JPS6229441A - 自動車用折畳座席 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用折畳座席、特にそのロック装置に関す
る。

〔従来技術と、その問題点〕

従来の自動車用折畳座席としては、例えば第３図（実開
昭５８−６１６３７号公報参照）に示すようなものがあ
る。

即ち、座席１は、車体フロア２の凸部３に対して前側に
回転可能なヒンジ４に支持されて倒立可能なるシートク
ッション５と、車体、たとえばサイドパネル６に対して
軸１４で前側に回転して伏倒可能なるように支持された
シートバック９と、シートクッション５の底口部７に固
持したハンド８をシートバック９の背面１０に突設した
フック１１に止め具１２を介して引っ掛けるようにした
ロック装置１３とより構成したものである。

しかしながら、このような従来の自動車用折畳座席１に
あっては、シートクッション５に支持されたハンド８を
持ち上げておいてシートバック９を前倒伏させないと、
バンド８がシートクッション５とシートバック９との間
に挟持することになり、ひっばり出すのに手間どること
になる。又、フック１１などが、シートバック９の背面
１０より突出するので、荷物のつみおろし時に干渉する
おそれがある。

本発明はかかる従来例に鑑み、シートバックの前倒伏時
の作業性を向上すると共に、シートバックの背面に突起
物がないようにした折畳座席を提供することを目的とす
る。

〔本発明の構成〕

本発明は、かかる目的を達成するために、車体フロアに
対して前側に回転して倒立可能なるよう支持されたシー
トクッションと、車体に対して前側に回転して伏倒可能
に支持され、前記シートクッションの凹部内に頭頂部が
係合可能なジードパ／りと、シートクッションの凹部に
進退自在に配設したロックおよびシートバックの頭頂部
背面に配設し、前記ロックが嵌脱自在なストライカより
なるロック装置とより構成したものである。

〔作用〕

本発明はかかる構成よりなるから、シートクッションを
倒立させたあと、シートバックを前倒伏し、次に、シー
トバックの頭頂部にシートクッションの凹部を係合する
ようにシートクッションを回転せしめ、シートクッショ
ンのロックをシートバックのストライカに嵌合すること
でシートクッションとシートバックとを一体とすること
ができ、シートクッションの倒立状態が維持可能となる
。

〔実施例〕

次に第１図および第２図を用いて、本発明の一実施例の
構成を説明する。

即ち、座席２１は、車体フロア２の凸部３に対して前側
に回転可能なヒンジ４に支持されて倒立可能なるシート
クッション２２と、車体、たとえば、サイドパネル６に
対して軸１４で前側に回転して伏倒可能なるように支持
され、前記シートクッション２２の凹部２３内に頭頂部
２４が係合可能なシートバック２５と、シートクッショ
ン２２の凹部２３に進退自在に配設した口・７り２６お
よびシートバック２５の頭頂部２４の背面に配設し、前
記ロック２６が嵌脱自在なストライカ２７よりなるロッ
ク装置２８とより構成したものである。

前記ロック２６は、シートクッション２２にビス２９で
配設されたケース３０と、該ケース３０より切りおこし
たガイド部３１内に進退自在な爪片３２と、爪片３２お
よびケース３０間に配設し、爪片３２を押し下げる方向
に付勢したスプリング３３と、ケース３０の貫通穴３４
にビン３５が回転自在に軸支され、同じくケース３０の
貫通穴３６にピン３７が回転自在に軸支された操作部材
３８および爪片３２のポス３２ａに両端が支持されたリ
ンクレバー３９とよりなる。ストライカ２７は、ビス４
０により、シートバック２５に固持されている。前記爪
片３２の頭頂部４１は、ケース３０の切欠き４２より頭
部をあられすように組み立てられている。

従って、シートクッション２２をヒンジ４を介して前へ
回転させて、二点鎖線に示す位置で止める。

次ぎに、シートバンク２５を軸１４を中立に前倒伏させ
る。シートクッション２２の爪片３２をストライカ２７
に合わせると、爪片３２がストライカ２７に嵌合し、シ
ートクッション２２はシートバック２５に支持されるこ
とになる。

次ぎに、操作部材３８の取手３８ａを反時計方向に回転
するとリンクレバー３９を介して爪片３２がスプリング
３３に抗してもちあがり、ストライカ２７から爪片３２
が外れる。操作部材３８をもったまま、シートクッショ
ン２２を再び前方へ回転すると、二点鎖線の位置になり
、シートバック２５を再び立設可能となる。

〔効果〕

以上の説明から明らかなように、この発明によれば、荷
室状態にするときは、シートクッションを倒立し、シー
トバックに固持することでシートバックの背面上の荷物
が前方へ移動してもシートクッションが動きを阻止する
ことになり、しかもシートクッションとシートバックと
の固持手段が簡易且つ確実である。又、シートバックの
背面には突起物がないので使い勝手が向上し、見栄えも
よいという効果をゆうする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる座席の側面図、第２
図は第１図の■部の分解拡大斜視図、第３図は従来の第
１図相当図である。 ■、２１・・・・・・座席、２・・・・・・フロア、４
・・・・・・ヒンジ、５．２２・・・・・・シートクッ
ション、６・・・・・・車体、９゜２５・・・・・・シ
ートバック、１４・・・・・・軸、２３・・・・・・凹
部、２４・・・・・頭頂部、２６・・・・・・ロック、
２７・・・・・・ストライカ、２８・・・・・・ロック
装置。 洛１２ 洛２目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体フロアに対して前側に回転して倒立可能なるよう支
   持されたシートクッションと、車体に対して前側に回転
   して伏倒可能に支持され、前記シートクッションの凹部
   内に頭頂部が係合可能なシートバックと、シートクッシ
   ョンの凹部に進退自在に配設したロックおよびシートバ
   ックの頭頂部背面に配設し、前記ロックが嵌脱自在なス
   トライカよりなるロック装置とより構成したことを特徴
   とする自動車用折畳座席。