JPS6229314Y2 - - Google Patents

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JPS6229314Y2
JPS6229314Y2 JP13558080U JP13558080U JPS6229314Y2 JP S6229314 Y2 JPS6229314 Y2 JP S6229314Y2 JP 13558080 U JP13558080 U JP 13558080U JP 13558080 U JP13558080 U JP 13558080U JP S6229314 Y2 JPS6229314 Y2 JP S6229314Y2
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JP
Japan
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headlamp
cover
hood
conjunction
auxiliary
Prior art date
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Expired
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JP13558080U
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JPS5757135U (ja
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Publication of JPS6229314Y2 publication Critical patent/JPS6229314Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、使用時にのみフード上面から起立
突出するように構成されたリトラクタブルヘツド
ランプの改良に関する。
従来のリトラクタブルヘツドランプの構造とし
ては、例えばモーターフアン昭和53年12月臨時増
刊号に記載のサバンナRX−7車の構造を示す第
1図および第2図のように、不使用時はフード1
と同一平面となり、使用時に起立されるカバー2
に連動してヘツドランプ3がフード面より突出し
て点灯されるように構成されたものがある。
上記従来のリトラクタブルヘツドランプにあつ
ては、後方のヒンジを中心にヘツドランプの高さ
分だけカバー2がフード面より回動起立されるた
め、フード面よりの突出量(高さ)がかなり大き
くなり、ヘツドランプ使用時における前方視界が
狭くなるとともに、カバーの傾斜角が大きいため
カバー後方に空気の剥離うずが生じて空気抵抗が
大きくなり、かつ騒音が発生し易いという問題が
あり、また前面衝突等の際に突起物としての危険
度が極めて大きいという問題点があつた。
この考案は上記の問題点に着目してなされたも
ので、ヘツドランプカバーの下側に固定されてヘ
ツドランプカバーと連動して回動起立するヘツド
ランプを設け、前記ヘツドランプカバーの前方で
且つ該ヘツドランプカバーと対接する位置を占め
るとともに該ヘツドランプカバーとは前後方向に
異つたヒンジ位置を有し、前記対接部分先端が前
記ヘツドランプカバーの上方への回動起立と連動
して、ヘツドランプの下端縁と一致する位置まで
回動降下する補助カバーを設けたことによつてヘ
ツドランプおよびカバーの起立量を補助カバーの
降下分だけ減少させることができ、これにより、
フード上面からのカバーの突出量が少なくなつ
て、前方視界が良好となり、空気抵抗および騒音
が減少するとともに、フード面における突起物と
しての危険度も小さくなるようにすることを目的
とする。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明す
る。第3図は本考案に係るリトラクタブルヘツド
ランプのカバー開閉機構の一例を示し、1がフー
ド、2がこのフード1の前部両サイド位置に設け
られたヘツドランプカバーで、このカバー2は後
端のヒンジ4により回動可能に上記フード1に装
着され、ランプ消灯時には実線で示すごとくフー
ド1と同一平面となつてフードの一部を構成する
また、上記カバー2の下面にヘツドランプ3が装
着されており、ヘツドランプ3は上記カバー2の
開閉動作に連動して昇降される。
5は上記カバー2の前方にあつて、該カバー2
と対接するように前端部のヒンジ6によつて回動
可能に装着された補助カバーで、この補助カバー
5も上記カバー2およびヘツドランプ3の上下動
に同期して回動される。しかして、補助カバー5
と前記カバー2とは異なつたヒンジ中心を有する
とともに、その動作方向は上記カバー2とは逆で
あり、カバー2が閉塞状態にあるとき(消灯時)
にはカバー2と連続面となつて同じくフードの一
部を構成し、カバー2が上方へ開放されたとき
(点灯時)には補助カバー5は下方へ回動降下さ
れて後端が想像線で示すごとくヘツドランプ3の
下端縁に一致する略水平の状態となる。
7はランプ昇降駆動用のモータで、このモータ
7の回転軸にはレバー9が固着され、連結杆10
を介してリンク11の一端に連結されている。リ
ンク11はピン軸12により回動自在に枢支さ
れ、リンク11の他端は連結杆13を介して上記
ヘツドランプ3の後部にピン結合されており、上
記モータ8が矢印イ方向に回転駆動されると、連
結杆10、リンク11および連結杆13を介し、
ヒンジ4を中心に回動してヘツドランプ3が上昇
され、これに連動して上記カバー2も想像線で示
すごとく開放される。また、14は補助カバー駆
動用のモータで、このモータ14の回転軸に固着
されたレバー16が連結杆17を介して上記補助
カバー5に連結されており、このモータ14は上
記ランプ昇降用のモータ7と同期して駆動され、
補助カバー5をその後端がヘツドランプ3の下端
縁に一致する位置まで回動降下させるように構成
されている。
上記のように構成された開閉機構においては、
ランプ点灯時に補助カバー5がヘツドランプの起
立に伴なつて逆に下方へ回動降下されるため、ラ
ンプ前面を露出させるのに必要なランプ上昇量が
従来に比べてパネル回動分だけ少なくて済むた
め、第5図に示すようにフード面からのランプの
突出量が減少し、カバー2の開閉角度もかなり小
さくなるのである。
なお、上記実施例では、2個のモータを使つて
ランプの昇降と補助カバーの回動を別個に行なつ
ているが、リンク等を用いることによつてモータ
を共用させることができる。また、モータを用い
ることなく、手動式の遠隔操作ワイヤによりヘツ
ドランプの昇降およびカバーと補助カバーの開閉
を行なわせるように構成してもよい。
又、この実施例では補助カバーはフードの一部
を構成するパネルで記載してあるがパネルに限定
するものでなくバンパーの一部であつてもよい。
以上説明したごとくこの考案は、ヘツドランプ
のカバーの前方に、カバーと同様に上下回動可能
な補助カバーを設け、この補助カバーの後部を上
記カバーの上昇に連動して逆に下方へ回動降下さ
せるように構成したので、ヘツドランプおよびカ
バーの起立量を補助カバーの降下分だけ減少させ
ることができ、これによつて、フード上面からの
カバーの突出量が減少して前方視界が良好とな
り、空気抵抗および騒音が減少するとともに、フ
ード面における突出物としての危険度もかなり小
さくなり、安全性が向上する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリトラクタブルヘツドランプの
不使用時の外観を示す斜視図、第2図はその点灯
時の外観を示す斜視図、第3図は本考案に係るリ
トラクタブルヘツドランプの開閉機構の一例を示
す断面側面図、第4図はその不使用時における外
観を示す斜視図、第5図はその点灯時の外観を示
す斜視図である。 1……フード、2……ヘツドランプカバー、3
……ヘツドランプ、5……補助カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドランプ不使用時にはフードの一部を構成
    する開閉可能なヘツドランプカバーの起立に連動
    してヘツドランプが上昇されてフード上に突出す
    るように構成されているリトラクタブルヘツドラ
    ンプにおいて、前記ヘツドランプカバーの下側に
    固定されていて、該ヘツドランプカバーと連動し
    て回動起立するヘツドランプを設け、前記ヘツド
    ランプカバーの前方で且つ該ヘツドランプカバー
    と対接する位置を占めるとともに該ヘツドランプ
    カバーとは前後方向に異なつたヒンジ位置を有
    し、前記対接部分先端が前記ヘツドランプカバー
    の上方への回動起立と連動して、ヘツドランプの
    下端縁と一致する位置まで回動降下する補助カバ
    ーを設けたことを特徴とするリトラクタブルヘツ
    ドランプ。
JP13558080U 1980-09-24 1980-09-24 Expired JPS6229314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13558080U JPS6229314Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13558080U JPS6229314Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5757135U JPS5757135U (ja) 1982-04-03
JPS6229314Y2 true JPS6229314Y2 (ja) 1987-07-28

Family

ID=29495740

Family Applications (1)

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JP13558080U Expired JPS6229314Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24

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JP (1) JPS6229314Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5757135U (ja) 1982-04-03

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