検体に加えてもよく
、また適当な溶剤もしくはバインダーに溶解もしくは分
散させて血清分離用容器内壁に塗布するか、ガラスピー
ズ等の担体に塗布して試験管内に入れて使用してもよい
。使用量は特に限定的ではないが、例えばアセトン抽出
エキスの場合、血液1 mi、、あたり0.01〜5
00mgで十分な血液凝固効果が得られる。
特に本発明の血液凝固剤を塗布した血清分離用容器は、
従来、血液沈降に相当長時間を要したものに対しても、
迅速に沈降させ得るので血液検査を短時間で行なうこと
ができ実用的価値が高い。
従来、血液沈降に相当長時間を要したものに対しても、
迅速に沈降させ得るので血液検査を短時間で行なうこと
ができ実用的価値が高い。
本発明による血液凝固成分を既知の血液凝固促進物質、
例えばシリカ、カオリン、ガラス等の微粉末あるいは繊
維状物質と併用することによって血液凝固効果をさらに
向上させることができる。
例えばシリカ、カオリン、ガラス等の微粉末あるいは繊
維状物質と併用することによって血液凝固効果をさらに
向上させることができる。
以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例1
ノチドメの葉柄を充分に水洗し、次いで、70%エタノ
ールに5分間浸漬し、次に10%さらし粉溶液に10分
間浸漬して殺菌処理した後、無菌箱内で無菌蒸留水中に
数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除去した。こ
の葉柄部を滅菌メスを用いて長さ0.5〜1cm程度の
小片に切断した。
ールに5分間浸漬し、次に10%さらし粉溶液に10分
間浸漬して殺菌処理した後、無菌箱内で無菌蒸留水中に
数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除去した。こ
の葉柄部を滅菌メスを用いて長さ0.5〜1cm程度の
小片に切断した。
このようにして得られるノチドメの無菌小片を下記組成
を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。
を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。
培地としては、ムラシゲ−スクーグの無機塩培地に、シ
ョ糖3%vx/v、カイネチンIO″″5M、2゜4−
ジクロルフェノキシ酢酸10−’M、チアミン塩酸塩0
.lppm、ピリドキシン塩酸塩0.5ppm %ニコ
チン酸0.5ppm、グリシン2 ppm、イノシトー
ル100 ppmを加えてpH6,0に調整し、寒天0
.8%w/vを加え、常法通り殺菌した培地を用いた。
ョ糖3%vx/v、カイネチンIO″″5M、2゜4−
ジクロルフェノキシ酢酸10−’M、チアミン塩酸塩0
.lppm、ピリドキシン塩酸塩0.5ppm %ニコ
チン酸0.5ppm、グリシン2 ppm、イノシトー
ル100 ppmを加えてpH6,0に調整し、寒天0
.8%w/vを加え、常法通り殺菌した培地を用いた。
このような培地に置床したノチドメの小片を培養温度2
5℃で培養した。1週間目頃に切口周辺から黄白色のカ
ルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細かく
分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地に無
菌的に移植し、培養温度25℃で培養を続けた。同様の
操作を4〜6週間毎に繰返し、安定したカルスを得た。
5℃で培養した。1週間目頃に切口周辺から黄白色のカ
ルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細かく
分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地に無
菌的に移植し、培養温度25℃で培養を続けた。同様の
操作を4〜6週間毎に繰返し、安定したカルスを得た。
次に増殖したノチドメのカルスを固形培地から分離し、
60℃で24時間乾燥させ、乾燥カルス10gを得た。
60℃で24時間乾燥させ、乾燥カルス10gを得た。
乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器でアセトンにより8
時間の抽出を3回繰返した。
時間の抽出を3回繰返した。
得られたアセトン抽出液からアセトンを留去させること
によってアセトン抽出エキス1.5gを得た。
によってアセトン抽出エキス1.5gを得た。
実施例2
実施例Iによって得られたアセトン抽出エキス100m
gをアセトンIO+njijに溶解した溶液を、血清分
離用ゲルを充填した血液検査用のガラス製容器aおよび
ブラスチッ製容器b(内113n+え、容ffilom
児)の内面に血清分離用ゲルの上部位から約30ないし
35+nmの高さに塗布した。次いで乾燥炉内で溶剤を
十分に揮散させ、該活性物質塗布量5〜7mgの容器を
準備した。この容器にヒト新鮮血6 mJlを注入した
後、20℃の恒温室内に放置して試験管を90°まで傾
は血液の流動がなくなるまでに要した時間を血液凝固時
間とした。
gをアセトンIO+njijに溶解した溶液を、血清分
離用ゲルを充填した血液検査用のガラス製容器aおよび
ブラスチッ製容器b(内113n+え、容ffilom
児)の内面に血清分離用ゲルの上部位から約30ないし
35+nmの高さに塗布した。次いで乾燥炉内で溶剤を
十分に揮散させ、該活性物質塗布量5〜7mgの容器を
準備した。この容器にヒト新鮮血6 mJlを注入した
後、20℃の恒温室内に放置して試験管を90°まで傾
は血液の流動がなくなるまでに要した時間を血液凝固時
間とした。
次いで、1600GX5分の遠心分離にかけゲル分離層
上に分離した血清を傾斜によって分取してその量を測定
した。同時に溶血の程度を観察した。
上に分離した血清を傾斜によって分取してその量を測定
した。同時に溶血の程度を観察した。
結果を以下の表−■に示す。
比較例!
実施例2で使用した容器と同種の容器に血清分離用ゲル
を充填したものを用意し、実施例2と同条件で血液凝固
時間と血清分取量を測定し、溶血性を観察した。結果を
表−1に示す。
を充填したものを用意し、実施例2と同条件で血液凝固
時間と血清分取量を測定し、溶血性を観察した。結果を
表−1に示す。
表−1
1)血清中にフィブリンが混在する。
2)全く認められない。
3)極めてわずかに溶血が認められる。
実施例3
実施例Iで得られたアセトン抽出エキスを用いて分離し
た血清について、生化学的および免疫化学的検査をおこ
なったところ、検査値への悪影響は認められなかった。
た血清について、生化学的および免疫化学的検査をおこ
なったところ、検査値への悪影響は認められなかった。
実施例4
ノチドメの代りにツボクサを用いる以外は実施例1と同
様にしてツボクサのアセトン抽出エキス1.3gを得た
。
様にしてツボクサのアセトン抽出エキス1.3gを得た
。
実施例5
実施例1で調製したアセトン抽出エキスの代りに実施例
4で調製したアセトン抽出エキスを用いる以外は実施例
2と同様の試験をおこなった。結果を表−2に示す。
4で調製したアセトン抽出エキスを用いる以外は実施例
2と同様の試験をおこなった。結果を表−2に示す。
表−2
1)表−1と同意義。
実施例6
ノチドメの無菌小片を下記組成を有する合成寒天培地に
無菌的に置床する。培地としては、ムラシゲ−スクーグ
の無機塩培地に、ショ糖3%W/V、カイネチンI O
−’ M、2.4−ジクロルフェノキシ酢酸10−’M
、チアミン塩酸塩0.lppm。
無菌的に置床する。培地としては、ムラシゲ−スクーグ
の無機塩培地に、ショ糖3%W/V、カイネチンI O
−’ M、2.4−ジクロルフェノキシ酢酸10−’M
、チアミン塩酸塩0.lppm。
ピリドキシン塩酸塩0.5ppm、ニコチン酸0.5p
p+* 、グリシン2ppm、イノシトール100 p
pmを加えてpH6,0に調整し、寒天0.8%w/v
を加え、常法通り殺菌した培地を用いる。
p+* 、グリシン2ppm、イノシトール100 p
pmを加えてpH6,0に調整し、寒天0.8%w/v
を加え、常法通り殺菌した培地を用いる。
このような培地に置床したノチドメの小片を培養温度2
5℃で培養する。1週間目頃に切口周辺から黄白色のカ
ルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細かく
分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地に無
菌的に移植し、培養温度25℃で培養を続ける。同様の
操作を4〜6週間毎に繰返し、安定したカルスを得た。
5℃で培養する。1週間目頃に切口周辺から黄白色のカ
ルスが生じた。1ケ月後大きく生長したカルスを細かく
分割し、カルス誘導の際と同一の組成を有する培地に無
菌的に移植し、培養温度25℃で培養を続ける。同様の
操作を4〜6週間毎に繰返し、安定したカルスを得た。
次に増殖したノチドメのカルスを固形培地から分離し、
60℃で24時間乾燥させ、乾燥カルス30gを得る。
60℃で24時間乾燥させ、乾燥カルス30gを得る。
乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器でアセトンにより8
時間の抽出を3回繰返す。
時間の抽出を3回繰返す。
得られるアセトン抽出物を50m1.程度に濃縮し、分
液ロートに移し、同容の水と1001Jlの酢酸エチル
を加え、振とう後、酢酸エチル層を分離する。数回抽出
操作を繰返し、集められた酢酸エチ抽出液を濃縮して酢
酸エチルを留去し、酢酸エチル抽出分を得る。次いで、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより分取し、L
−セサミン12mg(乾燥カルス重量に対して0.04
%)を得た。
液ロートに移し、同容の水と1001Jlの酢酸エチル
を加え、振とう後、酢酸エチル層を分離する。数回抽出
操作を繰返し、集められた酢酸エチ抽出液を濃縮して酢
酸エチルを留去し、酢酸エチル抽出分を得る。次いで、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより分取し、L
−セサミン12mg(乾燥カルス重量に対して0.04
%)を得た。
この結晶の赤外吸収スペクトルおよび核磁気共鳴スペク
トルは、標品克−セサミンのスペクトルと一致、またク
ロロホルム/酢酸エチル=9/lあるいはn−ヘキサン
/酢酸エチル=7/3の展開溶媒によるシリカゲルG薄
層クロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品L−
セサミンと一致することから、この結晶をL−セサミン
と同定した。
トルは、標品克−セサミンのスペクトルと一致、またク
ロロホルム/酢酸エチル=9/lあるいはn−ヘキサン
/酢酸エチル=7/3の展開溶媒によるシリカゲルG薄
層クロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品L−
セサミンと一致することから、この結晶をL−セサミン
と同定した。
実施例7
実施例6によって得られたノチドメカルスをムラシゲ−
スクーグの無機塩培地にショ糖3%W/V。
スクーグの無機塩培地にショ糖3%W/V。
カイネチン10−’M、α−ナフタレン酢酸10−7M
1チアミン塩酸塩0.1.ppm、ピリドキシン塩酸塩
0.5ppn+、ニコチン酸0.5ppm、グリシン2
ppm、イノシトール100 ppIllを加えpHe
、oに調整し、寒天0.8%w/vを加え、常法通り殺
菌した培地に移植した。25℃、7500ルツクスの連
続的光照射下で培養したところ、1週間後に不定芽が分
化した。
1チアミン塩酸塩0.1.ppm、ピリドキシン塩酸塩
0.5ppn+、ニコチン酸0.5ppm、グリシン2
ppm、イノシトール100 ppIllを加えpHe
、oに調整し、寒天0.8%w/vを加え、常法通り殺
菌した培地に移植した。25℃、7500ルツクスの連
続的光照射下で培養したところ、1週間後に不定芽が分
化した。
得られた不定芽を実施例6と同様の方法で処理し、粗克
−セサミン(8mg、乾燥培養物重量に対し0.05%
)を得た。
−セサミン(8mg、乾燥培養物重量に対し0.05%
)を得た。
X胤匠l
ノチドメに代えてチドメグサを用いる以外は実施例6と
同様に操作して、チドメグサの6組織培養カルスを得、
これからL−セサミンを採取した。
同様に操作して、チドメグサの6組織培養カルスを得、
これからL−セサミンを採取した。
実施例9
ノチドメに代えてオオバチドメグサを用いる以外は実施
例6と同様に操作して、オオバチドメグサの組織培養カ
ルスを得、これから克−セサミンを採取した。
例6と同様に操作して、オオバチドメグサの組織培養カ
ルスを得、これから克−セサミンを採取した。
実施例1O
ノチドメに代えてミャマチドメグサを用いる以外は実施
例6と同様に操作して、ミャマチドメグサの組織培養カ
ルスを得、これから克−セサミンを採取した。
例6と同様に操作して、ミャマチドメグサの組織培養カ
ルスを得、これから克−セサミンを採取した。
実施例11
ノチドメに代えてオオチドメを用いる以外は実施例6と
同様に操作して、オオヂドメの組織培養カルスを得、こ
れから克−セサミンを採取した。
同様に操作して、オオヂドメの組織培養カルスを得、こ
れから克−セサミンを採取した。
実施例12
ノヂドメに代えてツボクサを用いる以外は実施例6と同
様に操作して、ツボクサの組織培養カルスを得、これか
らL−セサミンを採取した。
様に操作して、ツボクサの組織培養カルスを得、これか
らL−セサミンを採取した。
実施例13〜17
実施例7のノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチド
メグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用
いてa−セサミンを得た。
メグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用
いてa−セサミンを得た。
実施例18〜23
実施例7のノチドメの代わりにノチドメ、チドメグサ、
オオバチドメグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツ
ボクサを用いて不定芽を得、ついで実施例1と同様の方
法で処理してアセトンエキスを得た。
オオバチドメグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツ
ボクサを用いて不定芽を得、ついで実施例1と同様の方
法で処理してアセトンエキスを得た。
実施例24
ノチドメの頂芽を含む長さ3cmの茎を充分に水洗し、
次いで、70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%
さらし粉溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌
蒸留水中に数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除
去した。この茎を滅菌メスと滅菌ピンセットを用いて実
体顕微鏡下で長さ05〜1mm程度の頂芽を含む小片と
した。このようにして得られたノチドメの無菌小片を下
記組成を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。培地
としては、ムラシゲ−スクーグの無機塩培地に、シヨ糖
3%vr/v、a−ナフタレン酢酸to−’M、チアミ
ン塩酸塩0.lppm、ピリドキシン塩酸塩0゜5pp
m、ニコチン酸0 、5 ppm、グリシン2pI)m
%イノシトール100 ppmを加えてI)H6、Oに
調整し、寒天0.8%w/vを加え、常法通り殺菌した
培地を用いた。
次いで、70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%
さらし粉溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌
蒸留水中に数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除
去した。この茎を滅菌メスと滅菌ピンセットを用いて実
体顕微鏡下で長さ05〜1mm程度の頂芽を含む小片と
した。このようにして得られたノチドメの無菌小片を下
記組成を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。培地
としては、ムラシゲ−スクーグの無機塩培地に、シヨ糖
3%vr/v、a−ナフタレン酢酸to−’M、チアミ
ン塩酸塩0.lppm、ピリドキシン塩酸塩0゜5pp
m、ニコチン酸0 、5 ppm、グリシン2pI)m
%イノシトール100 ppmを加えてI)H6、Oに
調整し、寒天0.8%w/vを加え、常法通り殺菌した
培地を用いた。
このような培地に置床したノチドメの小片を培養温度2
5℃、5000ルツクスの連続光照射下で培養した。3
週間目頃に小片から茎葉培養組織が生じた。1ケ月後大
きく生長した茎葉培養組織を分割し、誘導の際と同一の
組成を有する培地に無菌的に移植し、培養温度25℃で
培養を続けた。
5℃、5000ルツクスの連続光照射下で培養した。3
週間目頃に小片から茎葉培養組織が生じた。1ケ月後大
きく生長した茎葉培養組織を分割し、誘導の際と同一の
組成を有する培地に無菌的に移植し、培養温度25℃で
培養を続けた。
同様の操作を2週間毎に繰返し、安定した茎葉培養組織
を得た。
を得た。
参考例1
実施例24において増殖したノチドメの茎葉培養組織を
固形培地から分離し、60℃で24時間乾燥させ、乾燥
物10gを得た。乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器で
アセトンにより8時間の抽出を3回繰返した。得られた
アセトン抽出液を50fflf1程度に濃縮し、分液ロ
ートに移し、同容の水と100Jの酢酸エチルを加え、
振とう後、酢酸エチル層を分離した。数回抽出操作を繰
返し、集められた酢酸エチル抽出液を濃縮して酢酸エチ
ルを留去し、酢酸エヂル抽出分を得た。次いで、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより分取し、克−セサ
ミンtsmgを得た。
固形培地から分離し、60℃で24時間乾燥させ、乾燥
物10gを得た。乳鉢で磨砕後、ソックスレー抽出器で
アセトンにより8時間の抽出を3回繰返した。得られた
アセトン抽出液を50fflf1程度に濃縮し、分液ロ
ートに移し、同容の水と100Jの酢酸エチルを加え、
振とう後、酢酸エチル層を分離した。数回抽出操作を繰
返し、集められた酢酸エチル抽出液を濃縮して酢酸エチ
ルを留去し、酢酸エヂル抽出分を得た。次いで、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより分取し、克−セサ
ミンtsmgを得た。
この結晶の赤外吸収スペクトルおよび核磁気共鳴スペク
トルは、標品克−セサミンのスペクトルと一致、またク
ロロホルム/酢酸エチル=9/lあるいはn−ヘキサン
/酢酸エチル=7/3の展開溶媒によるシリカゲルG薄
層クロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品L−
セサミンと一致することから、この結晶を克−セサミン
と同定した。
トルは、標品克−セサミンのスペクトルと一致、またク
ロロホルム/酢酸エチル=9/lあるいはn−ヘキサン
/酢酸エチル=7/3の展開溶媒によるシリカゲルG薄
層クロマトグラフィーのスポットおよび発色が標品L−
セサミンと一致することから、この結晶を克−セサミン
と同定した。
実施例25〜29
実施例24のノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチ
ドメグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを
用いて茎葉培養組織を得、次いでσ−セサミンを得た。
ドメグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを
用いて茎葉培養組織を得、次いでσ−セサミンを得た。
実施例30〜35
実施例24のノチドメの代わりにノチドメ、チドメグサ
、オオバチドメグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたは
ツボクサを用いて茎葉培養組織を得、次いで実施例1と
同様の方法で処理してアセトンエキスを得た。
、オオバチドメグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたは
ツボクサを用いて茎葉培養組織を得、次いで実施例1と
同様の方法で処理してアセトンエキスを得た。
実施例36〜39
実施例Iのノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチド
メグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用
いてカルスを得、次いでアセトンエキスを得た。
メグサ、オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用
いてカルスを得、次いでアセトンエキスを得た。
実施例40〜55
実施例2で用いた実施例1のアセトンエキスの代わりに
実施例36〜39.30〜35.18〜22または23
のアセトンエキスを用い、実施例2と同様の結果を得た
。
実施例36〜39.30〜35.18〜22または23
のアセトンエキスを用い、実施例2と同様の結果を得た
。
実施例56
実施例1によって得られたカルス400gを14I2ジ
ヤー中の液体培地1012に分散し、攪拌速度50 r
pm、通気量51!/ll1in、、温度25℃で10
日間培養した。培地としては実施例6に用いたものと同
じ培地を使用した。■θ日間後、約4に9のカルスを得
た。実施例1と同様に処理し、アセトン抽出エキス20
gを得た。
ヤー中の液体培地1012に分散し、攪拌速度50 r
pm、通気量51!/ll1in、、温度25℃で10
日間培養した。培地としては実施例6に用いたものと同
じ培地を使用した。■θ日間後、約4に9のカルスを得
た。実施例1と同様に処理し、アセトン抽出エキス20
gを得た。
寒監厩57
実施例1の方法によって得られたノチドメヵルスをムラ
シゲ−スクーグの無機塩培地にシヨ糖3%W/V、イン
ドール酢酸1o″″@M%チアミン塩酸塩0.lppm
、ピリドキシン塩酸塩0 、5 ppm、ニコチン酸0
、5 ppm、グリシン2 [)I)Lイノシトール
100 ppmを加え、pH6,0に調整し、寒天0.
8%w/vを加え、常法通り殺菌した液体培地に移植し
、25°Cの暗所において12 Orpmで液体培養し
たところ、2週間に不定根を得た。
シゲ−スクーグの無機塩培地にシヨ糖3%W/V、イン
ドール酢酸1o″″@M%チアミン塩酸塩0.lppm
、ピリドキシン塩酸塩0 、5 ppm、ニコチン酸0
、5 ppm、グリシン2 [)I)Lイノシトール
100 ppmを加え、pH6,0に調整し、寒天0.
8%w/vを加え、常法通り殺菌した液体培地に移植し
、25°Cの暗所において12 Orpmで液体培養し
たところ、2週間に不定根を得た。
この不定根を用い、実施例■と同様の処理をしてアセト
ンエキスを得た。
ンエキスを得た。
実施例58〜62
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例57と同様にしてアセトンエキスを得た。
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例57と同様にしてアセトンエキスを得た。
実施例63
実施例57の方法によって得られた不定根の先端部を無
菌的に切り取り、該実施例と同様に培養し、伸長、分枝
増殖能を有する培養根を得た。
菌的に切り取り、該実施例と同様に培養し、伸長、分枝
増殖能を有する培養根を得た。
この培養根を用い、実施例1と同様の処理をしてアセト
ンエキスを得た。
ンエキスを得た。
実施例64〜68
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ4、
オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外
は実施例63と同様にしてアセトンエキスを得た。
オオチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外
は実施例63と同様にしてアセトンエキスを得た。
実施例69
ノチドメの頂芽を含む長さ3cmの茎を充分に水洗し、
次いで、70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%
さらし粉溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌
蒸留水中に数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除
去した。この茎を滅菌メスと滅菌ピンセットを用いて実
体顕微鏡下で長さ0゜5〜I’In程度の頂芽を含む小
片とした。このようにして得られたノチドメの無菌小片
を下記組成を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。
次いで、70%エタノールに5分間浸漬し、次に10%
さらし粉溶液に10分間浸漬して殺菌処理した後、無菌
蒸留水中に数回浸漬して洗浄し、充分に残存殺菌剤を除
去した。この茎を滅菌メスと滅菌ピンセットを用いて実
体顕微鏡下で長さ0゜5〜I’In程度の頂芽を含む小
片とした。このようにして得られたノチドメの無菌小片
を下記組成を有する合成寒天培地に無菌的に置床した。
培地としては、ムラシゲ−スクーグの無機塩培地に、シ
ヨ糖3%Vt/V、α−ナフタレン酢酸10″″@M%
チアミン塩酸塩0.1ppI11.ピリドキシン塩酸塩
0゜5ppm、ニコチン酸0.5ppm、グリシン2p
pm%イノシトール100 ppmを加えてpH6、0
に調整し、寒天0.8%W/Vを加え、常法通り殺菌し
た培地を用いた。
ヨ糖3%Vt/V、α−ナフタレン酢酸10″″@M%
チアミン塩酸塩0.1ppI11.ピリドキシン塩酸塩
0゜5ppm、ニコチン酸0.5ppm、グリシン2p
pm%イノシトール100 ppmを加えてpH6、0
に調整し、寒天0.8%W/Vを加え、常法通り殺菌し
た培地を用いた。
このような培地に置床したノチドメの小片を培養温度2
5℃、5000ルツクスの連続光照射下で培養した。3
週間目頃に小片から茎葉培養組織が生じた。lケ月後大
きく生長した茎葉培養組織を分割し、誘導の際と同一の
組成を有する培地に無菌的に移植し、培養温度25℃で
培養を続けた。
5℃、5000ルツクスの連続光照射下で培養した。3
週間目頃に小片から茎葉培養組織が生じた。lケ月後大
きく生長した茎葉培養組織を分割し、誘導の際と同一の
組成を有する培地に無菌的に移植し、培養温度25℃で
培養を続けた。
同様の操作を2週間毎に繰返し、安定した茎葉培養組織
を得た。
を得た。
得られた茎葉培養組織の茎葉から成る先端部を無菌的に
切り取り、上記の培地と同様の液体培地に移植し、12
0ppm、 25℃、5000ルツクスの連続光照射下
で培養し、伸長、分枝増殖能を有する培養茎葉を得た。
切り取り、上記の培地と同様の液体培地に移植し、12
0ppm、 25℃、5000ルツクスの連続光照射下
で培養し、伸長、分枝増殖能を有する培養茎葉を得た。
この培養茎葉を用い、実施例1と同様の処理をしてアセ
トンエキスを得た。
トンエキスを得た。
実施例70〜74
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例69と同様にしてアセトンエキスを得た。
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例69と同様にしてアセトンエキスを得た。
実施例75
実施例57と同様にして得た不定根を用い、実施例6と
同様の処理をしてQ−セサミンを得た。
同様の処理をしてQ−セサミンを得た。
実施例76〜80
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オヂドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例75と同様にしてQ−セサミンを得た。
オヂドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例75と同様にしてQ−セサミンを得た。
実施例81
実施例63と同様にして得た培養根を用い、実施例6と
同様の処理をしてρ−セサミンを得た。
同様の処理をしてρ−セサミンを得た。
害−施例82〜86
ノチトメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例81と同様にしてQ−セサミンを得た。
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例81と同様にしてQ−セサミンを得た。
実施例87
実施例69と同様にして得た培養茎葉を用い、実施例6
と同様の処理をしてg−セサミンを得た。
と同様の処理をしてg−セサミンを得た。
実施例88〜92
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オチドメ、ミャマヂドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例87と同様にしてQ−セサミンを得た。
オチドメ、ミャマヂドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例87と同様にしてQ−セサミンを得た。
実施例93
実施例57と同様にして得た不定根を用い、実施例2と
同様の処理をして同様の結果を得た。
同様の処理をして同様の結果を得た。
実施例94〜98
ノヂドメの代わりにヂドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例93と同様にして、同様の結果を得た。
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例93と同様にして、同様の結果を得た。
実施例99
実施例63と同様にして得た培養根を用い、実施例2と
同様の処理をして同様の結果を得た。
同様の処理をして同様の結果を得た。
実施例100〜104
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例99と同様にして同様の結果を得た。
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例99と同様にして同様の結果を得た。
実施例105
実施例69と同様にして得た培養茎葉を用い、実施例2
と同様の処理をして同様の結果を得た。
と同様の処理をして同様の結果を得た。
実施例106〜110
ノチドメの代わりにチドメグサ、オオバチドメグサ、オ
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例105と同様にして同様の結果を得た。
オチドメ、ミャマチドメまたはツボクサを用いる以外は
実施例105と同様にして同様の結果を得た。
発明の効果
本発明は、植物組織培養技術の適用によってチドメグサ
属またはツボクサ属に属する植物から血液凝固作用を有
する成分および該成分の1種である!−セサミンを大最
に生産することを可能ならしめた点に著しい産業上の効
果を有するものである。
属またはツボクサ属に属する植物から血液凝固作用を有
する成分および該成分の1種である!−セサミンを大最
に生産することを可能ならしめた点に著しい産業上の効
果を有するものである。
本発明による血液凝固成分は血液の凝固時間を短縮し、
血餅退縮の進行を速め、血清中にフィブリンが残存せず
、また、溶血性がほとんど認められない(すなわち収率
向上をもたら°ず)という効果がある。
血餅退縮の進行を速め、血清中にフィブリンが残存せず
、また、溶血性がほとんど認められない(すなわち収率
向上をもたら°ず)という効果がある。
また、本発明による血液凝固成分によって処理し、分離
した血清は、生化学的および免疫化学的検査の上に何ら
悪影響を及ぼすことがない。
した血清は、生化学的および免疫化学的検査の上に何ら
悪影響を及ぼすことがない。
さらに本発明による血液凝固成分は、血液を凝固させる
性質を有するから、止血剤として使用することもできる
。
性質を有するから、止血剤として使用することもできる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、チドメグサ属またはツボクサ属に属する植物の組織
または細胞から誘導される培養細胞から得られる血液凝
固成分。 2、植物細胞から抽出によって得られる第1項記載の血
液凝固成分。 3、植物細胞から有機溶媒を用いた抽出によって得られ
る第1項記載の血液凝固成分。 4、培養細胞がl−セサミン生産能を有する培養細胞で
ある第1項記載の血液凝固成分。 5、培養細胞が組織培養カルスである第1項記載の血液
凝固成分。 6、培養細胞がl−セサミン生産能を有するカルスであ
る第5項記載の血液凝固成分。 7、培養細胞が分化組織である第1項記載の血液凝固成
分。 8、培養細胞がl−セサミン生産能を有する第7項記載
の血液凝固成分。 9、培養細胞が培養器官である第1項記載の血液凝固成
分。 10、培養細胞がl−セサミン生産能を有する第9項記
載の血液凝固成分。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019860002580A KR930009510B1 (ko) | 1985-04-06 | 1986-04-04 | 배양 식물 세포 및 그의 제조방법 |
DE3689383T DE3689383T2 (de) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Pflanzenkulturzelle und ihre Verwendung. |
EP86104662A EP0197525B1 (en) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Plant culture cell and use thereof |
EP91105639A EP0442537B1 (en) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | A mental disease therapeutic agent |
DE3650445T DE3650445T2 (de) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Verfahren um 1-sesamin zu produzieren mittels Pflanenzellkulturen. |
DE3650451T DE3650451T2 (de) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Geisteskrankheittherapeutisches Mittel |
EP91105640A EP0443635B1 (en) | 1985-04-06 | 1986-04-05 | Method for producing l-sesamin using plant cell cultures |
US07/283,934 US4970151A (en) | 1985-04-06 | 1988-12-12 | Plant culture cell and use thereof |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60-73220 | 1985-04-06 | ||
JP7322085 | 1985-04-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230723A true JPS6230723A (ja) | 1987-02-09 |
Family
ID=13511860
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61042738A Expired - Lifetime JP2545359B2 (ja) | 1985-04-06 | 1986-02-26 | 植物培養細胞 |
JP61042739A Pending JPS6230723A (ja) | 1985-04-06 | 1986-02-26 | 血液凝固成分 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61042738A Expired - Lifetime JP2545359B2 (ja) | 1985-04-06 | 1986-02-26 | 植物培養細胞 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP2545359B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1887246B1 (en) | 2005-05-31 | 2015-11-04 | NHK SPRING Co., Ltd. | Coiled spring |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59213393A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-03 | Kanebo Ltd | 精油の製造方法 |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP61042738A patent/JP2545359B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-02-26 JP JP61042739A patent/JPS6230723A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6229970A (ja) | 1987-02-07 |
JP2545359B2 (ja) | 1996-10-16 |
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