JPS62287242A - レジスト組成物 - Google Patents

レジスト組成物

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JPS62287242A
JPS62287242A JP13006486A JP13006486A JPS62287242A JP S62287242 A JPS62287242 A JP S62287242A JP 13006486 A JP13006486 A JP 13006486A JP 13006486 A JP13006486 A JP 13006486A JP S62287242 A JPS62287242 A JP S62287242A
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JP
Japan
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nitrocellulose
formula
resist
group
hydrogen
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Pending
Application number
JP13006486A
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English (en)
Inventor
Haruyori Tanaka
啓順 田中
Saburo Imamura
三郎 今村
Masao Morita
雅夫 森田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/72Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レジスト組成物、さらに詳細にはLSI等の
半導体デバイス作製プロセスにおいて使用するレジスト
パターンの形成材料に関する。
〔従来の技術〕 LSIの高集積化にともない従来の単層レジストでは解
像限界が明らかになり、レジストを単層ではなく多層化
することにより、膜厚が厚くしかも!l[5IIIな高
形状比パターンを形成する方法が提案されている。すな
わち、第1層目に有機高分子の厚膜を形成し、その上の
第2層に薄膜のレジスト材料層を形成したのち、第2の
レジスト材料に高エネルギ線を照射し、現像する。得ら
れるパターンをマスクとして第1の有機高分子を酸素プ
ラズマエツチング(02RIE)で異方エツチングする
ことにより高形状比のパターンを得ようとするものであ
る(リン、ソリッドステートテクノロジー 第24巻 
第37ページ(1981)参照)。
この場合、第2のレジスト材料は02RrE耐性が高く
なければならないので、シリコン含有ポリマを用いるこ
とが提案されている。たとえば、パンパロンはシリル化
ポリオレフィンスルフォンを報告している(アメリカン
ケミカルソサイアティ シカゴミイティング予稿532
5ページ(1985)参照)。また、ボウデンらはポリ
トリメチルシリルブテニルスルフォンを報告している(
ソサイアティ オブ フォト−オプチカル インストル
メンテイション エンジニアリング アブストラクト 
631−01 14ページ(1986)参照)。
しかしながら、これらのレジスト材料はシリコン含有率
が低く、またシリコンが側鎖に導入されているため、酸
素プラズマに対する耐性が十分でなく、第1層目の有機
高分子をエツチングするときのマスクにはならなかった
〔本発明の目的〕
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであリ、その
目的は高感度であり、しかも酸素プラズマ耐性の高いポ
ジ形のレジスト組成物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、上記のようなレジスト材料の現状に鑑み
て、新規なレジスト材料を開発すべく種々検討した結果
、高感度ポジ形レジストとしてニトロセルロースあるい
はケイ素化合物を含むニトロセルロースを使用し、酸素
プラズマ耐性を改善するためシロキサンポリマと混合す
ることが極めて有効であることを見いだし、本発明を完
成した。
高感度化と酸素プラズマ耐性の間には背反側があり、単
一ポリマで2つの特性を同時に満足させることは困難で
あり、ニトロセルロースあるいはケイ素化合物を含むニ
トロセルロースで高感度化をそしてシロキサンポリマで
高02RIE耐性を付与することでそれぞれ機能分担さ
せた。
本発明によるレジスト組成物は下記一般式■あるいは■ 一−−−−−−・・・−・・−・−CI )−−−一−
・−・−・−〔■〕 (以下余白) から選ばれた1種を示し同じであっても異なっていても
よい。R’、R”およびR”は、同一または異なり、水
素、アルキル基およびフェニル基よりなる群から選択し
た1種の基を示し、1.mおよびnはOまたは正の整数
を示し、l、mが同時にOになることはない。) で表されるシロキサンポリマのいずれかの群より選択さ
れた一種以上と、下記一般式■ R3R5 (式中R1−R5は水素、ハロゲン、アルキル基、芳香
族基、の中から選ばれた1種以上の基であり、互いに同
じでも異なっていてもよい。また、R6は、水素、ハロ
ゲン、水酸基の中から選ばれた1種である。また、ρは
1以上の整数を表す。
ン で示されるケイ素化合物とニトロセルロースとの反応底
生物およびニトロセルロースよりなる群より選択された
一種以上;とからなることを特徴とする。
上記シロキサンポリマはアルカリ可溶性であるのでこれ
らを用いたレジストはアルカリ現像できるという利点が
ある。
ニトロセルロースあるいはケイ素化合物を含むニトロセ
ルロース(式(II)に示されるもの)についてはどち
らの材料も使用できるが、後者の方がシロキサンポリマ
との相溶性および酸素プラズマ耐性の点で優れている。
前記一般式N)、[I[)、(I[r)のアルキル基と
しては、直鎖状のアルキル基、たとえばメチル、エチル
、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、ヘ
キサデシルの各基および分岐状アルキル基、たとえばt
−ブチル、l−メチルプロピル、2−メチルプロピル、
2−メチルブチル、ネオペンチル、1−メチルペンチル
、2−メチルペンチル、4−メチルペンチル、2−エチ
ルヘキシルの各基等があげられる。
また、式〔■〕および(III)におけるRの炭化水素
、置換炭化水素としては、たとえばメチル、エチル、ブ
チルなどの低級炭化水素を例として挙げることができる
式CII)における置換および未置換芳香族基としては
、たとえば、フェニル基、メチルフェニル基、クロロメ
チルフェニル基、などを挙げることができる。
〔作用〕
本発明によるレジストは、電子線、遠紫外線、X線など
に対し、ポジ形として機能する。すなわち、一般式Tお
よび■で表されるシロキサンポリマはアルカリ溶液に溶
解するが、それにニトロセルロースあるいは一般式■で
表されるケイ素化合物を含むニトロセルロースを添加し
たレジスト組成物はアルカリ水溶液に/8解しない。し
かし、高エネルギー線照射によりニトロセルロースある
いは一般式■で表されるケイ素化合物を含むニトロセル
ロースが分解すると照射部分はアルカリ水溶液に溶解す
るようになる。
このため、本発明によるレジスト組成物はポジ形として
作用する。ここでニトロセルロースあるいは一般式■で
表されるケイ素化合物を含むニトロセルロースはアルカ
リ水溶液に対するシロキサンポリマの熔解禁止剤として
の役割を果たす。この熔解禁止剤が少ないとその役割を
十分に果たすことができない。また逆に多い場合酸素プ
ラズマエツチング耐性が低下する。このため、添加量は
1から30重量%の間が好ましい。
本発明によるレジスト組成物を2層レジストの上層レジ
ストとして使用する場合、上層のレジストパターンを保
護マスクとして下層の有機高分子膜の酸素プラズマによ
るエツチングが行われるが、該上層レジストは酸素プラ
ズマに対する十分な耐性を有する。本発明によるレジス
ト組成物の酸素プラズマ耐性は上記添加量の範囲ではシ
ロキサンポリマによって決定され、レジストの酸素プラ
ズマによるエツチング速度は3nm/min以上である
ことがわかっている。一方、下層の有機高分子のそれは
100 nra/min以上である。
また、この発明のレジスト組成物によるパターン形成方
法においては、まず、被加工基板上に有機高分子膜を形
成する。この有機高分子膜は各種公知のホトレジストで
よく、たとえば、シブレイ(Shipley )社のA
Zシリーズ、東京応化型の0FPR,TPR,OSR,
OMRなどの各シリーズを例示することができる。この
有機高分子膜の形成は、これらを適当な溶剤に溶解させ
、得られる溶液をスピンコード法、スプレィ法などによ
り塗布することにより行われる。次いで、上記有機高分
子膜の第1層上に、本発明のレジスト組成物の膜を形成
する。これは第1層と同様にレジスト材料を適当な溶剤
に熔解させ、得られる溶液をスピンコード法、スプレィ
法などにより塗布することにより行われる。
得られた2層レジストは次ぎにパターン形成工程に付さ
れるが、その第1段階として、まず第2層すなわち上層
のレジスト組成物の膜にパターン形成処理を行う。必要
に応じてマスク合わせを行い、このマスクを通して高エ
ネルギー線を照射することにより、照射部分のレジスト
組成物をアルカリ水溶液に可溶とし、アルカリ水溶液で
現像してパターンを形成する。
次いで、第2段階として有機高分子膜のエツチングを行
うが、この操作は上記のレジスト組成物の膜のパターン
をマスクとして酸素プラズマエツチングにより実施し、
アスペクト比の高い微細なパターンを形成する。この酸
素プラズマエツチングによる有機高分子膜のエツチング
は、従来のホトエツチング操作による基板のエツチング
加工の終了後に行われるレジスト膜の剥離の際に利用さ
れるプラズマアッシングとまったく同一の技術である。
この操作は、たとえば円筒形プラズマエ。
チング装置、平行平板形プラズマエツチング装置により
反応性ガス、すなわちエツチングガスとして酸素を使用
して実施することができる。
さらに、このレジストパターンをマスクとして基板の加
工が行われるが、加工法としてはスパッタエツチング、
ガスプラズマエツチング、イオンビームエツチングなど
のドライエツチング法を利用することができる。
本発明のレジスト膜を含む2層膜レジスト法によるエツ
チング処理は、レジス1−1mの剥離操作によって完了
する。このレジスト膜の剥離は単に第1層の有機高分子
材料の熔解処理によって実施することができる。この有
機高分子材料は任意のホトレジストであり、かつ上記ホ
トエツチング操作においてなんら変質(硬化等)されて
いないので、各公知のホトレジスト自体の有機溶媒を使
用することができる。あるいは、プラズマアッシングな
どの処理により、溶媒を使用することなく剥離すること
も可能である。
本発明の一般式■で表されるシロキサンポリマの製造法
としては環状フェニルシロキサンなどを重合させて得ら
れるポリフェニルシロキサンを変性することにより得ら
れる。また、本発明の一般式■で表されるシロキサンポ
リマの製造法としてはフェニルトリクロロシアンを加水
分解・縮重合して得られるフェニルシルセスキオキサン
を変性することにより得られる。
(以下余白) 〔実施例〕 以下、実施例ならびに製造例によって本発明をさらに具
体的に説明するが、本発明の範囲はこれら実施例により
何等制限されない。
製造例1 かきまぜき、温度計、滴下ロートを付けた300m1の
フラスコに無水塩化アルミニウム15g、塩化アセチル
50m1をとり攪拌する。次ぎに分子[7800のポリ
フェニルシルセスキオキサン5gを塩化アセチル50+
n lに溶かした溶液を徐々に滴下する。温度を25°
Cに保ち反応を進める。反応の進行とともに塩化水素が
発生する。3時間反応後冷却して内容物を塩酸を含む氷
水中に注ぐ。よくかき混ぜて塩化アルミニウムを分解し
て、氷水が酸性であることを確かめてから沈澱したポリ
マを濾過する。水でよく洗い、最後に真空乾燥器で乾燥
する。得られたポリマの分子量は7900であった。赤
外吸収スペクトルでは1670cm −’にカルボニル
基の吸収がみられアセチル化されたことが確認された。
このときのアセチル化率はNMRから60%であった。
製造例2 かきまぜき、温度針、滴下ロートを付けた300m1の
フラスコに無水塩化アルミニウム15g、塩化アセチル
50m1をとり攪拌する。次ぎに分子量2500のポリ
フェニルシロキサン5gを塩化アセチル50m lに熔
かした溶液を徐々に滴下する。温度を25°Cに保ち反
応を進める。反応の進行とともに塩化水素が発生する。
3時間反応後冷却して内容物を塩酸を含む氷水中に注ぐ
。よくかき混ぜて塩化アルミニウムを分解して、氷水が
酸性であることを確かめてから沈澱したポリマを濾過す
る。水でよく洗い、最後に真空乾燥器で乾燥する。得ら
れたポリマの分子量は25000であった。赤外吸収ス
ペクトルでは1670cm −’にカルボニル基の吸収
がみられアセチル化されたことがfligIQされた。
このときのアセチル化率はNMRから52%であった。
製造例3 かきまぜき、温度計、滴下ロートを付けた300m1の
フラスコに無水塩化アルミニウム15g 、 塩化アセ
チル50m lをとり攪拌する。次ぎにジフェニルシラ
ンジオール5gを塩化アセチル50m1に熔かした溶液
を徐々に滴下する。温度を25℃に保ち反応を進める。
反応の進行とともに塩化水素が発生する。
3時間反応後冷却して内容物を塩酸を含む氷水中に注ぐ
。よくかき混ぜて塩化アルミニウムを分解して、氷水が
酸性であることを確かめてから沈澱したポリマを濾過す
る。水でよく洗い、最後に真空乾燥器で乾燥する。得ら
れたポリマの分子量は15000であった。赤外吸収ス
ペクトルでは1670cm−1にカルボニル基の吸収が
みられアセチル化されたことが確認された。このときの
アセチル化率はNMRから42%であった。
製造例4 製造例1で得たアセチル化ポリシルセスキオキサン6g
を10%の次亜塩素酸ソーダの水溶液100m lに加
え、12時間還流する。得られた透明な液に塩酸を加え
ることにより酸性にすると沈澱を生ずる。
濾過して白色固体を得た。赤外吸収スペクトルでは16
70cm −1にカルボニル基の吸収が消滅し1700
cm −”にカルボキシル基の吸収がみられ カルボキ
シル化されたことが認められた。
製造例5 製造例2で得たアセチル化ポリシルセスキオキサン6g
を10%の次亜塩素ソーダの水溶液100m1に加え、
12時間還流する。以下、製造例4と同様にしてカルボ
キシル化を行った。
製造例6 製造例1で得たアセチル化ポリシルセスキオキサン5g
をテトラヒドロフラン100m1に溶かし、これに3g
のLiAltl 4を加え、還流する。反応後5%の塩
酸を含む氷水中に注ぎ込み白色固体を得た。
赤外吸収スペクトルでは1670cm’にカルボニル基
の吸収が消滅し3100〜3400cm’に水酸基の吸
収がみられ、ヒドロキシ化されたことが認められた。
製造例7 製造例2で得たアセチル化ポリシロキサン5gをテトラ
ヒドロフラン100m1 に溶かし、これに3gのLi
AIH4を加え、還流する。以下製造例4と同様にして
ヒドロキシル化を行った。
製造例8 ニトロセルロース(ダイセル製、R3I、l化度−1)
,5%、20%溶液における粘度=5SEC) 5gを
シクロへキサノン100m1 に溶解し、トリメチルシ
リルクロライド5ml を滴下した。室温で10時間攪
拌後、シクロヘキサンに溶液を注ぎ、白色のポリマを得
た。元素分析によるケイ素含有量は、9.8%であった
製造例9 ニトロセルロース(ダイセル製、R3■、硝化度=10
.84%、20%溶液における粘度=5SEC) 5g
をシクロへキサノン100m1 に溶解し、末端が水酸
基のポリジメチルシロキサン(ペトソーク0システム製
 PS340)5gを加える。次ぎに、ナトリウムメト
キシドの28%メタノール溶液を1ml添加し、室温で
10時間反応させた。その後シクロヘキサンに溶液を注
ぎ、白色のポリマを得た。元素分析によるケイ素含有量
は、1).5%であった。
製造例10〜12 ニトロセルロース(ダイセル製、R3I、l化度=1)
.70%、20%溶液における粘度=5SEC)  (
製3fifflJ10) 、ニトロセルロース(硝化度
=12.VO%)(製造例1))、ニトロセルロース(
硝化度=13.80%) (製造例12)をそれぞれ5
gシクロヘキサノン100m1に溶解し、末端が水酸基
のポリジメチルシロキサン(べ1−ソーダ システムI
!lIPS340)5gを加える。次ぎに、ナトリウム
メトキシドの28%メタノール溶液を1ml添加し、室
温で10時間反応させた。その後シクロヘキサンに溶液
を注ぎ、白色のポリマを得た。
実施例1〜7 製造例1〜7により得られたシロキサンポリマ゛1gと
ニトロセルロース(ダイセル製、R3I、硝化度=1)
.5%、20%溶液における粘度=5SEC) 0゜1
gをメチルイソブチルケトン15m1に溶解し、シリコ
ンウェハに約0.2μmの厚さで塗布し、100℃で3
0分間窒素気流中でプリベークした。電子線(加速電圧
20kV)を用いて露光した。露光部分のニトロセルロ
ースが分解してアルカリに可溶となりポジ形の0.2 
μmライン/スペースのパターンが形成できた。現像に
はテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液(2%
)を用いた。このとき、パターンのできる最少露光量を
表1に示す。さらに、平行平板形反応性イオンエツチン
グ装置で、酸素ガスを工、チャントガスとして使用して
、エツチングを行った。(印加パワー501)i、エツ
チング室内圧10mTorr )この条件では該レジス
ト組成物のエツチング速度はいづれも3nm /分以下
であり、またAZレジスト (シブレイ社)のエツチン
グ速度は100 nm7分であった。
第1表 実施例8〜13 実施例1のレジスト組成物を用いて同様にシリコンウェ
ハに約0.2μmの厚さで塗布し、100 ’Cで30
分間窒素気流中でプリベークした。次ぎに、このウェハ
にマスクを重ね、LUMON I CS製のエキシマレ
ーザ−装置でArF  (波長193nm)(実施例8
)、KrF(波長248nm)(実施例9)、XeCl
 (波長303nm)(実施例10)を用いて露光した
ところ(1パルス当たり200mJ /cm) 、いづ
れの場合も1パルスで露光部分の高分子が分解してポジ
形の0.5μmライン/スペースのパターンが形成でき
た。次ぎに、このウェハにSOR光(実施例1))、プ
ラズマX線(実施例12)、イオンビーム(実施例13
)を用いて露光し、0.5μmライン/スペースのパタ
ーンが形成できた。
このとき、パターンのできる最少露光量を第2表に示す
第2表 実施例14〜18 製造例1で得られたシロキサンポリマ1gに製造例8〜
12で得られたシリコン化合物含有ニトロセルロース0
.1gを加えたレジスト組成物を実施例1と同様の方法
によってパターンを形成した。0゜2μmライン/スペ
ースのパターンが形成できたが、実施例1と比較してバ
クーン端面のスムース性が優れてCまた。この理由はシ
リコン化合物含有ニトロセルロースの方がシロキサンポ
リマとの相溶性に優れている為と推察される。パターン
の形成できる最少露光量を第3表に示す。
第3表 実施例19 シリコンウェハにAZ1350レジスト(シブレイ社)
を2μmの厚さに塗布し、200℃で30分間プリベー
クした。このAZレジスト上に製造例1で得られたシロ
キサンポリマ1gと製造例9のシリコン化合物含有ニト
ロセルロースからなるレジスト組成物を実施例1と同様
の操作で約0.2μmの厚さに塗布し、100℃で30
分間プリベークした。ブリヘーク後電子線装置で露光し
た。その結果、AZレジスト上に0.2μmのライン&
スペースパターンが形成できた。その後、酸素ガスをエ
ッチャントとして平行平板形反応性イオンエツチングを
行った。25分のエツチングにより、パターンに覆われ
ていない部分のAZレジストは完全に消失し、0.2 
μmライン&スペースで厚さが2.1 μmのパターン
が形成できた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によるポリシロキサンポリマ
とニトロセルロースあるいはケイ素含有ニトロセルロー
スとからなるレジスト組成物は、電子線、X線、遠紫外
線に対してポジ形の感エネルギー線特性を示し、しかも
アルカリ水溶液で現像できるため膨潤が生ずることなく
パターンが形成できる。このため、微細なパターン形成
が可能である。
また、シロキサンポリマを含有するため酸素エツチング
耐性が高く、したがって下層に厚い有機ポリマを有する
2層レジストの上層レジストとして使用できる。2層レ
ジストとして使用した場合、膜厚は薄くてよいので、解
像性があがる。また、段差を有する基板上に著しく形状
比の高いサブミクロンパターンを形成することもできる
以上のことは半導体素子等の製造において、極めて大き
な効果をもたらすものと期待することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中Xは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼〔Rは炭化水素あるいは置
    換炭化水素を示す。〕、カルボキシル基の中から選ばれ
    た1種を示し同じであっても異なっていてもよい。R′
    、R″およびR″′は、同一または異なり、水素、アル
    キル基およびフェニル基よりなる群から選択した1種の
    基を示し、l、mおよびnは0または正の整数を示し、
    l、mが同時に0になることはない。) で表されるシロキサンポリマの一種以上;と下記一般式
    II ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中R_1〜R_5は水素、ハロゲン、アルキル基、
    芳香族基、の中から選ばれた1種以上の基であり、互い
    に同じでも異なっていてもよい。また、R_6は、水素
    、ハロゲン、水酸基の中から選ばれた1種である。また
    、ρは1以上の整数を表す。)で示されるケイ素化合物
    とニトロセルロースとの反応成生物およびニトロセルロ
    ースより成る群より選択された一種以上;とからなるこ
    とを特徴とするレジスト組成物。
  2. (2)下記一般式III ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・〔III
    〕 式中Xは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼〔Rは炭化水素あるいは置換
    炭化水素を示す。〕、カルボキシル基の中から選ばれた
    1種を示し同じであっても異なっていてもよい。R′、
    R″およびR″′は、同一または異なり、水素、アルキ
    ル基およびフェニル基よりなる群から選択した1種の基
    を示し、l、mおよびnは0または正の整数を示し、l
    、mが同時に0になることはない。) で表されるシロキサンポリマの一種以上;と下記一般式
    II ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中R_1〜R_5は水素、ハロゲン、アルキル基、
    芳香族基、の中から選ばれた1種以上の基であり、互い
    に同じでも異なっていてもよい。また、R_6は、水素
    、ハロゲン、水酸基の中から選ばれた1種である。また
    、ρは1以上の整数を表す。)で示されるケイ素化合物
    とニトロセルロースとの反応成生物およびニトロセルロ
    ースよりなる群より選択された一種以上;とからなるこ
    とを特徴とするレジスト組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6391654A (ja) * 1986-10-06 1988-04-22 Hitachi Ltd 感光性樹脂組成物
JPS63231331A (ja) * 1987-03-19 1988-09-27 Hitachi Ltd パターン形成方法
US5338818A (en) * 1992-09-10 1994-08-16 International Business Machines Corporation Silicon containing positive resist for DUV lithography

Cited By (3)

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