JPS62295623A - 鍋型調理器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） この発明は、肉類、魚類、野菜等をむし乍ら。

燻して調理する鍋型調理器に関するものである。

（従来の技術） 従来肉類や魚類等を適度の蒸気や煙でいぶして調理する
鍋型調理器としては第５図に示すようなものが知られて
いる。すなわち図においてａは鍋部分であり、底板すに
連なる周壁に、そのすそ部を段状に張り出すと共に外周
を垂下縁とし環状のポケット部分Ｃを形成し、このポケ
ット部分Ｃ内に位置して内外を連通ずる通気孔ｄ・−・
・・・・が列設されており、また鍋部分ａの周壁内面に
は通気孔ｄ−・−・より上方に位置して受座ｅが設けら
れ、ｆは金あみ９ｇは肉などの９周部物である。

次にｈは蓋部分で、下縁を鍋部分ａの口縁に係合して載
架して密閉主体を形成するようになっている。この蓋部
分りは上方に隆出するドーム状となっていて中心に排気
筒ｉが立設され。

その上端には蓋板ｊが蝶番ｌで開閉自在に取付られてい
る。ｋは切込み１ｍは吊索を示す。

この構成の鍋型調理器を使用するにあたっては、金あみ
ｆの上に肉類ｇをのせ、ガスコンロｎ上で加熱すると、
肉類ｇは加熱された底板すから上昇する熱気を受けて焼
かれ、このとき焼かれた肉ｍｇからにじみでて滴下する
脂肪が底（反す面上で焼かれて発する蒸気並びに坪に包
まれ１蓋部分りを介して形成された密閉容器内でむし焼
される。

（発明が解決しようとする問題点） このような鍋型調理器で調理すると。

（ａ）鍋の底板すから上昇する熱と、ボケフｌ−ｃの上
部の通気孔ｄから入る乾燥した加熱空気がＭｈ内部で対
流することによって、肉Ｒｇ等の食材を表面からむし焼
きにするために、成程度の時間が必要である。

（ｂ）また自然対流のためにＩｆｊを上げると煙やすす
が出る。

（ｃ）さらに自然対流式のため食材ｇの内部と外部の焼
き上りの固さ調節がむずかしい。

（ｄ）鍋蓋の排気筒（煙突）ｉが上部に突き出していて
、この排気筒は内部より加熱されるために、排気筒周囲
の温度が上り、調理する人の周囲があつくなる。

（ｅ）排気筒ｉは直立しているので調理時における前方
視界が悪く、特にガラス越しに調理するとき、お客と調
理人とが対話する場合に違和感がある。

というような多くの不具合を有するものである。

（問題点を解決するための手段及び作用）この発明は、
上記問題点に鑑みなされたものであって２Ｍをかぶせた
時に食材の上方に位置するように蓋の内部に遠赤外線ヒ
ータを設け。

食材の下方に位置するようにガスバーナを設けると共に
上記蓋部分の中心部に蓋の内部に向って延びるように排
気筒を設けて成るもので、ヒータとバーナとによって調
理時間が短縮され。

赤外線の作用により食材は内部からも加熱され。

美味なものとなり、また表面を硬く内部を軟らかくした
いときにバーナの火力を加減することもできる。またヒ
ータが上部にあるので煙が完全燃焼して外部に煙があま
り出ないメリットもある。さらに煙突を内部に入れたた
めに盃の表面積が小さくなって放熱面積が小さくなるの
でその分２周囲温度の上昇を防ぐと共に対流効果もすぐ
れ、調理時の前方視界が良（なるものである。

（実施例） つぎにこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図〜第３図を参照して、■は蓋部分であって、四隅
を湾曲（Ｒ）したほぼ正方形又は矩形状の表面を有し、
その外周は垂下縁となってテーブル９上に載架されてい
る。２は蓋部分１を載架したときに食材７の上方に位置
するよう蓋部分１の内部に複数個設けられた遠赤外線ヒ
ータであり、３は蓋部分１の中心部において蓋部の内部
に向って延びる排気筒である。

上記遠赤外縁ヒータ２は蓋部分１の形状がほぼ正方形で
あるので有効に多数配置でき、遠赤外線が食材７に均等
にあたるようになっている。

また蓋部分１は上方適所からロープ１１で吊索してウェ
イトでバランスをとり昇降可能となっている。８は編部
分であって、はぼ正方形状の中皿となっていて溶状の金
具６などでガステープル９に対して吊り下げられるよう
になっている。

１０はガスバーナである。５は中皿状の鍋に設けた金あ
み等であり、１５は蓋部と編部との間に形成される通路
である。なお１２はローブの取付具。

１３は堅木製の握り柄、１４はコントロールボックスよ
りコードで接続されるようになった碍子式コネクタを示
している。

この実施例のものでは蓋部１の内部に遠赤外線ヒータ２
．編部８の下側のガステープル９内にガスバーナ１０を
設置しであるため、ヒータとバーナとが相俟って食材７
を加熱するので調理時間が著しく短縮される。

また遠赤外線ヒータ２を用いたことにより。

食材７は内部からも加熱されて、恰も石焼いちゃ炭火バ
ーヘキュウ、或いは石焼ステーキのような効果が発揮さ
れて、このようにして加熱調理される食［オフはきわめ
て美味なものとなる。

そして表面を硬（、内部を軟らか（する必要があるとき
く例えば焼おにぎり）にはバーナの火力を強（すること
が可能であり、そして遠赤外線ヒータはコントロールボ
ックスでその強弱を調節することができる（第４図参照
）。そして上記ヒータは蓋をかぶせたときに食材の上方
に位置し、煙が完全燃焼するので外部に煙が出ることが
少ない。

さらに排気筒（煙突）３を蓋部分１の内部に入れたこと
によって、蓋の表面積が小さくなって、つまり放熱面積
が小さくなるので、その分だけ周囲の温度の上昇を防ぐ
ことができる。またガスバーナ１０から通路１５を経て
矢印のように蓋部分ｌの内部に入る加熱された空気は排
気筒に沿って矢印に示すように流れるので、対流効果が
きわめて良好になる。そして排気筒を夕り部上方に突出
させないため前方の視界が良（なり。

全体の高さを低くすることができコンパクトなものとす
ることができる。

なお第４図はコントロールボックスの一例を示し、Ａは
アンメータ、ＰＬはパイロットランプ、ＶＲはボリュウ
ムで碍子式コネクタ１４を介して蓋部分１の内部に堰付
た遠赤外線ヒータ２に接続される。ボリュウムＶＲによ
って加熱の強弱を無段階に調節することができる。

（発明の効果） この発明は以上詳述したようにして成るので。

つまり蓋部分の内部に遠赤外線ヒータを、下方にはガス
バーナをそれぞれ設けたことによって。

食材は蓋部分の内部からも加熱されて、内外が均一に焼
けて、味がきわめて美味なものとなると共に、ヒータと
バーナとによって調理時間が短くなる。

また遠赤外線ヒータが蓋部内において上部にあるので、
煙は完全燃焼して外部に殆ど排出することがない。さら
に表面を硬く内部を軟らかくしたいときにはバーナの火
力を強くすれば容易である。

また排気筒を蓋部の内方に突入させたことによって蓋の
表面積が少なくなり周囲温度を下げるので調理時に調理
者があつ（感じることがなく、前方の視界が良好となり
全体として筒さを低くできコンパクトなものとすること
ができると共に、内部に設けた排気筒によって蓋の内部
の対流効果がきわめて良好となる。

さらに遠赤外線ヒータはコントロールボックスで強弱を
調節できるので１食を才の加熱を適宜コントロールする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の縦断正面図。 第２図は第１図の縦断側面図、第３図は第２図の上面図
、第４図はコントロールボックスの一例を示す概略回路
図、第５図は従来装置の縦断側面図を示す。 １・・・蓋部分、　　２・・・遠赤外線ヒータ。 ３・・・排気筒、８・・・箔部分、９・・・テーブル。 １０・・・ガスバーナ、１４・・・碍子式コネクタ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）蓋部分の内部に遠赤外線ヒータを設け、テーブル
   内にガスバーナを設けると共に、蓋部分の中心部に該蓋
   部分の内部に向って延びる排気筒を設けたことを特徴と
   する鍋型調理器具。
2. （２）上記遠赤外線ヒータはコントロールボックスで強
   弱可能に調節可能とされている、特許請求の範囲第１項
   記載の鍋型調理器具。