JPS62292706A - 水田用除草剤組成物 - Google Patents

水田用除草剤組成物

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JPS62292706A
JPS62292706A JP61135384A JP13538486A JPS62292706A JP S62292706 A JPS62292706 A JP S62292706A JP 61135384 A JP61135384 A JP 61135384A JP 13538486 A JP13538486 A JP 13538486A JP S62292706 A JPS62292706 A JP S62292706A
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JP
Japan
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alpha
dimethyl
weeds
dichloro
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP61135384A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Konno
紺野 和彦
Kiyoshi Sugaya
菅谷 清志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は水田用除草剤組成物に関するものである。
本発明の水田用除草剤組成物は、田植え直後から雑草発
生盛期にかけての任意の時期に丈用でき、これによ抄、
幅広い雑草種に適確な防除効果を示しかつ水稲に薬害を
及ぼさないものである。
公知技術 従来、日本国内における水田用除草剤は、その使用時期
からみて初期剤、中期剤及び後期剤の三種に大別されて
きた。初期剤は、田植え前後すなわち雑草発芽始期まで
に使用すると効果的であるが、殺草力及び残効性に難点
があり雑草の取り残しや後発生を免かれない。一方、中
期剤は、殺草力はかな抄強く発生盛期の雑草にまで有効
であるが、田植え後初期に用いると水稲に対する薬害が
著しく使用時期は限定される。
実際には、これら初期剤と中期剤とを併用することによ
り上記問題点の解消を図っている。
しかしながら、これら公知の除草剤では、近年問題雑草
となっているウリカワ、ミズガヤツリ、オモダカ、クロ
グワイ等の多年生雑草に対する効果が未だ充分ではない
この様なことから、水稲に対して安全でかつ多年生雑草
にも高い効果を発揮し、1回の散布でその目的を達成し
うる新しい除草剤の出現が期待されてきた。
最近になってこの要求に答えるべく、−発処理剤と呼ば
れる新除草剤がいくつか上布された。これらの除草剤は
、いずれもこれまでの初期剤よ抄も広い殺草種幅を持ち
効果も強力であるが、反面、水稲に対する安全性が不充
分である。たとえば、薬剤散布後に気温の高い日が続い
たり、植え付は深度が浅かったりすると水稲の生育に障
害が現われる。また、難防除雑草であるミズガヤツリ、
オモダカ等に対する効果は充分とは言えない。
発明の要旨 本発明者らは、上記問題点を解消すべく各種除草効果を
有する化合物を組合せてその効果を検討した結果本発明
を完成したものである。
即ち、本発明は、下記成分(A)、(C)及び(0を有
効成分として含有する水田用除草剤組成物を提供するも
のである。
成分(8):S−(α、α−ジメチル)ベンジル−1−
ピペリジンカルボチオエート、 成分@:2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェノキ
シ)プロピオンアニリド、 成分(:):1.3−ジメチル−4−(2,4−ジクロ
ル−3−メチルペンソイル)−5−(p−メチルフェナ
シルオキシ)ヒラゾール。
発明の効果 本発明の水田用除草剤組成物は、田植え直後から雑草発
生盛期にかけての任意の時期に使用することによってそ
れぞれの化合物が有する性質から予想もされず、かつ幅
広い草種に適確な防除効果を示すものである。また、水
稲に薬害を示さない。
発明の詳細な説明 本発明に使用する成分(A):S−(α、α−ジメチル
)ベンジル−1−ピペリジンカルボチオエートは、特公
昭56−36167号公報に、成分@:2−(2,4−
ジクロル−3−メチルフェノキシ)プロピオンアニリド
は、特開昭57−171904号公報に、成分ロ:1,
3−ジメチル−4−(2,4−シクロルー3−メチルペ
ンソイル)−5”(P−メチルフェナシルオキシ)ピラ
ゾールは特開昭57−72903号公報にそれぞれ記載
されているものである。
しかしながら、各々の化合物を単独で用いた場合、防除
できる草種は限定され、効力も充分でない。たとえば成
分囚の化合物は、発芽時から発生盛期のノビエに対して
は高い除草効果を示すものの他の草種には効果が劣る。
成分■の化合物は、イネ科を除く一竿先雑草及びマツバ
イ、ホタルイ等の多年生雑草には有効であるが、ノビエ
及びミズガヤツリ、オモダカ等の一部の多年生雑草には
効果が不足している。成分C)の化合物は一竿先及び多
年生の広葉雑草には優れた効果を示すが多年生カヤツリ
グサ科雑草には効果が劣る。
本発明除草剤組成物は、各々の活性化合物では防除する
ことが困難な雑草に対して互いに補足しあうばかりでな
く、各活性化合物単独では側底防除できない様な低薬1
で一竿先雑草及び多年生雑草の幅広い草種に適確な除草
効果を示し、その処理時期も、従来の初期用除草剤から
中期用除草剤が使われるまでの幅広い切間の中から壬意
に選定が可能である。
更に、効果が長期間持続し、水稲収穫期までの雑草の後
発生を許さない。これらの優れた効果は明らかに本発明
の組成物に含有される有効成分である三種の化合物の間
に強力な相乗効果が存在することを示すものである。
本発明の水田用除草剤組成物は、広い範囲の組成比率で
強力な相乗効果を示すが、三種の有効成分の混合割合は
通常成分囚の化合物1重量部に対して成分の)の化合物
をO,OS〜5重量部、成分0の化合物を0.1〜5重
量部である。好1しくけ成分囚の化合物11吐部に対し
て成分(B)、fl化合物0.2〜0.8重寸部、成分
C)の化合物0.3〜2重量部である。
本発明組成物の有効施用量は、防除する地域、雑草の発
生等によって異なるが、混合有効成分量として1  h
a当り2〜10kgである。
本発明組成物を除草剤として施用するにあたっては、一
般には適当な担体、例えばクレー、タルク、ベントナイ
ト、珪藻上等の固体担体あるいは水、アルコール類(メ
タノール、エタノール等)、芳香族炭化水素類(ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等)、塩素化炭化水素類、エー
テル類、ケトン類、エステル類(酢酸エチル等)、酸ア
ミド類(ジメチルホルムアミド等)などの液体担体と混
合して適用することができ、所望によ抄乳化剤、分散剤
、懸濁剤、浸透剤、展着剤、安定剤などを添加し粒剤、
乳剤、水和剤、ゾル剤等任意の剤型にして実用に供する
ことができるが、粒剤として牧粒器、動力噴射機等で散
布するのが最も筒便で効果も安定している。
また、必要に応じて製剤または散布時に他の除草剤、各
種殺菌剤、殺虫剤、植調剤、共力剤などと混合使用して
も良い。
製剤中の有効成分含有量はその使用方法及び剤型等によ
って多少の差異はあるものの5〜60%の広い範囲で圧
破に設定が可能であるが、好ましくは粒剤及び乳剤にお
いては10〜25%、ゾル剤及び水和剤においては20
〜50%とすると製剤化も容易で実用場面でも吏いやす
い。
実験例 以下に製剤例及び試験例を挙げ本発明をさらに具体的に
説明する。
例中に用いる「部」は、重量基準である。
製剤例1(粒剤) 成分(A)の化合物=7部、成分(C)の化合物:2部
、成分Ωの化合物=4部、ベントナイト:30部、クレ
ー二53部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ:2部
及びリグニンスルホン酸ソーダ=2部を均一に粉砕、混
合した後、適量の水を加えて混練して押し出し造粒し、
乾燥、整粒して粒剤を得た。
製剤例2及び3 表1に示す割合で成分(A)、成分[F])及び成分C
)の各化合物ならびに増量剤及び補助剤を使用した以外
は製剤例1と同様にして粒剤を得た。表1中の数値は重
量%を示す。
(以下余白) 表1 m、  DBS−ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダL
S=lJゲニンスルホン酸ソーダ 製剤例4(乳剤) 成分囚の化合物:10部、成分(功の化合物:3部、成
分0の化合物:5部、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ルエーテルトトデシルベンゼンスルホン酸カルシウムの
等4混合物:15部をキシレンとシクロヘキサノン等量
混合物二61部に溶解させ乳剤を得た。
試験例1(雑草発芽時における殺草試験)面gt200
cIAのワグネルボットに水田±1及び化成肥料を入れ
、適量の水を加えて充分にかきまぜ湛水状態とした。こ
れに予じめ温室内で成育させた2、5葉期の水稲苗を2
本1株としてポット当り2株を移植し、ノビエ、ホタル
イ、コナギ、ヘラオモダカの種子を播いた。更にミズガ
ヤツリ、ウリカワ、クログワイの塊茎をそれぞれ2個づ
つ埋め込んだ後、温室内で2〜3備の水深を保ちながら
生育嘔せた。水稲移植3日後に表2に示す組成の粒剤(
表2に示す製剤例でそれぞれ得たもの)を用いて処理し
た。
薬剤処理30日後に、殺草効果及び水稲薬害程度を調査
した結果を表2に示す。尚、表中各草種に対する殺草効
果及び水稲薬害程度は、以下の要領に従いそれぞれ「0
」から「5」までの6段階の数値、及び「−」からrX
Jまでの6段階の符号で表わした。
殺草効果       水稲4害程度 畏  2 *「オーザ」:商品名、モンサンド社「ブタクロール」
(Butachlor  )除草剤と三井東圧社「ナプ
ロアニリドJ (Naproanilide)除草剤と
の混合除草剤 試験例2(雑草生育期における殺草試験)薬剤処理を水
稲移植9日後(ノビエ1.5葉期)とする他は試験例1
と同様に行った試験の結果を表3に示す。殺草効果及び
水稲薬害程度の表示区分は試験例1の場合と同様である
表3 本発明によってもたらされた各活性化合物の優れた相乗
効果は、上記試験例1及び2の結果から既に明白である
が、代表草種としてミズガヤツリを用いて更に詳しく説
明する。
三種の活性化合物の相互作用を検定する方法として通常
Co1byの計算式が用いられる。すなわち、ただし、 X=化合物XをLJcy/hr用いた時の除草効果C%
)Y=  #  )’をm 7、x  p  zをn E=xXy、zをそれぞれLXm、n#/hr用いた時
に予想される除草効果(%)。
実際に測定された除草効果(%)の値がEを上回れば組
成物には相乗作用が、下回れば拮抗作用が存在すること
を意味している。
以下、本発明の水田用除草剤組成物の相互作用の検定試
験とその結果を試験例3及び表4に示す。
試験例3(相互作用の検定) 面積200−1Qさ1351のプラスチック容器に、適
量の化成肥料を混合した水田±順を水を加えてかきまぜ
て湛水状態とする。これにミズガヤツリの塊茎をポット
あたり10個埋め込み、3cW1の水深を保ちながら温
室内で生育させた。播種3日後に、供試化合物の所定量
を試験例1と同様の方法で処理した。薬剤処理30日後
に、残存するミズガヤツリの地上部を切抄取って集め、
生体重を測定して対無処理区比除草率(%)を算出した
結果を表4に示す。
(以下余白) 表4 この結果は、本発明組成物の除草力が明らかに各々活性
化合物間の相乗作用によるものであることを示している
特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 長 谷 正 久 代理人 弁理士 山 本 隆 也

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記成分(A)、(B)及び(C)を有効成分と
    して含有する水田用除草剤組成物。 成分(A):S−(α,α−ジメチル)ベンジル−1−
    ピペリジンカルボチオエート、 成分(B):2−(2,4−ジクロル−3−メチルフェ
    ノキシ)プロピオンアニリド、 成分(C):1,3−ジメチル−4−(2,4−ジクロ
    ル−3−メチルベンゾイル)−5−(p −メチルフェナシルオキシ)ピラゾール。
JP61135384A 1986-06-11 1986-06-11 水田用除草剤組成物 Pending JPS62292706A (ja)

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