JPH085052Y2 - トラック用サンルーフ装置 - Google Patents

トラック用サンルーフ装置

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Publication number
JPH085052Y2
JPH085052Y2 JP366690U JP366690U JPH085052Y2 JP H085052 Y2 JPH085052 Y2 JP H085052Y2 JP 366690 U JP366690 U JP 366690U JP 366690 U JP366690 U JP 366690U JP H085052 Y2 JPH085052 Y2 JP H085052Y2
Authority
JP
Japan
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roof
panel
opening
roof opening
trucks
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Expired - Lifetime
Application number
JP366690U
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English (en)
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JPH0394319U (ja
Inventor
繁喜 松永
Original Assignee
ダイキョー・ベバスト株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトラック用サンルーフ装置に関する。
(従来の技術) 長距離、長時間を走行する大、中型トラックなどにあ
っては、運転キャビン内にルーフを通して自然の風、陽
光を取入れることはキャビン内を快適な状態に保つ上で
有効であるが、そのような換気、採光を企図したものを
トラックのキャビンのルーフに装着したものはない。
(考案が解決しようとする課題) ところで、乗用自動車などにあっては、ルーフを通し
て自然の風、陽光を取入れるものとしてサンルーフ装置
があり、また、一方、大、中型トラックなどにあって
は、運転キャビンのルーフ上方に後方に向けて斜め上方
傾斜状のスポイラーを備えたものがある。そして、この
ようなスポイラーを備えたキャビンのルーフに前記サン
ルーフ装置を採用しようとする該装置はその上方のスポ
イラーの存在によりその機能を果たせないものとなる。
そこで、本考案は、換気、採光を図ると共にスポイラ
ーとしての機能を備えたトラック用サンルーフ装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術的手段
は、運転キャビン1のルーフ3に形成したルーフ開口部
4の上方に後方に向けて斜め上方傾斜状にパネル10が配
置されると共に、ルーフ開口部4周縁部とパネル10との
間にその間の間隙を閉塞するカバー体5が設けられ、前
記パネル10は傾斜方向移動自在にルーフ3側に支持され
ている点にある。
(作用) パネル10は後方に向けて斜め上方傾斜状とされてい
て、前方からの風を後上方に逸らせて、スポイラーとし
て機能すると共に、パネル10を後上方に移動させること
によって、ルーフ開口部4を通して換気、採光が図れ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図および第2図は第1実施例を示し、1はトラック前
部の運転キャビンで、その後方にはキャビン1より高く
荷積部2が備えられている。
前記キャビン1のルーフ3には矩形状のルーフ開口部
4が形成されると共に、ルーフ3上にはルーフ開口部4
を取囲むようにカバー体5が固着されている。
カバー体5は、ルーフ開口部4上方に位置してルーフ
開口部4前縁部から後方に向けて斜め上方傾斜状とされ
且つルーフ開口部4に略対応する矩形状の開口6を有す
る上面部7と、ルーフ開口部4の左右両側に立設状に位
置し側面視三角形状を呈する左右一対の側面部8と、ル
ーフ開口部4の後側に立設状に位置する後面部9とから
成り、下面側は開放状とされている。
前記ルーフ開口部4の上方にはパネル10が配置されて
いる。このパネル10はカバー体上面部7の開口6に該上
面部7と面一状となるように嵌合していて、開口6を閉
塞すると共に後方に向けて斜め上方傾斜状とされ、前方
からの風を斜め上方に逸らせ、スポイラーの機能を奏す
る。また、パネル10はカバー体上面部7の開口6の左右
両側縁部に傾斜方向移動自在に支持され、図外の駆動機
構によって手動又は電動によって後上方に移動させるこ
とによって、開口6およびルーフ開口部4を通してキャ
ビン1内の換気および採光を図ることができる。なお、
前記パネル10を透明な部材で形成することで、開口6お
よびルーフ開口部4の閉塞時においても採光可能とされ
る。
11はスピード標示灯で、ルーフ開口部5前方のルーフ
3上に配置されて、デフレクターの機能を奏する。
第3図乃至第5図は第2実施例を示し、パネル10は、
パネル10の左右両側縁部とルーフ開口部4左右両側縁部
との間に設けた支持装置12によって、パネル前縁部を中
心として揺動自在で且つ傾斜方向移動自在に支持されて
いる。また、カバー体5は左右側面部8と後面部9とが
別体で形成されていて、夫々内側に折畳み可能とされ、
上面部は開放状とされている。したがって、パネル10を
第3図に示す傾斜状態から、前縁部を中心として下方に
揺動させると、それに連動して左右側面部8および後面
部9が折畳まれてルーフ開口部4にパネル10がルーフ3
と面一状となるように嵌合されるようになっている。
なお、前記第2実施例において、カバー体5の左右側
面部8および後面部9は、第5図に示す、パネル10の後
上方への移動時においても、折畳まれるようにしても良
く、また、左右側面部8及び後面部9は蛇腹式であって
も良く、さらに、パネル10は傾斜角度調整自在としても
良い。前記各実施例において、ルーフ開口部4の開口面
積を大きく採れば採るほど運転席の天井が広くなって快
適である。
(考案の効果) 本考案によれば、運転キャビン1のルーフ3に形成し
たルーフ開口部4の上方に後方に向けて斜め上方傾斜状
にパネル10が配置されると共に、ルーフ開口部4周縁部
とパネル10との間にその間の間隙を閉塞するカバー体5
が設けられ、前記パネル10は傾斜方向移動自在にルーフ
3側に支持されているので、パネル10がスポイラーとし
ての機能を備えると共に、該スポイラー機能を備えたも
のであっても、パネル10の後上方への移動によってルー
フ開口部4を通して換気、採光が図れ、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第2図は同
作用状態図、第3図は第2実施例を示す斜視図、第4図
および第5図は同作用状態である。 1……運転キャビン、3……ルーフ、4……ルーフ開口
部、5……カバー体、10……パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転キャビン(1)のルーフ(3)に形成
    したルーフ開口部(4)の上方に後方に向けて斜め上方
    傾斜状にパネル(10)が配置されると共に、ルーフ開口
    部(4)周縁部とパネル(10)との間にその間の間隙を
    閉塞するカバー体(5)が設けられ、前記パネル(10)
    は傾斜方向移動自在にルーフ(3)側に支持されている
    ことを特徴とするトラック用サンルーフ装置。
JP366690U 1990-01-18 1990-01-18 トラック用サンルーフ装置 Expired - Lifetime JPH085052Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP366690U JPH085052Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 トラック用サンルーフ装置

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JP366690U JPH085052Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 トラック用サンルーフ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0394319U JPH0394319U (ja) 1991-09-26
JPH085052Y2 true JPH085052Y2 (ja) 1996-02-14

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ID=31507474

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JP366690U Expired - Lifetime JPH085052Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 トラック用サンルーフ装置

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