JP2586989B2 - 扉を上下に開閉する支持アームの基部動作機構 - Google Patents

扉を上下に開閉する支持アームの基部動作機構

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JP2586989B2 JP22504493A JP22504493A JP2586989B2 JP 2586989 B2 JP2586989 B2 JP 2586989B2 JP 22504493 A JP22504493 A JP 22504493A JP 22504493 A JP22504493 A JP 22504493A JP 2586989 B2 JP2586989 B2 JP 2586989B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扉を上下に開閉するよう
に設けた支持アームの基部動作機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】扉を上下に開閉する機構は、強度性を保
つため上下に並行する支持アームを連結したリンク機構
により、支持アームの先端に扉を取着し、支持アームの
基部を支柱の取付軸に回動自在に取着し、支持アーム先
端の扉を上下動して開閉するように構成されているが支
持アームは支柱の取付軸を基点として円弧状に回動する
ため、支持アーム先端の扉も上下に円弧状に上下するた
め扉の開閉時に扉先端が道路や隣地にせり出してトラブ
ルや事故のおそれがあり、又有効な土地利用を妨げる原
因ともなっていた。そこで図6に示す実開平1−第15
0898号や実開平3−第24599号のように設置面
より一定高さ迄扉を直昇させた後回動状に開扉する構造
のものが提案されている。
【0003】図6に示す従来の開閉扉は、扉体1を並行
する支持アーム2.3の先端に取着し、基部を連結杆4
で回動可能に連結したリンクとし、支持アーム2の基端
はブラケット6を介して支柱5の基軸7に回動自在に取
付ける。支柱5には直行溝9に規制アーム8をコロ10
で直線状に上昇又は下降させて扉体1の下端1aが前方
に突出するのを防止している。しかしこれらの開閉機構
は支持アーム2.3にリンクした連結杆4を介して回動
動作するが、規制アーム8の上下が垂直方向であるため
円滑な開閉動作に欠ける難点があった。
【0004】
【本発明の解決すべき課題】上記難点の課題としては、
扉が一定の高さに達する迄上下に直線状に開閉可動する
支持アームの機構を更に円滑な開閉動作とすることが必
要である。このため支持アームのリンク機構を介して扉
を直昇させる機構において、更に省力化と外観商品性を
昂めた簡易有効な機構としコスト面でも廉価に提供でき
る開閉扉の動作機構を課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達する手段
としては、扉を上下に開閉する並行させたリンク機構の
支持アームの基部に取付けた連結杆と、連結杆と一体に
回動する凹入部を設けた保持体と、その保持体の前記凹
入部に先端が係合もしくは離脱する支柱に取付けた軸ピ
ンとよりなり、開扉する際は支持アームが所定角度に上
昇した際には支柱に取付けた軸ピンが回動する保持体の
凹入部より外れ、閉扉する際は支持アームが所定角度に
下降すれば、前記軸ピンが回動する保持体の凹入部に係
合するように設けた支持アームの基部動作機構に係るも
のである。
【0006】
【作用】図5に示すように上下に開閉する扉の支持アー
ム2、3の上下動に応じてリンク機構とした連結杆は、
これに一体に取付けた保持体14と共に可動し、支柱に
設けた軸ピン16先端を保持体14凹入部15に係合
もしくは離脱させ、支持 アーム2、3が上昇する際は
結杆11保持体14も上動して保持体の逆U状凹入部
に係合した軸ピン16が支持アーム先端の扉を直昇する
ように作用し、支持アーム2、3が所定角度約30゜に
上昇した時は凹入部15に係合した軸ピン16先端が連
結杆と共に上動する保持体の凹入部15の下部に設けた
開放部15aより矢視方向に外れ扉を自在に上昇させ
る。扉が下降する際はその逆作用によって支持アームは
下動し、支持アームが約30゜に下降した時軸ピンの先
端は矢視方向に下動する保持体の開放部より進入して
入部に係合し、支持アームを直降下するように作用す
る。
【0007】
【実施例】図1は、本発明を取付けた開閉扉の全体図を
示し、図2は本発明の一実施例を示すa部の拡大図であ
る。図3はその右側面図である。図4は背面図である。
図2において11はリンク作用する連結杆で、12は支
持アームの上段アーム2のピン取付孔、13は下段アー
ムのピンの取付孔である。14は連結杆の中央に連結杆
と一体に取着したダイカスト成形したブロック状の保持
体で15は保持体に凹陥状に設けた凹入部である。凹入
部は逆U状に形成し下部の一方を開放した開放部15a
を設け、係合する軸ピン16を凹入部の開放部15a
り離脱し易くする。軸ピン16は図示しない支柱に固定
摩耗を防止又凹入部より離脱し易くするため回動体1
7を被嵌してもよい。支持アーム1が水平に並行してい
る際は扉1は直立し軸ピン先端が凹入部に係合して扉は
閉まっている。支持アームの上動するにつれて連結杆と
保持体は図5のように上動し、その際凹入部に係合した
軸ピン16はリンクした連結杆11及び保持体14の
を規制するように機能し、支持アーム先端の扉を直昇
させる。実施例においては保持体14の凹入部15は支
持アームが約30゜上昇させる迄直昇するように形成し
てあるが設置場所に応じ適宜凹入部の形状の設計変更を
する。扉が30゜以上上昇し保持体のアームと共に上動
すれば係合軸ピンが保持体の凹入部の開放部15aより
外れて支持アームは自在に旋回し、図1のように扉を上
動させる。扉が下降する際は連結杆と保持体及び軸ピン
は扉の上動時の逆動作により支持アームが約30゜に降
下した際軸ピン16は下動する保持体14開放部15
aより凹入部15内に進入し て係合し連結杆と支持体の
可動を規制し、扉は直降下して閉扉する。従って支持ア
ームの先端が隣地にはみ出すことが防止される。図3の
18は保持体に設けたロックピン孔で実施上は省略して
もよいが子供等がいたづらして開扉しないようロックピ
ンを保持体と連結杆に挿着し蓋等してもよい。
【0008】
【効果】本発明は以上の構成による上下開閉扉によるア
ーム基部の動作機構としたので扉の直昇作用機構が極め
て省力化され機能的にも道路に扉先端のはみ出し等を防
止することができ、又省力機構で動作部を構成したので
小サイズで外観性にすぐれる等の利点があり、コスト面
の利点も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉扉の機能を示す全体図である。
【図2】図1の本発明の一実施例を示すa部の拡大図で
ある。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2の背面図である。
【図5】本発明実施例機構の動作図である。
【図6】従来の開閉扉を示す全体図である。
【符号の説明】
11 連結杆 12 ピン取付孔 13 ピン取付孔 14 保持体 15 凹入部15a 開放部 16 軸ピン 17 回動体 18 ロックピン孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並立した門扉等支柱上部に、それぞれ上
    下に並行する支持アームを取付けその支持アームの基
    部間を連結したリンク機構を介して支持アーム先端の扉
    を上下に開閉する扉装置において、前記支持アーム基部
    間に取付けた連結杆と、その連結杆に取付けられ、これ
    と一体に可動する凹入部を設けた保持体と、前記保持体
    の凹入部に先端を係合もしくは離脱するように設けた支
    柱の軸ピンとよりなり、開扉する際は支持アームが所定
    角度に上昇すれば前記保持体も上動して保持体の凹入部
    に係合した支柱の軸ピンの先端が凹入部に設けた開放部
    より外れ、閉扉する際は支持アームが所定角度に下降す
    れば前記軸ピンが下動する保持体の凹入部に進入係合
    るように設けたことを特徴とする扉を上下に開閉する支
    持アームの基部動作機構。
JP22504493A 1993-08-19 1993-08-19 扉を上下に開閉する支持アームの基部動作機構 Expired - Fee Related JP2586989B2 (ja)

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