JP2879742B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子楽器における自動伴奏機能を実現する
自動伴奏装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動伴奏機能を有する電子楽器が知られてい
る。
この自動伴奏機能においては、所定のリズムが自動的
に発生し、コード(和音)を押さえることにより、その
指定されたコードが上記リズムと連動して自動的に発音
されるようになっている。
また、上記自動伴奏パターンに変化をつけて伴奏効果
を増すために、フィルイン(もしくはブレイク)を指示
するフィルインキーを設け、そのフルインキーを操作す
ることにより、自動伴奏の任意の一小節を即興的に変化
させることができる機能を有するものもある。このフィ
ルインもしくはブレイク等のような即興的なバックグラ
ンドは、一般にサブパターンと呼称されている。
また、上記自動伴奏において音色切換を行うことも可
能であり、この音色切換は、通常所望する音色に対応す
る音色セレクトキー(音色選択キー)を操作して音色選
択を行うことにより行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
とろこで、一般に演奏中に音色切換えが行われる箇所
としては、曲調の変化する箇所(サビの入りやサビの戻
り等)が多く、前記フィルイン等のようなサブパターン
を発生させる箇所と重なる場合が多い。このように、音
色切換えとフィルインを行うタイミングが重なる場合、
複数の操作が重なってしまい、演奏中にそれらの操作を
実行することは非常に難しいという問題があった。
より詳しく説明すると、例えば第2図に示す譜表のよ
うに、第17小節から第24小節まで(図中一点鎖線100で
囲んで示す部分)が“サビ”となっている場合、第16小
節の先頭で(図中矢印(↑)210で示すタイミング)で
「D7」のコードを指定すると同時にフィルインキーをオ
ンに操作し、次に第17小節から音色変更を行うためにそ
の第16小節の途中(図中矢印 220で示すタイミング、なおこのタイミング以後第17小
節まではメロディの演奏はないとする)で、音色セレク
トキーを操作する必要があり、さらに、その後第17小節
の先端で「C」のコードを指定する操作を行わなければ
ならない。このように、1小節の間に、右手でメロディ
演奏を行いながら、左手でキー操作を複数回操作するこ
とは、熟練者にとっても難しく、まして、演奏中に不慣
れな初心者にとっては、その操作は非常に難しいもので
あった。
本発明は、リズム伴奏中において、音色切換えとサブ
パターンの発生を、ワンタッチ操作で容易に行うことが
可能な自動伴奏装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の手段は、次の通りである。
本発明は、複数の音色の中から任意の1つの音色を選
択する音色選択手段と、リズム伴奏を所定のパターンで
発生させるリズム伴奏発生手段と、このリズム伴奏発生
手段が発生させるリズム伴奏のパターンとは異なるサブ
パターンを、その発生開始から所定時間だけ発生させる
サブパターン発生手段と、前記音色選択手段により選択
された音色で楽音を発生させる楽音発生手段とを具備す
る自動伴奏装置に適用される。
そして、前記サブパターン発生手段は、前記リズム伴
奏発生手段がリズム伴奏を発生させているときに、前記
音色選択手段により任意の音色が選択された場合、自動
的に所定の前記サブパターンを発生させる。
さらに、前記楽音発生手段は、前記サブパターンの発
生が終了した後に、発生させる楽音の音色を前記音色選
択手段により選択された音色に切り換える。
〔作用〕
本発明の作用は次の通りである。
まず、音色選択手段により、所望の音色を選択した
後、スイッチ操作等によりリズム伴奏の発生開始を指示
すると、リズム伴奏発生手段から、リズム伴奏が所定の
パターンで自動的に発生される。また、鍵盤操作等によ
り単音又は和音等の指定を行うと、その指定された単音
又は和音が、例えば前記リズム伴奏に同期して楽音発生
手段から発生される。そして、上記のようにリズム伴奏
発生手段から上記リズム伴奏が所定のパターンで自動的
に発生されているときに、所定のタイミング、例えば任
意の小節の先頭等で、音色選択手段により、任意の音
色、例えば上記選択された音色と異なる音色を選択する
と、サブパターン発生手段は直ちに所定のサブパターン
を発生させる。
このように、リズム伴奏発生中に、音色選択手段によ
り任意の音色を選択すると、直ちにサブパターン発生手
段により所定のサブパターンが発生される。
したがって、音色切換えとサブパターン(フィルイン
等)の発生を、音色切換えを行うだけの単一の操作で簡
単に実行できるので、初心者でもメロディ演奏中にその
演奏に支障をきたすことなく随時サブパターンを発生さ
せることができ演奏に効果的な変化を付けることがで
き、多彩な演奏が可能となる。
また、上記サブパターン発生終了後に、楽音発生手段
から発生される楽音の音色が自動的に切り換わるので、
曲調の変化する箇所、例えば“サビ”に入る箇所、“サ
ビ”から戻る箇所でサブパターン(フィルイン等)を発
生させ、“サビ”のみを異なる音色で演奏させる等の複
雑な演奏を容易な操作で行うことが可能となる。
〔実施例〕
次に、図面を参照しながら本発明の一実施例について
詳細に説明する。
{構成} 第1図は、本発明に係る一実施例のシステム構成図で
ある。
同図において、CPU11は、特に図示していないROM(リ
ード・オンリ・メモリ)に格納されているプログラムに
従って動作する、例えばマイクロプロセッサ等から成る
中央処理装置(Central Processing Unit)であり、シ
ステム全体の制御を行う。
また、鍵盤部12は所定の音域の各音高を半音単位で指
定する複数の鍵を有しており、各鍵が押鍵操作された場
合、その押鍵操作の有無を示す押鍵信号がアクティブと
なってCPU11へ出力される。また、鍵盤部12は、特に図
示していないが各種のコード(和音)を指定するための
複数の鍵から成る和音指定部を有している。この和音指
定部の各鍵の押鍵信号もCPU12より、所定周期で順次ス
キャンされる。
音色セレクトキー郡13は「ピアノ」「オルガン」「ハ
ープシコード」等の各音色をダイレクトに選択する複数
の押しボタン型の音色セレクトキーから成っており、各
音色セレクトキーのステイタス(オン/オフ状態)は、
CPU12により所定周期で読み出される。
また、リズム・伴奏パターンスタート/ストップキー
14は、リズム・伴奏パターンの発生開始及び発生停止を
CPU11に指示する押しボタン型のキーである。また、リ
ズム・フィルインスイッチ15は、リズム・伴奏パターン
に変化をつけるサブパターン(フィルイン等)の発生を
指示する押しボタン型のキーである。上記2つのキーの
ステイタス(オン/オフ状態)も、上記音色セレクトキ
ーと同様にCPU11により所定周期で読み出される。
CPU11は、鍵盤部12の各鍵の押鍵操作状態を、各鍵毎
に独立に1対1に対応して出力される前記押鍵操作信号
を順次所定周期でスキャンすることにより、常時監視し
ており、押鍵操作を検出すると、その押鍵操作された鍵
に対応する音高の楽音を発生させるための楽音制御信号
を楽音発生回路16へ出力する。
発音発生回路16は、PCM音源等のデジタル音源を有し
ており、CPU11から加えられた音高情報に対応する音高
の楽音信号を、音色セレクトキーにより選択された音色
で発生させ発音回路17へ出力する。また、楽音発生回路
16は、サブパターン(フィルイン等)を発生させるため
のデータも記憶しており、CPU11からの制御命令により
そのサブパターンに対応する楽音信号を発生させ、楽音
回路17へ出力する。
楽音回路17は、アンプ、スピーカ等から成っており、
楽音発生回路16から加わる楽音信号を増幅させて外部に
放音する。
{動作} 次に、上記構成の実施例の動作を説明する。
概略動作 続いて、本実施例の発明に係わる部分の動作を第2図
の楽譜の模式図を参照しながら説明する。同図におい
て、( )内の数字は、小節の続き番号を示しており、
一点鎖線で囲まれた第17小節から第24小節までのフレー
ズ100が“サビ”(bridge)の部分となっている。
同図に示す楽譜の曲を自動伴奏と共に演奏する場合、
上記“サビ”のフレーズ100に入る直前の第16小節でサ
ブパターン(フィルイン等)を発生させ、さらに上記
“サビ”のフレーズ100の最後の小節である第24小節で
再びサブパターン(フィルイン等)を発生させると演奏
効果が高まる。また、“サビ”のフレーズ100をそのフ
レーズ100の前後の小節と異なる音色で演奏すると、よ
り一層演奏効果が増す。
上記のような演奏を行う場合、まず音色セレクトキー
の操作により、所望の音色を選択した後、リズム・伴奏
スタート/ストップキー14をオン(スタート)に操作す
る。このことにより、予め定められたリズム・伴奏が開
始される。
また、上記リズム・伴奏スタート/ストップキー14を
オンにした直後に、第1小節のコード指定(「G」を指
定)を、鍵盤部12内の和音指定部の当該鍵を押鍵操作す
ることにより行う。以後、第2図に示す楽譜に従って、
第2小節以降のコード指定を上記和音指定部の任意の鍵
の押鍵操作により行う。
上述のようにして、第2小節から第16小節まで各小節
の先頭で当該コードを指定する押鍵操作を行った後、第
16小節の先頭(第2図において、上方向の矢印(↑)21
0で示すタイミング)で「D7」の和音指定を行った後直
ちに、第17小節以降の“サビ”のフレーズ100で使用す
る所望の音色を、該当する音色セレクトキーの操作によ
り、選択する。
上記音色セレクトキーの操作により、直ちに第16小節
でサブパターン(フィルイン等)が発生し、“サビ”の
フレーズ100の最初の小節である第17小節から通常のリ
ズム・伴奏パターンに戻る。また、第17小節以降、上記
音色セレクトキーの操作により新たに選択された音色に
自動的に切り換わる。
以後、前記和音指定部の当該鍵の押鍵操作により、第
2図の楽譜に示されているコード指定を行う。そして、
“サビ”のフレーズ100の最後の小節である第24小節の
先頭(第2図において上方向の矢印(↑)110で示すタ
イミング)で「D7」のコード指定を行った後、直ちに第
25小節以降に使用する音色を選択する音色セレクトキー
操作を行う。続いて第24小節の途中(第2図において矢
120で示すタイミング)で前記和音指定部の当該鍵操作
により、「B7」のコード指定を行う。
上記第24小節の先頭での音色セレクトキーの操作によ
り、“サビ”のフレーズ100の最後の小節である第24小
節で自動的にサブパターン(フィルイン等)が発生し、
“サビ”のフレーズ100から抜ける第25小節以降、上記
音色セレクトキーの操作により選択された音色に切り換
わる。
このように、“サビ”のフレーズに入る直前の小節の
先頭で音色セレクトキーの操作により音色切換えを行う
と、その音色切換えを行った小節でサブパターン(フィ
ルイン等)が自動的に発生し、次の小節から上記音色切
換えにより選択された音色に切り換わる。すなわち、リ
ズム・フィルインスイッチ15を操作しなくても、音色セ
レクトキーを操作するだけで、その音色セレクトキーを
操作した小節でサブパターン(フィルイン等)が自動的
に発生し、さらにその音色セレクトキーの操作を行った
小節の次の小節で上記音色セレクトキーの操作により選
択された音色に切り換わる。したがって、第2図に示す
第24小節のように、“サビ”のフレーズの最後の小節
で、コード指定を複数行う場合でも、それらの、コード
指定操作を容易に行うことが可能である。従来であれ
ば、左手でコード指定を行うキー操作と、音色換えを行
うためのキー操作を行わなければならず、その操作は初
心者にとって非常に難しいものであった。
自動伴奏制御処理 次に第3図のフローチャートを参照しながら、上述し
たような演奏の制御を行っているCPU11の行う自動伴奏
制御処理を説明する。尚、同図のフローチャートで用い
られているスタートフラグは、リズム・伴奏パターンの
発生の開始を指示するフラグであり、ストップフラグは
発生中のリズム・伴奏パターンの発生停止を指示するフ
ラグである。
CPU11は、まず鍵盤部12の鍵(キー)、音色セレクト
キー群13、又はリズム・伴奏パターンスタート/ストッ
プキー14のいずれかのキーが操作されたか否かを判別し
(SA1)、いずれかのキーが操作されていれば、続いて
鍵盤部12内のいずれかの鍵が操作されたか否か判別する
(SA2)。そして、鍵盤部12内のいずれかの鍵も操作さ
れていなければ、次に音色セレクトキー群13内のいずれ
かの音色セレクトキーが操作されたか否か判別する(SA
3)。そして、いずれかの音色セレクトキーが操作され
ていれば、次に現在、リズム・伴奏発生中であるか否か
を判別する(SA4)。この判別は、とくに図示していな
いCPU11に内蔵されているリズム・伴奏発生中フラグを
参照することにより行う。すなわち、リズム・伴奏発生
中フラグは、CPU11によりリズム・伴奏発生中であれば
「1」(オン)に、リズム・伴奏発生中でなければ
「0」(オフ)にセットされる。
そして、上記処理SA4で、リズム・伴奏発生中でない
と判別すれば、上記音色セレクトキーにより指定される
音色を設定するための音色情報を楽音発生回路16へ出力
する(SA5)。そして現在発生中の楽音の音長分ウェイ
トするタイマ・カウンタ処理SA14を行う。この処理SA14
は、特に図示していないタイマにより、現在発生中の楽
音の音長を計時することにより行う。例えば、第2図に
記譜されている4/4拍子の楽音の自動伴奏において、4
分音符を楽音発生する際には、タイマ計時により1拍分
の音長だけをウェイトする。また、2分音符の楽音発生
の場合には、同様にタイマ計時により、2拍分の音長だ
けウェイトする。
続いて、サブパターンの発生や、押鍵操作された鍵に
対応する音高の楽音を発生させる発音処理を行い(SA1
5)、続けて小節の頭毎にサブパターンフラグ及び音色
待機フラグTWFを「0」にリセットし、又音色レジスタ
の音色情報を楽音発生回路16へ出力するフラグ処理SA16
を行う。
このサブパターンフラグは、特に図示していないが、
後述するようにサブパターンの発生を指示するフラグで
あり、「1」(オン)のときにサブパターンの発生の指
示が行われる。
上記動作により、リズム・伴奏の発生前に、音色セレ
クトキーの操作により、所望の音色を選択すると、音色
発生回路16からその選択された音色で楽音発生が行われ
るよう、楽音発生回路16に対して音色設定が行われる
(SA1→SA2→SA3→SA4→SA5)。また、このとき、リズ
ム・伴奏の発生中でないので、前記処理SA14→SA15→SA
16の処理は、実際には行われない。
一方、上記処理SA3で、音色セレクトキーが操作され
ていなければ、操作されたキーの判別を行う(SA6)。
そして、操作されたキーがリズム伴奏スタート/スト
ップキー14であれば、続いてリズム伴奏スタート/スト
ップキー14がオンに操作されたか否かを判別し(SA
7)、オンに操作されていればスタートフラグを「1」
(オン)にセットする(SA8)。そして、続いて前記処
理SA14〜SA16を行う。
上記動作により、リズムパターン伴奏スタート/スト
ップキー14をオンに操作すれば、楽音発生回路16から予
め記憶されているパターンで、リズム・伴奏の発生が開
始される。
一方、上記処理SA6でリズム・フィルインスイッチ15
がオンに操作されていると判別すれば、サブパターンフ
ラグを「オン」に設定した後(SA13)、前記処理SA14〜
SA16を行う。
上記動作により、リズムフィルスイッチ15をオンに操
作すると、楽音発生回路16から所定のサブパターン(フ
ィルイン)が発生される。
一方、上記処理SA2で鍵盤部12の任意の鍵が押鍵操作
されていれば、押鍵操作された鍵が伴奏部の鍵であるか
否かを判別し(SA10)、伴奏部の鍵であればその鍵に対
応する伴奏音を発生させるための楽音情報を楽音発生回
路17へ出力する(SA11)。そして、続けて前記処理SA14
〜SA16を行う。
上記動作により、伴奏部の任意の鍵を押鍵操作する
と、その押鍵操作された鍵に対応する伴奏音が楽音発生
回路16から発生される。また、リズム発生中であれば、
そのリズムに同期して、その押鍵操作により指定された
伴奏音が発生される。したがって、第2図に示す楽譜に
従って、各小節の先頭又は小節の中間で伴奏部の鍵を押
鍵することにより、指定したコードがリズムに連動して
発音される自動伴奏が行われる。
一方、上記処理SA10でメロディ部の鍵が押鍵されてい
れば、その押鍵操作された鍵に対応する音高の楽音を発
生させるための楽音情報を楽音発生回路16に出力する
(SA12)。そして、続けて前記処理SA14〜SA16を行う。
上記動作により、鍵盤部12のメロディ部の鍵を押鍵す
ると、その押鍵された鍵に対応する音高の楽音が、楽音
発生回路16から発生される。したがって、任意のメロデ
ィ演奏を行うことができる。また、コードがリズムと連
動した自動伴奏に合わせてメロディ演奏を行うこともで
きる。
一方、前記SA4でリズム・伴奏が楽音発生回路16か
ら、現在、発生されていれば、CPU11内の音色待機フラ
グTWFを「1」(オン)にセットし(SA17)、サブパタ
ーンフラグを「1」(オン)にセットし(SA13)、続け
て前記処理SA14〜SA16を行う。より詳しく説明すると、
CPU11は、サブパターンフラグが「1」にセットされて
いることを判別すると、楽音発生回路16を制御し、楽音
発生回路16から所定のサブパターンを発生させ(SA1
5)、次に音色待機フラグTWFが「1」を条件に、次の小
節の頭で楽音情報を楽音発生回路16に送り、又サブパタ
ーンフラグを「0」にリセットする(SA16)。
上記動作により、リズム・伴奏発生中に音色セレクト
キーを操作すると、直ちに任意のサブパターン(フィル
イン等)が楽音発生回路16から発生される(SA15)。ま
た、そのサブパターン発生後、直ちにサブパターンフラ
グが「0」(オフ)にセットされるので、次の小節の先
頭で再び音色セレクトキーを操作して新たな音色を指定
しなければ、次の小節では、サブパターンは発生しな
い。したがって、第2図の楽譜に示されているように、
第16小節の先頭(矢印(↑)210の示すタイミング)
で、和音指定部の任意の鍵操作により、「D7」のコード
指定及び音色セレクトキーを操作して第17小節以降に使
用する音色を選択すると、第16小節で「D7」のコードが
所定のサブパターンで発生し、第17小節以降、所定のリ
ズム・伴奏パターンに戻り、指定されたコードが、その
リズム・伴奏パターンに連動して発音される。又、第17
小節以降の音色が上記指定された音色となる。
また、同様に第2図に示すように第24小節の先頭(矢
印(↑)100の示すタイミング)で「D7」のコード指定
及び任意の音色セレクトキーを操作して第25小節以降に
使用する音色を選択すると、第24小節で「D7」のコード
が所定のサブパターン(フィルイン等)で発生し、第24
小節の途中(矢印 120の示すアタイミング)で和音指定部の任意の鍵操作
により「B7」のコード指定を行うと、その「B7」のコー
ドが上記所定のサブパターンで発生する。又、第25小節
以降の音色が上記指定された音色になる。
このように、任意の小節で音色セレクトキーを操作し
た場合には、その小節でサブパターンの発生が行われ、
次の小節からメロディ音が上記音色セレクトキーの操作
により設定された新たな音色で楽音発生回路16から発生
される。
一方、前記SA7でリズム・伴奏スタート/ストップキ
ー14が「オフ」であると判別すれば、ストップフラグを
「1」にセットし(SA9)、続けて所定時間ウェイトし
た後(SA14)楽音発生回路16を制御してリズム・伴奏の
発生を停止させる(SA15)。
前記処理SA1〜SA16は、とくに図示していない電池ス
イッチが「オン」となっている間、繰り返し行われる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リズム伴奏発生中に、音色選択を行
うことにより、自動的にサブパターン(フィルイン等)
が発生するので、演奏中に音色変化とサブパターンの発
生をワンタッチ操作で容易に行うことができる。したが
って、初心者でも演奏を行いながら、随時容易にサブパ
ターンを発生させることができ演奏に効果的な変化を付
与することが可能になる。
また、上記サブパターンの発生終了後に音色切換えが
行えるので、“サビ”等のように曲調の変化するフレー
ズの前と後で、サブパターンを発生させ、上記フレーズ
をそのフレーズの前後の小節と異なる音色で演奏するな
ど、多彩で効果的な演奏を初心者でも容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のシステム構成図、 第2図は楽譜の模式図、 第3図はCPUにより行われる自動伴奏制御処理を説明す
るフローチャートである。 11……CPU、 12……鍵盤部、 13……音色セレクトキー、 14……リズム・伴奏パターンスタート/ストップキー、 15……リズム・フィルインスイッチ、 16……楽音発生回路、 17……発音回路.

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音色の中から1つの音色を選択する
    音色選択手段と、 リズム伴奏を所定のパターンで発生させるリズム伴奏発
    生手段と、 このリズム伴奏発生手段が発生させるリズム伴奏のパタ
    ーンとは異なるサブパターンを、その発生開始から所定
    時間だけ発生させるサブパターン発生手段と、 前記音色選択手段により選択された音色で楽音を発生さ
    せる楽音発生手段と、 を具備する自動伴奏装置において、 前記サブパターン発生手段は、前記リズム伴奏発生手段
    がリズム伴奏を発生させているときに、前記音色選択手
    段により任意の音色が選択された場合、自動的に前記サ
    ブパターンの発生を開始させ、前記楽音発生手段は、前
    記サブパターンの発生が終了した後に、発生させる楽音
    の音色を前記音色選択手段により選択された音色に切り
    換えることを特徴とする自動伴奏装置。
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