JPS62291364A - コンクリ−ト打設用型枠 - Google Patents

コンクリ−ト打設用型枠

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Publication number
JPS62291364A
JPS62291364A JP13376486A JP13376486A JPS62291364A JP S62291364 A JPS62291364 A JP S62291364A JP 13376486 A JP13376486 A JP 13376486A JP 13376486 A JP13376486 A JP 13376486A JP S62291364 A JPS62291364 A JP S62291364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
formwork
water
sheet material
permeable sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP13376486A
Other languages
English (en)
Inventor
専次 西村
桜井 光希
忠良 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koiwa Kanaami Co Ltd
Original Assignee
Koiwa Kanaami Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koiwa Kanaami Co Ltd filed Critical Koiwa Kanaami Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、強度が太き(、かつ、ある程度の可撓性を有
する網体に、シートを張り付けた型枠を使用してコンク
リートを打設する、コンクリート打設用型枠に関するも
のである。
〈従来の技術〉 一般に、コンクリート構造物を構築する場合、木製や鋼
製で不透水性の型枠が使用されている。
く本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来のコンクリートの打設技術には、次のよう
な問題点が存在する。
(イ)コンクリートを打設すると、コンクリートの表面
にブリージング水や気泡が浮き出て(る。
しかし、不透水性の型枠面と接するコンクリート表面は
、これらのブリージング水や気泡の逃げ場がないのでそ
のまま残存して、凹凸状のアバタが形成され、コンクリ
ートが劣化する原因となる。
(ロ)型枠とコンクリート表面間に浮き出てきたブリー
ジング水は、排水されずに残存するから、コンクリート
表面の水セメント比が悪化する。
そのため硬化後のコンクリート表面の強度が著しく低下
し、問題である。
(ハ)湾曲面や複雑に曲折する面を施工する場合、従来
の型枠であると、曲面に追随させて設置するのが非常に
困難である。
(ニ)型枠面にコンクリートの表面を直接接触させてい
るので、養生期間が長いほどコンクリートが付着力を増
して型枠面に付着する。
そのため、脱型に大きな剥離力を必要とし、コンクリー
トや型枠を破損するおそれがある。
にt、)木製や鋼製の板状の型枠は、形状、重量ともに
大きいため、大規模なコンクリートの打設においては、
その運搬、取り扱いが不便である。
く本発明の目的〉 本発明は上記のような問題点を解決するため、次のよう
なコンクリート打設用型枠を提供することを目的とする
(イ)ブリージング水や気泡を外部に排出してコンクリ
ートの強度を高める、コンクリート打設用型枠。
(ロ)直線面だけでなく、曲面も容易に成型できる、コ
ンクリート打設用型枠。
(ハ)コンクリートと型枠の付着を防止し、脱型を容易
にして、コンクリートと型枠の保護を可能とする、コン
クリート打設用型枠。
(二〉型枠の運搬および取り扱いが容易な、コンクリー
ト打設用型枠。
〈本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
本発明に使用する型枠1は、第1図に示すように網体2
と、通水11シート材3とで構成する。
(イ)網体 網体2は通水性シート材3を補強する支持部材としてイ
吏用する。
この網体2は通水性シート材3を支持し、かつ、コンク
リート内の余剰水や気泡を外部に排出するための部材で
ある。
その素材には、強度が大きく、かつ、ある程度の可撓性
を有するもので、たとえば、公知の金属製または樹脂製
の金網、エキスバンドメタル、ラス、打ち抜きの孔開き
鉄板等を使用できる。
網体2は、現場で切断して、所定の寸法に仕上げ、簡易
に取り付けることができる。
網体2の周囲には、補強材リブ21を取り付ける。
また、網体2のみで充分な強度が得られるときは、リブ
21を設置しないで使用することもできる。
(ロ)通水性シート材 通水性シート材3は、コンクリート4と網体2が付着し
て脱型を困難にするのを防止するとともに、コンクリー
ト4中の骨材の流出を阻止して、ブリージング水や気泡
等の通過を許容する通水性を有する性質のシートであり
、次の素材で形成することができる。
通水性シート材3としては例えば、繊維や樹脂糸を織っ
たもの、通気性および通水性を有する吸水紙、連続気泡
を有する発泡スチロール板、その地道水性を有する不織
布等を使用できる。
(ハ)コンクリートの打設方法 (1)型枠の設置 網体2と通水性シート材3とで構成する型枠1を、通水
性シート材3がコンクリート4との接触面となるように
配置する。
この型枠1は、大きい強度を有するとともに、ある程度
の可撓性を有するので、たとえば、湾曲面や直角面等を
、法面のような曲成型する場合に、型枠1を曲折させて
設置することができる。
(2)コンクリートの打設 所定の形状に枠組みを終えたら、型枠1にコンクリート
4を打設する。
(3)養生(第2図) コンクリート4の打設後、その水和作用を十分に発揮さ
せるとともに、コンクリートが低温、急激な温度変化、
乾燥、荷重、衝撃等の有害な影響を受けないように、コ
ンクリートの保護期間を置き、適当な養生作業を行う。
従来のコンクリート打設技術では、上記保護期間にブリ
ージング水や気泡群がコンクリートの表面に浮き出し、
コンクリートの耐久力を劣化させる。
しかし、本発明はコンクリート中のブリーシング水や気
泡群が、型枠1の穴、すなわち通水性シート材3の開孔
を経た後、さらに網体2の開孔を経て外部に排出される
そのため、コンクリート4の表層を密実化して、著しく
耐久力を強化することができる。
(ホ)脱型 所定の養生期間経過後、型枠1を取り外す。
なお、脱型の際、通水性シート材3がコンクリート4に
接着する場合が予想される。
脱型に際しては、まず網体2のみを脱型した後、コンク
リート4の表面から通水性シート材3を剥離する。
通水性シート材3を剥離する場合は、通水性シート材3
の全面を同時に剥離するのではなく、通水性シート材3
の一方から徐々に剥離する。
そのため、脱型が容易にでき、しかもコンクリート4を
破損することがない。
脱型した網体2には、新たな通水性シート材3を張り替
えて、次回の再使用に備える。
また、通水性シート材3に発泡スチロール等の、コンク
リート4との剥離性の良好な素材を使用すると、通水性
シート材3を再使用することも可能である。
く本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次のよ、うな効果
を得ることができる。
(イ)型枠を構成する網体および通水性シート材の開孔
群を経て1.ブリージング水や気泡を外部に排出できる
したがって、良好な水セメント比を維持でき、しかも、
表層域が密実となって、コンクリートの劣化を防止でき
る。
(ロ)網体は自由に曲折して使用できるから、直線面だ
けでなく直角面や曲線面等も容易に成型できる。
(ハ)脱型に際して、型枠を構成する網体とシート材と
を分離して脱型する。
しかも、コンクリートと直接接触するシート材を部分的
に剥離できる。
従って、脱型に要する力は、小さな力で済む。
さらに、コンクリートと型枠の破損を防止できる。
(二〉少なくとも網体だけは回収できるので、回収した
網体に新たなシート材を張り替えて何度でも型枠を再使
用できる。
そのため、施工の経済性を図ることができる。
(ホ)型枠を構成する網体と通水性シートは、軽量な部
材で製作されているため、型枠の運搬、取り扱いが容易
であり、作業の簡素化を実現できる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 通水性を有する可撓性のシート材と、強度が大きく、か
    つ、可撓性を有する網体とからなり、前記シート材を網
    体に内張りして構成することを特徴とする、コンクリー
    ト打設用型枠
JP13376486A 1986-06-11 1986-06-11 コンクリ−ト打設用型枠 Pending JPS62291364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13376486A JPS62291364A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 コンクリ−ト打設用型枠

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JP13376486A JPS62291364A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 コンクリ−ト打設用型枠

Publications (1)

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JPS62291364A true JPS62291364A (ja) 1987-12-18

Family

ID=15112408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13376486A Pending JPS62291364A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 コンクリ−ト打設用型枠

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348056U (ja) * 1989-09-14 1991-05-08
JP2011058289A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Kanno Komuten:Kk コンクリート製建物の構築方法,コンクリート製建物の構築方法に用いられる外型枠及びコンクリート製建物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840233A (ja) * 1971-09-23 1973-06-13

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011058289A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Kanno Komuten:Kk コンクリート製建物の構築方法,コンクリート製建物の構築方法に用いられる外型枠及びコンクリート製建物

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