JPS62291367A - コンクリート構造物の垂直面打継ぎ工法 - Google Patents

コンクリート構造物の垂直面打継ぎ工法

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JPS62291367A
JPS62291367A JP13675986A JP13675986A JPS62291367A JP S62291367 A JPS62291367 A JP S62291367A JP 13675986 A JP13675986 A JP 13675986A JP 13675986 A JP13675986 A JP 13675986A JP S62291367 A JPS62291367 A JP S62291367A
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water
pouring
concrete
vertical
formwork
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JP13675986A
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神山 行男
吉岡 保彦
佐久田 昌治
孔一 伊藤
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Takenaka Komuten Co Ltd
Takenaka Doboku Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Takenaka Doboku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 本発明は、コンクリート構造物の垂直打継ぎ工法、特に
、打継ぎ部に良好な付着性と止水性とを与え、水密性、
気密性及び耐久性に優れたコンクリート構造物を構築す
る工法に関する。
「従来の技術」 コ〉・クリート構造物には、水平方向と垂直方向との2
種類の打継ぎが発生する。水平打継ぎは、スラブや梁の
上下環で比鮫的容易に処理できるが、垂直打継ぎは、ス
ラブ、梁、壁等を縦に切断する方向に発生するため、そ
の処理には多大に労力を要するばかりでなく、構造力学
的にも、また、水密性、気密性の面からも、構造物の弱
点となり易い。
ところで、従来のコンクリートの垂直打継ぎ工法には、 ■ 型枠の打継ぎ部において、バラ坂により型枠に5を
し、打設後、打継ぎ面を目荒しする方法。
■ 上記■の方法で処理した後、打継ぎ部側面を無機系
あるいは有機系材料でシールする方法。
■ FX化ビニル、ブチレンゴム等の止水板を挿入する
方法。
■ 上記■の方法で処理した後、打継ぎ面の不陸をモル
タル等でフラットにし、各種の膨張性ゴーを接着剤で貼
付する方法。
■ 型枠の打継ぎ部をせき板で閉し、該せき板に設けた
突条により打継ぎ面に溝を形成し、該1にテープ軟水膨
潤性ノール材を装着する方法。
■ リブラス、メタルラス等を用いて型枠に蓋をする方
法。
■ 打継ぎ面に打継ぎキイを設けたり、差筋の追加を行
う方法。
等が実施されている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、上記■乃至■の方法では、完全な施工は難しく
、完全な施工ができても力学性状は改善されないため、
収縮や不同沈下等により打継ぎ目に肌別れが生し易く、
止水性の確保が困難である。
これに比較して、上記■及び■の方法は、膨張性材料を
用いるので、肌別れ後の2次的な止水にも効果があるが
、作業が煩雑で、力学性状の改善効果も期待できない、
上記■及び■の方法は、垂直打継ぎ面に若干の凹凸を造
るから、垂直面に対するせん断力はかなり有効に働き、
かつ、コンクリートの中に打込めるため連続したコンク
リートの打設が可能であり、それなりに効果的であるが
、反面、止水性の向上は期待できない。
本発明は、斯る問題を解決し、冒頭に記載する優れた構
築を得ようとするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、コンクリート構造物の打継ぎに際し、型枠の
打継ぎ箇所に、膨張性止水材を付設させたネット状の打
止め材を挿入して、型枠を仕切り、先打込み側にコンク
リートを打設した後、後打込み側にコンクリートを打設
して、垂直面の打継ぎを行う工法である。
「作用」 斯る方法であるから、当該垂直打継ぎ部において、きわ
めて良好な止水性と作業性を得ることが可能となり、水
密性、気密性及び耐久性の優れたコンクリート構造物の
構築が可能となる。
「実施例」 図面は、本発明の実施例を示している。
第1図、第2図に示すように、コンクリート構造物のス
ラブ、梁、壁等の垂直打継ぎ予定箇所において、型枠1
内に、膨張性止水材3を接着したりプラスあるいはメタ
ルラス等のネット状鋼製打止め材2を、適当な固定手段
により先付けし、先打込み側11と後打込み(!’+1
2に区分する。
而して、先打込み側11ヘコンクリートを打込む。
この時、コンクリートの打込み圧力は、打止め材2に対
して外方(第1図矢印)へと作用し、若干のモルタルが
7ソト状鋼製打止め材2の後打込み側ににじみ出ること
になる(第2図)、シたがって、先打込みコンクリート
の垂直打継ぎ面は、起伏のある凹凸面を形成する。
また、先打込み倒の膨張性止水材3の一半は、ネット状
S4製打止め材2のすぐ内側に存在することになるモル
タルの少ないコンクリート邪の上水を受けもち、後打込
み側の膨張性止水材3の他半は、新旧打継ぎ面の上水に
備えられる。
次に、後打込みCWI112へコンクリートを打込んで
、先打込みコンクリートに打継ぎ、膨張性止水材3の他
半を後打込みコンクリート中に埋入させる。
このようにして、先打込みと後打込みのコンクリートは
打継がれるから、垂直打継ぎ面でのコンクリートのせん
断力及び付着力は打継ぎ面の凹凸により、そして、止水
性は膨張性止水材3の膨張によりそれぞれ確保さ机る。
ところで、膨張性止水材3は、帯状に形成したものを用
い、ネット軟鋼製打止め材2の両面へ半々に突出させる
が、そのためには、第3図Aに示すように、半分宛両側
から接着させてもよいし、同図Bに示すように、ネット
状鋼製打止め材2の適所にプレスによる窪みを形成させ
て、該富みに一方からのみ接着させてもよい。勿論、膨
張性止水材3をネット状鋼製打止め材2に直接に成形付
着させてもよい。
また、膨張性止水材3は、止水方向に対応させて1条乃
至数条設ければよく、第1図に示すように、2条を上下
方向に設けてもよけけば、第4図A乃至りに示すように
、−字状、−字状、X字状、−字状に設けても、あるい
は、冨字伏シこ設けてもよい。
膨張性止水材3としては、浸入水に接触すると一定■度
内で立体的に膨張し、その水膨張を長日時維持する共に
、有害物質を溶出しない水膨潤高分子物質、ポリウレタ
ン尋封脂と吸水性物質を含有するコーキング材組成物、
低級オレフィン−無水マレイン酸共重合体と各種混和物
から成る止水、保水材料、未架橋又は部分架橋ゴムとホ
ワイトカーボンと可塑剤を必須成分とする水膨1性組成
物、スチレン系エラストマー、高吸水性樹脂及び粘着付
与剤を含有して成る水膨温性組成物等が挙げられる。
ネット状鋼製打止め剤2としては、エキスバンドメタル
、ネット型枠等が挙げられる。
[止水性能確認試験1 本発明の打止め材の止水性能を確認するため、30X2
0cMのネット状鋼製打止め材2を用い、これに断面0
.2 Xo、1値の帯状の膨張性止水材3を、第4図A
乃至りに示すように、−字状、十字状、×字状、−字状
に接着して、4種類の打止め材を製作した。この4種類
の打止め材をそれぞれ40×30X20cmの型枠の中
央に挿入して、まず、水セメント比50%、スランプ1
2(2)、空気量4%のコンクリートを片側半分だけ打
設し、次いで、2a間後に、残りの半分に同一配合のコ
ンクリートを打設して一体化させ、2週間a布養生して
第5図に示す試験体を造り、該試験体へ打設方向に5k
ir/cdの水圧を10日間加えた。結果は、いずれの
試験体にも漏水が見られなかった。
[在来法との止水製比較試験] 在来の打継ぎ方法との止水性の比較を行うため、試験体
の形状、試験方法及びコンクリートの配合を上記止水1
生確認試験と同様とし、 ■ ベニヤ板で打止め、打継ぎ面をワイヤーブランで目
荒しする方法。
■ 5X5cmのキイを設けたベニヤ板で打止め、打継
ぎ面をワイヤーブラシで目荒しする方法。
■ ベニヤ板で打止め、膨張性止水材を接着剤で貼付す
る方法。
■ 鋼製ネットで打止めする方法。
■ 本発明の第4図Aの打止め材で打止める方法。
の5種類の方法で打継ぎ処理を行って、透水試験を実施
した。試験結果は、下表の通りであり、本発明の打継ぎ
工法に優れた止水性が認められた。
「発明の効果」 本発明によれば、コンクリート構造物の弱点となり易い
垂直打継ぎ部のせん断耐力と止水性とが確保できて、力
学性状の改善と止水性の向上とが同時に期待でき、水密
性、気密性及び耐久性の優れたコンクリート構造物を構
築することができる。
また、その施工時には、型枠の加工や解体の手間が不要
で、打継ぎ作業の省力化、工期の短縮を図ることができ
、施工効率を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の工法を示す象1視図、第2図は、同
縦断面図、第3図A、Bは、所要部材の構成を例示する
要部平面図、第4図A乃至りは、同部材の形状を例示す
る正面図、第5図は、止水試験体の斜視図である。 1・・・型 枠  2・・・ネット状鋼製打止め材3・
・・膨張性止水(オ 11・・・先打込み側12・・・
後打込み側 特許出願人 株式会社 作中工務店 特許出願人 株式会社 竹 中 土 末代  理  人
   弁理士  今  岡  良  夫   。 第1図 第3図 :・・ヤ 枠  2・・・Zノド状ス盟汀11.カラt
し・・癖4!t?、Lt  +:・・代打り、ご側!2
・・葉!r辻−8例 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート構造物の打継ぎに際し、型枠の打継
    ぎ箇所に、膨張性止水材を付設させたネット状の打止め
    材を挿入して、型枠を仕切り、先打込み側にコンクリー
    トを打設した後、後打込み側にコンクリートを打設して
    、垂直面の打継ぎを行うことを特徴とするコンクリート
    構造物の垂直打継ぎ工法。
  2. (2)水膨潤性止水材をネット状の鋼製打止め材に接着
    させて成る特許請求の範囲第1項記載のコンクリート構
    造物の垂直打継ぎ工法。
JP61136759A 1986-06-11 1986-06-11 コンクリート構造物の垂直面打継ぎ工法 Expired - Lifetime JPH0633680B2 (ja)

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JP61136759A JPH0633680B2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11 コンクリート構造物の垂直面打継ぎ工法

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JPH0633680B2 JPH0633680B2 (ja) 1994-05-02

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