JPS6229639Y2 - - Google Patents

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JPS6229639Y2
JPS6229639Y2 JP2423782U JP2423782U JPS6229639Y2 JP S6229639 Y2 JPS6229639 Y2 JP S6229639Y2 JP 2423782 U JP2423782 U JP 2423782U JP 2423782 U JP2423782 U JP 2423782U JP S6229639 Y2 JPS6229639 Y2 JP S6229639Y2
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JP
Japan
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oil pan
stiffener device
sound
stiffener
end plate
Prior art date
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JP2423782U
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English (en)
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JPS58129040U (ja
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Publication of JPS6229639Y2 publication Critical patent/JPS6229639Y2/ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のエンジン本体後側部に設け
られるステイフナ装置に関するものである。
従来から、第1図ないし第3図に示す如く、エ
ンジン本体1とトランスミツシヨン2との結合剛
性を向上させるために、エンジン本体1とハウジ
ング3との間に通常左右一対のステイフナ4a,
4bが設けられている。
ところが、近年、エンジン、トランスミツシヨ
ン等のパワープラント系が軽量化指向により剛性
低下し、これによりパワープラント系の曲げ振動
等の振動が大きくなり、ボデーに伝達される振動
の増大および振動に起因する車内音の悪化等が問
題となつている。
一方、エンジンからの放射音中オイルパンやリ
ヤエンドプレートからの放射音は大きな割合を占
めており、したがつてこの部分からの放射音が車
内外音に及ぼす影響は大きい。この部分からの放
射音を低減するために、たとえば実開昭53−
75610号に開示されている如く、ステイフナ装置
とオイルパン側面との間に消音材を介装する方式
が提案されているが、この方式ではオイルパン下
面からの放射音を低減できないため、オイルパン
からの放射音の遮音効果が不十分であつた。
本考案は、上記の問題を解消するために、パワ
ープラント系の振動を低減し、かつオイルパンお
よびリヤエンドプレートからの放射音を大幅に遮
音し得る防音型ステイフナ装置を提供し、パワー
プラント系からボデーへ伝達される振動の低減と
車内外への騒音の低減を目的とする。
この目的を達成するために、本考案の防音型ス
テイフナ装置においては、エンジンの左右に配設
される一対のステイフナが該ステイフナ間にわた
された強度部材との結合により一体化構造とさ
れ、かつこの強度部材がオイルパンの後部および
リヤエンドプレートの一部を覆うように形成され
ている。このステイフナ装置の一体化構造により
パワープラント系があらゆる方向に対して剛性向
上し、したがつてパワープラント系の振動が低減
してボデーへの振動伝達が低減されるとともに車
内音が低減される。また、強度部材およびステイ
フナによりオイルパンおよびリヤエンドプレート
の一部が遮蔽される構造となるので、これらから
放射される放射音は大幅に低減され、これにより
車内外への騒音が大幅に低減されることになる。
以下に、本考案の望ましい実施例を図面を参照
しながら説明する。
第4図ないし第6図は本考案の防音型ステイフ
ナ装置に係る第1の実施例を示しており、図中5
はエンジン本体、6はオイルパン、7はリヤエン
ドプレート、8はハウジング、9はトランスミツ
シヨンである。
エンジン本体1の左右後側部の下部、すなわち
エンジン本体1のトランスミツシヨン9側の側面
下部には、左右一対のステイフナ10a,10b
が配設され、これらの一端がボルト11によりエ
ンジン本体1に締結されている。ステイフナ10
a,10bの他端は、リヤエンドプレート7を間
に挾持してハウジング8にボルト12により締結
されている。このステイフナ10a,10b間の
リヤエンドプレート7側に対応する位置には、リ
ヤエンドプレート7と平行に厚板状の強度部材1
0cがわたされ、オイルパン6下部に対応する位
置には、オイルパン6下部と間隔をもたせて厚板
状の強度部材10dがわたされている。そして、
強度部材10c,10dとステイフナ10a,1
0b、および強度部材10cと強度部材10dと
が結合されて、オイルパン6の後部を包み込むよ
うな箱形の一体化構造のステイフナ装置10が形
成されている。この一体化構造は、ステイフナ1
0a,10bと強度部材10c,10dとを別体
に製作後これらの結合により形成されてもよく、
また最初から一体に成型されてもよい。
このように構成された本考案のステイフナ装置
にあつては、左右ステイフナ10a,10bが、
上下方向の曲げ、ねじりに対してとくに剛性の大
きい強度部材10cと、水平方向の曲げ、ねじり
に対してとくに剛性の大きい強度部材10dとに
より、一体化構造とされているので、これらから
形成されるステイフナ装置10はあらゆる方向に
対して剛性の非常に大きいものとなる。さらに、
このステイフナ装置10が箱形一体化構造とされ
ることにより、その剛性はより強化される。
このステイフナ装置10の大きな剛性により、
エンジン本体1とトランスミツシヨン9の上下方
向、左右方向およびねじりに対する結合剛性が向
上する。これにより、パワープラント系に生じる
曲げ、ねじり振動の共振周波数が上がるととも
に、振動レベルが低減する。
一方、ステイフナ装置10は、オイルパン6の
後部およびリヤエンドプレート7の一部を覆つて
いるので、オイルパン6の中でもとくに放射音の
大きい後部すなわちオイルの満たされていない部
分、および放射音の大きいリヤエンドプレート7
からの放射音を効果的に遮蔽することになる。
つぎに、第7図および第8図に本考案に係る第
2の実施例を示すが、オイルパン6とステイフナ
装置10との間には、ゴム等からなる弾性体13
が、オイルパン6とステイフナ装置10とにより
囲まれる空間を袋形密閉構造とするように介装さ
れている。この弾性体13は、オイルパン6に当
てられてオイルパン6の振動を抑えるとともに、
オイルパン6とステイフナ装置10との間から洩
れてくる音を完全に遮蔽する。さらに弾性体13
自体にも吸音作用があるのでより遮音効果は増大
される。その他の構成、作用は第1の実施例に準
じる。
以上の通りであるから、本考案の防音型ステイ
フナ装置によるときは、ステイフナ装置を一体化
構造として大きな剛性をもたせることにより、エ
ンジン本体とトランスミツシヨンの結合剛性を大
幅に向上でき、これにより、パワープラント系の
振動が大幅に低減してパワープラント系からボデ
ーへ伝達される振動を大幅に低減することができ
るとともに、この振動に起因する車内音も大幅に
低減することができる。
また、ステイフナ装置をオイルパンの後部およ
びリヤエンドプレートの一部を遮蔽する構造とし
たので、とくにレベルの高いオイルパン後部およ
びリヤエンドプレートからの放射音を大幅に遮音
することができ、車内外への騒音低減に大きく寄
与することができる。
さらに、オイルパンと本考案の防音型ステイフ
ナ装置との間に弾性体を介装することにより、よ
り効果的に騒音低減をはかることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステイフナ装置の構造および取
付方式を示す側面図、第2図は第1図の−線
に沿つてみた矢視図、第3図は第1図の部分斜視
図、第4図は本考案の防音型ステイフナ装置に係
る第1実施例装置の構造および取付方式を示す側
面図、第5図は第4図の−線の沿つてみた矢
視図、第6図は第4図の部分斜視図、第7図は本
考案の防音型ステイフナ装置に係る第2実施例装
置を示す図、第8図は第7図の部分斜視図であ
る。 1,5……エンジン本体、2,9……トランス
ミツシヨン、3,8……ハウジング、4a,4
b,10a,10b……ステイフナ、6……オイ
ルパン、7……リヤエンドプレート、10c,1
0d……強度部材、10……ステイフナ装置、1
3……弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エンジンの左右に配設された一対のステイフ
    ナが該ステイフナ間にわたされた強度部材との
    結合により一体化構造とされ、前記強度部材が
    オイルパンの後部およびリヤエンドプレートの
    一部を覆う如く形成されていることを特徴とす
    る防音型ステイフナ装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の防音
    型ステイフナ装置において、該防音型ステイフ
    ナ装置とオイルパンとの間に弾性体が介装され
    ているもの。
JP2423782U 1982-02-24 1982-02-24 防音型ステイフナ装置 Granted JPS58129040U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2423782U JPS58129040U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 防音型ステイフナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2423782U JPS58129040U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 防音型ステイフナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58129040U JPS58129040U (ja) 1983-09-01
JPS6229639Y2 true JPS6229639Y2 (ja) 1987-07-30

Family

ID=30036242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2423782U Granted JPS58129040U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 防音型ステイフナ装置

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JP (1) JPS58129040U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58129040U (ja) 1983-09-01

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