JPS6081103A - 水田用除草剤 - Google Patents
水田用除草剤Info
- Publication number
- JPS6081103A JPS6081103A JP18923983A JP18923983A JPS6081103A JP S6081103 A JPS6081103 A JP S6081103A JP 18923983 A JP18923983 A JP 18923983A JP 18923983 A JP18923983 A JP 18923983A JP S6081103 A JPS6081103 A JP S6081103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- herbicide
- nitrophenyl
- alpha
- ether
- dichlorophenyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は改善された作用を有する水田用除草剤に関する
。
。
本発明者らは先に新規なα−メチル−α−エチルフェニ
ル酢酸アニリド系化合物を合成し、その除草活性につい
て研死した結果、これが栽培植物に対して優れた居間選
択性を有し、特にイネ科、カヤツリグサ科雑草に対し優
れた殺草作用及び生育抑制作用を示すことを見出したl
(特願昭58−4156号明細書参照)。しかしこの化
合物は処理適期幅が狭く、発生前ないし発生直後の雑草
にのみ有効で、広葉雑草には効果が不足であることなど
の点で不満足であった。
ル酢酸アニリド系化合物を合成し、その除草活性につい
て研死した結果、これが栽培植物に対して優れた居間選
択性を有し、特にイネ科、カヤツリグサ科雑草に対し優
れた殺草作用及び生育抑制作用を示すことを見出したl
(特願昭58−4156号明細書参照)。しかしこの化
合物は処理適期幅が狭く、発生前ないし発生直後の雑草
にのみ有効で、広葉雑草には効果が不足であることなど
の点で不満足であった。
そこで本発明者らはα−メチル−α−エチルフェニル酢
酸アニリド系化合物の有する作用特性を損なうことな(
、種々の雑草を1回の処理で防除でき゛るような除草剤
の検索を行った結果、他の化合物を併用することにより
、それらの要望を満足しうる除草剤を見出した。
酸アニリド系化合物の有する作用特性を損なうことな(
、種々の雑草を1回の処理で防除でき゛るような除草剤
の検索を行った結果、他の化合物を併用することにより
、それらの要望を満足しうる除草剤を見出した。
本発明は、一般式
R
(式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされるα−メ
チル−α−エチルフェニル酢酢酸アクリ” 系化合物と
、p−ニトロフェニル−2,4,6−トリクロルフェニ
ルエーテル(以下CNPト略称i−ル)、2.4−ジク
ロルフェニル−6′−メトキシ−4′−二トロフェニル
エーテル(以下X−52と略称する)及び/又は2,4
−ジクロルフェニル−5’−7’)−+ジカルボニルー
4′−平トロフェニルエーテル(以下MC−79と略称
する)とを有効成分として含有することを特徴とする水
田用除草剤である。
チル−α−エチルフェニル酢酢酸アクリ” 系化合物と
、p−ニトロフェニル−2,4,6−トリクロルフェニ
ルエーテル(以下CNPト略称i−ル)、2.4−ジク
ロルフェニル−6′−メトキシ−4′−二トロフェニル
エーテル(以下X−52と略称する)及び/又は2,4
−ジクロルフェニル−5’−7’)−+ジカルボニルー
4′−平トロフェニルエーテル(以下MC−79と略称
する)とを有効成分として含有することを特徴とする水
田用除草剤である。
一般式Iで示される化合物は、雑草の発生前から発生直
後までの任意の時期に使用するととにより適値な防除効
果を示す水稲用初期除草剤テする。一方GNPなどのジ
フェニルエーテル系化合物は雑草の発生直後迄の処理で
はイネ科、−年少カヤツリグサ科及び−年少広葉雑草に
有効であるが、ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワなど
の多年生雑草に対しては効果が不十分である。更にこれ
らの化合物は全般に処理適期幅が狭く、薬害の発生しな
い使用範囲では残効期間が短い。このように画情性化合
物は典型的な初期除草剤であり、雑草の発生始期までに
おいては優れた除草効果を示すが生育の進んだ雑草には
その効果が急激に低下するという難点がある。
後までの任意の時期に使用するととにより適値な防除効
果を示す水稲用初期除草剤テする。一方GNPなどのジ
フェニルエーテル系化合物は雑草の発生直後迄の処理で
はイネ科、−年少カヤツリグサ科及び−年少広葉雑草に
有効であるが、ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワなど
の多年生雑草に対しては効果が不十分である。更にこれ
らの化合物は全般に処理適期幅が狭く、薬害の発生しな
い使用範囲では残効期間が短い。このように画情性化合
物は典型的な初期除草剤であり、雑草の発生始期までに
おいては優れた除草効果を示すが生育の進んだ雑草には
その効果が急激に低下するという難点がある。
本発明者らの研究によれば、式Iの化合物とCNP、X
−52又ハMC−79トラ適当す割合で混合使用するこ
とにより、優れた相乗的効果を発揮し、水田に生育する
ノビエ、タマガヤツリ、コナギ及び−年少広葉雑草のほ
か、多年生雑草のミズガヤツリ、ホタルイ及びウリカワ
に強い活性を示した。その結果、殺草スペクトラム及び
処理適期幅が拡大され、更に環境の変化による効果の変
動も少なく、かつ卓越した相乗効果をもって残効期間も
著しく延長され、また水稲に対しても薬害を生じないな
ど優れた特色が観察された。このため、これまで通例で
あった体系処理に代り、発生前から発生盛期の間に1回
処理するのみで優れた除草効果を挙げることができる。
−52又ハMC−79トラ適当す割合で混合使用するこ
とにより、優れた相乗的効果を発揮し、水田に生育する
ノビエ、タマガヤツリ、コナギ及び−年少広葉雑草のほ
か、多年生雑草のミズガヤツリ、ホタルイ及びウリカワ
に強い活性を示した。その結果、殺草スペクトラム及び
処理適期幅が拡大され、更に環境の変化による効果の変
動も少なく、かつ卓越した相乗効果をもって残効期間も
著しく延長され、また水稲に対しても薬害を生じないな
ど優れた特色が観察された。このため、これまで通例で
あった体系処理に代り、発生前から発生盛期の間に1回
処理するのみで優れた除草効果を挙げることができる。
本発明の除草剤に用いられる式lの化合物としては下記
の化合物が挙げられる。
の化合物が挙げられる。
2H5
02H6
本発明の除草剤では式Iの化合物1重量部に対し、GN
P、 X−52又はMC−79を0,3〜5重量部、好
ましくは0.5〜3重量部の割合で配合使用する。
P、 X−52又はMC−79を0,3〜5重量部、好
ましくは0.5〜3重量部の割合で配合使用する。
本発明の除草剤は各薬剤の混合物をそのまま用いてもよ
いが、通常は固体担体又は液体担体を用いて粉剤、水和
剤、乳剤、粒剤等に製剤化して用いることが好ましい。
いが、通常は固体担体又は液体担体を用いて粉剤、水和
剤、乳剤、粒剤等に製剤化して用いることが好ましい。
固体担体としてはタルク、ベントナイト、クレー、珪藻
土などが用いられる。液体担体としては水、アルコール
、ベンゼン、キシレン、ケロシン、ジメチルホルムアミ
ドなどが用いられる。またこれらの製剤において均一か
つ安定な製剤を得るために必要に応じて界面活性剤など
を添加することもできる。
土などが用いられる。液体担体としては水、アルコール
、ベンゼン、キシレン、ケロシン、ジメチルホルムアミ
ドなどが用いられる。またこれらの製剤において均一か
つ安定な製剤を得るために必要に応じて界面活性剤など
を添加することもできる。
これらの有効成分の含有量は製剤の形態、施用方法、目
的、時期、場所、雑草の発生状況などによって適当に変
更することができる。また、本発明の除草剤は他の農薬
例えば殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調整剤、肥料
などと併用することもできる。
的、時期、場所、雑草の発生状況などによって適当に変
更することができる。また、本発明の除草剤は他の農薬
例えば殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調整剤、肥料
などと併用することもできる。
本発明の除草剤は通常一般に行われている施用方法、例
えば湛水土壌処理などの方法で用いることができる。使
用量は10アール当り有効成分50〜soo、p、好ま
しくはioo〜4゜Ogである。
えば湛水土壌処理などの方法で用いることができる。使
用量は10アール当り有効成分50〜soo、p、好ま
しくはioo〜4゜Ogである。
下記実施例中の部は重量を意味する。
実施例1
化合物+1)25部、CNP 25部、アルキルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ6部、ジナフチルジスルホン酸ソー
ダ2部及び珪藻±45部を粉砕混合して水和剤を得る。
ンスルホン酸ソーダ6部、ジナフチルジスルホン酸ソー
ダ2部及び珪藻±45部を粉砕混合して水和剤を得る。
実施例2
ソーダ2部及び珪藻±61部を粉砕混合して水和剤を得
る。
る。
実施例3
化合物(5) 20部、X−5230部、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル13部及びキシレン6
7部を均一に混合して乳剤を得る。
チレンアルキルフェニルエーテル13部及びキシレン6
7部を均一に混合して乳剤を得る。
実施例4
化合物(3)6部、MC−795部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ2部、リグニンスルホン酸ソーダ2部
、クレー60部及びベントナイト58部を粉砕混合した
のち適量の水を加えて混練し、造粒機を用いて造粒し、
乾燥して粒剤を得る。
スルホン酸ソーダ2部、リグニンスルホン酸ソーダ2部
、クレー60部及びベントナイト58部を粉砕混合した
のち適量の水を加えて混練し、造粒機を用いて造粒し、
乾燥して粒剤を得る。
試験例1
1 / 5000 aポットに砂壌土を充填し、施肥、
湛水及び代かき後、ノビエの催芽種子を1ポット当り6
0粒ずつ約1cmの深さに播種し、20〜60℃の温室
内に設置して育成した。薬剤処理はノビ゛工の1.5葉
期に実施例2に準じて製造した水和剤を水で希釈して各
所定量の薬剤を水深約3 cmの状態で湛水土壌処理し
た。
湛水及び代かき後、ノビエの催芽種子を1ポット当り6
0粒ずつ約1cmの深さに播種し、20〜60℃の温室
内に設置して育成した。薬剤処理はノビ゛工の1.5葉
期に実施例2に準じて製造した水和剤を水で希釈して各
所定量の薬剤を水深約3 cmの状態で湛水土壌処理し
た。
薬剤処理後60日目上残存しているノビエを抜き取り、
風乾重量を測定して無処理区に対する残草率(%)を算
出した。その結果を第1表に示す。
風乾重量を測定して無処理区に対する残草率(%)を算
出した。その結果を第1表に示す。
実施例2
115000aポツトに水田土壌を充填し、施肥、湛水
及び代かき後、ノビエ、ホタルイの催芽種子を播種し、
またミズガヤツリ、ウリカワの催芽塊茎を植え付けた。
及び代かき後、ノビエ、ホタルイの催芽種子を播種し、
またミズガヤツリ、ウリカワの催芽塊茎を植え付けた。
更に6葉期の稲苗を移植し20〜60℃の温室内で育成
した。薬剤処理は播種後10日1(ノビエ2葉期)に実
施例2に準じて製造した水和剤を水で希釈して所定量の
薬剤を水深的6cmの状態で湛水土壌処理した。薬剤処
理後60日目上残存している各種雑草を抜き取り、それ
ぞれ風乾重量を測定して無処理区に対する残草率(%)
を算出した。その結果を第2表に示す。
した。薬剤処理は播種後10日1(ノビエ2葉期)に実
施例2に準じて製造した水和剤を水で希釈して所定量の
薬剤を水深的6cmの状態で湛水土壌処理した。薬剤処
理後60日目上残存している各種雑草を抜き取り、それ
ぞれ風乾重量を測定して無処理区に対する残草率(%)
を算出した。その結果を第2表に示す。
試験例3
水田圃場に1区2 yn x 6 nt (6m2)の
区を設は施肥、湛水及び代かき後、5月27日に2〜2
.5葉期の水稲稚苗を移植し、移枢後12目上(ノビエ
2葉期)に実施例4に準じて製造した粒剤の所定量を水
深約4〜5釧の状態で溢水土壌処理した。薬剤処理後4
0日0に1区当り1m2に残存した雑草を抜き取りそれ
ぞれ風乾重量を測定して無処理区に対する残草率(%)
を算出した。その結果を第6表に示す。
区を設は施肥、湛水及び代かき後、5月27日に2〜2
.5葉期の水稲稚苗を移植し、移枢後12目上(ノビエ
2葉期)に実施例4に準じて製造した粒剤の所定量を水
深約4〜5釧の状態で溢水土壌処理した。薬剤処理後4
0日0に1区当り1m2に残存した雑草を抜き取りそれ
ぞれ風乾重量を測定して無処理区に対する残草率(%)
を算出した。その結果を第6表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされるα−メ
チル−α−エチルフェニル酢酸アニリド系化合物と、p
−ニトロフェニル−2,4,6−トリクロルフェニルエ
ーテル、2.4−ジクロルフェニル−6′−メトキシ−
4′−二トロフェニルエーテル及ヒ/又は2,4−ジク
ロルフェニル−6′−メトキシカルボニル−4′−二ト
ロフェニルエーテルとを有効成分として含有することを
特徴とする水田用除草剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18923983A JPS6081103A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 水田用除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18923983A JPS6081103A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 水田用除草剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081103A true JPS6081103A (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=16237936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18923983A Pending JPS6081103A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 水田用除草剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6081103A (ja) |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP18923983A patent/JPS6081103A/ja active Pending
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