JPH0226794Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226794Y2 JPH0226794Y2 JP1985091403U JP9140385U JPH0226794Y2 JP H0226794 Y2 JPH0226794 Y2 JP H0226794Y2 JP 1985091403 U JP1985091403 U JP 1985091403U JP 9140385 U JP9140385 U JP 9140385U JP H0226794 Y2 JPH0226794 Y2 JP H0226794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- spring
- bicycle
- support member
- stopper plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/125—Mounting the derailleur on the frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1248—Mechanisms for shifting laterally characterised by the use of biasing means, e.g. springs; Arrangements thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は自転車用リヤデイレーラー、詳しく
は、多段リヤチエンギヤ装置を装着した自転車フ
レームの固定部材、主としてホークエンドに支持
して、前記多段リヤチエンギヤ装置の一つのリヤ
チエンギヤにチエンを選択的に掛換える自転車用
リヤデイレーラーに関する。
は、多段リヤチエンギヤ装置を装着した自転車フ
レームの固定部材、主としてホークエンドに支持
して、前記多段リヤチエンギヤ装置の一つのリヤ
チエンギヤにチエンを選択的に掛換える自転車用
リヤデイレーラーに関する。
（従来の技術）
従来、此種リヤデイレーラーとして、特開昭59
−156882号公報に記載されている通り、支持部材
と１対のリンク部材及び可動部材とから成るリン
ク機構の前記支持部材を、前記ホークエンドと、
該ホークエンドに固定するブラケツトとから成る
固定部材の前記ブラケツトに、第１横軸を介して
揺動可能に支持すると共に、ガイドプーリーとテ
ンシヨンプーリーとをもつたチエンガイド体を、
前記リンク機構の可動部材に第２横軸を介して揺
動自由に支持し、前記第１及び第２横軸の周りに
設ける第１及び第２ばねのバランスにより、前記
ガイドプーリーの多段リヤチエンギヤ装置におけ
る各リヤチエンギヤに対する半径方向位置を設定
する如く構成されたものが知られている。
−156882号公報に記載されている通り、支持部材
と１対のリンク部材及び可動部材とから成るリン
ク機構の前記支持部材を、前記ホークエンドと、
該ホークエンドに固定するブラケツトとから成る
固定部材の前記ブラケツトに、第１横軸を介して
揺動可能に支持すると共に、ガイドプーリーとテ
ンシヨンプーリーとをもつたチエンガイド体を、
前記リンク機構の可動部材に第２横軸を介して揺
動自由に支持し、前記第１及び第２横軸の周りに
設ける第１及び第２ばねのバランスにより、前記
ガイドプーリーの多段リヤチエンギヤ装置におけ
る各リヤチエンギヤに対する半径方向位置を設定
する如く構成されたものが知られている。
又、この従来のデイレーラーには、前記支持部
材に設ける第１ストツパーと係合する第２ストツ
パーをもつたストツパープレートを設けて、この
ストツパープレートに前記第１ばねの一端を係止
すると共に、他端を前記支持部材に係止し、前記
ストツパープレートを前記第１ばねに抗する方向
に回して前記第２ストツパーを前記第１ストツパ
ーに当接させることにより、前記第１ばねの初期
ねじり角を予め設定する一方、前記ストツパープ
レートに位置決め片を設けている。
材に設ける第１ストツパーと係合する第２ストツ
パーをもつたストツパープレートを設けて、この
ストツパープレートに前記第１ばねの一端を係止
すると共に、他端を前記支持部材に係止し、前記
ストツパープレートを前記第１ばねに抗する方向
に回して前記第２ストツパーを前記第１ストツパ
ーに当接させることにより、前記第１ばねの初期
ねじり角を予め設定する一方、前記ストツパープ
レートに位置決め片を設けている。
所で、以上の如く構成されたデイレーラーを固
定部材に取付ける場合、前記ホークエンドと、該
ホークエンドに対し定位置に固定するブラケツト
とから成る固定部材の前記ブラケツトに取付ける
場合と、ホークエンドから成る固定部材に取付け
る場合とがある。
定部材に取付ける場合、前記ホークエンドと、該
ホークエンドに対し定位置に固定するブラケツト
とから成る固定部材の前記ブラケツトに取付ける
場合と、ホークエンドから成る固定部材に取付け
る場合とがある。
しかして、ホークエンドから成る固定部材に取
付けるものは、前記ホークエンドに、当たりとね
じ孔とをもつたデイレーラー取付部を設けて、こ
の取付部の当たりに前記ストツパープレートの位
置決め片を当接させて、デイレーラーのホークエ
ンドに対する位置を予め定めた状態で、前記取付
部のねじ孔に前記第１横軸をねじ込むことによ
り、前記ストツパープレートをホークエンドに固
定する如く成しており、又、固定部材の前記ブラ
ケツトに取付けるものは、一端側に前記ホークエ
ンドのハブ軸挿通溝に嵌合する嵌合突起と前記挿
通溝に符合する掛止溝とをもち、他端側に当たり
とねじ孔とをもつたブラケツトの前記当たりに、
前記ストツパープレートの位置決め片を当接させ
て、デイレーラーのブラケツトに対する位置を決
めた状態で前記ブラケツトのねじ孔に前記第１横
軸をねじ込むことにより、前記ストツパープレー
トをブラケツトに固定し、前記ブラケツトの嵌合
突起を前記挿通溝に嵌合した状態で、前記ハブ軸
に螺合するナツトを締込むことにより、ブラケツ
トをホークエンドに対し定位置に固定する如く成
している。
付けるものは、前記ホークエンドに、当たりとね
じ孔とをもつたデイレーラー取付部を設けて、こ
の取付部の当たりに前記ストツパープレートの位
置決め片を当接させて、デイレーラーのホークエ
ンドに対する位置を予め定めた状態で、前記取付
部のねじ孔に前記第１横軸をねじ込むことによ
り、前記ストツパープレートをホークエンドに固
定する如く成しており、又、固定部材の前記ブラ
ケツトに取付けるものは、一端側に前記ホークエ
ンドのハブ軸挿通溝に嵌合する嵌合突起と前記挿
通溝に符合する掛止溝とをもち、他端側に当たり
とねじ孔とをもつたブラケツトの前記当たりに、
前記ストツパープレートの位置決め片を当接させ
て、デイレーラーのブラケツトに対する位置を決
めた状態で前記ブラケツトのねじ孔に前記第１横
軸をねじ込むことにより、前記ストツパープレー
トをブラケツトに固定し、前記ブラケツトの嵌合
突起を前記挿通溝に嵌合した状態で、前記ハブ軸
に螺合するナツトを締込むことにより、ブラケツ
トをホークエンドに対し定位置に固定する如く成
している。
そして、フロントチエンギヤとリヤチエンギヤ
との間に掛設するチエンの一部を前記チエンガイ
ド体の各プーリーに掛設して、前記第１及び第２
ばねを撓ませ、これら各ばねのバランスにより前
記ガイドプーリーのリヤチエンギヤに対する半径
方向位置を設定するようにしている。
との間に掛設するチエンの一部を前記チエンガイ
ド体の各プーリーに掛設して、前記第１及び第２
ばねを撓ませ、これら各ばねのバランスにより前
記ガイドプーリーのリヤチエンギヤに対する半径
方向位置を設定するようにしている。
（考案が解決しようとする問題点）
所が、リヤデイレーラーは、自転車の一部品と
して単品で販売され、種々の自転車に組込まれる
のであるが、前記ホークエンドから成る固定部材
には、形状及び大きさの異なるものが多種類ある
ため、多段リヤチエンギヤ装置のギヤ構成が同じ
であつても、前記固定部材の種類の違いにより、
ハブ軸中心、即ち、多段リヤチエンギヤ装置の中
心に対する前記デイレーラーの取付位置が変化
し、この取付位置の変化により、前記チエンガイ
ド体にチエンを掛設した場合の前記第１ばねのね
じり角が変り、その結果、第１ばねと前記第２ば
ねとの適正なバランスが崩れて、前記ガイドプー
リーのリヤチエンギヤに対する位置に狂いが生
じ、変速性が悪くなる問題があつた。
して単品で販売され、種々の自転車に組込まれる
のであるが、前記ホークエンドから成る固定部材
には、形状及び大きさの異なるものが多種類ある
ため、多段リヤチエンギヤ装置のギヤ構成が同じ
であつても、前記固定部材の種類の違いにより、
ハブ軸中心、即ち、多段リヤチエンギヤ装置の中
心に対する前記デイレーラーの取付位置が変化
し、この取付位置の変化により、前記チエンガイ
ド体にチエンを掛設した場合の前記第１ばねのね
じり角が変り、その結果、第１ばねと前記第２ば
ねとの適正なバランスが崩れて、前記ガイドプー
リーのリヤチエンギヤに対する位置に狂いが生
じ、変速性が悪くなる問題があつた。
前記固定部材の種類の違いにより、前記第１ば
ねのねじり角が変化する原因は、ホークエンドか
ら成る固定部材に直接取付ける場合においては、
前記当たりのハブ軸挿通溝中心に対する距離及び
前記当たりの前記挿通溝に対する傾斜角の違いに
よるものであり、又、ブラケツトを備えた固定部
材の前記ブラケツトに取付ける場合においては、
前記ハブ軸挿通溝の水平面に対する傾斜角の違い
によるものである。
ねのねじり角が変化する原因は、ホークエンドか
ら成る固定部材に直接取付ける場合においては、
前記当たりのハブ軸挿通溝中心に対する距離及び
前記当たりの前記挿通溝に対する傾斜角の違いに
よるものであり、又、ブラケツトを備えた固定部
材の前記ブラケツトに取付ける場合においては、
前記ハブ軸挿通溝の水平面に対する傾斜角の違い
によるものである。
本考案は以上の問題点に鑑み考案したもので、
目的は、固定部材の種類が異なる場合、調整手段
を操作するだけでリヤデイレーラーのハブ軸中心
に対する取付位置を修正でき、第１ばねのねじり
角を適正なねじり角に直すことができ、延いて
は、第１ばねと第２ばねのばねバランスによりガ
イドプーリーのリヤチエンギヤに対する位置を適
正なものにすることができるようにするものであ
る。
目的は、固定部材の種類が異なる場合、調整手段
を操作するだけでリヤデイレーラーのハブ軸中心
に対する取付位置を修正でき、第１ばねのねじり
角を適正なねじり角に直すことができ、延いて
は、第１ばねと第２ばねのばねバランスによりガ
イドプーリーのリヤチエンギヤに対する位置を適
正なものにすることができるようにするものであ
る。
（問題点を解決するための手段）
しかして、本考案は、第１ストツパー１３をも
つた支持部材１と１対のリンク部材２，３及び可
動部材４とから成るリンク機構Ａと、ガイドプー
リー５１とテンシヨンプーリー５２とをもつたチ
エンガイド体５とを備え、前記リンク機構Ａの支
持部材１を、第１横軸６を介して揺動可能に支持
する如く成すと共に、前記チエンガイド体５を、
前記リンク機構Ａの可動部材４に第２横軸７を介
して揺動可能に支持し、前記第１及び第２横軸
６，７の周りに第１及び第２ばね８，９を設け
て、自転車への装着時、前記第１及び第２ばね
８，９のバランスにより、前記ガイドプーリー５
１のリヤチエンギヤに対する位置を設定する如く
成したリヤデイレーラーであつて、自転車への装
着時、該自転車の固定部材の当たりに対向する位
置決め片３１と前記第１ストツパー１３が当接す
る第２ストツパー３０ｂとをもつたストツパープ
レート３０を設け、このストツパープレート３０
を、前記第２ストツパー３０ｂが前記第１ストツ
パー１３に対し前記第１ばね８の付勢方向に位置
するように配置して、前記ストツパープレート３
０と前記支持部材１との間に前記第１ばね８を介
装すると共に、前記第２ストツパー３０ｂを前記
第１ストツパー１３に対し遠近方向に変位させて
前記第１ばね８のねじり角を調整する外部操作可
能な調整手段を設けたものである。
つた支持部材１と１対のリンク部材２，３及び可
動部材４とから成るリンク機構Ａと、ガイドプー
リー５１とテンシヨンプーリー５２とをもつたチ
エンガイド体５とを備え、前記リンク機構Ａの支
持部材１を、第１横軸６を介して揺動可能に支持
する如く成すと共に、前記チエンガイド体５を、
前記リンク機構Ａの可動部材４に第２横軸７を介
して揺動可能に支持し、前記第１及び第２横軸
６，７の周りに第１及び第２ばね８，９を設け
て、自転車への装着時、前記第１及び第２ばね
８，９のバランスにより、前記ガイドプーリー５
１のリヤチエンギヤに対する位置を設定する如く
成したリヤデイレーラーであつて、自転車への装
着時、該自転車の固定部材の当たりに対向する位
置決め片３１と前記第１ストツパー１３が当接す
る第２ストツパー３０ｂとをもつたストツパープ
レート３０を設け、このストツパープレート３０
を、前記第２ストツパー３０ｂが前記第１ストツ
パー１３に対し前記第１ばね８の付勢方向に位置
するように配置して、前記ストツパープレート３
０と前記支持部材１との間に前記第１ばね８を介
装すると共に、前記第２ストツパー３０ｂを前記
第１ストツパー１３に対し遠近方向に変位させて
前記第１ばね８のねじり角を調整する外部操作可
能な調整手段を設けたものである。
（作用）
固定部材の種類の違いが原因で、前記チエンガ
イド体５の各プーリー５１，５２にチエンを掛設
したとき、前記ガイドプーリー５１がリヤチエン
ギヤに対し適正位置に停止しない場合、前記調整
手段を外部から操作して、第２ストツパー３０ｂ
を第１ストツパー１３に対し遠近方向に変位させ
るだけで第１ばね８のねじり角を修正し、第２ば
ね９とのバランスにより前記ガイドプーリー５１
をリヤチエンギヤに対し適正位置に変位させるこ
とができるのである。
イド体５の各プーリー５１，５２にチエンを掛設
したとき、前記ガイドプーリー５１がリヤチエン
ギヤに対し適正位置に停止しない場合、前記調整
手段を外部から操作して、第２ストツパー３０ｂ
を第１ストツパー１３に対し遠近方向に変位させ
るだけで第１ばね８のねじり角を修正し、第２ば
ね９とのバランスにより前記ガイドプーリー５１
をリヤチエンギヤに対し適正位置に変位させるこ
とができるのである。
（実施例）
第４図に示したデイレーラーは、固定部材１０
を構成するホークエンド１０１に直接取付ける構
造のものであつて、その基本構造は、支持部材１
と１対のリンク部材２，３及び可動部材４とから
成るリンク機構Ａと、ガイドプーリー５１とテン
シヨンプーリー５２とをもつたチエンガイド体５
とから成り、前記支持部材１を、当たり１０ａと
ねじ孔１０ｂとをもつた前記ホークエンド１０１
に第１横軸６を介して揺動可能に支持する如く成
すと共に、前記チエンガイド体５を、前記可動部
材４に第２横軸７を介して揺動可能に支持し、前
記第１及び第２横軸６，７の周りにコイル状の第
１及び第２ばね８，９を設けて、自転車における
前記ホークエンド１０１への装着時、前記各ばね
８，９のバランスにより、前記ガイドプーリー５
１のリヤチエンギヤＧに対する半径方向位置を設
定する如く成している。
を構成するホークエンド１０１に直接取付ける構
造のものであつて、その基本構造は、支持部材１
と１対のリンク部材２，３及び可動部材４とから
成るリンク機構Ａと、ガイドプーリー５１とテン
シヨンプーリー５２とをもつたチエンガイド体５
とから成り、前記支持部材１を、当たり１０ａと
ねじ孔１０ｂとをもつた前記ホークエンド１０１
に第１横軸６を介して揺動可能に支持する如く成
すと共に、前記チエンガイド体５を、前記可動部
材４に第２横軸７を介して揺動可能に支持し、前
記第１及び第２横軸６，７の周りにコイル状の第
１及び第２ばね８，９を設けて、自転車における
前記ホークエンド１０１への装着時、前記各ばね
８，９のバランスにより、前記ガイドプーリー５
１のリヤチエンギヤＧに対する半径方向位置を設
定する如く成している。
又、前記支持部材１は、前記第１横軸６を支持
する貫通孔１１と、前記第１ばね８を収容する内
腔部１２と第１ストツパー１３とをもつたボス部
１４と、前記リンク部材２，３の一端部を受入れ
る凹入部をもつた支持部１５とから成り、前記貫
通孔１１に前記第１横軸６を回転自由に支持する
のであり、又、前記内腔部１２に前記第１ばね８
を内容するのである。又、前記支持部１５に１対
のピン２０，２１を介して前記リンク部材２，３
の一端部を枢着するのである。
する貫通孔１１と、前記第１ばね８を収容する内
腔部１２と第１ストツパー１３とをもつたボス部
１４と、前記リンク部材２，３の一端部を受入れ
る凹入部をもつた支持部１５とから成り、前記貫
通孔１１に前記第１横軸６を回転自由に支持する
のであり、又、前記内腔部１２に前記第１ばね８
を内容するのである。又、前記支持部１５に１対
のピン２０，２１を介して前記リンク部材２，３
の一端部を枢着するのである。
又、前記第１横軸６は、第３図の如く外向き鍔
をもつた頭部に回転操作部６１を備え、先端部外
周にねじ６２と環状溝６３とを備えており、前記
ねじ６２部を前記ホークエンド１０１のねじ孔１
０ｂに螺着するのである。
をもつた頭部に回転操作部６１を備え、先端部外
周にねじ６２と環状溝６３とを備えており、前記
ねじ６２部を前記ホークエンド１０１のねじ孔１
０ｂに螺着するのである。
又、前記第１ばね８は、第１図の如くコイル部
と、該コイル部の両端から軸方向外方に延びる第
１及び第２係止部８１，８２とにより構成されて
いる。
と、該コイル部の両端から軸方向外方に延びる第
１及び第２係止部８１，８２とにより構成されて
いる。
又、前記可動部材４は、１対のピン２２，２３
を介して前記リンク部材２，３の遊端に枢着して
おり、又、前記チエンガイド体５は、前記可動部
材４に回転自由に支持する前記第２横軸７の先端
に固定していて、この第２横軸７を中心に揺動可
能に支持しており、前記ガイドプーリー５１は、
前記第２横軸７の中心に対し偏位した位置に支持
されている。
を介して前記リンク部材２，３の遊端に枢着して
おり、又、前記チエンガイド体５は、前記可動部
材４に回転自由に支持する前記第２横軸７の先端
に固定していて、この第２横軸７を中心に揺動可
能に支持しており、前記ガイドプーリー５１は、
前記第２横軸７の中心に対し偏位した位置に支持
されている。
しかして第１〜４図に示した実施例では、前記
第１横軸６に、自転車における前記ホークエンド
１０１への装着時、該ホークエンド１０１の当た
り１０ａに対し前記支持部材１の揺動方向に対向
する位置決め片３１と前記第１ストツパー１３が
当接する第２ストツパー３０ｂをもつたストツパ
ープレート３０を設け、このストツパープレート
３０を、前記第２ストツパー３０ｂが前記第１ス
トツパー１３に対し前記第１ばね８の付勢方向前
方に位置するように回転自由に支持して、このス
トツパープレート３０に、前記第１ばね８の第１
係止部８１を係止し、第２係止部８２を前記支持
部材１の内腔部１２に設ける係止孔１６に係止す
ると共に、前記位置決め片３１にねじ孔３２を設
けて、該ねじ孔３２に、前記第２ストツパー３０
ｂを前記第１ストツパー１３に対し遠近方向に変
位させて前記第１ばね８のねじり角を調整し、外
部からの操作可能とした主として調整ねじから成
る調整手段（以下実施例の説明では単に調整ねじ
という）４０を螺着し、この調整ねじ４０の先端
を前記当たり１０ａに当接させたものである。
第１横軸６に、自転車における前記ホークエンド
１０１への装着時、該ホークエンド１０１の当た
り１０ａに対し前記支持部材１の揺動方向に対向
する位置決め片３１と前記第１ストツパー１３が
当接する第２ストツパー３０ｂをもつたストツパ
ープレート３０を設け、このストツパープレート
３０を、前記第２ストツパー３０ｂが前記第１ス
トツパー１３に対し前記第１ばね８の付勢方向前
方に位置するように回転自由に支持して、このス
トツパープレート３０に、前記第１ばね８の第１
係止部８１を係止し、第２係止部８２を前記支持
部材１の内腔部１２に設ける係止孔１６に係止す
ると共に、前記位置決め片３１にねじ孔３２を設
けて、該ねじ孔３２に、前記第２ストツパー３０
ｂを前記第１ストツパー１３に対し遠近方向に変
位させて前記第１ばね８のねじり角を調整し、外
部からの操作可能とした主として調整ねじから成
る調整手段（以下実施例の説明では単に調整ねじ
という）４０を螺着し、この調整ねじ４０の先端
を前記当たり１０ａに当接させたものである。
以上の構成において、前記ストツパープレート
３０は、中心部に貫通孔３０ａをもち、かつ、一
側部に、板厚方向一方側に延びる第２ストツパー
３０ｂをもつた円形のプレートから成り、このプ
レートに係止孔３０ｃを設けて、該係止孔３０ｃ
に前記第１係止部８１を係止し、第１ばね８にね
じりを与えて前記第２ストツパー３０ｂを、前記
第１ストツパー１３に対し前記第１ばね８の付勢
方向前方に位置するように配置して前記第１スト
ツパー１３と係合可能にするのであり、又、前記
貫通孔３０ａ部分を、前記第１横軸６の先端側外
周に回転自由に支持し、前記環状溝６３に嵌合す
る止め輪２４により、前記ストツパープレート３
０の軸方向移動を阻止するのである。又、前記ス
トツパープレート３０の前記第２ストツパー３０
ｂに対し周方向に変位した部位に、板面方向に延
びる延長部を設け、この延長部を前記第２ストツ
パー３０ｂと反対方向に折曲げて前記位置決め片
３１を形するのである。
３０は、中心部に貫通孔３０ａをもち、かつ、一
側部に、板厚方向一方側に延びる第２ストツパー
３０ｂをもつた円形のプレートから成り、このプ
レートに係止孔３０ｃを設けて、該係止孔３０ｃ
に前記第１係止部８１を係止し、第１ばね８にね
じりを与えて前記第２ストツパー３０ｂを、前記
第１ストツパー１３に対し前記第１ばね８の付勢
方向前方に位置するように配置して前記第１スト
ツパー１３と係合可能にするのであり、又、前記
貫通孔３０ａ部分を、前記第１横軸６の先端側外
周に回転自由に支持し、前記環状溝６３に嵌合す
る止め輪２４により、前記ストツパープレート３
０の軸方向移動を阻止するのである。又、前記ス
トツパープレート３０の前記第２ストツパー３０
ｂに対し周方向に変位した部位に、板面方向に延
びる延長部を設け、この延長部を前記第２ストツ
パー３０ｂと反対方向に折曲げて前記位置決め片
３１を形するのである。
尚、前記ストツパープレート３０は、板厚2.6
mm程度の金属板で形成するのであるが、この場
合、前記貫通孔３０ａ内周面の前記第１横軸８外
周面に対する接触面積が少ないため、ストツパー
プレート３０の第１横軸６への取付時、該ストツ
パープレート３０が、第１横軸６の軸心に対し傾
斜して、取付け難いことがあるし、又、このスト
ツパープレート３０を第１横軸６に取付けたと
き、前記第１ばね８の力で、前記ストツパープレ
ート３０が、第１横軸６の軸心に対し傾斜して、
前記貫通孔３０ａの一端縁が、前記支持部材１の
端面に当接し、この支持部材１の前記ストツパー
プレート３０に対する回転抵抗が増大し、第１ば
ね８の力が支持部材１に正常に作用しない状態に
なることがあるが、この場合は、第５図の如く所
定長さの嵌合孔２５ａをもつた筒軸２５を用い
て、この筒軸２５の外周に前記ストツパープレー
ト３０を保持し、前記筒軸２５を前記第１横軸６
の外周に支持することにより、前記ストツパープ
レート３０の第１横軸６に対する傾きを少なくす
るようにすればよい。
mm程度の金属板で形成するのであるが、この場
合、前記貫通孔３０ａ内周面の前記第１横軸８外
周面に対する接触面積が少ないため、ストツパー
プレート３０の第１横軸６への取付時、該ストツ
パープレート３０が、第１横軸６の軸心に対し傾
斜して、取付け難いことがあるし、又、このスト
ツパープレート３０を第１横軸６に取付けたと
き、前記第１ばね８の力で、前記ストツパープレ
ート３０が、第１横軸６の軸心に対し傾斜して、
前記貫通孔３０ａの一端縁が、前記支持部材１の
端面に当接し、この支持部材１の前記ストツパー
プレート３０に対する回転抵抗が増大し、第１ば
ね８の力が支持部材１に正常に作用しない状態に
なることがあるが、この場合は、第５図の如く所
定長さの嵌合孔２５ａをもつた筒軸２５を用い
て、この筒軸２５の外周に前記ストツパープレー
ト３０を保持し、前記筒軸２５を前記第１横軸６
の外周に支持することにより、前記ストツパープ
レート３０の第１横軸６に対する傾きを少なくす
るようにすればよい。
又、前記第１ばね８の付勢方向は、前記支持部
材１をストツパープレート３０に対し第４図時計
方向になつている。又、図中２６は支持部材１に
対し回転自由に嵌合する合成樹脂製のカラーでつ
て、このカラー２６により、支持部材１の端面と
ストツパープレート３０との隙間から前記内腔部
１２に雨水が浸入するのを防ぐと共に、前記支持
部材１とストツパープレート３０との間の回転抵
抗を小さくするようにしている。
材１をストツパープレート３０に対し第４図時計
方向になつている。又、図中２６は支持部材１に
対し回転自由に嵌合する合成樹脂製のカラーでつ
て、このカラー２６により、支持部材１の端面と
ストツパープレート３０との隙間から前記内腔部
１２に雨水が浸入するのを防ぐと共に、前記支持
部材１とストツパープレート３０との間の回転抵
抗を小さくするようにしている。
しかして以上の如く構成したデイレーラーを、
前記ホークエンド１０１に取付ける場合、主とし
て前記調整ねじ４０の先端を前記ホークエンド１
０１の当たり１０ａに当接した状態で、第１横軸
６を前記ホークエンド１０１のねじ孔１０ｂに螺
着するのである。
前記ホークエンド１０１に取付ける場合、主とし
て前記調整ねじ４０の先端を前記ホークエンド１
０１の当たり１０ａに当接した状態で、第１横軸
６を前記ホークエンド１０１のねじ孔１０ｂに螺
着するのである。
この状態で、チエンガイド体５の各プーリー５
１，５２にチエンを掛設すると、支持部材１が第
１ばね８に抗して、またチエンガイド体５が第２
ばね９に抗してそれぞれ第４図反時計方向に揺動
することになり、大径チエンギヤ側へのチエン掛
換時、リンク機構Ａは第１及び第２ばね８，９の
バランスにより前記第１ストツパー１３が第２ス
トツパー３０ｂに対し第４図矢印Ｘ方向に離れる
方向に揺動することになる。
１，５２にチエンを掛設すると、支持部材１が第
１ばね８に抗して、またチエンガイド体５が第２
ばね９に抗してそれぞれ第４図反時計方向に揺動
することになり、大径チエンギヤ側へのチエン掛
換時、リンク機構Ａは第１及び第２ばね８，９の
バランスにより前記第１ストツパー１３が第２ス
トツパー３０ｂに対し第４図矢印Ｘ方向に離れる
方向に揺動することになる。
そして、前記各ばね８，９のバランスにより前
記チエンガイド体５、延いては前記ガイドプーリ
ー５１はリヤチエンギヤＧに対し適正位置に停止
することになる。
記チエンガイド体５、延いては前記ガイドプーリ
ー５１はリヤチエンギヤＧに対し適正位置に停止
することになる。
又、以上の如くホークエンド１０１に取付けた
場合において、前記ホークエンド１０１の種類の
違いが原因で、デイレーラーのハブ軸中心Ｏに対
する取付位置が変化し、この取付位置の変化によ
り前記チエンガイド体５にチエンを掛設した場合
の第１ばね８のねじり角が変つて、ガイドプーリ
ー５１がリヤチエンギヤＧに対し適正位置に停止
しない場合は、前記調整ねじ４０を、外部からド
ライバーなどの一般的な工具で回転操作し、前記
ストツパープレート３０を第１横軸６に対し回転
させて、該ストツパープレート３０のホークエン
ド１０１に対する位置を変え、第２ストツパー３
０ｂを前記第１ストツパー１３に対し遠近方向に
変位させることにより、前記第１ばね８のねじり
角を変えるのであつて、この第１ばね８のねじり
角が修正されることにより、前記チエンガイド体
５をリヤチエンギヤＧに対し適正位置に変位させ
ることができ、変速性を向上できるのである。
場合において、前記ホークエンド１０１の種類の
違いが原因で、デイレーラーのハブ軸中心Ｏに対
する取付位置が変化し、この取付位置の変化によ
り前記チエンガイド体５にチエンを掛設した場合
の第１ばね８のねじり角が変つて、ガイドプーリ
ー５１がリヤチエンギヤＧに対し適正位置に停止
しない場合は、前記調整ねじ４０を、外部からド
ライバーなどの一般的な工具で回転操作し、前記
ストツパープレート３０を第１横軸６に対し回転
させて、該ストツパープレート３０のホークエン
ド１０１に対する位置を変え、第２ストツパー３
０ｂを前記第１ストツパー１３に対し遠近方向に
変位させることにより、前記第１ばね８のねじり
角を変えるのであつて、この第１ばね８のねじり
角が修正されることにより、前記チエンガイド体
５をリヤチエンギヤＧに対し適正位置に変位させ
ることができ、変速性を向上できるのである。
尚、以上の実施例では、当たり１０ａをもつた
ホークエンド１０１から成る固定部材１０に直接
取付けるものについて説明したが、その他、当た
り１０ａ及びねじ孔１０ｂをもたないホークエン
ドと、当たり１０ａ及びねじ孔１０ｂをもつたブ
ラケツト１０２とから成る固定部材に取付けても
よい。この場合、前記ホークエンド１０１は、予
じめ自転車フレームに固定されるのであり、又、
前記ブラケツト１０２は、予じめ前記第１横軸６
に螺着されるのであつて、前記ブラケツト１０２
には、第６図に示す如く前記ホークエンド１０１
のハブ軸挿通溝１０１ａに嵌合する嵌合突起１０
２ａと、前記挿通溝１０１ａに符合する掛止溝１
０２ｂとを設けており、前記嵌合突起１０２ａの
前記挿通溝１０１ａへの嵌合により、ブラケツト
１０２のホークエンド１０１に対する位置が設定
される。又、前記ブラケツト１０２は、前記調整
ねじ４０の先端を当たり１０ａに当接させた状態
で、前記ハブ軸Ｈに螺着するナツトＮの締込みに
より、前記ホークエンド１０１に固定されるので
ある。
ホークエンド１０１から成る固定部材１０に直接
取付けるものについて説明したが、その他、当た
り１０ａ及びねじ孔１０ｂをもたないホークエン
ドと、当たり１０ａ及びねじ孔１０ｂをもつたブ
ラケツト１０２とから成る固定部材に取付けても
よい。この場合、前記ホークエンド１０１は、予
じめ自転車フレームに固定されるのであり、又、
前記ブラケツト１０２は、予じめ前記第１横軸６
に螺着されるのであつて、前記ブラケツト１０２
には、第６図に示す如く前記ホークエンド１０１
のハブ軸挿通溝１０１ａに嵌合する嵌合突起１０
２ａと、前記挿通溝１０１ａに符合する掛止溝１
０２ｂとを設けており、前記嵌合突起１０２ａの
前記挿通溝１０１ａへの嵌合により、ブラケツト
１０２のホークエンド１０１に対する位置が設定
される。又、前記ブラケツト１０２は、前記調整
ねじ４０の先端を当たり１０ａに当接させた状態
で、前記ハブ軸Ｈに螺着するナツトＮの締込みに
より、前記ホークエンド１０１に固定されるので
ある。
又、以上の説明では、ストツパープレート３０
の位置決め片３１に調整ねじ４０を直接螺着した
が、その他、前記位置決め片３１に、ねじ孔をも
つた別の部材を取付けて、該部材に前記調整ねじ
４０を螺着してもよいのであり、又、前記位置決
め片３１は第１図の如く一体に形成する他、別に
形成して、一体的に結合してもよいのであつて、
この位置決め片３１をもつたストツパープレート
３０の構造は特に限定されるものでない。尚、前
記位置決め片３１には、前記調整ねじ４０の緩み
を阻止する緩め止め手段を設けるのが好ましい。
の位置決め片３１に調整ねじ４０を直接螺着した
が、その他、前記位置決め片３１に、ねじ孔をも
つた別の部材を取付けて、該部材に前記調整ねじ
４０を螺着してもよいのであり、又、前記位置決
め片３１は第１図の如く一体に形成する他、別に
形成して、一体的に結合してもよいのであつて、
この位置決め片３１をもつたストツパープレート
３０の構造は特に限定されるものでない。尚、前
記位置決め片３１には、前記調整ねじ４０の緩み
を阻止する緩め止め手段を設けるのが好ましい。
又、前記調整ねじ４０は、その頭部を、ドライ
バーなどの一般的な工具で回転操作する形状に形
成する他、手動で回転操作できる形状に形成して
もよい。
バーなどの一般的な工具で回転操作する形状に形
成する他、手動で回転操作できる形状に形成して
もよい。
又、当たり１０ａと位置決め片３１との間隔
を、調整ねじ４０を用いて調整したが、その他調
整ねじを用いて行う他、当たり１０ａと位置決め
片３１との間隔を調整できるものであればよいの
であつて、調整手段としては外部からの操作で前
記第１ばね８のねじり角を調整できるものであれ
ば、その構造は限定されないし、また、前記調整
手段による調整は、固定部材に装着する前に行な
うようにしてもよい。
を、調整ねじ４０を用いて調整したが、その他調
整ねじを用いて行う他、当たり１０ａと位置決め
片３１との間隔を調整できるものであればよいの
であつて、調整手段としては外部からの操作で前
記第１ばね８のねじり角を調整できるものであれ
ば、その構造は限定されないし、また、前記調整
手段による調整は、固定部材に装着する前に行な
うようにしてもよい。
（考案の効果）
以上の如く本考案は、第１ストツパー１３をも
つた支持部材１と１対のリンク部材２，３及び可
動部材４とから成るリンク機構Ａと、ガイドプー
リー５１とテンシヨンプーリー５２とをもつたチ
エンガイド体５とを備え、前記リンク機構Ａの支
持部材１を、第１横軸６を介して揺動可能に支持
する如く成すと共に、前記チエンガイド体５を、
前記リンク機構Ａの可動部材４に第２横軸７を介
して揺動可能に支持し、前記第１及び第２ばね
８，９を設けて、自転車への装着時、前記第１及
び第２ばね８，９のバランスにより、前記ガイド
プーリー５１のリヤチエンギヤに対する位置を設
定する如く成したリヤデイレーラーであつて、自
転車への装着時、該自転車の固定部材の当たりに
対向する位置決め片３１と前記第１ストツパー１
３が当接する第２ストツパー３０ｂとをもつたス
トツパープレート３０を設け、このストツパープ
レート３０を、前記第２ストツパー３０ｂが前記
第１ストツパー１３に対し前記第１ばね８の付勢
方向前方に位置するように配置して、前記ストツ
パープレート３０と前記支持部材１との間に前記
第１ばね８を介装すると共に、前記第２ストツパ
ー３０ｂを前記第１ストツパー１３に対し遠近方
向に変位させて前記第１ばね８のねじり角を調整
する外部操作可能な調整手段を設けたから、リヤ
チエンギヤへ適用する場合、大径チエンギヤ側へ
のチエン掛換時、リンク機構Ａは、第１及び第２
ばね８，９のバランスにより、前記第１ストツパ
ー１３が第２ストツパー３０ｂに対し離れる方向
に揺動して、チエンガイド体５におけるガイドプ
ーリー５１の前記チエンギヤに対する位置が修正
され、変速性が向上できるのである。
つた支持部材１と１対のリンク部材２，３及び可
動部材４とから成るリンク機構Ａと、ガイドプー
リー５１とテンシヨンプーリー５２とをもつたチ
エンガイド体５とを備え、前記リンク機構Ａの支
持部材１を、第１横軸６を介して揺動可能に支持
する如く成すと共に、前記チエンガイド体５を、
前記リンク機構Ａの可動部材４に第２横軸７を介
して揺動可能に支持し、前記第１及び第２ばね
８，９を設けて、自転車への装着時、前記第１及
び第２ばね８，９のバランスにより、前記ガイド
プーリー５１のリヤチエンギヤに対する位置を設
定する如く成したリヤデイレーラーであつて、自
転車への装着時、該自転車の固定部材の当たりに
対向する位置決め片３１と前記第１ストツパー１
３が当接する第２ストツパー３０ｂとをもつたス
トツパープレート３０を設け、このストツパープ
レート３０を、前記第２ストツパー３０ｂが前記
第１ストツパー１３に対し前記第１ばね８の付勢
方向前方に位置するように配置して、前記ストツ
パープレート３０と前記支持部材１との間に前記
第１ばね８を介装すると共に、前記第２ストツパ
ー３０ｂを前記第１ストツパー１３に対し遠近方
向に変位させて前記第１ばね８のねじり角を調整
する外部操作可能な調整手段を設けたから、リヤ
チエンギヤへ適用する場合、大径チエンギヤ側へ
のチエン掛換時、リンク機構Ａは、第１及び第２
ばね８，９のバランスにより、前記第１ストツパ
ー１３が第２ストツパー３０ｂに対し離れる方向
に揺動して、チエンガイド体５におけるガイドプ
ーリー５１の前記チエンギヤに対する位置が修正
され、変速性が向上できるのである。
しかも、前記第１ばね８のねじり角が、固定部
材の変更により変わつて、前記第１及び第２ばね
８，９のバランスによる前記ガイドプーリー５１
の前記チエンギヤに対する修正位置が適正でない
場合には、外部操作可能な前記調整手段を操作す
るだけの作業で、前記第１ばね８のねじり角の調
整ができ、この調整によりガイドプーリー５１を
適正位置にすることができるのである。
材の変更により変わつて、前記第１及び第２ばね
８，９のバランスによる前記ガイドプーリー５１
の前記チエンギヤに対する修正位置が適正でない
場合には、外部操作可能な前記調整手段を操作す
るだけの作業で、前記第１ばね８のねじり角の調
整ができ、この調整によりガイドプーリー５１を
適正位置にすることができるのである。
第１図は本考案デイレーラーの一実施例を示す
要部のみの分解斜視図、第２図は要部のみの一部
省略断面図、第３図は同要部のみの一部を切欠い
た拡大側面図、第４図は自転車フレームのホーク
エンドに取付けた状態を示す説明図、第５図は別
の実施例を示す要部のみの一部を切欠いた拡大側
面図、第６図はホークエンドとブラケツトとから
成る固定部材における前記ブラケツトのみの背面
側斜視図である。 １……支持部材、２，３……リンク部材、４…
…可動部材、Ａ……リンク機構、５……チエンガ
イド体、５１……ガイドプーリー、５２……テン
シヨンプーリー、６……第１横軸、７……第２横
軸、８……第１ばね、９……第２ばね、１３……
第１ストツパー、３０ｂ……第２ストツパー、３
１……位置決め片、３０……ストツパープレー
ト。
要部のみの分解斜視図、第２図は要部のみの一部
省略断面図、第３図は同要部のみの一部を切欠い
た拡大側面図、第４図は自転車フレームのホーク
エンドに取付けた状態を示す説明図、第５図は別
の実施例を示す要部のみの一部を切欠いた拡大側
面図、第６図はホークエンドとブラケツトとから
成る固定部材における前記ブラケツトのみの背面
側斜視図である。 １……支持部材、２，３……リンク部材、４…
…可動部材、Ａ……リンク機構、５……チエンガ
イド体、５１……ガイドプーリー、５２……テン
シヨンプーリー、６……第１横軸、７……第２横
軸、８……第１ばね、９……第２ばね、１３……
第１ストツパー、３０ｂ……第２ストツパー、３
１……位置決め片、３０……ストツパープレー
ト。
Claims (1)
- 第１ストツパー１３をもつた支持部材１と１対
のリンク部材２，３及び可動部材４とから成るリ
ンク機構Ａと、ガイドプーリー５１とテンシヨン
プーリー５２とをもつたチエンガイド体５とを備
え、前記リンク機構Ａの支持部材１を、第１横軸
６を介して揺動可能に支持する如く成すと共に、
前記チエンガイド体５を、前記リンク機構Ａの可
動部材４に第２横軸７を介して揺動可能に支持
し、前記第１及び第２横軸６，７の周りに第１及
び第２ばね８，９を設けて、自転車への装着時、
前記第１及び第２ばね８，９のバランスにより、
前記ガイドプーリー５１のリヤチエンギヤに対す
る位置を設定する如く成したリヤデイレーラーで
あつて、自転車への装着時、該自転車の固定部材
の当たりに対向する位置決め片３１と前記第１ス
トツパー１３が当接する第２ストツパー３０ｂと
をもつたストツパープレート３０を設け、このス
トツパープレート３０を、前記第２ストツパー３
０ｂが前記第１ストツパー１３に対し前記第１ば
ね８の付勢方向前方に位置するように配置して、
前記ストツパープレート３０と前記支持部材１と
の間に前記第１ばね８を介装すると共に、前記第
２ストツパー３０ｂを前記第１ストツパー１３に
対し遠近方向に変位させて前記第１ばね８のねじ
り角を調整する外部操作可能な調整手段を設けた
ことを特徴とする自転車用リヤデイレーラー。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985091403U JPH0226794Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | |
| US06869610 US4690663B1 (en) | 1985-06-17 | 1986-06-02 | Rear derailleur for a bicycle |
| DE19863619034 DE3619034A1 (de) | 1985-06-17 | 1986-06-06 | Hinterer umwerfer fuer ein fahrrad |
| FR868608666A FR2583490B1 (fr) | 1985-06-17 | 1986-06-16 | Derailleur arriere pour une bicyclette |
| IT8620800A IT1206748B (it) | 1985-06-17 | 1986-06-16 | Deragliatore posteriore per bicicletta. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985091403U JPH0226794Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6282U JPS6282U (ja) | 1987-01-06 |
| JPH0226794Y2 true JPH0226794Y2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=14025411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985091403U Expired JPH0226794Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4690663B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0226794Y2 (ja) |
| DE (1) | DE3619034A1 (ja) |
| FR (1) | FR2583490B1 (ja) |
| IT (1) | IT1206748B (ja) |
Families Citing this family (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63184589A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | 株式会社シマノ | 自転車用デイレ−ラ− |
| IT215980Z2 (it) * | 1988-11-23 | 1991-03-20 | Perotti Ofmega Snc | Cambio di velocita' per biciclette. |
| JP2606242Y2 (ja) * | 1993-02-03 | 2000-10-10 | 株式会社シマノ | 自転車用のリヤディレーラ用ブラケット |
| US5498211A (en) * | 1994-11-29 | 1996-03-12 | Hsu; Yi-Hsung | Bicycle speed change mechanisms |
| US5695421A (en) * | 1996-02-21 | 1997-12-09 | Shimano Inc. | Elastomer coated coil spring and chain derailleur employing same |
| US5961409A (en) * | 1996-12-26 | 1999-10-05 | Shimano, Inc. | Rear derailleur for a bicycle |
| US5836844A (en) * | 1997-05-15 | 1998-11-17 | Shimano Inc. | Rear derailleur for a bicycle |
| US5931753A (en) | 1998-02-09 | 1999-08-03 | Shimano, Inc. | Rear deraileur with shock absorber |
| IT1307681B1 (it) * | 1999-04-13 | 2001-11-14 | Campagnolo Srl | Deragliatore posteriore di bicicletta. |
| US6394921B1 (en) | 2000-01-14 | 2002-05-28 | Shimano Inc. | Cage plate adjusting mechanism for a bicycle rear derailleur |
| JP2004189168A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Shimano Inc | 自転車用リアディレーラ |
| US7396304B2 (en) * | 2004-09-01 | 2008-07-08 | Shimano Inc. | Bicycle rear derailleur |
| US7585237B2 (en) * | 2004-11-18 | 2009-09-08 | Shimano Inc. | Bicycle component with axle fixing structure |
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