JPS62297484A - 硫酸亜鉛電解液の精製方法 - Google Patents

硫酸亜鉛電解液の精製方法

Info

Publication number
JPS62297484A
JPS62297484A JP62097644A JP9764487A JPS62297484A JP S62297484 A JPS62297484 A JP S62297484A JP 62097644 A JP62097644 A JP 62097644A JP 9764487 A JP9764487 A JP 9764487A JP S62297484 A JPS62297484 A JP S62297484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dilute
solution
cell
monovalent
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62097644A
Other languages
English (en)
Inventor
ドナルド・エル・ボール
ダニエル・エイ・ディー・ボーテング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teck Metals Ltd
Original Assignee
Teck Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teck Metals Ltd filed Critical Teck Metals Ltd
Publication of JPS62297484A publication Critical patent/JPS62297484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/42Electrodialysis; Electro-osmosis ; Electro-ultrafiltration; Membrane capacitive deionization
    • B01D61/44Ion-selective electrodialysis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/42Electrodialysis; Electro-osmosis ; Electro-ultrafiltration; Membrane capacitive deionization
    • B01D61/44Ion-selective electrodialysis
    • B01D61/54Controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D67/00Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
    • B01D67/0081After-treatment of organic or inorganic membranes
    • B01D67/0093Chemical modification
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/28Polymers of vinyl aromatic compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G9/00Compounds of zinc
    • C01G9/06Sulfates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2311/00Details relating to membrane separation process operations and control
    • B01D2311/26Further operations combined with membrane separation processes
    • B01D2311/2642Aggregation, sedimentation, flocculation, precipitation or coagulation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2317/00Membrane module arrangements within a plant or an apparatus
    • B01D2317/02Elements in series
    • B01D2317/025Permeate series
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2321/00Details relating to membrane cleaning, regeneration, sterilization or to the prevention of fouling
    • B01D2321/16Use of chemical agents
    • B01D2321/162Use of acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は、電気透析によってZnSO4電解液から1価
のイオンを除去する方法に関するものである。
電気分解によって硫酸亜鉛から亜鉛を回収する方法にお
いて、電気分解で有害作用を有する不純物の含有量を減
ずるために電解液を精製処理する必要がある。塩化物、
弗化物およびタリウムの適切な除去を達成することは特
に重要なことである。
ZnSO4の精製法および種々の不純物の作用が「マセ
ウソン シー・エイチ・(Mathewson C9H
,)、亜鉛−金属、その合金および化合物(2inc−
TheMetal、 Its A11ays and 
Compounds ) 、第3版、レインホールド出
版社(Reinhold PublishingCor
poration)、1964、第65〜333頁」で
議論されている。
塩化物は、従来、CuCL AgC1として、または溶
剤抽出によって除去されていた。塩化物および弗化物は
、焼成された濃縮物、煙崖等を炭酸ナトリウム溶液で予
備溶出または洗浄することにより除去されてきた。これ
らの方法の主要な欠点は、ハロゲン化物を完全に除去で
きず、追加の補助的な段階を必要とすること、およびコ
ストが高いことである。固体をソーダ溶液で洗浄するこ
とによる弗化物の除去は、高価であり、精製されたZn
SO4電解液中に弗化物イオンがなお存在する。
イオンを溶液から除去することは電気透析を含む方法に
よって行うことができ、このことは多くの文献に記載さ
れている。しかし、これら文献には、亜鉛の電解抽出用
のZnSOsの精製に電気透析を使用すること、または
電気透析によってZnSO4電解液から塩化物、弗化物
およびタリウムを除去することは開示されていない。
本発明者等はハロゲン化物並びに1価陽イオンを電気透
析によってZnSO4電解液から有効に除去できること
を見出した。
本発明において、塩化物、弗化物、タリウム、ナトリウ
ムおよびカリウムイオンを包含する1価イオンを含有す
るZ n S 04電解液を、電気透析装置を通過させ
て1価陰イオンおよび陽イオンを除去する。電気透析装
置は、交互の陽イオンおよび陰イオン膜により分離され
る交互の濃厚液および希薄液(涸渇された溶液)の若干
の区画室、アノードとカソードを各々有するアノードお
よびカソード区画室を備える。陰イオン膜および陽イオ
ン膜は適切な1価イオン選択透過膜から選択され、ある
いは、1価陽イオン、例えばタリウムイオンの選択的な
除去が必要でない場合、陽イオン性膜は一般的に人手し
得る陽イオン性膜から選択することができる。電極上に
おける亜鉛およびマンガンの析出は、アノードおよびカ
ソード区画室を介して循環する電極洗浄溶液の組成と流
速の制御;アノード区画室とカソード区画室が、1価陰
イオン選択透過膜によって、隣接した希薄液区画室から
分離されるように交互の膜を配置すること:少量のコバ
ルトおよび/またはアンチモンの添加;金属析出上方へ
の水素発生を助けるカソード物質の使用を含む若干の手
段を1つ以上用いることにより制御される。ハロゲン化
物、特に弗化物の除去はpHに左右されるので、電解液
のpHを予め決定した範囲内に注意深く制御する。陰イ
オンの除去が、塩化物に限定される場合、厳密なpHの
制御はあまり必要とされない。電気透析は、精製される
べきZnSO4電解液の1価イオンの濃度および/また
は精製された電解液中のこれらイオンの所望の水準に左
右される1つ以上の段階で行うことができる。本発明の
方法は、適切な条件を選定することによって、ZnSO
4電解液から1価イオン、特に、塩化物、弗化物および
タリウムイオンの90%以上を1つ以上の段階で有効に
除去することができる。
本発明において、電気透析によってタリウム、ナトリウ
ムおよびカリウムから成る群から選ばれた少なくとも1
種の1価陽イオンと塩化物および弗化物から成る群より
選ばれる少なくとも1種の1価陰イオンの種々の濃度を
有する硫酸亜鉛電解液を精製する方法を提供し、該方法
は多数の交互の1価陽イオン選択透過膜と1価陰イオン
の選択透過膜をfrtffえる電気透析装置の希薄液セ
ルに、硫酸亜鉛電解液を供給し、上記膜が、交互の希薄
液および濃厚液セル、アノード区画室とカソード区画室
、アノード区画室に配置したアノードとカソード区画室
に配置したカソードを画成し;上記アノード区画室と上
記カソード区画室を循環洗浄溶液で洗浄し;対応する電
流密度値がlθ〜500A/m2の範囲内にあるような
値で電流をアノードとカソード間に印加し;装置の温度
を0〜60℃の温度範囲に維持し;約55以下のpH値
で電解液を供給し;種々の溶液流を、希薄液セ/Lおよ
び濃厚液セルにおいて乱流を維持するに十分な線速度で
上記セルを介して通過させ;希薄液を、1価陽イオンと
1価陰イオンの濃度が低減した精製硫酸亜鉛電解液とし
て、上記希薄液セルから取出すことを特徴とする。
以下本発明の詳細な説明する。
亜鉛含有物質を硫酸で溶出して得たZn5CL電解液を
精製処理し、不要なイオンを除去し亜鉛の電解抽出に好
適な電解液を作製する。この精製はいわゆる鉄精製(i
ron purification )および亜鉛末を
用いる精製を包含する。本発明の方法は亜鉛末精製の前
または後に使用することができる。
ZnSOs電解液は、1価イオン、例えば塩化物、弗化
物、タリウム、ナトリウムおよびカリウムイオン、およ
び多価イオン例えば、亜鉛、硫酸、マンガン、コバルト
、ニッケル、銅、カドミウム、アンチモン、砒素、鉄、
マグネシウムおよびカルシウムイオンを含有する場合が
ある。本発明の方法は、塩化物および弗化物イオンから
成る群から選ばれる少なくとも1種の1価陰イオンを含
有する1価イオンの除去およびタリウムを含む1価陽イ
オンの除去に特に有効である。
亜鉛末精製後または鉄精製から得られるZn5Oa電解
液を電気透析装置に供給する。電気透析装置は多重の縦
に配置された左右の1価陰イオン選択透過膜と陽イオン
交換膜または1価陽イオン選択透過膜、カソード区画室
およびアノード区画室を備える。膜の選択は重要である
。1価陰イオンのみを除去せんとする場合、1価陰イオ
ン選択透過膜と通常の陽イオン交換膜(1価以上の多価
陽イオンに関する限定された選択透過性)の組み合わせ
は、電解液から1価陰イオンを除去することを可能にす
る。1価陰イオンが少量存在する場合、この膜の組合せ
を有効に使用することができる。1価陰イオンと1価陽
イオン両方を除去せんとする場合、1価陰イオンおよび
1価陽イオン選択透過膜を組合せて使用する。従って、
かかる組合せは、多価イオンから1価イオンを分離する
ことを可能にし、1価陽イオンおよび1価陰イオンを濃
縮することを可能にする。これによって、ZnSO4電
解液はこれらイオンを含まないようになる。
本発明者等は、適当な1価陰イオン選択透過膜は、例え
ばポリビニルクロライド基材にスチレンジ−ビニルベン
ゼン共重合体を備える膜母材を有し、活性基としてスル
ホン酸基(R−303H)を有する強酸性膜であること
を見出した。活性基は、1価イオンに関する所望の選択
性を提供するに十分な、乾燥樹脂のグラム当たり3〜4
ミリ当量を有する。特に、本発明者等は適当な1価陰イ
オン選択透過膜は処理したセレミオン ティーエムシー
エムアール(Selemion、、CMR) 、セレミ
オン ティーエムエクスペリメンタル ニー(Sell
emion T、 Experimental Δ)(
1個の面を特に処理した)およびセレミオン ティーエ
ムシーニスアール(SelemionT、C3R)  
(両面を特に処理した)であることを見出した。1価陰
イオン例えば、塩化物および弗化物イオンのみを除去す
るのを目的とし、タリウムおよび他の1価陽イオンを除
去しない場合、陽イオン膜の選定を広げて市場で人手し
得る他の物、例えば、活性基としてスルホン酸基(R−
3O3’H)乾燥樹脂のグラム当たり3〜5ミリ当量有
する例えばセレミオンティーエムシーエムヴイ(Sel
e+++1onT、CMV )を含むことができる。
適当な1価陰イオン選択透過膜は、例えば、トリメチル
アミン(例えば、R−N (CH2) 3  ・CI)
から誘導される第4アンモニウム活性基を乾燥樹脂のグ
ラム当たり3〜4ミリ当量有する強塩基膜であり、ポリ
塩化ビニル基材にスチレンジ−ビニルベンゼン共重合体
を備える母材を有する。
セレミオン ティーエムエーエスウ゛イマタハエーエス
アール(Selen+ion、ASVまたはASR)は
1価陰イオン、特に塩化物および弗化物イオンに選択的
であり、特に好ましい。
日本国、東京の旭硝子■によって製造されたSelem
ion、、!  膜は所望の性質を有する。他の製造業
者によって製造された同様の性質を有する膜は例えば、
日本国の徳山曹達0勺によって製造されたネオセプク 
ティーエムシーエム−ワン(NeoseptarxCM
−1) 、NeoseptarxCMS XNeose
pta、、AC3、およびNeosepta、MCLE
−E膜、イオナックケミカルコンバ二一によって製造さ
れたイオナツク ティーxムxムシー−3470(Io
mac TJC−3470)は同様に好ましく、他の膜
と組合せて使用し所望の結果を得ることができる。
交互の陽イオンおよび陰イオン膜は若干の交互の希薄液
セルと濃厚液セルを形成し、これらはアノード区画室を
カソード区画室の間に位置する。
アノードおよびカソードは適切な物質で作製される。例
えば、アノードを白金被覆したチタン、カソードをステ
ンレス鋼から作製することができる。
また、カソードを、水素過電圧を減少する物質、例えば
白金被覆したチタンから都合よく作製することができ、
析出亜鉛上方への水素発生を助ける。
直流電流源を電極に接続する。
好ましくは浮遊固体がないZn5CL電解液を、希薄液
セルに供給する。電気透析より前にいずれの浮遊固体を
も5 ppm以下まで除去する。涸渇した溶液または希
薄液、即ち、精製されたZnSO4電解液を希薄液セル
から取出す。濃厚液、即ち1価イオン、好ましくは塩化
物、弗化物およびクリラムイオンが濃厚になった溶液を
、電気透析中希薄液から濃厚液への正味の水の移動速度
と等しい速度で、濃厚液セルから取出すのが好ましい。
濃厚液セ/Lおよび希薄液セル中で乱流条件を維持する
ことが重要である。このことは、溶液を十分な速度でセ
ルを介して通過させることによって行われ得る。所要に
応じて、希薄液の少なくとも一部と取出された濃厚液の
少なくとも一部を、夫々、供給物として希薄液セ/Lお
よび濃厚液セルに循環させて主として乱流条件を確保し
、またイオンの所望の除去および111を達成すること
ができる。
電気透析中、浸透および電気浸透(electro−o
smosis )によって、水の移動が通常、反対の方
向および異なる速度でおこる。一般に正味の水の移動が
、希薄液セルから濃厚液セルの方向に行われる。はとん
どの場合、この水の移動は取出しに適する濃厚液流を形
成するに十分である。濃厚液セルへの正味の水の移動速
度が、濃厚液セルかうの濃厚液の所望の取出し速度より
小さいこれらの場合には、イ農厚液セルに受取り溶液を
供給することが必要である。例えば、受取り溶液は、水
箱硫酸、および電気透析装置の通常の操作に適合した希
薄塩溶液、例えば、希薄硫酸す) IJウム溶液から選
択することができる。カソード区画室およびアノード区
画室における主反応は各々、水素および酸素発生である
。しかし、少量の二酸化マンガンと亜鉛が各々アノード
とカソード上に析出する。
電極上における析出は望ましくなく、最小限に保つべき
である。析出を、若干の手段の少なくとも1つによって
制御し得る最小限に保つことができる。第1は、陰イオ
ン膜が端部の膜を形成する、即ち、陰イオン膜が電極区
画室に隣接するように膜を電気透析装置に配置すること
である。第2には、また、制御したpHにおていマンガ
ンと亜鉛の濃度を最小にするのに十分大きな電極洗浄流
を選択することによって電極における析出を制御釦する
ことができる。第3には、また、析出物の量、特に亜鉛
の量をアンチモンおよびコバルトから成る群より選択し
た少なくとも1種の元毒の可溶性の形態の少量を添加す
ることによって制御することができ、両方を使用するの
が特に有利である。
洗浄液IL当たり100n+gまでのsbおよび/また
は100mgまでのCOを添加することができる。好ま
しい量は、2〜10 mgSb/Lと2〜5 mgCo
/Lの範囲であり、この場合の分量で、極く少量の亜鉛
が析出する。最後に、析出亜鉛の上方への水素発生を促
進するのに適する物質で作製したカソードを使用するこ
とにより、析出、特に亜鉛の析出を制御することができ
る。例えば、白金被覆したチタンのカソード物質を都合
よく使用することができる。上述の任意の1つの方法を
単独または1つ以上の他の方法と組合せて使用し、電極
における析出を制御することができる。
カソードおよびアノード区画室を、洗浄溶液を循環して
洗浄する。簡単にするために洗浄溶液を両方の電極区画
室を循環する通常の洗浄溶液とする。洗浄溶液を、0〜
4の範囲のpHに維持した希硫酸、硫酸ナトリウムおよ
び水から選択することができる。この溶液は、硫酸ナト
リウムの酸性溶液が好ましい。好適な洗浄溶液は、2〜
3の範囲のpH値に維持した添加したコバルトおよびア
ンチモンを伴うまたは伴わない0.1〜1.0Mの濃度
範囲の硫酸ナトリウムであり、この範囲の高い端のpH
値が、弗化物の一層十分な除去に好ましい。洗浄溶液は
、150kPa以下、好ましくは50kPa以下の、膜
を横切る差圧を、与えるに十分な速度で循環させる。洗
浄溶液の一部を循環液から取出し、はとんど同じ分量の
新鮮な溶液と置換え、洗浄溶液亜鉛濃度を約150mg
/L以下に維持する。
電気透析中に、供給溶液の1価の陽イオンと陰イオンは
、各々、1価の選択透過性の陽イオンおよび陰イオン膜
を介して希薄液セルから濃厚液セルに通過し、はとんど
全ての多価陽イオンおよび陰イオンが希薄液セルに残存
する。電極において発生するガスはカソードおよびアノ
ード区画室から洗浄溶液中に運ばれる。
電気透析装置は、溶液の凍結温度のわずかに高い温度か
ら60℃のように高い温度、即ち0〜60℃、好ましく
は20〜50℃の温度範囲の溶液温度で操作することが
できる。
この方法は、約5.5以下でなければならない見掛けp
H値を有する電解質供給溶液を用いて行う。
約5.5以上の値において、水酸化物または塩基性硫酸
亜鉛としての亜鉛の沈殿が生じ得る。約2以下のpH値
においては、重硫酸イオンが形成され移送される。従っ
て、電解質供給溶液のpHは2〜5.5の範囲が好まし
い。また、本発明者等は弗素の除去が約3.5以下のp
Hにおける弗化水素の生成によるpHに特に敏感である
ことを見出した。
従って、希薄溶液および濃厚液流のpHは、約2以上の
値が好ましく、弗化物の除去を高めるに、最も好ましい
値は3.5〜5.5の範囲である。
濃厚液および希薄液セルを介する溶液の流速は、線速度
が乱流を得るに十分であるような速度であるべきである
。濃厚液セ/Lおよび希薄液セルとアノードおよびカソ
ード区画室を通過する溶液の速度は、はとんど釣合って
おり、約150kPaを超過せず、好ましくは0〜50
kPaの範囲にある膜を横切る差圧を維持する。
電気透析装置への供給速度を、膜の対当たり2〜40L
/hm2の範囲で選択することができ、選択した値は電
解液の不純物濃度および電流密度の値に左右される。
同等の膜の電流密度(有効膜表面領域光たりの適用した
電流)が10〜500 A/m’の範囲にあるように電
極に印加する電流を用いて、この方法を操作することが
できる。IOA/m2以下では、イオン伝達速度が小さ
すぎ、一方、500A/ m 2以上では、膜拡散層に
おける1価イオンの補給速度が小さすぎ、水分離および
/または選択透過性の損失を生ずる。50〜300 A
/m2の好適な範囲の電流密度で操作する場合、水分離
と選択透過性の損失がほとんど防止される。
電気透析は、1価イオンの濃度を所望の低い濃度に減ず
るのに1つの段階で有効であるが、電気透析の1つ以上
の段階を有することが望ましい場合がある。1つ以上の
段階においては、段階は直列に結合するのが好ましく、
1つの段階で取出した希薄液を次の段階の希薄液セルに
供給し、これによって1価イオンの濃度を更に減ずるこ
とができる。
所要に応じて、濃厚液を電気透析によって更に濃厚にす
ることができる。第1段階の電気透析の濃厚液セルから
取出したa尾液を第2段階の希薄液セルに供給する。処
理後、濃厚液は通常排液として廃棄されるので、かかる
段階は、濃厚液に伴われる亜鉛の損失を減ずるに有利で
あるとすることができる。濃厚液のかかる第2電気透析
からの希薄液を第1段階の電気透析に供給材料として戻
すことができる。
所要に応じて、膜を定期的に洗浄し、任意の析出物、例
えば、硫酸カルシウムまたは弗化カルシウム、または弗
化マグネシウムの析出物を除去することができる。膜を
、適当な酸溶液、例えば、酢酸の15%溶液または2M
塩酸で洗浄し、次いで、水で適当に洗浄することができ
る。電極を希硫酸で洗浄することができる。
以下、本発明を実施例により説明する。
一実施例1 本実施例は、電気透析によって硫酸亜鉛から1価イオン
を除去することを示す。電気透析装置は、若干の交互の
SelemionrイASV陰イオン選択透過膜とSe
lemion、、C5V陽イオン選択透過膜を有する。
陰イオン選択透過膜がアノード区画室に隣接し、陽イオ
ン選択透過膜がカソード区画室に隣接し、両方の端セル
(即ち、電極区画室に隣接しているセル)が希薄液セル
であるように、膜を通常に配置した。
白金めっきしたチタンから作製したアノード板とステン
レス鋼(SUS 304)のカソード板を、各々アノー
ド区画室およびカソード区画室で使用した。
150mg/LのCI−,50mg/LLy)F−およ
び12mg/LのTloを含有する硫酸亜鉛電解質溶液
を、有効な膜の対の領域、即ち、セルに1時間当たり1
9.5L/hm2で再循環する希薄液流に供給した。希
薄液流を、希薄液セルを介して5cm/secの線速度
で再循環させた。電気(云導率を改善するために少口の
電解質を添加した水を、濃厚液セルを介して5crr1
/secの線速度で再循環させた。硫酸でpH2に調整
した0、5Na2 S○4溶液を電極対当たり116L
/hrn2で電極区画室に供給して電極洗浄液流を形成
した。電極洗浄液流と希薄液および濃厚液流との間で1
0kPa以下の差圧を生ずるに十分な速度で、電極洗浄
液流を電極区画室を介して再循環させた。希薄液流と濃
厚液流との間の差圧を測定し3 kPaとした。
直流電流を174 A/m2の電流密度で電極間に通し
た。希薄液流、濃厚液流および電極洗浄溶液流を取出し
た。セル当たり1.5 L/ h m2の正味の水の移
動が、希薄液流から濃厚液流に生じた。
試験を7時間続行した。流速、pHおよび温度、7時間
経過後のCI−、F−およびTI”の移動の結果を第1
表に示す。
実施例2 弗化物の除去を、更に改善するために、実施例1の実験
を繰返した。但し、供給速度を9.78 L/hm2と
し、電極洗浄溶液をp H2,8に維持し、70L/h
m2の流速とした。洗浄溶液の増大されたpHは、各々
、3.9および3.4の希薄液および濃厚液流の対応す
る高いp f(を生じた。弗化物の除去は31%に向上
した。このように、弗化物の除去を、希薄液および濃厚
液再循環流のp Hを少なくとも約3゜5の渣に増大す
ることによって向上することができた。
実施例3 電極上に析出する亜鉛およびマンガンの量を減ずるため
に、若干の試験を行った。前述の実施例の装置と条件を
使用し、電極洗浄溶液の亜鉛およびマンガン濃度が時間
とともに着実に増大することを見出した。
この実施例の試験を、種々の組成物および硫酸ナトリウ
ム洗浄溶液の種々の流速を用いて行った。
可溶性の形態のコバルト、即ち、硫酸コバルト、および
アンチモン、即ち、酒石酸カリウムアンチモンの種々の
量を洗浄溶液に添加した。膜を横切る約10kPa差圧
を維持するに十分な速度で、洗浄溶液を電極区画室を介
して循環させた。循環している溶液の一部を取出して新
鮮な溶液と置換えた。各試験の最後、即ち、72時間経
過した後に、除去した溶液の亜鉛およびマンガン濃度を
測定した。
電流密度、洗浄溶液の強度およびpH並びに添加剤、新
鮮な溶液の流速、および除去した洗浄溶液の亜鉛および
マンガン濃度を得、第2表に示す。
望捉1−〜−=− 試験2および3においては、カソード上に析出した亜鉛
の量は、各々、2050mgおよび560mgであるの
に対し、試験4および5では、亜鉛が若干しか析出しな
いかまたは析出しなかった。マンガンの量は視覚的に最
初の試験から最後の試験へ減少する、と判断した。
これら試験結果から、亜鉛およびマンガンの電極区画室
への移動を、高い電極洗浄流および/または洗浄溶液へ
の少量のアンチモンおよびコバルトの添加を使用するこ
とによって減ずることができるということになる。比較
的大きな供給速度の新鮮な洗浄溶液および100mg/
L以下の量のコバルトとアンチモンおよび各々、10お
よび5 mg/L程度の量のコバルトとアンチモンを組
合せて使用し、優れた結果を得た。
実施例4 本実施例は、陰イオン選択透過膜が電極区画室に隣接す
るように膜を配置し、亜鉛析出上方向水素の発生を促進
する物質をカソードに使用することによって、電極析出
物を著しく減ずることができることを示す。
前述の実施例で使用した電気透析装置を使用し、陰イオ
ン選択透過膜をカソードとアノード区画室の両方に隣接
させ、電極区画室に隣接するセルを希薄液セルにするよ
うにSelemionT、ASRおよび5elerni
on、、CMR(表面処理した)陽イオン選択透過膜を
交互に配置した。アノードを白金被覆したチタンから作
製した。試験1と2のカソードをステンレス鋼(SUS
 304)および試験3のカソードを白金被覆したチタ
ンから作製した。試験2と3の洗浄溶液はp H2,5
の0.1 M N a 2 S 04であり、試験2の
洗浄溶液は、2mg/LのCoと2mg/Lのsbの添
加量を有するp H2,5の0.1MNa2SO<であ
る。各試験を72時間続行した。電流密度、洗浄溶液の
流速、72時間の洗浄溶液における亜鉛およびマンガン
の濃度範囲、および同時間に亘って収集した電極析出物
の重量を得、第3表に示す。
他の試験において、Selemion7xASRおよび
CMR膜がASVおよびこSv膜と全く同様の結果を生
ずると決定した。
実施例5 実施例4の試験番号3を同じ装置および条件を用いて繰
り返した。但し、試験が完了した後に、電極区画室を0
.5 M硫酸の循環溶液を用いて80分間洗浄した。得
られた洗浄溶液は210mgの亜鉛を含有していた。こ
の結果は、電極区画室を効果的にその場で洗浄できるこ
とを示す。
実施例6 本実施例は、著しく高いハロゲン化物濃度を有する電解
液を有効に処理できることを示す。実施例4で用いたよ
うな電気透析装置を使用した。試験条件および得た結果
を第4および5表に示す。
第5表 供給液    500   295     221 
  希薄液     48   130     36
濃厚液    2600   770“    37供
給液    413   285     −2   
希薄液    71   175     −濃厚液 
   3643   478”     −供給液  
  350   478”     223   希薄
液    75   172     36濃厚液  
  5943   738“    36*取出した濃
厚液流で生ずる微小沈殿。
沈殿が主にセライト(!−1gF2)から成ることを見
出した。
濃厚液流中における予期した弗化物濃度より小さいのは
沈殿による。
実施例7 本実施例は、電解液から濃厚液への亜鉛の損失が電気透
析を低い電流密度で導くことによって減ぜられることを
示す。
実施例4に記載した電気透析装置を使用し、電解液を膜
の対当たり13.6L/hm2で供給した。
電流密度は50A/m2であった。得た結果を第6表に
示す。
第6表 供給電解液      242    301希薄液 
        87    236濃厚液     
   8938    531”0セライト沈殿 ハロゲン化物の除去  65%     22%濃厚液
への水の移動は、膜の対当たり0.2L/hm”であっ
た。供給液流は149 g/LのZnを含有し、濃厚液
流への亜鉛の移動速度は、膜の対当たり0.37モル/
 h m’  (m o l / h m2)であった
同じ電解液を用いて、比較試験を、100A/m2で行
った。ハロゲン化物の除去は87%CI−および56%
F−に増加したが、また、水の移動もQ、6L/hm2
に増加し、一方、亜鉛の移動速度は膜の対当たり1mo
l/hm2に増加した。
実施例8 本実施例は、処理の後に排液として始末される最後の濃
厚液流への亜鉛の損失を、濃厚液流を再処理することに
よって減ずることができることを示す。
3.4のpHを有し、放置後の種々の試験からの最初の
濃厚液流混合物(およびセライト沈殿)を、実施例4で
配置した電気透析装置で処理した。電気透析を、膜の対
当たり12.8L/hm2の電解液供給速度を用いて1
50A/m2で行った。得た結果を第7表に示す。
第7表 供給液(再循環濃厚)   145   3420  
  240希薄液        140    80
0    180?農厚液             
   89     184QO44G”“セライト沈
殿 ハロゲン化物の除去        78%    3
0%実施例9 本実施例は、電気透析中の硫酸亜鉛電解液の種々の元素
の移動を示す。代表的な電解液は、Zn。
Mg、 Mn、 Ca、 Na、 K、 CI、 F、
 T I等を含有し、基本的に硫酸塩系である。電気透
析中の元素の分布を、第8表に要約する以下の試験によ
って示し、これに伴う流の組成およびpH値を第9表に
示す。3つの試験全てで使用した膜は、Ne5osep
ta TxcMs とAC3である。
第8表 1 60 7.8  52 0.3 2   60    ?、8    66    0.
43805.8    66    0.5この結果か
ら、供給溶液の1価イオン(Na”。
K”、TI“、C1−およびF−)は、濃厚液流中に侵
先的に移動し、従って、これらのイオンは供給電解液か
ら有効に除去され、この結果精製した電解液が得られた

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タリウム、ナトリウムおよびカリウムから成る群か
    ら選択される少なくとも1種の1価陽イオンと塩化物お
    よび沸化物から成る群から選択される少なくとも1種の
    1価陰イオンの種々の濃度を有する硫酸亜鉛電解液を、
    電気透析によって精製するに当たり、多重の交互の1価
    陽イオン選択透過膜と1価陰イオン選択透過膜を備える
    電気透析装置の希薄液セルに、硫酸亜鉛電解液を供給し
    、上記膜が、交互の希薄液および濃厚液セル、アノード
    区画室とカソード区画室、アノード区画室に配置したア
    ノードとカソード区画室に配置したカソードを画成し;
    上記アノード区画室とカソード区画室を循環洗浄溶液で
    洗浄し;対応する電流密度値が10〜500A/m^2
    の範囲内にあるような値で電流をアノードとカソード間
    に印加し;装置の温度を0〜60℃の温度範囲に維持し
    ;約5.5以下のpH値で電解液を供給し;種々の溶液
    流を、希薄液セルおよび濃厚液セルにおいて乱流を維持
    するに十分な線速度で上記セルを介して通過させ;希薄
    液を、1価陽イオンと1価陰イオンの濃度が低減した精
    製硫酸亜鉛電解液として、上記希薄セルから取出すこと
    を特徴とする硫酸亜鉛電解液の精製方法。 2、電気透析の濃厚液セルへの正味の水の移動速度が、
    濃厚液セルからの濃厚液の取出し速度以下である場合に
    、一定量の受取り溶液を濃厚セルに供給し、上記受取り
    溶液を水、希硫酸および希薄硫酸ナトリウム溶液から選
    択する特許請求の範囲第1項記載の精製方法。 3、電極上で析出が生ずる場合において、1価陽イオン
    選択透過交換膜が電極区画室に隣接する端部の膜を形成
    するように、上記膜を電気透析装置に配置すること;前
    記洗浄溶液の大きな流れを選択すること;亜鉛析出上方
    への水素発生を促進する好適物質の前記カソードを作製
    すること;上記洗浄液に可溶性形態のアンチモンを10
    0mgSb/Lまでの量、好ましくは2〜10mgSb
    /Lおよび可溶性形態のコバルトを100mgSb/L
    までの量、好ましくは2〜5mgCo/L添加すること
    から選択した若干の手段の少なくとも1つによって上記
    析出を最小限に制御する特許請求の範囲第1または2項
    に記載の精製方法。 4、前記洗浄溶液の一部を循環から取出しほとんど同じ
    分量の新鮮な溶液と置換えて前記洗浄溶液中の亜鉛濃度
    を約150mg/L以下に維持する特許請求の範囲第1
    、2または3項に記載の精製方法。 5、1つの段階の前記希薄液セルから取出した希薄液を
    次の段階の希薄液セルに供給することによって、前記電
    気透析を1つ以上の段階で行い、1価イオンの濃度を更
    に減ずる特許請求の範囲第1〜4項のいずれか1つの項
    に記載の精製方法。 6、1つの段階の前記濃厚液セルから取出した濃厚液を
    第2段階の希薄液セルに供給することによって、前記電
    気透析を2つの段階で行い、亜鉛濃度の損失を減ずる特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれか1つの項に記載の精
    製方法。 7、前記膜を、酢酸の15%溶液および2M塩酸から成
    る群から選択される溶液で洗浄し、次いで、上記膜を水
    で適当に洗浄する特許請求の範囲第1〜6項のいずれか
    1つの項に記載の精製方法。 8、希薄セルから取出した希薄液の少なくとも1部を希
    薄液セルに再循環させ、濃厚液セルから取出した濃厚液
    の少なくとも1部を濃厚液セルに再循環させる特許請求
    の範囲第1〜7項のいずれか1つの項に記載の精製方法
    。 9、硫酸亜鉛を、膜の対当たり2〜40L/h・m^2
    の範囲の速度で前記希薄液セルに供給し;上記膜がスチ
    レンジ−ビニルベンゼン共重合体の膜母材を有し乾燥樹
    脂のグラム当たり約3〜4ミリ当量の範囲の量の活性基
    を有し、1価陽イオン選択透過交換膜の活性基がスルホ
    ン酸基であり1価陰イオン選択透過交換膜の活性基が好
    ましくはトリメチルアミンから誘導された第4アンモニ
    ウム基であり;前記循環洗浄溶液が0.1〜1.0Mの
    範囲の濃度の硫酸ナトリウムを含有する通常の循環洗浄
    溶液であり、上記通常溶液を0〜4、好ましくは2〜3
    の範囲のpH値に維持し;前記電流を対応する電流密度
    値が50〜300A/m^2であるように印加し:装置
    の温度を20〜 50℃の温度範囲に維持し;2〜5.5、好ましくは3
    .5〜5.5の範囲の値のpHにおいて電解液を供給し
    ;前記溶液流を希薄液および濃厚液セルを介して通過さ
    せ膜を横切る差圧が150kPa以下、好ましくは50
    kPa以下であるような流速で、前記洗浄溶液を前記ア
    ノード区画室およびカソード区画室を介して循環させる
    特許請求の範囲第1〜8項のいずれか1つの項に記載の
    精製方法。 10、電気透析装置の前記1価の陽イオン選択透過交換
    膜を、スチレンジ−ビニルベンゼン共重合体の膜母材お
    よび乾燥樹脂のグラム当たり約3〜5ミリ当量の範囲の
    量で活性基のスルホン酸基を有する陽イオン交換膜と置
    換え、1価陰イオンの減じられた濃度を有する精製した
    硫酸亜鉛電解液を回収する特許請求の範囲第1〜9項の
    いずれか1つの項に記載の精製方法。
JP62097644A 1986-04-22 1987-04-22 硫酸亜鉛電解液の精製方法 Pending JPS62297484A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA000507254A CA1258654A (en) 1986-04-22 1986-04-22 Method for the removal of monovalent ions from znso.sub.4 electrolyte by electrodialysis
CA507254 1986-04-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62297484A true JPS62297484A (ja) 1987-12-24

Family

ID=4132935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62097644A Pending JPS62297484A (ja) 1986-04-22 1987-04-22 硫酸亜鉛電解液の精製方法

Country Status (21)

Country Link
US (1) US4715939A (ja)
EP (1) EP0247713B1 (ja)
JP (1) JPS62297484A (ja)
KR (1) KR880012254A (ja)
CN (1) CN87102881A (ja)
AT (1) ATE56890T1 (ja)
BG (1) BG60243B2 (ja)
BR (1) BR8701889A (ja)
CA (1) CA1258654A (ja)
DE (1) DE3765180D1 (ja)
ES (1) ES2017715B3 (ja)
FI (1) FI83790C (ja)
GR (1) GR3001084T3 (ja)
IN (1) IN168722B (ja)
MX (1) MX170865B (ja)
NO (1) NO871362L (ja)
PT (1) PT84727B (ja)
RU (1) RU1837950C (ja)
TR (1) TR22897A (ja)
YU (1) YU72487A (ja)
ZA (1) ZA872477B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013193930A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 硫酸ニッケル水溶液の精製方法
CN104399430A (zh) * 2014-09-26 2015-03-11 中南大学 一种应用于电解硫酸锌溶液中除氟的复合除氟材料的制备方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0310554A1 (de) * 1987-10-01 1989-04-05 Alusuisse-Lonza Services Ag Verfahren zur Verringerung von Verunreinigungen in Laugen beim Bayer-Prozess
US5110432A (en) * 1989-04-14 1992-05-05 Cominco Ltd. Method for separating dissolved species by electrodialysis
CH677325A5 (ja) * 1989-04-28 1991-05-15 Asea Brown Boveri
US5250159A (en) * 1991-06-12 1993-10-05 The Graver Company Bipolar membrane stack and method for producing acid and monovalent base from impure salt
DE4131794A1 (de) * 1991-09-24 1993-03-25 Metallgesellschaft Ag Verfahren und vorrichtung zur aufarbeitung von abfallschwefelsaeure
US5567293A (en) * 1994-12-22 1996-10-22 Pulp And Paper Research Institute Of Canada Electromembrane processes for the treatment of kraft mill electrostatic precipitator catch
US5536384A (en) * 1995-02-14 1996-07-16 Pulp And Paper Research Institute Of Canada Separation of sulphides from pulping liquors by electrodialysis
US5968326A (en) * 1997-04-11 1999-10-19 Pulp And Paper Research Institute Of Canada Composite inorganic-polymer thin film cation-selective membrane, method of fabricating same and applications
GEP20053722B (en) * 2001-10-12 2006-01-10 Flexsys Bv Process for Improving the Purity of Quaternary Ammonium Hydroxides by Electrolysis in Two-Compartment Cell
US7807028B2 (en) * 2005-03-09 2010-10-05 Xstrata Queensland Limited Stainless steel electrolytic plates
KR20110019573A (ko) * 2009-08-20 2011-02-28 삼성전자주식회사 전기 흡착 탈이온 장치
KR101688530B1 (ko) * 2009-12-21 2016-12-21 삼성전자주식회사 전기 흡착 탈이온 장치
KR20110080893A (ko) * 2010-01-07 2011-07-13 삼성전자주식회사 탈이온 장치
CN102807266B (zh) * 2011-05-31 2014-12-10 通用电气公司 超级电容脱盐单元、装置和方法
US9695070B2 (en) 2011-10-27 2017-07-04 Pentair Residential Filtration, Llc Regeneration of a capacitive deionization system
US9010361B2 (en) 2011-10-27 2015-04-21 Pentair Residential Filtration, Llc Control valve assembly
US9637397B2 (en) 2011-10-27 2017-05-02 Pentair Residential Filtration, Llc Ion removal using a capacitive deionization system
US8961770B2 (en) 2011-10-27 2015-02-24 Pentair Residential Filtration, Llc Controller and method of operation of a capacitive deionization system
US8671985B2 (en) 2011-10-27 2014-03-18 Pentair Residential Filtration, Llc Control valve assembly
CN103572051A (zh) * 2013-11-15 2014-02-12 吴鋆 一种硫酸锌溶液的脱氯方法
CN106345304A (zh) * 2016-11-16 2017-01-25 中国科学院青海盐湖研究所 一种阴极液保护型电渗析装置
CN109012761B (zh) * 2018-08-29 2021-10-29 中国科学技术大学先进技术研究院 一种单价阴离子选择性分离膜及其制备方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA797733A (en) * 1968-10-29 Petrovich Giganov Georgy Method for purification of zinc sulphate solutions
CA892479A (en) * 1972-02-08 The Bunker Hill Company Process of selective fluorine removal from zinc concentrates and manganese dioxide
US903732A (en) * 1908-04-16 1908-11-10 Frederick Laist Copper-leaching process.
US1403065A (en) * 1920-03-16 1922-01-10 Electrolytic Zinc Company Recovery of zinc by electrolysis
US1901592A (en) * 1929-01-29 1933-03-14 Gyro Process Co Method for heating oil
NO126852B (ja) * 1970-07-24 1973-04-02 Norske Zinkkompani As
US3673067A (en) * 1970-11-23 1972-06-27 Continental Oil Co Removal of molecular halogen from solution by passage through a membrane
US3958986A (en) * 1974-05-30 1976-05-25 Gunnar Thorsen Process for recovery of zinc values from zinc waste
GB1484819A (en) * 1974-06-17 1977-09-08 Mines Fonderies De Zinc Vieill Process for removing chloride ions from an aqueous solution of zinc sulphate
US3926759A (en) * 1975-02-06 1975-12-16 Pitt Metals And Chemicals Inc Process for recovering tin salts from the waste rinse water of a halogen tin plating process
DE2513689A1 (de) * 1975-03-27 1976-10-07 Krupp Gmbh Verfahren zur gewinnung von wertstoffen aus hydrothermalen erzschlaemmen
US4111772A (en) * 1975-05-22 1978-09-05 Pitt Metals And Chemicals, Inc. Process for electrodialytically controlling the alkali metal ions in a metal plating process
JPS5437731A (en) * 1977-08-30 1979-03-20 Fuji Photo Film Co Ltd Method and apparatus for controlling halogen ion concentration in photographic processing solution
US4263109A (en) * 1980-03-31 1981-04-21 Cominco Ltd. Precipitation of chloride from zinc sulphate solution
US4325792A (en) * 1981-03-09 1982-04-20 Vaughan Daniel J Purification process
DE3314877A1 (de) * 1983-04-25 1984-10-25 Minemet Recherche, Trappes Verfahren zur behandlung einer entnahmeloesung, insbesondere fuer ein zinkextraktionsverfahren auf elektrolytischem weg
US4636295A (en) * 1985-11-19 1987-01-13 Cominco Ltd. Method for the recovery of lithium from solutions by electrodialysis

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013193930A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 硫酸ニッケル水溶液の精製方法
CN104399430A (zh) * 2014-09-26 2015-03-11 中南大学 一种应用于电解硫酸锌溶液中除氟的复合除氟材料的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
FI83790C (fi) 1991-08-26
FI871696A (fi) 1987-10-23
ATE56890T1 (de) 1990-10-15
TR22897A (tr) 1988-10-24
YU72487A (en) 1988-04-30
NO871362D0 (no) 1987-04-01
ES2017715B3 (es) 1991-03-01
CA1258654A (en) 1989-08-22
PT84727B (pt) 1989-12-29
BG60243B1 (bg) 1994-03-24
GR3001084T3 (en) 1992-04-17
IN168722B (ja) 1991-05-25
BG60243B2 (en) 1994-03-24
AU582002B2 (en) 1989-03-09
AU6042586A (en) 1987-10-29
FI871696A0 (fi) 1987-04-16
US4715939A (en) 1987-12-29
KR880012254A (ko) 1988-11-26
RU1837950C (ru) 1993-08-30
NO871362L (no) 1987-10-23
PT84727A (en) 1987-05-01
EP0247713B1 (en) 1990-09-26
DE3765180D1 (de) 1990-10-31
MX170865B (es) 1993-09-21
CN87102881A (zh) 1988-01-20
EP0247713A1 (en) 1987-12-02
FI83790B (fi) 1991-05-15
ZA872477B (en) 1988-04-27
BR8701889A (pt) 1988-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62297484A (ja) 硫酸亜鉛電解液の精製方法
US4636295A (en) Method for the recovery of lithium from solutions by electrodialysis
JPH09503956A (ja) 金属カチオンの錯体及び塩の電気透析による転化
EP0604968A2 (en) A method of producing water having a reduced salt content
EP0149917B1 (en) Electrodialytic conversion of multivalent metal salts
JPS6133914B2 (ja)
US5064538A (en) Membrane process for acid recovery
CA1272982A (en) Method for the recovery of lithium from solutions by electrodialysis
JPH081168A (ja) 一価イオンの中性塩を含む排水の処理方法
JP2726657B2 (ja) 混合塩からの混合酸の回収
JPH0780253A (ja) 電気透析精製法
Ball et al. Method for removal of monovalent ions from ZnSO4 electrolyte by electrodialysis
US5110432A (en) Method for separating dissolved species by electrodialysis
JPH0824586A (ja) 硝弗酸洗浄廃液の電気透析処理方法及びその装置
EP0534513B1 (de) Verfahren zur Aufarbeitung von Abfallschwefelsäure
CA2033545A1 (en) Method for the removal of monovalent ions from metal sulfate solutions
CA1133418A (en) Process for electrodialytically controlling the alkali metal ions in a tin-plating process
CA2028300C (en) Membrane process for acid recovery
JPH08966A (ja) 電気透析精製法
JP3651872B2 (ja) 塩水中の硫酸根と塩素酸根の除去方法
EP0392875B1 (en) Method for separating dissolved species by electrodialysis
JPH1121689A (ja) 高純度銀の製造方法
JP2947366B2 (ja) 硫酸の製造方法
JPS6160148B2 (ja)
JPS637803B2 (ja)