JPH07284251A - モータの回転角度検出用センサの位置調整装置 - Google Patents

モータの回転角度検出用センサの位置調整装置

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JPH07284251A
JPH07284251A JP6090592A JP9059294A JPH07284251A JP H07284251 A JPH07284251 A JP H07284251A JP 6090592 A JP6090592 A JP 6090592A JP 9059294 A JP9059294 A JP 9059294A JP H07284251 A JPH07284251 A JP H07284251A
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JP
Japan
Prior art keywords
bracket
motor
rotation angle
sensor
long hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP6090592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Furukawa
信悟 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP6090592A priority Critical patent/JPH07284251A/ja
Publication of JPH07284251A publication Critical patent/JPH07284251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサの位置調整を正確、かつ、容易に行う
ことができる回転角度検出用センサの位置調整装置を提
供する。 【構成】 モータの回転軸3に固着された円板5に形成
されているスリットを検出する回転角度センサ7をブラ
ケット6に固着し、ブラケット6に固定ねじ挿通用の円
弧状の長孔13を形成すると共に、その長孔の両側に円
板5と共通する中心を有する円弧状の長孔14,15を
形成し、かつ、ブラケット6に調整具の先端と係合する
係合部16を形成し、モータ取付基板1に設けた位置決
め用突起を長孔14,15に嵌合し、横長孔13に挿通
した固定ねじ9Aをモータ取付基板1にねじ込み、取付
基板に係合部16に先端を係合した前記調整具を揺動自
在に支持する突起19,20を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転軸に固着
された円板に形成されているスリットを検出する回転角
度検出用センサの位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの回転軸を所定角度まで回転して
停止し、その回転軸に取付けられている部材に対して何
らかの動作をし、あるいは、部材に何らかの動作をさせ
るためには、その回転角度又は停止位置を正確にする目
的で、円周方向の所定角度ごとに形成されたスリットを
有する円板をモータの回転軸に取付けると共に、そのス
リットを検出するための透過型又は反射型のセンサが、
モータ取付基板側に取付けられる。
【0003】一般的に、このようなモータの回転角度検
出用センサは、モータの相励磁タイミングに対して所定
のタイミングでスリットを検出するように、その取付位
置を調整する必要がある。
【0004】図3は、従来の回転角度検出用センサの位
置調整装置を示す。図3において、1はモータ取付基
板、2はそのモータ取付基板に取付けられたモータであ
り、回転軸3に活字輪4が取付けられている。また、回
転軸3には、円周方向に活字輪の各活字に対応する所定
の角度をもって複数個のスリット5sが形成されている
円板5がその中心において固着されている。
【0005】また、モータ取付基板1には、ブラケット
6が、後述する構造により位置調整可能に取付けられて
いて、そのブラケット6に、回転角度検出用センサ7が
前記円板5の外周に対向するように取り付けられてい
る。図示の例のセンサ7は、円板5の外周部分の互いに
反対側に配置された発光素子と受光素子とからなる透過
型センサであるが、反射型センサである場合も、位置調
整要領は、同一である。
【0006】すなわち、ブラケット6の下部の一方側に
横長孔8が設けられており、その横長孔に固定ねじ9が
貫通され、モータ取付基板1にねじ込まれている。ま
た、ブラケット6の下部の他方側には、偏心カラー10
がブラケット6に回転自在に貫通して取付けられ、その
偏心カラー10に貫通された釘又はねじなどの固定軸1
1がモータ取付基板1に固着されている。偏心カラー1
0は、ブラケット6の表面から僅かに突出されて、その
突出部分の表面にマイナス又はプラス字形の溝12が形
成されており、その溝12に先端を嵌合させたドライバ
により回転されることができる。
【0007】こうして、固定ねじ9を緩め、偏心カラー
10の溝12にドライバの先端を嵌合して、図5に示す
ように、偏心カラー10を時計方向又は反時計方向に回
転すると、ブラケット6が図5の例では、左側部分は水
平方向に、右側部分は水平方向及び垂直方向、すなわ
ち、固定軸11を中心とする円運動によりそれぞれ微量
ずつ移動した後、固定ねじ9を完全に締めることによ
り、ブラケット6に取付けられているセンサ7の円板5
のスリット5Sに対する位置を微調整することができる
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スリッ
ト5Sは、円板5の円周方向に所定間隔をもって形成さ
れているのに対して、ブラケット6は、前記円板5の円
周とは無関係に、上記のように左側部分は水平方向移
動、右側部分は円運動をするので、センサ7もほぼその
円運動に沿って移動するから、ブラケット6を介してセ
ンサ7を垂直又は水平に移動させると、検出誤差が生じ
易いという問題点があった。また、調整の際に、位置調
整後の偏心カラー10を固定しながら、固定ねじ9を固
定する必要があり、作業が面倒であるという問題があっ
た。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、センサの位置調整を正確、かつ、容易に行うこ
とができる回転角度検出用センサの位置調整装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、モータの回転軸に固着された円板に形成
されているスリットを検出するセンサをブラケットに固
着し、前記ブラケットに横長孔を形成すると共に、その
横長孔の両側に、前記円板と中心を共通する円弧状の長
孔を形成し、かつ、前記ブラケットに調整具の先端と係
合する係合部を形成し、前記モータの取付基板に突設し
た位置決め用突起を前記円弧状の長孔に嵌合し、前記横
長孔に挿通した固定ねじを前記モータの取付基板にねじ
込み、前記取付基板に前記係合部に先端を係合した前記
調整具を揺動自在に支持する突起を設けてなることを特
徴とする。
【0011】
【作用】中央の固定ねじを緩めて、ドライバなどの調整
具の先端を突起の間から係合部に係合させ、その調整具
を左又は右に移動すると、ブラケットが円板と共通の中
心回りに微量回転する。従って、センサも円板の外周に
沿って円弧上を移動する。調整具を係合部から離間する
と、ブラケットは左右の位置決め用突起により移動後の
位置に保持される。センサがスリットに対して適切な位
置になったときに、前記中央の固定ねじを再び締めれ
ば、センサの微調整が終了する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本実施例装置を取付けたモータの側面
図、図2は、図1のX−X線断面図である。先の実施例
において説明した物と同一の部材に対しては、同一の符
号を用いて、詳細な説明を省略する。
【0013】モータ取付基板1に対するモータ2の取付
状態、回転軸3に対するスリット5Sを有する円板5の
固定状態、及びブラケット6に対するセンサ7の取付状
態は、いずれも、上述した従来技術と同一である。
【0014】本発明においては、ブラケット6の下部中
央に円板5の中心を中心とする円弧状の長孔13が設け
られ、その横長孔に固定ねじ9Aが貫通され、モータ取
付基板1にねじ込まれている。
【0015】また、ブラケット6には、横長孔の両側に
前記円板5の中心を共通の中心とする円弧状の長孔1
4,15が形成されている。さらに、ブラケット6に
は、長孔13の下方に凹部と凸部を有する係合部16が
設けられている。
【0016】他方、モータ取付基板1には、前記ブラケ
ット6の円弧状の孔14,15に対応して、円板5と中
心を共通にする円弧上に突設された位置決め用突起1
7,18が設けられており、その位置決め用突起17,
18は、ブラケット6の円弧状の孔14,15にそれぞ
れ相対移動可能なように嵌合されている。また、モータ
取付基板1には、ブラケット6の係合部の下方の両側に
おいて突出する一対の突起19,20が設けられてい
る。
【0017】そして、固定ねじ9を緩めた後、突起1
9,20の間からドライバなどの調整具の先端をブラケ
ット6の方向に挿入し、その先端を係合部16に係合
し、その調整具の下端部を左又は右方向に移動すること
により、ブラケット6を円弧状の孔14,15の長手方
向に、すなわち、円板5の中心を中心とする円周方向に
回転することができる。従って、回転角度検出用センサ
7を円板5の外周に沿って微量移動して、センサの位置
を所定角度に存在する円板5のいずれかのスリット5S
に合致するように微調整を行い、固定ねじ9を再び締め
ることにより、センサの位置調整を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ブラケ
ットは円板と中心を共通する円弧に沿って回動可能なよ
うに取付けられ、位置調整の際は、センサが円板の外周
に沿って移動されるため、スリットに対して適切な位置
に微調整することができ、検出誤差を生じることがな
い。
【0019】また、固定ねじを緩め、調整具を突起の間
に挿入して係合部に係合させ、左右方向に移動して微調
整する際に、ブラケットは左右の位置決め用突起により
移動しないように支持されているので、固定ねじを再び
締めることにより、簡単かつ確実に位置調整を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転角度検出用センサの位置調整装置
の一例を示す側面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】従来の回転角度検出用センサの位置調整装置の
一例を示す側面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3のものの作用を説明する要部の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ取付基板 2 モータ 3 回転軸 5 円板 6 ブラケット 7 センサ 9A 固定ねじ 13 円弧状孔 14,15 円弧状孔 16 係合部 17,18 位置決め用突起 19,20 突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転軸に固着された円板に形成さ
    れているスリットを検出する回転角度センサをブラケッ
    トに固着し、前記ブラケットに横長孔を形成すると共
    に、その横長孔の両側に、前記円板の中心と共通する中
    心を有する円弧状の長孔を形成し、かつ、前記ブラケッ
    トに調整具の先端と係合する係合部を形成し、前記モー
    タの取付基板に突設した位置決め用突起を前記円弧状の
    長孔に嵌合し、前記横長孔に挿通した固定ねじを前記モ
    ータの取付基板にねじ込み、前記取付基板に前記係合部
    に先端を係合した前記調整具を揺動自在に支持する突起
    を設けてなるモータの回転角度検出用センサの位置調整
    装置。
JP6090592A 1994-04-05 1994-04-05 モータの回転角度検出用センサの位置調整装置 Pending JPH07284251A (ja)

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