JPH063214B2 - 回転伝達装置 - Google Patents

回転伝達装置

Info

Publication number
JPH063214B2
JPH063214B2 JP60183567A JP18356785A JPH063214B2 JP H063214 B2 JPH063214 B2 JP H063214B2 JP 60183567 A JP60183567 A JP 60183567A JP 18356785 A JP18356785 A JP 18356785A JP H063214 B2 JPH063214 B2 JP H063214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
groove
rotary shaft
rotary
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60183567A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6246022A (ja
Inventor
勝彦 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP60183567A priority Critical patent/JPH063214B2/ja
Publication of JPS6246022A publication Critical patent/JPS6246022A/ja
Publication of JPH063214B2 publication Critical patent/JPH063214B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、回転伝達装置に関する。
従来の技術 従来、第8図及び第9図に示すように、モータ20を駆
動源として回転する回転軸21と、プーリ等の回転体2
2とを連結する手段として、回転軸21に螺子孔23と
平坦部24とを形成し、回転体22に挿入孔25と平坦
部26とを形成し、回転軸21を挿入孔25に挿入して
平坦部24,26により回転方向の動きを止め、螺子孔
23に螺合した螺子27により回転体22の軸方向の動
きを固定するようにしたものが存する。
発明が解決しようとする問題点 しかし、平坦部24,26にはどうしてもクリアランス
が生じるため、回転方向の遊びが生じる。したがって、
回転軸21を一方向へ一定角度回転し続いて他方向へ一
定角度回転した場合、回転体22の回転方向の静止位置
が狂うことになる。例えば、プリンタの場合であれば、
正逆回転するモータを駆動源として印字ヘッドを保持す
るキャリアを往復動作させたり、プラテンを正逆回転さ
せたりすることがあるが、上述のように回転伝達経路に
回転方向の遊びがあると、キャリアやプラテンの静止位
置が狂い、機能上種々の問題が生じる。例えば、キャリ
アを一方向へ移動して印字し、誤字を消去する場合は、
キャリアを多方向へ余分に戻してから再び一方向へ移動
させない限り、正確な位置にキャリアを位置させること
ができない。回転軸と回転体とを圧入する手段も存する
が、組立分解作業が極めて困難で、軸方向の位置決め精
度が狂い易い。
この発明はこのような点に鑑みなされたもので、回転伝
達経路中の回転方向及び軸方向の遊びを防止するととも
に軸方向の位置決めを正確にし、しかも、組立分解の作
業性を向上しうる回転伝達装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 駆動部に連結された回転軸にその軸心と直交して前記回
転軸の両側から突出する弾性的に湾曲する軸状物を設
け、前記回転軸が挿入される挿入孔と端面に開口して前
記軸状物が落し込まれる溝とが形成された回転体を設
け、前記溝の幅寸法を前記挿入孔の縁の近傍においては
前記軸状物の径と同等以上の寸法に設定し前記挿入孔か
ら離反する端部においては傾斜した突部により前記軸状
物が前記溝の底から浮く幅狭の寸法に設定し、前記軸状
物を湾曲させて前記回転体を挟持するストッパを前記回
転軸の先端に螺合した。
作用 したがって、回転軸に対する回転体の軸方向の位置決め
及び固定は、回転軸の先端に螺合されるストッパにより
軸状物を湾曲させて行なうため、回転体の軸方向の位置
はストッパにより正確に決められ、回転体の回転方向の
固定は、湾曲した軸状物が溝内に形成された傾斜した突
部に弾発的に当接することにより遊びのない状態で行な
われ、これにより、回転軸に対する回転体の軸方向の位
置決めと固定とを確実に行なうことができ、回転体の着
脱作業も極めて容易なものである。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説
明する。1は回転軸で、この回転軸1は駆動部である正
逆回転自在のモータ2に直結されている。回転軸1の先
端には螺子孔3が形成され、基部には弾性的に湾曲する
軸状物であるスプリングピン4が圧入されている。回転
体であるプーリ5には、回転軸1を挿入する挿入孔6と
端面に開口する溝7とが形成されている。この溝7は奥
に向かうに従い次第に幅が狭くなるように断面が台形の
形状をしているが、溝7の底部の幅寸法は、挿入孔6の
縁の近傍においてはスプリングピン4と同等以上の寸法
に設定され、先端部においては溝7の内側面に傾斜した
突部8を形成することによりスプリングピン4が溝7の
底部から多少浮く幅狭の寸法に設定されている。
そして、回転軸1は挿入孔6に嵌合され、スプリングピ
ン4は溝7に嵌合され、ストッパである螺子9が螺子孔
3に螺合されている。
このような構成において、螺子9を締め込むと回転軸1
とプーリ5との嵌合深さが増す。この時、スプリングピ
ン4の中央部は溝7の底部に当接して螺子9とともにプ
ーリ5を軸方向から挟持する。したがって、回転軸1に
対するプーリ5の軸方向の遊びが無くなり軸方向の位置
決めも正確になる。スプリングピン4の先端部は突部8
に当接して湾曲し溝7の内側面に挟持される。したがっ
て、回転軸1とプーリ4との回転方向の遊びは全く無
い。
なお、このような回転伝達装置の使用形態は、例えば、
プーリ5の外周にワイヤ10を巻回し、このワイヤ10
を、図示しないが一旦両外側に配置したプーリに巻回し
て内方に方向変換し、続いて印字ヘッドが搭載されたキ
ャリアに固定する。
したがって、モータ2を正逆何れかの方向に回転させて
キャリアを往復動させるが、モータ2の回転方向が代わ
ってもモータ2の回転角が一定ならキャリアを定位置に
位置させることができる。
また、この発明は第7図に示すように、用途に応じてギ
ヤ12を有する回転体11、又は図示しないが作動体に
動力を伝達する他の回転体にも適用される。
発明の効果 この発明は上述のように、駆動部に連結された回転軸に
その軸心と直交して前記回転軸の両側から突出する弾性
的に湾曲する軸状物を設け、前記回転軸が挿入される挿
入孔と端面に開口して前記軸状物が落し込まれる溝とが
形成された回転体を設け、前記溝の幅寸法を前記挿入孔
の縁の近傍においては前記軸状物の径と同等以上の寸法
に設定し前記挿入孔から離反する端部においては傾斜し
た突部により前記軸状物が前記溝の底から浮く幅狭の寸
法に設定し、前記軸状物を湾曲させて前記回転体を挟持
するストッパを前記回転軸の先端に螺合したので、回転
軸に対する回転体の軸方向の位置決め及び固定は、回転
軸の先端に螺合されるストッパにより軸状物を湾曲させ
て行なうため、回転体の軸方向の位置はストッパにより
正確に決められ、回転体の回転方向の固定は、湾曲した
軸状物が溝内に形成された傾斜した突部に弾発的に当接
することにより遊びのない状態で行なわれ、これによ
り、回転軸に対する回転体の軸方向の位置決めと固定と
を確実に行なうことができ、回転体の着脱作業も極めて
容易である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の一実施例を示すもの
で、第1図は要部を拡大した分解斜視図、第2図は回転
軸と回転体との連結前の状態を示す断面図、第3図は回
転軸と回転体とを連結した状態を示す断面図、第4図は
第3図におけるA−A線部の水平断面図、第5図は第4
図におけるB−B線部の拡大した断面図、第6図は第4
図におけるC−C線部の拡大した断面図、第7図は変形
例を示す断面図、第8図及び第9図は従来例を示すもの
で、第8図は回転軸と回転体との連結前の状態を示す断
面図、第9図は回転軸と回転体とを連結した状態を示す
断面図である。 1…回転軸、2…モータ(駆動部)、4…スプリングピ
ン(軸状物)、5…プーリ(回転体)、6…挿入孔、7
…溝、9…螺子(ストッパ)、11…回転体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動部に連結された回転軸にその軸心と直
    交して前記回転軸の両側から突出する弾性的に湾曲する
    軸状物を設け、前記回転軸が挿入される挿入孔と端面に
    開口して前記軸状物が落し込まれる溝とが形成された回
    転体を設け、前記溝の幅寸法を前記挿入孔の縁の近傍に
    おいては前記軸状物の径と同等以上の寸法に設定し前記
    挿入孔から離反する端部においては傾斜した突部により
    前記軸状物が前記溝の底から浮く幅狭の寸法に設定し、
    前記軸状物を湾曲させて前記回転体を挟持するストッパ
    を前記回転軸の先端に螺合したことを特徴とする回転伝
    達装置。
JP60183567A 1985-08-21 1985-08-21 回転伝達装置 Expired - Lifetime JPH063214B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60183567A JPH063214B2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21 回転伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60183567A JPH063214B2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21 回転伝達装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6246022A JPS6246022A (ja) 1987-02-27
JPH063214B2 true JPH063214B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=16138062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60183567A Expired - Lifetime JPH063214B2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21 回転伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063214B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346054U (ja) * 1989-09-12 1991-04-26
US5044214A (en) * 1989-12-11 1991-09-03 Barber Jr John S Toroidal transmission with split torque and equalization planetary drive
JP3608295B2 (ja) * 1996-06-11 2005-01-05 株式会社デンソー モータシャフトのギア取付方法及びギア取付用治具
JP4604157B2 (ja) * 2004-01-26 2010-12-22 旭精工株式会社 円板体の放出装置
JP6269584B2 (ja) * 2015-06-12 2018-01-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート折り装置、画像形成装置およびギア連結機構

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529157Y1 (ja) * 1967-04-06 1970-11-10
JPS5120025Y2 (ja) * 1971-04-30 1976-05-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6246022A (ja) 1987-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11266568A (ja) モータ
JP3429202B2 (ja) パネル状部品の固定用クリップ
KR100563497B1 (ko) 미러 구동 장치
JPH063214B2 (ja) 回転伝達装置
JPH0529774Y2 (ja)
JP4523783B2 (ja) モータ保持装置
KR900005603Y1 (ko) 디스크 지지장치
US4667524A (en) Carriage driving machanism
KR102432926B1 (ko) 엔코더 모터
JPH0728622Y2 (ja) ヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータ
JPH0756591Y2 (ja) モータ
JPH07284251A (ja) モータの回転角度検出用センサの位置調整装置
JP2532337Y2 (ja) 回転体の取付構造
JPH0230807B2 (ja) Kuitsukuchenjitsuuru
US4651247A (en) Carriage moving mechanism for recording and reproducing device
JPH073373Y2 (ja) ピント調整機構
JPH0745095Y2 (ja) 画像形成ドラム
JPH021743Y2 (ja)
JPS62283464A (ja) フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ機構
JP4460048B2 (ja) 磁気式エンコーダ
JPS634306Y2 (ja)
JPH0229583Y2 (ja)
JP2506997Y2 (ja) フロッピ―ディスクドライブ装置
JPH0237171Y2 (ja)
JP2514572Y2 (ja) 磁気式ロータリエンコーダ