JPS62294292A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS62294292A
JPS62294292A JP61137976A JP13797686A JPS62294292A JP S62294292 A JPS62294292 A JP S62294292A JP 61137976 A JP61137976 A JP 61137976A JP 13797686 A JP13797686 A JP 13797686A JP S62294292 A JPS62294292 A JP S62294292A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] この発明は、マニュアル演奏式又は自動演奏式の電子楽
器に関し、特に楽音の音色変更を自動的に遂行する音色
制御部の改良に関するものである。
[発明の概要コ この発明は、メモリから音色データを読出して自動的に
音色を変更するようにした電子楽器において、以前とは
異なる音色の楽音信号を発生すべき時点より所定時間前
に達したことを検知してミューティングを開始し、その
ミューティング中に音色変更を行なうことにより、適詩
の楽音発生を妨げることなく音色変更に伴うクリック音
発生を防止したものである。
[従来の技術] 従来、マニュアル演奏式の電子楽器にあっては、例えば
小節の始め毎にメモリから音色データを読出して自動的
に楽音の音色を変更制御することが知られている(例え
ば、特開昭57−85094号公報参照)。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来技術によると、音色変更時にクリック
音が生ずる不都合があった。
このような不都合をなくすため、音色変更時に楽音信号
発生部をミューティングすることが考えられた。しかし
ながら、このようにすると、例えば小節の始めから発生
させたい楽音があった場合、その楽音の鳴り出しが遅れ
たり、その音が鳴らなかったりして演奏上好ましくなか
った。
このような問題は、マニュアル演奏式の電子楽器よりも
自動演奏式の電子楽器において特に顕著である。すなわ
ち、マラユアル演奏式の電子楽器では、小節の始めから
若干遅れて押鍵されるようなごともあって、さほど気に
ならないことがあるのに対し、自動演奏式の電子楽器で
は、テンポクロック信号等を用いてタイミングをとるこ
とによって正確に小節又は拍の始めで楽音発生を開始さ
せることができるため、音色変更のたびに楽音の立上り
が遅れるようなことは聴く者に相当の不快感を与える。
[問題点を解決するための手段] この発明の目的は、正規のタイミングでの楽音発生を妨
げることなく音色変更に伴うクリック音発生を防止する
ことにある。
この発明による電子楽器は、楽音信号発生部、変換手段
、検知手段、記憶手段、ミューティング手段及び音色設
定手段をそなえている。
楽音信号発生部は、マニュアル演奏情報又は自動演奏情
報のような演奏情報に基づいて楽音信号を形成し、送出
するもので、その出力は変換手段により音響に変換され
る。
検知手段は、以前とは異なる音色の楽音信号を発生すべ
き時点より所定時間前の時点に達したことを検知するも
のであり、記憶手段は、該音色を設定するための音色デ
ータを記憶したものである。
ミューティング手段は、検知手段からの検知出力に応じ
て楽音信号発生部の出力を実質的に無音レベルにすべく
ミューティングを開始し、しかる後そのミューティング
を解除するものである。
音色設定手段は、楽音信号発生部の出力が実質的に無音
レベルにあるとき記憶手段の音色データに基づいて音色
を設定するものである。
検知手段における所定時間は、楽音信号発生部のミュー
ティングの開始から解除までの時間にほぼ対応するよう
に定められる。
[作 用] この発明の構成によれば、楽音信号を発生すべき時点よ
り所定時間前にミューティングを開始し、そのミューテ
ィング中に音色変更を行なうようにしたので、楽音信号
の発生を妨げることなく音色変更に伴うクリック音発生
を防止することができる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例によるシーケンサ(自動
演奏機)をそなえた電子楽器の回路構成を示すもので、
この電子楽器は、マニュアル演奏音、オートコード音、
オートリズム音等の発生がマイクロコンピュータによっ
て制御されるようになっている。
回路構成(第1図) 第1図において、データバス10には、中央処理装置(
CPU)12、プログラムメモリ14、ワーキングメモ
リ1B、演奏データメモリ18、プリセットデータメモ
リ20、変換テーブルメモリ22、テンポクロック発生
器24、操作子回路26、鍵盤回路28及びトーンジェ
ネレータ(TG)30が接続されている。また、CPU
12か、ら送出されるアドレス情報は、アドレスバス3
2を介してメモリ14.16.18.20.22及びア
ドレスデコーダ34等に供給されるようになっている。
CPU12は、ROM (リード・オンリイ・メモリ)
からなるプログラムメモリ14にストアされたプログラ
ムに従って各種楽音の発生及び音色変更等に関する処理
を実行するもので、これらの処理については第6図乃至
第14図を参照して後述する。
ワーキングメモリ16は、RAM (ランダム・アクセ
ス・メモリ)からなるもので、CPU12による各種の
処理に際してレジスタ、カウンタ、フラグ等として利用
される記憶領域を含んでいる。これらの記憶領域のうち
、この発明の実施に関係するものについては後述する。
演奏データメモリ18は、RAMからなるもので、自動
的にコード演奏を行なうための演奏データがストアされ
るものである。このメモリ18における演奏データのフ
ォーマットについては第4図について後述する。
なお、図示してないが、メモリ18には、所望のコード
演奏内容を表わす演奏情報を任意にプログラムして書込
み可能である。
プリセットデータメモリ20は、RAMからなるもので
、−例を第5図に示すようにプリセットナンバPSNO
=O〜15に対応する合計16組のプリセットデータが
ストアされるものである。各組のプリセットデータは、
音色を設定するための音色データと、リズミックコード
パターンを設定するためのパターンデータとからなって
いる0図示してないが、メモリ20には、プリセットナ
ンバを指定しては所望の音色に対応する音色データと所
望のりズミックコードパターンに対応するパターンデー
タとを任意にプログラムして書込み可能である。なお、
リズミックコードパターンは、オートリズムに関連して
コード音の発音タイミングを表わすものである。
変換テーブルメモリ22は、設定される各テンポ毎にテ
ンポデータTMPDをクロック数データCNOに変換す
るためのもので、その変換内容の一例を示すと、次の通
りである。
テンポ(拍/分)   TMPD   CNO60l 
       3 ここで、クロック数データCNOは、設定されたテンポ
において100 [ms]の時間が後述するテンポクロ
ック信号の何りロック分に相当するか表わすもので1例
えばテンポが120(拍/分)の場合には5クロツクで
あることを表わす。
テンポクロック発生器24は、テンポデータTMPDに
応じて周波数が制御されたテンポクロック信号TCLを
発生するもので、このテンポクロック信号TCLは、第
11図のテンポ割込みルーチンを開始させるのに利用さ
れる。
操作子回路26は、パネル上に設けられた演奏制御用及
び楽音制御用の各種操作子を含むもので、この発明の実
施に関係する操作子としては、テンポ設定用のインクリ
メントスイッチINC及びデクリメントスイッチDEC
と、リズムオン/オフ用のリズムスイッチRHYSWと
、オートコード演奏オン/オフ用の演奏スイッチ5EQ
SWと、TG3G内のコード音信号発生部の出力音量レ
ベルを制御するための音量制御操作子とを含んでいる。
鍵盤回路28は、上鍵盤、下鍵盤等を含むもので、各鍵
毎に鍵スィッチを介して鍵操作情報(マニュアル演奏情
報)が検出されるようになっている。
TG30は、鍵盤回路28からのマニュアル演奏情報に
基づいてマニュアル演奏音信号を形成・送出するマニュ
アル演奏音信号発生部、演奏データメモリ1日及びプリ
セットデータメモリ20からの読出データに基づいてオ
ートコード音信号を形成・送出するコード音信号発生部
5因示しないリズムパターンメモリからの読出データに
基づいてオートリズム音信号を形成・送出するリズム音
信号発生部等を含むもので、コード音信号発生部には、
ミューティング回路36、音量制御回路3日、音色制御
回路40等が含まれている。
前述した音量制御操作子が操作されると、音量変更あり
を示す音量イベント信号VOLがアドレスデコーダ34
から発生され、ミューティング回路3Bに供給される。
ミューティング回路36には、このときの設定音量レベ
ルに対応した音量データVDが音量イベント信号VOL
に応じてセットされる。そして、このときの音量データ
VDに対応した音量制御データVCがミューティング回
路36から送出され、この音量制御データVCに応じて
音量制御回路38がコード信号発生部の出力音量レベル
を制御する。
コード音色の変更に際してアドレスデコーダ34がミュ
ーティング開始信号CHGを発生すると、この信号CH
Gに応じてミューティング回路36がミューティングを
開始する。このとき、音色制御回路40(7)バッファ
Aには、新たな音色を設定するための音色データTCが
セットされる。そして、ミューティングによりコード信
号発生部の出力がほぼ無音レベルになったとき、ミュー
ティング回路36が音色変更命令信号PARを発生し、
これに応じて音色制御回路40では、以前の音色データ
を記憶したバッファBが新たな音色データを記憶したバ
ッファAに切換えられる。この結果、音色変更が達成さ
れたことになり、この後ミューティングが解除される。
変換テーブルメモリ22に関して前述した100 [m
、slの時間は、ミューティングの開始から解除までの
時間に対応して定められたものである。
TG30から送出されるマニュアル演奏音信号、オート
コード音信号、オートリズム音信号等は、サウンドシス
テム42に供給され、音響に変換される。
ミューティング回路の詳@(第2図及び第3図)第2図
は、ミューティング回路3Bの一構成例を示すもので、
その動作例は、第3図に示されている。
いま、ミューティング開始信号CHGが発生されたもの
とすると、これに応じてORゲート50が制御信号り、
を発生してレジスタ52に供給する。
これと同様に信号CHGは、制御信号L2としてレジス
タ54に供給される。レジスタ52及び54は。
それぞれ制御信号L1及びL2の立下りタイミング1.
 でデータがロードされるものである。
制御信号L1の立上りタイミングからそのパルス幅の半
分に相当する時間だけ遅れてディレィ回路56が制御信
号L4を発生し、ゲート回路58をディスエーブル状態
とする。
制御信号L2の立下りタイミングt1において、レジス
タ60の出力データが第3図に示すように音量レベルv
1に対応した値を有するものとすると、この値がレジス
タ54にセットされる。このとき、ゲート回路58はデ
ィスエーブル状態にあるので、出力値は0であり、この
値はセレクタ62を介してレジスタ52にセットされる
比較器84には、一方の比較入力Aとしてレジスタ80
の出力値が供給されると共に他方の比較入力Bとしてレ
ジスタ52の出力値が供給される。比較器64からは、
A>Bであるので比較出力COr =“1″が発生され
ると共にA=Bでないので比較出力CO2=“0”が発
生される。比較出力CO2は、ゲート回路6日をイネー
ブル状態とする一方、比較出力Cot は符号変換回路
6日を符号変換モードとする。このため、プラス(+)
の符号を有するステップ値ΔSがゲート回路86及び符
号変換回路88を介して一ΔSとして加算器70に入力
される。従って、加算器70は、レジスタ60からのv
lに対応した値からΔSを差引いた値をレジスタ60に
供給する。
レジスタ80は、加算器70の出力をクロック信号φの
1クロック分遅らせて送出するもので、レジスタ60の
出力値は再び加算器70でΔSの減算を受ける。このよ
うにしてレジスタ60の出力値はvlに対応した値から
徐々に小さくなり、やがて音量レベル0に対応した値0
に達する。このため、比較器84は、出力C02=“1
”を発生してゲート回路66をディスエーブル状態にす
ると共に出力CO+ =“0”を発生して符号変換回路
68を符号非変換モードにする。従って、レジスタ60
は、出力値がOの状態を維持する。
この後、信号CHGの立上りタイミングから50[mS
lの時点になると、ディレィ回路72が音色変更命令信
号PARを発生し、この信号PARに応じてORゲート
50が制御信号L1を発生する。このとき、ゲート回路
58は、イネーブル状態であるので、レジスタ54から
のVl に対応した出力値がセレクタ62を介してレジ
スタ52に供給されている。
このため、レジスタ52には、制御信号L1の立下りタ
イミングt2でvlに対応した値がセットされる。また
、このタイミングt2で音色制御回路40における音色
変更が行なわれる。なお、ワンショット回路74は、信
号CHGに応じて“1″となった後この“1′状態をタ
イミングt2をわずかに過ぎた時点まで統けるような制
御信号L3を発生するもので、セレクタ62は、この制
御信号L3が“1”の期間中ゲート回路58の出力を選
択する。
上記のようにレジスタ52にvlに対応した値がセット
されると、比較器84からは、A>Bでないので出力C
ot =“O″が発生されると共にA=Bでないので出
力C02=″0″が発生される。
出力CO2は、ゲート回路66をイネーブル状態とする
一力、出力Cot は符号変換回路88を符号非変換モ
ードとする。このため、加算器70には、+ΔSが供給
され、レジスタ60の出力値と加算される。そして、ク
ロック信号φに応じた累算動作によりレジスタ60の出
力値は徐々に大きくなり、やがてvlに対応した値に達
する。すると、比較器64の出力CO2は1″となり、
レジスタ60はこのときの値を保持する。なお、音量レ
ベルの変化は、第3図のようく直線的なものに限定され
ず、曲線的であってもよい。
上記のようなミューティング動作が終った後、音量制御
操作子により■1 より高い音量レベルV2をセットす
ると、音量イベント信号VOLに応じてORゲート50
が制御信号L1を発生する。
また、v2に対応した音量データVDがセレクタ82を
介してレジスタ52に供給される。このため、レジスタ
52には、制御信号L1の立下りタイミングでv2に対
応した値がセットされる。この結果、比較器64の出力
CO2は“O”となり、上記のような累算動作よりレジ
スタ60の出力値はv2に対応した値となる。
この後、上記したと同様にミューティング動作を行なう
と、音量レベルは第3図に一点鎖線で示したように変化
する。
演奏データのフォーマット(第4図) 第4図は、演奏データメモリ18における演奏データの
フォーマットを示すものである。
演奏データは、複数小m(例えば5小節)分のコード演
奏を可能にすべくプリセットナンバデータPSD、コー
ド指定データC)(D、各種制御データCND、エンド
データEND等をアドレス進行(演奏進行に対応)に従
って配列したもので、その具体例は、第15図に示され
ている。この実施例では、複数小節力のコード演奏を反
復するようにしているが、演奏データ量の増大を許容す
れば曲の始めから終りまで反復なしでコード演奏可能と
することもできる。
各プリセットナンバデータPSDは、1バイトのデータ
からなるもので、上位4ビツトがマークデータで1を表
わし、残り4ビツトが0N15のいずれかのプリセット
ナンバPSNOを表わす。
各コード指定データCHDは、2バイトのデータからな
るもので、1バイト目において上位4ビツトがマークデ
ータで2を表わし、残り4ビツトが次のイベントまでの
時間長LENGを拍数で表わすと共に、2バイト目にお
いて上位4ピツトチコードの根音名ROOT (C,G
、A等)を表わし、残り4ビツトでコードのタイプTY
PE(メジャ、マイナ、セブンス等)を表わす、なお、
ノーコード(コードなし)のときは、コード指定データ
CHDの2バイト目が全ビット“0”とされ、その−例
は、第15図の演奏データにおいてアドレス12に示さ
れている。
各種制御データCNDは、1バイトのデータからなるも
ので、上位4ビツトがマークデータで3〜E(1[(進
表記)のいずれかを表わし、残り4ビツトが制御内容C
0NTを表わす。
エンドデータENDは、1バイトのデータからなるもの
で、上位4ビツトがマークデータでF(1日進表記)を
表わし、残り4ビツトもF(16進表記)である、エン
ドデータENDが読出されると、複数小節(例えば5小
節〕コード演奏が終ったことになり、再び先頭アドレス
に戻ってコード演奏がくりかえされる。
ワーキングメモリのレジスタ類 ワーキングメモリ16のレジスタ類のうち、この発明の
実施に関係するものを列挙すると、次の通りである。
(1)演奏オン/オフレジスタ SEQこれは、演奏ス
イッチ5EQSWの操作に基づいて1又はOがセットさ
れるもので、これが1になるとオートコード演奏がスタ
ートし、0になるとストップする。
(2)リズムオン/オフレジスタ RUNこれは、リズ
ムスイッチRHYSWの操作に基づいて1又は0がセッ
トされるもので、これが1になると、オートリズム演奏
がスタートし、Oになるとストップする。
(3)テンポクロックカウンタ CLKこれは、テンポ
クロック信号TCLを計数するもので、1小節内でO〜
95のカウント値をとり、38になるタイミングでOに
リセットされる。
(4)ミューティングフラグ MUFLGこれは、ミュ
ーティング開始時に1がセントされ、ミューティング解
除時にOにリセットされるものである。
(5)アドレスポインタ POI NTこれは、演奏デ
ータメモリ18からデータを読出す際に読出アドレスを
、指示するものである。
(8)ダウンカウンタ DWNに れは、クロック数データがセットされた後、テンポクロ
ック信号TCLに応じてダウン計数動作を行なうもので
ある。
(7)クロック数レジスタ PRY これは、変換テーブルメモリ22から読出されたクロッ
ク数データCNOをストアするためのものである。
(8)テンポレジスタ TMP これは、インクリメントスイッチINC又はデクリメン
トスイッチDECの操作に基づいてテンポを設定するた
めのレジスタであって、このレジスタのデータがテンポ
データTMPDとしてテンポクロツタ発生器24に供給
される。
(9)テンポ未設定フラグ TMPFLGこれは、ミュ
ーティング中にテンポ変更操作した場合に1がセットさ
れるもので、これが1であることは、テンポ未設定であ
ることを表わす。
(10)コードレジスタ CHORD これは、演奏データメモリ18から読出された根音基R
OOT及びタイプTYPEのデータをストアするための
ものである。
(11)時間長レジスタ LEN これは、演奏データメモリ18から読出された時間長L
ENGのデータ(拍数データ)をストアするだめのもの
である。
(12)プリセットナンバレジスタ PR3Tこれは、
演奏データメモリ1日から読出されたプリセットナンバ
PSNOのデータをストアするためのものである。
(13)プリセットデータレジスタ PSREGこれは
、演奏データメモリ20から読出された1組のプリセッ
トデータ(音色データ及びパターンデータ)をストアす
るためのものである。
(14)読出フラグ RDFLG これは、第12図のデータ読出しのサブルーチンを実行
するか否か示すものである。
メインルーチン(第6図) 次に、第6図を参照してメインルーチンの処理を説明す
る。
まず、ステップ80では、イニシャライズルーチンを実
行し、各種レジスタを初期設定する0例えば、レジスタ
TMP、カウンタCLK、レジスタSEQ、レジスタR
UN、フラグMUFLG等には、0をセットする。そし
て、ステップ82に移る。
ステップ82では、マニュアル演奏を可能にすべく押鍵
処理を行なう、すなわち、鍵盤回路28からのマニュア
ル演奏情報に基づいて押鍵に対応する楽音を発音開始し
たり、tlt&鍵に対応する楽音を発音停止したりする
次に、ステップ84では、演奏スイッチ5EQSWがオ
ンか判定し、オンである(Y)ならばステップ88に移
る。ステップ86では、第7図について後述するように
演奏オンのサブルーチンを実行し、しかる後ステップ8
日に移る。また、ステップ84の判定結果が否定的(N
)であったときは、ステップ86を経ずにステップ88
に移る。
ステップ8日では、リズムスイッチRHYSWがオンか
判定し、オンである(Y)ならばステップ90に移る。
ステップ90では、第8図について後述するようにリズ
ムオンのサブルーチンを実行し、しかる後ステップ92
に移る。また、ステップ88の判定結果が否定的(N)
であったときは、ステップ90を経ずにステップ92に
移る。
ステップ92では、インクリメントスイッチINC又は
デクリメントスイッチDECがオンか調べることにより
テンポ変更か判定する。この判定の結果、テンポ変更で
ある(Y)ならば、ステップ94に移り、第9図につい
て後述するようにテンポ処理のサブルーチンを実行する
。ステップ94の処理が終ったとき又はテンポ変更でな
い(N)ときは、ステップ8Bに移る。
ステップ9Bでは、音量制御操作子の操作ありか調べて
音量変更か判定する。この判定の結果、音量変更である
(Y)ならば、ステップ98に移り、フラグMUFLG
が1か(ミューティング中か)判定する。そして、MU
FLG=1でない(N)ならば、ステップ100に移り
、音量変更処理を行なう、この音量変更処理では、前述
したように音量イベント信号VOLに応じてミューティ
ング回路3Bに音量データVDを取込むことにより同回
路38から設定音量レベルに対応した音量制御データV
Cを発生させる。
ステップ100の処理が終ったときは、ステップ102
に移り、その他の処理を実行する。また、ステップ86
の判定結果が否定的(N)であったとき又はステップ9
8の判定結果が肯定的(Y)であったときは、ステップ
100の音量変更処理をしないでステップ102の処理
を実行する。
ステップ102の処理が終った後は、ステップ82に戻
り、上記のような一連の処理をくりかえす。
演奏オンのサブルーチン(第7図) 第7図は、演奏オンのサブルーチンを示すもので、ステ
ップ110では、1からレジスタSEQの値を差引いた
ものをSEQにセットする。この結果、SEQの値が0
であったときは、SEQに1がセットされ、SEQの値
が1であったときは、SEQにOがセットされる。
次に、ステップ112では、SEQの値が1か判定し、
1でない(N)ならば、コード演奏を停止させる場合で
あるので、第6図のルーチンにリターンする。また、1
である(Y)ならば、コード演奏を開始させる場合であ
るので、ステップ114に移り、フラグMUFLG及び
ポインタPO1、N Tにいずれも0をセットする。そ
して、ステップ11Bに移る。
ステップ1113では、レジスタRUNが1か(リズム
走行中か)判定し、lでない(N)ならばステップ11
8のセット処理を行なう、すなわち、ステップ120で
は、ポインタPOI NTで示されるアドレス(この場
合は先頭アドレス)のマークデータが1か(プリセット
ナンバデータか)判定し、lでない(N)ならば、音色
及びパターンをセットする必要がないので、第6図のル
ーチンにリターンする。また、1である(Y)ならば、
ステップ122に移り、第13図について後述するよう
に音色セットのサブルーチンを実行する。そして、ステ
ップ124に移り、第14図について後述するようにパ
ターンセットのサブルーチンを実行する。この後は、ス
テップ126でPOI NTの値を1アツプしてから第
6図のルーチンにリターンする。ステップ118のセッ
ト処理は、この後リズム演奏を開始するときのための準
備として行なわれるものである。
一方、ステップ116の判定結果が肯定的(Y)であっ
たとき(リズム走行中であったとき)は、ステップ12
8に移る。ステップ128では、86からカウンタCL
Kの値を差引いたものをカウンタDWNCにセットする
。これは、次の小節の頭からコード演奏を開始させるた
めである。
次に、ステップ130では、ステップ120と同様にし
てマークデータが1か(プリセットナンバデータか)判
定し、1でない(N)ならばステップ135でフラグR
DFLGに1をセットしてから第6図のルーチンにリタ
ーンする。また、1である(Y)ならば、ステップ13
2に移り、DWN Cの値がレジスタPRVの値(10
0[mal に相当するクロック数)以下か判定する。
この判定結果が肯定的(Y)であれば、ステップ134
に移り、DWNCの値に98を加えたものをDWNCに
セットする。これは、音色変更に関して約100 [m
s]の時間を必要とすることから、次の小節までに10
0 [ms]ないときはその次の小節の頭からコード演
奏を開始させるためである。
ステップ134の後は、ステップ135でRDFLGに
1をセットしてから第6図のルーチンにリターンする。
また、ステップ132の判定結果が否定的(N)であっ
たときは、音色変更した後次の小節からコード演奏を開
始可能であるのでステップ134を経ず、ステップ13
5を経て第6図のルーチンにリターンする。
リズムオンのサブルーチン(第1!ff)第8図は、リ
ズムオンのサブルーチンを示すもので、ステップ140
では、1からレジスタRUNの値を差引いたものをRU
Nにセットする。この結果、RUNの値が0であったと
きは、RUNに1がセットされ、RUNの値が1であっ
たときは、RUNにOが七−2トされる。
次に、ステップ142°では、RUNの値が1か判定し
、1でない(N)ならばリズム演奏を停止させる場合で
あるのでステップ144に移る。
ステップ144では、SEQの値が1か判定し、1でな
い(N)ならば第6図のルーチンにリターンする。また
、1である(Y)ならばステップ145に移り、前述し
たステップ114と同様にMUFLG及びPOINTに
いずれもOをセットする。そして、ステップ148に移
り、前述したステップ118と同様のセット処理を行な
う、これらの処理は、この後リズム演奏を再開するとき
のための準備として行なわれるものである。ステップ1
48の後は、第6図のルーチンにリターンする。
ステップ142の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、リズム演奏を開始させる場合であるので、ステップ
14日に移り、カウンタCLKをOにクリアする。この
結果、リズムパターンを最初から読出すことができる。
次に、ステップ150では、SEQの値が1か判定し、
1でない(N)ならば第6図のルーチンにリターンする
。また、1である(Y)ならば、リズム演奏開始時にす
でに5EQ=1であったことになり、ステップ152に
移る。
ステップ152では、POINTで示されるアドレスの
マークデータが2か(コード指定データか)判定する。
通常、この状態では、ステップ118又は14Eiのセ
ット処理が完了しているので、POINTで示されるア
ドレスのデータは、プリセットナンバデータではなく、
コード指定データ、各種制御データ及びエンドデータの
いずれかである。いま、コード指定データである(Y)
とすると、ステップ154に移る。
ステップ154では、コード指定データの1バイト目の
データのうち下位4ビツトのデータ、すなわち時間長L
ENGのデータを読出してレジスタLENにセ?)する
、そして、ステップ15Bに移り、LENの値(拍数)
に24をかけて(1拍は24クロツクである関係を利用
して)拍数をクロック数に変換し、このクロック数をカ
ウンタDWNCにセットする。
次に、ステップ158では、POINTの値に1を加え
たものに基づいてコード指定データの2バイト目のデー
タ、すなわち根音名ROOT及びタイプTYPEのデー
タを読出してレジスタCWORDにセットする。そして
、ステップ160に移り、POINTの値を2アツプす
る(アドレスを2つ進める)、この結果、POI NT
は、今回読出されたコード指定データの次の1バイトの
データを指示するようになる。
この後、ステップ】62では、POINTで示されるア
ドレスのマークデータがFか(エンドデータか)判定す
る。この判定結果が否定的(N)であれば、ステップ1
65でフラグRDFLGに1をセットしてから、第6図
のルーチンにリターンする。また、ステップ162の判
定結果が肯定的(Y)であれば、ステップ184でPO
INTにOをセットして(先頭アドレスに戻して)から
ステップ165を経て第6図のルーチンにリターンする
一方、ステップ152の判定結果が否定的(N)であっ
たときは、各種制御データ又はエンドデータであったこ
とになり、ステップ166に移る。
ステップ166では、POINTで示されるアドレスの
マークデータがFか(エンドデータか)判定する。この
判定結果が否定的(N)であれば、各種制御データであ
ったことになり、ステップ16日に移る。
ステップ168では、制御データの種別を判定し、その
制御内容に応じた処理を行なう、そして、ステップ17
0に移り、POINTの値を1アツプする。
次に、ステップ172では、POINTで示されるアド
レスのマークデータがFか(エンドデータか)判定する
。この判定結果が否定的(N)であれば、制御データ又
はコード指定データであったことになり、ステップ15
2に戻る。
ステップ172の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ174でPOI NTに0をセットした後
ステップ175でRDFLGにOをセットしてから第6
図のルーチンにリターンする。また、ステップ166の
判定結果が肯定的(Y)であったときにも、ステップ1
74及び175を経て第6図のルーチンにリターンする
上記のようにステップ172から直接ステップ152に
戻った場合には、POINTがエンドデータを指示しな
い限り、最終的にコード指定データを読出して第6図の
ルーチンにリターンすることになる。
テンポ処理のサブルーチン(第9図) 第9図は、テンポ処理のサブルーチンを示すもので、ス
テップ180では、操作されたのがインクリメントスイ
ッチINC及びデクリメントスイッチDECのどちらで
あるか判定する。この判定の結果、INCであったとき
は、ステップ182に移る。
ステップ182では、レジスタTMPの値が7か判定し
、7である(Y)ならば第6図のルーチンにリターンす
る。また、7でない(N)ならばステップ184に移る
ステップ184では、TMPの値を1アツプする。そし
て、ステップ186に移り、フラグMUFLGが1か(
ミューティング中か)判定する。この判定結果が否定的
(N)であれば、ステ、2プ188に移り、第10図に
ついて後述するようにテンポ変更のサブルーチンを実行
する。
ステップ18Bの判定結果が肯定的(Y)であつたとき
は、ミューティング中であるのでテンポ変更を行なわず
、ステップ180でフラグTMPFLGに1をセットし
てから第6図のルーチンにリターンする。
ステップ180でDECであると判定されたときは、ス
テップ182に移り、TMPの値が0か判定する。この
判定結果が肯定的(Y)であれば、第6図のルーチンに
リターンする。また、ステップ192の判定結果が否定
的(N)であれば、ステップ194でTMPの値を1ダ
ウンしてからステップ188以下の処理を上記したと同
様に実行する。
テンポ変更のサブルーチン(第10図)第10図は、テ
ンポ変更のサブルーチンを示すもので、ステップ196
では、レジスタTMPからテンポクロック発生器24に
テンポデータTMPDを送出する。この結果、テンポク
ロック信号TCLの周波数は、新たに設定されたテンポ
に対応するように変更される。
次に、ステップ198では、変換テーブルメモリ22か
らTMPの値に対応するクロック数データCNoを読出
してレジスタPRYにセットする。この結果、100 
[msl に相当するクロック数は、新たに設定された
テンポに対応するように変更される。
テンポ割込みルーチン(第11図) 第11図は、リズム演奏及びコード演奏を自動的に遂行
するためのテンポ割込みルーチンを示すもので、このル
ーチンは、テンポクロック信号TCLの各パルス毎に(
テンポ割込みのたびに)スタートする。
まず、ステップ200では、フラグTMPFLGの値が
1(テンポ未設定)で且つフラグMUFLGの値が0(
ミューティング解除)か判定する。
この判定結果が肯定的(Y)であれば、ステップ202
でTMPFLGにOをセットしてからステップ204に
移り、第10図について前述したようにテンポ変更のサ
ブルーチンを実行する。この結果、ミューティング中に
なされたテンポ変更操作に基づいて新たなテンポが設定
される。
ステップ204の後は、ステップ206に移る。また、
ステップ200の判定結果が否定的(N)であったとき
は、ステップ202及び204を経ずにステップ206
に移る。
ステップ206では、レジスタRUNが1か判定し、1
でない(N)ならば第6図のルーチンにリターンする。
また、1である(Y)ならばステップ20日に移り、レ
ジスタSEQが1か判定する。
この判定の結果、1である(Y)ならばステップ210
に移り、第12図について後述するようにコード演奏の
ためのデータ読出しのサブルーチンを実行し、しかる後
、ステップ212に移る。また、ステップ20日の判定
結果が否定的(N)であったときは、ステップ210を
経ずにステップ212に移る。
ステップ212では、リズム音及びコード音の発音処理
を行なう、すなわち、リズムパターンを参照してカウン
タCLKの値に対応するタイミングで発音すべきリズム
音があれば、それを発音させると共に、リズミックコー
ドパターンを参照してCLKの値に対応するタイミング
でレジスタCHORDのコード音を発音すべきであれば
、それを発音させる。
この後、ステップ214でCLKの値を1アツプしてか
らステップ21Bに移り、CLKの値が96より小さい
か(小節束より前か)判定する。この判定結果が肯定的
(Y)であれば第6図のルーチンにリターンする。また
、ステップ214の判定結果が否定的(N)であればス
テップ218でCLKに0をセットしてから第6図のル
ーチンにリターンする。
データ読出しのサブルーチン(第12図)第12図は、
コード演奏のためのデータ読出しのサブルーチンを示す
もので、ステップ220では、フラグRDFLGが1か
判定し、1でない(N)ならば第11図のルーチンにリ
ターンする。また、■である(Y)ならばステップ22
1に移り、カウンタDWNCの値を1ダウンする。この
場合、DWNCには、前述したようにRUN= 1の状
態で5EQ= 1としたときは、コード演奏を開始すべ
き小節までの時間に対応するクロック数がセットされて
おり、5EQ=1の状態でRUN= iとしたときは、
最初のコード指定データにおける時間長LENGに対応
したクロック数がセットされている。
次に、ステップ222では、ポインタPOI NTで示
されるアドレスのマークデータが1か(プリセットナン
バデータか)判定する。第4図に示したような演奏デー
タを用いた場合において、RUN=1の状態で5EQ=
1としたときは、POINTで示されるアドレス0にプ
リセットナンバデータがあるので、ステップ222の判
定結果は肯定的(Y)となり、ステップ224に移る。
ステップ224では、DWNCの値がPRVの値と等し
いか(ミューティング開始タイミングか)判定する。い
ま、この判定結果が否定的(N)であるとすると、ステ
ップ230に移り、DWNCの値がOか判定する。DW
NC=PRVとなる前にDWNC=Oとなることはない
ので、ステップ230の判定結果は否定的(N)となり
、第11図のルーチンにリターンする。
この後、テンポ割込みを何回かくりかえしてDWNC=
PRVになると、ステップ224の判定結果が肯定的(
Y)となり、ステップ22Bに移る。
ステップ226では、第13図について後述するように
音色セットのサブルーチンを実行する。このサブルーチ
ンによりミューティングも開始される。この後は、ステ
ップ228でフラグMUFLGに1をセットしてから第
11図のルーチンにリターンする。
この後、テンポ割込みを何回かくりかえしてDWNCが
Oになると、ステップ230の判定結果が肯定的(Y)
となり、ステップ232に移る。この時点では、ミュー
ティングが解除されている。ステップ232では、MU
FLGにOをセットし、しかる後ステップ234に移る
ステップ234では、第14図について後述するように
パターンセットのサブルーチンを実行する。
そして、ステップ23ftでPOI NTの値を1アツ
プしてからステップ238に移る。
ステップ238では、POINTで示されるアドレスの
マークデータがFか(エンドデータか)判定する。この
判定結果が否定的(N)であればステップ222に戻る
。また、ステップ238の判定結果が肯定的(Y)であ
ったときは、ステップ240でPOI NTにOをセッ
トしてからステップ222に戻る。
ステップ238から直接ステップ222に戻った場合に
おいて、プリセットナンバデータが2つ続くことは通常
ありえないので、ステップ222の判定結果は否定的(
N)となり、ステップ242に移る。
ステップ242では、DWNCの値がOか判定する。こ
の場合、DWNC=Oであるので、ステップ242の判
定結果は肯定的(−)となり、ステ・ンブ244に移る
ステップ244では、P OI N Tで示されるアド
レスのマークデータが2か(コード指定データか)判定
する。この判定結果が肯定的(Y)であるとすると、ス
テップ24Bに移り、コード指定データのうち時間長L
 E N Gのデータを読出してレジスタLEHにセッ
トする。そして、ステップ248に移る。
ステップ24日では、LEHの値に24をかけてクロッ
ク数を求め、このクロック数をDWNCにセットする。
そして、ステップ250に移る。
ステップ250では、POINTの値に1を加えたもの
に基づいてコード指定データのうち根音基ROOT及び
タイプTYPEのデータを読出し、レジスタCWORD
にセットする。そして、ステップ252に移り、POI
NTの値を2アツプする。この結果、POI NTは、
今回読出したコード指定データの次の1バイトのデータ
を指定するようになる。
この後、ステップ254では、POI NTで示される
アドレスのマークデータがFか(エンドデータか)判定
する。この判定結果が否定的(N)であれば第11図の
ルーチンにリターンする。また、ステップ254の判定
結果が肯定的(Y)であれば、ステップ256でPOI
NTにOをセットしてから第11図のルーチンにリター
ンする。
ステップ254から直接第11図のルーチンにリターン
した後、次のテンポ割込みによりステップ242にくる
と、その判定結果は否定的(N)となり、第11図のル
ーチンにリターンする。この後、何回かテンポ割込みを
くりかえすと、ステップ242の判定結果が肯定的(Y
)となり、ステップ244に移る。そして、ステップ2
44の判定結果が肯定的(Y)であればステップ248
以下の処理を行なう。
一方、ステップ244の判定結果が否定的(N)であっ
たときは、各種制御データ又はエンドデータであったこ
とになり、ステップ258に移る。
ステップ258では、POI NTで示されるアドレス
のマークデータがFかにエンドデータか)判定する。こ
の判定結果が否定的(N)であれば、各種制御データで
あったことになり、ステップ260に移る。
ステップ260では、制御データの種別を判定し、その
制御内容に応じた処理を行なう。そして、ステップ26
2に移り、POINTの値を1アップする。
次に、ステップ264では、POINTで示されるアド
レスのマークデータがFか(エンドデータか)判定する
。この判定結果が否定的(N)であれば、ステップ22
2に戻る。
ステップ264の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ268でPOINTに0をセットしてから
ステップ222に戻る。また、ステップ258の判定結
果が肯定的(Y)であったときにも、ステップ288を
経てステップ222に戻る。
ステップ264から直接ステップ222に戻った場合、
制御データの後に再びプリセットナンバデータがくるこ
とは通常ありえないので、ステップ222の判定結果は
否定的(N)となり、ステップ242に移る。従って、
この場合には、最終的にコード指定データを読出して第
11図のルーチンにリターンすることになる。
ところで、第4図に示すような演奏データを用いた場合
において、5EQ=1の状態でRUN=1としたときは
、DWNCには、最初のコード指定データにおける時間
長LENGに対応したクロック数がセットされており、
POINTの値は3となっている。また、このときはす
でに前述のステップ118又は146により音色及びパ
ターンのセットも完了している。このようなで状態でス
テップ222にくると、POI NTで示されるアドレ
ス3のデータがプリセットナンバデータであればステッ
プ224に移り、それ以外のデータであればステップ2
42に移る。
ステップ224に移った場合は、上記したと同様にDW
NC=PRVか調べて音色セット等を行なうと共にDW
NC=0か調べてパターンセット等を行う、また、ステ
ップ242に移った場合は、上記したと同様にDWNC
=Oか調べてコード指定データ等の読出しを行なう。
なお、上記のように5EQ=1の状態でRU Nを1に
したときは、このときからリズム演奏に同期してコード
演奏が開始される。これに対して、RUN= 1の状態
でSEQを1にしたときは、演奏中のリズムに関して次
の小節(場合によってはその次の小節)からコード演奏
が開始される。
音色セットのサブルーチン(第13図)第13図は、音
色セットのサブルーチンを示すもので、ステップ270
では、ポインタPOINTで示されるアドレスのプリセ
ットナンバデータのうち下位4ビツトのプリセットナン
バPSNOを読出してレジスタPR3Tにセットする。
次に、ステップ272では、PRST内のプリセットナ
ンバPSNOに対応する音色データをプリセットデータ
メモリ20から読出してレジスタPSREGの音色セッ
ト領域にセットする。そして、この音色セット領域の音
色データをTG30のバッファAに転送し、しかる後ス
テップ274に移る。
ステップ274では、アドレスデコーダ34からミュー
ティング開始信号CHGを発生させ、ミューティングを
開始する。この後は、元のルーチンC87図又は第12
図のルーチン)にリターンする。
パターンセットのサブルーチン(第14図)第14図は
、パターンセットのサブルーチンを示すもので、ステッ
プ280では、前述のステップ270と同様にしてプリ
セットナンバPSNOを読出してPRSTに入れる。
次に、ステップ282では、PRST内のプリセットナ
ンバPSNOに対応するパターンデータをメモリ20か
ら読出してPSREGのパターンセット領域に入れる。
この結果、TG30は、ノくターンセット領域の新たな
りズミツクコードノくターンに従ってコード音を発生す
るようになる。
この後は、元のルーチン(第7図又は第12図のルーチ
ン)にリターンする。
上記の説明では、音色変更命令信号PARに応じて音色
変更してからDWNC=Oのタイミングでパターンセッ
トを行なうようにしたが、ノくターンセットは音色変更
と同時に行なってもよい。
コード演奏の具体例(第15図) 第15図は、上記した電子楽器におけるコード演奏の一
例を示すもので、以下では、図中において四角で囲んだ
番号1〜12の順に処理の流れを説明する、二の場合、
TMPの値は4、PRVの値は5にそれぞれセットされ
ているものとする。
(1)RUN=1でリズムが走行しているとき、CL 
K = 72のタイミングで5EQSWの操作によりS
EQを1とする。
(2)DWNCにステップ12Bで98− CL K 
= 24をセットする。このとき、POI NTの値(
アドレス)はOである。
(3)テンポ割込みのたびにステップ220でDWNC
の値を1ダウンする。この場合、アドレス0のデータは
R3N0(1)のプリセットナンバデータであるので、
ステップ222の判定結果は肯定的(Y)となる。
(4)DWNC=5になると、ステップ224の判定結
果が肯定的(Y)となり、ステップ226の音色セット
のサブルーチンを実行する。このとき、PSNO(1)
に対応する音色データがT G 30に送出されると共
に、ミューティングが開始される。
(5)DWNC=Oになると、ステップ230の判定結
果が肯定的(Y)となり、ステップ234のパターンセ
ットのサブルーチンを実行する。このとき、PSNO(
1)に対応するパターンデータがPS REGにセット
される。そして、ステップ23BでPOI NTの値を
1アツプすると、POINTはCメジャのコード指定デ
ータを指示するので、ステップ248 、248及び2
50の処理を行なう、この結果、D W N Cには、
4 X 24= 98がセットされると共に、CWOR
Dには、Cメジャを゛表わすコードデータがセットされ
る。この後、ステップ252でPOI NTの値を27
−、ブすると、アドレスは3となる。
(6)テンポ割込みのたびにDWNCの値を1ダウンす
る。この場合、アドレス3のデータはPSN O(2)
のプリセットナンバデータであるので、ステップ222
の判定結果は肯定的(Y)となる。
(7)DWNC=5になると、上記したと同様にしてP
 S N O(2)に対応する音色データをTG30に
送出すると共にミューティングを開始する。
(8)DWNC=Oになると、上記したと同様にしてP
 S N O(2)に対応するパターンデータをPSR
EGにセットする。そして、ステップ236でPOIN
Tの値を1アツプすると、POINTはGメジャのコー
ド指定データを指示するので、ステップ248 、24
8及び250の処理を行なう、この結果、DWNCには
、2X24=48がセットされると共に、CHORDに
はGメジャのコードデータがセットされる。この後、ス
テップ252でPOINTの値を2アツプすると、アド
レスは6となる。
(9)テンポ割込みのたびにDWNCの値を1ダウンす
る。この場合、アドレス6のデータはGセブンスのコー
ド指定データであるので、ステップ222の判定結果は
否定的(N)となる。
(10)DWN C= 0になると、ステップ242か
らステップ246に移り、これ以下の処理を行なう。
この結果、DWNCには、3X24=72がセットされ
ると共に、CWORDには、Gセブンスのコードデータ
がセットされる。また、POINTの値を2アツプする
ので、アドレスは8となる。
(11)テンポ割込みのたびにD W N Cの値を1
ダウンする。この場合、アドレス8のデータはPSN 
O(4)のプリセットナンバデータであるので、ステッ
プ222の判定結果は肯定的(Y)となる。
(12)この後は、上記したと同様にしてDWNC=5
で音色セット等を行ない、DWNC=Oでパターンセッ
ト等を行なう。
これ以降も、上記した同様にしてコード演奏が行なわれ
、アドレス19のエンドデータENDを読出すと、アド
レスOに戻ってコード演奏をくりかえす。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、音色変更に伴うクリ
ック音発生を防止しうると共に小節や拍の始め等で確実
に楽音を発生させることができるので、快適な演奏を楽
しめる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例によるシーケンサをそな
えた電子楽器の回路構成を示すブロック図、 第2図は、ミューティング回路の構成を示す回路図、 第3図は、ミューティング回路の動作を説明するための
タイムチャート、 第4図は、演奏データのフォーマットを示す図、 第5図は、プリセットデータメモリの記憶内容を示す図
、 第6図は、メインルーチンを示すフローチャート、 第7図は、演奏オンのサブルーチンを示すフローチャー
ト驚 第8図は、リズムオンのサブル・−チンを示すフローチ
ャート1 第9図は、テンポ処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第1θ図は、テンポ変更のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第11図は、テンポ割込みルーチンを示すフローチャー
ト 第12図は、データ読出しのサブルーチンを示すフロー
チャート、 第13図は、音色セットのサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第14図は、パターンセットのサブルーチンを示すフロ
ーチャート、 第15図は、コード演奏動作の一例を説明するためのタ
イムチャートである。 lO・・・データバス、12・・・中央処理装置、14
・・・プログラムメモリ:lG・・・ワーキングメモリ
、1日・・・演奏データメモリ、20・・・プリセット
データメモリ、22・・・変換テーブルメモリ、24・
・・テンポクロック発生器、26・・・操作子回路、2
8・・・鍵盤回路、30・・・トーンジェネレータ、3
2・・・アドレスバス、34・・・アドレスデコーダ、
38・・・ミューティング回路、38・・・音量制御回
路、40・・・音色制御回路、42・・・サウンドシス
テム。 出願人  日本楽器製造株式会社 代理人  弁理士 伊 沢 敏 昭 第9図(テンポ°処珪の す)ノし−ナ ン) 第10図(テ〉ボlL史の す)゛ルーチン)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)演奏情報に基づいて楽音信号を形成し、送出する
    楽音信号発生部と、 (b)この楽音信号発生部の出力を音響に変換する変換
    手段と、 (c)以前とは異なる音色の楽音信号を発生すべき時点
    より所定時間前の時点に達したことを検知する検知手段
    と、 (d)前記音色を設定するための音色データを記憶した
    記憶手段と、 (e)前記検知手段からの検知出力に応じて前記楽音信
    号発生部の出力を実質的に無音レベルにすべくミューテ
    ィングを開始し、しかる後そのミューティングを解除す
    るミューティング手段と、 (f)前記楽音信号発生部の出力が実質的に無音レベル
    にあるとき前記音色データに基づいて前記音色を設定す
    る音色設定手段とをそなえ、 前記楽音信号発生部のミューティングの開始から解除ま
    での時間にほぼ対応するように前記所定時間を定めたこ
    とを特徴とする電子楽器。
JP61137976A 1986-06-13 1986-06-13 電子楽器 Expired - Lifetime JPH0727378B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120819A (en) * 1976-04-02 1977-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Click preventing device for presetting change-over
JPS5810497A (ja) * 1981-07-07 1983-01-21 レンゴ−株式会社 シ−ト打抜き装置

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