JPS62285208A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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JPS62285208A
JPS62285208A JP12977486A JP12977486A JPS62285208A JP S62285208 A JPS62285208 A JP S62285208A JP 12977486 A JP12977486 A JP 12977486A JP 12977486 A JP12977486 A JP 12977486A JP S62285208 A JPS62285208 A JP S62285208A
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JP
Japan
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magnetic
gap
alloy thin
magnetic head
ferrite
Prior art date
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Pending
Application number
JP12977486A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Himeshima
姫島 克行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に、高抗磁力を有する媒体に対し記録及び
再生が行えるビデオテープレコーダ(以下、VTRと称
する)等の磁気記録再生装置に用いられる磁気ヘッドに
関するものである。
〔従来技術〕
従来、家庭用VTRに用いられるVH3方式、或いはベ
ータ方式等における酸化鉄テープに対応するヘッドは、
フェライトを材料として、第4図及び第5図に示す構造
を成しているのが通例である。この磁気ヘッドは、巻線
溝6及び内部巻線溝7が形成されたフェライトコア2と
、巻線溝8が形成されたフェライトコア3とが突き合わ
されて、ガラスボンディング部5・5にて接合され、所
定のギャップ1がフェライトコア2・3の磁気テープ摺
動面部4に形成されたものである。このような磁気ヘッ
ドが用いられる理由は、フェライト材が耐摩耗性に優れ
、高周波域(MHz帯)での透磁率が高く、加工性が良
いことなどにある。また、8ミリVTR等の高抗磁力テ
ープに対応するへ・ノドには、センダスト等の合金が用
いられる。そして、一般に、ヘッドコアが磁気飽和する
ことなく、磁性媒体を磁化するには、 コアI3s  ≧ 5×(媒体Hc)・・・ ■の関係
式が成立しなければならない。
ここで、BSはヘッドコアの飽和磁束密度、HCは保磁
力である。8ミリVTR等で用いられるメタルテープは
、Hc=14500eである。フエライトはBs=48
00Gであり、センダスト材はBs=11000Gであ
る。センダスト材は、上記0式を満足しているが、フェ
ライトは上記0式を満足していない。即ち、フェライト
ヘッドでは、磁性媒体を磁化する前にヘッドコアが磁気
飽和してしまい、十分な記録ができない。センダスト等
の合金ヘッドでは、透磁率がフェライトよりも小さいた
め、再生出力が十分に得られず、更にフェライトよりも
硬度が小さいため摩耗が早いという問題がある。
上記のように、従来のフェライトヘッドでは、飽和磁束
密度が小さい値を有しているため、メタルテープ或いは
メタルシート等を記録媒体とした8ミリVTR、ビデオ
フロッピディスク、或いはディジタルオーディオチーブ
(以下、DATと称す)等の装置に用いられる高抗磁力
テープへの記録は十分に行えない。これとは逆に、高飽
和磁束密度を有する従来の合金ヘッドでは、透磁率がフ
ェライトよりも小さいため、再生出力を十分に得ること
ができない。そこで、第6図及び第7図に示すように、
フェライトと、合金ヘッドに用いら、れる材料のセンダ
スト等との両方の特性を活かすために、従来のフェライ
トヘッドのギャップにおける対向面の両面に合金薄膜9
・9を形成し、その後、所定の幅のギャップ1を形成し
て、合金の薄膜を対向させた所謂メタル・イン・ギャッ
プ・ヘッド(以下、MIGへ・ノドと称す)が提案され
ている。このMIGヘッドならば、高抗磁力テープに記
録する場合、コアに流れる磁束が合金薄膜9・9のギャ
ップ1近傍に集中し、合金薄膜9・9は磁気飽和しない
ため、テープを磁化させることができる。再生する場合
には、高透磁率を有するフェライトの特性が再生出力に
寄与する。そして、このMIGヘッドは、合金薄膜9・
9が形成されているため、合金ヘッドより透磁率が高く
なっているのは勿論のこと、フェライトヘッドよりもi
ll率を大きくすることも可能である。
しかしながら、フェライトコア2・3と合金薄膜9・9
との1iiff率を完全に一敗させるのは困難であり、
透磁率の変化がギャップ1近傍にて太きく生ずる。さら
に、第7図に示すように、摺動面部4において、ギャッ
プlが作用するギヤツブ長GI!以外にギャップ1に対
し平行に、磁性の合金薄膜9・9が形成されているため
、フェライトコア2・3間のギャップ長Gl’も擬似ギ
ャップとして同時に作用してしまう。上記G1及びGA
’の2つの異なったギャップ長が再生時に作用すること
から、本来なら、第8図に示すように、ギャップ長GE
のみの作用による磁気ヘッドの周波数特性が得られなけ
ればならないのに、このMIGヘッドでは、ギャップ長
Gl’の作用の影響も加わって、第9図に示すようなジ
グザグ状の周波数特性となる。これにより、再生回路で
の対応が困難になるという問題を有していた。したがっ
て、従来では、記録及び再生の兼用ヘッドとして、MI
Gヘッドは用いられていないのが実情である。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点を考慮してなされたもので
あって、磁性材料と磁性合金薄膜との透磁率の差に起因
する磁性合金薄膜の擬似ギャップにおいで、記録時には
擬似ギャップからの漏れ磁束が磁気媒体を磁化させるこ
とがなく、再生時には擬似ギャップにより作用する記録
波長成分の磁束が発生しない磁気ヘッドの提供を目的と
するものである。
〔発明の構成〕
本発明に係る磁気ヘッドは、上記の目的を達成するため
に、フェライトから成る磁気ヘッドコアのギャップの対
向面の両面に磁性合金薄膜が形成された磁気ヘッドにお
いて、磁気媒体の摺動する上記磁気ヘッドコアの摺動面
部に、非磁性材料からなる被覆部が設けられているため
、上記磁性材料と磁性合金薄膜との透磁率の差に起因す
る磁性合金薄膜の擬似ギャップは存在しなくなり、fu
似ギャップの作用をなくしたことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
磁気ヘッドは、第1図及び第2図に示すように、巻線溝
16及び内部巻線溝17が形成されたフェライトコア1
2と、巻線溝18が形成されたフェライトコア13とが
突き合わされて、ガラスボンディング部15・15にて
接合され、所定のギャップ11が、フェライトコア12
・13上を非磁性材料で被覆した被覆部19の磁気テー
プ摺動面部14に形成されている。この磁気ヘッドのフ
ェライトコア12・13の突き合わせ面には、ギャップ
11の対向面の両面に磁性合金薄膜20・20が形成さ
れるように設けられている。
以下に、この磁気ヘッドの製造工程を説明する。
第3図(a)に示す素材21はフェライト材である。こ
の素材21上に、同図(b)に示すように、被覆部19
となる非磁性材層22を重層して、複合ブロック23を
形成する。この非磁性材層22は、素材21のフェライ
トと熱膨張係数が近いセラミック或いはガラス等を用い
て、ガラス溶着することによって形成される。次に、同
図(C)に示すように、複合ブロック23にトラ、り溝
加工を施して、トランク溝24・24・2′4を形成す
る。これとは別に、同図(d)に示すように、複合ブロ
ック23にトラック溝加工及び内部巻線溝加工を施・し
、トラック溝24・24・24の他に、複合ブロック2
3の側面部に内部巻線溝17を形成する。この後、同図
(e)  (f)に示すように、トランク溝加工のみを
施した複合ブロックと、トラック溝加工及び内部巻線溝
加工を施した複合ブロックとのギャップ対向面を鏡面加
工して、この鏡面加工した面に磁性合金薄膜25・25
を形成する。磁性合金薄膜25・25を形成する方法に
は、スパッタリング法、および蒸着法等がある。
そして、この磁性合金薄膜25・25の膜厚は、10μ
m以内に設定することが適当である。磁性合金薄膜25
・25が形成された上記の2種の複合ブロック23・2
3は、同図(g)に示すように、所定のギャップ11を
形成して突き合わせ、ガラスにてガラスボンディング部
26・26・26を形成して、磁気ヘッドブロック27
を作製する。この磁気ヘッドブロック27を所定の寸法
に切断し、その他の加工を施すことにより、第1図に示
した磁気ヘッドが得られる。このように、かかる磁気ヘ
ッドは、従来のフェライトヘッドとほぼ同様の加工工程
によって得られる。
上記の構成を有する磁気ヘッドは、摺動面部14に非磁
性材料からなる被覆部19が設けられているため、フェ
ライトコア12・13と、磁性合金薄膜20・20との
透磁率の差に起因する磁性合金薄膜の擬似ギャップは存
在しなくなり、擬似ギヤノブの作用はなくなる。
〔発明の効果〕 本発明の磁気ヘッドは、以上のように、フェライトから
成る磁気ヘッドコアのギャップの対向面の両面に磁性合
金薄膜が形成された磁気ヘッドにおいて、磁気媒体の摺
動する上記磁気ヘッドコアの摺動面部に、非磁性材料か
らなる被覆部が設けられた構成である。これにより、か
かる磁気ヘッドでは、フェライトと磁性合金薄膜とのi
lt率の差に起因する磁性合金薄膜の擬似ギャップは存
在しなくなり、記録時には擬似ギャップからの漏れ磁束
が磁気媒体を磁化させることはなく、再生時には擬似ギ
ャップにより作用する波長成分の磁束が発生しない。こ
の結果、かかる磁気ヘッドを用いて磁気媒体に記録する
際には、磁性合金薄膜により磁性合金ヘッドと同様の性
能を発揮し、再生する際には、フェライトヘッドと同様
の性能を発揮することができる。従って、このような磁
気ヘッドは、8ミリVTR,z子スチルカメラ、DAT
、或いは高品位VTR等に用いられる高抗磁力媒体、即
ち高密度磁気記録媒体に対応した最適なものとなる。更
に、この磁気ヘッドは、その製造工程が、フェライトヘ
ッドの製造工程とほぼ同様であるから、コスト高を招く
ことがない等の効果も併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は磁気ヘッドを示す斜視図、第2図は磁気ヘ
ッドの一部を示す平面図、第3図(a)〜(g)は磁気
ヘッドの製造工程を示す説明図、第4図乃至第9図は従
来例を示すものであって、第4図及び第6図は磁気ヘッ
ドを示す斜視図、第5図及び第7図は磁気ヘッドの一部
を示す平面図、第8図及び第9図は磁気ヘッドの周波数
特性を示すグラフである。 11はギャップ、12・13はフェライトコア、14は
摺動面部、19は被覆部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、フェライトから成る磁気ヘッドコアのギャップの対
    向面の両面に磁性合金薄膜が形成された磁気ヘッドにお
    いて、磁気媒体の摺動する上記磁気ヘッドコアの摺動面
    部に、非磁性材料からなる被覆部が設けられていること
    を特徴とする磁気ヘッド。
JP12977486A 1986-06-04 1986-06-04 磁気ヘツド Pending JPS62285208A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0366006U (ja) * 1989-10-27 1991-06-27

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53116809A (en) * 1977-03-22 1978-10-12 Hitachi Ltd Magnetic head core
JPS5817522A (ja) * 1981-07-22 1983-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘツド及びその製造法

Patent Citations (2)

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