JPS62283464A

JPS62283464A - フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ機構

Info

Publication number: JPS62283464A
Application number: JP12638986A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Takimoto; 昌彦滝本; Norio Nakamura; 中村　範雄; Masao Ishigaki; 石垣　正雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-05-31
Filing date: 1986-05-31
Publication date: 1987-12-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、リードスクリュ方式のフロッピーディスク装
置のキャリッジ機構に関する。

（従来の技術）従来、３．５インチのフロッピーディスク装置等では、
第６図に示すように、ステッピングモータ１０の回転軸
に取付けられたリードスクリュ１１により、キャリッジ
１２を駆動するリードスクリュ方式のキャリッジ線描が
ある。キャリッジ１２は、先端部に磁気ヘッド特を搭載
しており、レール１４に案内されて直線運動する必要が
ある。

リードスクリュ方式のキャリッジｉ　＋ｓでは、キャリ
ッジ１２に取付けられた直線形状のスプリングピン１３
がリードスクリュ１１の溝に接触した機構により、リー
ドスクリュ１１の回転運動が直線運動に変換してキャリ
ッジ１２に伝達される。さらに、キャリッジ機構は、リ
ードスクリュ１１の溝にはスプリングピン１３が接触し
、このスプリングピン１３とは反対方向から板バネ１５
が接触し、スプリングピン１３と板バネ１５によりリー
ドスクリュ１１を各方向から押付けるような構造を有す
る。具体的には、第７図（正面断面図）に示すように、
スプリングピン１３はリードスクリュ１１の溝の谷の部
分に接触し、板バネ１５は溝の山の部分に接触している
。

しかしながら、前記のような従来のキャリッジ機構では
、スプリングピン１３をリードスクリュ１１の溝に押付
ける際の荷重の調整が困難である。この荷重はキャリッ
ジ１２の停止位置ｗＩ度に影響を与゛えるため、正逆転
の際などにキャリッジ１２の停止位置に誤差が発生する
ことがある。また、組立て後に、スプリングピン１３が
装置に対する振動等により、リードスクリュ１１の溝か
ら外れ易い欠点がある。

（発明が解決しようとする問題点）前記のように、従来のリードスクリュ方式のキャリッジ
機構では、リードスクリュ１１に対するスプリングピン
１３の間型調整が困難なため、キャリッジ１２の停止位
置精度が悪化する問題がある。

また、スプリングピン１３がリードスクリュ１１の溝か
ら外れ易い構造上の難点もある。

本発明の目的は、リードスクリュ方式によるキャリッジ
駆動機構において、キャリッジの停止位１１Ｊ度を向上
することができ、しかも外部からの撮動等に対して構造
的に安定なフロッピーディスク装置のキャリッジ機構を
提供することにある。

［発明の構成１（問題点を解決するための手段と作用）本発明は、リー
ドスクリュ方式において、−万端がキャリッジに固定さ
れており、他方端がリードスクリュの溝の三箇所で所定
の荷重力で接触する形状からなり、リードスクリュの回
転運動を直線運動に変換してキャリッジに伝達するため
のピン部材を備えたキャリッジｉ構である。

（実施例）以下図面を参照して本発明の詳細な説明づる。第１図は
本発明の第１の実施例に係わるキャリッジ機構の部分的
構成を示す正面断面図である。

第１図に示ずように、スプリングピン２０は、ワードス
クリュ１１の溝に接触する先端部がほぼコ字形状からな
る。スプリングピン２０は、コ字形状の一方端がリード
スクリュ１１の溝の谷部に三箇所で接触し、相対する方
向から挟み込むようにリードスクリュ１１の溝に嵌合さ
れる。スプリングピン２０の他方端は、前記第６図に示
すようなキャリッジ１２の側部に固定されている。尚、
キャリッジ１２及びリードスクリュ１１の構成は、前記
第６図に示すものと同様のため、説明を省略する。

次に、第１の実施例の作用効果を説明する。第１図に示
すように、スプリングピン２０の先端部（連結嵌合部）
は、リードスクリュ１１の溝に接触する部分２Ｌ　２２
の間隔がリードスクリュ１１の谷径より多少小さい寸法
しになるように、コ字形状で形成されている。これによ
り、所定の荷重力で、スプリングピン２０の連結嵌合部
がリードスクリュ１１の溝に嵌合することになる。ここ
で、スプリングピン２０の先端部の角部２３の形状を変
形させることにより、スプリングピン２０のリードスク
リュ１１に対する荷重力を変化させることができる。こ
のため、スプリングピン２０を製造する際に、角部２３
の形状及び第１図の寸法りを設定することにより、リー
ドスクリュ１１に対する荷重力を設定することができる
。

ざらに、第２図（側面断面図）に示すように、スプリン
グピン２０がリードスクリュ１１の溝に接触した状態で
は、リードスクリュ１１のリード角度分θに相当するｆ
ｆ１Ｂだけ、スプリングピン２０がねじられる状態とな
る（第３図を参照）。このため、スプリングピン２０に
反力が発生して、リードスクリュ１１が駆動状態から停
止状態に移行した際、スプリングピン２０の連結嵌合部
が停止位置からずれるようなバックラッシュを防止する
ことができる。

したがって、リードスクリュ１１の駆動によりキャリッ
ジが移動している際、正逆転によるキレリッジの停止位
置に誤差が発生することを防止することができる。

このようにして、スプリングピン２０の連ＭＥ合部が相
対する方向から三箇所で、リードスクリュ１１の溝に嵌
合するような構造であるため、正逆転によるキャリッジ
の停止位置に誤差が発生するような事態を防止すること
ができる。また、スプリングピン２０をリードスクリュ
１１に嵌合された状態で、外部から外力が与えられた場
合でも、スプリングピン２０の先端部がリードスクリュ
１１の溝から外れるような事態を防止することができる
。ざらに、スブＪノングピン２０の単体を製造する際に
、寸法り及び角部２３の形状より、比較的簡単にリード
スクリュ１１に対する荷重力を１■ることかできる。し
たがって、スプリングピン２０、リードスクリュ１１及
びキャリッジによりキャリッジ機構を組立てた際に、そ
れ程複雄な荷重力の調整を行なうことなく、スプリング
ピン２０のリードスクリュ１１に対する荷重力を適切に
設定することができる。

第４図は本発明の第２の実施例に係わるスプリングピン
の部分的構成を示す正面断面図である。

このスプリングピン３０の先端部（連結嵌合部〉は、第
４図に示すように、例えばほぼ三角形状等の多角形状か
らなり、内接円３１がリードスクリュ１１の断面の円よ
り小さくなるように形成されている。

このスプリングピン３０の場合でも、角部３２の形状を
変形させることにより、リードスクリュ１１に対する荷
重力を変化させることができる。尚、第２の実施例の場
合でも、前記第１図に示す第１の実施例におけるスプリ
ングピン２０と同様の効果を１ｎることができるため、
説明を省略する。

第５図は本発明の第３の実施例に係わるスプリングピン
の部分的構成を示す正面断面図で必る。

このスプリングピン４０の先端部（連結嵌合部）は、第
５図に示すように、平行な２本のピン４１．４２からな
り、各ピン４１．４２がリードスクリュ１１の溝に相対
する方向から押付けるように接触する。スプリングピン
４０の他方端部は、各ピン４４．４２がそれぞれキャリ
ッジの側部に固定されている。このような構造の場合に
は、前記第１及び第２の実施例のように、スプリングピ
ンの先端部の形状を変形させることによりリードスクリ
ュ１１に対する荷重力を変化させることはできないが、
これ以外の同様の効果を得ることができる。

［発明９効果］以上詳述したように本発明によれば、リードスクリュ方
式のキャリッジ機構において、リードスクリュの溝に二
箇所で接触する構造のスプリングピンを使用することに
より、正逆転によるキャリッジの停止位置に誤差が発生
するような事態を防止することができる。また、外部か
ら外力が与えられた場合でも、スプリングピンの先端部
がり一ドスクリュの溝から外れるような事態を防止する
ことができる。さらに、スプリングピンの単体を製造す
る際に、比較的簡単にリードスクリュに対する荷重力を
ｖ４整することができる。

したがって、キャリッジを駆動した際、停止位置精度を
向上することができ、また外部からの振動等に対して安
定なＭ４造を得ることができる。さらに、比較的簡単に
リードスクリュに対する荷重力を調整できるため、結果
的にキャリッジ機構の組立て工程を簡単化することがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例に係わるスプリングピン
の構成を示す正面断面図、第２図は第１の実施例の作用
効果を説明するための側面断面図、第３図は第１の実施
例の作用効果を説明するための斜視図、第４図は本発明
の第２の実ｆ！例に係わるスプリングピンの構成を示す
正面断面図、第５図は本発明の第３の実施例に係わるス
プリングピンの構成を示す正面断面図、第６図は従来の
キャリッジ機構の構成を示す斜ン児図、第７図は従来の
キャリッジ機構における正面断面図である。１１・・・リードスクリュ、１２・・・キャリッジ、１
３．２０゜３０、４０・・・スプリングピン。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第２図　　　　
第３図第４図　　　　第５図］５第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）リードスクリュの回転運動を直線運動に変換して
、磁気ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するフロッピ
ーディスク装置のキャリッジ機構において、一方端が前記キャリッジに固定されており他方端が前記
リードスクリュの溝の二箇所で所定の荷重力で接触する
形状からなり、リードスクリュの回転運動を直線運動に
変換して前記キャリッジに伝達するためのピン部材を具
備したことを特徴とするフロッピーディスク装置のキャ
リッジ機構。
（２）前記ピン部材の前記他方端の形状がほぼコ字形で
あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のフロ
ッピーディスク装置のキャリッジ機構。
（３）前記ピン部材の前記他方端の形状が多角形である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のフロッピ
ーディスク装置のキャリッジ機構。