JPS62291271A - ビデオ信号スロ−再生装置 - Google Patents

ビデオ信号スロ−再生装置

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JPS62291271A
JPS62291271A JP61134679A JP13467986A JPS62291271A JP S62291271 A JPS62291271 A JP S62291271A JP 61134679 A JP61134679 A JP 61134679A JP 13467986 A JP13467986 A JP 13467986A JP S62291271 A JPS62291271 A JP S62291271A
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track
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    • H04N5/00Details of television systems
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    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
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    • H04N5/783Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1808Driving of both record carrier and head
    • G11B15/1875Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
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    • G11B15/4675Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking
    • G11B15/4676Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction
    • G11B15/4677Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F作用 G 実施例 G−1構成(第1図および第2図) G−2動作(第1図〜第6図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、テープの走行方向に対して傾斜した各トラッ
クに1フィールド分のビデオ信号と共に記録された、周
波数がトラックごとに循環的に変化するバイロフト信号
を利用して、再生時における回転ヘッドのテープ上にお
ける走査軌跡のビデオ信号が再生されるべきトラックに
対するずれを検出するビデオテープレコーダにおける、
テープを間欠的に移送してテープ上の一つおきのトラッ
クにおいてそれぞれスチル再生を行うことにより全体と
してスロー再生を行う、ビデオ信号スロー再生装置に関
する。
B 発明の概要 本発明は、テープの走行方向に対して傾斜した各トラッ
クに1フィールド分のビデオ信号と共に記録された、周
波数がトラ・ツクごとに循環的に変化するパイロット信
号を利用して、再生時における回転ヘッドのテープ上に
おける走査軌跡のビデオ信号が再生されるべきトラック
に対するずれを示すトラッキングエラー信号を得るビデ
オテープレコーダにおける、テープを間欠的に移送して
テープ上の一つおきのトラックにおいてそれぞれスチル
再生を行うことにより全体としてスロー再生を行う、ビ
デオ信号スロー再生装置において、テープ移送前のスチ
ル再生時におけ邊トラッキングエラー信号のフィールド
中央における部分にもとづいて、テープ移送後のスチル
再生時において回転ヘッドのテープ上における走査軌跡
のビデオ信号が再生されるべきトラックに対するずれが
フィールド中央で零になるように、テープ移送時におけ
るテープ駆動用キャプスタンモータの駆動を制御するこ
とによって、アナログ/ディジタル変換回路やデータマ
ツプを内蔵したマイクロコンピュータなどを必要としな
い簡単な回路構成により、キャプスタンモータのトルク
変動などにかかわらず、回転ヘッドが隣接するトランク
にまたがって走査することによって生じるノイズがフィ
ールド中央で最小となる、いわゆるファインスロー再生
を確実に実現することができるようにしたものである。
C従来の技術 記録時、テープの走行方向に対して傾斜した各トランク
に1フィールド分のビデオ信号と共に周波数がトラック
ごとに循環的に変化するパイロット信号を記録し、再生
時、テープから再生されたパイロット信号にビデオ信号
が再生されるべきトラックに対応した周波数の基準パイ
ロット信号を掛け合わせることにより、再生用の回転ヘ
ッドのテープ上における走査軌跡のビデオ信号が再生さ
れるべきトラックに対するずれの方向と量に応じて極性
とレベルが変化するトラッキングエラー信号を得、正常
再生時には、このトラッキングエラー信号をキャプスタ
ンサーボ系に供給してトラッキングサーボを行うビデオ
テープレコーダがある。
具体的に、テープに記録されるパイロット信号は、周波
数がトラックごとにfl−f2−f3−f4−flの順
序で4通りに変化し、しかもf1〜f 2=r 3〜f
 4=f a、  f 2〜f 3=r 4〜fl=f
bの関係に設定されたものとされる。第2図において、
テープl上に形成されたトランクTI、T2.T3.T
4は、それぞれ周波数がfl、f2.fl、[4のパイ
ロット信号が記録されたトラックで、テープlは矢印2
で示す方向に走行し、回転ヘッドはテープ1上を矢印1
3で示す方向に走査し、ビデオ信号はその垂直帰線期間
部分がトラックの端部に記録される。トラックTIおよ
びT3とトラックT2およびT4はアジマス角を異にす
る回転ヘッドにより形成され、これに対してトラックT
1およびT3から信号を再生すべき回転ヘッドとトラッ
クT2およびT4から信号を再生すべき回転ヘッドもア
ジマス角が異ならされる。基準パイロット信号は、ビデ
オ信号が再生されるべきトラックに対応して周波数が上
述の4通りに変えられる。
そして、正常再生時において、基準パイロット信号Pr
の周波数がflとなるフィールドにおいてトランクTI
から信号を再生すべき回転ヘッドの走査軌跡が第2図の
破線Trのようになるように、基準パイロット信号P「
の周波数がfl、f2、[3,f4となるフィールドに
おいてトラックTI、T2.T3.T4から信号を再生
すべき回転ヘッドの走査軌跡がトラックTl、T2.T
3、T4に対してテープ1の走行方向と逆の方向にずれ
るときは、第3図の「右側にずれる場合」の欄に示すよ
うに、再生パイロット信号Ppとして基準バイロフト信
号Prの周波数がfl、[2゜f3.f4となるフィー
ルドにおいてそれぞれ周波数がfl、f2.[3,[4
の成分に対して周波数がr2.r3.r4.rtの成分
が混入したものが得られることにより、トラッキングエ
ラー信号Etとして例えば負の電圧が得られ、しかもそ
の絶対値は走査軌跡のずれが大きいほど大きくなる。逆
に、基準パイロット信号prの周波数が【lとなるフィ
ールドにおいてトラックT1から信号を再生すべき回転
ヘッドの走査軌跡が第2図の鎖線Tlのようになるよう
に、基準パイロット信号Prの周波数がfl、f2.f
3.[4となるフィールドにおいてトラックTI、 T
2. T3゜T4から信号を再生すべき回転ヘッドの走
査軌跡がトランクT1.T2.T3.T4に対してテー
プlの走行方向にずれるときは、第3図の「左側にずれ
る場合」の欄に示すように、再生パイロット信号Ppと
して基準パイロット信号Prの周波数がfl、[2,f
3.[4となるフィールドにおいてそれぞれ周波数がf
l、  12.  f3.  f4の成分に対して周波
数が[4,fl、f2.f3の成分で混入したものが得
られることにより、トラッキングエラー信号Etとして
逆に正の電圧が得られ、しかもその絶対値は走査軌跡の
ずれが大きいほど大きくなる。
このようなビデオテープレコーダにおいて、テープを間
欠的に移送してテープ上の一つおきのトランクにおいて
それぞれスチル再生を行うことにより、全体としていわ
ゆる駒送りスロー再生を行う場合、それぞれのスチル再
生時において回転ヘッドのテープ上における走査軌跡の
ビデオ信号が再生されるべきトランクに対するずれがフ
ィールド中央で零になるようにすれば、回転ヘッドが隣
接するトラックにまたがって走査することによって生じ
るノイズがフィールド中央で最小となり、再生画面上に
おいてノイズの目立たない再生ビデオ信号が得られる。
すなわち、例えば上述のトラ2ツクT1のあるものから
1フィールド分の信号を繰り返し再生する時に、回転ヘ
ッドの走査軌跡がその幅方向における中心を第2図の実
線Tcで示すようにその長手方向における中央でそのト
ランクと交差するようにすれば、回転ヘッドの走査軌跡
のそのトラックに対するずれによるノイズは主として垂
直帰線期間で生じ、フィールド中央では雰になる。これ
に対して、回転ヘッドの走査軌跡がその幅方向における
中心を第2図の破線Tltまたは鎖線TLで示すように
一つ後のトラック側または一つ前のトラック側にずれる
ときは、垂直映像期間で大きなノイズが住じる。
なお、スチル再生時において回転ヘッドの走査軌跡がそ
の長手方向における中央でビデオ信号が再生されるべき
トラックと交差するときは、例えばビデオ信号が再生さ
れるべきトランクが上述のトラックT1で基準パイロッ
ト信号Prの周波数が上述の(Iにされるとき、第4図
に示すように、再生パイロット信号Ppとして周波数が
flの成分に対して、フィールドの前半では周波数が「
2の成分が、フィールドの後半では周波数がr4の成分
が、ぞれぞれ混入したものが得られ、しかもフィールド
中央から離れるほど周波数がf−1の成分が小さくなる
と共に周波数がf2またはf4の成分が大きくなること
により、トラッキングエラー信号Etとして実線で示す
ようにフィールド中央で零となる鋸歯状波電圧が得られ
る。また、回転ヘッドの走査軌跡が一つ後のトラ・ツク
側にずれるときは、トラッキングエラー信号Etは破線
で示すように低くなってフィールド中央で負の電圧とな
り、逆に回転ヘッドの走査軌跡が一つ前のトラック側に
ずれるときは、トラッキングエラー信号Etは鎖線で示
すように高くなってフィールド中央で正の電圧となる。
ビデオ信号が再生されるべきトラックが上述のトラック
T3で基準パイロット信号Prの周波数が上述のf3に
されるときも、同様である。
そして、従来は、スチル再生モードの間のテープ移送時
にトラッキングエラー信号により回転ヘッドの走査軌跡
を補正することによって、テープ移送後のスチル再生時
において回転ヘッドの走査軌跡がその中央でビデオ信号
が再生されるべきトラ、りと交差し、回転ヘッドが隣接
するトラックにまたがって走査することによって生じる
ノイズがフィールド中央で最小となるようにしている。
すなわち、トラックT1におけるスチル再生モードから
一つおいたトランクT3におけるスチル再生モードに移
行する場合につき第7図に示すと、トランクTIから1
フィールド分の信号が複数フィールドにわたって繰り返
し再生された後のフィールドにおいて、その頭の時点t
4から若干の時間経た時点【、からキャプスタンモータ
を強制的に立ち上がらせて加速し、時点t6からの次の
フィールドにおいてはキャプスタンモータを正常再生時
と同じ速度で定速駆動し、さらに、次のフィールドにお
いて、その頭の時点t、からある時間経た時点t、から
キャプスタンモータに制動をかけてキャプスタンモータ
を減速し、そして時点t6から時点t8までの定速駆動
時にトラッキングエラー信号Etにより回転ヘッドの走
査軌跡を補正することによって、時点t9以降の複数フ
ィールドにわたるスチル再生時において回転ヘッドの走
査軌跡がその中央でトランクT3と交差するようにして
いる。なお、基準パイロット信号Prの周波数は、時点
1hまでrlにされ、時点t、から時点t1までの1フ
イールドにおいてはf2にされ、時点t、からf3にさ
れる。もちろん、1フイールドごとに反転するヘッド切
換信号H3Iにより、時点t4までのスチル再生時およ
び時点t、からのスチル再生時においては、アジマス角
が同一の2個の回転ヘッドによりlフィールドごとに交
互にトラックTIまたはT3から再生された信号が取り
出され、時点t4から時点t、までのテープ移送時にお
いては、アジマス角が異なる2個の回転ヘッドによりl
フィールドごとに交互にトラックTIおよびT2から再
生された信号が取り出される。
またく特開昭60−202563号によって、テープ移
送前のスチル再生時におけるトラッキングエラー信号の
フィールド中央における部分をディジタルデータに変換
してマイクロコンピュータに取す込み、マイクロコンピ
ュータに内蔵されたデータマツプから上記のデータに応
じて予め設定されたテープ移送時におけるキャプスタン
モータの加速および減速のタイミングのデータを引き出
し、このデータにもとづいてテープ移送前のスチル再生
時における回転ヘッドの走査軌跡のビデオ信号が再生さ
れるべきトラックに対するずれに応じて、テープ移送時
におけるキャプスタンモータの加速および減速のタイミ
ングを、すなわち第7図における時点t、およびt、を
制御することによって、テープ移送後のスチル再生時に
おいて回転ヘッドの走査軌跡をその中央でビデオ信号が
再生されるべきトラックと交差させる方法が提案されて
いる。
D 発明が解決しようとする問題点 しかし、第7図において説明した、テープ移送時におけ
るキャプスタンモータの定速駆動時にトラッキングエラ
ー信号により回転ヘッドの走査軌跡を補正することによ
ってテープ移送後のスチル再生時において回転ヘッドの
走査軌跡をその中央でビデ113号が再生されるべきト
ラックを交差させる方法は、キャプスタンモータの立ち
上がり特性のばらつきをもっばら定速駆動時のトラッキ
ングエラー信号による回転ヘッドの走査軌跡の補正によ
り吸収するので、キャプスタンモータのトルク変動に対
して弱く、必ずしもテープ移送後のスチル再生時におい
て回転ヘッドの走査軌跡をその中央でビデオ信号が再生
されるべきトラックと交差させることができない不都合
がある。また、特開開60−202563号に示された
方法は、上記のような不都合はないが、アナログ/ディ
ジタル変換回路とデータマツプを内蔵したマイクロコン
ピュータを必要とし、回路構成が複雑になる不都合があ
る。
かかる点に鑑み、本発明は、アナログ/ディジタル変換
回路やデータマツプを内蔵したマイクロコンピュータな
どを必要としない簡単な回路構成により、キャプスタン
モータのトルク変動などにかかわらず、回転ヘッドが隣
接するトラックにまたがって走査することによって生じ
るノイズがフィールド中央で最小となる、いわゆるファ
インスロー再生を確実に実現することができるようにし
たものである。
E 問題点を解決するための手段 本発明においては、テープ移送前のスチル再生時におけ
るトラッキングエラー信号のフィールド中央における部
分にもとづいて、テープ移送後のスチル再生時において
回転ヘッドのテープ上における走査軌跡のビデオ信号が
再生されるべきトランクに対するずれをフィールド中央
で零にするように、テープ移送時におけるテープ駆動用
キャプスタンモータの駆動を制御する。
F作用 上記のように構成された本発明に係るビデオ信号スロー
再生装置によれば、テープ移送前のスチル再生時におけ
るトラッキングエラー信号のフィールド中央における部
分にもどづいてテープ移送時におけるキャプスタンモー
タの駆動が制御されるので、キャプスタンモータのトル
ク変動などにかかわらずテープ移送後のスチル再生時に
おいて回転ヘッドの走査軌跡がその中央でビデオ信号が
再生されるべきトラックと交差するようになり、回転ヘ
ッドが隣接するトラックにまたがって走査することによ
って生じるノイズがフィールド中央で最小となる。
また、テープ移送前のスチル再生時におけるトラッキン
グエラー信号のフィールド中央における部分をホールド
したものをテープ移送時におけるキャプスタンモータの
加速駆動電圧に所定の極性で加えて、テープ移送前のス
チル再生時における回転ヘッドの走査軌跡のビデオ信号
が再生されるべきトラックに対するずれに応じてテープ
移送時におけるキャプスタンモータの加速の傾きを変え
るなどの方法により、テープ移送後のスチル再生時にお
いて回転ヘッドの走査軌跡をその中央でビデオ信号が再
生されるべきトラックと交差させることができ、アナロ
グ/ディジタル変換回路やデータマツプを内蔵したマイ
クロコンピュータなどを必要としないで、回路構成が簡
単になる。
G 実施例 G−1構成(第1図および第2図) 第1図は、本発明に係るビデオ信号スロー再生装置の一
例を示す。
ヘッドドラム11には、3個の回転へフドHa。
HbおよびHeが設けられる。ヘッド)laおよびHb
は、記録再生兼用で、互いに異なるアジマス角を有する
ものとされ、はぼ180度の角間隔で取り付けられる。
ヘッドHcは、変速再生専用で、ヘッドHaと同一のア
ジマス角を有するものとされ、ヘッドHbに対してヘッ
ドHa、HbおよびHcの矢印12で示す回転方向に若
干の所定角度を隔てて取り付けられる。ヘッドHa、H
bおよびHcは、lフィールドで半回転する回転速度で
回転させられる。テープlは、ヘッドドラム11に18
0度以上の角範囲にわたって巻き付けられ、キャプスタ
ン21とピンチローラ22により挾持されて、キャプス
タン21がキャプスタンモータ23により駆動されるこ
とによって矢印2で示す方向に走行させられる。
テープlには、走行方向に対して傾斜した多数のトラッ
クが形成されており、各トラックには、所定の記録処理
がなされた1フィールド分のビデオ信号と周波数がトラ
ックごとにrt−r2−r3−f4−flの順序で循環
的に4通りに変化するパイロット信号が記録されている
。ただし、fl 〜f2=f3〜f4=fa、[2〜f
3=f4〜fl=fbの関係に設定されている。−例と
して、f 1 =103kHz、  (2=119kH
z、  f 3 =166kHz。
f 4 =150kHz、従ってf a =16kHz
 、  r b =47kH2である。第2図において
、テープ1上に形成されたトラックTl、T2.T3.
T4は、それぞれ周波数がfl、[2,[3,f4のパ
イロット信号が記録されたトラックで、トラックTIお
よびT3はヘッドHaにより、トラ・ツクT2およびT
4はヘッドHbにより、それぞれ形成されたものである
。ビデオ信号は、その垂直帰線期間部分がそれぞれのト
ランクの端部に記録されている。
キャプスタンモータ23には周波数発電機24が設けら
れて、周波数発電機24からキャプスタンモータ23の
回転速度に比例した周波数の信号FGが得られ、この信
号FCが増幅回路25を通じて速度エラー信号形成回路
26に供給されて、速度エラー信号形成回路26からキ
ャプスタンモータ23の回転速度の正常再生時における
設定速度に対するずれを示す速度エラー信号Esが得ら
れる。
テープlからヘッドHa、HbおよびHcにより再生さ
れた信号はヘッド切換回路31に供給され、端子41に
ヘッドHa、HbおよびH,cの回転位相を示す信号か
ら形成された1フイールドごとに反転するヘッド切換信
号H3Iが得られ、このヘッド切換信号H3Iがヘッド
切換回路31に供給される。また、端子42に操作部で
のモード選択操作により形成された正常再生の選択時と
スロー再生の選択時で反転するモード指示信号MINが
得られ、このモード指示信号M I Nと端子41に得
られるヘッド切換信号H3Iが制御回路43に供給され
て、制御回路43から正常再生時およびスロー再生時に
おけるテープ移送時とスロー再生時におけるスチル再生
時で反転するヘッド切換信号H32が得られ、このヘッ
ド切換信号H32がヘッド切換回路31に供給される。
ヘッド切換回路31からは、ヘッド切換信号H81およ
びH32により、正常再生時反スロー再生時におけるテ
ープ移送時には、ヘッドl(aによりトランクTIまた
はT3から再生された信号とヘッドHbによりトラック
T2またはT4から再生された信号が1フイールドごと
に交互に取り出され、スロー再生時におけるスチル再生
時には、ヘッドHaによりトラックT1またはT3から
再生された信号とヘッドHcによりトラック1゛1また
はT3から再生された信号が1フイールドごとに交互に
取り出される。このヘッド切換回路31から得られる再
生信号Spは、再生増幅回路32を通じて一方でビデオ
信号処理部に供給されると共に他方で低域通過フィルタ
33に供給され、低域通過フィルタ33から再生パイロ
ット信号ppが得られる。
一方、パイロット信号発生回路51から周波数がfl、
f2.fa、[4のパイロット信号がそれぞれ連続的に
得られて、これらパイロット信号が周波数切換回路52
に供給され、制御回路43から周波数切換回路52に再
生モードに応じて態様の異なる4チヤンネルの周波数切
換13号FSが供給されて、周波数切換回路52からビ
デオ信号が再生されるべきトラックに対応した周波数の
基準パイロット信号Prが得られる。
低域・通過フィルタ33から得られる再生パイロット信
号ppと周波数切換回路52から得られる基準パイロッ
ト信号P「は、トラッキングエラー信号形成部60の掛
算回路61に供給されて掛け合わされる。トラッキング
エラー信号形成部60においては、掛算回路61の出力
信号が帯域通過フィルタ62および63に供給されて、
帯域通過フィルタ62.63からそれぞれ周波数がfa
(=fl 〜f2=f3〜[4)、fb (=f2〜f
 3=f 4〜f1)の成分がそれぞれ信号Sa。
sbとして取り出され、この信号Sa、Sbがそれぞれ
エンベロープ検波回路64.65に供給されて、エンベ
ロープ検波回路64.65からそれぞれ信号Sa、Sb
の振幅に比例した電圧値の信号が得られ、これら信号が
減算回路66に供給されて、減算回路66からエンベロ
ープ検波回路65の出力信号からエンベロープ検波回路
6・tの出力信号を減算した結果の信号Exが得られ、
この信号Exが極性反転回路67に供給され、戎算回路
66から得られる信号Exと極性反転回路67の出力信
号が両者のいずれかを選択して取り出すスイッチ68に
供給される。また、制御回路43からスイッチ68に、
正常再生時とスロー再生時におけるテープ移送時には前
述のヘッド切換信号H3Iに同期して1フイールドごと
に反転し、スロー再生時におけるスチル再生時には一定
レベルとなるモード切換信号TSが供給され、これによ
りスイッチ68からは、正常再生時とスロー再生時にお
けるテープ移送時には減算回路66から得られる信号E
xと極性反転回路67の出力信号がヘッド切換信号H3
Iに同期して1フイールドごとに交互に取り出され、ス
ロー再生時におけるスチル再生時には減算回路66から
得られる信号EXが各フィールドで取り出されて、後述
のように、スイッチ68から、すなわちトラッキングエ
ラー信号形成部60からトラッキングエラー信号Elが
得られる。
このトラッキングエラー信号形成部60から得られるト
ラッキングエラー信号Etと前述の速度エラー信号形成
回路26から得られる速度エラー信号Esが演算増幅回
路71の非反転入力端子に供給され、演算増幅回路71
の出力信号が演算増幅回路72の非反転入力端子に供給
され、演算増幅回路72の出力信号が駆動回路73に供
給され、駆動回路73の出力信号がキャプスタンモータ
23に対する駆動制御回路74に供給される。駆動制御
回路74には、制御回路43からキャプスタンモータ2
3のオンオフ・タイミング信号CONと減速タイミング
信号CCWが供給される。
トラッキングエラー信号形成部60から得られるトラッ
キングエラー信号Etは他方でゲート回路を構成するス
イッチ81の一端に供給され、制御回路43からスイッ
チ81にスチル再生時においてトラッキングエラー信号
Etのフィールド中央における部分をサンプリングする
ゲート信号GSが供給されて、スチル再生時においてト
ラッキングエラー信号Etのフィールド中央における部
分がサンプリングされ、スイッチ81の他端に接続され
たコンデンサ82にホールドされる。ただし、コンデン
サ82には抵抗83が直列に接続され、ゲート回路は時
定数を有するものとされる。
なお、ヘッドHaとへラドHbの走査幅が異なることに
よってへ7ドHaにより形成されたトラックTIおよび
T3とヘッドHbにより形成されたトラックT2および
T4の幅が異なるときや、トランクTlまたはT3から
信号を再生するヘッドHaとヘッドHcの走査幅が異な
るときは、スチル再生時におけるトラッキングエラー信
号EtはヘッドHaまたはHcの走査軌跡のトラックT
lまたはT3に対するずれを正確に示したものとならず
、誤差を含むものとなり、それぞれのスチル再生時にお
けるトラッキングエラー信号Elのフィールド中央にお
ける部分のサンプリングの回数が多いと、その誤差が積
算されて大きくなるので、スチル再生時におけるトラッ
キングエラー信号Etのフィールド中央における部分の
サンプリングは、それぞれのスチル再生時における後寄
りの数フィールドにおいてのみなされるようにされる。
このスチル再生時におけるトラッキングエラー信号Et
のフィールド中央における部分をサンプリングホールド
した信号Ecは増幅回路84を通じて演算増幅回路85
の反転入力端子に供給され、可変抵抗器86により調整
されたバイアス電圧BSが演算増幅回路85の非反転ム
カ端子に供給され、演算増幅回路85の出力信号Eiと
可変抵抗器87により調整されたバイアス電圧Bnが両
者のいずれかを選択して取り出すスイッチ88に供給さ
れ、制御回路43からスイッチ88に正常再生時とスロ
ー再生時で反転するモード切換信号NSが供給され、ス
イッチ88の出力信号が増幅回路89を通じて前述の演
算増幅回路71および72の反転入力端子に供給される
。また、スロー再生時におけるテープ移送時の所定の時
点において制御回路43からキャプスタンモータ23の
加速駆動信号CWDが得られ、この加速駆動信号CWD
がダイオード91を介して演算増幅回路72の非反転入
力端子に供給される。
G−2動作(第1図〜第6図) スロー再生は正常再生モードにおいてスロー再生の選択
を行うことによりなされるもので、まず正常再生時の動
作を説明する。
正常再生時には、ヘッド切換回路31からは、前述のよ
うにヘッドHaによりトラックT1またはT3から再生
された信号とヘッドHbによりトラックT2またはT4
から再生された信号が1フイールドごとに交互に取り出
され、周波数切換回路52から得られる基準バイロフト
信号Prは、周波数がフィールドごとにf1→f2→f
3→f4→f1の順序で循環的に変えられ、トラッキン
グエラー信号形成部60のスイッチ68は、基準バイロ
フト信号Prの周波数がrlまたはfaとなるフィール
ドにおいては減算回路66から得られる信号Exを選択
して取り出し、基準バイロフト信号Prの周波数がf2
またはr4となるフィールドにおいては極性反転回路6
7の出力信号を選択して取り出す状態に切り換えられ、
スイッチ88はバイアス電圧Bnを選択して取り出す状
態に切り換えられて、そのバイアス電圧Bnが演算増幅
回路71および72の反転入力端子に供給され、オンオ
フ・タイミング信号CONは高レベルに維持されて、キ
ャプスタンモータ23がオン状態を保持する。
そして、基準パイロット信号Prの周波数がflとなる
フィー・ルドにおいてヘッドHaの走査軌跡が第2図の
破線Trのようになるように、基準バイロフト信号Pr
の周波数がfl、f2.[3゜f4となるフィールドに
おいてヘッド)laまたはHbの走査軌跡がトラックT
1.T2.T3.T4に対してテープlの走行方向と逆
の方向にずれるときは、第3図の「右側にずれる場合」
の欄に示すように、再生バイロフト信号Ppとして基準
パイロット信号Prの周波数が[1,f2.  fa。
f4となるフィールドにおいてそれぞれ周波数が[1,
f2.[3,f4の成分に対して周波数がf2.fa、
[4,[1の成分が混入したものが得られ、基準パイロ
ット信号Prの周波数がflまたはfaとなるフィール
ドにおいて帯域通過フィルタ62から周波数がfaの信
号Saが得られ、基準パイロット信号Prの周波数がf
2またはf4となるフィールドにおいて帯域通過フィル
タ63から周波数がfbの信号sbが得られ、減算回路
66から得られる信号Exは、基準パイロット信号Pr
の周波数がflまたはr3となるフィールドにおいては
負の電圧となり、基準パイロット信号Prの周波数がf
2またはf4となるフィールドにおいては正の電圧とな
って、トラッキングエラー信号Etとして負の電圧が得
られ、しかもその絶対値は走査軌跡のずれが大きいほど
大きくなる。
逆に、基準パイロット信号Prの周波数がflとなるフ
ィールドにおいてへラドHaの走査軌跡が第2図の鎖線
Tlのようになるように、基準パイロット信号Prの周
波数がfl、[2,fa。
f4となるフィールドにおいてへラドHaまたはHbの
走査軌跡がトラックTl、T2.T3.T4に対してテ
ープ1の走行方向にずれるときは、第3図の「左側にず
れる場合」の欄に示すように、再生パイロット信号Pp
として基準パイロット信号Prの周波数がfl、f2.
fa、[4となるフィールドにおいてそれぞれ周波数が
fl、f2゜fa、f4の成分に対して周波数が[4,
fl。
[2,faの成分が混入したものが得られ、図示。
しないが、基準パイロット信号Prの周波数が11また
はfaとなるフィールドにおいて帯域通過フィルタ63
から周波数がfbの信号sbが得られ、基準パイロット
信号Prの周波数がf2またはf4となるフィールドに
おいて帯域通過フィルタ62から周波数がfaの信号S
aが得られ、減算回路66から得られる信号Exは、基
準パイロット信号Prの周波数が[1またはfaとなる
フィールドにおいては正の電圧となり、基準−パイロッ
ト信号Prの周波数がf2またはf4となるフィールド
においては負の電圧となって、図示するようにトラッキ
ングエラー信号Etとして正の電圧が得られ、しかもそ
の絶対値は走査軌跡のずれが大きいほど大きくなる。
そして、速度エラー信号形成回路26から得られる速度
エラー信号Esと上述のトラ・ノキングエラー信号形成
部60から得られるトラッキングエラー信号Etにより
キャプスタンモータ23に対する速度サーボとトラッキ
ングサーボが行われ、ヘッドHaまたはHbがトラック
T1. T2. T3、T4を正しく走査する状態で正
常再生がなされる。
このように正常再生がなされている状態で第6図に示す
任意の時点t、において操作部でスロー再生の選択をす
ると、端子42に得られるモード指示信号MINが反転
し、時点t、より後の基準バイロフト信号P「の周波数
が最初にf4からflに変化する時点t、から若干の時
間経た時点t2において減速タイミング信号CCWが高
レベルとなり、キャプスタンモータ23に制動がかけら
れてキャプスタンモータ23が減速され、また時点1.
より若干遅れてオンオフ・タイミング信号CONが低レ
ベルとなり、次のフィールドの頭の時点t、以降におい
て以下のようなスロー再生がなされる。
すなわち、時点t3以降においてはスイッチ88が演算
増幅回路85の出力信号Eiを選択して取り出す状態に
切り換えられると共に、時点t3においてはキャプスタ
ンモータ23が停止し、まず、トラックT1から1フィ
ールド分の信号が繰り返し再生されるスチル再生モード
となる。トランクT1についてのスチル再生時には、ヘ
ッド切換回路31からはヘッドHcによりトランクT1
から再生された信号とヘッドHaによりトランクT1か
ら再生された信号が1フイールドごとに交互に取り出さ
れ、周波数切換回路52から得られる基準バイロフト信
号Prは周波数がflに固定され、トラッキングエラー
信号形成部60のスイッチ68は前述のように減算回路
66から得られる信号Exを各フィールドで取り出す状
態にされる。
そして、ヘッドHcおよびHaの走査軌跡が第2図の実
線Tcおよび第5図の直線Tcxで示すようにそれぞれ
の長手方向における中央でトランクTlと交差するとき
は、第4図に示すように、再生パイロット信号Ppとし
て周波数がflの成分に対して、フィールドの前半では
周波数がf2の成分が、フィールドの後半では周波数が
f4の成分が、それぞれ混入したものが得られ、しかも
フィールド中央から離れるほど周波数がflの成分が小
さくなると共に周波数がf2またはf4の成分が大きく
なり、フィールドの前半では帯域通過フィルタ62から
周波数がfaの信号Saが得られ、フィールドの後半で
は帯域通過フィルタ63から周波数がfbの信号sbが
得られ、しかもフィールド中央から離れるほど信号Sa
またはSbの振幅が大きくなり、減算回路66の出力信
号Ex、従ってトラッキングエラー信号Etとして、実
線で示すようにフィールド中央で零となる鋸歯状波電圧
が得られる。また、ヘッドHcおよびHaの走査軌跡が
第2図の破線T、で示すように一つ後のトランクT2側
にずれるときは、トラッキングエラー信号Etは破線で
示すように低(なってフィールド中央で負の電圧となり
、逆にヘッドHcおよびHaの走査軌跡が第2図の鎖線
TLで示すように一つ前のトラックT4側にずれるとき
は、トラッキングエラー信号Etは!)W 4mで示す
ように高くなってフィールド中央で正の電圧となる。
図の例は正常再生に対して1/4の速度のスロー再生が
なされる場合で、時点t、からのスチル再生モードにお
いてはトラックT1から1フィールド分の信号が5フイ
ールドにわたって繰り返し再生され、上述のトラッキン
グエラー信号Elのそれぞれのフィールドの中央におけ
る部分がゲート信号GSによりサンプリングされて、そ
のホールドされた信号Ecが演算増幅回路85の出力側
に極性反転されて得られ、従って駆動回路73にもとの
極性で供給される。
そして、時点t、から5フイールド経た時点t4から若
干の時間経た時点t、において、オンオフ・タイミング
信号CONが高レベルとなると共に、制御回路43から
ダイオード91を介して演算増幅回路72の非反転入力
端子に加速駆動信号CWDが供給され、キャプスタンモ
ータ23が強制的に立ち上がらされて加速される。次の
フィールドの頭の時点t6の前後の時点からはキャプス
タンモータ23は正常再生時と同じ速度で定速駆動され
、さらに次のフィールドの頭の時点t、からある時間径
た時点t、において減速タイミング信号CCWが高レベ
ルとなり、キャプスタンモータ23に制動がかけられて
キャプスタンモータ23が減速され、また時点t8より
若干遅れてオンオフ・タイミング信号CONが低レベル
となり、次のフィールドの頭の時点t、においてはキャ
プスタンモータ23が停止し、かくして時点t4から時
点t、までの3フイールドの期間においてテープlが移
送される。
この場合、テープ移送前のスチル再生時におけるトラッ
キングエラー信号Etのフィールド中央における部分を
サンプリングホールドした信号ECが同じ極性で駆動回
路73に供給されて、信号Ecの電圧値に応じて、すな
わちテープ移送前のスチル再生時におけるヘッドHcお
よびHaの走査軌跡のトラックTIに対するずれに応じ
てテープ移送時におけるキャプスタンモータ23の加速
の傾きが変えられることにより、時点t、以降の次のス
チル再生時においてヘッドHcおよびHaの走査軌跡が
その中央でトラックT3と交差するようになる。
すなわち、時点t、から時点t、までのスチル再生時に
おいてヘッドHcおよびHaの走査軌跡が第5図の直線
Tcxで示すようにその中央でトラックTIと交差する
ときは、第4図から明らかなように信号Ecが零になる
ので、時点1Sにおける加速は第6図において実線で示
すように中間の傾きでなされ、時点t、から時点1hま
での期間においてヘッドHaがトランクTlを第5図の
点P、からの曲線Taで示す軌跡をもって走査し、時点
t、から時点t、までの期間においてヘッドHbがトラ
ックT2を直線Tbで示す軌跡をもって走査し、時点【
、から時点t、までの期間においてヘッドHaがトラン
クT3を点P8までの直vATdで示す軌跡をもって走
査し、時点t、から時点t、までの期間においてヘッド
HaがトラックT3を点P@から曲線Teで示す軌跡を
もって走査し、従って時点t、以降においてはへ・ノド
HCおよびHaがトラックT3を直線Tcyで示す軌跡
をもって走査し、時点t、以降のスチル再生時における
ヘッドHcおよびHaの走査軌跡はその中央でトラック
T3と交差するようになる0時点t、から時点t4まで
のスチル再生時においてヘッドHcおよびHaの走査軌
跡がトラックT2側にずれるときは、信号Ecが負の電
圧になるので、時点【、における加速は第6図において
破線で示すようにゆるやかな傾きでなされ、時点t3か
ら時点t4までのスチル再生時においてヘッドHcおよ
びHaの走査軌跡がトラックT4側にずれるときは、信
号Ecが正の電圧になるので、時点t、における加速は
第6図においてtA線で示すように急峻な傾きでなされ
、いずれのときも、時点t、以降においてはヘッドHe
およびHaがトランクT3を直線Tcyで示す軌跡をも
って走査するようになる。
なお、時点t4から時点t、までのテープ移送時には、
ヘッド切換回路31からはヘッドHaによりトラックT
IまたはT3から再生された信号とヘッドHbによりト
ランクT2から再生された信号が1フイールドごとに交
互に取り出され、基準バイロフト信号Prの周波数は、
時点t6までrlにされ、時点t、から時点t、までの
、フィールドにおいてはf2にされ、時点t、からf3
にされる。
H発明の効果 本発明によれば、アナログ/ディジタル変換回路やデー
タマツプを内蔵したマイクロコンピュータなどを必要と
しない簡単な回路構成により、キャプスタンモータのト
ルク変動などにかかわらず、回転ヘッドが隣接するトラ
ックにまたがって走査することによって生じるノイズが
フィールド中央で最小となる、いわゆるファインスロー
再生を確実に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビデオ信号スロー再生装置の一例
を示す接続図、第2図はテープ上の記録パターンの一例
と再生時における回転ヘッドの走査軌跡を示す図、第3
図は正常再生時におけるトラッキングエラー信号を示す
図、第4図はスチル再生時におけるトラッキングエラー
信号を示す図、第5図はスロー再生時における回転ヘッ
ドの走査軌跡を示す図、第6図は第1図の装置の動作説
明用タイムチャート、第7図は従来の装置の一例の動作
説明用タイムチャートである。 図中、Ha、HbおよびHcは回転ヘッド、23はキャ
プスタンモータ、60はトラッキングエラー信号形成部
である。 基准パイO−1/ト信号Pr      fl    
f2    f3    f4ヘッド切切換子H5I 器准パイロット槍号Pr             f
l   。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 走行方向に対して傾斜した各トラックに1フィールド分
    のビデオ信号と周波数がトラックごとに循環的に変化す
    るパイロット信号が記録されたテープから回転ヘッドに
    より再生されたパイロット信号に、ビデオ信号が再生さ
    れるべきトラックに対応した周波数の基準パイロット信
    号を掛け合わせることにより、上記回転ヘッドの上記テ
    ープ上における走査軌跡のビデオ信号が再生されるべき
    トラックに対するずれを示すトラッキングエラー信号を
    得るトラッキングエラー信号形成部と、上記テープ上の
    同一トラックから1フィールド分のビデオ信号を繰り返
    し再生するスチル再生モードから、上記テープ上の一つ
    おいた同一トラックから1フィールド分のビデオ信号を
    繰り返し再生するスチル再生モードに移行すべく、テー
    プ駆動用キャプスタンモータを駆動して上記テープを移
    送するモータ駆動部と、 上記テープ移送後のスチル再生時において上記回転ヘッ
    ドの上記テープ上における走査軌跡のビデオ信号が再生
    されるべきトラックに対するずれがフィールド中央で零
    になるように、上記テープ移送前のスチル再生時におけ
    る上記トラッキングエラー信号のフィールド中央におけ
    る部分にもとづいて上記テープ移送時における上記キャ
    プスタンモータの駆動を制御する制御部と を備えたビデオ信号スロー再生装置。
JP61134679A 1986-06-10 1986-06-10 ビデオ信号スロ−再生装置 Expired - Lifetime JPH07108026B2 (ja)

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