JPS5942284Y2 - フロントウインドワイパの格納装置 - Google Patents

フロントウインドワイパの格納装置

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Publication number
JPS5942284Y2
JPS5942284Y2 JP10980080U JP10980080U JPS5942284Y2 JP S5942284 Y2 JPS5942284 Y2 JP S5942284Y2 JP 10980080 U JP10980080 U JP 10980080U JP 10980080 U JP10980080 U JP 10980080U JP S5942284 Y2 JPS5942284 Y2 JP S5942284Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
cowl
bracket
base
wiper arm
Prior art date
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Expired
Application number
JP10980080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5733557U (ja
Inventor
幸司 吉田
Original Assignee
関東自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 関東自動車工業株式会社 filed Critical 関東自動車工業株式会社
Priority to JP10980080U priority Critical patent/JPS5942284Y2/ja
Publication of JPS5733557U publication Critical patent/JPS5733557U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のフロントウィンドワイパの格納装置に
関するものである。
従来、フロントウィンドワイパはルーバカウルトップ上
にピボットを有する外部露出構造のものが一般的である
この場合、外観の意匠性をそこなうばかりでなく走行時
に空気抵抗体となり空力性能を劣化すると共に風切り騒
音を発生したり。
前方視界を妨げている。
寸た。一部の自動車にはカウルアッパ上に固定したルー
バカウルトップを設けたものがあり、ワイパをルーバカ
ウルトップ内に格納しているが、この場合、固定したル
ーバカウルトップとフロントウィンドのガラス面との間
にはワイパアームが通過するに要する大きな隙間を必要
とし、外観意匠上にかいて好ましくなく。
オた走行時に大きな隙間に空気流を巻き込んで騒音の発
生の要因ともなる場合があった。
また、フードパネルとフロントウィンドとの間にワイパ
アームを格納する空間を形成し、この空間をワイパアー
ムの作動に関連して自動的に開削する蓋を設けた格納式
ワイパーが特公昭44−19207号公報で公知となっ
ている。
しかし。このものは、蓋を開閉作動させるための専用の
駆動モータと、この駆動モータの回転を減速する歯車機
構、回転クランク板及びリンクからなる複雑な開閉機構
である。
本考案は上記従来の問題点を解消したワイパの格納装置
に関し、その特長はカウルトップ上に設けられるルーバ
カウルトップ剖用閉自在とし、ワイパの非作動時にはフ
ロントウィンドのガラス面と極〈僅かな隙間若しくは弾
性材等の振動吸収を施して当接し田耐止格納状態とし、
ワイパ作動時には自動的に開口してワイパアームの通過
を許容するよう改善を図ったことである。
以下本考案の実施例について図面により説明する。
第1図において1はフロントウィンドのガラス7の前方
に有するカウルアッパであり、その上面位置はフードパ
ネル2の面より下方に低く形成されている。
このカウルアッパ1の上面にワイパピボット9を設置し
、ワイパアーム5を旋回作動してワイパブレード6によ
りガラス面を払拭する。
従って、ワイパの非作動時にはワイパアーム5はカウル
アッパ1上の空間部4内に位置するが、これを隠して格
納するルーバカウルトップ3はカウルアッパ1上で開閉
自在に設けられ、しかもワイパの作動時に連繋して自動
的に開閉するようになっている。
その自動開閉手段として第2図で具体的に示すようなリ
ンク式の開閉装置8が用いられる。
すなわち、カウルアッパ1上に固着されるベース12に
ブラケット11の下端をピン13で枢着し、ブラケット
11の上端はルーバカウルトップ3の下面に固着する。
さらに、ペース12には水平方向の長孔14が設けられ
、この長孔14と前記ブラケット11の上部との間に逆
くの字形に屈曲したリンク15をピン16,1γで回動
可能に枢着し、スプリング18により常にブラケット1
1を上方旋回するよう付勢した構造であんそして、この
開閉装置8はワイパアーム50基部に近接して設置し、
リンク15の屈曲部分が格納時にのみワイパアーム50
基部と干渉当接するよう関係位置している。
また、ワイパの作動機構はライザ機構、すなわち、ワイ
パの作動スイッチを入れると第1図に示すように格納位
置にあるワイパブレード6の位置aが1作動位置すに移
動し、この作動位置すからガラス7の面の払拭動作が開
始される段階的な作動機構を有したものである。
次に上記構成の作用を説明する。
ワイパの格納時は第1図の実線に示すようにルーバカウ
ルトップ3は閉じていて、カウルアッパ1上の空間内に
ワイパは格納されワイパブレード6はaの位置にあり、
ルーバカウルトップ3で隠されている。
そして、この閉じた状態のルーバカウルトップ3の端と
ガラスTとの間は極ぐ僅かな隙間で対向している。
尚図示省略しであるが、ルーバカウルトップ3の端に軟
質ゴム等の弾性材を装着し、ガラス10面に吸振的に当
接させれば隙間は全く発生しない。
図示のリンク式開閉装置8によって前記ルーバカウルト
ップ3の閉じた状態を保持するのは次の通りである。
格納状態に旋回動したワイパアーム5の基端がリンク1
5の屈曲部に干渉当接し、リンク15の下部押動する。
これによりピン16は長孔14を摺動し図において長孔
14の左端に移動する。
従ってスプリング18で上昇力を付勢されているブラケ
ット11はリンク15の引っばり作用によってピン13
を支点にして下降動し、ルーバカウルトップ3を閉じる
のである。
そしてワイパが作動する芽ではリンク15の押動状態と
なり閉止状態を保持しているのである。
次にワイパ作動スイッチを入れるとライザ機構によりワ
イパアーム5が通常の払拭作動開始位置btで移動して
旋回動作を行うが、このワイパアーム5の移動につれて
ワイパアーム5の基部がリンク15より離れスプリング
18の作用によってブラケット11が上昇しルーバカウ
ルトップ3は第1図の仮想線で示すように開口してガラ
ス1の面との間にワイパアーム5を通過させる隙間を形
成するのである。
ワイパ作動スイッチを切るとワイパアーム5は前記のよ
うに格納位置まで旋回し、リンク15 ”f:押動して
ルーバカウルトップ3を自動的に閉じるのである。
以上のように本考案はワイパの非使用時にワイパアーム
をルーバカウルトップ下方に格納させるためのルーバカ
ウルトップの開閉を、ワイパアームの基部が邑接してワ
イパアームの作動で起倒する簡単な構造の開閉装置によ
って行うようにしたものであるから、従来のように開閉
専用の駆動モータ及びモータの回転を直線往復運動に変
換する複雑な機構を用いなくとも確実に開閉することが
でき、lた、開閉のための電力消費を不要とする利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の断面図、第2図は開閉装置0−例
を示す斜視図である。 1・・・・・・カウルアッパ、2・・・・・・フードパ
ネル、3・・・・・・ルーバカウルトップ、4・・・・
・・空間部、5・・・・・・ワイパアーム、6・・・・
・・ワイパブレード、7・・・・・・フロントウィンド
のガラス、8・・・・・・開閉装置、9・・・・・・ワ
イパピボット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントウィンド前方のカウルアッパの上面をフードパ
    ネル面より下方に低く形成し、このカウルアッパの上面
    にワイパピボットを配置すると共に、カウルアッパ上に
    ベースを固着し、このベースにブラケットをピンで上下
    方向に起倒可能に枢着し、前記ベースに水平方向の案内
    長孔を設け、この案内長孔にピンによって逆くの字形に
    屈曲したリンクの一端を案内支持させ、他端はブラケッ
    トにピンにて枢着し、かつブラケットを常に上方旋回付
    勢するスプリングを備え、このブラケットに前記カウル
    アッパ上を覆うルーバカウルトップを固着し、前記リン
    クの屈曲部をワイパアームの格納時にワイパアームの基
    部が当接してブラケットを下方に倒すべくワイパピボッ
    トに近接しテ装置したことを特徴とするフロントウィン
    ドワイパの格納装置。
JP10980080U 1980-08-04 1980-08-04 フロントウインドワイパの格納装置 Expired JPS5942284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10980080U JPS5942284Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04 フロントウインドワイパの格納装置

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JP10980080U JPS5942284Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04 フロントウインドワイパの格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5733557U JPS5733557U (ja) 1982-02-22
JPS5942284Y2 true JPS5942284Y2 (ja) 1984-12-10

Family

ID=29470973

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10980080U Expired JPS5942284Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04 フロントウインドワイパの格納装置

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JP7230310B2 (ja) * 2019-03-22 2023-03-01 株式会社東海理化電機製作所 車両用視認装置

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Publication number Publication date
JPS5733557U (ja) 1982-02-22

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